総索引】●2002年-2003年にyahooの掲示板(教育)に投稿した内容です。
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■do(does,did)とbeの動き<補足>
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 8/29 22:55
メッセージ: 41 / 441
●同じ教え方をしています。以下は補足です。
●be動詞の動きが本当は基本です。
 かつては、Ken goes.の疑問文はGoes Ken ?でした。
つまり、Ken is.の疑問文がIs Ken?であるのと同じです。疑問文の構造は主語・動詞の逆転だったのです。
ところが、格変化の消失が起きて語順による訳(文型)を作らざるを得なくなって<主語→動詞>の関係が固定しました。
(従って、現代英文法では人称代名詞は所有格以外は機能を失っています。)
そこで<主語→動詞>の関係を維持しつつも疑問文の構造(主語・動詞の逆転)を保つために助動詞do,does,didが使われました。
●文型の説明には人称代名詞を使ってはいけない理由もここ(格変化の消失)にあります。
※詳しくは
http://homepage.mac.com/donguriclub/frontpage.html

これは blue_enzo さんの 35 に対する返信です
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■whom→whoの理由
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 1 20:41
メッセージ: 64 / 441
●whomのmは一度口を閉じないと発音できない音(発音方法は鼻濁音に近いですね)なので後ろの音(発音)に非常に繋げにくいので(菜米良何発音が続かないので)発音しやすいwhoになっています。はい。参考まで。詳しくは
http://homepage.mac.com/donguriclub/frontpage.html

これは blue_enzo さんの 62 に対する返信です
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●分詞は形容詞ですよね。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 2 15:39
メッセージ: 76 / 441
●分詞は形容詞ですよね。つまり、動詞の形容詞化のための語尾変化ですよね。
●be ~ing の~ingは形容詞の叙述用法で「ある/〜しているところで」→「〜しているところである」
●be ~ed の~edも形容詞の叙述用法で「ある/〜されて」→「〜されてある」
●ちなみに、どちらの分詞も形容詞用法は形容詞の限定用法のことですね。

これは ASUKA_4649 さんの 38 に対する返信です
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●原形不定詞は名詞ですね。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 3 7:47
メッセージ: 90 / 441

●原形不定詞は名詞です。
●to 不定詞は「前置詞to+不定詞です」
●can to eat→前置詞の欠落→can eat→can の助動詞化(元々動詞)が原形不定詞
●to〜の名詞用法は動詞と勘違いしないようについているだけですので昨日としてはtoは記号化しているだけです(原形不定詞の表示)。他は前置詞+名詞=形容詞&副詞の構造になるのは当然です。
以上が不定詞の内容です。
ちなみに、同じ流れとしては現在はwantなどがあって、500年後にはwant to eat →wannna eat→wannnaは助動詞とみなされることになるのかな?

これは eirin_qk2 さんの 80 に対する返信です

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●いい感じですね。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 3 11:36
メッセージ: 98 / 441

●3のみ、私は以下のように教えています。
過去分詞は「〜された」
→「〜さ」動作説明
→「れ」受け身
→「た」完了
でもって、過去分詞の前に置く記号(be助動詞なら受け身、have助動詞なら完了)でどちらを選択するかを決めている。
どうでしょうか。今のところ不都合はないのですが。

これは blue_enzo さんの 87 に対する返信です
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●説明不足でしたね。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 3 22:22
メッセージ: 102 / 441

※「〜さ」動作説明→動詞の意味だけを表す原形の部分に当たると言うだけです。説明不足ですみませんでした。
※一貫して<動詞>=<意味+時間+α>→V=vm+vtと教えているので抵抗はないようです。vm(meaning)vt(time)

これは blue_enzo さんの 101 に対する返信です
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●文型判定
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 4 23:22
メッセージ: 106 / 441

●文型(Sentence Pattern)
※文型(語順ルール)とは主語を表す「は」目的語を表す「を」補語を表す「で・に」が消滅したために語順を決めることで主語・目的語・補語を表す様にした約束。
※従って、文型の要素は主語(Subject)・動詞(Verb)・目的語(Object)・補語(Complement)の4種類だけとなる。また、文型の判定には、副詞語句と格助詞相当語である前置詞を含む語句は文型判定には関係ないので無視して考えることができる。
※補語の決定は前後の語句の間に「主語ー述語の関係(ネクサス)」が認められる場合を補語とすることで簡単に解決する。→「前(が)後」と「が」を入れて意味が通る場合は後ろは補語。
従って、意味が通らない場合は後ろは目的語。
※また、主語+動詞+名詞・形容詞では動詞の部分を(が)にして、意味が通る場合は後ろは補語。意味が通らない場合は後ろは目的語。例文は→http://homepage.mac.com/donguriclub/english-index.html

これは ASUKA_4649 さんの 13 に対する返信です
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●beを「〜である」とは訳しません。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 5 8:03
メッセージ: 115 / 441

●beを「〜である」と教える人が多いですが「ある(存在している)」にするとスッキリしますよ。
●Ken is a teacher.健は・ある・先生で(「で」はa teacherにつきます←文型の本来の働き)
●Ken is in it.健は・ある・その中に
●Ken is swimmming in the sea.健は・ある・泳いでいるところで・海で
●Ken is very tall.健は・ある・とても背が高く
●It will be fine tomorrow.(天気は)あるだろう・調子よく・明日
●I want to be an artist.私は・欲する・あることを・芸術家で
日本語文法にも現代英文法にも「補格」の格助詞(英語では本来なら語形変化)という発想がないようですが、構造的にはありますよね。

これは ASUKA_4649 さんの 107 に対する返信です
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●現在完了
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 7 8:59
メッセージ: 123 / 441

●完了形というのは、動詞が表す時間帯の一つです。
 基準を現在に置くと現在完了形・過去に置くと過去完了形・未来に置くと未来完了形となります。
 構造は同じですので、現在完了形が分かれば全て分かります。
●「時間帯を表す」とは動詞が意味する動作(食べる)を行う時間帯がいつなのかを表すと言うことです。
・動作が過去に行われるなら過去の時間帯を表す助動詞(時間帯を指定する助動詞)did が
 意味だけを表す動詞の原形eat と合体して did+eat=ate となって時間帯を指定します。
・動作が現在に行われるなら現在の時間帯を表す助動詞(時間帯を指定する助動詞)do,does が
 意味だけを表す動詞の原形eat と合体して do+eat=eat,does+eat=eats となって時間帯を指定します。
 ※現在形に2つの時間助動詞があるのは主語を書かない時代の名残で、動詞だけで主語を推測させるための
  手段でした。「存在している」と言う意味の日本語でも「いる」と言えば生物主語を推測させるし
 「ある」ならば、無生物主語を推測させます。同じ感覚ですね。
・動作が未来に行われるなら未来の時間帯を表す助動詞(時間帯を指定する助動詞)will が
 意味だけを表す動詞の原形eat と並んで(新しい時間概念なので合体形ができていない)will eat(2つで動詞)
 となって時間帯を指定します。
●さて、以上のように動詞は現在・過去・未来を表すことができるのですが、欠点があります。
 それは、現在形は現在の時間帯だけ・過去形は過去の時間帯だけ・未来形は未来の時間帯だけしか
 表せないと言うことです。
      過去        現在         未来
    →→→→→→/→→→→→→→→→→→→/→→→→→→→→→→→
・そこで、上記の時間帯を2つ同時に表す方法が考えられました。それが、完了形です。
      過去        現在         未来
    →→→→→→/→→→→→→→→→→→→/→→→→→→→→→→→
    →→→/→→→→→→→→→/→→→→→→→→→→→→/
 過去完了     現在完了      未来完了
・完了形というと、完了したこと、つまり過去のことだけを表すように聞こえますが、
 実は完了形という呼び方は現在完了形で言うと、
 have(has)+p.p.(動詞の過去分詞形)の一つの用法に過ぎません。(完了・結果・継続・経験の4用法がある)
 その一つの用法が代表として呼び名に使われているだけで、実は継続形と呼んでもよかったのです。
・では、have(has)+p.p.(動詞の過去分詞形)はどんな時間帯を表すのかというと、これは厳密には現在です。
 have(has)助動詞が現在形であることでも明らかです。だから、現在完了形と呼んでいるのです。
 have(has) eaten ~
 だから、had(完了形を指定する助動詞haveの過去形)+p.p.(動詞の過去分詞形)は過去完了形。
 had eaten ~
 will(未来の時間帯を指定する助動詞) have(完了形を指定する助動詞)+p.p.(動詞の過去分詞形)は未来完了形。
 will have eaten ~
●さてさて、ここから、現在完了形のお話です。
 現在完了形とは現在形なので、現在の事(状態)を表すために使われます。
 ところが、これが普通の用法と異なるのは意味を表す本動詞の部分(動詞の過去分詞形)が現在までにしたことを
 表す点にあります。
 つまり「書いてあることは過去のことなのに伝えたいのは現在のこと」なのです。これが完了形を理解する鍵です。
 そして、直接に現在のことを言わないので意味があやふやになり4用法が出来てしまったのです。
 ただし、用法の区別が出来るように必ずヒントを書きますので、用法を間違えることはありません。
●「書いてあることは過去のことなのに伝えたいのは現在のこと」とは例えば、
 学校に行くときに、友達を誘います。「亀太郎君はいますか?」「もう行っちゃったよ」という会話があります。
 「亀太郎君はいますか?」は現在形
 「もう行っちゃったよ」は現在完了形です。→????????????
●「亀太郎君はいますか?」の正しい答は「亀太郎君はいます。」「亀太郎君はいません。」のどちらかです。
 現在の状態だけを伝えているので現在形ですね。では、
 「もう行っちゃったよ」は「行った」という過去の動作を本動詞の部分(動詞の過去分詞形)で表すことによって
 「行った→だからいない」と現在の状態を理由付きで説明していることになります。この方が理由が分かるので
 ただ現在の状態をぶっきらぼうに言うよりも親切な表現になります。
 つまり、過去に起きたことを理由説明として動詞で使いながら現在の状態を伝えて

これは renn_119 さんの 122 に対する返信です
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●完了形2
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/ 8 7:16
メッセージ: 131 / 441

