〜「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ〜2501-2600
総索引ログ索引】子育て相談と学習相談
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[2600] のんびり倶楽部 投稿日:2006/04/09(Sun) 10:17  [関東]
どうだん様:お子様はどんぐり問題をするようになりましたか?我が家の場合、取引など小細工を使わず、子供が分かる言葉で率直に言った方がうまくいきました。「考えるのは頭だけど、頭の中って外から見えないでしょ。だから答えが合ったとしても、出てきた数字を足したり引いたりして偶然答えが出たのか、ちゃんと考えたのか、お母さんには分からないの。問題が解けるって事は、頭の中に絵が描けてることなの。だから本当に紙に絵を描いてくれれば、お母さんも頭の中がみれるのよ」正確には覚えてませんが、こんなふうなことを言ったと思います。
すいすい様:「子供は思いの外ネガティブに受けとめていない」とのお言葉に、救われる思いがしました。ありがとうございました。私も、すいすいさん宅のようになることを予想して、3mのひもの問題を出すのをためらってました(隠してます)。「セロテープでつなげてしまう」くらいのことは実生活でもやっているので、娘がセロテープ作戦で考えてもいいかな、と思っていたところです。
先生:御著書に苦言を呈するかのようで、投稿をためらってましたが、ご理解頂けて幸いです。「子育て」に関する本は、子育てする人に「こんなこと、とてもできないわ」と思わせてしまったら、どんなにいいことが書いてあっても無駄になってしまいますから。以前、HPか過去ログで、先生が12歳を過ぎてしまった子供への対策を書いておられるのを見て、心を打たれました。ご自身が12歳までに育てなければ困難と言っておきながら、その困難に立ち向かっておられるのですね。
●私の出発点は「高校受験」専門ですからね。12才を過ぎてしまった子供達が相手だったんです。ですから、対処法も色々あるんです。それこそ個別対応です。そこで「分からん帳」なんです。「分からん帳」に描いてある絵図、質問内容、使い方、文字、行間、大きさ...子供が丸見えです。最善の対処方法が見えてきます。...ふふふ。こんなのは基本です。でも誰も知らないやってない。...どうしてだろう。...本気で考えてないのかな。考えられないのかな。
●12-15の子供達を見て「同じ時間で同じ授業を受けているのに全く成果が違う」→「原因は?」→で、調べていくと...なんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2599] すいすい 投稿日:2006/04/09(Sun) 09:50  [関東]
おはようございます。たびたびお邪魔してすみません。3MX75に手をつけました。はじめ3本をつなげた合計3mのひもを書いてしまいました。そして、「できた!」1m=100cm, 筆算で300÷15=20と計算すすめていったので、1mのひもが3本だといってちゃんと描いてね、と伝えました。1mのひもを右から15cm, 30cm, 45cm, 60cm, 75cm, 90cmで残った10cmを次の紐の5cmとくっつける!と言い張り絵もごちゃごちゃ。5cmのひもと10cmのひもは15cmのひもじゃないよ、と言っても「セロテープでくっつければいいの!(涙)」と主張。問題には全部使えとはかいてないでしょ、と言っても引き下がりません。かといって切れ端をつなぐ絵にもならず、小さくない字でA4横に乱暴に書いた「テープ」を左から適当に(均等とは程遠い)区切りながら1回目、15cmなどとかきいれていっては余った長さ10cmに下に書いた2本目のテープ図にまず5cmを書き入れ、とごちゃごちゃな図を書き始め「出来た」
これでは何がなんだかちっともわかりません。途中で長さの計算間違えしてるし、1本目右端の10cmと2本目右端の5cmは右上、左下にきれたままで繋がってない、ということを伝えると機嫌は最悪になり結局この問題は後日ということになりました。小さい図に大きな字で紐の切れ目がくる長さを詳細に(1回目、15cmといちいち)書くのですべての字がくっついたり重なったりしてるので、字を小さくするか大きな紙に書く、定規を使って(実は使ってもきれいに直線は引けませんが)書く、という程度の進言はしていいでしょうか。また端から切れ目の長さ(15cm, 30cm, ...)を
15cm 30cm  45cm
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と書いているので、左端からの長さを書くときは
  15cm 30cm  45cm
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と書くように、といいましたがこれも言ったときには同意したけどその直後に書き始めたらまた上の図の書き方になっていました。言葉では分かるけど見えないってこのことかとも感じました。実際に問題どおりの長さに紐を切らせてみたりもしました。問題をより複雑にしているけど「2本のひもをつなげて15cmにしてはだめ」とも書いていないので彼の考えは間違ってはいないので、がんばって図を書かせようと思っていますが、もっと分かりやすく絵や字をバランスを考えて書く、程度のことは言ってOKですか。思わぬ展開に昨夜は子供は不機嫌に、私はイライラしてその場を離れてしまいましたが、一夜あけると「うまく書けたら1mのひもから単に6本とれる図より高度だなあ、どう工夫するだろう」と思える余裕も出ました。しかし、あまりにも乱雑(フリーハンドで直線は引けませんし同じ長さのものを同じ長さに書けません)な書き方なので書いてる本人が間違えたりわからなくなってしまうので、その点は大きな紙に書くとか、同じ長さに見えるように書いてはと提案する程度はしようと思いますがいかがでしょうか。あくまでも本人が気づくまで待つべきですか。(本人は雑で汚いことは至って平気です…)
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すみません、[2598]2番目図では数字と区切れ位置がそろいます。
15cm 30cm 45cm
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●もしも〜し、答えはオマケですよ。「すっげ〜、よく考えたねぇ」で終わり。答えが〜だから、先生はこういうつもりで書いたんだねぇ。でも、こうも考えられるよね。オッケーにしちゃおう。
※すべきことは思考モデルの種類を増やすことですよ。答えを求めることではありません。お子さん最高です。
※気付いていないのはお母さんの方ですよ。何を養成しているのですか?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2598] だまた 投稿日:2006/04/08(Sat) 22:19  [北陸]
こんばんは!らんらんさん同様 私も先生が大好きでーす 月曜には、どんぐり問題を貼ったノートを提出させても良いか、学校に殴り込み・・イヤもとい お伺いをたてにいきまーす 今作戦会議中~楽しいよぉ。
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[2597] すらいむ 投稿日:2006/04/08(Sat) 18:18  [関東]
どんぐり先生こんにちは。初めて書き込みいたします。ドングリ問題(我が家ではこう呼んでいます)を始めて1ヶ月の小3の男の子を持つ母です。ご報告させてください。先日息子が突然「ママ、あのね、じつはね、文章題でつくる式には、みんな意味があったんだよ!たとえばこれはね…」と、いきなり言いだし、ドングリ問題で描いた絵と立てた式の数字を交互に指さして、目をキラキラさせて説明をしてくれました。これには本当に驚きました!大人からすれば(当たり前じゃない)と言ってしまいそうですが、息子があまりにも嬉しそうにしているので、なんだか私も嬉しくなってきて、一緒に喜んでしまいました。もうひとつ。漢字の事ですが、息子は漢字が書けなくて、書き取りテストではいつも悲惨な点数でした。一文字20回くらい書かせても、そのときはしばらく覚えていましたが、またすっかり忘れてしまう。という状況だったので私もお手上げでしたが、どんぐり先生が「大きく書く。ノート1ページに1文字」とおっしゃっていたのを思い出し、思い切ってB5のノート1ページに1字書かせてみました。そうしたらどうやらすんなり頭に入ったようで、後々、日記などを見てみると、きちんと漢字が書けてるので本当に驚きました。先生がおっしゃっていることを、子供を通じて実感する日々です。先生に巡り会えたことに本当に感謝いたします。でなければきっと、息子を塾に追いやり、計算ドリルの消化を急き立て、漢字を何十回と書かせていたかもしれません。これからも、じっくり、ゆっくり、丁寧に、ドングリ問題と歩んでゆきたいと思います。本当にありがとうございます。
●誰もが持っているこの子供の力(天才)を誰かが見えないようにしている。意図的ではないにしても犯罪と紙一重である。
※気付いた人は気付いていない人に教えてあげて下さい。子供達を守るために。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2596] らんらん 投稿日:2006/04/08(Sat) 18:12  [関東]
先生のいいきるコメントがすきです。きびしければ、それだけ覚悟の度合いがちがうとおもいます。 
○かくご〜〜〜〜〜〜〜。だね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama

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[2595] すいすい 投稿日:2006/04/08(Sat) 00:14  [関東]
こんばんは。またお邪魔します。今夕、知らん顔してたらまた子供がチャレンジのDMを手に接近してきてまた「やりたい〜」が始まりました。
私:チャレンジと漫画とどっちがいい?
子供:チャレンジ!
私;こんなの(手にしてた計算ゲームの宣伝)に何千円も払わないよ!
子供;違う、これじゃない。チャレンジで勉強がしたいの…
私:お勉強と漫画とどっちが楽しい?
子供:勉強!
私:…
彼はさっさと見本のドリルを始めました。
子供:○付けして〜!楽しい!やりたい!
自分が小3のときにこんなにのびのびと「勉強楽しい〜」と思ったことなくてなんだかとってもうらやまくなってしまいました。やはり勉強ってつまらないことをがまんして計算とか漢字の書き取りとか今の子供の何倍も学校でやれされてましたから。ちゃんとどんぐりの文章題は大事な勉強だからきちんとやる、ということで漫画代わりくらいならいいかなあ...ところで、「リンコ」ってItoyama家のペットのおさかなでしょうか。まさか、ピラニア?(個人的にとても気に入っています)
のんびり倶楽部様:お子さんにが素敵に成長されているのはのんびり倶楽部さまがちゃんと前向きに生きる姿を見ているからだと思いました。私の子供は結構私をよく見てますが思いのほかネガティブに受け止めていないので、子供の精神的な生命力って強いと思ったことがあります。

●「金魚」と「赤ひれメダカ(先日、赤ちゃんを30匹ほど産んでました)」はいますがピラニアはいません。...あ、カメはいるハズですが...。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2594] ユッピー 投稿日:2006/04/07(Fri) 18:38  [関東]
どんぐり先生、皆様、初めましてこんにちは。ちょっとしたお知らせです。本日7日(正確には明日)深夜2:35〜4:50に関東地方でフジテレビにて、どんぐり先生ご推薦の映画「ペイ・フォワード」の放映があります。(さっき新聞を読んでいて気が付きました)
よろしかったらどうぞビデオのご用意を。
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[2593] のんびり倶楽部 投稿日:2006/04/07(Fri) 17:12  [関東]
私の投稿(2589)に暖かいコメントをくださった方々にお礼申し上げます。投稿は、先生の著書が多くの子育て中の人を対象としているので、単に事実を伝え、警告するだけでなく、読者に「希望を与える」本であって欲しいなという気持ちからです。仮に「反射式プリントを5年以上やった人は、ヒトから人間になれません(勿論そんなことはありませんが・・・)」と書いてあれば、絶望のどん底に突き落とされる人は数知れません。同様に、たまたま特殊な事情で「人生を楽しんでいる芝居もできない」人が該当箇所を読めば、「子育て失敗宣告」を受けた気持ちになるだろうと思いました。そしてそのような人は、自分の経験・友人関係から、思った以上に世の中にはたくさんいるなと思ったので、そういう人に配慮した一言が入っていてもいいのにと言う気がしたわけです。自分のことが詳しくなったのは、具体例として一番書きやすかったからです。ある小児科医の著書に「子供には父親も母親も必要だ」と書いてありましたが、そのすぐあとに「それは実父、実母と言うことではなく、子供にとって父親・母親の役割をする人のことだ」とありました。また別の箇所で子供への虐待をやめられない人に対して「虐待は勿論よくない」と記した直後に「でも、だんだん減らせればいいんです、今日10回叩いたら、次の日は9回というふうに」「これはなぐさめで言っているのではありません。子供というのは、昨日より今日、今日より明日の方がよくなると言う希望がもてれば、ちゃんと育ちます」と書いてありました。この記述の優しい気遣いに心打たれた覚えがあります。そして特に、後者の言葉は、子育てで数々の誤り・失敗に気づいたとき、そのたびに「今日から改めればいいんだ」と言う希望をいつも与えてくれました。というわけで、前回の書き込みは、要するに「子育て」に関する本は、どんな場合でも子育てする人の希望を絶つべきではない、と言うことを遠回しにのべたものでした。上のように直接的に書くのが、先生に対して、あまりにおこがましく感じられて、あのような書き方になってしまいました。蛇足ですが、私の病状は、精神的にはゆっくり回復中、ただしストレス時に発生した胃潰瘍の治療中です。また、ありふれた病気ですが、慢性的病気とも30年間つきあってます。
●有難うございます。気をつけますね。
※私の心配は次のようなことです。
 思考力は視力と同様に機能的な力である。視力の機能的進化は6才が臨界期であり6才までは短期間でも眼帯をすると弱視になる。という事実(決まっている反応)です。
 思考力の機能的進化は12才が臨界期であり12才まで短期間でも視考力を使わないと弱思になる。という事実(経験則でしかありませんが確信しています)です。
 ただ、視考力は夢を見ることでも体を制御しているときにでも使いますからゼロということはあり得ません。しかしながら、使い方を教えて貰わないと極めて厳しい状況になります。ですから「手遅れ」なんてことはありませんが、12才を過ぎていると本来そだつべき状態への回復はあり得ないんです。事実は事実として受け止める。その上で善処する。こう考えないと机上の空論になるからです。
※小さくても遅くても「子供は普通に天才です」
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<つづく...かも>
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2592] すいすい 投稿日:2006/04/07(Fri) 13:05  [関東]
先生、いつもありがとうございます。
●子供が決めます。こうして身を以て判断力を育てます。まだ、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」をただの「問題」と思っていますね。「アマ〜〜〜〜イ!」
私は3MX..を選ぶ子供に「アマーイ!」と内心思ってましたがアマく見てたのは私の方だったようで… これからもハプニングは続きそうです。6MX99は懐かしい、いわゆる過不足算でしたっけ、受験算数の時はこんなに気持ちよく絵にして簡単に計算もせず解けた記憶はありません。方程式使えばすぐできますが、ずっと絵で解くほうがいいですね。楽しかったです。必ず子供には私の解いた高学年の問題を見せますが、実は子供がすっきり「分かった」と言ってくれたのは初めてでした。結構うれしかったです。以前ずっと過去ログに頻繁にチャレンジと同列扱いで登場する「チャオ」って何?と思ってましたがある日コミックだと判明したときには思わず笑ってしまいました。先生、父親はゲームのみならず漫画も単行本シリーズを全巻オークションでしとめてくる、子供にとっては大変ありがたい親です。いまさら漫画かチャレンジか、という選択は、「チャレンジとるならこの漫画全部捨ていい?」になってしまいます。私も過去ログのやりとりからチャレンジ=勉強とはするつもりはありませんが、私が計算ゲームなんてとんでもないっ!、と言い返してからはしばらくはDM来るたび興味深そうに見ながらも、私が「やりたい?」と聞くと「…いい…、15分毎日勉強なんてできない…」と消極的でした。それが最後のチャンスと知るや… 現金なものです。線分図の考え方はやはり子供の頭から全く出てきません。3MX92も2000円の帯を書いて、のこり140円、花瓶代600円、と割り当てていく、大人のシンプルな絵の書き方を子供が解き終わったあとに見せてみましたが、先の私の6MX99のような生きのいい反応はありませんでした。子供はお金(紙幣と硬貨)そのものを書いて何とか筋書き通りにしようと苦戦してました。
のんびり倶楽部さん:大変なご経験、お察しします。実は私はしばらくの年月そういう時期があり、薬も処方してもらってました。そんなある日、ふとこういうことになるのは実は自分がよりよく生きようとしているからなんだ、と、ヘンな言い方ですが、自分って健気で実に前向きじゃない、て見えたときすっとトンネルを抜けたような気がしました。楽しく生きるとは「愉快に生きる」とは違うし、単に明るいというよりは前向きと思うと、意外とご自身の実情と遠いことではないと感じられるのでは、と思います。
>>線分図の考え方はやはり子供の頭から全く出てきません。
●100%出てきますが、遅ければ遅いだけいいんです。最低の絵図を最初にさせる積極的な意味は全くありませんからね。
●線分図の出てくる過程は<1.具象物の絵図→2.抽象図○△□など→3.点や線を区切る>です。で、最も使えないのが線分図です。
>>意外とご自身の実情と遠いことではない
●私の病気などは一生モノです(悪くなることはあっても良くなることはないでしょう)が、それは病気自体のことであって私自身のコンディションは様々です。殆どいいです。痛くてしかめっ面をしているときでさえも...です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2591] かおる 投稿日:2006/04/07(Fri) 11:31  [中国]
どんぐり先生の実践に裏打ちされた深い考察、いつも勉強になります。
>「人生を楽しんでる様子を見せる」ことが義務だと考えるべき
その通りなのですが・・・。「うつ」という病気に限ってはいかがでしょうか。〜すべきとわかっていても、いえ、わかりすぎるがゆえにかえって身動きが取れなくなってしまう。意志の力ではどうにもできない挫折感と自己嫌悪・・・この病気の経験者ならご理解いただけると思います。のんびり倶楽部さんのような聡明な方にも、やはり人それぞれ悩みはあるのですね。
●「病気」は治療する過程を通して(回復を目指すことで)その姿を見せられますね。「面白おかしいこと」だけが「楽しむこと」ではありませんからね。
