〜「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ〜401-500
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[500] のんきち 投稿日:2004/11/11(Thu) 12:09  [東海]
ころころさん励ましありがとうございます。
実は、掲示板の過去ログ全て読んであります。算数の問題への取り組み方はいろいろな事例があり参考になる事がたくさんあります。算数がメインのようなので、漢字読本の方はみなさんそれ程活用されていないのか、あまり細かい質問はなかったように思います。もし読み飛ばしがあったのでしたら私の注意が足りなかったのですね。書きについては現在ある「全手本漢字練習帳」よりも作成中?の書き順の入った「漢字練習帳」の方がより良いのではと思いますので、完成しましたらぜひ利用させて頂きたいと思っています。
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[499] ころころ 投稿日:2004/11/11(Thu) 11:06  [近畿]
のんきちさんへ 「指導と評価」で検索して下さい。そこからバックナンバーを購入できます。8月号から11月号まで先生が書かれています。それよりも先に「絶対学力」と「新・絶対学力」それとこの掲示板の過去ログをすべて読まれた方が良いと思います。特に過去ログは、とても参考になりましたよ。時間はかかりますが、絶対に読むべきです。ガンバレ〜!(「指導と評価」のこともHPから知りました。)
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[498] のんきち 投稿日:2004/11/11(Thu) 09:13  [関東]
ころころさん・ゆきんこさんお返事ありがとうございます。どんぐり先生も書かれていると思いますが、書く事は急がなくてよいと思っています。読む方をメインに考えています。「全手本漢字練習帳」は書き中心に作成されているので、読み中心の「漢字読本」をどのように活用されているか知りたかったのです。ゆきんこさんの取り組み方参考になりました。ありがとうございます。他のみなさんの活用方法も参考にしたいでお聞かせ下さい。ころころさん、恥ずかしながら「絶対学力」まだ購入しておりません。あと「指導と評価」というのは本になっているのですか?8月号ではもう売っていないと思いますが、どこかで手に入るものなのでしょうか?
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[497] うっきー 投稿日:2004/11/11(Thu) 02:10  [東北]
もりっちさんへ:返信ありがとうございます。付箋を使ってみることは思いつきませんでした。早速、やってみます。『質問』についてはまだまだ難しい問題のような気がしますがいかがでしょう。先生との相性もあるし、休み時間は遊びたいだろうし…。親が質問を承ってはいけないんでしょうか?ん〜?今日、担任と話す機会がありましたが理解し合えるとは思えませんでした。とても残念です。どんぐり先生のような先生、いないのかなあ…。失礼しました。グチってしまいました。
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[496] ゆきんこ 投稿日:2004/11/11(Thu) 00:48  [関東]
漢字読本について・・・小1の男の子の母です。どんぐりを始めて1年ちょっとです。今、2年生の3分の1くらいまで読めるようになりました。私も皆さんがどのように進めているのか知りたい方なのですが。うちの場合は 毎日ではないのですが状況を見て漢字読本を取り入れています。やる時は 前回まで読めた次の行1行を読みます。そしてその新しい1行を含めて初めから読んで終わりです。やはり漢字1文字を読むのと違って先生の作っていただいたお話を楽しんでいます。同じ漢字で読み方が違っても前後の文章から大人が思うほど苦労していないように感じます。ちなみに書く方は学校の進みと同じくらいです。他の方の意見もお聞かせください。ゲーム・・・私もころころさんの投稿を見て昨日、必死に検索しまくりましたよ。”メビウス”たどり着きました。たくさんあるので ホントびっくりしました。下に2歳半の子もいるので二人のクリスマスプレゼントにいいかなと 今どれにしようか考え中です。子供と一緒に楽しめるっていいですね。情報ありがとうございます。どんぐりを知ってから 勉強に対しての親の焦りがなくなりました。先生、体調はいかがですか?お大事になさってください。
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[495] もりっち 投稿日:2004/11/10(Wed) 23:52  [関東]
うっきーさんへ:ちょっと私の回答ズレてましたね。ごめんなさい。どんぐり先生も病室で、「ちがうちがう」とおっしゃっている声がきこえてくるような…ある意味私も100%正しい使い方をしていませんでした。わからん帳を作って間違った問題を何週間か後にさせると殆どできているので先生には見せていませんでした。それだけでも何ができなくて、それからできるようになったかがわかったので、それで満足してました。子供に質問する癖をつけさせるという意味ではわからん帳の使い方なっていませんでしたね。反省。みなさん、どんなふうにされてますか?私にも教えてください。お願いします。!!!
