〜「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ〜3001-3050
総索引ログ索引】子育て相談と学習相談※重要★
……………………………………………………………………………………………

[3050] らんらん 投稿日:2006/06/01(Thu) 16:17  [関東]
以前子供のトラブルで、先生に相談したときに、いわれた事があります。いじめられている子の親が、担任も知らないうちに、いじめた子に子供をいじめるなということをいったら、その子供が、家にかえって親にはなしたそうです。いじめている子の親が逆ギレして、「知らない大人にそんなことをいわれて、将来人間不信になったらどうするんですか?」というを言ってきて問題になったそうです。慎重かつスピ−ディ−に行動しなければいけないんだなぁと思いました。 
……………………………………………………………………………………………
[3049] ころころ 投稿日:2006/06/01(Thu) 15:35  [近畿]
>お母さんが、本当に出来る限りのことをして見せることが大事なんです。
子供が今ひとつ、元気がなく、気になっていた時に、自分の親との関係に気づかされる事がありました。自分は親の事をどんな風に見ているか、信頼しているか。改めて両親の事を思うと、父親に感謝の気持ちが持てない自分に気づきました。夫にも父親に抱いていた気持ちで接していた事にも気がつきました。と言うことは、子供も、私が抱いているような感情を親に(私に)持っている。子供に大きなストレスを与えていたことがここでもわかりました。すぐに子供に、心の中で謝りました。私のしたことは、親にしてもらったことで、いやだったこと、嬉しかったことをいっぱい紙に書き、それらをもう済んだこととしました。そして、父親にかわいがってもらったことだけを思い出し、感謝していると伝えました。父親は本当に嬉しそうな顔をしてくれました。夫には面と向かっては言えないので(^^;)、日常の中で伝えて行きました、すると、夫の態度もみるみるうちに変わり、家の中の空気も変わりました。
(Willseeds先生のブログで教えて頂いたんですけどね、この事は・・・。)不思議とそれ以来、子供はお友達の事で悩むこともなく、元気に学校に行っています。あれほど、苦手だった給食も「おいしかった!!」と、毎日報告してくれます。(聞けば聞くほど食べてみたくなります。)・・・伝え切れていない部分が多々あると思いますが、つい最近こういうことがありました。何かのご参考になれば幸いです。読んで下さってありがとうございました。♪〜ネチネチ♪〜
------------------------------------------------------------------------
[3048] はは 投稿日:2006/06/01(Thu) 14:56  [近畿]
親の判断するところの いじめとけんかの見極めが難しいですよね。しばらく見守るというのも忍耐がいるものです。大事な大事なわが子ですから。私はわが子にいつも「あなたは家族の宝物」と言ってます。歳の離れた末っ子だもんで・・CDが届くのを待ち望み届いたら喜んですべてプリントアウトしてしまい、いったい何から手をつけたらいいの?状態になっていました。昨夜、文章問題をしている所に今年高校を卒業した姉が通 りかかり、悩んでいる妹を見て、「絵に描いたらわかるやん。」とさらっと言って通り過ぎていきました。
●ゆっくりゆっくり。ボ〜っと見ていれば「コレからかな」って分かりますよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3046] Lucy 投稿日:2006/06/01(Thu) 14:22  [関東]
どんぐり先生、いつもありがとうございます。夏休みに息子と友達と一緒にどんぐりの問題を大きな紙に二人で合作で取り組んではどうかと考えていますが、NGな企画でしょうか。今も私から見ると仕方なく絵を描いているようで、少しでも楽しく描いてくれたらなと、思うのですがいかがでしょうか。しょうもない質問だったら申し訳ありません。よろしくお願いします。漢字の方は塗り絵を始めて絶好調です。字を丁寧に書くようになりました。ダジャレやら交えて例文も作っています。本当に反復練習、無駄の量産学習の愚かさを実感しました。ありがとうございます。
●OK企画です。ポイントはお母さんが楽しむことです。そうするとお子さんが自分の子供(お孫さん)と楽しく学習するようになります。「伝えること」が大事なんです。教育は百年かかるんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3045] のんびり倶楽部 投稿日:2006/06/01(Thu) 13:59  [関東]
「いじめ」に対してどう対応すればいいのか、私もいまだにわかりません。我が子に関して、私が具体的な行動をとったことは2度ありますが、それが正しい対応だったかは分かりません。一度目は、私自身がその場にいるときに、息子が上級生に学校外でいじめられた時で、「あんた、年上のくせに卑怯よっ」とどなって、思わずビンタしてしまいました。ビンタは行き過ぎだと反省したので、その子の家に行き、謝ると同時に、どうしてビンタしてしまったか説明しました。親御さんも、よく理解してくださって「うちの子が悪いときは、これからも叱ってやってください」と言ってくださいました。2度目は相手が別の学校の子で、息子の友人のお母さんが見ていて教えてくれました。息子の学校の先生に相談し、最終的には、双方の学校の校長先生同士の話し合いにまでなりました。他にもう一度、いじめられてることが分かったことがあり、相手の家に行こうか迷っているうちに、いじめがやんだことがあります。
「絶対学力」で初めて三角計算表を見たときは「九九より少量ですむのか」と思った程度で、先生が下に書かれているとおり「味がない」という印象でした。でも、最近、表の数字の横に宝や人間の絵を書き込んでいたら、味がわかってきました。2×3,6÷2,6÷3など数種類の計算が有機的に関わり合っていることを体感。普通の式の羅列では、ありえませんよね。
>>「いじめ」に対してどう対応すればいいのか
●確かに難しいでしょうね。ですから、私は決めています。必ず本人を怒るってね。こんな感じです。穏やかに語気強く「何ばしよっとか」「...」「何ばしよっとか」「...」「まだするつもりか」「...」「卑怯モンになりたかとか」「...」
>>三角計算表(三角視算表)
●私の悪い癖(40になるまで私自身が知らなかったんですが実は短気なんです)で最終的な結論だけポンと出してしまうところがあります。「分からんなら分からんでいい」という思いがあるのか「説明している時間がもったいない」と感じているのか...。いけませんね。子供達に使って貰わないと意味がありませんからね。「これだけ算数・計算編」も本来なら1枚ずつ解説や使い方を書くべきなんでしょうね。書くつもりではいるんですが...30分と同一姿勢で座ってもいられないので...厳しいかな。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3044] はは 投稿日:2006/06/01(Thu) 13:10  [近畿]
こどもはお母さんが大好きです。外でいやなことがあっても、お母さんにはなかなか打ち明けられないのです。なぜなら、自分がこんなに悲しい思いをしていることをお母さんに言ったらお母さんはきっともっと悲しむだろうと思うのです。こどもはお母さんの悲しむ姿は見たくないのです。
●「いじめ」ってのは、されて悲しむべきものなんかじゃなくて卑怯で戦うべき事であることを教えるんです。
>>自分がこんなに悲しい思い
●悲しむべきでないことで悲しい思いはさせないようにするんです。
※定期的に聞くことは大事なことですよ。軽く「イジメられてない?」「イジメてないでしょうね」ってね。「風邪引いてない?」ってのと同じです。体調管理の一貫です。声かけは親が意識してしないと学校での様子は話さなく(分からなく)なりますからね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3043] まるりん 投稿日:2006/06/01(Thu) 11:05  [近畿]
先生、こんにちは。アドバイスを頂きたいことがあります。小2の息子は、約半年間、上級生よりいじめを受けていました。先生に話しても、表面的な解決のみで、息子は諦めてしまっています。(直接、殴ったり、蹴ったりしてきた子等は、先生の仲介で謝ってきたそうですが、その他、悪口を言ってきた子達が複数人いるようです。)今は、取敢えず、何も無いようですが、何時、再開するか判りません。息子は、そのことを思い出すと、映像が目の前に浮かんできて、イライラして、物に八つ当たりをしてしまう、と悩んでいます。このことを私に話した後も、腹痛を訴え、吐いてしまいました。いじめの解決も当然ですが、映像が目の前に浮かんでこなくすることはできないのでしょうか?今、私にできることは何なのでしょうか?
●ありますよ。
1.無視できるようになる。
2.完全な保護下に入る
※どちらも気にならなくなることが条件です。「気にならない=視覚イメージ再現がない・流せる」ですからね。
●さて、具体例は恐らく2.になります。お母さんが本気で行動するのであれば教えますが、半年間分からなかったのでしょうか?
※毎日学校に乗り込むことになりますが覚悟はありますか?
