「子供を守る豊かな教育」

●異常教育が健全な子供を異常に育てる。視考力を無視した教育は負担とストレスを与え未熟なままの脳を
　異常に肥大させる。偽物の学力を信じている高速計算信仰と多量知識信仰は役に立たない考えられない頭を作り異常な情報への抵抗力を消滅させる。

●未成熟な頭が異常に多くの情報を得ると無批判的に入力された情報に何の判断も加えることなく従うことになる。今までは、情報が届かなかった人にも情報が入ってくる。多量の情報と反復は判断を麻痺させる。今まで以上に確かな判断力（成熟した頭）が必要な時代なのです。今まで、反応していなかった未熟脳もこれだけ多くの情報と反復には反応せざるを得なくなるからです。親の時代とは較べ物にならないくらいに悪質で残虐な情報が平然と飛び回っているのです。この情報を遮断することは不可能です。増えることはあっても減ることはないのです。従って、最も有効な防衛手段は成熟脳を育てることなのです。条件反射的な力をつける時代は終わったのです。

●「理解力・思考力・判断力・表現力・読解力・創造力・行動力」に共通する最も重要な力が視考力です。　　人類が最も得意とするイメージ利用を活用する術を知らなければ効果的な教育はできません。

●そして、上記の力をサポートするものは体感イメージによって育てられた安定した確かな感情です。

●さらに、この確かな感情は安定した情緒がないと生まれません。

●乳幼児期の最大の教育は情緒の安定なのです。刺激や知識の増加が教育ではないのです。