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[494] ころころ 投稿日:2004/11/10(Wed) 22:51  [近畿]
のんきちさんへ 漢字読本についてですが、HPの「全手本漢字練習帳」+「漢字読本」のページはご覧になりましたか? 漢字読本から作ったテキストと全手本漢字練習帳の抜粋→★★★の所に使い方をのせて下さっています。後、使い方は「絶対学力」のP164〜P167にも載っていますし、「指導と評価」の8月号(vol.50)の先生の連載記事も漢字ドリルについての内容なので参考にされると良いと思います。
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[493] のんきち 投稿日:2004/11/10(Wed) 15:28  [東海]
はじめまして。小1の女児の母親です。1週間程前に「どんぐり倶楽部」さんを知りました。考える力を養えそうだと思い算数の問題をはじめました。まだ自力で全てを解けた事はありませんが、1つの問題を何ヶ月もかけて解く子もいると拝見し気長にやっていこうと思っています。(出来ないと泣いたり、寝てしまう事もあり、先は長そうです)ところで、漢字読本はみなさんどのように利用されていますか?例えば、ルビをふらずに利用する場合、その都度新しい漢字の読み方を教えているのでしょうか?それから、同じ字でも違う読み方がありますし、特定の熟語のみの読み方もありますよね。一つのお話しだけでは足りない部分もあると思いますが、やはりドリルなどと併用しているのでしょうか?それとも独自の読本を作ったりしているのでしょうか?ぜひ参考までにお聞かせ下さい。
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[492] もりっち 投稿日:2004/11/10(Wed) 11:06  [関東]
ころころさんへ:メビウスゲーム→種類の多さにビックリ!これなら私もはまりそうです。でも親が楽しそうに遊んでると子供も楽しそうですものね。(どんぐり先生がいつもおっしゃっているように、勉強も同じなんですよね。)とと合わせはどれにしようか迷ったんですが、紀州和歌山編を購入しました。いまからまちどおしいです。
うっきーさんへ:うちの息子も2年生です。そして同じように先生は正しい答えを書くまでやり直しをさせます。我が家の場合は一度間違ったところは先生のチェックが入っているので、その問題を切り取って貼っています。正しい答えに付箋紙を貼ってかくしたりとかもしてます。こんなかんじですがどうでしょうか? わからん帳っていいですよね、親にとっても。以前は前にもやったのになんでまちがうのかなとちょっと”イライラ”がはいりましたが、最近は、間違い少ないねえ、貼るものがなくてつまんないなぁなんて思ったりして…
 昨日子供が磁石をビニールに入れて公園に蹉跌ひろいをしに行ったのですが、ビニールがやぶけたらしく磁石に蹉跌がこびりつけとれなくなってしまいました。これってやっぱりより強力な磁石を買ってきてとるしかないんですよね。裏技知っているかたいたら、教えてください。!!!