※間違っても「子供を強くしよう」なんて思わないこと。お母さんが、本当に出来る限りのことをして見せることが大事なんです。その後で「お母さんが出来ることはココまでだから」ならいいんです。子供はそこから強くなります。自分を守るのは自分であることを実感します。ですが、それは守るべき人が全力を出しきった後の話です。ここでも過程が大事なんですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3042] のんびり倶楽部 投稿日:2006/06/01(Thu) 09:44  [関東]
ゆきまま様:「忘れ物」で思い出しましたが、私も小1の一学期は不登校にはなりませんでしたが、「忘れ物ノイローゼ」気味でした。前日に母と一緒に完璧に用意しても、布団にはいると不安になって、また母と全部そろえ直して布団に入るのですが、また不安になってそろえ直す毎日でした。母がよく辛抱強くつきあってくれたと思います。ゆきままさんのお子さん同様、「忘れ物」自体が原因なのかどうかは分かりません、永久に。これは夏休みがあけると治ってました。ということは、ほぼ1学期間続いたということです。不登校でなくても、子供が退屈そうに家でごろごろしてると腹が立つことありますよね。雨の日で、遊ぶ友達もない時とか。そういう時、私は「チャンス」と思って、子供と家事をするようにしてました。勿論子供が喜んでやってくれることですけど。というのも、私自身の体が丈夫でないので、子供を早急に「戦力」に育てる必要があったからです。年齢によりますが、洗濯たたみ、布団しき、料理(の下ごしらえ)、掃除、運針でぞうきんを縫うなど、結構、できること、喜びそうなことがあります。いずれは出来るようにならなければならない事なのに、順調に通学し始めると、時間が無くて、なかなか教えにくいものです。お子様が喜んでするなら(ここが大事ですが)、時間に余裕のある今をチャンスと思って覚えてもらうのも一つの手かと思います。「やらされてる」感じを与えず、楽しく、遊びっぽくやるのがコツです。娘(小3)が簡単な割り算を習ったので、三角計算表を使い始めました。上の子を育てたときは、なぜ、これが九九表より優れているのか、なぜ「視」算なのか、分かりませんでしたが、分かってきた気がします。ところで、この視算表を説明するとき、宝や人間の絵を数字の横に書き込んでいいですか。「これだけ算数」の「お宝算」の箇所では、表に直接絵を書き込む事はしていませんが。たとえば2×3=6の表で、2の横に人間を二人、6の横に宝6個、3の横に「一人分の宝」と書き込みます。そして、数字を指さしながら「6個の宝を二人で分けると一人分は3個」「6個の宝を一人分3個にして配ると2人に配れる」「一人分が3個の時、二人いれば、宝は6個」「二人いて、一人分が3個なら、宝は6個」、また2と3の表す物を逆にして、2を「一人分の宝」、3を人間の数にして同じようにするというように、右から、左から、上から、一つの表を数パターンで説明するという方法はどうでしょうか。3つの数字を書いただけなのに、一つの表に盛り込まれた情報量の多いことが、「視算表」の良さでもある気がするのですが。まだ分かって無くて、トンチンカンなことを書いていたらすみません。
●GOODです。できれば物の交換をしている途中で汗をかきながらレオン君が宝を移動させているところまで描きたいものです。...ここが記憶への鍵なんですが...そこまでは時間が無くて味のない三角視算表になってます。原形なので...ま、いいか。
>>なぜ、これが九九表より優れているのか、なぜ「視」算なのか、分かりませんでしたが、分かってきた気がします。
●目が気付いてくれるんですよね。それが人間最高の力なんです。なのに使い方を知らないんだなぁ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3041] なかもと 投稿日:2006/05/31(Wed) 16:45  [四国]
先生、漢字についてのヒントありがとうございます。
3.生徒達に空中書き取りをさせる。「はい。一緒に」「いち、に〜い、さん。しい、ご。ろく〜、しち。」
※みんなで空中に指を走らせながら筆順を数える。
※生徒達は漢字の視覚イメージの再現に意識を向けてる。
4.頭の中で視覚イメージをなぞる。。>

そういう手があったのかぁと感心しながら、先生のお返事読ませていただきました。ちょっと、子供にも試してみまーす。
すいすいさんへ:その辺のおじさんよりはインパクトありです。付属小のお母さんと話す機会がありましたので、それとなく聞いてみましたが、「いい先生の話だから、聞きにいけなくて残念だった。3日間の研究授業で、講演会の日が一番見学者が多かったって子供が言ってたよ」とおっしゃってました。
ゆきままさんへ:私は、小学校の6年の時に、学校を長期お休みする男の子がクラスにいましたが、担任の先生の提案で、クラスの何人かで交代で毎日その子の家に誘いに行ってました。その子は、暫くして学校に来るようになりましたよ。学校は、勉強するとこ、遊びに行くとこ、給食食べに行くとこ。。。自分で見つけられたら先生と合わなくても行けるようになるんじゃないかなぁ〜。私は、5年生の時に先生と合わなくて、、、でも、友達にも合えるし給食も好きだったので、行ってましたよ。
てましたよ。
●「覚える」とは視覚イメージを再現できるようにすることです。たとえ意識できなくてもです。ですから、この視覚イメージの再現を意識的にすることで簡単に「覚える」ことができるんです。
……………………………………………………………………………………………
●この手法は本当の「基本」を知っていれば簡単に考えつく方法です。手法は幾らでも出てきます。しかも効果的な手法がね。重要なのは本当の「基本」となる理論なんです。「覚えられれば何でもいい」ではいけません。教える側の手抜きを生徒の努力に責任転嫁していることですからね。ですから「何回も書けば覚える(書かないから覚えられないんだ)(書く練習が足りないんだ)」なんてのは最低の指導なんです。「何回も読めば分かる」という根本的な誤った指導と同じですね。読んでも分からないのは視覚イメージ再現が出来ていないからです。なら、視覚イメージを再現しやすいように工夫すればいわけです。そして、最も確実な視覚イメージ再現は絵図を描くことです。これが絵コンテ読解です。...ね。すると1回の授業で「読解とは何か(どうすることか)」「どうすれば読解力が付くか」も生徒本人が分かってしまいます。簡単にね。...で、設問解釈に移るとカンペキです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3040] すいすい 投稿日:2006/05/31(Wed) 13:38  [関東]
ゆきままさん:子供さんが、担任のネチネチ度を楽しめる余裕ができたらいいですね。やはりお母さんが味方!て信頼できればきっと乗り越えていかれるのではないでしょうか。学校に行く・行かないの行動は表面的で、「学校も親も頼れない・学校に行けない自分が弱くて悪い」って心に蓋をして学校に行き始ると、周囲の大人は解決した、と勘違いし、本人は心のもやもやを封じ込めただけ、となってしまいます。問題を解決するのはあくまでも子供本人で、お母さんは、子供の心の止まり木、となってあげられるのが精一杯の援助かな、と思いました。でも、なかなか、自分に余裕がないと、「学校に行かないで、家でごろごろしてていいと思ってるのっ?!」などと切り替えしてしまいそうです。改めて反省です。ゆきままさん、こちらこそありがとうございます。そういえば以前、つまらない反復練習を「修行だと思ってやらせます」という保護者がいましたよ。パターン学習「受験力」つけて、いい学校に進学できるならいいじゃない、って言われてしまえばそれまでですけど…。
------------------------------------------------------------------------
[3039] ゆきまま 投稿日:2006/05/30(Tue) 23:46  [関東]
どんぐり先生、5段階評価のヒントを有難うございます。子供に大ウケでした。確かに、ただの12345だけではもったいないですね。(どうも発想が貧弱で・・)なので、そのまんま使わせていただきますね。のんびり倶楽部さん、すいすいさん、体験談を有難うございました。親として、最善の方法を一緒に考えてあげようと思います。親が認めてあげるって大切なことですね。私も本当にそう思います。しかしながら、どんぐり倶楽部に出会う前の私なら、甘ったれたこと言ってんじゃないの!って無理やり引っ張って心を封印して連れて行ったことでしょう・・。どんぐり倶楽部に出会えて本当に良かった!っていうか、出会えなかったら・・って思うとゾッとします。
スマイリーマムさん
>ネチネチ度測定!けっこうツボにはまりました。
子供に話したら興味津々で、ゲラゲラ笑ってました。怒られながら「あ〜〜〜今日は、納豆クラスかなぁ・・。いや・・ここまでくるとガムテープかなぁ・・。」なんて思ってる子供の姿を想像してしまいました(笑)
らんらんさん:ありがとう。
>性格がきついので
そうなのですか?でも、言いたいことをいつもはっきりまどろっこしいこと抜きで言えるらんらんさんは羨ましい・・!
