総索引原文http://plaza.rakuten.co.jp/ankaramama/diaryall


2009.05.24:どうして解き方を知っているの?
先日の学校の算数の授業で、先生がボードに書いた問題を1番に解いて、先生の机にノートを持っていったのは、またうちの子だった。先生は、うちの子に聞いたそうだ。「これは、昨日の補習で教えた問題なのに、どうして解き方を知っているの?誰に解き方を教えてもらったの?お父さん?」うちの子、きょとん。(解き方を知ってる?)(誰に解き方を教えてもらった?えーと、あれ・・・?)宿題も、どんぐり問題も、親は解き方は教えないから、うちの子、「お母さんといっしょに勉強するとき、分かるようになりました」と答えたという。先生は「お母さんが教えたのだ」と思ったかもしれない。先生の考えでは、「補習に行っている子」のグループが、まずボードの問題を解き(同じ問題をやったのだから)、「補習に行っていない子」のグループがあとに続くはずだった。ところが、うちの子は後者なのに、「補習に行っている子」のグループを追い越して解いてしまった。ちなみに、2番手は、同じく補習に行っていない子で、ボーイスカウトに参加している子だった。


2009.05.24:手探りの寺子屋
きのうから、うちでZちゃんもどんぐりをスタートすることになっていた。Gさんも、Zちゃんも、お絵かきが大好きだから、絵を描くのは抵抗がない。Zちゃん、昨年、全国小学生絵画コンクールで優勝して、商品のデジカメをゲットしたほどだ。今日は、年長さん問題から、2つだけさせてみよう、と思い、
<0MX02>  そらをとぶ おさかな 
<0MX04>  もぐらの もぐもぐ
Zちゃん上手に絵を描いて、すぐに解いた。あと一つやると言うので、
<0MX09>  宇宙からのおくりものを持ってる人がいます。 そのおくりものは、1日で4本の 不思議な花を庭に咲かせるそうです。今、庭には 8本の不思議な花があります。 今日の分の花は、今から咲くようです。では、あしたの分まで入れると、 庭には何本の不思議な花が咲くことになるでしょうか。
Zちゃん、これができない。今日の分は今から咲く、のところを、「今日の分はまだ咲いてません」とトルコ語に訳したところ、描いてあった8本の花のうち、4本を消してしまう。本当なら、ここで4本加えなければいけないのに。答えは、8本だという。もう少し考えるように促したが、やはり8本。アンカラママは、「じゃ、この問題は、また今度・・」といいかけると、Zちゃんが取り掛かる前に、一緒に翻訳をやったGさん、みるみる顔が真っ赤になる。「今、庭に8本花があるって書いてあるでしょう!なんで答えが8本になるの!信じられない・・・」無理もない。学年で1番の成績を取ってくる娘、誇らしく思い、皆から羨ましがられていた娘。Zちゃんも、母親の落胆を見て、泣き出してしまう。アンカラママ「これ、簡単なように見えて、ものすごく考えられてる問題なの。日本にも、できない子がたくさんいるんだよ。そのうち解けるようになるから。」この機会を逃してはいけない。Gさんが落ち着いたころ、今の勉強の仕方に問題があるのは明白なのだから、改善しなければいけないと提案する。まず、毎日の補習をやめること。宿題は、少量を選ぶこと。あとは宿題マシーンがやること。もし、先生と話して、「特別の方法を試すことになりました」で、了解を取れるなら、宿題をしばらくやめさせること。月刊の学習ドリルをやめること。(←こんなのまで・・涙)家庭教師を再考すること。先取りしても、Zちゃんの力になっていない。Zちゃんが本当の力をつけるには、この、勉強地獄から開放されるかどうかがポイントだ。「大量計算」「徹底反復」をやってる人は、どんぐりやっても効果が望めない。寺子屋、手探りの始まり。


2009.05.21:トルコ人どんぐりママ第1号
アンカラママは、どんぐり文章題を、ママ友達にそれとなく話したり、子供らのノートを見せたり、トルコ語にした問題を見せたりしていたのだが、ママ友達は、一応興味のある様子は見せるものの、宿題だけで精一杯なので、「イラン」という人ばかり。