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[491] まんまる 投稿日:2004/11/10(Wed) 10:33  [関東]
先生、みなさん、おはようございます。ゲームの話、私も入れてくださ〜い。実は私も、「子どもと対等に遊べるゲームがあればいいな」と、ずっと思っていました。うちは下の子がまだ小さいので、高度なゲームは無理なんです。ころころさんの教えてくださったHPを見て、思わず興奮してしまいました。「対象年齢3才〜」なのに、大人も楽しめそうなゲームがあるではないですか!すてきなHPをご紹介くださって、ありがとうございました。うちも、テレビゲームはありません。テレビモニターより、人間を相手に遊んでほしいからです。それと、人生の楽しみ方を知らないうちに刺激が強いものを与えてしまうと、ゲームに日々の時間を乗っ取られそうで怖いからです。将来的には、テレビゲームやPCゲームが生活に入ってくることもあるかもしれません。でも、人間の土台ができてからだったら、みなみさんのご家庭がそうであるように「遊び道具の一つ」という領域を大幅に出ず、上手に付き合えるかな?と期待しています。
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[490] ころころ 投稿日:2004/11/10(Wed) 09:22  [近畿]
お返事くださった方へ:http://www.mobius-games.co.jp/(メビウスゲーム)ここで通販サービスがあるようですよ。子供がまだ小さい時に、シュタイナーの人形を作ってあげたくて、探しまわって、探しまわって、輸入玩具店にたどり着きました。その時にドイツをはじめ世界のゲームの面白さを知りました。おもちゃからいろんな事を教えてもらったし、大げさですが、子育ての世界が広がりました。「とと合わせ」、きれいでしょ、気に入って下さってうれしいです。先生へ、おかげんいかがですか?掲示板乗っ取ってます。(笑)どうか、お大事に。
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[489] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/09(Tue) 22:43  [四国]
ころころ様:「とと合わせ」見つけました。私はこういうゲームをさがしてました。娘にはうってつけのゲームです。すごく楽しそうですね。教えて頂き、感謝です。オーソドックスなかるたやトランプぐらいしか知らなかったので目からウロコ状態です。盛り上がるの、わかります。私も買います。またいいカードゲームがあれば教えてくださいね。
皆様へ:誤解をしてほしくないのであえてまた書きますことをご理解ください。私がゲームといったのはアンケートに「メカ友との付き合い方」とあったので、それはゲームボーイやTVゲーム、PCゲームのこととして答えたということです。これは私個人(主人も同じです)の確固たる価値観です。0.1%でもいい、それがアンケートに答える事だと理解しています。なので他の人にそれを押しつけようとしているのではないのです。説明不足だったため、いろいろ物議をかもしだしたことをおわび致します。
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[488] うっきー 投稿日:2004/11/09(Tue) 22:40  [東北]
わからん帳についてお尋ねします。現在小2の娘とわからん帳を作ろう!と張り切ってチョキチョキ切り貼りしています。けれどもどうもうまくいかないんです。理由は、学校では間違った答えを全部消して正しい答えを書くまで何回もやり直しをさせるのです。挙句の果てに赤ペンで正しい答えを先生が書き足して答案を返してよこしてしまいます。これだと家に帰った時にはもう自分がどこを間違えたのかすっかり忘れてしまってたり、正しい答えしか書いてなかったりで自分が何がわからなかったのかすらもわからないのです。だから先生に質問をするどころではないのです。どなたか低学年でわからん帳を上手く活用されていらっしゃる方おりましたら、ぜひアドバイスを下さい。お願いします。どんぐり先生の著書にはわからん帳を作りたいとの主旨を担任に伝えなさいと書いてありましたが、そこまで勇気がありません・・・。
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[487] もりっち 投稿日:2004/11/09(Tue) 21:42  [関東]
ころころさん いろいろ教えていただきありがとうございます。早速「とと合わせ」を見つけました。これならなんでも参加したがりの2歳の娘でもできそうです。他のゲームもおもしろそうなので、まずは輸入玩具店(トイザラスのことではないですよね?)をさがしたいとおもいます。カードゲームも奥がふかいんですね。トランプ・かるたやウノぐらいしかおもいつきませんでした。