まるりんさん:宿題の件、よかったですね。しばらく不登校になるかもしれませんが、子供の気持ちを最優先させようと思います。のんびりと作戦会議でもやります。・・が、早くネチネチ度を測定したがっています(笑)計算ドリルの宿題のストレス・・相当なものだと思います。息子さんの大喜びする気持ちがすごく分かります。だって私・・毎日2人分やってますから・・・!もういや!!(笑)
------------------------------------------------------------------------
[3036] まるりん 投稿日:2006/05/30(Tue) 18:39  [近畿]
皆さん、こんにちは。今日、息子が久しぶりに学校に行きました。学校での様子を先生に尋ねたところ、朝の学習の「計算プリント」はやりたくないと言い、やらなかったそうです。先生と話し合った結果、明日から朝の学習をやる代わりに、宿題の免除を認めていただきました。息子は大喜びです。
ゆきまま様:私も、ほんの1週間前までは、どうしたら良いか解らず、悩んでいました。きっと、解決するときは来ると思います。それまで、お子さんとゆっくり時間をすごして下さい。息子は、学校を休み始めてから、どんぐりの問題を解くときに描く絵が、本当に生き生きとしてきました。
●スピードはストレスを導きストレスは蓄積し、蓄積したストレスは人間を凶暴にさせるか無感覚にさせるかです。だから「子育てと教育の大原則」でストレスを定期的に抜くことは重要な親の役目と書いたのです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3035] らんらん 投稿日:2006/05/30(Tue) 17:41  [関東]
ゆきまま様:とても心配ですよね。私は、性格がきついのでとりあえずクラスのお母さんたちに先生の評判を聞いてみます。
------------------------------------------------------------------------
[3033] すいすい 投稿日:2006/05/30(Tue) 16:30  [関東]
そうですね。周囲まで不登校の穴に落ちないことが子供にとってはいいですね。「どうして?」の原因追求はかえって解決にならないかもしれません。のんびり倶楽部さんのおっしゃるように、子供のペースに任せて、ねちねち度でも楽しみながら、さらりと過ごして、子供自身が納得するまで待つのがいいかもしれません。敷居は給食ごときでも高かったですよ、子供心に敷居の高さと「封印」をはかりにかけて、「封印」を選んでしまったのですが、これはその場しのぎでしかありませんでした。いつ解決するかわからない子供を待つことも、敷居を低くすることも容易ではないと想像しますが、過去を振り返れば、これが一番です。息子は一時、友達関係で学校や学童がブルーな時期があったのですが、私も余裕が無く、そういう対応ができず、今思い出して反省してます。封印させてしまったかもしれません。再燃したら、「今日、何しようか?」か、仕事をそう休むわけにもいかないので連れて行ってどんぐりでもやらせたり、子供を信じて待てるようにします。
------------------------------------------------------------------------
[3032] スマイリ−マム 投稿日:2006/05/30(Tue) 16:24  [北陸]
ネチネチ度測定!けっこうツボにはまりました。うちの兄ちゃんにも言ってみよう。きっとはまります。だってね、やっぱりどこにも一人はいらっしゃるんですよねこんなセンセイが。兄ちゃんが言うところのスネイプみたいな先生・・・。(スネイプってハリ−ポッタ-にでてくるインケンな先生の名前です。)いや〜な気分になるそうで・・。これからは、ネチネチ測定で楽しくなってくれればいいなあ。話は変わりますが、兄ちゃんが、自分が読んでいる本の内容を理解できてなく、がっかりしていた事について聞いて下さい。入学祝いで買ったハリ−ポッタ−の新刊を時間があれば読んでいた兄ちゃんですが、読みながら私に話の筋を解説してくれていたんです。(私、まだよんでなかったから有難迷惑ではあったんですが)後で私が読んでみると、兄ちゃんが違う風にとらえていた事がわかり、あれ違ってたよと教えると、ちょっと落ち込んでました。[飲むとラッキ−になる魔法薬があるのですが、これは公式試合では使ってはいけないもの。なのに、ハリ−が試合に勝ちたいためにキ−パ−をするロンに飲ませた。試合には勝ったけれど、それで、ガ−ルフレンドのハ−マイオニ−が怒った。]と兄ちゃんは解釈し、「ハリ−が違反をしたっ!」と言ってたのですが、私の読んだところ・・[飲むとラッキ−になる魔法薬があるのですが、これは公式試合では使ってはいけないもの。なのに、ハリ−が試合に勝ちたいためにキ−パ−をするロンに飲ませるふりをした。それで、ロンは自分が薬を飲んだからラッキ−だと思い込み、絶好調で試合には勝った。実際には薬は飲んでいない。でも、細工をしたことに対してガ−ルフレンドのハ−マイオニ−が怒った。]なんです。飲んでないとははっきりとは書いてはなかったんです。ニュアンスでしか書いてない。読み直して「ああっ!」とやっと理解できた兄ちゃん 残念。ビミョ〜なニュアンスを感じるようになれるのはいつ頃なのでしょうかねぇ・・・。
------------------------------------------------------------------------
[3031] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/30(Tue) 15:51  [関東]
ゆきままさん、ご心配でしょうね。子供って語彙が少ないから、本当の原因なんて言えないでしょうし、自分でもはっきり分からないだろうと思います。私の経験では、すいすいさんの「封印」ではなく、しばらくマイペースで過ごして「心の整理が付いた」「心の中で何かが終わった」「過去のことになった」様な感じがしたときが、学校という外界に出て行く勇気が出てくるタイミングのような気がします。近隣で不登校の子供達の居場所を作る活動をしている方の話では、そういうタイミングの時に学校に顔を出しやすいような、学校との接点を持っておくことも必要だとのことです。つまり、不登校になった心がいやされても、学校に行くのは敷居が高いと感じることもあるので、「お母さんと、ちょっと物を取りに行く」程度の接点を作ってあげることも必要だと言うことです。勿論、今は十分休む方が優先だと思いますが、休み終わったときには、初めの一歩を踏み出しやすくする配慮もいると聞きました。
関係ないことかもしれませんが、私は、ダイビングして魚の代わりにボーイフレンドを釣ってくるなどという芸当はできなかったので晩婚で、心配した親戚が、「もっと女らしくした方が」とか、性格のことを色々言われたんです。その時、母が「これが、この子(私のこと)個性ですから」と言ってくれて、気持ちが安らぎました。親が認めてくれるって、ほんとにいいもんです。
------------------------------------------------------------------------
[3030] すいすい 投稿日:2006/05/30(Tue) 14:46  [関東]
先生、その通りですね。風邪をひいて2,3日休んだら「勉強遅れる!!」とあわてる親じゃダメですね。学校へ行かなくても給食たべなくても「今日は何しようか」「何たべようか」って感じならちゃんと普通になれそうです。
今のところ、息子は学校大好き、理科も算数も体育も給食も大好き、です。「なりたて」社会人の新卒の新米先生も、子供にとっては立派な大人の先生です。
------------------------------------------------------------------------
[3029] ゆきまま 投稿日:2006/05/30(Tue) 14:25  [関東]
すいすいさん、参考にさせてもらいますね。ありがとう。
------------------------------------------------------------------------
[3028] ゆきまま 投稿日:2006/05/30(Tue) 14:20  [関東]
ネチネチ度測定、ためしてみますね。楽しく忘れ物できそうです。五段階評価くらいでいいでしょうか。有難うございました。
○ヒント〜〜〜。
1.プリンクラス
2.ヨモギモチクラス
3.チューインガムクラス
4.ナットウクラス
5.ガムテープクラス
どう?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3027] すいすい 投稿日:2006/05/30(Tue) 14:15  [関東]