●「亀太郎君はいますか?」の正しい答は「亀太郎君はいます。」「亀太郎君はいません。」のどちらかです。
 現在の状態だけを伝えているので現在形ですね。では、
 「もう行っちゃったよ」は「行った」という過去の動作を本動詞の部分(動詞の過去分詞形)で表すことによって
 「行った→だからいない」と現在の状態を理由付きで説明していることになります。この方が理由が分かるので
 ただ現在の状態をぶっきらぼうに言うよりも親切な表現になります。
 つまり、過去に起きたことを理由説明として動詞で使いながら現在の状態を伝えているということです。
●ここからは英語で説明しますね。
 過去の動作を本動詞の部分(動詞の過去分詞形)で表すのだから「食べたこと」をeatenと書きます。
 その行為を持っているhaveというのが基本です。あとはヒントを見て訳を決めるだけ。
◆ヒント→回数表現or今までに〜(ever,never,before)があると経験用法「〜したことがある」
→経験という形で現在持っているということを伝える
・I have eaten sushi twice.(寿司を2回食べたことがある)
・I have eaten sushi before.(寿司を以前食べたことがある)
・I have never eaten sushi.(今までに1度も寿司を食べたことがない)
・Have you ever eaten sushi ?(今までに1度でも寿司を食べたことがあるか)
◆ヒント→動作が終わったかどうかの副詞(just,already,yet)があると完了用法「〜した」
→現在すでに動作が終わっているかどうかを伝える
・I have just eaten sushi .(たったいま食べちゃった)
・I have already eaten sushi .(もう食べちゃったよ)
・Have you eaten sushi yet ?(もう食べた?)---No. I haven't eaten it yet.(まだ、たべてないよ)
◆ヒント→ヒントがないと結果用法「〜してしまった」
→その動作をした当然の結果として起こる現在の状態を伝える
・I have eaten sushi.(もう寿司はないよ)(お腹いっぱいだよ)
※完了用法は動作の終わりを伝えるためのもので、結果用法は動作後の状態を伝えるためのもの。
◆ヒント→期間or過去の出発点を表す副詞(for~,since~,these ten days,how long)があると継続用法「〜している」
→過去に始まった動作・状態が現在まで続いていることを伝える
・I have been eating sushi for three hours.(3時間ずっと食べてる)
※動作を表す動詞の継続は現在完了進行形で表す。<have+been+~ing>
・I have lived in Japan for ten years.(10年間ずっと日本に住んでいる)
※状態を表す動詞はそのまま継続用法を使える。
・I have lived in Japan since 1980.(1980年から今までずっと日本に住んでいる)
・I have lived in Japan these four years.(ここ4年間ずっと日本に住んでいる)
・How long have you lived in Japan ?=How long have you been in Japan ?(どれくらいずっと日本に住んでいますか)
以上です

これは donguriclub_jp さんの 123 に対する返信です
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●Hornbyの英英辞典
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/11 7:52
メッセージ: 138 / 441

「どんぐり倶楽部」のItoyamaです。
●英文法の基本はHornbyの英英辞典から学びました(変則定動詞など)が、動詞の構造から言うと、原形は名詞扱いするのが適当だと思います。基本的に動詞(原形)が文中で動詞として働けるのは時間帯を指定する助動詞が加わる必要があります。つまり、助動詞が入りこんでいない、あるいは組になっていないものについては動詞とは呼べません。従って、to(もともと前置詞)不定詞は
・to+動詞の原形(名詞)=名詞用法※toの記号化
・to+動詞の原形(名詞)=副詞用法※前置詞+名詞
・to+動詞の原形(名詞)=形容詞用法※前置詞+名詞
になるのです。
●文型については「ネクサス」関係だけで簡潔に考えるとあらゆる英文を中1で完璧に理解できます。基本5文型の理解は日本語の格助詞(後置詞)と英語の前置詞を対応させて理解するとスッキリします。もともと文型の発生は名詞の格変化の消失が原因なのですから、そこを教えるとスッキリします。

これは kishi1012 さんの 137 に対する返信です
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●実は私のコメントです。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/11 10:42
メッセージ: 140 / 441

●先ほどのコメントは私のHPからの引用ですので、私のオリジナルです。今一度ご確認下さい。
●→
http://homepage.mac.com/donguriclub/english-grammar.html

これは eirin_qk2 さんの 139 に対する返信です
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●↓間違いました!!!
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/11 10:44
メッセージ: 141 / 441

●すみません!私のコメントへのご返事かと勘違いしました。すみません。

これは eirin_qk2 さんの 139 に対する返信です
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●定動詞と不定動詞
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/12 15:13
メッセージ: 147 / 441

●ホーンビーの英英辞典に、定動詞・不定動詞とあったと思います。そこには時制のことは書いて無く、主語の人称によって形が定まる(変形する)ものを定動詞、主語に左右されないものを不定動詞と書いてあったと思います。定詞と不定詞はここからの派生ではないでしょうか。記憶違いでしたらすみません。先に謝っておきますね。

これは Suzeth_VH さんの 146 に対する返信です
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●いいコメントですね。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/13 6:33
メッセージ: 150 / 441

●そうでしたね。ただ、ネクサスは実に分かりやすいですし、子ども達にも好評です。学校文法と並行して教えています。混乱はないようですが。参考までに。有難うございました。

これは kishi1012 さんの 149 に対する返信です
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●too~to-について
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/14 8:18
メッセージ: 157 / 441

●too~to-については以下のように解釈しています。
●too~は「限界を超えて〜:限度を超えて〜」です。
very〜は単に激しいこと「とても(非常に)〜」しか表せませんがtoo〜はto-の点に置いて限界を超えているという事を表しています。
●This coffee is very hot.→「とても熱い(だけど飲める)」
●This coffee is very very hot.→「とてもとても熱い(だけど飲める)」
●ところが、This coffee is too hot.→「(飲む点に置いて)限度を超えて熱い(だから飲めない)」→This coffee is too hot to drink.→「このコーヒーは/ある/限度を超えて熱く/飲む点に置いて」→「熱すぎて飲めない」
●tooの訳は(いつも語順訳なのでこうするんですが)「限度を超えて」としています。生徒にはカレーライスで説明するんですが「3倍カレーまではvery hotなど」いかがでしょうか。

これは kishi1012 さんの 156 に対する返信です
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●Vingについて
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/15 0:33
メッセージ: 160 / 441

●私も blue_enzoさんの教え方と似ているんですが
'動名詞という表現は避けて、「Vingの名詞用法=すること」と教えていいかなと個人的には思ってます'
の部分だけ違います。
というのも、Vingとすると現在分詞と混同するからです。
私の場合は「現在分詞が発音が似ているのでVende→Vingに変化した結果、今ではVingという動名詞と同じ形をしているけれども全く違うものなんだよ」と前置きしてから「でも混同しないように動名詞と現在分詞とキチンと覚えること」と教えています。
blue_enzoさんはこの点はどうされているのでしょうか?

これは blue_enzo さんの 158 に対する返信です
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●接続詞のasについて
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/15 13:50
メッセージ: 168 / 441

●私は接続詞asとthanを同じ訳をしています。as=than=「基準を何にするかというと」です。違いは前に使う副詞によって変わります。日本語での副詞の呼応にあたります。
She / is not/ so much A / as / B.
彼女は/ない/それほど多くの点でAでは/基準を何にするかというと/Bにすると。
語順訳なので長くはなりますが。
和訳の時の基本的な考えは比較構文と同様になります。

これは blue_enzo さんの 167 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●Vingについて
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/15 14:11
メッセージ: 169 / 441

●準動詞のうちの〜ingについては下記のように説明します。
1.動詞の原形+ende→形容詞(現在分詞)
※形容詞なので用法は限定用法(前置修飾・後置修飾)「〜しているところの」と叙述用法(進行形)「〜しているところで」になる。
→発音の混乱でVingとなって現在に至っているが全く別物
2.動詞の原形+ing→名詞(動名詞)
※名詞の用法と同じ
●他はto〜の名詞用法と動名詞〜ingの違いについて(これは既にコメントがありました:同じように説明しています)動きを感じさせるさせない(動詞に近い名詞化)(名詞に近い名詞化)

これは blue_enzo さんの 166 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●比較構文でのas
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/15 14:23
メッセージ: 170 / 441

●比較構文ではまず「比較するには絶対に基準が必要」→「基準を書くぞという記号があるはず」→as,thanは「基準を何にするかというと」という接続詞と教えます。
いかがでしょうか?

これは eirin_qk2 さんの 165 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●基準のas,than
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/18 8:20
メッセージ: 187 / 441

●先日as,thanは次に比較の基準を書きますよ、という意味の接続詞であることを書きましたが。いつのまにか、等号・不等号の話になってしまいましたね。
●as,than「基準を何にするかというと」さえ押さえていれば迷うことはありませんよ。asを「と」としたりthanを「より」などとすると混乱します。スッキリ簡単に応用が利くように教えたいと思っています。

これは eirin_qk2 さんの 172 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳やってますよ
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/19 8:03
メッセージ: 198 / 441

●私の教室では語順訳は小学生も中学生もみんなやってます。Sunshine/NewHorizon
中1〜中3まで全て語順訳でしたが支障はありませんでした。日本全国でそうなるといいのですが。
●参考http://homepage.mac.com/donguriclub/english-index.html

これは seisoku2834 さんの 196 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●小学生の語順訳→和訳
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/19 11:05
メッセージ: 203 / 441

●小学生に語順訳を教えてから和訳をさせると楽しいですよ。ただし、和訳をするときには語順訳だけを見て考えさせます。英文をみると自由な訳が出来なくなります。下記は小3と小5の和訳です。
●(英文→語順訳→和訳)の実例  How do you say sukoshi in English ?(New Horizonより)
(英文)How / do / you / say/sukoshi/in English ?
(語順訳)どのように・あなたは・いうか・「少し」を・英語で
(和訳1:小5)君は「少し」をどうゆうふうに英語でゆうの。
(和訳2:小3)「少し」って、英語でどういうと。※九州の方言らしい訳です。
(和訳3:小5)君は「少し」を英語でどういうとね。※福岡の子どもなので九州の方言混じりですが素晴らしい訳です。
※語順訳さえ出来れば和訳はいつでも誰でも上手に出来るようです。(中学生だともっとこなれた日本語にできます)
※ポイントは、英文を見ないで語順訳だけを見て自由に和訳することにあるようです。
※多くの中学で語順訳を取り入れてくれたらいいのですが.........。

