索引】【がばい伝説:西日本新聞社:ISBN978-4-8167-0735-3】より
●佐賀北高等学校の部室に前に掲げられている部訓
「ピンチの裏側」
 神様は決して
 ピンチだけをお与えにならない
 ピンチの裏側に必ず
 ピンチと同じ大きさのチャンスを
 用意して下さっている
 愚痴をこぼしたり
 やけを起こすと
 チャンスを見つける目が曇り
 ピンチを切り抜けるエネルギーさえ
 失せてしまう
 ピンチはチャンス
 どっしりかまえて
 ピンチの裏側に用意されている
 チャンスを見つけよう 
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●「ピンチはチャンス」...「どんぐり倶楽部」の掲示板ではお馴染みの言葉ですね。
 「愚痴をこぼしたり、やけを起こすと、チャンスを見つける目が曇りピンチを切り抜けるエネルギーさえ失せてしまう」は言葉の贈り物にあります070【ヒラメキ】ね。
 辿り着くところは同じなんです。
※今年の夏(2007年・夏の甲子園)は素晴らしかった。
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●書くべきか迷ったが書いておきます。
 決勝戦:8回裏、終盤、2番井手が押し出しの四球を選んだときの審判の判定についての対戦相手(広島広陵)の監督と投手の言葉「あれがボ ールなら、どこに投げればいいですか?」...情けない言葉である。その場の状況に合わせて工夫すると言うことを忘れているからだ。
 審判は各自のストライクゾーンを持っている。その日のコンディションでも違う。だから、四角四面に決められたストライクゾーンを絶対視し ていては話にならない。審判も選手と同様に人間である。選手(特にキャッチャー)は、そこまで考えた上で作戦を立てる(投球の指示を出  す)のが野球である。マニュアルではなく自分の感覚を信じ、状況を把握し、自分で考え、仲間を信じていなければ出来ないことだが、その点 においても佐賀北は見事だった。特に佐賀北の捕手・市丸君は見事だった。
※広陵の試合後の監督のコメントは、いただけない。底の浅さを露呈してしまっている。自分で考える、状況判断をする力を奪ってしまっている 管理野球に気付いていない証拠である。