なかもとさん:やはり川島先生が言うとインパクトあるのでしょうか。そのへんのおじさんが同じ事言って「ヘンな事言ってるオジサン」程度の扱いだったら、あまり根拠の無い情報に振り回される大人の方が大問題ですね。そういう人間には育って欲しくないんです。川島先生は東北大の加齢研の医師でアルツハイマー病の研究から始まった説のはずで、教育が専門の方ではないですから。ところで、子供向け(中学生くらいの女の子が読む)コミック雑誌(コロコロってあります?)の中の漫画中に「カマワシマーン」とか言ってギャグっぽく登場してましたよ、よく読みませんでしたが隣のコマに「脳年齢」とかかかれてて、川島先生って子供の間にも知名度があるんですね。
フィンランドの本、こんど読んでみたいです。日本の小学校で評価するのは、いったんやめた学校(自治体?)があったけど親がして欲しいという要望が強く復活したそうです。逆に親がみんなで「いりません」といったらやめるのでしょうか?先生は賛成しますよね、学期末の大仕事ですから。でも、愛国心を評価する、なんて堂々というお役所を見るとありえない気がします。先生、息子がとうとう漫画に出てきた「時計算」をどんぐりの問題で試してみたくなって探してやってました(4MX21)。だいぶていねいにコメント頂いて、心が落ち着いたのであわてず、穏やかに見守りながら、本来の文章題の取り組み方にナビゲートできるように工夫します。やはり得た知識を使って試したいという気持ちは理解できるので、それはそれでやらせて、この問題はこのやり方で解くと固定化したり、解ければいいじゃん、という気持ちを持たせないように気をつけます。無理にやめさせることはかえってしない方がいいと思っています。折に触れて、こちらから問題を選んだり、なんとか算でも絵を描かせて考える寄り道ができるようにしていこうと思います。ゆきままさん、不登校ではないですけど、私は小3位の頃、給食の時間になると、おなかが痛くなって保健室に行く日が続き、親に言わなかったら先生に連絡帳に書かれて、母をかなり動揺させてしまった時期がありました。別に給食が嫌いだったわけでもなく(嫌いなメニューもたしかにあってそれがきっかけだとは思いますが原因ではありません)、自分でもなぜ体調がわるくなるのかわからず、母には(何日も隠していたことを)しかられ、詰問され、そっちも堪えました。しばらく(何週間か)して自分が「もういい」と思って食べ始めました。今なら子供の「心身症」と言われる状態です。何が原因の精神的ストレスか自覚できません。今思うとぼんやり担任の先生に認めて欲しかった、というきもちだったような気がします。体育の時に何か(ルール違反?)して、いきなり目の前で「バカヤロウ!」とどなられたり(女の先生です)、個人面談があるたびに母から「グズで、何考えてるのだかわからないと言われた」と嫌な顔で報告されたりしてましたから。でも、目の前にあることではなかったし、自覚できなかったです。給食を食べ始めた時は実は解決したのではなく、心を「封印」した時だったような気もします。それが、その後も形を変えてたびたび大人になっても現れたからです。自分でもなければ、自分の子供のことでもなく、差し出がまいかもしれませんが、原因がすぐ目の前に見えるものでなく、自覚できないから(あるいはしたくない、気がつきたくない、受け入れられないから)行動として現れることもありますし、少なくともお子様が心を封印をしてしまわないよう、そばについてあげれば、お子様は安心しておうちで過ごせると思いますし、そのうち解決の糸口が見つかるかもしれません。(多分いろいろ心を砕かれていると思います。お気に触ったら申し訳ありません)
●一番下(現在小5)が小2の時に数ヶ月不登校してましたが、楽しかったですねぇ。今日は何しようか?ってね。そのうち「お父さんじゃつまんないなぁ」ってね。今は皆勤賞です。もちろん不登校の間楽しむこと以外は何も考えていませんよ。学習に関しては小学校の学習内容は半年で消化できますから。問題はココロです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3026] スマイリ−マム 投稿日:2006/05/30(Tue) 12:16  [北陸]
こんにちは。
>「ネチネチ度」を測定
って面白そうですね。フフフ・・。
どんぐり先生、新作の進行具合はいかがですか?中学生へのお言葉もあったらうれしいな、なんて思いますが無理は申しません。中学生の兄ちゃんの英語について前にご指導いただきましたですね。あれから本格的に授業が始まりましたが、今のところ学校の内容で終始しております。毎回のように単語の小テストがあり、絵を見て単語を書くのを10個ずつで、その練習。ノ−トの見開き分に、本文を写して、出てくる単語も練習。余白には自分で関連の英語の練習。以上が宿題です。これが結構大変で、かなりの量を書き込むことになります。兄ちゃんは「中学ってきっちり授業してくれるから、授業だけでも大丈夫かもね。」なんて言っていますが、どうなんだろうなあ・・・わかりません。
>>新作
○「キカナイデ」だって。
●英単語はね1文字「5mm×5mm」位の大きさ(かなり大きくなります)でノートから40cm位離れた状態で書くと覚えやすいですよ。それと、黙字(書くけど読まない文字)は先に覚えるといいですよ。ghかな。ココを意識して覚えるとnight→ni(gh)t→ナイト、eight→ei(gh)t→エイト、fight→fi(gh)t→ファイトなんてのも超簡単になりますからね。daughterなんかもあるしね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3025] ゆきまま 投稿日:2006/05/30(Tue) 11:29  [関東]
計算の宿題マシーンは毎回登場しているのですが・・。何が嫌なのかいまいち不明です。忘れ物をするとネチネチいわれることが嫌だとしきりに訴えていました。忘れ物をしないようにすればいい話しなのですが、完璧のつもりでも何か抜けているようです。どうやら先生がしつこく責めると感じているようです。とても仲の良い友達がいるのでクラスは変わりたくないらしいのです。先生とも話をしてみようと思います。毎年担任が変わるのでまた一から説明するのは大変です。なんとか学校単位で革命が起こってほしいものです。
>>忘れ物
●忘れ物札を作ります。
1.忘れ物の候補になりそうな物を書いた札を玄関に並べておきます。
2.寝る前に翌日分のチェック。
3.出かけるときに札で確認。
4.忘れ物がなかったときは「勝ち!」あったら「負け!」最初の月は勝ち越しを狙いましょう。負けた日は「ネチネチ度」を測定する日だと思いましょう。ネチネチ度解析能力が高まります。
5.KOしたらお祝いします。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3024] くれよん 投稿日:2006/05/30(Tue) 10:23  [関東]
わかりました、先生。アドバイスありがとうございます。問題が出来ないことを楽しめるようにする・・・。私の工夫が必要ありですね。がんばります(^^)♪
------------------------------------------------------------------------
[3023] ゆきまま 投稿日:2006/05/30(Tue) 10:01  [関東]
先生、娘が登校拒否になりました。理由は先生が怖い。宿題がいや。授業が面白くない。等です。嫌なことを親がすべて取りのぞいてあげてたら、この先、嫌でもしないといけないことは山ほどあるのに、今からそんなこと言ってたらどうなるんだって口を揃えて言われます。嫌でもしないといけないことって、やっぱりあるのでしょうか・・。
>>嫌でもしないといけないことって、やっぱりあるのでしょうか・・。
●もちろんあります。だから、工夫するんでしょ?ゆっくり登校拒否をしてジックリ子供と一緒に考える。これを「チャンス」と言うんです。
……………………………………………………………………………………………
<ヒント>
1.クラスは変更できます。
2.宿題はどうにでもなります。
3.授業は...面白くなくても受けられます。小学校では「面白くない」ってのは最低の評価ですけどね。中学校は面白くなくても分かり易ければ良いんですけどね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3022] くれよん 投稿日:2006/05/30(Tue) 09:38  [関東]
回路の切り替えですか・・。なるほど、そういう事なんですね!ちょっと楽しみになってきました。先日書店で私もフィンランドの本を見ました。なかなか日本の学校であのような教育を受けるのは難しいですよね。家庭でがんばらなくては。川島先生の本の横に並べなれているのを見て、どっちの本を手にするかで教育への考えが大きく変わるのかもしれないと思ったらちょっと怖くなりました。今日明け方めずらしく夜泣きをしたので、どうしたのか聞いたら「夢を見たの。夢の中でどんぐりやってて問題が出来なくて泣いたの。」と。。夢の中までやらなくていいと思うのですが・・・。子供がやりたがるので週2回やってしまうこともあったのですが(もちろん、じっくり丁寧です)我が子には多すぎたのでしょうか。こういう子の場合は、もっとゆっくり1週間〜10日で1問位の方がBESTなのでしょうか。それとも、あまり気にしなくて良いのでしょうか?
