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頭の健康診断はコチラ:年長〜小6:中学生は小5-6を使って下さい
*今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表>*
※ご自由にお使い下さい<転載可:添削例の転載は御相談下さい>

●よく「慣れさせるために」「慣れておくと楽だから」という理由で
 計算などを早くに教える人がいますが要注意です。

●慣れるとは「習慣化させる」ことです。
 つまり「考えずに出来るようにさせる」ことです。

「出来る」は2つに分かれます。
体の基本的な動きで「考えなくても出来た方がいい場合」と
頭の基本的な動きで「考えながら出来た方がいい場合」です。

基本計算のように頭の動きでも「考えないで出来た方が楽な場合があるじゃない」という人もいますね。
それは「10の補数と九九」だけです。本来なら「10の補数と九九」さえも毎回指を見ながら、
あるいは三角視算表を見ながらでいいのです。
危険なのは考える頭を育てることが出来る限られた貴重な時期に「考えない習慣」をつける、
あるいは「考える機能を使わないで固定させる(臨界期を越える)」ことなのです。
「暗記・暗算・高速反応」が12才以前では危険なのは、一生に一度しかない頭を作り上げる時期に
(考えることが頭の本来の機能なのに)「考えない習慣」を付けようとしているからです。

頭が出来上がってしまったら(考える機能が十分に稼働したら:思考力養成が終わったら)
どんな学習方法でも結構です。

「暗記・暗算・高速反応」結構です。「速読・速聴」結構です。「高速運転」結構です。

ですが、12才まではダメです。「子供は小さな大人ではない」のです。
副作用がある薬は大人には使えても子供には使えないのです。
致命的な後遺症を残すからです。
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<参考になるブログ>
http://plaza.rakuten.co.jp/mamiko1421/diary/200911050000
2009.11.05
高速計算のワナと、幼児プリントの無意味さは、子供に教わりました。