「日本人=勉強できる民族」という先入観もある。
「宿題もしてないのに、ふーんすごいね」と言ってる目は「きっとあとで泣くよ」と言っている。どんぐり先生の本のトルコ語版があるわけでなし、本を渡して「これ、読んでみて」も使えないのが痛い。きのうは学校が休みだった。昼ごろ、Gさんの家に遊びに行く予定になっていたので、午前中に、どんぐり文章題を1つずつさせる。上の子は、下の子が昨日ひっかかった、年長さん問題<0MX88>をやっていた。
「マッキーとラッキーは落ち葉ひろいをしています。マッキーは 3ぽ 歩くたびに 2枚、ラッキーは2ほ歩くたびに、1枚の落ち葉をひろうことができます。では、2人あわせて、ちょうど14枚の落ち葉をひろうには、何分かかるでしょう。2人とも 歩くはやさは 1歩で1分かかります。」
上の子、あっさり解いた。「これなあ、何も考えなかったけど、絵描いただけで解けてん。ウヒヒ」パンダ君、好調である。あまった時間で、形のいびつなマントゥ(トルコ餃子)を子供らと一緒に作って、Gさんの家に持っていった。Gさんの家には、近所の貧乏な家の子供が、よく遊びに来ている。Gさんの家は、余裕があるとは言え、裕福ではない。今日も、母子家庭で、母親が夜8時まで働いている家の8歳の男の子が来ていた。Gさんは、そんな子らに惜しみなく愛情を注ぎ、勉強を見てやったり、ごはんまで食べさせてやるのである。Gさんは、これを「オスマン帝国の寛容の精神」遺産だと言っている。トルコの前身であるオスマン帝国が、ヨーロッパを追われたユダヤ人を、人道的配慮から、大量に受け入れた歴史のことだ。さて、皆が満腹していい気分になっているころ、Gさんの娘Zちゃんに、「この問題ね、下の子が解けなかったんだけど、やってみない?」と、トルコ語に訳した<0MX88>問題を持ちかけてみる。Zちゃん、素直にとりかかる。Zちゃんは、3年生だが、算数の家庭教師をつけてもらっていて、4年生の先取りをやっている。学年末なので、4年の過程は、終了している。しかし、3歩=2枚、2歩=1枚、と書いたまま、その先が続かない。実は、最小公倍数や、比率の概念が入っている問題なので、四則計算を使って答えを出そうとすると、却って難しいのである。途中から見にきたGさん。「日本の幼稚園問題」が解けないのを見て、目の色が変わる。4歳から早期教育をし、娘の算数はトップレベルだと思っているのだから、無理もない。
「な・・なんでこれがワカラナイの!」「見てごらん!こうやって・・」
Gさんは、テンポが速い人で、子供が分からないのを見ると、我慢できない。しかし、Gさんも手が止まる。とっさに説明できず、躊躇している。そこで、アンカラママが、「間違えてもいいから、もうちょっと本人に考えさせてみようよ」Zちゃん、何度も何度も消しゴムで消す。苦しそう。アンカラママ「じゃあ、うちの子に教えてもらおうか」
上の子、絵を描いて、すらすら解いてみせる。
「はあ・・こうやって簡単に解けるのね・・・」Gさん、どんぐりっ子の力を見せられて、感心している。よし、もう一押し。「じゃあ、下の子が、今朝解いた問題、やってみる?」
<0MX89> 赤い花と白い花があります。合わせるとみんなで24ほん あります。また、赤い花は 白い花より 6ぽん 多いです。では、白い花は 何ぼん あるのでしょうか。