●外の景色をボ〜ットと見ている。「素敵だなぁ」と呟く。...いいですねぇ。
※「道はある 道は必ずある」
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2590] すいすい 投稿日:2006/04/07(Fri) 10:32  [関東]
おはようございます。見にくい答案を添削していただいてありがとうございました。昨日も問題を解いたのですが、3年進級の気合でか3年の問題をまた選びました(3MX92)。でも絵がかけないんです。言葉では書けるのですが、イメージして絵にすることにハードルがあるみたいでした。がんばって絵にできたところもありました。このハードルを乗り越えることが今の彼の一番の進化ですね。先日頂いたアドバイスで私も腰がすわったので、進化を待てるようになりました。本人にそれを言っていいことかわかりませんが、イメージできてそれを絵図にかけることが今のがんばりどころだね、と言ってしまいました。前より増してごちゃごちゃ(私が隣で絵〜絵〜と言っていらいらさせてしまった)の答案をありのままお送りします。傍らで私は6MX99を解きました。これはほとんど計算(?-1=5→?=6のみ)なしの図だけ。子供も「へえー!これすごく分かる!!」と言ってくれました。でも解けるとはいえ3X..でなく低学年のを薦めたほうがいいのでしょうか。それから、最近「チャレンジ」取りたいといいます。お目当ては4月号の付録の計算ゲームらしいです。私が以前にこんなもので計算ぱっぱやるくせがつくと頭悪くなるから駄目!と一喝したらしばらく黙ってたのですが、今回は「最後のチャンス!」というDMでした。本人はちゃんと計算は急がず筆算をする、どんぐり倶楽部の文章問題や考える勉強はやる、などなど、説得をしています。チャレンジの見本の内容は文章題には「絵」はついてるし、これを全部する必要はないしせっかく始めたどんぐり倶楽部の問題をきちんとする、ということを約束できるなら赤ペン先生の添削問題と4科目あるので興味のあるところを読んだり、本人のやりたいところ、私が見てよさそうな問題のつまみ食いすれば悪くはないかな、とも思います。「公文」に比べると受験塾でも通信でも何でも「まし」に見えてしまいます。それより理解する=イメージできることに気がついてほしいです。「リンゴとリンコ」の部分を一緒に読んで、理解するってどういうことなのか一緒に考えてみようかと思いますが、新小3に「リンゴとリンコ」は難しいでしょうか。
>>薦めたほうが
●子供が決めます。こうして身を以て判断力を育てます。まだ、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」をただの「問題」と思っていますね。「アマ〜〜〜〜イ!」
>>チャレンジ
●漫画本(アニメでも結構)かチャレンジかどちらか1冊にします。チャレンジを「勉強」と思っていてはいらぬ心配をします。漫画本と思えば何の苦労もしません。漫画の方が楽しめますけどね。
●我が家では「チャレンジVSチャオ」→「チャオ」の勝ち!で、毎月「チャオ」だけ買ってます。
>>新小3に「リンゴとリンコ」は難しいでしょうか。
●年長さんでもカンペキに理解します。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2589] のんびり倶楽部 投稿日:2006/04/07(Fri) 10:24  [関東]
HPの日々雑感にお嬢さんが時々登場して、楽しそうな家庭だなあと思って読んでいます。春休みもわずかですが、以前は「一日中子供が家にいるなんて」と思っていましたが、最近は普段はやりにくい時間のかかる遊びができて、これもいいもんだと感じます。昨日は兄妹ともオーブン陶芸を焼いたり絵付けをしたりしていました。もっとも普段でも、娘はスライム作ったり、紙漉したり、石けんをすりおろしたりしてますが。
2−18(卵の位取り)をしました。なかなか絵にならなくて、余計なことだったかもしれませが「どんなゲームか分かる?まずゲームの様子を描いて見たら?」と言ってしまいました。そのゲームの様子の絵が、私にはちんぷんかんぷんでしたが、娘の説明でその原因が分かりました。私は卵を的に向かって投げるゲームを想像し、娘は卵の行き先に変化をつける細工のある坂を転がすゲームを想像していたのです。確かに問題文は卵が「付く」ではなく「着く」なので、転がす方が適当かもしれませんね。視覚イメージが個人的な物だと実感した日でした。私って頭堅いなあ。
御著書で「大人は人生を楽しむ姿を見せましょう、子供が人生を楽しめるように」という趣旨の部分がありますよね。もっともだと思います。「夜回り先生」も同じようなことを新聞のコラムに書いておられました。でも、ここを読むと不安になります。2年ほど前につらい出来事があり、翌日から3週間ほど夕方まで起きあがれないことがありました。いわゆる「うつ」です。頼りの夫は単身赴任中でした。その後、徐々に回復し最低限の家事はこなし、パートで仕事もできるようになりましたが、「人生を楽しんでる様子を見せる」にはほど遠いです。子供に時々「どうしていつも悲しそうな顔してるの」「お母さん、笑って」と言われます。状態は確実に快方に向かっているのですが、「子供の成長は待ったなし」と言われると、私が治った頃には子供は成長していて、手遅れになるのかな、私のせいで、たとえどんなに頭がよくても「人生を楽しめない大人」になってしまうのだろうか、と思うと情けないです。もっとも、できないことはできないので、深く悩まず、できることだけやっていこう、と思うようにしてますが。
私の体験などあまいもので、友人は二人の子供のうち一人を殺害されるという悲しみの中で子育てしてます。別の友人は、浮気を繰り返す夫とのどろどろした数年間の離婚交渉をしながら、子供二人を育ててました(今は離婚成立)。長くなるので他の知人の例は省略しますが、私の狭い交際範囲でも、子育て期がたまたま「人生を楽しむどころではない」状況に置かれた人がずいぶんいるようです。そんな人が、本のこの部分を読んだら、どんな気持ちになるだろう、と思いながら、私は御著書を拝読しました。
●12才までは「お芝居」でも結構です。辛い苦しい...子供には関係ありません。楽しんでいなくても楽しむ能力が無くても「人生を楽しんでる様子を見せる」ことが義務だと考えるべきです。目の前の子供のためにね。「自分はどうするか」だけです。
※新中1の娘の夢は「お父さんと一緒に走ること」です。私は満足に歩けないのでね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]
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[2588] どうだん 投稿日:2006/04/07(Fri) 10:20  [東海]
こんにちは。どんぐり問題をはじめて2ヵ月が過ぎます。新二年生になった娘ですが、最近はとくにお絵かき問題をいやがり春休み中はやらずに過ごしてしまいました。お絵描き問題をするときには、わたしは宿題マシーンとなってやっていました。一緒にお絵描き問題を解いていなかったことが、嫌がる原因になってしまったのでしょうか。わからない問題がでてきて躓くことも嫌、絵図が描けていているのに答えが間違ってしまい、とわからん帳行きになるのがいやだといっております。どんぐり問題を本人がやり始めたのも、わたしが宿題マシーンになってくれるからという理由からでした。ですので楽しんでいるという感じではありません。嫌でもやっているうちにどんぐり問題が楽しめるようになるのではと考え、いろいろな手を使って交換条件をだし取り組ませてきました。これもいけなかったのでしょうか。宿題もこれからは自分でするからお絵描き問題はやらないといっており、この先が心配です。なにか手立てを考えねばと思いながら、良い方法が見つかりません。
●さて、どうしますか?工夫のしがいがありますね。自分で考えて下さい。
基本は本気で話し合うことです。条件を出すことではありません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2587] しまりす(娘:新小3) 投稿日:2006/04/06(Thu) 22:20  [近畿]
こんにちは。先日は初回の添削ありがとうございました(0Mx48)。最後の問いに対する絵が描けていないし、答えも違っていましたが、何も言わずに送らせていただきました。添削してくださったのを印刷して娘と見たのですが、“これって、レオンくんが書いてくれたんかなあ? そうやったらいいのになあ。 あっ、でもレオンくんは漢字書かれへんのやったっけ?”“たぶん先生に円っていう字を習って書いてくれたんと違う?”“おかあさんもそう思う? ふふふ、やっぱりそうやんなあ。”・・・こんな会話が成立する、とても幼い娘です。月曜から小3ですが、しばらく年長さん問題から、じっくり取り組みたいと思います。
○「てんさく」のおしごとはベオンくんがしています。ぼくはカメさんのおせわです。「ていさつ」もします。え〜っと、クッキーのしゅるいもわかります。それから、...あ、しんぶんもみたことあります。......ごはんはときどきのこします。だって、ピーマンきらいだもん!...アレ?..なんのおはなしだっけ?...あ、あ〜〜〜〜カメ!
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2586] ハミコ 投稿日:2006/04/06(Thu) 02:55  [外国]
漢字読本の2年生を読んでやっているところです。でも、イメージがわかないようで、あまり喜んでいません。そこで挿絵を私が描いて、絵本のように編集したらどうだろう?など考えていますが、いかがなものでしょうか?あのままを読んで、イメージをすることが必要なのでしょうか?
●意味が分かれば一度で終わりましょう。...あ、読み聞かせの様に読んであげていますよね。一日1行でもいいんですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2585] すいすい 投稿日:2006/04/05(Wed) 13:53  [関東]
こんにちは。先生、ありがとうございました。子供と算数の話をするのがお風呂の中だったりするのでせいぜい曇った鏡に指で書く程度で、私の多少のつっこみにもちゃんと答えるので「分かっている」とずっと思ってました。それと「なんとなくイメージができる」理解、「イメージを絵図で明確にかける」理解とはレベルが違うとすれば、私の役目は言葉での理解からさらに上の理解へいざなうこととでしょうね。お手本は自分が絵図で考える行為そのものでいいわけですね。今までは年長〜小6の700題が、ちょっと分からないと大騒ぎするので「700題もあるなんて、大変…」と思ってましたが、700回もチャンスがあると思えば自分の失敗も含めて前向きになれます。
のんびり倶楽部さま:息子は遊びに行く途中の電車の中で「お母さん、通分しようよー」などというヘンな子です。遊戯王のカード遊び(単純なぽいんと計算ではありません。「最適化問題」に近く同級生はついていけない…)みたいに頭の中で遊んでいることが好きみたいです。高さ3mのところに立つと、視線は身長が加わるってお気づきですか?子供は小さいほど高いところが気にならないんです。もちろん高いところは怖いという先入観が無いのもありますが、大人が3mの高さから立って見下ろすのと、かがんで見下ろすのとの数十cmの差が結構見え方に大きな違いになるんです。高飛び込みの1番下の台は水面から3mありますが、子供のころ怖いと思ったことはありません。でも大人になって立つとこんなに高かったっけ?と感じました。スキーの急斜面も子供の方が怖がらないのは視線が低いと大人ほど急に見えないからです。もし、機会があったら是非試してみてください。たぶん息子さんは大人がえっと思うような高さでも平気なのではと思います。でも、私も子供のころはその位のことはしてたので息子を見てると物足りないです。ここの掲示板に以前出てきた「小3までに育てたい算数脳」という本の中で、外遊びが図形問題の能力と関係ありそうだ、という話がありました。それとは別にたまたま聞いた「地図が読めない女、話が聞けない男」(あやふやな記憶で題名は逆だったかも)という本を引き合いに出して、女性に方向音痴な人が多いのは、子供のころの外遊びが男性に比べて少ないからだ、という話を聞いて、私は図形とか製図の投影図など好きなほうだったし、地図読みはかなり得意だったのは子供のころ、都市住まいだったけど今は撤去されてしまったような危険な遊具で遊んだり、住宅地の塀や屋根を伝って鬼ごっこをしてたからかもしれない、と妙に納得してしまいました。息子は幼稚園では登れる限りの相当高いところまで登ってましたが、今は木があってもあまり木登りしません。
勿体ない…今日は始業式で、算数に燃えています。これからは「これだけ計算」でしっかり掛け算割り算をイメージできるように彼の興味に応えていこうと思います。蛇足ですが、今は小学校で「比の値」は教えないそうですが勿体ないですね。砂糖水の甘さとか、結構体験からも実感できるのに。100mLの水に10gの砂糖を溶かした甘さにするには200mLの水に何グラムの砂糖を溶かせばいいか、なんて考えると、比の値は何か(甘さ=濃度)がよく分かると思いますが。添削(3MX29)ありがとうございました。実は2枚あって2枚送信したつもりですが届かなかったようなので、また送らせていただきます。
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[2584] ツインズ組 投稿日:2006/04/05(Wed) 11:17  [関東]
おはようございます。ちょっと前に書き込みをさせていただいた者です。今日はちょっとだけ良い事があったのでここに来ました。
「どんぐり」を始めて1週間弱でしょうか。最初はちっともダメで「うちの子は皆さんの所よりもっと馬鹿なんだぁ」とか思ったりしていました。絵は問題と合っている感じなのに立式が変だったり、また、その逆だったり。もう一生年長問題?とか思い込んだり。多分、あせっていたんだと思います。で、もうのんびり見よう!と途中から私も6年生の問題を横でやり始めました。これが結構ストレートに解けなかったりして(笑)独り言いいながら私も子供と始めました。で、きのうの事なのですが子供たちはふんころがし問題を解いていたのですがチラッと見たらとても良い感じで進んでいたんです(絵が)「かあちゃん、絵が出来た!」×2(ちなみに二人は別々の問題)「おお==いいねぇ〜!式、立ててみようか?」「うん」「うん」で、見ると..おや?っという式...心の中で(絵をよ〜〜〜〜く見て〜〜〜)思いつつ子供が「あっ絵と違う〜〜〜」「かあちゃん、こうだよね!」思わず抱きしめちゃいました(笑)もう一人も悪戦苦闘しながら「あっ違う」「うんちが○○個だから。。。」「出来た!」あなたも大正解!!!(1年生の問題だけど(苦笑)今まで「出来ない」「わかんない」「何算?」などなど言ってた娘達が絵を見て今書いた式が違う事に気がついた!もう、うれしくてこうして書き込みしています(≧▽≦)私たち親子にしてみたら大きな第1歩です。まだまだ難関があるとは思いますが頑張りたいし、本当に子供を育てててよかった===と思ったくらいです(大げさですが本当の気持ち♪)どんぐり先生、
少しずつ頑張ります!今朝、子供たちが「また、今日もやろうね」って!うん、頑張ろうね!かあちゃんは6年生問題を頑張るぞw
>>私たち親子にしてみたら大きな第1歩です
●この「1歩」に気付きさえしていない親や先生が日本中に溢れているんですよ。この「1歩」を経験すると、既存の子供の天才を潰す学習方法(よかれと思ってしている危険学習)も分かるでしょ?
※よかったですね。
○パチパチパチパチ、クチパッチ〜〜。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2583] みかん 投稿日:2006/04/05(Wed) 10:43  [近畿]
わかりました。ノートの作り方を変更します。間違いが大切と言葉ではわかっていても、実行できていなかったということですね。もうちょっと親も丁寧にやらなければいけないなと改めて反省しました。我が子が一進一退を繰り返しているのも、私が中途半端なんだろうなと感じて過去ログを読み返しています。私がもっと進化しなければ(汗)。
○「しんかビーム」おくるね。...「しんか、ビ〜〜〜〜〜〜ム」
●レオンくん。カメさんが遊びに来たよ。
○いってきま〜す。「カッメ〜〜〜」
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2582] みかん 投稿日:2006/04/04(Tue) 23:19  [近畿]
早速のお返事ありがとうございます。今は準備期間だから、試行錯誤をする時期と捉えれば良かったんですね。間違った方向に進んでいないと知ってホッとしました。上の子は、初めて経験する反応ばかりなので、親も迷うことばかりです。ところで、基本的な質問で申し訳ないのですが、どんぐりの問題をわからん帳に入れる時は、問題と答えと本人が解いた部分も入れるのですか?実は本人の解いた部分(というか書き殴ってグチャグチャになった部分)は貼っていなかったのですが、過去ログを読んでいるとどうもそうされている方が多いということに気がつき、ちょっと焦っています。後で解きなおすなら問題と答えでいいのだと思っていました。分からなかったをいう証拠があったほうがいいのかな、と思ったり、気分が新たになるので無い方がいいんじゃないか、と思ったり。今更ながらこんな質問してすみません。
●全て入れます。1問に5ページ使って間違ったら5ページです。間違いが財産です。財産を捨てて何を残すのでしょう?記憶のない人は楽しさを味わえませんよ。人間の進化は記憶(明確に思い出すこと)を無限に出来る記録する手があるから可能になったんです。
※正解を求めるだけの単なる問題集と思っていませんか?もったいないですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2581] みかん 投稿日:2006/04/04(Tue) 20:42  [近畿]
こんばんは。最近少し気になっていることがあります。上の子なんですが、絵図を描くところにくると、必ず表を作るようになってきたんです。例えば、3mx01では、30分で50m進むというところをひたすら表に直して1時間を1マスにした表を作っていましたし、今日やった3mx10は1日30円を表にして6日という答えを出していました。これって、放っておいてもいいのでしょうか?なんだか、絵とはかけ離れているので、気になっています。特に数が多いときに計算するのが大変だと表を書くことが多かったのですが、最近、表に凝っているのか、計算することになると必ず表が登場します。私は表自体を教えたことはありませんから、多分学校の算数からヒントを得ているとおもうのですが。以前はマルをたくさん書いていたのですが、マルだと数え間違うことも多く、どこにどれだけ書いたのか分からなくなることが多かったので工夫したのかもしれません。基本的な考え方はどうやら絵が中心のようなのですが、ノートの端っこにチョコッとだけ描いて(だから全部きっちり描いてないことが多いのです)いきなり表になってしまうのです。当然解けることもありますが、表にして訳がわからなくなることもあります。まあ、その場合はわからん帳行きになっているのですが。私はしつこく「絵はきちんと描こうね」と言うのですが、なかなか言うとおりにはしてくれません。あと、答えは出せているのですが、式が図と一体化していて他人から見たら何だかわけがわからない式になっていますが、これもきちんと書くように言ったほうがいいのでしょうか。1,2年生のときは式については何も言ってこなかったのですが、このままでいいですか?