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[486] ころころ 投稿日:2004/11/09(Tue) 14:20  [近畿]
もりっちさんへ カードゲームについて簡単にお答えします。「とと合わせ」日本製、魚の絵のかるたです。「ととこうぼう」で検索して下さい。「DIJIT」オーストリア製、5本のマッチ棒を1本動かしてカードの絵にする遊び、「メルクマール」(あててごらん)記憶物、「蛇ゲーム」色あわせをしながら蛇を作っていく、「hippo」5種類5色の動物から1匹いない物を早く探した人が勝ち、いずれもドイツ製です。価格は千円台です。幼児から大人まで、ルールが簡単なので一緒に遊べます。相手との駆け引きも面白いですよ。お近くの輸入玩具店で手に入るかと思います。お店に行ってサンプルで遊んでから、子供が気に入った物を選んでいます。
みなみさん同様、はまっているのは何を隠そう私です。フフフッ… 〔480〕でマルクメールと書いていますが、メルクマールが正しいです。失礼しました。
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[485] もりっち 投稿日:2004/11/09(Tue) 11:33  [関東]
どんぐり先生、こんにちわ。今日は晴れて気持ちのいい日です。そちらの天気はどうですか。
 昨日息子に以前泣いてできなかった算数の文章問題(2M×78)をもう一度させてみたら一通り絵を書いたところで「割り算教えて!」と言ってきました。まだ2年生だしと迷ったんですが、とりあえず例題をだして式の書き方、筆算の仕方、確かめ算の仕方を教えたら、割り算をして答えをだしていました。子供の知識欲ってスゴイと関心したのですが、やっぱりいけなかったでしょうか… 先生のお体のことを思えば治療に専念していただきたいとは、おもいますが、迷える母親としては掲示板への復帰を首を長〜くしてお待ちしております。
 今日から福岡ドームで日米野球の第3戦がはじまりますね。イチローや松井がきてないのが残念ですが。私は松坂ファンなので、札幌ドームでの第6戦を楽しみにしています。
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[484] もりっち 投稿日:2004/11/08(Mon) 21:30  [関東]
ゲームの反響すごいですね。うちの小2の息子もやりたがります。でも今はそれ以上にポケモンのカードゲームにはまってますが… ころころさんにお尋ねしたいことがあるのですが?虹(七)色の蛇、hippo、とと合わせ、マルクメール、DIGIT→面白そうだけど、初めて聞くものばかりで…これって昔からある遊びなんですか?やっぱりポケモンのカードゲームとは種類がちがうんですよね?
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[483] かおる 投稿日:2004/11/08(Mon) 14:20  [中国]
私も少々…:読書の効用については誰もが認めるところだと思います。ですが、子供の年齢によっては読ませたくない小説もありますよね。また、いくら本が好きといっても、一日中ひとりで読書ばかりでは心配になります。ゲームについても、内容や接し方はそれぞれです。すでに、表現形式のひとつと言っても良いと思います。私は、子供も色々、育て方も色々の方が面白いと思うのです。ですから、ゲームを一切させない、というのも、それはそれでひとつの定見だと思いますよ。
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[482] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/08(Mon) 12:36  [四国]
ゲームについて、私の説明不足もあり反響もありましたので、もう一度、聞いてください。うちの家庭に限ってのことだとご承知ください。私は低学年の親としたうえで書きました。もう少し大きくなれば親がみていない所でするかもしれないということは重々承知しています。避けては通れないことだとも承知しています。また、ゲーム全般を排除しようというのではありません。でも将棋、囲碁、オセロ、等々は画面に向かってするものだとは思いません。私が実体験してそう思いました。怖くなりました。うちでは釣りに行くことが多く、娘もします。釣りにあきたら、その辺にころがってる釘と木片で大工さん、と言って石で釘を打って遊んだり・・・なんでも遊びの道具にしてしまいます。自分で見つけ工夫します。海にいっても、へぇ〜と関心するほど子供って全てが楽しいものになってしまいます。眼に映るもの全てが感動であり発見です。毎週のように行ってもです。夕日をみてるだけで空の色も刻々と変わっていきます。毎日違います。だから今のところ娘はゲームを楽しいとは思わないのです。ゲームをしたことはあります。つまらないそうです。個人差で違うのでしょうね。皆さんの意見が聞けて良かったです。ゲームとの付き合いかたも参考になりました。ありがとうございます。どんぐり先生のご迷惑にならなければ幸いです。
