総索引

●英会話習得について。
●まずはお母さんが出来る限りの英語を聞けるようになることです。映画が一番ですね。
「ビデオテープレコーダー」にはクローズドキャプション(隠れ字幕)機能がついているものがあります。値段は普通のものと変わりません。(2万円程度)
ビデオ再生時に完璧な字幕(動きの説明や歌の歌詞までも出ます)が出てくるものです。
普通の値段です。日立(HITACHI)の製品が多いようです。
Closed-Caption と書いてあります。私はHITACHIの7B-BF2という機種を使っています。
このビビデオでClosed-Caption(表紙にccと表示されているテープ)を観ると出てきます。
ビデオの数はかなりたくさんあります:普通の映画もありますし、テレビ映画もあります。多種多様です。耳の不自由な人達のために開発された物ですが。英語学習には一番です。
日本語吹き替えの場合は→画面は:英語の字幕+日本語の音声
日本語字幕入りの場合は→画面は:英語の字幕+英語の音声+日本語の字幕(オススメ!)
*画面は見づらいですが英会話学習には最適です。

となります。ニュアンスも含めてほぼ完璧にマスターできます。同じ様な環境の物を続けてみると効果的です。ビジネス物・恋愛物・スポーツ物などなど。

※ただし、ビデオ再生方式が国によっては違いますので。日本製の機械で日本で使われているテープ(洋画)を観た方がいいですね。
※今はDVDもあるようですが数が少ないので使っていません。
※日本で字幕表示したものをコピーして送ってもらえばCC機能がなくてももちろん見ることが出来ます。
※画面のサンプル




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>>「新・絶対学力」より
第十六章・英語を使わない低学年からのもっとも効果的な英語学習方法
 英語を一切使わない英語学習があるといったら信じられますか? 普通は考えられません。ところが、これまで説明してきた語順訳と英語の秘密・日本語の秘密を利用すると、一切英語を使わなくても(日本語だけで)英語の基本をかなり高度なところまで身につけることができます。英語を使いませんから、低学年に適用しても何の弊害もありませんし、意識しなくても日本語と英語を同ときに強化していることになりますので、効果は最大なのに子供たちへの負担は限りなくゼロに近くなります。方法は簡単です。語順訳から和訳を作る練習と和訳から語順訳を作る練習をするだけでいいのです。これだけで、日本語の感覚も英語の感覚も身につけることができるからです。これまでに英語の学習には英語が必要だと思われてきましたが、語学という観点から見れば、英語はアルファベットを使っている言語の一つというだけで、英語が日本語とまったく違うわけではないのです。人間が使える言葉という伝達手段としては同じなのです。こうして、小学生時代に英語的日本語(語順訳)も使えるようになると、中学で接する英語は単語の変換だけで済むことになり、飛躍的に英語修得が楽になります。低学年からの英語教育とは英文そのものに親しむことではなく、英語的日本語教育であるべきなのです。そうすれば、日本語で外国の事を楽しく学習できますので、難しい内容でも何の苦労もなく吸収することができるのです。中学ですることは単なる文字の変換作業になりますので誰も何の苦労もなくできることになります。これが、低学年からのもっとも効果的な英語学習方法です。
 サンプルを書いておきますので参考にしてください。

第一段階・語順訳から和訳を作る練習(小学生・低学年)
     語順訳「これは/ある/車で」
     和訳例「これは車である」「これ車だよ」「車だね、これ」「これ車やね」
第二段階・和訳から語順訳を作る練習(小学生・中学年)
     和訳例「僕は、公園で毎朝2個のリンゴを食べてるよ」
     語順訳「私は/食べる/2個のリンゴを/公園で/毎朝」
第三段階・和訳から語順訳を作る練習・応用編(小学生・高学年)
     和訳例「英語は苦手なんだよ」
        「英語は話せないんだよなぁ」
        「英語を話すのは難しいね」 
     語順訳「私にとって/話す事は/英語を/ある/難しく」
……………………………………………………………………………………………小学生はココまで!
第四段階・和訳から語順訳を作って英文を作る練習(中学生)
     和訳例1「これは車である」「これ車だよ」「車だね、これ」「これ車やね」
     語順訳1「これは/ある/車で」
     英 文1「This/is/a car.」 

     和訳例2「僕は、公園で毎朝2個のリンゴを食べてるよ」
     語順訳2「私は/食べる/2個のリンゴを/公園で/毎朝」
     英文 2「I/eat/two apples/in the park every day.」

     和訳例3「英語は苦手なんだよ」
         「英語は話せないんだよなぁ」
         「英語を話すのは難しいね」 
     語順訳3「私にとって/話す事は/英語を/ある/難しく」 
         「それは/ある/難しく/私にとって/話すことは/英語を」        
     英文 3「For me/to speak English/is/dificult. 」
         「It/is/difficult/for me/to speak English.」

     和 訳4「駅までどうやってくったらいいですか?」「どうやって、駅に行くの?」
     語順訳4「どのようにして/できるか/私は/行きつくことが/駅へ」
     英 文4「How/can /I/get /to the station ?」

第五段階・英文を語順訳で飛躍的に吸収する練習(中学以上)
     語順訳をマスターしていれば、さまざまな方法で英語を飛躍的に上達させることが
     出来ます。読み物なら、「教科書からTIMEまで」音声なら、「ラジオや映画」と何
     を使っても効果的に吸収できます。その中でも、楽しみながらできる洋画を使った
     学習方法を次に紹介しておきます。

第十七章・発音やリスニングのマスター方法
 発音はカタカナ発音でいいことは前述しましたが、会話で通じる発音を要求される場合には、次の要領で学習すれば、英語の発音とリスニングは6ヶ月もあれば完璧になります。
1・腹式呼吸をマスターする(一週間)
2・日本語にない発音をマスターする(一週間)
3・日本語にない発音を含む単語の発音をマスターする(二週間)
※ ここまでが、日本語の発音では使わない筋肉の養成です。腹筋と口の回りの筋肉を鍛える
 と正しい英語の発音ができるようになります。正しい発音ができると、正しい音のイメージ 
 が頭の中にできるので耳から入ってくる日本語にない音でも聞き分けることができます。よ
 く言われる日本人には聞き分けられない発音があるというのは音のイメージを作らないまま
 に聞き分けようとしているからであって、先にイメージを作ってあげれば簡単に聞き分けら
 れるのです。
4・クローズドキャプション(洋画で英文字幕が出るビデオ)を使って学習する(五ヶ月)
※ 多くの洋画ビデオには、このクローズドキャプションが組み込まれていますのでビデオデッキが対応していれば何の投資もしないでこの機能を使うことができます。内蔵されているデッキには CLOSED CAPTION DECODER と表記されています。日本語字幕付きビデオならば「音声は英語+日本語字幕+英語字幕」になりますし、日本語吹き替えビデオならば「音声は日本語+英語字幕」になります。


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