>>このままでいいですか?
●いいです。何のための「分からん帳」ですか?今は準備期間です。準備期間とは間違えるべき期間のことです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2580] のんびり倶楽部 投稿日:2006/04/04(Tue) 16:51  [関東]
すいすい様へのアドバイス、参考になりました。すいすいさんのお子さんが、どの程度ドラえもんで知識を得たか分かりませんが、公式だけでなく例題の作り方までドラえもんで習得したということはありませんか。すいすいさんが「聡明そうだ」と言ってくださった我が息子は、先日親戚の家(一軒家)へ行き、知らない間に、2階の窓から1階の屋根に降りて歩き回っていました。この程度の事は日常茶飯事なので、私は慣れてますが、古屋で危険なので、気づいたときに禁止しました。わくわくしたと思います。この時「屋根の高さは3メートルだよ」と言われれば、彼の持つ「3メートル」イメージは彼の「個人的な体験」によって、とても豊かになったでしょう。結局、全ての言葉は、その人独自の体験に裏打ちされているのが理想なのだと思いますが、全ての言葉や表現を体験することは不可能です。どぐり方式のねらいの一つはそこだと思います。なぜなら、「絵を描く」ことは「屋根に上るような」個人的体験ですから。先生。先生の御著書の内容は、私が心の中でもやもやと感じていたことが文字にされていて、とてもすっきりするのですが、私の経験とあわない箇所があります。高校受験は戦い方を覚える絶好の機会、と言う主張です。私は公立小・中・高です。大半の人が公立高校を希望していて、私もそうでした。高校に特色はなく、大学受験実績による序列があるのみでした。高校進学はほぼ多分9割くらい、中学の内申で決まり、中三の個人懇談で知らされた高校を受験すれば、必ず合格しました。私は塾も行かず、過去問も見ず、滑り止めの高校も受けずに、申し渡された高校ひとつを受けて合格しました。こういう状況では「戦い方を覚える」という感じは皆無でした。あえて言えば「戦い」とは受験の全てを決める日々の内申を上げることでしょうが、あまりに日常的すぎて、高校受験など意識に上らなかったです。こんな場合でも、高校受験は「戦い方」を覚えたことになるのでしょうか。最近、大学の後輩が塾の先生をしている自治体が、以上のような方式だと知り、ふと昔を思い出しました。娘は順調に文章題をしています。息子の時には、私自身が理解できずにやらなかったナンバーズもやってみようかと思ってます。ところで時間に関する文章題(1時58分に出発すると何時何分に着くでしょう、など)で、所要時間までは絵図で出しますが、そのあと、おもちゃの時計の針を動かして答えを出してしまいました。それを禁止すると、時計の文字盤を紙に書いて、短針と長身を紙で作って、文字盤状を動かして答えを出しました。これでいいのでしょうか。

>>中学の内申で決まり、
●外見ではそう見えるだけです。
>>中三の個人懇談で知らされた高校を受験すれば、必ず合格しました。
●それは、実力から3段階くらい下を勧めるからですよ。内申は実は関係ないんです。ですから、学校に従っていては戦い方を教えるチャンスはなくなります。オール3の子がオール5の子しか受けない学校を受験するんです。
※だから、定期テスト対策はしないんです。しないことも「どんぐり方式」なんです。
●ただし、底辺高校では逆転します。入試点ではなく日常生活点と呼ばれる内申(3年間通学できるか)を重視するからです。
※どちらも「学校を辞められては困る:教育委員会に一番にらまれる」のです。上位校では授業について来れないと困りますし、底辺高校では学校に来て貰わないと困ります。中学校間に格差があるのに各中学校の基準で出てきたバラバラの評価(内申点)を一律に評価することは不可能ですし、高校側にその気は全くありません。ですが、公言すると中学校の授業が成り立たなくなるので「内申が大事だ」「通常の授業態度も反映する」と言います。高校ではこの調整を内部調整(内申点の掛け率で)するんです。この掛け率は公開されません。
内申点40→上位校では×0.2→8点→内申点は関係ない「授業について来れないと困るので入試点90%」
内申点45→上位校では×0.2→9点→内申点は関係ない
内申点15→下位校では×5.0→75点→内申点が重要「学校に来てくれないと困るので日常生活点90%」
内申点18→下位校では×5.0→90点→内申点が重要
>>時計の文字盤を紙に書いて、...これでいいのでしょうか。
●何か不都合がありますか?100%ありません。回りのお友達(大人)で文字盤を描いて話をしている人をご存じですか?...私は見たことがありません。...ね。そういうことです。
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●補足:公立高校の理数科などは公然と「入試点を理科・数学は1.5倍にする」と謳っているところもあります。絶対基準である入試点の操作をするのですから相対基準である内申点を操作するのは当然です。中学と高校は繋がっていない(高校は義務教育ではない)のですから中学での成績は無視できるのです。進学率が高いので「勘違い」している方が多いのです。推薦は全く別ですがね。推薦は「お約束」ですから。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2579] ハミコ 投稿日:2006/04/04(Tue) 13:13  [外国]
『勉強をしてはいけない日』の次の日、娘は「ねぇ、お母さん今日は、どんぐりできるでしょ?」と聞いてきます。プリント学習で有名な公文式をやっていたときは、こんな言葉を聞いたことがありませんでした。過去ログで、先生は、帰国子女の英語を教えたこともあると読みました。日本の英語は、勉強をし直す必要があるとも書いてありました。実は、公文式の英語だけは、続けています。以前は、一日4〜5枚やってましたが、今は1枚だけです。それでもやりたくないようなので、やめようかと思っています。あまりにも娘が日常使っている英語とかけ離れているし、今は必要ないのでは?と自信がないのですが、そんなことを考えています。(正直、確信がありません。)先生は、帰国子女の英語力をキープするには、どのような点に注意すればよいとお考えでしょうか。よろしければ、アドバイスよろしくお願いいたします。
>>公文式の英語だけは、続けています
●永久に不要です。
>>帰国子女の英語力をキープする
●簡単です。好きな本を読むことです。もちろん英語の本ですよ。ただし、発音記号だけはマスターしておくことです。辞書で知らない単語を調べる→発音記号で発音する→音で覚える。
※発音記号さえマスターすれば何語でも発音できますからね。私はギリシャのイドラ島に住んでいたときには日本語で考えて頭の中で英語に訳して辞書で英語からギリシャ語を調べて発音記号からギリシャ語の発音をしていました。
●会話は忘れると思って下さい。逆に必要な環境に行けば直ぐに思い出しますし覚えます。洋画を楽しむ程度で十分です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2578] すいすい 投稿日:2006/04/03(Mon) 22:22  [関東]
先生。再度のアドバイスをありがとうございました。結構具体的に説明できるので分かっていると思っていましたがそれが「落とし穴」、といわれるとなぜ3MX29の絵が描けても式でどうしようとしていたか、あやふやだったのか、なんとなくその背景がわかりました。そのほかのときにもどうしてその先が見えないのだろう、と思ったことがあったので。でも、気がつけませんでした。あれだけはっきり説明するし具体例を挙げていることと、イメージできることが「別」とは。お聞きしてよかったです。まだ日が浅いですがよく「どうして分かってるくせにそんなことしてるのっ!」って私はあせってましたが、説明できても、イメージとは必ずしも結びついていない、というか見えいるとは限らない、と知っていれば「えー!なんでそんなことが出来ないの!」とあせったりがっかりしたりしなくても、どんぐりの文章題でイメージできるようになればいいよ、と穏やかな態度になれます。言葉で説明できる理解度とイメージとして理解できるのとでは子供をみているとギャップがあるように見えますが、そういうものなのでしょうか。でも掛け算割り算をイメージ化できると次元のイメージ(概念)がどんどんできていくので大切ですね。子供に問題を取り組ませるとき、出てくる数や式が何を示すか意識して書き込ませていく、というアドバイスはしようと思います。子供が3Mx29を一応解いたあと、絵図にすれば自分の考え方が見えるしそれが正しいということにも自信が持てるでしょう?と言ってみたら納得してました。重ね重ねありがとうございました。思わぬ落とし穴に今気づけてよかったです。
>>そういうものなのでしょうか。
●それどころか、理解力・吸収力・応用力においても桁違いの差が出てきます。
>>出てくる数や式が何を示すか意識して書き込ませていく
●絵図化しようとすれば必ず具体的に意識しなければならなくなるでしょ?これが大事なんです。ですから、答えではなく途中の絵図が大事だと言うことなんです。過程が大事とはいっても絵図による過程でなければいけないんです。できれば何でもいいのは12才以降ですからね。
>>絵図にすれば自分の考え方が見える
●さらに絵図は子供のオリジナルですから、自己確立にもなるんです。だ・か・ら、不動の自信がつくんです。「計算・漢字」なんかで付けるまやかしの自信とは雲泥の差です。
●計算でも視算(視考力を使った計算方法)が本当の基本計算の練習方法なんですよ:
 何の練習もしないで一瞬で計算式の変換が自由自在になる視算
http://homepage.mac.com/donguriclub/sisan.gif
※単純計算をすることが基本ではないのです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2577] すいすい 投稿日:2006/04/03(Mon) 15:34  [関東]
先生、早速ありがとうございました。自分が持っている視考力に気付かせることです。視考力は無いものではなく、本来持っているものですね。様子からつい「この子には無い?!…どうすれば何も具体的な方法を教えずに身につくのだろう…」と思ってしまっていました。種はちゃんとあるし、実は遊びなど通して少しは使っているかもしれない、と思えばよさそうですね。今回自ら初めてちょっと背伸びして3年の問題を選びました。私が計算式使っていいよ、と言ったので、絵を見て(ひょっとしたら問題読んだだけで?)ぱっと式が思いついたのですが、それが具体的に何なのか理解が追いついていなかったのでした。掛け算・割り算のイメージと式が有機的にきちんと結びついていない、という感じでした。でも、算数の一般的な話を聞いている限りはたとえば掛け算なら(一人当たりの数)x(人数)=(全部の数) ということをきちんと説明してくれます。以前から、計算をドラえもん漫画で独学してくると必ず簡単な文章題をいろいろ自分で作ったりして遊んでたので、やはり子供なりにいろいろなシチュエーションを空想しながら自分で計算を理解し、納得するの繰り返しでした。そこに絵図化・イメージ化(書けばあいまいなことはできません。ここが彼の今の壁かな?と思います)を盛り込んでいけるとよりよいかもしれません。最初から計算は数の記号の変換ではなく、かなり自分で例を作って納得してたのですが、いつからか地から足が離れてしまった…(これが公文の効果かもしれません)
>>黙って隣でお母さんはお母さん用の問題を絵図を描きながら解けば一言も言う必要はありませんよ。お手本ですから。
絵を書いて考えるところを見せるのが「お手本」ということですね。やはり別の問題にします。同じだと妙な競争心を抱くというか、さすがに私の方がかなりまったりペースでも解けてしまうので、絵をくらべて考え方の違いとかお互いに吟味する余裕はありません。

>>お母さんの修正すべき所は最初から100%最後まで100%がいいと思っているところです。そんなのは異常です。人間ですからね。最初から100%だったら「おかしいぞ...」と思う方が自然ですし健全です。

まだ問題を解くときに私の肩に相当力が入ってました。自分自身も七転び八起きでいいんですね。私も子供も2ヶ月なのですし、年長〜6年までの問題700題あるということは、700回もチャンスがあるということですね。2ヶ月前のことを思い出すとで絵を書いて考える姿勢ができてきているだけでも上出来かもしれません。
また少し安心しました。ありがとうございました。

>>(一人当たりの数)x(人数)=(全部の数) ということをきちんと説明してくれます。
●これが落とし穴なんです。説明できれば分かっているか...いないことが多いんです。分かるとは「見えること」なのに、見えていないでも言葉で説明されると分かっている(見えている)と勘違いするんです。学習方法で一番大事な「目で理解する」「目で考える」..視考力を使う...方法ではないと誰も気付かないうちに分かっていそうな分かっていない頭になってしまうんです。
<オマケ>...掛け算の意味
「□□□×3」の意味は「基準1に対して□□□の時の3に対するもの」ということです。
つまり、1:□□□=3:?→□□□□□□□□□
<オマケ>...割り算の意味
割り算は掛け算の反対で
「□□□□□□□□□÷3」の意味は「3に対して□□□□□□□□□の時の基準1に対するもの」ということです。
つまり、3:□□□□□□□□□=1:?→□□□
※参考
http://homepage.mac.com/donguriclub/warizan.html
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2576] すいすい 投稿日:2006/04/03(Mon) 13:33  [関東]
先生:大変お忙しいところ申し訳ありません。文章題を取り組んでいる時にスムーズにいかない場合、どうしてもすっきりしないのでお聞きしたいことがあります。HPの「分かる・考える・判断する」の中で「考え方を教えなければ学力は育たない(子供任せになってしまう)」とありますが、「考え方を教える」ということは、良質の文章題を取り組ませている時にどのようにするのでしょうか。分からないときに「これはこのように考えてね」ということではなく、ひたすら(?)絵にしてごらん、と絵図化、イメージ化の方向へ導くということ(=考え方を教える)と解釈していいのでしょうか。そして、問題どおりの絵ができても先に進めずわからない場合は自分で解決できるまで待つ、子ども自ら自分のアタマの進化させていく、イメージ化・イメージ変換etc..の練習が文章題の目的という理解でいいのでしょうか。そのコラムに逆立ちの例がありましたが、たとえば補助して倒立の姿勢を体験させ、子供はその体感的なイメージ(お手本)を目標に自分でやってみることで、逆立ちができるようになる、ということをあてはめると補助して倒立の体感をイメージさせることが「絵図にしてイメージしてごらん」という思考の方向付け=親の示すべき「お手本」ということでしょうか。そしてそのことが後述の「地図を見て目的地を探す方法を教えてあげる」ことでしょうか。ここでいう「教える」ということは文章題に取り組むときには「絵図や解き方、考え方を教える」のではなくあくまでも、「絵図化、イメージ化してごらん」という方向付けにとどめ、その先は子供自身が具体的に考えるということでしょうか。先日、問題(3MX29)を解いているときに絵を書いて分かったけど、ぱっと計算式を書いて自分が何を求めているかちょっと分からなくなってしまいました。私はそれぞれの数字(1440円、3匹、8個)が絵(8個ずつのあめが3列書いてある)のどれにあたるかかいて(四角くかこむ)、その式(1440÷3)がどれを求めようとしてるかわかりように、と言ってしまいました。その後、彼は「あめ」の絵が「あめ」そのものが3x8で並んでいる→「あめ」の値段の構成図と変換することにギャップがあったのかも、と何気なく言ってしまったアドバイスは言うべきではなかった、と後悔しました。ついでに鉛筆書きで見にくかったので、色鉛筆で書いたら?とも言ってしまいました。子供は解けたものの、満足・納得できませんでした。この反応は「分からん帳」行きですね。こんな感じで、私自身は先日は特にほんのちょっと「数字が示してるものを絵に書き込んでね、この式は何を示してるの?と子供に意識させる」つもりで教える感覚が無くても、子供には余計なお世話で、本来自力で解決すべきことにずばり教えるとまでは行かなくても多大なヒントを与えてしまったのでは、と悩んでいます。(早速子供の答案は添削教室にお送りしますのでよろしくお願いいたします。)そんな時、先のコラムを読んでは現実的に「考えること」を文章題への取り組みの中でどう実践していけばいいのだろう、と考えてしまっております。まだまだ不勉強で申し訳ありません。理屈では分かったつもりですが、実践となると迷ってしまいます。
●お察しの通りです。十分に理解されています。自分が持っている視考力に気付かせることです。
>>この反応は「分からん帳」行きですね。
●答えが合っていれば○です。アドバイスは何百回もしますが、○は大目に見てあげます。同じ様なことに注意しなければいけない問題がまた出てきます。完璧主義はダメです。
>>多大なヒントを与えてしまったのでは、と悩んでいます。
●悩むヒントは余計なヒントです。次回から言わなければいいのです。
●黙って隣でお母さんはお母さん用の問題を絵図を描きながら解けば一言も言う必要はありませんよ。お手本ですから。
>>理屈では分かったつもりですが、実践となると迷ってしまいます。
●上出来です。お母さんの修正すべき所は最初から100%最後まで100%がいいと思っているところです。そんなのは異常です。人間ですからね。最初から100%だったら「おかしいぞ...」と思う方が自然ですし健全です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2575] めいぷる 投稿日:2006/04/02(Sun) 23:17  [外国]