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[481] みなみ 投稿日:2004/11/08(Mon) 09:34  [関東]
みなさん、先生おはようございます。掲示板に活気があっていいですね。先生も病室でいかがおすごしでしょうか。一日も早いご回復をお祈りいたします。うちは4年生です。どんぐり問題が大好きで楽しそうにやっています。(どんぐりをやっていれば母が機嫌がいいことを学習しているので)でも遊びも忙しいので時々やるぐらいの感じです。遊びといっても我が家はかなりの街中で放課後に外でみんなと遊ぶというのが難しい環境です。必然的に家の中で遊ぶことが多くなります。そうなるとやはり男子、ゲームの登場です。我が家にも一通りゲームがあります。ゲームボーイ、ゲームキューブ。どれも買ったばかりの頃は毎日よくやっていました。しかし最近では一人でゲームをすることはほとんどなくなりました。友達と遊ぶための「道具」のひとつ。という感じです。多くの一人の時間は読書に費やされるようになりました。ころころさんのおすすめするようなカードゲームやボードゲームもよくやりますよ。(実は私がちょっとマニアなんです)ゲームにはまるかはまらないかは、個人差が激しいですね。4年生ぐらいになるときれいに分かれるようです。ゲーム類を全く与えないという選択肢もありますが、よその家を渡り歩いてゲームをする子もいますし、子どもには子どもの世界があるので一概に排除するのは難しいかもしれませんね。我が家ではちょっとしたお楽しみならいいのでは、というところでゲームと付き合っています。
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[480] ころころ 投稿日:2004/11/08(Mon) 00:51  [近畿]
まんまるさんへ お返事書かせてください。1M×82の問題は、1M×08のマッキー・ラッキーの問題と類似していますよね。まだ82はやっていませんが、08で子供はかなり、手こずりました。そして、紙で、一歩は一分や落ち葉、そして道も子供と作って、実際にマッキーとラッキーになってやってみたんですよ。うちは、「一緒にスタートする」と言うことが、紙の上ではなかなかイメージできなかったんです。?とcmが出てくるとまた、違った難しさがあると思うんですが、似たような問題で同じように考え続けているんだと知り、「あきらめないで〜」とエールを送りたくなりました。2週間も戦えるってすごいことですね。ぴかぴかの笑顔が、より輝く日も近いことでしょうね。わざわざお返事くださって、ありがとうございました。光栄です。ついででなんですが、ゲームについて一言だけ…自分で点けたものは自分で消すことを小さいうちに覚えてもらったので、電気もテレビもゲームも自分で点けて、消してくれるようになりました。なので、例えば「やめない」と言わずに済んでいます。今日、お友だちとしたゲームをしました。虹(七)色の蛇、hippo、とと合わせ、マルクメール、DIGITなどです。カードゲームです、盛り上がりますよ〜、ゲーム好きな方、是非お試しください。
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[479] まんまる 投稿日:2004/11/07(Sun) 22:00  [関東]
ころころさん、お返事ありがとうございます。全国にお仲間がいるんですね。うれしいです。ころころさんとお子さんがどんぐりに取り組まれている様子が、お話でよくわかりました。本当に、ついヒントを言いたくなりますね。我慢、我慢……(笑)。私も、どんぐり先生が「正解を出すのが目的ではない」とおっしゃったことを心に思い浮かべて、ヒントを飲み込んでいます。1M×29は、絵が描けなかったら大人でも解けませんね。私も子どもが解いたときは、特大の花丸をつけました。うちの小3の子どもは1M×82と、ここ2週間戦っています。「できた〜!」とぴかぴかの笑顔で絵を持ってくるのですが、もうちょっとのところで正解にたどり着けません。さらっと別の問題に行くべきか、もう一度取り組むか、子どもの様子を見ながら、判断しています。この「子どもの様子を見ながら」ということが、どんぐりを知るまで、できませんでした。ころころさんの書き込みを読んで、ファックスを送るかどうかや、私がチェックするかどうかに関しても、子どもと相談してみようと思いました。ありがとうございます。どんぐり先生〜、お加減は如何ですか?子どもと応援していま〜す!
