●ダンゴ虫問題(小2)から慶応入試問題(中学受験)へ
●「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」の2年生向けの問題で見てみましょう。
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<2MX57>  月  日( )                     
ダンゴ虫のお母さんが、900円で子ダンゴ虫3匹に、同じお菓子(かし)を10個ずつ買ってあげようと思っています。お釣が出ないように買うと、1個何円のお菓子を買えばいいのでしょう。
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なら、絵図を描かないでも暗算でも出来る子は沢山います。ですが、解けるからという理由で絵図を描いていないと次のような問題を解く回路は永久に出来なのです。
<2MX57>+α「そして、このお菓子の内の4個ずつを定価の半額で買えたとしたら、何円余るでしょうか?」
●どうですか?ところが、絵図で考えていると...ヘッチャラです。
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●一瞬の視覚イメージ操作で分かってしまいます。その他モロモロの問題を解決する要素が全て丁寧な絵図の中には入っているのです。つまり、難しい問題・複雑な問題を解かなくても、手稲な絵図を描くこと(楽しむこと)で問題解決には(今は)必要でない様々な思考回路網を何の苦労もなく作っているのです。だ・か・ら、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」を絵図で「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」解く必要があるんです。例え答えが違っていても思考力養成はできているのですから「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」でいいんです。
●さて、ダンゴムシ問題をよ〜く見た後に<慶応中等部の入試問題>を見て下さい。全く同じ手法(考え方:視考力)で解けますね。というよりもコレ以外にはないんです。だから、万能学習方法なんです。ちなみに、受験なんかしない子でも40秒位で解いてしまいましたよ。
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●慶応中等部の問題です。
ある日、A君、B君、C君の三人がスーパーで、次のようにくだものを買いました。
A君はみかん三個、かき二個、りんご四個で代金は800円、B君は、みかん二個、かき二個、りんご三個で代金は640円、C君はみかん四個、かき四個、りんご七個で代金は1400円でした。
この日のくだもの一個あたりの値段は、みかんが□円、かきが□円、りんごが□円です。
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<レオンでも40秒位で解いてしまいます:レオンくんは漢字は書けません。>

○=みかん=40円
△=かき =100円
□=りんご=120円