ウィニ子さん、のお悩みわかります。我が家もお正月の抱負でママには日本語で話す、と言っていたにもかかわらずほぼ英語です。私は日本語オンリーで話してますので、母子の会話は英語対日本語です(傍からみると奇妙でしょうね)。帰国予定であればなおさら焦りもあるかと思いますが、今は無理強いしなくても大丈夫ですよ。我が家も日本とアメリカを行ったり来たりしましたが、本当に驚く程あっという間に現地のことばに順応します。ただし、それまでに何らかの蓄積は必要だと思いますが。私が聞いた話では、言葉を話さなくても理解できているのならそれらは子供の中にしっかり蓄積されているとのこと。今はアメリカ生活で使う必要がないから蛇口を閉めているようなもので、日本ではその蛇口を子供が自分で開けると思います。逆に英語の’蛇口は閉められるようですが。以前、次女にある言葉を強制していたら非常に無口になりました。それまでは、次から次からお話が飛び出てくる子だったのに。確かに非常なストレスを感じていたようで、それ以来強制するのはやめました。ウィニ子さんとは逆パターンになるかもしれませんが、年少、年中を日本で過ごした次女は、帰国(渡米)時、ほとんど英単語の読み書きができませんでしたが、一年経って小1の今は先生からも彼女の表現力は素晴らしいと褒められるようになりました。とにかく伝えたいことがいっぱいあるらしく、作文で渡された1枚の紙には書ききれず、いつも2枚、3枚と追加しています。いずれにしても今は表現方法にこだわらず何かを伝えたいって気持ちを大事にしてあげて下さい。
●表現とは溢れてくるものなのです。表現力養成の基本は溢れるほどの表現したいものを味わえる環境を作ることです。溢れ出た表現が伝えたい人に伝わらなかったときに表現技法を自分で工夫するのです。これ(この手順を見越して指導すること)が表現力養成の秘訣です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2574] ウィニ子 投稿日:2006/04/02(Sun) 13:54  [外国]
ストレスを与えないということがいかに学力向上にもつながるかということがわかりました。そんな中、ふと思ったのが、年長児の次女のことです。3歳の時から海外生活のため、独り言は気が付くと英語。遊び用語も英語。しょっちゅう私は「家では、日本語で話してね」と声かけしてしまいます。今日、日本人のお友達と遊んでいる中で「日本語で話そう!」とルールを作ってましたが、他の子に比べて幼い次女は、そのことを忘れ、自然に英語が出てきて、みんなに指摘され大泣きしてました。なんだかかわいそうでした。「日本語!日本語!」もしかして、これも無駄なストレスをかけてしまっているのでしょうか?絵本の読み聞かせは、一日何度もしています。数年後には、帰国予定です。よろしくお願いいたします。
>>遊んでいる中で
●大泣きするための遊びなんてありますか?そんなのは「遊び」ではないでしょ?お題目と内容が全く一致していない詐欺のようなものですよ。
※「頭が良くなる〜」とうお題目なのに内容は「考えない頭を作る〜」と同じです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2573] ハミコ 投稿日:2006/04/02(Sun) 04:46  [外国]
「良質の文章問題」を始めて、2ヶ月弱の新小2の娘です。海外に住んでいるため、わからない問題を学校の先生に聞くということができません。(私も子供と一緒に同じ問題を絵を描いて、色を塗って楽しんでいます。)今回、お聞きしたいことは、わからない問題の処理についてです。そのままにしておいて、一ヶ月後にもう一度やってみたほうがいいのか。それとも、主人を先生代わりにして教えた方がいいのか。(以前は、そうしていました。)年長問題でも歯が立たないため、このところできそうな問題を選んでやらせています。それでも、ときどき難しい問題をやらせると、泣きながら「わからないから、教えて〜。」といい、「また今度しよう!」と私が言っても解けたときの喜びを知っているせいか、諦めようとしません。といっても考えているのではなく、べそをかいて腹をたてて時間だけが過ぎているだけです。わからない問題に対しては、こうする!という方針がないので私もしまいには、イヤになってしまいます。「どんぐり先生にメールして、どうしたらいいか聞いてみるからとりあえず、今日は終わりね。」と言いましたが、納得せず、今も目の前で泣きながらやっています。アドバイス、どうぞよろしくお願いいたします。
●掲示板の過去ログを読んでいませんね。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
※全て書いてあります。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2572] にしのさくらづき 投稿日:2006/04/02(Sun) 00:12  [関東]
早速お返事下さってありがとうございました。間違ったことをやってたわけじゃないとわかって、ほっとしました。これからもよろしくお願いします。
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[2571] ころころ 投稿日:2006/04/01(Sat) 23:31  [近畿]
先生 お返事ありがとうございます。
>※実は大きさは子供によって適当なサイズが違うんです。
何となくそうかなぁって思っていました。なので、すっきりしました。
>いそがしすぎるから、たびにでる!
名言ですね、使わせていただきます!!(^_^)v
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[2570] のんびり倶楽部 投稿日:2006/04/01(Sat) 04:57  [関東]
先生は教師向け雑誌「指導と評価」でもどんぐり方式を公表されておられますが、私が知らないだけで、小学校でも使われ出しているのでしょうか。教育現場からの反響はありましたか?どんぐり算数文章題なら、週1枚でOKだし、国語としても算数としても使えるので、使う時間が少ない割に効果があって、小学校の先生が飛びつきそうなものですが・・・。公立小では何らかの規制があって使えないのでしょうか。短絡的・無差別な犯罪について、カルシウム不足とか色々言われますが、「臨界期」に示唆されているように、きちんと考えて自分をコントロールする力、理論的に正しくてもあえて即実行しない心の力(これを曾野綾子氏がマタイ15や17を引いて「大人の配慮」と書いてます)を皆が獲得する事が根本的解決法だと、かねてから私も思っていました。もし、これが正しければ、小魚も食べつつ、小学校の教育方法を工夫すれば、安心な社会ができる気がするのですが。
>>公立小では何らかの規制があって使えないのでしょうか。
●個別に使っていらっしゃいますよ。ですが、お母さん達の反応の方が数百倍も敏感です。基本的に先生は素人ですからね。
※でも、小学校の先生は私の最も尊敬する職業の一つなんです。どうかどんぐり方式の理論だけでも知って欲しいものです。
>>カルシウム不足
●も他の栄養素と同じで適度に栄養をとればいいと思いますが、「人間らしい判断力」は教育しないと育ちにくいですね。大江健三郎は「ちょっと待ってみること」と表現していますが「人間的な判断力」のことですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2569] ぷらちな 投稿日:2006/04/01(Sat) 01:49  [地球外]
先生、ファックス教室についての質問です。この度が初めてですので・・・。(どこかに掲載済みでしたらごめんなさい)1週間に2題以内とのことなんですが、これはファックスを送る回数も2回ということですか?もしも、絵図の書き方が1回目はなんだかへんてこりんな絵図だったけど、先生の添削後にいい絵図が書けたからまた送って!!と言われたら、それに関してはどうなりますか?あくまで2題以内ということであって、送る回数も2回以内ということなのでしょうか。そのあたり、もし掲載を見落としていたら、お手数なんですが教えていただけますでしょうか。
>>送る回数も2回以内ということなのでしょうか。
●送る回数は何度でもOKです。同じ問題を10回考えたら10回送って下さい。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2568] にしのさくらづき 投稿日:2006/03/31(Fri) 23:54  [近畿]
4月から1年生になる娘がいます。どんぐり暦半年です。私自身ようやく、正解が出るのはいつでもいいと思えるようになってきました。私のスタンスが変わって、娘も気楽にどんぐりができるようになったみたいです。最近は絵を描くのも、「この絵は分かりやすいか、よく見えるのか」を意識して描いており、なんだか進歩したな〜とよろこんでいます。質問があります。<0MX06>で、「太陽が地球を3周したとき・・」というところですが、娘は、太陽が、1日に地球を3周したものととらえていました。また、<0MX05>では、「明日もまた、今日と同じ数だけ増えるとすれば」というところを、今日のくらげが6匹なので、「今日と同じ数」を6匹ととらえていました。あと、<0MX45>や、<0MX93>も、娘自身になじみがないためか、どうもおみせやさんやフンコロガシが、何をしているのかピンとこないようです。いずれも、実演してみせたり、簡単な例を挙げたりして意味を教えてしまいましたが、教えてよかったのかどうか、ふと疑問に思ってしまいました。ひょっとして、自分で気付かせるべき、根本的なことだったのでしょうか?絵図自体は自力で描いていましたが。教えて下さいm(_ _)m
>>私のスタンスが変わって、娘も気楽にどんぐりができるようになったみたいです。
●これが一番大事なんです。伝わりますからね。だから、お母さん達に理論をキチンと学んで欲しいんです。「思考の臨界期」だけでも十分ですからね。
>>意味を教えてしまいました
●言葉の意味はドンドン教えて下さい。お母さんが「フンコロガシ」になりましたか...。スゴイですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2567] ころころ 投稿日:2006/03/31(Fri) 23:14  [近畿]
漢字の塗り絵を作っていて思うことなんですが、子供の視野から少しはみ出ているようなんです。一回りほど小さくしたら見えやすいようなんですが、先生はどう思われますか?(ノートに大きく枠を書いている場合、色を塗りやすいようにノートをまわしながら塗ることが多かったんです。小さくしたらそれがなくなったんですけど、、気にしすぎかしら…)
●書き終えた後に離れて見るといいですよ。また、全体像は例文で復習できますよ。
※実は大きさは子供によって適当なサイズが違うんです。本当は拡大縮小コピーして使うといいんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2566] ころころ 投稿日:2006/03/31(Fri) 23:09  [近畿]
…きいちゃましたよ、そうですか、まだですか…パズルしてあそんでようっと!!
●あ...なんか、CD作るピオンくんが「いそがしすぎるから、たびにでる!」って...で...人手不足になってしまいまして...。
○のみすぎなんじゃないの〜〜?
●やってはいます...できちゃえば1週間でマスターできますから。...ね。ご勘弁下さい。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2565] ちるちる 投稿日:2006/03/31(Fri) 22:53  [近畿]
春休みもあと一週間ほどですね。宿題が出ていないので、子供ものんびり過ごしています。どんぐりも少しずつ進んでいます。最近きちんと理解して自分で絵が描けるようになりました。絵が描けたら自然とわかったみたいですんなり式と答えも出しました。以前なら数字しか見ていなかった子ですが、ちゃんと文章から絵を描けるようになるまでそんなに長い時間は要りませんでした。今は問題が簡単ですから、頭で理解できると思いますがこのままゆっくりすすんでいけば子供のペースで難解な問題も理解できる日が来ると思います。そのおかげか新2年で習う漢字もスムーズに頭に入るようできれいに書けていました。ゆっくりと書くようにこれからも声かけをしていきたいと思います!

>>そのおかげか新2年で習う漢字もスムーズに頭に入るようで
●確かな学力は「余裕を持たせられる学習方法」が保証するんです。だから「これだけ〜」なんです。
※いつも基本は「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」しかないんです。こうできるように工夫された教材でなければ全く意味がありません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2564] グロワーズ 投稿日:2006/03/31(Fri) 22:02  [関東]  
LD児のお母様方にも広くどんぐり倶楽部を知って頂きたいのでブログのトップページからお勧め教材としてリンクをかけさせて頂きました。m(_ _)mよろしくお願いいたします。
●人間の認識方法は一つです。「マクロ-ミクロ-マクロ(ミクロを含む)」で定着します。
<遠くから人が歩いて来る>
1.ん?誰かな?-マクロ(全体:おおよその脳内検索範囲を決める)
2.顔でチェック-ミクロ(細部確認:検索範囲内での詳細検索)
3.詳細を含んだ全体像の確認-マクロ(確定して安定する)
※算数の文章問題も漢字一字も認識方法は同じです。空間を平面で認識して平面を記録し、空間を平面で再構成する人間の得意技です。
※人間は人間の得意技(視考力)をフル活用することが肝要だということです。
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●漢字筆順帳...頑張るぞ〜!
○せんせ〜「かんじどくほん」がまだだね。
●アッ!...シ〜...ヒ・ミ・ツ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2563] すいすい 投稿日:2006/03/31(Fri) 13:31  [関東]
こんにちは。のんびり倶楽部さん、確かに特に都市部でゲームがはやるのは外は危ないし、ゲームなら部屋の中でもあばれず、散らかさず、静かで親にも都合がいいからですね。中学受験のお恥ずかしい話ですが、親の目から見れば「打ち込んでるし、ためになっているから無理やりやらせてはいない、と見えたと思いますよ。幼児では「楽しそう」、本人に聞いても「楽しい」と答えると思います。私が中学受験をした理由は、地元の中学に優秀な子が学区外から越境して多数入学するので、当時厳密な相対評価だった内申が悪くなり、それの比重が大きい高校受験(公立)に不利だったからです。春休みに入ったら同じくお休みの父親とあそんでばかりで文章題が全くはかどりません。でも、とっても楽しそうです。私もライフマップシニア版(?)とっても楽しみにしてます!
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[2562] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/31(Fri) 11:59  [関東]
先生、追記です:高齢までのライフマップはHPのどこかにあるのですか?私たちにも,団塊世代向けにもいいかも。
●未完成ですのでHPにはアップしていません。できたらお知らせしますね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2561] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/31(Fri) 11:54  [関東]
すいすい様:ご自身の体験まで披露して頂いてありがとうございました。息子は「聡明」というより「好奇心旺盛でお茶目」という印象です。初対面のおばちゃんに「おばちゃんの顔って、しわ少ないねー」て言うような子。「好奇心旺盛」の方は、なるべく自由に遊ばせてたら、判断力が備わる小4終わりあたりまで、きりがないほど事件を次々起こして、親は後始末に追われて大変でした。ゲームが普及するのは、ゲームをしていると、親が後始末に東奔西走しなくてラク、と言うことも一因かもしれませんね。我が家はいわゆるゲームはなく、ゲームと言えば、家族でやる盤ゲームのことです。「ピンポン玉とビー玉を分別しながら収集するロボット」は一応完成しました。
先生:娘はスキーツアーから嬉々として帰宅。今日、一枚ドングリしました。私の指示無しで、ポイントになる数字を丸で囲みながら読んでました。一度読み把握する一歩かもしれませんね。今日は、リスを主人公にした絵本創作に熱中してます。
>>私の指示無しで
●いいですねぇ。
●子供自身も自分のテンポには気付きにくいものです。一緒に探してあげましょう。
※最近小4の子供が早口で話す(お友達の影響のようですが)ので「もっとゆっくり話してね」と言うことがあります。御することはスピードを落とさせることが基本です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2560] はる 投稿日:2006/03/31(Fri) 11:16  [関東]
新二年になる子は、どんぐりを初めて、1年です。一桁・二桁だと、楽しそうに○を書いて、絵も描いて、解くのですが、三桁になると、いやー顔になり、えー○を100個も書くの(>_<)と、やや拒否反応をします。親が、やや口出しするのは、いけないのでしょうか?二年の問題になると、3桁がおおく、我子は、どんぐり問題が、いやにならないか心配です。リンクにある、○カ○ロ君のように、順調に、入れないようです。しばらく、のんびりしたほうが、いいでしょうか?
●1週間かけてやっていますか?工夫はしていますか?ゆったりした時間の中でやっていますか?