●気にしません。よくあることです。問題が出来ないことを楽しめるようにすることが大事です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3021] なかもと 投稿日:2006/05/30(Tue) 08:47  [四国]
やめて3年生になってからは全くその手の勉強を家ではしませんが、出来が悪くなったりは全くしません。>
そうなんですよね。ドリルやらなかったから、計算できなくなるかっていったら、変わらないんですよね。やってもやらなくても今、漢字ドリルのテストをやってますが、宿題はマシーンがしてるので、熟語のページは、読みだけで、うちの子は書いてませんでした。テストが出た時には、50点と20点でした。先日2回目があったんですが、不用紙に熟語だけ一回書くだけにしてましたが、点数は上がってました。世界的に学力一位の国フィンランドの勉強方法を取り入れてくれたら、無駄な勉強ばかりしなくていいのになぁなんて思います。すいすいさんのおっしゃるように、「自分の感性、感覚を信じることと、考えを持てる大人になってほしいからです。」そういう大人になってもらいたいですよね。
●1日1回1分で1漢字を覚える「漢字授業例」年間200日として6年間で1200文字。小学校で習う漢字は1006字なので復習や確認テストも可能です。
「はい、今日の漢字いきま〜す」
1.黒板いっぱいに大きく漢字一文字(例えば「初」)を筆順を数えながら書く
「いち、に〜い、さん。しい、ご。ろく〜、しち。」
※生徒達は既に目に焼き付けるように見ている。
※生徒達は声を出してはいけません。
2.漢字の説明を言葉だけでする。書かない。「初めて何かをするときの初めて」「最初のショ」「初夏のショ。夏の初めの方ね」「初心忘るべからずなんてのもあるね」
3.生徒達に空中書き取りをさせる。「はい。一緒に」「いち、に〜い、さん。しい、ご。ろく〜、しち。」
※みんなで空中に指を走らせながら筆順を数える。
※生徒達は漢字の視覚イメージの再現に意識を向けてる。
4.頭の中で視覚イメージをなぞる。「はい、目を閉じて。はい、一緒に。」「いち、に〜い、さん。しい、ご。ろく〜、しち。」
※先生は黒板の漢字を消しながら唱和する。
※頭や指を動かしながら漢字の視覚イメージを意識する子供達。
5.ノートの左ページいっぱいに一文字書く。「はい、じゃあ書きますよ。鉛筆を持って下さい。ゆっくり、一緒に。」「いち、に〜い、さん。しい、ご。ろく〜、しち。」
※この時は既に手本は子供達の頭の中だけにある。
6.「はい、ノートを閉じてください」
7.間違い漢字の宿題一文字「はい。帰ったら「お手本」と比べてあっていたら赤鉛筆で○。間違っていたら間違っていた部分を赤鉛筆で書き直してから、「お手本」を見ながら右のページに大きく一文字だけ練習してきて下さい」
8.終わります。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3020] くれよん 投稿日:2006/05/29(Mon) 23:56  [関東]
以前、<0MX46>で固まってしまった子供に変化がありました!先生の予測?の通り、2日間位気にしていた様子を伺えましたが、1週間ぶりに「この間のつづきを見てみようか」と声をかけて一緒に取り組んだら、すんなり理解してしまいました・・。親である私の方がちょっとビックリです。1週間前は年長になりたて(年長問題なんですけど・ネ・)のこの子にはちょっと難しいかなあなんて思っていたのですが、子供にはちゃんと自分で考える力が備わっているのですね。ところで、どんぐりを初めてから気になっていることがあります。用が無い限り毎日帰宅後公園で延々とお友達と遊ぶ外遊びは変わりません。只、家にいる時間の中で、なぜかテレビをほとんど見なくなってしまったのです。PCの園児向けゲーム等も以前はチョコチョコやっていてハマると延々30分〜とやっていたのですが今は10分やると飽き(本人は疲れた〜と言います)てしまうようで、ぐたっと寝そべります。その代わり、ダンボールで工作(今は犬小屋作ってます)や折り紙などをかなり熱心にするのです。明らかに、どんぐりをはじめてからなのですが、子供の頭の中で何か変化が起きているのでしょうか?ボーっと何かを見るとかゲームでも同じことの繰り返しの様なものを長くやっていると非常に疲れるようなのですが・・。もちろん工作や外遊びの後に疲れると言う事は無いようです。
●回線(思考回路)の切り替え(単純回路から複雑回路へ)をしたからかな?自由に飛べるようになった鳥が決められた道しか飛んではいけない、直線しか飛んではいけないと言われたらストレスになるでしょ?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3017] ひろば 投稿日:2006/05/29(Mon) 22:29  [関東]
[3009]のコメントの中の「幼児・児童期に評価することは不要」について、学力世界一位になったフィンランドが評価がないことで有名ですね。フィンランド・メソッド入門という本を最近読んだのですが、算数の文章題で、どの言葉がこの問題を解くのに必要か、どれは同じ意味か、という勉強を、算数ではなく国語の時間にするのだそうです。それで、私の教えている子が、「赤い花は白い花より3本多い」ということは「白い花は赤い花より3本少ない」と同じだ、と気づいた時のことを思い出しました。競争でもない、ゆとりでもない、詰め込みでもない、放任でもない。というのが帯に書かれていたフィンランドの教育でした。国語について書かれた本ですが、どんぐりで国語力もつくことがますます理解できました。
●言葉は絵図の言い換えに過ぎませんからね。だから「言葉の先にあるもの(視覚イメージ)」を明確にするんです。そうすると、あらゆる言葉・記号がリンクするんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3016] すいすい 投稿日:2006/05/29(Mon) 21:47  [関東]
なかもとさん:そうですよね。読み書き計算ができることはまずは大切だとおもいますが、その繰り返し練習が必要かというと"NO"ではないかと思います。息子は小1の終わりから約10ヶ月公文に通ってましたが別にそれで漢字や計算が特別できるようになったわけではありません。手先の計算技術は先行しましたが、それ以外は何も変わりません。やめて3年生になってからは全くその手の勉強を家ではしませんが、出来が悪くなったりは全くしません。むしろその後のほうがずっと学力的に伸びたと感じています。百マスだのドリルの繰り返しだのに熱を上げる必要はないと思います。学校では算数は割り算にはいりましたが丁寧に割り算とはどういうことか、絵図を交えて学習していたようです。でもこのあとに膨大な割り算の「繰り返し」をすると、そのうち計算はできるけど、割り算って一体どんなイメージかわからなくなると、以前のログの文字練習の反復で何書いているのかわからなくなった、というご感想を読んで思いました。計算だって同じようにいつしか「記号の変換」の世界になるみたいに。前何かの本で、計算、時間計算を繰り上がり、繰り下がりがすらすら出来る子に「10時の15分前は?」と聞いたらわからい、「30より3少ない数は?」ときいてもわからない、という話がありましたが多分習い始めはちゃんと具体例を踏んでどういうことか分かってたのではないかと思いました。それが、機械的な繰り返しをすることでイメージがなくなってしまうのではと思います。川島先生が信じても、社会がどう受け止めるか、疑問です。私は子供が自分で目で確認できることをせず本にかいてあることを鵜呑みにしたり自分で感じて判断すべきこと(たとえば温度に対応した服など)を聞いてきたときには自分でどう感じているか、どう見えるかなど聞き返し確認させます。自分の感性、感覚を信じることと、考えを持てる大人になってほしいからです。
------------------------------------------------------------------------
[3015] なかもと 投稿日:2006/05/29(Mon) 20:00  [四国]
私は以前は「営利絡みだからだろう」と思っていましたが、もしかしたら「本気で」思っているのかも知れないと感じています。今、最も危惧していることが、この「本気で」ということです>私も実際に、講演を聞いたわけではないのですが、新聞を読む限りは、本気で思っているように感じました。間違いが見えてないことが一番怖いことかもしれません。本屋には、川島先生や陰山先生の本が人気本として並んでます。初めてのお子さんなら、本を試してみるでしょう。以前私がそうでしたから、、、途中で気づくことができればいいのですが、うちの母のように、先取り勉強して教えておけば大丈夫だと思っている人は、なかなか変わらないものです。それも踏まえて今があるので、うちの子は楽だと思います。何が出来るか自分でもじっくり考えるつもりです。
------------------------------------------------------------------------
[3013] なかもと 投稿日:2006/05/29(Mon) 16:51  [四国]
すいすいさんへ:詳しい根拠や論理はわかりませんが、直感的に変な話ですよね。友達同士で遊んだり、子供のつたない話を聞いてあげた方がよっぽどいいと思いますが…。>
まったくその方が、子供が伸びますよね〜。コミュニケーション能力が発達するとはとても思えないような内容です。でも、その講演で脳の発達などをグラフにして、脳の第一人者が講演するともっともらしく思ってしまう教員達がいることそのことで、親が加熱して今まで以上に子供たちの問題行動の危険な状態が増えていくことが心配です。
この地区の中学校が荒れてるという話はよく耳にしますから。その新聞にはこうも書いてました。「基礎体力がある選手が各競技でも優れた結果を残せるように、読み書きなどの能力があって初めて社会に通用する創造力が発揮できるようになる」とおっしゃったようです。↑たしかに基礎体力は必要ですけど、それだけでは、すぐれたスポーツ選手にはならないとこちらにいらっしゃる方たちは、知っておられる方ばかりですが、、とても脳の第一人者の言葉とは、思いたくないです。私は、工夫する方法をあれやこれや考えながら、これからもじっくりゆっくりていねいに行くつもりです。