Gさん、これなら娘でも解けるだろう、と見守る。Zちゃん、またしても、図を描かず四則計算を使い、間違った答えを出す。そこで、うちの子らを呼び、目の前で解かせる。下の子、24を半分に分け、一つずつ数字をずらす方法で、正解を導く。上の子、楕円を二つ描いて、花の数の差をシッポみたいに付け足し、答えを出す。Gさん、下の子のやり方でさえ、頭に浮かばなかったZちゃんを見て、事態を理解したようだ。他のトルコ人ママのように、「こういう問題に慣れていないから」とか、「今日はやる気がないみたい」というように、子供の弁護をしない。アンカラママも、この手の問題は、2年生の学校の問題集に出ていたので、Zちゃんが解けないのは意外だった。きっと、一方的に教えてもらって、本人の記憶に残っていなかったのだろう。テストではこのレベルは出ないので、満点だってとれるのだ。Gさん、まずZちゃんの家庭教師に対して、不満を爆発させる。月4回で150リラ(日本円で約1万円だが、3万円くらいの感覚)も払っているのだから、怒るのは無理ない。最近は、難しい図形問題をさせているとかで、満足していた家庭教師なのである。
「うちの娘がこの問題を解けない現状で、よくも平気で顔を出せるもんだわっ!」
アンカラママ「家庭教師を雇わなくても、どんぐりのやり方なら、うちの子だって、上の学年の問題が解けるよ。」先日ネットで見た、どんぐり先生の福岡講演の中で、頭に残っているものをかき集め、Gさんに披露する。Zちゃんはうちの子の幼馴染で、まさに9歳だから、アンカラママも熱意がこもる。
Gさん「すぐにどんぐり文章題の翻訳を一緒にやりましょう。この夏から、娘にさせるわよっ」トルコ人のどんぐりママ、第1号。火のような気性のGさんだから、どうなるかわからないけど・・
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Last updated 2009.05.21 20:04:20


2009.05.13:大量宿題の落とし穴
きのう、学校帰りに、下の子の友達Dくんが家に来た。闊達とした、可愛い1年生である。
Dくんは、家に帰って、まず宿題をやるのが習慣になっているという。Dくん、うちで一緒に宿題をするというので、どんなやり方をするのか見ていた。今日は遠足だったので、宿題は普段より少ない。算数は計算問題はなく、文章題13問だった。Dくん、集中して問題を片付けていく。6問目でひっかかった。「7と9の間の自然数から7多い数は何か?」
Dくん、間違えたまま、次に進む。それから、合計4問、一瞥してわからないものは空白のままだった。ほとんど考えようとしない。さて、うちの子。途中で退屈したら、アンカラママが数を減らすつもりだったが、今日は全部するつもりらしい。6問目で、Dくんと同様、ひっかかった。自然数の定義を、学校でやっていないのだろう。1年生の算数に、何で自然数やダースなんて用語使うのだろう。問題集をハイレベルに見せる悪知恵か。9問目「4と6の間の自然数の4倍は何か?」で手が止まる。「これ、かけ算するの?」1年生だから、まだ学校でかけ算はやっていない。アンカラママ「何でもええよ」うちの子、ちょっと考えて、5を4つ足して、回答。うちの子、13問すべて回答した。うちの子、算数の宿題を終え、トルコ語にとりかかった。大嫌いな「問題文をノートに写す」だから、なかなか進まない。気ばかり散らしている。普段ならここでマシーンが出動するのだが、今日は量的に少なかったので、様子を見る。Dくんはトルコ語の宿題を、大人みたいな続け字で、どんどん片付けていく。とても早い。Dくんがトルコ語の宿題を終わらせたので、算数のできなかったところを見てやることにした。Dくん、「足す」「合計」といえば、+を使うと知っているが、「〜より多い」が+と結びつかない。「4倍」に至っては、全くイメージできない。今は5月、トルコでは、学年末に近づいている。Dくんの問題集を見ると、すべて本人の字で書かれているから、あの大量の宿題を、・・・アンカラママでさえ、忍耐が要求される、あの量を、この子は毎日こなしてきたのだ。その結果がこれか。Dくんは、頭を使わない作業のスピードは速い。しかし、じっくり時間をかけて、考える習慣がない。一つの問題に時間をかけていれば、大量宿題をこなせないためだ。宿題をほとんどしないで、遊びまくって、「どんぐり文章題」をやるだけで、思考力がついて余裕のうちの子。今でこそ、何も思わないが、「子供の宿題を親がやる」ことは、当初は、かなり抵抗があった。他の親が、子供の宿題を手伝っていることを、内心バカにし、うちの子は自力でする、というのを自慢に思っていた。宿題のストレスで子供のチックがひどくなり、いすから転げ落ちなかったら、そして、「どんぐり倶楽部」に出会い、理論を知らなかったら、アンカラママも、鬼ママになっていたかもしれない。