これは eirin_qk2 さんの 202 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●譲歩構文の語順訳はどうされていますか。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/21 22:26
メッセージ: 213 / 441

● Though he is poor, he is happy.等の譲歩構文はどうされていますか?
●構造上できないのかなぁ、とも思っていますが、これだけちょっと自分で誤魔化していますので気になります。句の説明の後で結構ですので御教授下さい。

これは blue_enzo さんの 212 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳教えてみました。
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/24 8:48
メッセージ: 218 / 441

●昨日、中2に下記の英文の語順訳を教えてみました。
●Peter is worried about his son, Eddie. Eddie spends most of his time in front of the TV set.
Peter thinks children should get outside and play ----- both for the physical exercise it provides and for the chance it gives them to learn about getting along with other children.
→<語順訳>
 Peter / is / worried / about his son, Eddie.
Peterは・ある・心配で・自分の息子であるEddieについて。
Eddie / spends / most / of his time / in front / of the TV set.
Eddieは・過ごす・殆どの時間を・自分の時間の・前で・TVの。
Peter / thinks /(that)/children / should get outside / and / play / ---
Peterは・思う(・次のように)・子ども達は・外に行くべきである・そして・遊ぶべきである…
--/(they should do)both / for the physical exercise / it / provides / and /
…両方とも(すべきである)・身体の運動については・外に行くことが・提供する・そして・
for the chance / it / gives / them /to learn / about getting along / with other children.
機会については・遊ぶことが・与える・彼らに・学ぶことを・上手くやっていくことを・他の子ども達と
●bothの解釈があやふやだとできないですね。これは文章を書いた人の気持ちにならないと難しいですので、生徒には作家になって書くとこうなることもあるね、と言いました。

これは kishi1012 さんの 216 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳→和訳
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/25 10:17
メッセージ: 221 / 441

●語順訳から和訳を作るときのコツは英文を見ないことです。
●英文を見ないで語順訳の内容をキチンと整理して和訳させると上手に出来ます
。英文を見るとついつい英文に引っ張られておかしな文章になります。語句の意味さえ分かれば小3くらいからできるようです。
●今日は中3の講義がありますので「Peter・・・」をやらせてみます。結果報告をお楽しみに。
●数学(算数)の文章問題で作図したら文章は読まずに解くのと同じ原則です。

これは kishi1012 さんの 220 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳→和訳2
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/25 23:50
メッセージ: 222 / 441

●中3に<語順訳>を見せて和訳を書かせてみました。
<原文>
Peter is worried about his son, Eddie. Eddie spends most of his time in front of the TV set.
Peter thinks children should get outside and play ----- both for the physical exercise it provides and for the chance it gives them to learn about getting along with other children.
<学区偏差値62>
ピーターは自分の息子のエディーを心配しています。
エディーは自分の時間のほとんどをテレビの前で過ごします。
子ども達は外に行って遊ぶべきだとピーターは思います。
外に行くことは身体の運動につながり、また遊ぶという事は、子ども達が他の子ども達と上手に付き合うために学ぶ機会を与えてくれるのです。
<学区偏差値54>
Peterは息子のEddieのことが心配です。
Eddieは自分の時間をTVの前で過ごす。
Peterは子どもは外で遊ぶべきで、運動すべきだと思います。そして、遊ぶ機会は彼らに他の子どもと上手くやっていく方法を学ばせる。
※多少、文脈に乱れがありますが、そのままにしてあります。中学生では十分ではないでしょうか。

これは donguriclub_jp さんの 221 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/27 6:30
メッセージ: 224 / 441

●昨日も他の学校の生徒(中3)にも和訳をさせましたが、問題ありませんでした。
●eirinさんのおっしゃる様に「高校生以上の長文読解では、わかりづらいところにピンポイントで」だと思います。すると随分楽になります。

これは eirin_qk2 さんの 223 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●語順訳→和訳
投稿者: donguriclub_jp 2002/ 9/29 8:52
メッセージ: 231 / 441

●投稿者: kishi1012
さんから:英文内容が読めたと思い、英文構造も理解したと思いこんでしまう危険性がかなりある。
とありました。その通りです。今回は何も説明しないとどういうやくになるかという例です。普段は「発音する」「区切る」「語順訳する」「文構造を確認する」「語順訳では紛らわしくなる部分は特別に解説する」→和訳はしない(テストの下線部訳だけ)です。
●そのままにしておくとは常識的に考えてありません。言葉が足りませんでした。

これは kishi1012 さんの 225 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●ありがとうございます。
投稿者: donguriclub_jp 2002/10/ 2 22:59
メッセージ: 242 / 441

●参考になりました。有難うございます。
●三友社の寺島先生による「記号付けシリーズ」というのは今も売ってあるんでしょうか?
●あの、 blue_enzo って「グランブルー」のエンゾですか?

これは blue_enzo さんの 240 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●グレイトブルー・メイキング版
投稿者: donguriclub_jp 2002/10/ 4 10:56
メッセージ: 251 / 441

●つい先日グレイトブルー・メイキング版も見ましたよ。図書館で偶然発見しました。
●イルカも少し勉強しました。面白いです。
●「donguriclub」は「どんぐり倶楽部」というサークルを主催しているので使っています。「どんぐりの背比べ」の時期の教育(主に言葉→考える力&目で考える)を研究しています。

これは blue_enzo さんの 246 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●参考までに
投稿者: donguriclub_jp 2002/10/ 5 22:22
メッセージ: 254 / 441

●文法と語順訳で先取学習します。(中2の7月で中2の教科書を終えます)
※状況により復習か進むか選択します。
●中心はカタカナ式発音での読みです。
(読めないと進めなくなるからです)
●読みと語順訳を全員にさせることが授業では中心になります。和訳は慣れたら、難しい文だけにします。
●定期テストは範囲の全文writingだけです。ただし、出題は全てに和訳を付け、固有名詞は書いておきます。国で指定された進度はwritingで合わせます。
※覚えただけキチンと点数になり当たりはずれがないので勉強します。

これは nasukyujp さんの 252 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●参考までに2
投稿者: donguriclub_jp 2002/10/ 5 22:38
メッセージ: 255 / 441

●SUNSHINE-BOOK3の全文語順訳です。
→http://homepage.mac.com/donguriclub/sunshine-3.html

これは donguriclub_jp さんの 254 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●付帯状況のwith
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/18 8:10
メッセージ: 301 / 441

●with all the windows +α
1.→with all the windows being open(形容詞)→with all the windows open(being の省略)
2.→with all the windows opened(p.pの形容詞用法)
★主述関係を含む部分では←ではなく→の流れが自然なので受動の意味を持つ構造は嫌われるのが自然ですね。従って、どちらも使いますが1の方が自然な流れなので使われやすいと言うことでしょう。

これは beach52612 さんの 299 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●倒置と省略をいれます。
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/20 11:26
メッセージ: 308 / 441

As with so many brilliant inventions, almost by accident.
<倒置と省略を復活>
It originated almost by accident as it happened with so many brilliant inventions.
<with〜:〜において>
数多くの素晴らしい発明において、おこったことと同じように・・・・・

これは nichidaisaku さんの 307 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●模範解答が違うのでは?
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/22 12:15
メッセージ: 315 / 441

●「彼は彼の妹のより大きなケーキを食べた。」
という英作文を作る場合、模範解答は、
He ate a cake bigger than his sister's.
とありましたが、この英文は意味が通らないと思いますが.......。
●彼は彼の妹のより大きなケーキを食べた。
→He ate a bigger apple than his sister(did).
※than は前置詞ではなく接続詞なのでこうなります。

これは nichidaisaku さんの 312 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●than:言葉が足りませんでした。
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/22 15:05
メッセージ: 317 / 441

●He ate a cake (which is) bigger than his siter's.という風にwhich is が省略されているととったらどうでしょう?
→※S(関係代名詞の主格)+Vの省略は残念ながら正用法として見たことがありませんので、コメントできません。
●「than は前置詞ではなく」、というのはどういう意味で......。
→※この部分は実は言葉をカットして投稿していました。
→biggerの位置でbiggerは副詞と考えなくてはならなくなる→biggerは副詞ではない→正用法ではない
→※his sister's はhis sister's appleの事なので名詞→thanの後にポツンと置いてあるのでthanを前置詞と捉えている可能性がある→会話の流れからすると100年後にはthanは前置詞と接続詞の2用法ができるだろうが、まだ前置詞としての用法は誤用とされている→そこで「than は前置詞ではなく」とついつい入れてしまいました。言葉が足りませんでしたね。

これは lisabjorlin さんの 316 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●than:長くなりますが......。
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/23 22:17
メッセージ: 323 / 441