>>読み書きなどの能力があって初めて社会に通用する創造力が発揮できるようになる
●この飛躍は「実際の練習などしなくてもラケットさえ磨いていれば、そのうち上達する」と聞こえます。だって「読み書きなど」は道具ですからね。
……………………………………………………………………………………………
●私は以前は「営利絡みだからだろう」と思っていましたが、もしかしたら「本気で」思っているのかも知れないと感じています。今、最も危惧していることが、この「本気で」ということです。最も根本的な「基礎」の勘違いです。「分かるとはどういうことか」「考えるとはどういうことか」「判断するとはどういうことか」「言葉とは何か」...これらの基礎を何一つとして知らないということですからね。そんな人達が教育を先導しようとしている。ちょっと急ごうかな...。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3012] すいすい 投稿日:2006/05/29(Mon) 16:20  [関東]
コメントありがとうございました。私も改めて具体的なコメントの内用にに自分の考え方で大体あっていたと確認できました。いわゆる特殊算に関しては、息子には本人が欲しがったのでドラえもんの漫画は買ってあげたのですが、内容からして理解できようもない箇所が多いし、たとえ読んで判った気になっても(私の経験からですが)自分で素手では出来ないから、そういう問題に(どんぐりで)遭遇したらその時初めて自分で考えればいいと思ってました。ちょっと難しめの昆虫図鑑程度のつもりでした。参考書と違ってこう解け、とも書いていません。もちろん、類題を出してみたりとかもしてませんし、ドリルの類は一切させてません。学校以外の算数は本当にどんぐりだけなんです。答えがあってればいいということは一切認めません。また、本人も「パターンわけ」なんかしませんし(さすがに出来ないのではと思います)、要領よく解こうという気持ちは微塵もありません。また、どんぐりの文章題を見てこれはxx算だからこうやって解けるということで取り組んでいません。いろいろなxx算は単純に足し算や引き算などの、ちょっと難しくした問題程度でなんか面白そう、という感じの受け止め方だと思います。私も解けたからといって特別なほめ方はしません。淡々と「よく解けたね、良かったね」、程度です。調子に乗らないように。問題は、6Mでなくても3Mでも、大体このくらい、とまず答えを先に見当をつけてしまいがちなところです。暗算ではありません。実際当たってたりするので絵図を描くまもなく、必要性も感じないケースが多くなってきてしまっているところです。確かにたとえ分かったとしても、多少の手間をかけても絵図を描くことでいろんなことを考える、ということはわかってても絵を描く私にも実感でき、これが大切だということも頂いたコメントから分かってきました。
どんぐりの文章題が4ヶ月目で意外な方向に発展してしまってかなり驚いています。でも、子供の一時的な「ブーム」かもしれませんので私自身は相変わらず楽しくちょっと手間をかけながら解く姿勢を見せ続けるしかないかな、と思いました。まだまだ小学校は長いし、どんぐり700題だってそう甘くないぞ、と思ってます。いくらなんでも特殊算にあと3年半もはまってはいないでしょうから。ちなみに息子の選んだ6Mと同じものが3Mにもあったので、意外と身の丈にあった問題を選んでたのだと思いました。
[3006]さすがに読み書き計算でコミュニケーションの能力を上げられる、とそのためにドリルやらせる先生や親なんかいないんじゃないですか。近赤外プローブでは脳表の大脳皮質(の全部じゃない)しか見えませんが、脳は大脳だけで機能してるわけじゃありませんから、詳しい根拠や論理はわかりませんが、直感的に変な話ですよね。友達同士で遊んだり、子供のつたない話を聞いてあげた方がよっぽどいいと思いますが…。
のんびり倶楽部さん:
発泡スチロールをきれいに切れる熱線カッターが作れるのをご存知ですか?たぶん息子さんなら自作できますよ。乾電池1個とスイッチ、導線と銅線?(抵抗で発泡スチロールが溶ける温度に発熱する)と銅線をピンと張る固定具(ちょうど(電動)糸鋸のような構造です。電流が流れると抵抗で発生する熱を利用して切るんです。これだとくずが全くででず、曲線でも面白いようにきれいに切れます。煙もにおいも出ません。使用中やけどしないように銅線を固定することと、銅線をピンと張ることがポイントです。
------------------------------------------------------------------------
[3011] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/29(Mon) 15:21  [関東]
有り難うございます。勿論、文章題の絵図は全部とってあります。捨てろと言われても、もったいなくて捨てられません。私の老後の楽しみになりそうです。
------------------------------------------------------------------------
[3010] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/29(Mon) 14:48  [関東]
3009のコメント、参考になりました。自分の子供のことでないので差し出がましいですが、すいすいさんのお子さんのように、いつも数に見当をつけるという同じ方法ばかり使うようになったとしたら、6Mは封印した方がいいですか。また、どこかに文章題は筆算がしやすいような方眼ノートに問題を貼って使うのがいいと書いてあったと思いますが、広告の裏でもいいですか。我が家では、「何枚でも使っていいよー」と初めから裏の白い広告数枚渡してるのですが。なぜかというと、ノートに張ると、ノートの見開き2ページに絵を収めきらないといけないというプレッシャーがかかるみたいなんです。何枚にもなった絵を、ページをめくらずに並べて見れるメリットもあるのですが。筆算はちゃんとやってます。
>>6Mは封印
●少しずつ手に負えない問題を渡していき自然に在籍学年前後に戻します。
>>広告の裏
●いいですよ。ただし、まとめて綴じるようにしてください。ルーズリーフを勧めないのは一見便利なんですが実際に使うと「どこかにいっちゃった事件」が発生するんです。これは「分からん帳」でも同じでした。少なくとも教室では基本的にルーズリーフ系は禁止にしました。また、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」は全問保管しておくべきです。もちろん問題と共に絵図や筆算の跡もね。これが大事なんです。一瞬で自分の弱点を自分で見つけることが出来るんです。例えば6年生になって夏休みの前に6年間分のノートに目を通す。間違いの共通点を見る。そこだけをやり直す。高度な基礎固め終了...ね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3009] すいすい 投稿日:2006/05/29(Mon) 13:29  [関東]
[3003]以降の、のんびり倶楽部さんへのコメントは今気になっていることに関係しているので何回も読み返してしまいました。3週間くらい前から「鶴亀算」が解けたことが発端で、6Mをやりたがるようになりました。
1)計算だけ解いてしまう、というか絵図を使わない。6MX10は表を作って解く。言われて絵らしきものを書くが絵で解いているわけではありません。6Mへの取り組み方は、大体このくらい…、と見当をつけてまず答えに到達してしまいます。しかも「このくらい」が実に当たりに近いんです。先日、掲示板に雑と書いたのはこのことです。算数の解き方としては邪道ではないかと。もちろん持ってて悪くない勘ですが。どんぐりの問題ではないですが、「ある数に8を足して、15をかけたら555になった。ある数とはいくつか」という問題(ドラえもんの学習漫画)でも、15をかけて555になるのは37くらいかな、て見当をつけてました。
2)絵図を描いてね、と念をおしたらとうとう「線分図」登場。6Mばかりしないで、0M-3Mから選ぼう、と私も子供の選んだ問題の1つ前の問題をすることにしました。子供は3MX53(ポケモンが240匹…)を選び即座に計算を始めました。私が絵や図を描いて、と念を押したら「えー!240も描けない!!」。私がお金だって1000円を1円玉1000個で払わないでしょ、10円玉とか100円玉とかあるじゃない、とヒントを出してしまいました。私がポケモン10匹分のお化けポケモンね、と24匹のお化けポケモンの漫画絵を描き始めると笑ってましたが、「僕はじゃあこう描くぞ!」と書き始めた図はなんと「線分図(いわゆるテープ図)でした。」その前に3MX73で使ってたのですが、これはリボンなのでそんなものかな、と思ってました。でも自然数相手に線分図というか240をひとつの「長方形」で表す手に出て、それを区分けして答えをだしてしまいました。
3)未知数の扱い方は「虫食い算」とリンクしたらしいです。虫食い算は以前から大好きでごくたまに(今まで2、3回難しい)入試過去問の(先日の百マス関連のコメントに出てた「虫だらけ」みたいな)問題でも喜んでやって解いてました。どうやらa+□=b なら b=□-a、と気がついたきっかけはどうも虫食い算の経験(ここ1ヶ月は虫食い算はしてません)から「□」を式に入れるたみたいです。(具体的には3桁同士の足し算の筆算形式に「□□□」と書き入れてまさに「虫食い算」の書き方でした。とにかくここに登場する、絵を描くことを楽しみ、脱線しながら、回り道しながら、工夫しながら、絵で考えるというのとずいぶん離れてしまってます。子供にとっては問題を解くこと自体を大変楽しみ「考えるぞっ!解くぞっ!」と回り道なんかしたがりません。私も自分の(6Mとか)算数的に解くこと自体を楽しんできてしまったので、これからはちょっとたのしく絵を描く姿でも見せながら、消して息子に絵図を強制はせず、20問に1問でも絵を描いて目で見て解けたり(6MX16がそうでした)、脱線できる問題に出会えることを期待しようかな、と思っています。絵を強制するとその時点でたのしくなくなってしまうので。