※条件(環境)が揃っていて進化しないことはあり得ません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2559] アン 投稿日:2006/03/30(Thu) 22:24  [関東]
新4年生になる子どもの親です。もともとのんびりやでしたが、3学期末の算数のテストで0点を取ってきました。本人もショックだったようです。5問中の1問は計算式で答えを出しておきながら、回答欄に写し間違えて×。もう1問は式は正しく立てているのですが、筆算でかけ算なのに足し算をしている。残りの3問もさんざんでしたが・・両親ともに算数が得意だったので、まさか自分の子どもがこんなになっているとは気がつかず、3年生までにこんなにしてしまって反省しています。早速、算数問題の3年生を始めたのですが、やはり問題が理解できず、絵も描けない状態です。CDは子どもが小学校に入った時に購入済みでしたが、長らくしまったままで、本当に情けないです。何とか思考できる子どもになってほしいのですが、アドバイスお願いします。*HPにのっているCDは以前の物とは内容が違うのでしょうか。もし、違うのでしたら購入したいと思います。
>>本当に情けないです。
●情けないですね。お子さんが心配です。すべきことはしましょう。すべきでないことは身を挺して防ぎましょう。
>>アドバイス
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
●上記を直ぐに全部読むこと。
>>以前の物とは内容が違うのでしょうか
●何点か追加があります。ご確認下さい。
http://homepage.mac.com/donguriclub/text-info-price.html
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2558] すいすい 投稿日:2006/03/30(Thu) 22:04  [関東]
こんばんは。のんびり倶楽部様、とても資質のある息子さんをお持ちでいつもいいなあ、と掲示板を拝読させていただいています。
私は中学受験しましたが、すべて母親の意向です。突然6年の夏休みに受験塾の夏期講習に放り込まれました。意識しなくても一応がんばり、受験勉強は「ためになる」とも思いましたがその年齢(11,2歳)でも本音は母を喜ばせたい、ということでした。これは大人になってから気づきました。当時はそんなことは意識できませんでした。悲しい子供の本能だと思います。私は母親との関係がよくなかったという背景もあったから当時は意識したくなかったのかもしれませんが、それでも母の喜ばせたかったのが本心です。ですから、子供には本当にいいものを望まないと、本当はどうでもよかったり単なる見てくれのようなものでも望めば子供は本気でがんばってしまう面が幼児でなくてもあると心に留めています。時々ちまたの情報にゆれながらもここ(どんぐり倶楽部)ならその志を維持できそうに思っております。私の友人夫妻のお子さんは6年になってから急に行きたい私立中学を自らめざし、受験・進学しました。のんびり倶楽部さまの息子さんはそんな自発性のあるお子様のような気がします。聡明なお子様がいい選択をされるのではないでしょうか。
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[2557] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/30(Thu) 20:20  [関東]
早速のご返答ありがとうございました。我が家にお受験は無関係ですが、知人・親戚のことで気になることがありました。息子の中学受験については、ずっと悩んでます。12歳までの育ち、高校受験の意義なども知っています。考え始めたきっかけは、私のいとこが私立中学(全国的には無名、少しはそこそこの大学に入る子もいる中高一貫校)で、理系の部活動に打ち込んで浪人した時、父親に「やりたいことは思い切りやりました、一年浪人させてください」と言ったことでした。そんなに充実した青春が送れるなんてすてきだな、と思いました。その後子供が生まれ、2歳から一貫してはっきりした趣向(工作と実験好き)であったこと、地元中学が荒廃していたことで、そこに「物理部」がないことで具体的に考えるようになりました。今でも高専経由で大学進学する路線、マニアの電気屋さんに出入りして楽しむ路線など、色々な選択肢を考え中です。
●実は「どんぐり倶楽部」には72才まで(3世代の豊かな関係も考慮してあります)と120才までのLife-Mapがあるんですが、その中に「大学受験のための一浪は最も有意義な選択の一つである」とあるんです。
<小学受験:積極的な意味はない:危険回避のみ有効だがリスクが大きすぎる:慎重な手法の検討を要する>
<中学受験(もちろんしないほうがいい):戦い方のお手本を示す→主体は保護者:相手と自分の分析、計画>
※ただし、9〜12才はゆっくり熟成させた方が豊かになるので受験対策を本人がするのは最短がいい(3〜6ケ月が適当)
<高校受験:戦い方を教える→実際に分析させながらアドバイス>
※12才までに十分な進化が出来ていない場合は現状の力の認識(無意識に育てた視考力を意識させること)から始める
<大学受験・就職試験:自分で全てを計画し実行する:一浪がベスト>
※浪人時代の受験勉強は現役時代の数倍〜数十倍にあたる。現役時代を大学受験のための期間と捉えるのは浅はかである。15〜18才は社会適応と表現力を模索する時期である。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2556] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/30(Thu) 17:30  [関東]
文章題についてのアドバイスありがとうございました。やるたびに痛感するのですが、口出ししないというのは難しいことですね。なかなか完璧にはできなくて、「こうしなさい」とは言いませんが、つい「これも書き込んでたらわかりやすいのになあ」とかうそぶいてしまうことも・・・・我慢、我慢ですね。ところで御著書で早期教育の危険性を書いておられますが、早期教育には、「能力開発目的」と「お受験目的」がある気がします。御著書では主に前者を想定している気がするのですが、後者はどうなのでしょう。といっても、どちらについても、子供達がお受験未経験の私は、内容は詳しく知らないのですが・・・。お受験経験者の話では、決して字を習うなど、小学校の内容に踏み込むことはしない、粘土とかお絵かきとかパズルだよ、とのことですが。合否は別としても、子供のためになったと言う人もいらっしゃいます。これでも害のあることでしょうか、自由に遊ぶ時間を確保すれば、毒にも薬にもならない程度のものだと思われますか。
>>「能力開発目的」と「お受験目的」
●問題は目的ではなく「手法」です。どんなに最もらしい目標やスローガンを掲げても手法がお粗末ではお粗末な教育しかできません。具体的に子供に影響を及ぼすのは子供自身が体現する手法そのものだからです。
●最も悪質なのは聞こえの良いスローガンを掲げて危険な手法を勧める場合です。
>>粘土とかお絵かきとかパズル
●主体的な遊びであれば問題ありませんが...。よくある勘違いですが「お母さんが喜ぶことを(本当には好きではないけれども無意識に)好きなように見せながらしている」場合は考えものですね。お受験で実際に「子供が好きなように粘土遊びやお絵描きをさせることで合否判定するところが1校でもあるのでしょうか?」
●机上のテストに対応するための練習は時間の無駄遣いであることが多いですね。
※小学・中学受験でお勧めできるのは危険回避のための受験だけです。引っ越して受験しなくていいようであれば引っ越した方がいいんですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2555] だまた 投稿日:2006/03/30(Thu) 12:46  [北陸]
先生、皆様、こんにちわ。今日は末の新1年息子が、朝から「どんぐりしよ」(はぁ~私は急ぐんですけど〜。)と、思いつつにっこりして「どうぞ」。新1年という事で本人の気合の入り方がスゴイんです。0M34(以前引っかかったちょうど半分の言葉がはいってる問題)(バタバタする母に向かって)「あっ、これ前やった。だってちょうど半分って書いてあるし」そして、前のをひっくり返して、確認。何で、出来なかったのかといわんばかりの勢いで、氷はトゲトゲだとか、(雄たけびあげながら)答えを出してしまいました。しかし未だ、本人は納得いかない仕上がりだったので「ひろげておくね」と、たのしみはまだまだ続く様子です。ありがとうございます。
●味を出すには熟成させる時間が絶対不可欠なんです。人間も自然の一部ですからね。...脳味噌とはよく言ったもので、ジックリ寝かせる必要があるんですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2554] ツインズ組 投稿日:2006/03/30(Thu) 09:33  [関東]
先生、な〜な〜さん、なかもとさん、お返事ありがとうございました。掲示板、読みまくってます。ここは手元に!という所は印刷してノートに切り張りを貼り付けています。私用のどんぐりノートです。昨日は問題をやりました。一人はモグラ君のごちそうミミズ問題。もう一人は風の歌の問題です。もう、なかなか思うような絵にならなくて大変でした。誘導するような事も言ってしまってセーブセーブと思いつつやっておりました。結局、描けなくてまた今日やり直します。で、何度も思ったのはこの本に子供たちが小さい時に出会えてたら・なんて思ったりもして。。主人はもともと「反復〜ばかりでは思考力はつかないよ」と言っていたのを私が「そんなことはない!」と言って進めた結果なんですよね。そんな気持ちで今日会社でここの皆様の応援を見て「いやいや、まだ大丈夫!」と思い直しこの書き込みをなんと仕事中にしております(笑)今日は過去ログNo4から読み始める予定です。で、多分CDは今日かな?明日会社でプリントできるかな?と思っております。でも、「絶対学力」の本、もっと早く出合いたかったです。
●子供ってね、本当に奇蹟の塊なんですよ。これから、その奇蹟を見れますよ。目の前でね。ゆったりとした空間を用意してあげて美味しいおやつを作りながら楽しく待っていること。これが、学力を保証するんです。だって、必要な教材は「どんぐり倶楽部」にみんなあるんですからね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2553] ころころ 投稿日:2006/03/30(Thu) 09:25  [近畿]
先生 おはようございます。筋肉豆腐の問題を解くのは2回目だったのですが、今度は「筋肉だらけ豆腐」をかいて解いていました。先にも出てくる筋肉豆腐「次は違うやり方を考える」と、言っていました。「好きな(解けそうな)問題」ばかりしていた子供ですが、この頃は、順番にすることが楽しいようです。「この方がいろんな問題ができる、もし、できなくても次に同じ様な問題があるから大丈夫」なんだそうです。これも、自信の現れなんでしょうね。お陰様で春休みは、遊びも勉強も楽しんでいます、ありがとうございます。(*^_^*)
●GOOD ! 本当の自信ってのは「出来ること」じゃなくて「余裕を持って取り組めること」なんです。「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」ね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2552] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/30(Thu) 06:35  [関東]
文章題のやり方についての質問です。問題文を読むのは1度だけ、ということですが、文章が結構長いので、一度読み通しても「えーっと、あそこは何だったっけ」とか「あれはいくつだったけ」となります。そういう場合、読み直してもいいのでしょうか。
あるいは、1度の読みですむように、問題文を少しずつ区切って読み、その都度、少しずつ絵を描き足していき、そうやって一応できた絵を、必要なら操作して問題を解く、という方法がよいでしょうか。「指導と評価」の御論考にも目を通しましたが分かりませんでした。
>>問題文を少しずつ区切って読み、その都度、少しずつ絵を描き足していき、そうやって一応できた絵を、必要なら操作して問題を解く、
●方がいいですね。ただし、6年かけて出来るようにすればいいんですよ。各学年で仕上げることは不要です。ですが確かな目標は常にイメージして練習するんです。
※消えていく言葉を何度も聞き返すことは出来ませんよね。「何度も読みなさい」は「何度も(同じ事を)聞きなさい」と同じで一番お粗末なアドバイスであることを肝に銘じておきましょう。「一度でいいように意識しながら工夫して読みましょう・聞きましょう」ですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2551] なかもと 投稿日:2006/03/29(Wed) 17:55  [四国]
ツインズ組さんへ:うちは、上の子は新六年生、下の子は、新一年生、去年夏から本格的にどんぐりを初めました。下の子は、絵がかけないときもありますが、年長から始めたので、上の子よりもイメージが多いなぁと感じることがあります。上の子は、絵を書くのが好きでしたが、半年かかってやっと絵が書けるように起動に乗ったなぁと思っていると、時々思わぬところで答えの見える絵がかけなくなったりします。今は、5mx00が答えの見える絵になっていないのですが、まったく進んでいないようです。そんな彼ですが、最近うれしい知らせが、苦手だった漢字が覚えやすくなったように感じるといってました。たしかにいつもテストでは、漢字の欄が全滅に近いのに最後のテストは、全問正解でした。もちろん宿題は、ほとんど宿題マシーンが登場していますよ。まだまだ間に合います。しっかり掲示板を読んでお互いがんばりましょう。
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[2550] な〜な〜 投稿日:2006/03/29(Wed) 17:26  [関東]
ツインズ組さん:今度小6(長男)小5(次男)になる子どもの父親やっています。私は昨年の4月からスタートさせました。大丈夫ですよ
ミスターItoyamaProの助言を聴いていれば....半年後に大きく変貌します。私も去年の4月に心を入れ替えましたけどね(^^ゞ
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[2549] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/29(Wed) 16:53  [関東]
ご助言ありがとうございました。あと2時間ほどで帰ってきますが、そのように対処します。リンドグレーンがロッタちゃんという女の子を主人公に子供向けの本をいくつか書いています。「ロッタちゃんと自転車」という絵本では、まだ自転車を持っていないロッタちゃんは、自転車を乗り回す兄姉を見ながら「私だって自転車に乗れるんだ、秘密だけどね」と言ったり、自転車を買ってもらうや、兄の手放し乗りを見て、「私だってできますよ」と手放し乗りしてズデーンと落ちたり。娘はロッタちゃんにそっくりなんです。
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[2548] ツインズ組 投稿日:2006/03/29(Wed) 14:16  [関東]
初めて書き込みを致します。娘たち(双子で新5年生)の事です。以前から勉強に関して人よりのんびりペースでなかなか飲み込むのが遅いとは思っていましたし、学校の先生から言われておりました。「何でも人の3倍、4倍の量をこなさないとみんなのペースには追いつかないでしょう」と言われておりました。かなりショックでいろいろ悩んだ末に 某先生の「百マス計算」や音読などをする方法を取りました。それこそコピーを大量に取り計算させていました。反復プリントも購入しコピーし、やらせる。。。と日々を続けていました。そして最近、娘たちの異変というかある事に気がついたのです。4年生になったあたりからなのですが、一緒に娘たちの苦手な文章問題を解いていると必ず言う言葉が「わからないなぁ」「ヒントちょうだい」「これ割り算?」「かけ算?」などです。さらに式などを書いているのを見ると変なのです。文章問題に載っている数字だけで立式というか答えを出そうとしているのです。ですから私「これ、なんでこういう式になるの?」娘達「え?書いてるから(問題集に)・・・・・・」私「ここはこの数字は入らないし、割り算でもおかしいんじゃない?」娘達「じゃあ、掛け算?」私「ちゃんと考えてる????」娘達「考えてるよ!!!」と怒り出したり泣いたり・・・この様な状態です。で、考えたのはこの子達は足し算や引き算、割り算、掛け算の概念?がわかっていないのでは?と思い始めました。私の子供時代は文章問題を読むと絵が浮かんでくるんです。チューリップならその本数出てきて。。引いて・・みたいなまるで幼児向けのビデオみたいな感じでした。子供を見ているとそういうイメージが無いと思いはじめました。。。このままじゃあマズイのでは。。そんな時にここ1週間の間でここの存在を知りました。先生の本を3冊購入し読み、HPも印刷したりして通勤中でも読みました。私の疑問をすべて晴らしてくれるような気持ちになりました。が、今からでも遅くないだろうか?どの順番でこの「どんぐり〜」の教材を使ったらよいか?悩んでいます。一応、昨日から先生の本の巻末に載っていた算数問題の年長から始めました。これでいいのか?わからないのですが。。。。2人は絵を描くのが大好きなので喜んで書いていました。でも絵を描かずに式を言おうとしたりしますが静止して「まずは、楽しく絵を書こう」と言い、スタートさせました。
もし、皆様でこんな風に始めたら。。などアドバイスがありましたらぜひ、教えてください。ちなみにどんぐり〜全CD(今月末までお得w)を買いました。今日か明日来るかな?と楽しみにしていますがしっかり使いこなせるか心配です。
●緊急事態です!過去ログを今日中に全て読みましょう!