●thanは前置詞ではないという前提でお話しします。
※thanを前置詞とするとあらゆる名詞を従えることが出来ますので構文の話ではなくなりますし今までにあった例文も当然全て正しいことになります。しかし、まだthanは前置詞ではなく接続詞ですので用例があっても正用法ではありません。また、口語では認められていても正用法とはいいません。
>フロンティア:〜2通りある→※〜2通りあるが、用例があるだけで正用法ではない。
1-a.John lives in a house (which is) larger than Tom's.…△※which is を省略しなければ可
 →John lives in a house which is larger than Tom's.…○※Tom's house is largeの略
1-b.John lives in a larger house than Tom's.     …×※thanの前置詞化
 →John lives in a larger house than Tom does. …○※does=lives in a large house
2-a.I've never seen a man (who is) taller than he.  …△※who is を省略しなければ可
 →I've never seen a man who is taller than he.  …○※he is tallの略
2-b.I've never seen a taller man than he.      …×※上記の文とは意味が異なる
 「私は彼が見た人よりも背の高い人を見たことがない」となる
 →※thanを前置詞化するなら<he→him>だが    …×※thanの前置詞化
>学校英文法の基礎
3-a.Jim has a more expensive car than Bob's.    …×※thanの前置詞化
 →Jim has a more expensive car than Bob does.  …○※does=has an expensive car
3-b.Jim has a car (which is) more expensive than Bob's.…△※which is を省略しなければ可
 →Jim has a car which is more expensive than Bob's.…○※Bob's car is expensiveの略
●a piece of cake は a cup of coffee→a coffee とされているように口語でなくともa cake と
 使うので次の2例が可能です。(もちろん a cake=a piece of cake としても可)
 He ate a cake which was bigger than his sister's.   …○※his sister's cake was bigの略
 He ate a bigger cake than his sister (did).       …○※did=ate a big cake
 He ate a bigger cake than his sister's.        …×※thanの前置詞化
>googleで検索
JACK:Stevie got a bigger piece of cake than me.    …×※me→I didです
 →※thanの前置詞化と比較構文の混同
 →※<比較構文なのでthanの後に文を置く主語はI>+<thanを前置詞と感じて目的格me>
>私は「than mine」だとおもいますが
 →単語と単語を比較する構造が成り立つので在れば(thanを前置詞とすれば)100% mine です。
  ところが、thanは接続詞なので cake と mine(=my cake) は比較できそうでできません。
  したがって、JACKの文で mine を使うならば
JACK:Stevie got a piece of cake which is bigger than mine.…○※mine=my cake is big
●比較構文について:
 比較するためには必ず基準が必要です。英語ではその基準を文(節)で表すことになっています。そして、そのための記号が接続詞thanです。ところが日本語では単語を基準として使うことが出来ます。そこで混乱が生じます。前述しましたが、100年後にはthanに前置詞という品詞が加わるでしょうが、まだ認められていません。従って、thanを前置詞と考える前置詞的用法があるにはありますが、誤用ということになります。とくに、形容詞の限定用法で比較級を使う場合には混乱がよく見られます。個人的な文法解釈の相違だと考えていますが、品詞も定まらないうちに用例を説くのは避けたいと思っています。生徒には「誤用としてはある」と説明しています。

これは kishi1012 さんの 320 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●文型解説についてご意見をお聞かせ下さい
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/24 16:22
メッセージ: 326 / 441

●様々な参考書・研究書で、文型解説時に格変化が残っている人称代名詞を使って解説されていますが、文型の発生は格変化の機能消失(所有格は除く)によるものです。どうして、機能を失っている形だけの格変化を残している人称代名詞を使うのでしょう。授業参観や授業研究の時でも人称代名詞を使わないで説明している先生を見たことがありません。みなさんは、どうされているのでしょうか。
私は文型の説明をするときには人称代名詞(所有格は使います)は使いません。

これは donguriclub_jp さんの 323 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●もっともだと思います
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/24 23:01
メッセージ: 330 / 441

●もっともだと思います。
●ただし、最高の文法家が正しいとは思いません。
●用法が先んずるのは当然です。文法の変化は最後であるべきだと思っているのです。
>前置詞か接続詞か?という瑣末なこと…瑣末なこととは思わないところが「私の考え方」です。

これは kishi1012 さんの 329 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●格変化の機能消失と比較構文が生まれたタ
投稿者: donguriclub_jp 2002/11/25 0:11
メッセージ: 332 / 441

●格変化の機能喪失と比較構文が生まれたタイミングが論争の原点です。
●OEにおいては機能を保っていた格変化が英語の拡張によって機能を喪失したことで様々な混乱が生じました。比較構文に使われるthanも被害者の一人です。(文型さえもこの混乱から生まれました)
●変形については書かれてある文から推測可能な訳を導き出して補充するしかないので基本的には英作文と同じ作業となります。従って、Kishiさんが言われていたように「常識」が必要になるのですが、その常識は個人の常識に委ねられているので文法という最も変化の遅い法が必要になるのだと考えています。
●現在使われている用法がないとは言わずに教えることも重要だと考えています。また、同時に「鵜呑みにするな」とも伝えたいのです。
●答になっていないかもしれませんが、よろしいでしょうか。

これは kishi1012 さんの 331 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●英語川柳の紹介などいかがでしょうか?
投稿者: donguriclub_jp 2002/12/20 13:33
メッセージ: 339 / 441

●五・七・五で「いつどこで・だれがどうした・なにをした」
●英語では「だれが→どうした→なにを(した)←どこで←いつ」となりますが、これを最初に教えると多くの英文の順番を間違えずにかけるようになるようですが、このような導入時に使えるいい案をお持ちでしょうか?
●トピも続けたいですね。

これは haruhitokoishi さんの 338 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●3句ほど
投稿者: donguriclub_jp 2002/12/20 22:34
メッセージ: 341 / 441

【英文法川柳】
【第一句】
「天明は/距離と時間に/itを使う」 ※天候・明暗・距離・時間を言う場合には状況に合わせて意味が変わるカメレオンitを使う.
(itの特別用法)
【第二句】
「トド以外/主婦はスープで/チェックする」 ※〜ed の発音は〜ted,〜ded が[id]で,これ以外は[シュ・フ・ス・プ・チ・ク]→語尾がシュ・フ・ス・プ・チ・ク+ed が全て[t].                                 その他は全部[d]
【第三句】
「何時何処(いつどこ)で/誰がどうした/何をした」
※英語の語順の基本をこの一句で表しています.
3.→4.→5.→←2.←1.
誰 ど 何  ど い
が う を  こ つ
  し し   で
  た た
S +V +O +M +M
    場所関係+時間関係
(例文)
He eats two apples in the park everyday.
●英文の基本構造としての導入にも使いますが、特殊疑問文の指導の時にも使います。
●表示がうまくいきませんが、いかがでしょうか?
●ちょっと強引ですが英語はこう並ぼうとする。と言ってしまいます。

これは haruhitokoishi さんの 340 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●「to不定詞」の名詞用法について
投稿者: donguriclub_jp 2002/12/22 12:32
メッセージ: 354 / 441

●「to不定詞」の名詞用法について
●「to不定詞」の説明で気を付けなければいけないことは名詞用法の場合のtoの説明です。
 「to不定詞」=前置詞to+動詞の原形(名詞)=副詞or形容詞です。
  ところが名詞用法も存在するわけです。
  この時のtoの説明をキチンとしないと生徒は混乱(教師も?)します。
  実はこの時のtoは前置詞本来の意味はもっておらず名詞の前に来るという前置詞の機能のみを保持している記号になっています。意味語ではなく機能語ということです。では、どうしてこの記号が必要なのかというと動詞の原形はdoを含む現在形と同形なので混乱することが考えられます。そこで「これは現在形ではなくて原形(名詞)なんだぞ」という印をつけたのです。名詞節を導くthatと同じ考えです。
 英語には、この様に記号となっている語があることを生徒に教えると混乱はなくなります。大学生でも小学生でも、言葉は変えますが教える内容は同じです。全て教えて、忘れてもらいます
 記号という点では、存在構文の thereも同様です。
 There is a book on the desk.
 のthere も記号です。だから訳はありません。
There is a book on the desk now. But there were two books there yesterday.

前の2つのthereは存在構文であることを示す記号のthereで
最後のthereだけがon the deskを示す場所を表す副詞のthereです。

※なるべく短く説明しましたが、いかがでしょうか?
※toは→(矢印)の記号から生まれた語です。

これは haruhitokoishi さんの 345 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●不定詞?動詞(要点のみ)
投稿者: donguriclub_jp 2002/12/23 14:53
メッセージ: 360 / 441

Q1:動詞の原型は名詞であるというのは、.....
●動作(状態)を表す語が文中で動詞となりえるには最低でも時間帯を指定する助動詞と意味を表す本動詞が必要になります。なぜならば、意味のみを表すことは名詞(動作の呼び名)の役目であり、そこに動きを生じさせる時間を埋め込むのが時間帯を指定する助動詞(do,does,did,be助動詞など)だからです。従って、do(現在時間)+eat(意味)=eat(動詞:現在形),does(現在時間)+eat(意味)=eats(動詞:現在形),did(過去時間)+eat(意味)=ate(動詞:過去形)
となるのです。ちなみに、現在の時間帯を指定する助動詞が複数存在するのは、動詞の変形によって主語を推測させるために、主語を省略していた時代の名残です。この用法は日本語にもあり「存在している」→「(生物では)いる」「(無生物では)ある」という語形変化で主語の識別をしています。従って、必然的に品詞で呼ぶとすると動詞の原型は名詞となってしまいます。
Q2:“toは記号になっている”それはたとえば日本語ならば、「勉強する」が「の」という記号的助詞を用いて「勉強するの(は楽しい)」という名詞用法に変わるのと同じようなものであると思って良いでしょうか?
●似ていますが違います。この「の」は「こと」の言い換えですね。
●これは「勉強=study(原形)」で「勉強する=do+study→study」と区別できるのですが形の上では、どちらもstudyとなってしまうので、前置詞の後には名詞しかこないという機能のみを利用して前置詞toを置くことで「勉強=study(原形)」の意味でつかっているということです。でも前置詞としての意味は不要なので記号としています。※分かりずらい説明ですよね。でも、そうなんですよ。
Q3:動詞を名詞に変えるというとき、動名詞という方法がありますね、なぜこの二つの異なる方法が出来てしまったのでしょうか?
●用法の区別がしやすいようにです。
study(原形:名詞)
study(現在形:動詞)
to study(原形:名詞)
studying(動名詞形)→一単語で変形しているので動詞の意味を持った他の品詞だとわかる。
●<to---と---ing>は<液体と固体>程の差があります。もちろん---ingは名詞を作るために考え出され語尾です。ですから、to---は不安定なことに使い---ingは確定したことに使います。この事が分かると---ingしかとらない動詞の説明やrememberの様に+to---と+---ingで意味が異なる理由の説明ができます。
※参考までに、現在分詞の---ingは元来は---endeという動名詞とは異なる語尾でしたが発音が似ているために---ingに吸収されて同形となった結果、今では---ingに2つの品詞がついています。
●無理を承知で短く説明してみました。

これは haruhitokoishi さんの 358 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●名詞用法の教え方
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/ 8 13:49
メッセージ: 377 / 441

●名詞は代名詞で置き換えられることを簡単に説明した後で、itで説明をします。
●to play with you=it (名詞は代名詞で考えて文法的に成り立つ)
●I want it.=I want to play with you.
●It is fun.=To play with you is fun.