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[478] もりっち 投稿日:2004/11/07(Sun) 21:39  [関東]
この間はあたたかいアドバイスありがとうございました。おかげで子供の勉強に対する態度もガラリとかわりいやがることも泣き出してすねることもなくなりました。 久しぶりに掲示板を見たのですが、入院をされると知ってびっくりしました。私も子供が8ヶ月のころ、お医者さんに「即入院しないと死ぬよ」と脅され強制入院となったことがあります。病院の個室で、点滴がおちるのを見つめながら誰かお見舞いにこないかなあとずいぶん寂しい思いをしたことがあります。先生には、全国のお母さんや子供たちがついているので、大丈夫ですよね。 元気になって、また掲示板で元気のもとをいただけるようになるのをまっています。
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[477] かおる 投稿日:2004/11/06(Sat) 22:05  [中国]
新しい何かが世の中に広く普及し始めると、それに反対する意見が出てくるのが世の常です。古くはテレビ=悪、マンガ=悪、アニメ=悪。今、インターネット=悪と言う人もいます。TVゲーム、と一口に言ってもタイプは様々です。将棋や囲碁に近いもの、パズル的なもの、ストーリーを楽しむもの、反射神経を競うもの、リズムに合わせるもの。演出も、子供には見せたくないようなグロテスクなものからほのぼのとしたものまでありますし、遊ぶ人数もひとりから四、五人まで色々あります。少なくとも、私の身近にいる子供たちはTVゲームもしますが外でも遊びます。本の貸し借りもしています。何事も極端に偏らず、多様な経験をすることが大事かと考えます。私はゲーム全般を排除しようとは思いません。
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[476] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/06(Sat) 13:58  [四国]
ゲームなどとうまく付き合えてる「我が家のルール」があれば教えてください。という質問でした。うまく付き合うことなどできません。もう少し大きくなったら、とか男の子ならとどうだろうと思うこともありますが。難しい問題ではありますね。
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[475] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/06(Sat) 13:39  [四国]
こんにちは。娘が学校からゲームについてのアンケートを持って帰りました。1学期に遊びのついてのアンケートでゲームが多かったから(TV、ビデオ、ゲームが70〜80%)ということです。PTAのものです。親として、ゲームに夢中になる子供をどう思いますか。失礼を承知の上、書かせていただきます。としてばかばかしい質問です。そのようにしたのは親です。子供は被害者です。どう思いますかと問う前にどうしてそうな ったかを考えるべきです。家庭でのゲームなどをするときのルールがあったら教えてください。娘はゲームより楽しい事をたくさん知っています。ゲームは付き合うものではなく排除すべきものです。というような主旨のことを書きました。私、このアンケートをみて憤慨してしまいました。私たちの子供時代にはゲームなんてなかったけどキラキラしてて毎日が楽しくてどろんこになって遊んでたものです。また親の中には、平気で、子供の前で自分がゲームをする人もいるでしょう。そういう大人達もゲームより楽しいことを知らないのですね。どんぐり先生、「自動投稿しますマシーン」はないのですか?できあがったらいいなぁ。お待ちしてます。
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[474] うっきー 投稿日:2004/11/06(Sat) 00:42  [東北]
はじめまして。小2年女子を持つ者です。どんぐり倶楽部を知ってまだ1ヶ月位の初心者です。先生や皆さんに聞いていただきたい事は山ほどあるのですが、今日はとりあえず感謝の気持ちを書かせて頂きます。先生の著書を拝見し、胸の奥に刺さっていたモノが取れて、我が子は何を求めていたのかがやっとわかりました。多分、考えたくても考えられないような勉強が苦痛だったんだと思います。良質な算数問題はわからないときもあるけど苦痛では無いみたいです。だって今年の担任は「お粗末3点セット」プラス週末は日記・・・。私でさえ強迫観念に駆られると担任に訴えたくらいでしたから子供がやる気をなくすのも当然、といった日々でしたから。でも今は違います。子供を守ることが出来ます。宿題を『やらなくてもいいよ、お母さんが許す!お母さんが守ってあげるから』といえるようになりました。それにテストの結果も子供を評価するのではなく、担任を評価する材料に化けました。 先生の著書に本当に助けられました。子供が可愛いと心から想えます。心から応援したいと思えます。心にゆとりをもつ事が出来、笑顔が絶えなくなりました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。長くなってすみません。
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[473] ころころ 投稿日:2004/11/05(Fri) 22:38  [近畿]
まんまるさんへ うちの場合を書きますね。子供は小2です。送るときの親のチェックですが、極力控えています。送るかどうかも自分で決めており、間違えているんだけど、どうしてその答えになるかがわからないときは、先生の添削を見て考えています。文章問題に出てくるものを作って、実際にやってみたり、イメージできるように言葉を添えてみたりは一緒にします。正しい絵がかけるように協力はします。が、式や、答えは後からでもいいと言うことなので、絵を書く事に重点を置いています。私自身、教えたがり屋なので、何度もヒントを言いそうになりますが、そのつど飲み込んでいます。我慢我慢…飲み過ぎて気持ち悪いです。(笑)問題を解くときの様子は、問題を読み、絵を書くのにじーっとノートをにらみ、少しずつ、絵を書く、そこから遠い目をして考えているか、ぼーっとしているか、いやなのかごろごろしているか、ブツブツ言っているか、でいずれもいきなり「わかった!かんたんや!」となりどどどーっと仕上げます。初めは、すぐにやめていましたが、この頃ごろは、その日にできなくても、少ししてからやればできるようになってきました。1M×29をこの前解いていたので、こちらが驚いてしまいました。お気に入りは、でんせんがめなんですけどね。長くなりましたが、もう一つ、子供は親に教えてもらいたがっていません。ヒントもくれない、チェックもしてくれないと思っているのか、あきらめたのか…一緒にその場にいる、それだけで良いようです。今はこんな感じでやっています。やればやるほど、文章問題の良さが、わかりますね。子供の明るい未来を信じてお互いがんばりましょうね!
