■「どんぐり倶楽部」の良質の算数文章問題・使用上の注意
1.まとめてやらない。1週間に1〜2問が最適。
*宿題も含め、余計なこと(単純作業的思考)はさせずに主体的に工夫して遊ぶことが大事。
2.ゆっくり、ジックリ、丁寧に解く<注意>高速学習法との併用はしない。
3.必ず絵(図)を書いて、目で考える。絵(図)を描かずに「分からない」は「考えていない」証拠。
4.暗算はしないで、筆算を記録しておく。暗算は「十の補数と九九」に限定する。
5.間違いに気づいても絶対に消しゴムを使わない。思考の軌跡が大事。
6.考える過程(特に、工夫して考え始めるまで)が大事なのでヒントはもらわない。
7.どうしても解けなければ、一ヶ月後(あるいは、夏休みに)に再挑戦する。
8.たとえ、直ぐには分からなくても「分からな〜い」と言って諦めない。絵(図)は書ける。
*消しゴム厳禁。間違ったら×を書いておきます。
* 一題ずつ、切ってノートに貼って使います。1〜2ページに1題。
* ヒントは厳禁だが、語句の説明だけはする。漢字の読みと意味は教える。
■使用方法
1.読むのは1回だけ。一行ずつ、「読んで描く、読んで描く」ことが大事。
*一度で読みとれるようにすることが練習なので「何度も読みなさい」とは言わない。
「何度も読みなさい」と言うと「何度読んでもいいんだから〜」になります。
「一度しか読めないから〜」という覚悟を育てることが重要です。
*国語の読解力や会話の理解力の養成にもなります。
*特に言葉(授業などの説明は全部言葉です)は1回しか聞けない上に瞬時に消えて
しまいます。聞く力を伸ばすためにも「何度も読みなさい」は禁句です。
キチンと間違って「分からん帳」に入れて、後日、挑戦するときに読むようにします。
2.消しゴムは絶対に使わない。
*考えた(考え直した)軌跡が子供を理解する好材料になるからです。この記録が宝物なのです。
3.分かっても絵図を描く。
*描くことを楽しむ。「解ければいい」ではもったいない。
*絵図を描くことで見えてくるものがたくさんあります。
*最も効果的な思考回路養成になります。
4.描いたら文章は見ないで絵図だけで考える。
*絵図を使って(参考にして)頭で考えるのではなく絵図そのもので(目で)考える。
5.答えが見えるように絵図を描き直す。
*絵図を描き直すことで、柔軟な思考回路を作ります。
6.答えが出たら(見えたら)計算して確認する。
*必ず筆算で計算する。暗算ができても、暗算は「10の補数と九九」だけに制限する。
*少量を丁寧に味わうことが大切です。
7.要求されている設問内容に合わせて丁寧な式を作る。
*計算式は算数・数学の言葉なので過不足無く書き出す。計算式はメモなのでここでは不要。
8.答えは計算式とは別に単位に注意して書き出す。
*答案用紙には「絵図・筆算・計算式・答え」が必要ですが、小3〜4くらいまでは絵図だけでも結構です。最も応用の利かない絵図ですので、線分図は(特に低学年では)使わない。
■ヒントについて
原則禁止ですが、全く知らない語句だけは教えます。
ただし、「分からない・知らない」と言われて「それは〜」ではいけません。
知っているのに使えない(思い出せない・利用できない)だけの場合が多いからです。
ここに気付かずに説明してしまうと
<知っているのに使えないから聞く>→<その場だけ出来る>→<また聞く>
の悪循環になります。
ですから、「分からない・知らない」語句でも、
子供の記憶・経験の中で説明できるかどうかを探りながら、
子供自身の記憶を再現させることで理解させることが非常に重要です。
* 読む練習ではありませんので、特に低学年では、読めても読んであげる方が効果的です。
「読めるから読ませる」「読みの練習になるので〜」は思考力養成の邪魔になります。
読むことに全く抵抗感がない、あるいは、自分で読みたい、読むことが好きな場合にのみ
自分で読みながら進めてください。
高学年では、反対に、黙読で自力で読んで解いていくように、
徐々に環境を設定してあげてください。
<参考>「どんぐり倶楽部」公式HP→http://homepage.mac.com/donguriclub/
<お問い合わせ>メール→donguriclub@mac.com
■2MX00-99:小2向け100題
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<2MX00> 月 日( )presented by DONGURI-CLUB
ある朝、ハム次郎は、突然、巨大向日葵の種を食べたいと思い、
どうしたら手に入れることが出来るのか、色々と調べました。
その結果、1本の巨大向日葵に5輪の花が咲き、
その花に6個ずつの巨大向日葵の種ができることをつきとめました。
では、60個の巨大向日葵の種を食べるには、何本の巨大向日葵を準備すればいいでしょう。
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<2MX01> 月 日( )presented by DONGURI-CLUB
ハムハムがチュ−チューの家まで行くのに80分かかります。
今日、ハムハムは、漫画の本を借りにチュ−チューの家に午後1時10分に着くように
家を出るつもりです。
では、ハムハムは何時何分までに自分の家を出ればいいでしょう。
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