これは haruhitokoishi さんの 376 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●補足
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/ 8 13:52
メッセージ: 378 / 441

●もちろん名詞節を導くthat~にも適用します。
●that~=it=to~と置き換えて説明するとitを仲立ちに名詞節も名詞句も自然に理解してくれますよ。

これは donguriclub_jp さんの 377 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●不定詞の教え方
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/ 9 14:57
メッセージ: 382 / 441

●教え方を考えるというトピなので、横槍とは思いましたが投稿します。
●下記は中2の難関クラスの5月の進度表です。解説ではなく進度表ですので概要だけですがご容赦下さい。
◆中2<5月・進度表>※形容詞用法になりえる3パターンについて確実に理解すること! 
:さて、今日はto不定詞の形容詞用法についての説明です。もう、ここでオレはダメだと思っている人がいるハズですが、諦めてはいけません。まずは日本語で考えてみましょう。
※ここに1コのリンゴがあります。さて、これからこのリンゴに説明を加えます。1.赤い 2.机の上の 3.食べるための
1.赤いリンゴ→a red apple
2.机の上のリンゴ→an apple on the desk
3.食べるためのリンゴ→an apple to eat
※形容詞句に下線___があると考えて下さい。(表示できませんでした)
:上記___を見て下さい。___の部分がリンゴを説明している部分です。リンゴは名詞ですから、名詞を説明しているということになります。英文法では名詞を説明する語句を全て形容詞といいます。ですから___の部分は全て形容詞ということになります。
:ここで3.の___に注目!3.の___の中には動作が含まれていることに気付きましたか?そうです、「食べる」という部分です。つまり、動作を含んだ名詞を説明する語句(形容詞)を作らなければならない時にto不定詞を使うのです。
:さて、ここでもう一度3.___を見て下さい。
3.食べるためのリンゴ→an apple to eat
:to不定詞の前に名詞(リンゴ)がありますね。そうなのです。to不定詞が形容詞として使われる場合には必ず前(多くの場合は直前)に名詞があります。(説明するものがないと困りますからね)
:ところが、前に名詞があれば全て形容詞用法かというと、そうではないのです。形容詞用法になることができるには以下の3パターンのうちの一つにあっていなくてはいけないのです。
A:名詞+to〜:名詞がto〜の意味上の目的語になっている。(動詞の原形or前置詞の目的語)
I want an apple to eat. 「食べる(ための)リンゴ」
an apple ← eat    
※動詞の原形の後に名詞を続けられる(目的語になっている):eat an apple「リンゴをたべる」
I want a friend to play with. 「遊ぶ(ための)友達」
a friend ← play with 
※前置詞の後に名詞を続けられる(目的語になっている):play with a friend「友達と遊ぶ」
B:名詞+to〜:名詞がto〜の意味上の主語になっている。※toを「が」と置換えて意味が通る 
I want a friend to teach me English.「私に英語を教えてくれる友達」
a friend が teach me English 「友達が私に英語を教えてくれる」
C:名詞+to〜:名詞の内容説明をto〜が受持っている。※「to〜という名詞」と訳せる
I made a promise not to speak it to others.「他人に話さないという約束」a promise = not to speak it to others
「約束の内容はそれを他人に話さないということ」
★以上3パターンにあてはまらなければ、それは形容詞用法とは言えないのです!
<確認例文>
下記の____は日本語なら「〜するための」でも「〜するために」でもいいように感じますが、
He bought the land to build his new house.
※上記3パターンにあてはまらない→副詞用法→「〜するために、その土地を買った」
He bought the land to build his new house on it.
※上記3パターンにあてはまらない→副詞用法→「〜するために、その土地を買った」
He bought the land to build his new house on.
※Aのパターン(前置詞の目的語)→形容詞用法→「〜するための土地を買った」
※the land は on の目的語になってる。
※to build his house on the land と続けることができる!
<参考:動詞の目的語となる場合の動名詞&不定詞について>
★to〜と〜ingの用法の違いはV(動詞)との力関係による。
 「力関係」とはVと〜とを比較した時の動詞の重要度のことと考えてよい。
■「V<〜」の場合は「V+to〜」(Vは助動詞のような働きになる)
■「V≧〜」の場合は「V+〜ing」
■to〜は動詞に近い性質の為に動詞としての意味の薄いVと組になって一組の動詞のように働く。(助動詞の発達との比較/これからする動作を表す)
※「泳ぐ」という動作の方が動詞としての働きを示している。
I want to swim. I hope to swim. I decided to swim.
I can to swim.→I can swim.(現代文法)
 動詞+to不定詞  助動詞+原形不定詞
I want to swim.→I wanna swim.(米口語)
■〜ingは名詞の為に動詞としての意味をキチンと持ったVと組になる。
 (〜ingで示された行為に、どう対処

これは haruhitokoishi さんの 381 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●全てがオリジナルです
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/10 10:07
メッセージ: 385 / 441

●全ては独学です。OLD English からの英語の変遷だけは図書館で調べましたが現代英語に関する解釈は全てオリジナルです。
この時の第一の収穫は格変化機能の消失に伴う文型の発達でした。
●実際の講義では、参考書・辞書ではこうかいてあるけど「こう考えると迷わないだろ」のようにしてオリジナル英文法・考え方を教えています。
※中学部はまだまだ工事中ですがよろしければどうぞ
http://homepage.mac.com/donguriclub/frontpage.html

これは haruhitokoishi さんの 384 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●ちょっと体験談を
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/12 11:19
メッセージ: 388 / 441

●英語を体得するという点から言うとkishi1012さんの方法は最良の方法に近いです。ですが、私の経験では授業ではなく部活(クラブ)などで実際の身の回りのことをする時に全てを英語で表現する方が実際的でした。こうすることで、日常生活に必要な英語を習得し、余裕が出来たら違う言い回しを使ったり文法的な構造を考えたり出来ます。
●日本語厳禁(私の場合は罰金制度)の状態を毎日2-3時間続けると3ー4ケ月で変わってくるのは確かです。
●ですが、授業では応用の利く基本である文法と語順訳を丁寧に教える方を優先させた方がいいという結論にたどりつきました。

これは kishi1012 さんの 387 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●公開質問です
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/25 22:15
メッセージ: 393 / 441

●「時・条件の副詞節においては、未来の出来事を現在形で表す」となっていますが、その理由(根拠・成立過程)をお聞かせ下さい。オリジナルの考えを歓迎します。

これは donguriclub_jp さんの 388 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●どの文法書も結果のみですね
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/28 8:06
メッセージ: 397 / 441

●どの文法書も結果のみ示されていて、納得できる理由説明はありません。
●未来の出来事を意図的に現在形で示すには必ず理由があるはずです。この理由を説明しないと生徒は納得しません。この理由を検討したいのです。
●私が考えた理由以外の考えを聞きたくて公開質問としました。
●是非、様々なお考えを示していただきたいと思います。

これは kishi1012 さんの 396 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●直説法で考えましょう
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/29 8:05
メッセージ: 401 / 441

●仮定法と直説法では文法(基準時間)が全く異なりますので、今回は仮定法は考えないでいいと思います。
●eirinさんの<依頼文Could you ~?>は、仮定法→婉曲用法→遠回しな表現→丁寧表現と進んできた結果ですが、直説法の条件という形には進んでいません。
●また、直説法は直説法の時間帯の考えの中で独立して(仮定法とは関係なく)「時・条件の副詞節に置いては〜」という構造を作ってきました。
●今回は仮定法には触れない納得できる説明を(考え)を待っております。

これは Suzeth_VH さんの 400 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●質問は中学生です。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/30 8:40
メッセージ: 408 / 441

●質問者は中学生です。当然の質問だ思います。
●Sweet,Poutsma,斎藤秀三郎(←細江さんが「絶大の敬意を捧げるわが国最大の英文法学者」と呼んでおられます)、その他の文献を読んだ後での公開質問です。
●「なぜ条件節で、未来のことを現在形で表すことがしっくりするのか」再度、お考え願いたいと思います。文献の引用ではなく直説法の時間の中で考えていただきたいのですが、いかがでしょうか。
<参考>細江逸記
Subjunctive Mood (仮定法・仮想法・叙想法)に対する私の和名は「叙想法」である。それはIndicative Mood(直説法・叙実法)が Fact Mood であるのに対し、これが Thought Mood ともいうべき性質のものであるという見地から付けた名であって、「叙想法」という名称とともに私が大正6年に提唱し、もって今日に及んだところである。…(後略)
※叙想法は了解しています。その上での質問です。

これは kishi1012 さんの 405 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●言葉が足りませんでしたね。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/30 16:09
メッセージ: 410 / 441

●言葉が足りませんでしたね。
●中学生からの質問は「未来のことなのに、どうして現在形で書くんですか?」です。
●中学生が仮定法を(叙想法)知る由もありません。また、私も中学生に仮定法を教えたりしません。
>>英語教師の端くれの私も知らなかったことを、中学生に、あんな高度な説明をして分かる生徒が何人いるのでしょうか?中学生に高等数学を教えるようなもので無意味だと思います。
●説明ではなく理由を探りたいのです。
>>まず、貴方が考えた理由を、知りたいですね。
●私が考えた理由は単純なことです。
1.英語では時間は3つに分けて考える
→過去・現在・未来
2.過去は変えようがない(安定している)
3.未来は不確定で不安定
4.不安定な土台の上に建物は建てられない
5.条件とは、土台に当たる部分なので仮にでも確定(安定)していなければならない。
6.土台に不安定なものを設定しては話が組み立てられない。
7.従って、条件を設定する際には未来のことを現在形で表現する。
●さて、今度はjyukuyasan2001の番です。よろしくお願いします。