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[472] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/05(Fri) 09:41  [四国]
おはようございます。娘がやっと、やっと、「文章問題って楽しいね」と言うようになりました!以前、どんぐり先生が「文章問題は答えが大事ではなく、まず絵をかくこと、そこから答えを導きだすまでの過程が大事」というようなことを言われていたと思うのですが、娘に「答えはいつでもいいよ。まず、絵を一緒に描こう、クーピーペンシルを使って、どんな絵にする?数字も書こうね。」と言って取り組んできました。必ず答えを出さなくてはいけない・・・ということから解放されたのが良かったのか、いやがらなくなりました。また、きちんと絵と数字を書けば答えは見えてくることも解ったみたいです。2桁の足し算は筆算でできることも理解してくれました。昨日、1M×06の問題をしましたが、筆算の練習もできました。やはり、良質な問題だなぁと実感しています。最初は読んだだけで「わからない、いやだ〜」と逃げていたのが今では文章に沿って絵をかけるようになりました!
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[471] まんまる 投稿日:2004/11/03(Wed) 23:45  [関東]
小3の子どもが、ファックス教室でお世話になっています。どんぐり先生(わが家ではこう呼ばせていただいてます)が入院されると聞き、子どもと応援しています。病院でもHPがご覧になれるのですね。なんだかうれしくなりました。いま、子どもが1年生の問題に取り組んでいます。ファックス教室のお仲間のみなさんにうかがいたいのですが、お子さんが問題を解き終えたとき、親御さんはチェックされていますか?うちの場合、子どもが「間違える」ということをとっても嫌っていた時期があり、明らかに絵になっていないときなどは、「問題に出てくる数字を全部絵に描いた?」などと声をかけていました。最近では、「ときには間違えることもある」と、心が柔軟になってきたので、どんぐり先生に送るかどうか、本人に判断させてもいいのかなぁと思ったりもしています。いまはファックス教室がお休みなので親子で取り組んでいますが、センチとミリが混同しているなど、子どもにとって難しい問題と対決中です。終わると「問題に出てくる数字を全部書いた? 単位も大丈夫?」と、ついつい声をかけてしまいますが、「やりきった!」という表情のときは、いきなり答えと照らし合わせて「あれ? 答えは○○だね」でいいものでしょうか……。「やった〜! 解けた!」と本人が思っているのに、ちょっとしたミスで間違っていると、見ていてツライです(笑)。みなさんのおうちでの様子も、ぜひ教えてください。どんぐり先生のご回復を、首を長くてお待ちしています!