●もう少し書きますね。同じ問題を2種類の方法で解いたとしましょう。「**算」では1題につき3分かかり、計算は1分でできました。絵図では1題につき16分かかりました。計算は1分です。頭の中を見てみましょう。「**算」では考えたのは3-1=2で2分間だけです。絵図では16-1=15で15分間です。しかも算数と関係している考えも関係していない他の分野の考えも増加しています。
●100題解いたらどうなっているでしょう。
「**算」...2×100=200分=3時間20分の思考力養成
 絵図 .....15×100=1500分=25時間の思考力養成
●700題解いたらどうなっているでしょう。
「**算」...2×700=1400分=23時間20分の思考力養
 絵図 .....15×700=10500分=175時間の思考力養成
※もちろん単純計算で比較は出来ませんが、こういうことです。だから「できてもさせない」期間が必要なんです。数(問題量)が多くなるとパターンに当てはめることだけになりさらに「考えない時間」ばかりになります。だ・か・ら、数少なくしてあるんです。少ない方が思考モデル(思考回路)を増加させるには効果的なんです。もちろん悪質の文章問題ではダメですよ。だから全て作ったんですからね。当然「分かる」「ヒラメキが多い」「見当が付く」「正確な推量ができる」「ピンとくる」ようになるんです。「本当の考える力」が育っているのですからね。だから、する必要はないんです。「本当の考える力」を育てているときにはなるべく使わないようにするんです。消えて無くなりはしませんが既存回路を使っている時間がもったいないでしょ?その時間は絶対に新しい思考モデル(思考回路)は出来ないんですから。...ね。力試しはしなくていいんです。幼児・児童期に評価することは不要である。とはこういうことなんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3008] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/29(Mon) 09:48  [関東]
昨日のたくさんのコメントを有り難うございました。繰り返し読みました。
[3003]で「頭の中で瞬時に分かったこと」を絵にするべきか考えてしまったのは、初めて「絶対学力」を読んだ時、文章だけで書いてある「わかりにくい」問題も絵図にすれば、こんなに簡単に解けますという箇所の印象が、とても強かったからだと思います。心のどこかで、絵図は難しい問題を解く手段にすぎないと言う気持ちが残っていたのだと思います。絵にすることの意味をもっと深く考えるべきだと反省。娘はお絵かき自体は大好きなので、環境を工夫します。「描けば解決の糸口が見つかることを実体験する」必要がある、非常に納得。でも込み入ったことを考えるとき、大人は自然にしている気がしますが。
[3004]の「できるだけ人間」「プロブレムソルバー」「マニュアル人間」て、日本が高度経済成長していた頃には、それなりの需要があったタイプですよね。もっとも、いつの時代でも、課題が外から与えられなければ生きてる実感がもてないというのは不幸ですが、社会的にも日本が変わって必要とされる人間も変わったたことを、親も知るべきなんでしょうね。
「子供の本来の才能を無理なく最大限に持っていきたいんです」[3003]に、先生の理想が見えた気がしました。
最近「余裕が学力養成には大事」も実感できるようになりました。「余裕があるから、もっとやらせる」「ここに空き時間があるから、この問題集・習い事をさせて埋める」という心境が、親がはまりやすい「わな」ですね。親がすべき事は、自由に、ハッピーに、自分で工夫して遊びたくなる環境を整えることですね。昨日は、子供達は発泡スチロールを削って工作して、部屋の中は静電気を帯びた白い粒々だらけ。子供はハッピー、親はため息になってしまいました。
------------------------------------------------------------------------
[3007] なかもと 投稿日:2006/05/29(Mon) 09:43  [四国]
そうなんです。脳を知り、脳をはぐくむと題してお話をされたようなんですが、脳の発達のグラフを示して、「前頭前野が発達するまでは、基礎学力となる読み書きを反復させ、それ以降は自主性を尊重することが大切」と大脳の成長に合わせた学習方法を提案した。大脳が活発に活動してる部分に色をつけた研究結果をまとめた図表では、読み、書き、計算で使う部分をあわせると、創造的な思考を展開している時の脳の部位と合致することを紹介。これを教育研究発表会の一環で、約5百人の教諭達が参加して聞いてることに背筋に寒気を感じました。付属小がそういう取り組みをしてるとなると、公立小が右習えにならないといいなぁと感じます。同級生のお母さんと先日話したときに、都道府県のプリントの話が出て、表裏印刷されてるのが2枚でたときは、書くだけで覚えられないと言う話題になりました。すかさず、書くことの多い無駄な宿題が多いことや計算ドリルも何度もするのには疑問があるということ宿題は多すぎるので手伝ってることを伝えておきました。うちの子達は、宿題マシーンを使うのは平気なので、被害は少ないとは思うんですが、下の子は、名前と一行しか書かなくても大丈夫なようです。でも、ときどき、私が書いた字をみて、ここはこうしてと、ひらがななのに指示が来て、自分で書き直しています。上の子は、6年の6MX86の問題ができた〜と喜んでいたのですが、まだまだ、声賭けをしないと週1問がやっとです。まだまだ、親も工夫が足りないようです。下の子は、普通に歩くと30分のところを1時間かけて帰ります。帰りに石を見たり、松葉相撲を友達とやったり、だんごムシを触ったり、道端には、気になることがたくさんあるようです。
------------------------------------------------------------------------
[3006] なかもと 投稿日:2006/05/29(Mon) 08:29  [四国]
おはようございます。かの有名な川島教授が近くの小学校で講演を開いたと四国新聞(5/27号)に載ってました。「読み書き計算の訓練がコミュニケーションや創造力を伸ばす下地になる」と呼びかけた。講演会には、県内外から小中学校の教諭ら約5百人が参加した。・・・・とありました。これを聞いて内の先生が読み書き計算に走らなければいいのだけど、、、ちょっと複雑です。
●まだ、そんなこと言ってるんですか...。今回は「下地」がクセモノですか...ふぅ。また「スリカエ」ですか...はぁ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3005] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/28(Sun) 17:23  [関東]
またまた、つまらない質問に丁寧にお答え下さって有り難うございました(3004)息子が楽しみで通う塾は1時間に1〜2題の文章題を使った頭の体操教室の様なところで、進学塾という雰囲気の所ではなく(「偏差値」という言葉すら6年生になって知りました)、私自身に至っては、通塾経験がないので、先生が熟知しておられる大手の塾のやり方についての情報を、非常に新鮮というか、興味深く読みました。でも、大手である以上、たくさんの子供がそこに通っているわけで、その子供達が成長した頃、何らかの社会問題が起こるのではないかという感想を持ちました。大手塾のやり方については、あまりにも無知なので、近所のお母さんたちの話もよく分からず、また愚問を重ねるかもしれませんが、その折は、よろしくお願いいたします。
------------------------------------------------------------------------
[3004] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/28(Sun) 15:48  [関東]
詳しいコメント有り難うございました(3003)。絵を描かなければ娘にはできないだろうと思われた過程が、それこそ指折り算ではありませんが「見えたように」すぐ分かって次の過程に進んだので、不思議な気がしました。頭の中に「見えたこと」を本当に「見える物(絵)」にすること、文章題をエンジョイすること、大事ですね。どんぐり問題には長くお世話になっていますが、まだまだ理解が不十分ですみません。思考の臨界期をすぎてしまった私は、すでに持ってる思考回路の錆落としをしてがんばります。もう一つ愚問なのですが・・・百マス計算ブームに火をつけたのは、百マスを実施していた田舎の小学校出身者の大学進学成績がよかったと本に書かれた事があると思います。これが事実とすれば、どう理解すればいいのでしょうか。良好な学業成績は、百マス計算以外の要因だろうと予想されるということでしょうか。
●受験はパターン学習でオワリです。「百ます計算」は関係ありません。あるとすれば幼児・児童期にしてはいけないパターン学習をさせて慣れてしまったので受験用のパターン学習も抵抗がなかったということです。
※ただし、このパターン学習をする時期が幼児・児童期(小6or小5の夏前から)だと致命傷を与えるからさせないで、パターン学習をしても悪影響を回避できる逞しい学力をパターン学習をする前に付けるワケです。
※受験は受験校の過去問題分析とパターン学習で誰もが突破できるんです。だから、必要に応じてするんです。最も効果的にね。ですが、前倒しは命取りなんです。
※受験は「物知り馬鹿」「できるだけ人間」「マニュアル人間」「自分がないプロブレムソルバー(処理するだけしかできない人)」でも攻略できるんです。簡単なんです。「させれば出来るようにはなる」んですから。...でも、目指すところではないですよね。私はさんざんやってきましたからね。12才以降なら関知しませんが、以前はダメなんです。だから「どんぐり」を作ったんです。でなければ作りません。受験だけでよければ方法は幾つも確立しています。実績のある塾はノウハウを持っています。ただし、人間を育ててはくれません。関係ないんです。求められているところが違うからです。