これは jyukuyasan2001 さんの 409 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●ちょっと長くなりますが。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 9:30
メッセージ: 414 / 441

>>それを信じてしまった生徒はやがて法の概念を習う段階になり、それまで習ってきたこととかみあわず混乱をきたすかも知れません。
●私は、逆に考えています。過去・現在・未来が持っている力を考えることは英語を理解する上で応用の利く基本となると思います。未来を現在ではなく、過去を現在にした例でも時間の力を使っています。
<例>パリ発AP(新聞)
France Declares War on Alcoholism
PARIS(AP) ー The French gvernment declared war Wednesday on alcoholism,one of the costliest social problems facing this nation,which has the world's highest per-capita alcohol consumption.
※見出しでは現在形declares、本文ではdeclared
つまり出来事は過去に起こったのです。ですが、見出しは現在形です。
どうして、過去のことを現在形で書くのか?臨場感を持たせるためや現在と関係のない過去のことだけをつたえているわけではなく現在に関係していることを表すためです。
>>動詞の形としては「現在形、過去形」の2種類しかない
●ないのではなく、未来形という合体形ができていないだけであって、構造は持っています。
does(do)+come=comes(合体動詞)
did+come=came(合体動詞)
will+come=will come(分離動詞)
※動詞の構造は<時間+意味+α>で成立します。
※従って、時間帯を示す動詞はやはり、3種類あります。
>>「未来形」という動詞の形は「英語にはない」
●willは確かに動詞としても使いますがwill+原形の場合は<will+原形>で動詞です。will+原形が形式的に分離しているから「現在における未来についての予測」とはなりません。合体形ができていない・作っていないのは、動詞の活用形を増やさないための良策なのです。
●さらに、will+原形では、意味を表す本動詞はwillではなく原形にありますので、意志するというwill本来の意味は薄れて時間帯を指定する助動詞となっているのです。
>>このことを踏まえますと、donguriclub_jpさんの「条件節で現在時制を用いる理由」の「7.従って、条件を設定する際には未来のことを現在形で表現する。」は成り立たなくなり、むしろ「if he will come」とする方が、その理屈にかなっているということになってしまいます。
●「このこと」に疑問が残ります。
>>「本来、叙想法で表現されるべきところを厳密には間違いであることを承知で(あるいは大勢が間違えて)直説法で『代用』したのだ」
●もちろんSuzeth_VHの教え方もあっていいと思います。
●教え方を考えるトピですので様々な考え方があった方がいいでしょうね。
●でも、前述の私の考えもシンプルで的を得ていると思いますが...どうでしょう。
●後述されている格変化については
ちょっと話題がズレますので割愛します。

これは Suzeth_VH さんの 413 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●尤もです。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 10:56
メッセージ: 416 / 441

●Suzeth_VHさんのおっしゃることは尤もです。
●ですが、それらのことを考えた上でも魅力的ではありませんか?シンプルで美しいと思うのは不自然でしょうか?
●変形の過程にある時間に対する人の共通認識ではないかと思うのです。
●「教え方の一例としてあるんだな」くらいに見ておいてください。

これは Suzeth_VH さんの 415 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●あの.....ズレてますよ。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 13:09
メッセージ: 422 / 441

>>さて If I were free yesterday、〜
の yesterdayという過去は(安定している)
のでしょうか? 
●あの、If I were free 〜 と直説法の過去とは比べられないのですが........。どうお答えしたらよいものやら......。全く違う基本に立っているから叙想法という違う名前で区別されているのですが........。

これは jyukuyasan2001 さんの 419 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●いいですね。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 13:13
メッセージ: 423 / 441

●良い考えですね。
●ついでに動詞から変化した助動詞についても触れることができますね。
●また、その中間点にあるwant to go→wanna goも教えられそうですね。(動詞の助動詞化)

これは Suzeth_VH さんの 418 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●国文法とは用語が異なるので.....
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 13:25
メッセージ: 424 / 441

>>仮定法まで体系的に教えるほうが
●体系が異なるので教えないのです。
>>日本語にも、過去の助動詞だとか、完了だとかあります
●同じ言葉でも英文法と国文法では意味しているところが違いますので混乱しないように説明しないといけませんね。
>>タガログ語文法には、現在形や過去形さえありません
●殆どの言語は副詞で時間調整をしますので不思議ではありませんし、当然です。その後、副詞を使わなくとも動詞で区別できるようになっていくのです。
>>過去や完了とどう違うのか
●図書館に1日行けば分かると思います。ネットでも分かるでしょう。
>>英語の現在形だとか過去形などは、かなり特殊な認識であるのだろうと思います
●特殊ではありません。
>>アバウトに全体系を知る
●そのアバウトの範囲が重要なのです。
※「カサンブランカ」の字幕:特に台詞には多くの意味を込めますので背景が分からないと難しいです。

これは sabadojp さんの 421 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●そうですね。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 1/31 13:52
メッセージ: 426 / 441

●言葉は、音→文字→読みの変化→文字の変化と続いていきます。ですから、もとの発音がなくなって、今発音されている音を文字化していくことがおおいですね。すると新しい語となって認められるんですね。
●will not の短縮形won't 
は確かwilではなくwoll+notの短縮形でしたが今では取って代わられています。
●またmustは過去形がありませんが助動詞として扱われています。(もともと過去の動詞だったので...)
●wannaは確かに語形変化ではありませんが、助動詞候補ではあり得ます。
※また、アドバイスお願いします。

これは Suzeth_VH さんの 425 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●発音の教え方
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 3 9:08
メッセージ: 430 / 441

●LとRの発音は triangle[発音記号参照] 1語で区別させます。※母音の入らない発音も正確に矯正します。大きな口の絵を描いて舌の位置と動き・空気の流れを図解説明してその場でやらせないといけないですね。
●triangle を正確に発音できるようにしてあげると、様々な発音の区別がつきやすくなります。
※1単語なので小学生でもできるようになります。
●発音できるようになった後での、普段の反復練習では、Lの正確な発音を忘れないようにすることが大切ですので「little-handle-castle-beautiful-uncle」の最後の音だけをつないで「ト(ゥ)ルード(ゥ)ルース(ゥ)ルーフ(ゥ)ルーク(ゥ)ル※(ゥ)は発音しませんが意識だけします。」と言わせて練習させます。すると、聞こえないようなLの発音も分かります。
●ですが、日本語にない発音は日本語を発音するときには使っていない筋肉を使うので毎日練習しないと発音できなくなります。それでも、一度正確に発音できると区別はつきますので、リスニングで忘れないようにする方が大事です。必要時に発音練習に戻ればいいのです。(※かなり、顎が疲れます)
※一度おためし下さい。

これは sabadojp さんの 429 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●第2段階の説明をされてしまいました。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 3 9:35
メッセージ: 432 / 441

●ダークLの舌の動きを無音のLにして(舌だけは前歯の付け根に持っていってくっつける)、それが出来るようになったら、次にその位置から前に抜かせて「loose, lice, lucky」などの発音に持っていくと両方できるし分かるようになります。
●実践された方から後で質問が来れば書くつもりでしたが先に書かれてしまいました。

これは Suzeth_VH さんの 431 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●出典があるのでしょうか?の返事
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 3 15:40
メッセージ: 434 / 441

●過去ログを見ていて返事を書いていないことを発見しました。遅くなりましたがお答えします。
>>動詞の原型を名詞と考えるこの発想はとても素晴らしいと思います。これはdonguriclub様がご自分で思いつかれたことですか、それとも他に出典があるのでしょうか?
●動詞の構造を考えていたときに自然に湧き出た発想です。出典があるのかどうかは、知りませんが、あるのではないでしょうか?
●V=vt+vm+α(動詞=時間+意味+α)と考えてていますので、vmは意味だけを表す動詞の原形=名詞となります。
※vtのtは他動詞ではなくtimeのtです。
※vmのmはmeaningのmです。
※十数年前から使っています。

これは haruhitokoishi さんの 366 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●発音を教える時間
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 3 21:42
メッセージ: 437 / 441

●発音は発音記号と一緒に教えますが、中1で一度教えた後は忘れてもらって、全てカタカナ発音で指導します。日本語式でもいいので読んでもらうためです。読まなくなると(読めなくなると)英語は直ぐに分からなくなるからです。そして、中3で入試前に4種類のア(短母音)のみ復習します。<びっくりア・げろげろア・あいまいア・ふつうのア>※特にびっくりア(country)・げろげろア(Japan)
●最初に教えるときにはかなり本格的に教えます。腹式呼吸でないと出来ないことを教えたり、一息で口の形を変えて二重母音を言わせることもします。ですが、これらはレクリエーション的に行っています。時間にすると3時間程度です。
※発音矯正はキチンと教えれば比較的短期に修得できるからです。本当に必要なら自分で出来ると考えていますし、発音は毎日発音していないと筋肉が無くなって発音し辛くなるので中学生には厳しいです。
●1年間は板書した全文にカタカナ発音、語順訳を書きます。和訳は口頭だけです。
●簡単ですがどうでしょう。

これは sabadojp さんの 435 に対する返信です…………………………………………………………………………………
●「楽しい英文法」三友社出版
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 5 8:06
メッセージ: 445 / 533

●「楽しい英文法」三友社出版は良書の一つだと思います。構成をもっと丁寧に考えれば、ますます良くなるとも思います。

これは blue_enzo さんの 443 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●同じ説明ですね。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 5 13:16
メッセージ: 448 / 533