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
次に「思考の臨界期」を読んで下さい。
※相談はそれからですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2547] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/29(Wed) 12:00  [関東]
娘(新小3)のことですが、「評価」にとても興味がある、というか気にするのです。私は学期の終わりは少々気が重いのです。「あゆみ」です。先生は「あゆみ」など気にしないようにとおっしゃるし、家族の誰もあまり興味がありません、娘以外は。親はこの年齢になれば、小学校の成績とその後の学業成績、社会での働きがあまりリンクしないことも経験済みですし、上の子は飄々とした性格ですから。私が想像するには、色々なことでお兄ちゃんと張り合おうとするけれど、年下なのでいつも負ける事が影響していると思います。その上厄介なことに、お兄ちゃんの通信簿は音楽や図工、体育も含めて、入学以来非常によく、娘の方はぱっとしません。娘は幼稚園時代、お兄ちゃんの成績を見ていますから、入学後は「よーし、わたしも」と思っていたのでしょう。一応、学科の評価ではなく、先生の生活上のコメント(「お友達の手助けを進んでする」とか、だいたい長所が書いてある)への親の関心を示して、ほめて、通信簿を見るのはさらっとやめることにしています。せめて、娘に勉強以外で、すごーく得意なこととか、すごーく好きなことがあるといいのですが、なかなか見つけてやることができません。娘の「評価」へのこだわりは、「あゆみ」だけではありません。家族旅行がかなわないので、スキーキャンプに行かせました。親の意図は、普段は見ない大量の雪、一面の銀世界、日本アルプス等の自然に触れさせることで、雪合戦で十分だったのですが、スキーのキャンプしかなかったのです。雪遊びもしてきましたが、その後、娘は(多分)スキーの級を上げたくて、キャンプに行きたがるようになりました。もうすぐ3回目のキャンプから帰ってきますが、「お母さんは、たーくさんの雪を見たり触ったりして、遊んでほしかっただけよ。スキーは楽しければ、級はどうでもいいのよ」と言うつもりです。娘が、もうちょっと肩の力を抜いて生活してくれないかと思うのですが・・・。
>>級はどうでもいいのよ
●言わない方がいいですよ。肝心なのは検定などの級はその「検定」という世界だけの価値だということを心得ておくことです。ことさら「どうでもいい」とは言わない方がいいですよ。
※級を取ることに手を貸してあげるのはいいことですよ。ただし、「それその世界での価値しかない」と機会が在れば伝えることが大事なんです。
※〜検定(級・段)は学力には関係ないことを本当に分かっていればいいんです。「穴掘り三段」と同じです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2546] しなもん 投稿日:2006/03/29(Wed) 09:20  [中国]
先日、ファイルが開けない、と質問したものです。おかげ様で、すべてのファイルの中を見る事ができました。ありがとうございました。
●「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」お願いします。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2545] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/29(Wed) 06:39  [関東]
「臨界期」の「タイミングがずれる」に関する説明、ありがとうございました。理解できました。息子との意見の違いについては、彼の意見を忘れてしまいました。もう一度、読んでもらって聞いてもいいのですが、春休みに入ってから、趣味に没頭しているので、放っておくことにしました。「毎日図書館に行けるって、いいなあ」と出かけて2,3時間読書を楽しみ、残りの起きている時間は、ブロックやら歯車やらモーターやら簡単なコンピューターをくっつけて「ピンポン玉とビー玉を分別しながら収集するロボット」の開発に熱中してます。試作・プログラミング・実験の繰り返し。「球は半径以上の物を乗り越えられない」という彼独自の理論か実験結果を利用して分別するのだそうです。当然ながら、充実した「物理部」のある私立中学へ行く、という夢も頭の隅っこに追放されたみたいです。(地元公立中学は荒廃しているだけでなく、「物理部」自体も無いのですが・・・)でも、開発に熱中する姿を見ていると、私も、机に向かう勉強が貧相に見えてきて、「べんきょう」の「べ」の字も思い出すことなく、時々一緒になって実験の失敗の原因を考えていたりします。「目指せ中学」ではなく「目指せ<イグ>・ノーベル賞」になってしまいました。「臨界期」を読むと、悲しい気持ちにさせられる箇所もありましたが、普通の書籍として出版された本の内容が、きちんとした裏付けがあることだとわかりますね。一番大事なことは子供達の姿が教えてくれたといっても、色々な実験への言及などから、ずいぶん勉強なさった跡が感じられて感服いたしました。教材を作り、子供達を指導し、大病を克服しながらですものね。

●天動説では偶然の一致しか説明できませんが、地動説(どんぐり倶楽部の脳内進化論)ではあらゆる説明と予測が正確に出来ます。現行の教育理論は天動説を採用した偶然教育(勘違い教育)が主流です。そろそろ、気付かないと大変なことになります。このままだと<人間に育てて貰えなかった子供大人の大量発生>が加速します。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2544] すいすい 投稿日:2006/03/28(Tue) 22:39  [関東]
先生:早速ありがとうございました。見せられるように整えなさい、というより自分が見てわかりやすいように、というつもりでした。でも、ご回答頂いて本人のあるがままでいいのだ、と安心しました。1MX99では今までの1対1対応の数え上げ作戦から「数をまとめる」ことを自然に描いて、少し進化したとようで、うれしいです。少なくとも2ヶ月前にはできなかったと思います。[2542]のんびり倶楽部さんに対するコメントも参考になりました。とても稚拙ですが、ちょっと身に覚えがあります。過去にマインスイーパーというゲーム(昔からWINDOWSについていて今もあります)に夢中になってたことがあります。慣れないうちは考えますがそのうちパターン認識ですぐ進めることができるようになり、タイムを大幅に短縮できるようになります。さらに進むとほとんど反射的にできるようになります。この段階になると考えません。脳が「フリーズしてる」感じです。しかもこのペースになると、ゲームを離れてもしばらくは普通に考える頭の回転にすごく「歯車が合わなくなる」ように感じました。これが高速・反射型のパターン認識のみの頭と普通に仕事などで考える頭の「テンポが合わない」状態、と思い出しました。外見的には馬鹿には見えませんが、私自身は馬鹿になる(全く考えずにゲームがどんどん進められてしまう)自分を危ない、と思いやめました。子供が冬休みに百マスの宿題を3枚、時間を計ってするのを見てたらこれは反射型のゲームだと思いました。これが集団で過熱すると計算ですらそのようなってしまうとしたら怖いですね、一見すごくかしこくみえますが。下らない経験ですが、「高速・反復」の弊害ってもしかしたら、こういうものかな、と思い出してしまいました。子供はゲーム好きですが、そういった反射型ゲームはしません。どちらかというとまったりした、のろいペースの子ですが、遊ぶのをよく見てると何でも考えて(頭を通して)から行動しているのでテンポが遅いみたいです。温泉いいですね。どうぞお体をご自愛ください。
>>「高速・反復」の弊害
●その通りです。しかもその弊害が脳の進化途上で行われたらそれは弊害では止まりません。脳が奇形になってしまいます。だ・か・ら、「しなくてもいい」ではなく「させてはいけない」のです。「不要」というレベルではなく「危険」なのです。
※同じ事が楽しく出来るようになるのなら「どんな方法でもいい」と言う人がいます。絶対にダメなんです。思考に関することは脳の進化が完了する12才まで(早い子は10才くらいですが、それでも12才までと考えた方が無難です)は出来るようにするための手法が重要なんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2543] どうだん 投稿日:2006/03/28(Tue) 22:15  [東海]
こんばんは。新二年生になる娘を持つ母です。御礼が遅くなりましたが、お返事ありがとうございました。どんぐり問題の取り組み方のご指導をいただき、今後そのように心がけていきます。今回は問題の答えの正確さについて、どこまで正確さを求めてよいのか迷い、教えていただきと思いました。0M×93の問題で絵は描けていたので、理解できたとおもったのですが、答えを書く時点で九回という答えなのですが、9ことかくのです。末尾に、なんかい通わなければいけないのでしょうかという部分を再度読ませたのですが、ぴんとこないようです。説明させると通う回数の計算だとわかっているようなのですが。ヒントをだしてやっとわかったようですが、これはわからん帳ゆきでしょうか。最近取り組む問題がちょっとしたことで正解にできず、自信をなくしているようなので、そこまで厳しくしなくてもよいのかなとも悩んだりしています。四月からは添削問題でご指導を受けられるので、心強いです。よろしくお願いいたします。
●「分からん帳」は忘れた頃に使う復習用です。ですから、間違えば入れます。ですが、細かいこと(アドバイス)はサラッと流します。
※大正解!ここだけ気をつけてね。でOKです。〜回が〜個でも分かっているのですから、そのままにしておきます。でも「分からん帳」にいれます。すると○なのに「分からん帳」にあるのは何故かな?→何だ、こんなとこでまちがってたんだ。...笑い話です。これが、ストレス無く完璧に楽しく自然に消化するコツです。12才までは100%でないほうがいいんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2542] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/28(Tue) 06:46  [関東]
「臨界期」の分からない箇所(「タイミングがずれる」)は以下の部分です。思考は全てイメージ操作で行われているのに、記号そのもので考えていると思っていると思考力の養成は永久にできません。言葉だけもてあそんでも言葉から確かなイメージを再現できなければ考えること(イメージ操作)ができないのは当たり前のことなのです。かといって、イメージだけをもてあそんでいては(中略)イメージ操作だけを練習していると反応が速いことになれてしまい(中略)さらに、言葉から再現したそのイメージを使って考えること(イメージ操作)の練習をしないとタイミングがずれてしまい無駄な労力を使うことになります。直前までは私も(多分、新小6の息子も)納得したのですが。息子と「タイミングがずれる」とは何か、少し話し合いましたが、互いに異なる意見を出しただけで、結局「わかんないねー」で終わっちゃいました。
>>互いに異なる意見を出した
●これを具体的に書いて貰うと理解がズレる原因も分かりますが、今回はこのまま補足説明します。
……………………………………………………………………………………………
●言葉は1単語だけで構成されているわけではなく複数の単語と文の構成(関連付け)でできていますから、「言葉(文字)→視覚イメージ再現→視覚イメージ操作」を瞬時に並行処理する必要があります。もちろん再現までは他の感覚イメージの再現も含みますが思考そのものには使いませんのでココでは視覚イメージに限定します。
 つまり、言葉から離れて視覚イメージだけの操作をする(最初から視覚イメージを与えられている:描いてある)パズル的な図形処理(イメージ操作)だけを独立して訓練しても効果は非常に低く「言葉(文字)→視覚イメージ再現→視覚イメージ操作」という(文字文化での)最小単位の思考の流れを自在に操る力は養成できないということです。これが「タイミングのずれ」です。
※足は右足と左足でできているのだから「右足を鍛えて、左足を鍛えれば高速で走れる」と勘違いすることを「タイミングがずれる」と書きました。実は両足を同時に使う時のバランスが重要で、このバランスは両方を同時に使うことでしか感得できないのですからバラバラに鍛えることは出来ないのです。
●視覚イメージを意識せずに言葉だけで考える力を養成できることはないし、言葉を意識せずに視覚イメージだけで考える力を養成できることもないということです。
※だから毎回何度も「言葉(文字)→視覚イメージ再現→視覚イメージ操作」を自然にする「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」が思考力養成になるのです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2541] すいすい 投稿日:2006/03/27(Mon) 22:32  [関東]
どんぐり先生

●絵心とは「絵が上手なことではなく絵を描こうとする気持ちです」
●6年間かけて分かるように出来ればいいんですよ。でしょ?

添削教室のことがふと頭をかすめて、また余計なことを言ってしまいました。(1MX99)最初は花らしかったのですが白い花が4本、とつきとめてからまた32個アメーバ(花)を左から右へ4個かくごとに印をつけていくのですが、紙の端まできて「改行」するときに、4個のグループの最初ひとつが上の右端に、残り3個が下の左から並び4個を結ぶ線を強引にがーっと引いて、というやりかたで何回も「改行」するので???な絵でした。途中で分けないで下に4個まとめれば?その方がわかりやすいよ、と言ってしまいましたが、本人は分かるよ、解けたと満足してました。今日は学童保育中に立派などろだんごを作ったと持ち帰って見せてくれました。
●自分を確立するために描くんです。十分に味わった後でなら余裕を持って誰にでも分かるようにアレンジできるようになるんです。学習には優先順位があるんです。自分が納得していないものは他人には説明できませんしオリジナルにもなりません。12才までは表現力ではなく消化力が全てなんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2540] しなもん 投稿日:2006/03/27(Mon) 21:37  [中国]
はじめまして。先日DONGURI-CDを購入して、さっそく使用していますが、Book-period,advice,tensaku-0〜6,のファイルが、なぜか開く事ができません。特に添削が見たくて、CDを購入してようなものなので、残念です。いったい、何がいけなくて、ファイルが開けないのでしょうか?どなたか、見当がつく方がいらっしゃったら、教えてください。
●ソフトを起動してからそのソフトからファイルを開いて下さい。(普通は自動的にソフトが起動するように設定してあります)
Book-period→Word起動
advice→ウエブブラウザ(ネットスケープやインターネットエクスプローラ)起動
tensaku-0〜6→画像閲覧ソフトかウエブブラウザ
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2538] チュー助 投稿日:2006/03/27(Mon) 20:53  [関東]
先生、みんなが「●」を楽しみにしてるんですから、お体を大切にして頑張って下さいね。みんなどんぐり先生が大好きなんですよ。
●大分県の温泉(直入市:長湯温泉)に行ってきましたので返信が遅くなりました。ポチポチやっております。ヒミツですが、原稿は全然進んでいません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2537] すいすい 投稿日:2006/03/27(Mon) 11:38  [関東]
続きです。そら様:学校大変のようですね。ところで、そういうときの大量の宿題っておうちでされているんですか?子供のクラスは順調でした。ただ、昨年は全くしなかったマス計算を今年はたびたびやったり少量のお粗末宿題が出るくらい(マシーン登場はありません。すぐやってしまうので)。100マスは昨年の担任がまた1年生を受け持って、今年は去年全くしなかった100マスをたびたび宿題に出してたようで、校長が変わって方針がそちら方面に変わった可能性もあるのです。私は子供の前で学校や担任を否定するようなことはしたくないのですが、過去ログを参考にさせていただいて、担任に働きかける必要が出てくるかも、と内心覚悟し始めています。
しまりすさま:私もキレない、ついでに一度おちこぼれた計算嫌いな理系なので、子供が計算好き、宿題はすっぽかすけど公文の算数が好きなのは趣味の問題かなあ、と思ってます。昨夜もどんぐりのあと計算したい、と言い出しました。少し分数がわかってきたようなので、文章問題の掛け算の立式について、「単位を式に書き込む」方法を見せました。1つの箱に6本の鉛筆が入っています。箱は7つあります。鉛筆は全部で何本でしょう。お宝算をまねした絵を書いて、(分子=鉛筆6本、分母=箱)
式:6(本/箱)x7(箱)=6x7[(本/箱)x(箱)]=42(本)(分数形式の単位はちゃんと上下の分数で)
数の性質が掛け算では変わっていくことをイメージして式の意味を理解してほしかったのと、分数が分かってきたので単位も「計算」でつじつまがあうことをちょっと教えて反応をみたかったという私の好奇心からでしたが息子は「言葉が約分できる」のを面白がって分数の掛け算割り算をしたくさせてしまいました。これは整数の計算よりわからなくてもできるので、1/3÷2=1/(3x2)=1/3x1/2=1/6を図で書いて考えさせながらやってみましたが、難しそうでした。やはりその数の計算の簡単さゆえ、それ以上はお預けにしました。ぜんぜん絵心無くて、昨日も1Mx99を手間隙かけてきたなーく「計算しない」とアメーバみたいな花をたくさん描いて解いてました。見るに見かねてもっと整理して書いたほうが自分でもどう考えたか分かりやすいでしょ、とつい苦言してしまいました。添削教室が思いやられます。先生、第3者には説明してもらわないと分からないような絵を送ることになりそうです。ちゃんと見る人が分かるように、と言った方がいいのでしょうか。
●絵心とは「絵が上手なことではなく絵を描こうとする気持ちです」
●6年間かけて分かるように出来ればいいんですよ。でしょ?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2536] 通りすがり 投稿日:2006/03/27(Mon) 11:32  [関東]
でぶさんへ。えずをかいていないからだよ。それぐらいしっててもんだいにちょうせんしてね。
●でも満点です。プラス「えをかいてね」と加えます。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2535] すいすい 投稿日:2006/03/27(Mon) 10:41  [関東]
どんぐり先生
※本当に「子供は誰でも普通に天才」です。高速反射学習はこの才能を確実に潰します。どうかお子さんのテンポを大事にしてあげて下さいね。
こんなに何もしなくていいのだろうか、という不安の中で、子供の中からきらっと光るものが出てくると、単にうれしいです。今回の宿代のパズルは単なる計算系でなくお金の流れや言葉のあやを見抜いてそういうことを面白く感じることに感心してしまいました(親ばかですみません)。
めいぷるさま:私も1mのひもを3等分するクイズ知ってます。でも長さはどうなるの?はじっこは?1本1本計ったら?ってずっとひそかに疑問に思ってて、電卓を使うになって1/3=0.333…→0.333…x3=0.999…これって=1ってこと? 大学に入ってε-δが出てきてそういうことがわかってももだまされたような気がしてます。私は昔、在米中にいわゆる補習校で2年間小学生高学年をに算数・国語を教えてたことがありますが詰め込みましたよ、子供たちは現地校の学習の上なので大変なはずなのですが、親が熱心だし優秀な子たちでした。特に算数はアメリカ人の子には唯一勝てる科目なので熱心でした。でも思い出すと、本当に好きで勝手にのびていく子(少数派)と「仕込まれてできた子」といました。指導する側としては「仕込みがいがあった」という充実感があり、帰国後の学習が心配な親には感謝されるのですが子供の都合なんて全く無視のペースでした。もし今子連れで在米したら現地校+どんぐりが理想だけど、義務教育期間中は帰国後の日本の学校への適応を考えると仕方なく補習校に行かせることになるかなあ、悩むと思います。
のんびり倶楽部さま:子供は本読まないくせに「設問解釈」が意外とできるのが不思議です。それを嫌がらないのがちょっと恐い。
四谷大塚の算数の授業に昨年末子供を体験で入れました。学校の単なる先取りでないレベルと内容でした。授業後迎えに来た親が講師に次のテストの範囲を真剣に確認しているのを見て引いてしまいました。「親受け」する内容です。
●私がいた塾も四ッ谷大塚準拠塾でしたよ。...よく知っています。塾の相手は子供ではなく親ですよ。当然です。子供は学費を払えませんからね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2533] debuteacher 投稿日:2006/03/27(Mon) 04:18  [関東]  
いとやま先生。ほくは、きのうせんせいのCDとばしのもんだいをチョコチョコした計算でせいかいをだしまいた。そうしたら、あるおばちゃんに、いとやま先生なら、そのやり方だと、0点にされると言われてしまいました。ほんとうに先生だと0点に、してしまうのですか。ぼくは、くやしくてきのう、ぜんぜんねむれませんでした。もし、0点にするのであれば、どうしてですか。おしえてください。 