……………………………………………………………………………………………
※「百ます計算」を一度もしなくても一流大学に入る子はゴマンといますよね。よく読めば分かりますが「百ます計算」と「大学」を直接にはリンクさせていませんよ。それらしく勘違いするような言い回しで書いてあるだけです。例えば「**大学に入った人は全員が競技百人一首をしていた!」...授業でやっただけで、反対にそのおかげで国語は大嫌いになったけどね。...で競技百人一首ですか?...以下は書かなければ「**大学に入った人は全員が競技百人一首をしていた!」となるんですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3003] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/28(Sun) 10:49  [関東]
娘(小3)はリズムよく文章題をしているのですが、時々、絵が少ないことがあります。それは、「難しい問題」ではなく、頭の中で数段階の行程が瞬時にできる時です。例えば、4M38(ハム太郎とチュー助の運動場ランニング)の場合、チュー助が一周したときにハム太郎が160メートル先を走っている絵だけを描きます。次に、即160を5回、筆算で足します。つまり「運動場は400メートルでチュー助が2キロ走るということは、運動場5周走ることだから、ハム太郎は160メートルを5回分多く走る」ということまでを瞬時に理解している様子です。(2000÷400の様な割り算はまだ習っていないはずなんですが)こういう場合でも、頭で瞬時に分かったことを絵にするように言うべきですか。上の子をどんぐりで育てたときは、レットカードとホワイトカードの問題が、私自身理解できず、やらせませんでした。今日、息子に相談したら、「簡単じゃーん、いい問題だ」とさらさらと式を書いて解いてました。私は息子に説明してもらい、息子の書いた式を見て考えて、やっと理解。私のような大人にこそ、「脳の活性化」が必要なのかも・・・。
※12才までの子育てや学習で「できるからさせる」は要注意です。「できてもさせない・出来ると分かったからさせない」の場合が格段に才能を守ることが出来ます。十分に熟成させるための工夫です。だって「瞬時に理解できる」のは当たり前なんです。「その上で」どう指導すべきかを示しているのが「どんぐり」なんですよ。子供の本来の才能を無理なく最大限までもっていきたいんです。早期に次の段階へ移行することは12才までは低レベルでの完成を意味している場合が殆どです。
>>頭で瞬時に分かったことを絵にするように言うべきですか。
●言わないで、描きたくなる環境にすることが望ましいですね。だって、もったいないですからね。
……………………………………………………………………………………………
※下記は「最低の絵図が線分図である理由」より【参考:絵図と記号】
>>利用者.:息子の場合は最初から「絵」ではなく、○などの記号でした。頭の中の膨大な視覚イメージを即記号化出来ることに素直にすごいなーと私は思いました。
●アドバイス:幼児・児童期(12才まで:特に9才まで)には良くありません。発想が貧弱になります。建築設計の一流プロがなぜ模型モデルを実際に作るのかを考えても分かります。絵図を描かないで解く子供はたくさんいます。私も数多く指導してきました。「分かるから」「解けるから」「出来るから」という理由です。しかし「解ける問題だから描かない」は「解けないときにも描かない・描けない・描けば解決の糸口が見付かることを実体験として持っていない」ので解決に最も効果的な絵図を使えない。となるのです。だから、分かっても解けても描くんです。そのかわり問題は少量にしてあるんです。これが多量では誰だって出来ませんしする気ににもなりません。それでは意味がありません。「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」良質の問題を少量するのがポイントなんです。
>>利用者:息子はドリルもどんぐりもどちらもやってます。彼は文章題を解くときには、さっと読んで立式が思い浮かぶ問題はそのまま式を立て、思い浮かばないものはとりあえず絵を描いてみる、と問題によって解き方を変えています。(絵というより、○などの記号を使った図です。絵である必要が私には分かりません。)
●アドバイス:寄り道・回り道を大事にしたいからです。楽しむことが出来ることは最も優秀な才能の一つなんです。才能を守るための問題ですから寄り道・回り道をしやすいようにしてあるんです。もちろん、寄り道・回り道をしなくてもいいのですが、才能保護の立場からすると記号で5題を消化するよりも絵図で1題を楽しんだ方が遙かに効果的です。処理対象としての問題ではなく楽しみながら才能を守る問題なんです。
【追記】
●上記コメントを不思議に思う方もいらっしゃると思いますので、ちょっとだけオマケ。
「高度な抽象化」というと聞こえはいいですが、小学生のしていることは
「酷い省略・単なる手抜き」というだけ(工夫とはチョット違う)なので「(具体的な絵図からなら簡単に感じられる)気付き」がなくなっていくんです。そして、次第に「気付き」の感覚が失われていきます。だ・か・ら、絵図の記号化は少なくとも9才までは「できてもさせてはいけないこと」なんです。この気づきの消滅が「センスがない」とか「才能が感じられない」とか「ヒラメキがない」になります。無理に描かせると頑固に描かなくなりますから描きたくなるような環境が大事なんです。
……………………………………………………………………………………………
>>「脳の活性化」が必要なのかも
●不要です。既存の回路を丁寧に使うしかありません。しかも脳を活性化させないことが「効率的に」ということです。(急激な)活性化の原因は殆どがストレスですからね。思考とは無関係です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3002] ゆか 投稿日:2006/05/28(Sun) 09:57  [近畿]
こんにちは。掲示板や過去ログは読むたびに発見があり、とても参考になり助かっています。どんぐりをはじめて4ヶ月、週1題ののんびりペースでいっております。どんぐりでのお絵かきの影響でしょうか、この2,3日、娘が4コマ漫画を書くのにはまっております。4コマといいましても、なにぶんにもまだ1年生、話のおちがつくまでコマがどんどんふえてしまうのですが、とにかく、一所懸命夢中で話を作って絵にしています。そしてできあがると満面の笑みで見せてくれます。その作品が結構うまいんです。ちゃんと笑えるところがあり、1年生でこんなの描けるんだ〜と感心してしまいます。4コマ漫画って前にちらっと見たことがあっただけだと思うので、学校ででもはやっているのかと思いきや、そんなことはないようで、自分でやってみようと思って描いているだけといいます。これってひょっとしてどんぐりのおかげかなと思われます。どんぐりはまだ年長問題で、しかも絵にしやすそうなものばかりを選んでいるので、割と答えまですっとできてしまって、こんなやりかたでいいのかなあ・・・と思いながら週1ペースでしているだけなのですが。でもどんぐりの効果としか思えないです。今後がさらに楽しみです。またどうぞ、よろしくお願いします。
追記;マシーンの出動ですが子供にとりましても、違和感なくいけているようです。きのうなどは国語の県文字ひらがなプリン1枚と算数の5までの足し算のプリントが1枚でました。すると娘はこっち(県文字)はマシーンお願いね。こっち(算数)は私がするわ。とさらりと言っています。
●いいですね。ストレス無く楽しく勉強できること(しかも一生使える本当の学力を育てながら)はどんぐり方式なら「チョ〜かんたん」でしょ?
>>こんなやりかたでいいのかなあ
●バッチリです。「良質の算数文章問題700題」を終えたときの力はお母さん顔負けですよ。保証します。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

------------------------------------------------------------------------
[3001] すいすい 投稿日:2006/05/27(Sat) 21:16  [関東]
アドバイスありがとうございました。やはり、6Mはお遊びにしてあまりうるさく言わず、多少「図にしてごらん」、という程度にしておいて、0-3Mで本来の「視考力」養成目的にじっくりていねいに、で行った方がいいと思い始めています。週2問のうち1回はじっくりゆっくり0M-3Mで、1回は6Mでもいいことにしようかと思います。6Mは解けても雑な感じがします。絵図や文字はもともとですが、解くことそのものが綱渡りというかがけっぷちを走っているというかさすがに余裕がない(彼の算数の知識と思考力ギリギリ)です。それでも解いてしまうので本人としては解けた喜びはひとしおで、それはそれで一緒に喜んであげたいです。当面週1は学年相応or以下の、もう1回は背伸びして高学年にチャレンジしてもいいというペースでもいいでしょうか。彼の手に負える6Mも限りあるとは思いますが。
息子は単位(m,L)にk(キロ)やm(ミリ)がつくと桁が変わることに気がついて、興味を示しているので、単位換算表を作ろうと思います。こういうのも「おもしろーい!!」そうです。
●OKです。「音で覚えて目で理解する」が効果的な学習の基本です。単位換算表は1枚で数千枚の単位換算練習プリントを軽く超えてしまいます。
http://homepage.mac.com/donguriclub/kouenkai.html#Anchor181940
http://homepage.mac.com/donguriclub/kannsann.gif
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]