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Last updated 2009.05.13 16:08:56


2009.04.29:1学年上の問題を解かせてみた
1年生の下の子に、試しに、上の子が学校で使っている2年算数問題集の最終ページの文章題をさせてみた。単元は割り算。下の子は、割り算というものがあることは知っているが、計算のやり方は知らない。
(問題)2組の男子の数は、女子の数と同じです。体育の時間に、女子を3班に分けると、6人ずつになりました。男子は2班に分けました。男子の班は何人ずつですか。
(子供の回答)
6+6+6=18 
1 8:2=9
↓↓
5+4  
答え 9人
子供は、自分で書いた図を見ながら、式も書いた。割り算の解き方に注目してほしい。九九を使うことを知らないので、自分で工夫して計算している。18の下の箇所は、実際に子供が書いたものである。18を10と8に分け、別々に計算し、あとで足して答えを出している。筆算につながっていく考え方だ。子供の割り算のやり方を見て、「九九を使うことや、筆算のやり方を教えてあげればよいのに」と思われる方は少なくないだろう。「そうしたら、ずっと先に進めるのに」しかし、早期教育をして、最初から割り算のやり方を教えていたら、子供が自由な考えで計算することはなかったかもしれない。そして、未知の問題(算数に限らず)に対し、「解き方を知らないから、この問題はできない(したくない)」に、なってしまっていたかもしれない。
Last updated 2009.05.04 05:59:50


2009.04.16:春の夜の悩ましい小2算数問題
きのうの2年の宿題に、以下のような算数の文章題が出た。
「ある数に、3倍した数より5大きい数を足すと65である。ある数を求めなさい」(原文トルコ語)
子供は、65-5=60 60÷3=20 答え 20 
と回答した。
冒頭の、ある数「に」が、ある数「の」だったら、子供の答えで正解だが、「どんぐり文章題」で神経の研ぎ澄まされた(気のする)アンカラママは、ひっかかった。
小学生だからxは使えないが、xを使ってみると、
x+3x+5=65 x=15
だから、子供が書くべき式は 65−5=60 60÷4=15 答え 15
子供は、いっしょうけんめい図を描いて考えた。アンカラママのトルコ語の解釈が間違っていれば、30分もの時間を無駄にしたことになる。子供に申し訳ない。いまいち自信がないアンカラママは、AR君ママに電話した。
「今日の宿題の算数のプリントの4問目、答えは15でいいと思う?」
「あたし頭痛がするから、今日は主人が勉強を見てるんだけど・・ちょっとまって・・あなたー、4問目の答えは15でいいのー?」
ミットのご主人の声が電話越しに聞こえる。「違う。これは反対から解く問題だから・・」ミットのご主人の答えは、うちの子供と同じであった。アンカラママ、ひっかかる点を強調して説明するのだが、ミットのご主人、そんなことをすれば、式が難しくなりすぎるという。現役ばりばりのミット(国家情報局)が、まさか小学2年の算数で間違えるわけないよねえ。納得できないアンカラママは、次に、クラスの世話人ママに電話した。やはり、答えは20。アンカラママが、「ミットのご主人もそう言ってたんだけど・・」と言うと、それならもちろん違いないわよ、と言う。どうしても納得できないアンカラママ、友人Gさんに電話した。最初に、秀才の小3娘が電話に出たので、問題を説明した。即座に「これは反対から解く問題ね」と言って、ミットのご主人と同じ答えを言った。念のため、Gさんに代ってもらって、アンカラママがひっかかった点を説明した。