●満点です。今はね。少しずつ絵図を描けばいいんです。リハビリは丁寧にするんです。...漢字で書いていいですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2531] ちるちる 投稿日:2006/03/26(Sun) 22:56  [近畿]
こんにちは。どんぐりをはじめて2ヶ月のもうすぐ小2の娘がいます。計算脳娘でしたが、やっとゆっくり考えて解くことができ始めています。このまま行けば大丈夫と私も思っています。まだまだ先は長いですが(^^;。最近新聞などで就学援助を受ける家庭が増えて、ますます裕福層との学力差がついてしまうとの内容が目に付きます。勉強ってそうなんでしょうか。高い学費を出して塾に行かせている子が本当の勉強をしているのでしょうか。子供もそう思っているそうですが、それは違うと思います。親が塾に行かせてくれなかったから、偏差値の低い高校にしかいけなかった。そうではなくて、本当の勉強法に出会っていなかっただけです。このままだと貧乏だと勉強もできないなんて子供が勘違いしそうで不安です。一部では塾に行っている子供たちが学校の授業を真剣に聞こうとしないなど、良くない影響も聞きます。私には勉強のしすぎでストレスがかかりすぎているように思います。どんぐりはそんなにお金もかからないし、手間もかかりません。子供は遊ぶ!という考え方も素晴らしい。あとはじっくり取り組ませるだけです。もっと親も勉強するべきですよね。
>>勉強ってそうなんでしょうか。
●関係ありません。
>>子供は遊ぶ!という考え方も素晴らしい。
●健康的だからというだけではありません。ただし、主体的な遊びでないと学力養成にはなりませんので「単に遊べばいい」わけではありませんからね。
●子供(進化途上の脳)にとっての「遊び」は学力養成そのものになるから絶対不可欠なんです。
●(自然な中での主体的な)遊びは格段に複雑な情報処理を基にしたイメージ操作(対象の動体予測と自身の肉体操作のための視覚イメージ操作)を絶え間なく使っているからです。
※この他にも遊びの中でのバイオフィードバックによる感情の安定は判断力の基盤にもなります。...長くなりますのでここまで。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2529] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/26(Sun) 15:17  [関東]
自分の読解力の貧弱さをさらすようで恥ずかしいのですが、「思考の臨界期」の、イメージ操作やイメージ再現力についての箇所(p330-331)の「タイミングがずれる」(p331)とはどういう意味なのでしょうか。言葉から再現したイメージ、たとえば林檎1個と林檎半分を、ただちに(必要時にタイムリーに)1と2分の1という抽象的な数字を使った操作に置き換えられない、ということでしょうか。この2ページだけを息子(小5)にも読んでもらいました。私「イメージ再現って、どういう意味だと思う?」
息子「林檎とか、言葉を聞いて、それを思い浮かべることでしょ。」
私「イメージ操作は?」
息子「その思い浮かべたものを、頭の中で動かしてみたりすることじゃないの。」
私「このタイミングって、どういうタイミングだと思う?」
息子「???」
小5ともなると、ずいぶん抽象的な事が分かるもんだと思いました。
●前後の文の引用をお願いします。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2528] しまりす 投稿日:2006/03/25(Sat) 20:18  [近畿]
どんぐり先生、早々のお返事ありがとうございます。過去ログは1回目で理論の理解、2回目以降は実践に役立ちそうなところをラインマーカーで線を引きながら読んで、今3回目に入ったところなのですが、“こんなこと書いてあったっけ?”というような状態です。ポイントはノートに書き出しています。宿題マシーン稼働させたら、そのうち当該学年の問題ができるようになるんですか。そんなことは考えていませんでしたが、ただいま、来年度の自動宿題マシーン稼働に向けて準備中です。来年の担任の先生への手紙を書いています。先生のタイプによって文面を変えないといけないと思うので、アウトラインだけですが。私も娘も、こっそりスリルを楽しめるタイプではないので、担任が決まった段階で腹をくくって正面突破するつもりです。小2の時の先生には3月初めに手紙を渡したのですが、誠実に受けとめてくださったようなので、来年度もなんとかなるんじゃないかと半分楽観的に考えています。反対に話が通じない先生だったら、あっさり上に話を持っていって『最終責任は親が持つ』。そう思うと、あまり怖くもありません。
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[2527] シロ 投稿日:2006/03/25(Sat) 19:30  [近畿]
こんにちは。先日、中学2年生に6年生用の文章問題をさせました。一人だけ見事なとき方をしていました。その生徒は、不登校(中1の2学期から)なのですが、基礎的な力にびっくり!もちろん、数学は、基本がしっかりしてるのがわかります。また、以前、ご相談しました生徒(中2)は、1年生用の算数文章問題も解けません。絵図にすることができないようです。しかし、教えないほうがいいんですよね?また、この生徒は、個人授業のほうがいいですか?生徒数などの都合で週に1日しかとれないのですが・・・お返事よろしくお願いします。
●中学生には教えます。時間的に余裕がないですよね。ただし、「視考力の使い方」をですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2526] しまりす 投稿日:2006/03/25(Sat) 15:30  [近畿]
こんにちは。すいすいさんの御投稿を初めから読ませていただいていますが、息子さんは数の分野が自然に好きというタイプのお子さんなんですね。ちょっと憧れます。うちの娘は小さい時から数にほとんど興味がなく、学校のテストの点は悪くないのに算数キライ!!でした。楽しい算数をさせていなかったから当然ですよね。『センスがないなら基礎(=計算)ぐらいしっかり固めないと』なんていう間違った考えの親に育てられていたんですから。私はいわゆる理系のキレのない理系学部出身者ですが、それでも中学ぐらいまでは数学を楽しめてたことを思い出し、娘の考える楽しみを初めから奪っていたんだと気づきました。この時点で気づくことができて、どんぐり倶楽部さんには本当に感謝です。娘はどんぐり問題は算数でなく、お絵描き問題だと思っているようです。今は年長さんの問題が彼女にはフィットしているようで、楽しい絵が描けそうな(かつ文章が短い)のを選んでいる感じです。まだ夢の世界にいる幼いこどもなので、しばらく年長問題を続けていくと思います。何カ月か経ったら、小1の問題も見せてみようかな。当該学年の問題なんて気の遠くなるほど先のことに思えますが、こんな感じでいいでしょうか?娘は、レオンくんが宿題をしている写真を母から見せられて、「うわ!ホンマに、ぎゅっと鉛筆握ってる!!」と信じています。
●自動宿題しますマシーンの稼働をお願いします。そうすれば、余裕で在籍学年の問題にも取り組めます。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
読んで下さいね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2525] ハミコ 投稿日:2006/03/25(Sat) 12:56  [外国]
プリント学習で有名な公文式をやめ、どんぐりを始めて一ヶ月あまりです。最初は、泣き叫んでいた小1の娘ですが、今では、夕食後のどんぐりタイムを告げると「イエ〜ィ!!」と声を出し、喜んで取り組んでいます。とても不思議なのですが、あんなに一日何枚にも及ぶプリントを2年間も毎日欠かさず続けていたのに、その勢いが全くなく、今それをやれと言ったら絶対に出来ないくらいじっくりゆっくりに変わったことです。こんなことってあるんでしょうか?そして、何より楽しいからやる!という感じで意欲が全然違うんです。
○フフフ...どんぐりマジック!
●人間本来の進化手順・学習の優先順位・守るべき個別のテンポと時間の流れ...教材作成の基本です...「どんぐり倶楽部」ではね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2524] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/25(Sat) 12:00  [関東]
すいすい様:クイズ難しいですね。娘(小2)と私はお手上げで、自動クイズしますマシーン(小5の息子)が、たちどころに解いてくれました。低学年のお子さんが、このようなクイズの問題を理解すること自体、すごいことだと思いました。私自身は中学受験はせず、公立小・中・高で、塾に通ったことさえありません。「四谷大塚」とか言われても、ピントこず、すごいものなのかなあ、て思って掲示板を読んでます。そのせいなのか、ドングリの教材全般の、受験くさくないところが好きです。本や学校のテストで一番嫌いなのは国語の読解テスト。文学の外科手術みたいで興ざめします。一昨日届いた「思考の臨界期」を何度か読みました。なぜ、このような文章題教材にするのか(単に受験臭さを消すためではないこと)、なぜ絵コンテ読解なのか等々、色々分かってきました。
●現行の教材を基準に考えると、「どんぐり倶楽部」の教材なら百分の一の時間で百倍の力が育てられます。しかも効果は100%です。...ハッタリじゃないでしょ?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2523] めいぷる 投稿日:2006/03/25(Sat) 01:24  [外国]
DONGRI-CDが届きました。あまりに早くてびっくりしました。早々にお送り下さり本当にありがとうございます。実は同時に三角計算ドリルも届き、娘は早速興味を示していました。あっ、これFact Familyだね、って私と同じことを感じたようです。季節は春、新しいことをはじめるにはとてもいい季節ですね。すいすいさん、その問題私も覚えてます。ブルーバックスは愛読書です。それにしても小学2年生ですごいですね。私も小学生の頃から算数クイズのような本が大好きで夢中で読みました。なかでも印象にあるのは、「ここに1mのひもがあります。3人で均等にわけることは可能でしょうか?」というもの。計算式しか浮かばない頭では答えはでないですよね。答えはもちろん「可能」で、計算では得られない答えがあるということに、目から鱗が落ちたのを覚えています。
○ウロコは まだまだ ボロボロと おとをたてて おちていくよ。おたのしみに!
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2522] そら 投稿日:2006/03/25(Sat) 00:50  [近畿]
すいすいさま。うちはどんぐり倶楽部を始めてまだ1年ですが、やはりやってよかったと思っています。正確には、もしやっていなかったらと思うと怖いくらいです。どんぐり倶楽部をやっていると、学校でははかれない学力、本当の考える力が身についていると実感できます。私自身も娘に対して「勉強しなさい」ということがなくなりました。楽しい勉強は好奇心も満たされるので、自然に続くようです。2年生の終わりに2年生用の問題が解けず、年長用から始めたのが嘘みたいです。(今は当該学年をやっています)
昨日は通知表をもらいました。図形大好きの娘なのに、算数の「図形に関心や意欲を持つ」は良くありませんでした。当然ですよね。参観日に黒板に書いた展開図を、大勢の保護者の前で否定されたのですから。普段から工作好きで、箱を開いたり組み立てたりしているから知っているのですが。それも認められないとは。学校での学習に意欲も関心ももてるはずがないです。子供は誰でも普通に天才。その才能をあえて潰す学校の成績は気にしません。
●成績を示すために使われる判断材料が貧弱で陳腐な場合は貧弱で陳腐なことが出来ると評価が高くなるんです。つまり、判断材料を吟味しなければ「成績」は無意味なんです。
※現行の判断材料は殆どが「暗記・暗算・高速反応」という考えられない頭の養成材料です。100%気にしてはいけません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2521] 匿名 投稿日:2006/03/24(Fri) 23:52  [関東]
どんぐり先生、頭の健康診断の小3向けの一番初めの問題は答えが違うものがのってるそうです(^^)
●有難うございました。入れ替えました。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2520] すいすい 投稿日:2006/03/24(Fri) 22:19  [関東]
追記です。そらさん、のんびり倶楽部さんその他の先輩の皆様の声は大変参考になり、励まされます。ありがとうございます。しばらくしたら、誰かのそういうお役に立てればと思います。今日学校は終了式で、4月からは始めての組換えです。担任は毎年変わります。そう、全然話は違いますが、今の住まいの向かいは公園で秋にはどんぐりがたくさん拾えます。最初の秋、というよりまだ夏の気配が残るころ、幼児だった子供と公園に行ったら青いどんぐりがたくさん落ちていて、拾い始めました。時折、バサッと音がするのですがそれはどんぐりが落ちる音でした。どんぐりが落ちるのを生まれて初めて見ました。どんぐりが真っ青なうちに多くは小枝をつけたまま落ちるんですね。子供のころはきれいなどんぐりがあるところはそんなに無くて、見つけただけで夢中で拾いました。子供も昨秋はどっさり拾いました(100個はかるーくいきます。)
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[2519] すいすい 投稿日:2006/03/24(Fri) 13:39  [関東]
のんびり倶楽部さん、最初は問題文の短い問題を選んでたんですけど、見かけによらず絵にするのは難しかったのに懲りたらしく最近は結構注意深く選んでます。逃げてるなあ、と思いますが、こちらから押し付けないことにしました。これは「助走」と割り切ることにしました。自由に選んで自由に考えていいことにしています。ちなみに選択肢は年長〜小3の300題です。やさしいのを選ぶので週2、3題くらいです。その日の様子でこれだけ計算1枚(1問)とかです。たまにパズルもします(これには結構執着できるので、どんぐりでもそのうち…持久力出てくるかも)。とにかく気長に構えることにしました。最近ちょっとびっくりしたことです。もともと「なぞなぞ」とか好きなんですが、先日嬉々としてやってきました。「旅館に3人が泊まりに来ました。宿代は一人5000円なので、女中さんに15000円払いました。女中さんが15000円を主人に持っていくと、主人は“今日は3人で10000円でいい。5000円はお客さんに返しなさい”と言いました。女中さんは5000円は3人では割り切れないから3000円返して2000円はもらってしまおう、ともくろみ3000円返しました。すると、お客の宿代は一人4000円なので3人で12000円、それに女中のネコババ分2000円を足すと、14000円にしかならない。もともとお客3人が払ったには15000円だった。残りの1000円はどこへ消えたのでしょう?」
これを聞いたときにはびっくりしました。実は私は中学受験以来、数学の成績を下降させてしまいました。ちょっとどん底だった高校生時代、やはり数学は絶対面白いと奮起したとき出会ったブルーバックス「数学パズル」の問題の一つがこれでした。もう少しうまくひっかかるようにかかれてたと思いますがしばらく考えてしまいました。これを小2の息子が理解し面白いと感じるなんて(ちゃんと解けたそうです)、なかなかセンスあるし賢いなあ、自分が小2のときにはありえなかったです。ちなみに上のパズルも絵にすれば一目瞭然です。同級生に出したそうですが、まったく理解できなかったようです。
大事に育てなくては、とつくづく思った瞬間でした。
●子育ては「慌てず・騒がず・穏やかに」教育は「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」が大原則なんです。
●12才までに第1個性(その子独自のテンポ)を守って「ヒトを人間に育て上げる」ことができたら、第2個性(性格・好み)を伸ばすんです。
※本当に「子供は誰でも普通に天才」です。高速反射学習はこの才能を確実に潰します。どうかお子さんのテンポを大事にしてあげて下さいね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2518] そら 投稿日:2006/03/24(Fri) 11:27  [近畿]
こんにちは。もうすぐ4年生になる娘がいます。小学校で荒れている子が数人いて、「連帯責任」「反省会」で、何度も授業が潰れたと担任が言っていました。その代わりに毎日大量の宿題が出されています。習っていない漢字は自分の名前でも使用禁止、図形で展開図を書くと、これまた習っていないので注意されます。このような状態なので、中学受験のための通塾も考えました。ですが私自身、中学受験の勉強で解法を覚えこんで、その後まったく応用の効かない数学嫌いになってしまったので、迷いました。どんぐりの文章題や分からん帳は一年前からやっていたのですが、どの程度の力があるのか知りたくて、四谷大塚の月例テストを受けさせました。結果、算数は4294人中131位(実際は90人ほどいる2位の中の1人)でした。元々は算数が苦手だったのですが、「どんぐりに比べたら、そんなに難しくない」と、しれっとしています。問題の余白には、りんごや500円玉の絵がしっかりと描いてありました。どうみても難問なんですけどね。このまま本人のペースでやっていって大丈夫みたいだな、と確信しました。
●ふつ〜です。ね。楽しく正しい学習(どんぐり方式)さえしていれば子供は誰でも普通に天才を発揮するんです。なのに...はあ、全然気付いていない。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2517] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/24(Fri) 06:22  [関東]
すいすい様:「楽しい不安」でよかったですね。前回書くのを忘れましたが、息子さんが気が乗らない時に簡単な問題を選ぶのは、とても合理的だと思いました。私なら、気が乗ってない様子なら、絶対解ける簡単な問題をこちらから選んで渡すかも。わからない問題は分からん帳行きにすればいいと言っても、「できない」という嫌な思いが続いて「もう、どんぐりなんかいやだ、やるもんか」となって続かなくなってしまっては元も子もありません。すごーく嫌そうにしている日は、文章題ではなく文章読本や計算にする方法もあります。子供だって、学校で嫌な思いをして、重い気持ちで帰宅してくる日だってあるはず。子供の気持ちを思いやって、適当にさじ加減をするのが、無理なく続けるコツみたいです。(あくまで私の経験です。先生は違った意見を書かれるかもしれません)
先生:DONGURI−CDを購入し、「思考の臨界期」を読んでます。息子の幼い頃の単純な記憶力が無くなったしまったことを残念に思ってましたが、ようやく納得、いらなくなったから消えていくわけですね。余計な幼児教育なんかしなくてよかった、よかった。以前書きましたが、何年も前、登録しないで文章題を印刷したことが、ずっと気にかかってました。CD買ったことで許してくださいね。お詫びの印に面白い作文指導をお教えします。ある時、学校の先生曰く「会話から書き始めるといきいきした文になるよ。」そのとき以来、そのクラスの子供達の作文が、判でついたように、会話から始まるようになったのでした。(先生は一例を示したつもりだったのでしょうが)
●「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」は1週間で1題→1年は52週ですので52題(48題はオマケ)で構成してあります。十分に状況に合わせて調整できます。
※子供をテキストに合わせずに、テキストを子供に合わせるのが基本です。「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」の700題は学年に関係なく使っていいんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2516] しましま 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:56  [近畿]
早々のお返事に感激しております。「色塗りまでしたくなる算数の文章問題やったことがありますか?」・・やったことありません。素敵でした。娘と一緒にやりたくなりました。この問題には続きがあります。「・・かたつむりさんは みんなで 4にん いますよ」私が、ゆっくり問題読んだら娘、「え?かたつむりて虫なのに4にんて人間みたい。虫なら4匹よね?、にん やから、足あるのかな?」私 「もしかして、足のある、かたつむりさん、いるかもよ」娘「じゃ、足、描いていいよね?」私「いいよ、思った通り、何描いてもいいよ」娘、足を書き足し(靴も履かせてました)「落ち葉持って、お散歩行くの、4にんで、葉っぱの上だけじゃないよ、高い時計の上まで登って行くねん、足あるから」 こんな娘です。また、こんな娘の想像力?お話に付き合う母親ですが、良いでしょうか?算数、あまり関係ない?でも楽しいです。私的には、まだ幼児、いわゆる、お勉強どうでも良いです、ママと楽しいことして遊ぼう!と思ってしまいます。
>>算数、あまり関係ない?