〜DONGURI-CLUBの配布プリントより〜
■冠詞
日本語には冠詞の考え方がないので日本人には冠詞という単語(a,an,the)は馴染みが薄いものです。それだけに、正しい説明を受けないまま分からなくなるというケースが多く見られますので、ここでキチンと復習しておきましょう。
 まず、冠詞という単語は記号であるということを確認しておきましょう。では、どういうことを表す記号かというと冠詞の成り立 ちを見ることで自然と分かります。以下に冠詞のできるまでを書いておきますのでよく読んで下さい。
◆不定冠詞<a,an>このふたつの単語を不定冠詞と呼びます。この2語は一つの単語から 生まれたものです。以下のように発音の変化に伴って文字が変わったのです。
one[wan]→wがおちて→an[an]→nがおちて→a[a]
    ワン        アン        ア
※oneとは勿論「一つの(ある一つの)」という意味です。ですからa,anの意味も「(複数存 在するもののうちのある)一つの」という意味になっているのです。
(不特定のある一台の)車  ならば、one car → a car
(不特定のある一個の)リンゴならば、one apple → an apple
 aとanの違いは後ろに続く単語の最初の発音によるものです。自分で発音してみれば分かることですが、母音(アイウエオ)と母音(アイウエオ)を続けて発音するのは発音しづらいので a apple(ア アップル) とは言わずに an apple(アナップル) と言うのです。文字ではなく発音の問題です。
◆定冠詞<the>この単語を定冠詞と呼びます。この単語はthat「例の、あの」という単語 から生まれたものです。
that[  t] →tがおちて→the[  ]
     ザット      ザ(ズィ)
※従って「例の、あの」という意味になります。
(特定の一台の)車  ならば、the car (ザ カー)
(特定の複数の)車  ならば、the cars(ザ カーズ)
(特定の一個の)リンゴならば、the  apple (ズイ アプル)
(特定の複数の)リンゴならば、the  apples (ズィ アプルズ)
 ここで「特定の」という意味は話をしている当事者間で「あ〜あの車ね」「あ〜あのリンゴね」と分かるという意味です。太陽は常識的に考えると地球上に暮らす普通の人々にとっては「太陽」といえば「あ〜あの太陽ね」となるので。すると、a sunではなくてthe sunとなります。でも、あなたが宇宙人であり多くの太陽があるのが常識である世界に暮らしている場合はthe sunではなくてa sunとなります。分かりましたか?

これは Suzeth_VH さんの 447 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●発音と文法
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 6 8:10
メッセージ: 452 / 533

>>カタカナ英語は所詮カタカナ英語だと思いますが、綴り字の規則は指導されないのですか?
●いくつか理由があります。
1.英語大好き生徒ばかりではないということ
2.発音が壁となって時間がかかりすぎると言うこと(受験を意識しています)
3.発音矯正は簡単にできるが、毎日矯正し続けないと、すぐに壊れてしまうこと
4.正しい発音よりも聞き取り能力を優先させていること(入力なければ出力なし)
5.Dictationをとりいれているので、聞こえない音も分かるようになります。すると、発音の基本を一度詳しく説明しておくと必要なときには矯正が簡単に出来ますので中学での役目はそこまでだと考えています。毎日英語を話す環境があれば別ですが、ちょっと厳しいです。
6.綴り字の規則は覚えるよりも、多くの英語を耳にしてある程度書けるようになった時点で、興味のある子には薄い本を貸し与えている程度です。全員に説明することはしません。
7.カタカナ式発音も英語の方言と思えば、使うことが先決だと思います。

これは kishi1012 さんの 451 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●1冊欲しいです。
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/ 7 6:02
メッセージ: 455 / 533

●kishi1012さんが書いてくれているような単語の本が欲しいですね。中学生用のがないのでしょうか。
●自分で作ればいいのでしょうが。

これは kishi1012 さんの 454 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●間接疑問文の考え方
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/12 9:13
メッセージ: 496 / 533

●間接疑問文の考え方・指導方法について考えてみませんか?

これは donguriclub_jp さんの 434 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●間接疑問文の考え方1
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/15 22:46
メッセージ: 514 / 533

●丁寧な板書を見ているようでいいですね。
●私の場合は、こう教えています。
        間 接 疑 問 文 の 成 立 に つ い て
■名詞節を導く接続詞thatの省略について
■疑問文の2種類の形(呼掛疑問文と引用疑問文)の構造について
■間接疑問文の構造について<A+B=C>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■名詞節を導く接続詞thatの省略について
 ★名詞節を導く接続詞thatには言葉としての意味はなくthatの直後にくる節が文中
  で1コの名詞の役割を果たしている、と知らせる記号にすぎない。
  さらに、言葉としての意味のない語句は弱く発音されるために、このthatもまた
  弱く発音される。
  そして、特に他動詞の後に置かれる接続詞thatに関しては、他動詞の後には必ず
  名詞がくるという前提があるため記号としての働きさえも重要ではない。
  そこで、言葉としての意味もない、記号としての働きも重要ではな語句(that)
  はついには発音されなくなり語句の方も書かれなくなった。
  こうして名詞節を導く接続詞thatは他動詞の後では省略される。
  Do you know (that) he is a musician ?
         ↓
  Do you know     he is a musician ?            
■疑問文の2種類の形(呼掛疑問文と引用疑問文)の構造について
 ★疑問文には直接疑問文と呼ばれる「相手に呼び掛けて答を要求する」呼掛疑問文
  と間接疑問文と呼ばれる「疑問文を文中に引用する(答を要求しない) 」引用疑問文とが
  あります。
  形は「答を要求する」か「答を要求しない」かによって変化します。
  答を要求する疑問文では時間を受持つ助動詞が主語の前に出る (Wh-+v+S+V〜?)
  答を要求しない疑問文では時間を受持つ助動詞は主語の後にある(Wh-+S+v+V〜.)
  呼掛疑問文:When will he go to school ?彼はいつ学校に行くのですか。
        Wh-+v +S+V〜   ?
  引用疑問文:When he will go to school  彼はいつ学校に行くのか
        Wh-+S + v +V〜  
■間接疑問文の構造について<A+B=C>
 Do you know (that) he is a musician ? −−−−−−−−−−A
 When he will go to school  −−−−−−−−−−−−−−−B
 ここで、Aのthat以下にBを代入すると、
 Do you know (that) When he will go to school ?
        接続詞  疑問詞 
 ところが、★の解説の様にthatは省略され、Cの文になります。
 Do you know     When he will go to school ?−−−−−−C
 この結果、疑問詞whenは接続詞と考えられるようになり、疑問詞whenは
 疑問接続詞whenとなる。
 Do you know when he will go to school ?
       疑問接続詞 
    呼 掛 疑 問 文 → 引 用 疑 問 文 の 書 換 練 習
 直接疑問文(呼掛疑問文)     → 間接疑問文(引用疑問文)
 彼は誰ですか。          → 彼は誰か
 Who is he ?            → who he is
 彼はいつ来るのですか。      → 彼はいつ来るのか
 When will he come ?       → when he will come
 あなたは何を欲しいのですか。   → あなたは何を欲しいのか
 What do you want ?        → what you want
                   
 彼女はどこに住んでいるのですか。 → 彼女はどこに住んでいるのか
 Where does she live ?      → where she lives
 彼はなぜそれを欲しがったのですか。→ 彼はなぜそれを欲しがったのか
 Why did he want it ?       → why he wanted it

これは blue_enzo さんの 512 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●間接疑問文の考え方2
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/15 22:47
メッセージ: 515 / 533

●間接疑問文の考え方2
             間 接 疑 問 文 と は
★間接疑問文とは疑問接続詞(疑問詞と同形)または「〜かどうか」の意味で使われ
 る場合の接続詞if(whether)で始まり、疑問を表す名詞節を含む文を言う
 この名詞節の中ではS+Vの逆転はない。
 ■ S+V+C の文でCが疑問を表す名詞節の場合。
   The problem is what he wants.
 ■ S+V+DO の文でDOが疑問を表す名詞節の場合。
   I know what he wants.
   I don't know if(whether) he wants it.
 ■ S+V+IO+DO の文でDOが疑問を表す名詞節の場合。
   I asked her what she would buy.
   I asked her if(whether) she would buy it.
 ■ S+V+〜 の文でSが疑問を表す名詞節の場合。
   Whether the story is true is questionable.
          疑 問 文 を 作 る 時 の 注 意
★全体の意味からYes,Noでは答えられない疑問文になる場合には接続詞を文頭に出す。
 使える動詞はthink,guess,suppose(思う),believe(信じる),consider(熟考する),fear(恐れる),
 hope(望む),say(言う),take(考える),tell(言う),conclude(結論を出す),expect(期待する),
 imagine(想像する),suggest(提案する),suspect(疑う) 。
 ×Do you think what I have in my hand ?
 ○What do you think I have in my hand ? -I think (that)you have an apple.
注)文中のどこに重点があるかによって判断しなければならない場合。
 ○Did he say where he had met Mary ? -Yes,he did.
 ○Where did he say he had met Mary ? -He said that he had met her at the
                     station.
              指 導 上 の 注 意
 ★間接疑問文とは上記の様に元来、答を要求するものではない疑問文(節)の入
 った文と言うべきであり、直接疑問文と他の文を一文にする方法として指導すべ
 きではない。
  従って「間接疑問文を作る場合は、特殊疑問文では疑問詞を接続詞として使い、
 一般疑問文ではif,whetherを接続詞として使い、その他の部分は平叙文にする」
 等々の説明はなんら間接疑問文の解説ではない。この手の説明は問題を解く上で
 の最終的な技法としてのみ解説すべきである。
           i f に つ い て の 注 意
★ifとwhetherは同じ意味で使われるが下記の点で異なる。(高校レベル)
 ■if節は主語にはなれない。(ただし、仮主語のitを使えば可)
 ×If he can speak English is important.
 ○Whether he can speak English is important.
 ○It is important if he can speak English.
 ■if節は補語にはなれない。
 ×The problem was if we should call an ambulance at once.
 ○The problem was whether we should call an ambulance at once.
 ■if節は前置詞の目的語にはなれない。
 ×It depends on if they will appear.
 ○It depends on whether they will appear.
 