Gさん「そりゃ問題が書き違えてんのよ。解き方は娘のでいいわよ」Gさん、問題悪者説。
パパが帰ってくると、早速「この問題、やって」パパの答えも、ミット説である。
アンカラママ「でも、問題はそう書いてないやんか。どうしても納得できへんのよ・・」
パパは、2年の参考書をめくって「ほら、ここをご覧。トルコ語で・・・と言えば、・・倍っていうことだから」「そんなこと知っとるよ。引っかかってるのは、そこじゃないんだってば」
意固地になるアンカラママを見て、下の子が「もうええやんか。たった一つの問題に、いつまで悩むんや」
上の子は、アンカラママ説を理解しているため「ママの言う通りや。パパ、それ15やで」
ママ「じゃあ、これをトルコ語にしたら、どうなる? x+3x+5=65」
パパ「ある数に、ある数の3倍と5を足すと65」
ママ「この問題だって、そう書いてあるやんか」
パパ「・・・ママの言ってる意味がわかったよ。でも、ここで言いたいのは、そういうことじゃない気がする。いや、やっぱり、ママが正しいかな」
翌朝、学校に行くと、AR君ママも世話人ママも来ていた。担任の先生、昨日の問題はアンカラママの解き方が正解と言った。
「あの問題は子供には難しいですが、誰が解いてくるか見たかったんですよ」
ママ連、一様に驚く。
世話人ママ、AR君ママに「あなたのご主人も同じ答えだって聞いたから、私、深く考えなかったんだけど」
AR君ママ、すぐに携帯でご主人に電話。「きのうの問題、あなた間違ってたわよ」
電話を切った奥さん、「うちの主人を算数教室に行かせるわ」
Last updated 2009.04.16 19:14:06


2009.04.19 このブログを購読する
うちにも来た!どんぐりマジック
「ママ、今日のテスト、補習でやったプリントと同じ問題出たんやで。補習行ってる子が言ってた。そんなん、ずるいなあ」小2の上の子が悔しそうに言う。先生にとって、大した問題ではないのだろうが、子供の悔しさが伝わってきて、子供の勉強を見ているママも悔しい。補習行ってる子たちよりも、わが子の成績を上げてやりたいと思う。すぐに、いや、テストでいい点をとるために勉強しているのではないのだからと思い直す。おっとりした上の子は、勉強よりも外遊びが好きな、元気な男の子。下の子のように、抜群の成績を取ってくることもない。そんな上の子が、「今日なあ、先生がボードに書いた問題なあ、クラスで4人しか解けなかったんや。それで、ぼくはその中に入ってたん。先生に見せに行ったんも、ぼくが1番やったから、先生の代りに、みんなのノートのチェック、ぼくがやったんやで」
アンカラママ「へーっそりゃすごいなあ。やっぱり、どんぐり問題やってるから、力がついてきたんやなあ」
子供「すごい難しい問題やってん。でも、この間、ママと一緒に考えた問題に似てるやつやったから、ノートの端っこに、絵描いて考えたら、分かったんや」
その問題は、「アリの年は、弟の年の3倍に6を足した数です。2人の年の合計は86才です。弟の年はいくつですか。」
子供は、今年に入ってから、どんぐり文章題の1年生問題を、週2-3問やっている。たったの4か月で、「考える力」がついたのだろうか。アンカラママも嬉しい。以前は、宿題を大量にこなすうちに疲れてしまい、難しい問題は手付かずだった。親も、「こんな難しい問題は、この年でできなくても良い」と思っていた。バイリンガルの、うちの子には無理だと思っていた。これ以上求めるのは、酷だと。それを、「文章題が10問あれば、難しそうなもの2問を選び、じっくり時間をかけてやらせる」に、やり方を変えたら、子供は「たった2問でいいの。ヤッター」と喜んで取り組むようになった。いつのまにか、宿題用の320ページの問題集の難解問題が、子供の手に届く問題になっていた。
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Last updated 2009.04.19 07:01:44