●科目分けは便宜的(勝手に都合良く名前を付けた分類)なものです。本来は分けられません。ですから「算数を学ぶ」のではなく「算数で学ぶ」のです。もちろん「人生の楽しみ方」をね。
※「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」はコレだけでも全ての学力の素を含んでるんです。噛めば噛むほど味が出るようになっています。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2515] しましま 投稿日:2006/03/23(Thu) 18:17  [近畿]
携帯からのアクセスです。新年長の娘がおります。年長の文章問題プリントを送って頂き、今日取り組みさせてみました。文章問題が何かさえわからない娘ですが、0MX00と01を2題、楽しみながらあっという間に答えを出してしまいました。おしゃべり、状況解説しながらのお絵描きが長かった。たとえば00では「まず、公園でしょ、高い時計があって、木のところにかたつむりさんが4匹いるの。一匹この小さいのは女の子。ママ、かたつむりねちょっとしてるのも描いていい?・・」などなど。こたえ、8枚はすぐに出たのですが、お絵描きを凄く楽しみました。女の子のかたつむりには睫毛もはえているし、どんどん公園アイテムも増えていきました。こんな感じで進めてよいでしょうか?あげくの果てには色塗りしたい、と言いだしたのですが?
●携帯では過去ログをすぐには読めませんね。同じ質問がたくさんあります。
●お絵描き+塗り絵=健全な証拠
※この時間が大事な学力養成時間なんです。しかも、とびっきりの本当の学力です。
※お母さんは「色塗りまでしたくなる算数の文章問題をやったことがありますか?」...ね。素敵でしょ?
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<参考:amazonでのトンチンカンな感想ではこう感じている人もいるんですよ>
<引用>こういった問題を、計算練習や学校レベルの文章題の習得すら不十分な子供が時間をかけて考えても正しく解けるわけはない。計算力が相当ある子供がじっくり考えてもひっかかるパズル的問題であろう。 <引用終わり>
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※脳内進化を無視して育てるとこう感じるようになってしまうんですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2514] きよ 投稿日:2006/03/23(Thu) 15:22  [中国]
はじめまして。もうすぐ年長になる息子に、年長用の問題のサンプルを見せると、指を使って、あっさり答えを出しました。絵を描いて考える問題だということをはじめにきっちり伝えなかったので、「絵、かいてみて」と後から付け加えましたが「どうやって描けばいいかわからん」。これは、小学生だったら、式を先に立ててしまう状況と同じと考えるべきでしょうか?指を使って考える様子を見る限り、考えの筋道は通っていて、それを絵にすれば良いだけなのに…。ちなみに、普段から、絵でも文字でも数字でも「かく」ことには消極的なこどもです。
>>普段から、絵でも文字でも数字でも「かく」ことには消極的
●絵図だけは描きます。
●年長さんだから年長さん用の問題を(絵図を描かなくても)解ければいいと思いますか?...全くダメです。答えが出れば方法は何でもいいのであれば「どんぐり倶楽部」は立ち上げません。方法が大事なのです。何にでも通じる方法がね。その練習なんです。答えは合っていても間違っていても重要ではありません。
●絵図を描いていないと直ぐに限界が来ます。
※本と掲示板の過去ログを是非読んで下さい。お子さんのために。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2513] すいすい 投稿日:2006/03/23(Thu) 11:22  [関東]
のんびり倶楽部さん、そうなんです、心の片隅ではいつも不安なんです。でも、先生のおっしゃるようにどこか楽しい不安で、暗いものではありません。たぶん何をやっても不安なのです。ただ、他と大きく違う、私がどんぐりを選んだ理由は主旨に賛成で、ここ2ヶ月弱子供と接しながら、私の思い込みと子供の現状の隔たりの発見の連続だったのと、掲示板でアドバイスを頂いたり、のんびり倶楽部さんはじめ他の方々の投稿と先生のアドバイスを読ませていただいて翻弄をすることはなかったことです。本当に感謝しています。これが、不安をどこか楽しくしているのだと思います。でも、一度、失礼と知りつつ理屈では理解できるけど親としてのこの一厘の不安をお聞きしたかったのでした。子供が2年の秋ごろから急に知的好奇心を見せ始めたとき、うれしかったと同時にどうやったら伸ばせるだろうとあせりもありました。生涯、学ぶことを楽しめる人になってほしいと思いました。たまたま本人の希望で始めた公文はちょっとまずい、と気づき始めてもしばらくは本人の趣味程度(たぶん熱心な人の1/3程度の量の宿題をさらに残している)で続ける一方で、「知の器を作る」キャッチフレーズに惹かれて受験はともかく四谷大塚をあたったのですが、説明を聞いたらかなり現状は正反対の詰め込みでした。いろいろ考え結局、行き着いたところがここだったのです。勉強の究極の目的は自分で考え、決め、実行し、責任を取る人間になることではないかと思います。ですから親はつい成績とか受験のように、子供の人生のほんのスタート時点で形で見える結果に眼がくらんでしまうのですが、子供の人生は親の手も眼も届かない時間が大半で、それを充実したものに子供本人ができるように最初の一時期に方向付けをし、整えること位しか根本的には親は関われないなあ、と思います。結局、自分自身という畑は思考力も含め自分で耕さなくてはならないということです。どんぐり倶楽部の問題は、そういう点で、年長から厳しい課題を実に豊かに子供の視点に立って提供していると思いました。今の子供の課題は問題に長時間でも取り組める力だと思います。そういう考える過程を楽しめるようになってほしいです。子供が性格的に見栄っ張りでできないとあるいは上手でないと、格好悪くて嫌だというところがあるので、私はまず子供の生活全般について結果ではなく経過を意識して接することだと思いました。身近な年長者に「つがつくまではひざの上だよ」つまり9歳までは母親にくっついていたい時期だからそれまでに、わずかな期間ですが大切なことは伝えておきたいと思います。また、長くなってすみません。先生、添削教室での進化が楽しみです。これからもどうぞよろしくお願いします。
●以前書きましたが、私は娘の完璧主義を修正する(気にしない・完璧でない方が楽しいと感じる)のに数年かけましたよ。実にの〜びのび育っています。いい例が宿題です。以前は全部自分でしていましたが、今は1問だけしてあとはぜ〜んぶ「ベオン君お願いね。いってきま〜す!」です。
※何の支障もありません。支障どころか日々進化しています。徹底反復や暗記・暗算・高速反応の副作用がないことが非常にいい影響を与えています。お友達を見ても一目瞭然です。ですが、これが普通なんです。異常になれると異常が分かりません。怖いですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2512] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/23(Thu) 06:23  [関東]
毎日投稿するお騒がせ投稿者です。HPを見つけて以来、冒頭のギリシャ語をクリックしてよく読んでいました。ギリシア哲学は「ソクラテスの弁明」しか読んでないので、ほとんど知らないのですが、若い頃ギリシャ語とラテン語を勉強しようとしたことがあります(勿論すぐ挫折)。どちらも動詞が活用するわけですが、ギリシア語の教科書に出てきた活用例に使われていた最初の動詞が「パイデウオー(教育する)」でラテン語は「アモー(愛する)」だったと記憶しています。文法書にまで文化の違いが出るのかーと関心しました。
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[2511] ノビ太の母 投稿日:2006/03/23(Thu) 04:29  [外国]
レオンくんへ.「DNGURI-CD」を送ってくれてありがとう♪ 我が家は海外だからもっと時間がかかると思っていたけど、こんなに速く届くなんてびっくりしました! きっと、レオンくんがいっぱいお手伝いしているのでしょうね.センセイもとっても助かってると思いますよ.センセイに、『ありがとうございました.ゆっくり、じっくり、丁寧に、読み聞かせ10倍がんばります』って、お伝え下さいね.
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[2510] ひなこ 投稿日:2006/03/22(Wed) 17:38  [近畿]
昨日 娘がどんぐり問題用に使ってるノートが2冊目に突入しました。1冊目で解いた問題は17問でした。始めたばかりの頃は 時間がかかってしまうし、少しふてくされ気味でしたが、最近は 例えわからない問題があっても じーっと考えています。決して嫌がっていない様子が伝わってくるようになりました。最初の頃は壁にぶち当たることが多くて毎日のようにこのBBSに書き込んではどんぐり先生にアドバイスを頂いてました。そのおかげでここまでこれました。本当に感謝です。そして待ちに待った入室許可メール。娘も「いつからどんぐり先生出来るの?」と楽しみにしていました。これからも末長〜くよろしくお願いします。
○まってマンモス。パオ〜〜〜〜。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2509] いづこと 投稿日:2006/03/22(Wed) 14:36  [近畿]
先生早々のご回答ありがとうございます。同じ問題でもよいのですね。姉は努力型で、妹は勘が働くタイプなので正解が姉より早い場合があり、そんな時に姉は泣いちゃうんですね。競わせる形になるのは良くないかなと考えたんです。でも、本人達が別々の問題をやりたがるまでは、このまま、自然体で行きます。ありがとうございました。もう一度、過去ログ読み直します。
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[2508] ころころ 投稿日:2006/03/22(Wed) 14:26  [近畿]
ちょっと、面白かったこと。三角計算をパズルにしてからは、7の段なら7の段全部のピースが積み上げられていてそれが一つずつパズルの入る場所に手裏剣の様に、飛んで行ってはまるそうです。頭の中ですごいスピードでパズルをはめているようです。たくさん0の付いた数(大きい数)は「箸箱」で解決しました。(^_^)v勝手に報告でした。
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[2507] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/22(Wed) 13:00  [関東]
2505の投稿について。息子に高学年のドングリを一気に見せたこと、ごめんなさい。(皆さんも、くれぐれも私のマネをしないようにお願いします)塾通いが中心になった彼が、ドングリで養ったものを失っていないか確かめたかったんです。苦労を重ねて作った五つ星レストランのディナーをかきこむようなものですよね。シェフは泣いちゃいますよね。娘(小2)はじーっくりやってます。昨日は2−80を2時間かけてやりました。玩具1個をお菓子2個に置き換えて、お菓子を50個かき、14000÷50ができないとわかると、お菓子をひとつひとつ切り抜いて、別紙に書いた10人の子供に5個ずつ配るように貼り付け、この絵とサンタの横に描いたお札14000円(1万円札と千円札4枚)をじーっと見て考えました。そして14000円÷10人をしてから、お菓子の値段を出せばよいことに気づいたのでした。と、書いていると、今DONGURI−CDが届きました。こちらもじっくり味わわせて頂きます。
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[2506] いづこと 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:28  [近畿]
みやりんさんの息子さん年長さんなのに、ちゃんと道理が通ってて素晴らしいですね!うちは1年と年長の姉妹です。みやりんさんと同じ問題を最近やりました。姉は昨年やった時は暴れて泣いて出来ず解らん帳行き。今年はさらっと正解してけろっとしてました。「簡単簡単」との事。妹の答えは「半分が3枚」から先に行けずにわからん帳行きです。先生教えて下さい。姉はまだ年長さんの問題を全部やってないので1年生に移らず、姉妹で同じ問題をさせていますが、かまわないでしょうか?仲良しなので「同じ問題がしたい。」と言っています。

●学年は関係ありません。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
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[2505] のんびり倶楽部 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:09  [関東]
すいすいさんの投稿(2493「ドングリ方式がそこまでとは信じられません」)への先生のお答えを注目していました。先生は非常に多数の成功例を見ておられるので、「不安を楽しめる」のですが、私たち母親は、ドングリをやる子供を初めて見て、その結果をまだ見ていないので、なかなか不安を楽しめる境地に至りません。ドングリを提唱し、すばらしさを訴える先生がいる一方で、別の方法を提唱し、めざましい効果を披露しているたくさん先生がいます。そんな環境で、自分の感覚を信じて、ドングリを選んで、場合よっては何ヶ月も変化が見えないのに続けることは、勇気がいるとお察しします。参考までに、一応ドングリ効果が出ていると思われる息子(小5)のことを書きます。彼は小2〜4の途中までやっていました。きっかけは「絶対学力」付録の文章題が面白かったからで、本の内容への理解は浅かったです(時にはルールを破ってヒントも出しました)お粗末宿題と百ますはやっていましたが、外遊びはこれ以上不可能なくらいしていたし、読み聞かせもしていたし、習い事はゼロだし、ゲームは持っていないけど、家の中でも工作などして主体的に遊ぶし、おおむね本の内容通りの育て方をしてきたわ、と思った程です。はじめ、ドングリの非常に簡単な問題もとけませんでしたが、絵を描いて解くコツを覚え、小4の前半までやりました。やめた理由は、その時点で先行学習をせずに解けるドングリ問題が無くなったこと、やめる前の数ヶ月はドングリ問題ですら簡単すぎて退屈しはじめたことです。そこで通塾が始まりました。息子の希望にもかかわらず、塾通いは夫も私も長く反対していましたが、のちになって「あの時、僕は塾に行きたかったのにー」と言われても、と思い許しました。それとその塾が、解法パターン学習の進学塾でも補習塾でもなく、2時間に2問、ひねった問題を考える、「頭を使うことが目的」という所だったからです。それでも「準備学習」の概念が無い、「割り算の意味」まで理解させる程の深さがない等の点では、ドングリに及びませんが。(「深さ」は私が補うことと覚悟)とにかく通える範囲では最良だと思えました。さてその塾では、入試問題かオリジナル問題(出題校が書いてないので、どちらかわからない)を、自分で絵なり図なりを描いて考え続けるのですが、途中から入った息子も、すぐ他の子なみに「絵や図を描いて長時間考えて」とけるようになりました。進学塾ではないので、粒ぞろいの子供達ではありませんが、今では、出された問題を解く確率は15人ほどのクラスのトップに近くなりました。どんぐりを途中でやめたことが不安だったので、先日、高学年の問題全てを見せ、どんな絵を描けばいいか、解法が思いつくか聞き、一部は実際に絵を描かせましたが、簡単に描いたり、解いたりしてました。入試や成績に対するドングリのメリットを書いたと誤解しないでください。「脳みその働かせ方」を習得できるんです。塾の先生の考えでは「暗記していないと(=知っていないと)できない頭」を「初めてぶつかる物事も放棄せずに立ち向かって考える頭」に変える最終期限は中1。まだまだ時間はありますよ。
●ゆっくり味わって下さいね。味わうこと味わうこと。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2504] ゆきまま 投稿日:2006/03/22(Wed) 06:15  [関東]
みやりんさんの子供さんの話を聞いて、へぇ〜〜〜と思ってしまいました。子供って面白いこと考えるんですね(^^)エジソンも1+1=?と聞かれて、黒板には水の入ったコップの絵が2つ「+」でくくられていたので「1」と答えたそうですね。大きなコップに2つのコップの水を入れたら1だというので、必ず2になるとは限らないと先生に言うと「1+1は2だと決まってるんだ!」と怒られたそうです。天才肌かも・・?あ、子供は誰でも天才なんでしたね(^^)
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