 ■if節は同格節にはなれない。
 ×There remains the question if she knew the secret.
 ○There remains the question whether she knew the secret.
 ■ifの直後に or notはつけられない。(離れていれば可)
 ×I don't know if or not she is married.
 ○I don't know whether or not she is married.
 ○I don't know if(whether) she is married or not.
問題 (  )内より正しいものを選びなさい。
1.(If,What,Whether) he will come is doubtful.
2.The teacher will ask you (which,who,why) painting you like better.
3.He didn't know (if,whether) or not he should go to the park.
4.Which boy do you (imagine,know) is taller ?  
5.Can you guess (how,what,when) old my sister is ?
解答 1.Whether 2.which 3.whether 4.imagine 5.how

これは donguriclub_jp さんの 514 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●間接疑問文の考え方3
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/15 22:50
メッセージ: 516 / 533

●問題について
1.問題形式
  間接疑問文では名詞節の語順チェックが多いために整序問題が多い。
  次に穴埋問題で疑問接続詞を入れさせる形。その他には2文を一文にする問題、
  英作文、正誤問題等がある。
2.出題傾向
  S+V+O,S+V+O+Oでの疑問接続詞節が多くif[whether]〜は殆どない。
  疑問接続詞が先頭に出る形も殆どない。
  私立では I wonder〜 .は問われる。
  主節・従節の時制の一致については特には問われない。
  以下に最近の入試問題から引用する。
<整序問題>
 あの少女が誰か知っていますか。
 (do,girl,you,that,who,is,know) ?              :巣鴨
 いつ私たちの先生がカナダから戻ってこられるか知っていますか。
 Do you know (teacher,back,come,when,our,will) from Canada ? :国立高専
 彼はカバンを開けて、その中に何が入っているのか見せてくれた。
 (show,his,it,what,he,bag,was,opened,in,to,me)       :土佐塾
 彼は新しい学校でどうしているのかしら。
 (school,doing,in,he,his,how,I,new,wonder,is)        :立教
 カナダでは何語が話されているのかしら。
 (what,is,Canada,spoken,wonder,language,in,I)        :立教
 あの人が何を探しているのか知っていますか。
 (know,is,looking,you,he,that,what,for,do) ?         :湘南学園
 ジョンがいつ日本を発つのか分かりません。
 (know,John,leave,I,will,when,Japan,don't)         :大妻女子中野
 あなたは太郎がどこでそのカバンを買ったか知っていますか。
 Do you know (Taro,the,where,know,bag,got) ?        :栃木
 あなたは彼女がいつカナダに向けて出発するか知っていますか。
 (will,Canada,for,you,she,do,know,when,leave) ?       :広島
 メキシコでは何語が話されているかご存じですか。
 (Mexico,language,you,know,spoken,what,do,is,in) ?     :法政第二

これは donguriclub_jp さんの 515 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●間接疑問文4
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/15 22:51
メッセージ: 517 / 533

●問題2
 彼が何をしているか知っていますか。
 Do you know (he,what,doing,is) ?              :立命館
 彼女がなぜ昨日そこへ行ったのか誰にも分かりません。
 (she,yesterday,why,one,there,went,knows,no)        :立命館
 あなたは彼がいつ帰ってくるか知っていますか。
 (he,know,back,will,do,come,you,when) ?           :専修大松戸
 花屋さんがどこに移ったのか教えて下さい。
 Please (moved,the,me,has,tell,where,florist's shop).    :専修大松戸
 あなたは彼女がいつ生まれたのか知っていますか。
 (know,born,she,you,was,when,do)?             :専修大松戸
 あなたは田中先生が何才か知っていますか。
 (you,Mr.Tanaka,know,is,how,do,old) ?            :都立工専
 世界で何が起こっているかを知るように、いつも努めなければなりません。
 (what,must,the,try,is,always,we,happening,to,in,learn,world):土佐塾
 彼が何を探しているのか知っていますか。
 (know,is,kooking,you,he,what,for,do) ?           :湘南学園
 I don't(is,know,boy,who,that).              :神奈川
 I don't know (will,when,come,Tom).             :宮崎
 Do you know (that,is,man,what) doing ?           :宮崎
 Do you (that,this,know,town,when,to,came,man) ?      :岐阜
 Do you know (made,was,it,when) ?              :福島
 Do you know (this,reach,train,will,when,Tokyo) ?      :富山
 Tell me (go,times,to,many,how,you) the library in a week. :神奈川
 Do you know (our,will,class,who,teach) next year ?     :宮崎
 Do you know (leave,John,will,Japan,when) ?         :森村学園
 (to,what,happened,wonder,I,him)              :関西学院
 (asked,time,what,he,was,me,it)               :関西学院
 I (why,he,couldn't,said,understand,so)           :専修大松戸
 I don't know (she,time,will,come,what).          :千葉県
 (who,it,I,given,him,has,wonder,to)             :市川
 (is,do,the,you,why,weather,changing,understand) ?      :武蔵
 Do you know (there,was,she,doing,what) ?          :神奈川県
 Do you know (lives,he,where) ?               :宮崎県
 I don't know (want,do,to,you,what).            :神奈川県
 I don't (will,when,come,know,he) home.           :神奈川県
 Do you know (at,he,what,bought) the store ?         :同志社
★以下、穴埋問題、2文を1文にする問題、英作文、正誤問題、その他の問題と続き
 ます。
<結論>
 上記の説明でも分かる様に、間接疑問文を正しく理解するには名詞節を導くthatからの導入が不可欠である。そうすれば「間接疑問文とは疑問接続詞(疑問詞と同形)または「〜かどうか」の意味で使われる場合の接続詞if(whether)で始まり、疑問を表す名詞節を含む文を言う」という説明が明確になる。

これは donguriclub_jp さんの 516 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●基本文型と人称代名詞
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/16 0:39
メッセージ: 519 / 533

●もちろん全員が理解は出来ているわけではありません。忘れてしまってもいいとおもっています。覚えていなくてもいいと思って説明しています。
※どこかで、興味を持ってくれればいいという想いです。
●私は基本文型を教えるときには人称代名詞を使わないように注意していますが、みなさんはどうされていますか?

これは blue_enzo さんの 518 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●全て教科書使用です
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/16 6:28
メッセージ: 522 / 533

●中1〜中3のS.HとN.H<教科書>を全て使います。前振りとして文型が必要になった過程を教えるのです。その時に人称代名詞を使うと文型の生まれた理由が説明できないからです。
●同一進度は、テストで揃えます。そして、テストで正しく理解度を判定して自分の「質問ノート」を作らせます。「分からん帳」と呼んでいます。→添削して「世界で一つの参考書」にしてあげます。(有志のみ)

これは blue_enzo さんの 520 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●補語の定義
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/17 10:16
メッセージ: 528 / 533

●的確な質問ですね。
 補語の定義を疎かにして文型を分からせることは出来ません。
<補語の定義>
●名詞+名詞
●名詞+形容詞
の場合に+を格助詞「が」に置き換えて意味が通るときに後ろの語を補語と呼ぶ。
+の部分に動詞がある場合は、その動詞を無視して考える。
※なぜならば、補語という言葉は<名詞と名詞><名詞と形容詞>の関係を表す言葉だからです。
<注意>
to不定詞の名詞用法を示す記号のto以外の前置詞以降は文型判定には関係ないので切り落とす。副詞・形容詞の限定用法・限定詞も省く。
<第1文型>
Ken goes to school by bus.
→Ken goes
Ken was in the sea.
→Ken was
●名詞+名詞/●名詞+形容詞はない→補語はない
<第2文型>
Ken is a student.
→Ken is student
●名詞+名詞→Kenがstudent→○→studentは補語
Ken looks happy.
→Ken looks happy
●名詞+形容詞→Kenがhappy→○→happyは補語
<第3文型>
Ken got a letter from Mary.
→Ken got letter
●名詞+名詞→Kenがletter→×→letterは補語ではない
Ken bought some flowers for Mother on mother's day.
→Ken bought flowers
●名詞+名詞→Kenがflowers→×→flowersは補語ではない
<第4文型>
Ken bought Mother some flowers on mother's day.
→Ken bought Mother flowers
●名詞+名詞→KenがMother→×→Motherは補語ではない
●名詞+名詞→Motherがflowers→×→flowersは補語ではない
<第5文型>
Ken named the dog Pochi.
→Ken named dog Pochi
●名詞+名詞→Kenがdog→×→dogは補語ではない
●名詞+名詞→dogがPochi→○→Pochiは補語
Ken found the book interesting.
→Ken found book interesting
●名詞+名詞→Kenがdog→×→dogは補語ではない
●名詞+名詞→dogがPochi→○→Pochiは補語
※以上が補語の例文付き説明です。「補語ではない」を「目的語」にすれば五文型の説明になりますが、補語のみ説明しました。
※文型の細分化は検討しません。五文型をいかにして中学生に簡単に正確に教えるかを考えてみたいのです。

これは haruhitokoishi さんの 524 に対する返信です…………………………………………………………………………………

●分離他動詞について
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/18 22:53
メッセージ: 535 / 543

●lookは「目を向ける」watchは「観る」です。
 従って、「〜に目を向ける」の「に」が前置詞atに相当します。
     「〜を観る」は「を」なので文型に吸収されて前置詞を必要としません。
>>If you think "look at"=watch
●この時点で考え方が異なります。

●以上より
(a) I look at you.
→ I look→S+V
(b) I watch you.
→I watch you→S+V+O
>>Don't you think we can say the two sentences are both P3(SVO).
●分離他動詞のことですね。数十年前に検討済みです。そう考えてもいいでしょうが、私の考えは違うのです。
>>Especially, if we wanna make a passive voice sentence, we treat "look at" like a transitive verb rather than an intransitive verb.
(c) You are looked at by me.分離他動詞
(d) You are watched by me.一般他動詞
※残念ながら「検討には値しません」

これは beachcomfy さんの 534 に対する返信です
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●基本文型と前置詞
投稿者: donguriclub_jp 2003/ 2/19 8:53
メッセージ: 537 / 543

●答えはシンプルです。
●前置詞以降は文型の要素とはしません。(受動態になるならないは別問題と考えます)
●以上より
(a) I look at you.
→ I look→S+V
(b) I watch you.
→I watch you→S+V+O
(c) You are looked at by me.
→You are looked→S+V
(d) You are watched by me
→You are watched→S+V
※areは受動態を作るbe助動詞となり、<be+p.p.>で受動態の動詞となります。
※ただし、この例文はbeachcomfyさんの例文です。私の実際の授業では文型説明に人称代名詞(主格・目的格)は使いません。文型説明が不合理になるからです。

これは beachcomfy さんの 536 に対する返信です
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