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[470] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/03(Wed) 17:17  [四国]
入院されるのですね。びっくりしました。お忙しいなか、いろいろ教えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。娘の担任の先生は、学校でも親御さんたちに人気があって、聞く耳を持った先生です。じっくり話してみます。どんぐり先生の著書やHPも見て欲しいなと思っていました。どんぐり先生なら入院生活もきっと、わくわく、どきどきしたものにしてしまうんでしょうね。それが「どんぐり倶楽部」ですよね!あまり無理をなさらずにご自愛くださいませ。早いご回復をお待ちしております。
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[467] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/02(Tue) 21:12  [関東]
こんばんは。今日、筆算の練習をしていた時、「1円玉は使わないの?」と聞いたら、「頭でよく考える」と言って指も使いながらしていました。少しずつ筆算の意味がわかってきたようです。以前はなぜ、筆算で計算するのか、なぜ筆算が必要なのかわかってなくて、いやがっていました。でも先生に2年生になれば筆算の勉強をすることを聞いてから、理解できたようです。いまでは「暗算は無駄なんやね」などと言っております。
●2桁の筆算が出てきたら5-10桁の筆算練習を1週間に1問だけして下さい。面白いですよ。ただし、1問だけですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[466] 北の国から 投稿日:2004/11/02(Tue) 12:50  [北海道]
こんにちは。久しぶりに「ペイフォワード」見ました。4回目ですがまた感動しました。自分では、「ショーシャンクの空に」と同じぐらい好きな映画です。
●先日TVで「ローマの休日」の放映がありましたね。私は中3にローマの休日の英語版シナリオを全文訳してみせたことがあります。もちろん授業中に映画も見せました。いいですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[465] 猫が好き♪ 投稿日:2004/11/02(Tue) 11:30  [四国]
こんにちは。今、小1の娘は繰り上がりの足し算を習っています。暗算をしてはいけないと常日頃から教えていましたので、
毎日の宿題である計算カードは無視しています。毎日、学校からカードを持って帰って何回したか表に書くようになっていますが、娘は持って帰りません。あまりにもしてないので先生がお母さんが作った問題でもいいですと言ってくれましたので、やった〜!と、どんぐりの文章問題や筆算を週に3回ほどしています。宿題で繰り上がりの足し算ドリルについてですが、以前は指を使って考えるように(お母さんの手を貸してあげると言って)していました。ところが先日、筆算用に用意してある1円玉を使って宿題をしていました。自分で思いついたらしく「簡単やね〜」と言ってますがこれでいいのでしょうか?自分で工夫したってことでしょうか?7+8なら7に3を足して10で、10と残り5で15よねと楽しそうにしています。うちにも「自動宿題マシーン?」あります。
●バッチリです。子供(人間)の工夫は今の算数がたどり着いた軌跡を簡単になぞってくれます。人間の思考回路は同じだからです。お子さんが工夫したように数学者達も工夫したんです。そのうちに1円玉が●になり点になり小さな数字(繰り上がりを記録した数字)になります。最も自然で深い理解を伴っている学習ですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[464] みなみ 投稿日:2004/11/02(Tue) 08:55  [関東]
こんにちは、いつも楽しく読ませてもらっています。久しぶりに今日、じっくりHPを読んでいたのですが、「自動学習マシーン??なんのこと?」とクリックして、大笑い。職場で読んでいたのですが周りにだれもいなくて良かった…。ぜひ小4の息子にも見せようと思います。きっと勇気づけられることでしょう。今はどんぐりの文章題と予習シリーズの一行計算問題集を平行して続けていますが、「今日はどっちにする?」と聞くと絶対に「どんぐり」と答えます。週に2、3問のペースですが、4年生のうちに4年の問題を終わらせられればと思っています。妹は今日は保育園のいもほり遠足に出かけました。おみやげのおいも、楽しみです。
●自動宿題しますマシーンの燃料は缶ビール一本です。時々間違えます。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[463] ころころ 投稿日:2004/10/21(Thu) 21:39  [近畿]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~todomusi/ryu/ryu.htm#ryu
流星の映像が見られます。お試しください。今夜は、空を見るぞ〜!たまには、人工でない物を見つめるのも良いと思うのです。空でなくても良いのですが、今日は、空!☆オリオン座流星群☆暖かくして見ましょっと。
●コーヒーの入っているポットを持って、震えながらビルの屋上で星を観察していたことを思い出します。
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[462] ゆきんこ 投稿日:2004/10/15(Fri) 00:34  [関東]
いつも時間を作って拝見させていただいています。今日たまたま気がついたのですが「全手本漢字練習帳」PDFの1の中に”九”がないのですが・・・ とても綺麗な文字がならんでいるので最近打つばかりで字を書く事から遠ざかっている私が練習しちゃいました。字も書かないとホント バランスがとれなくなっちゃいますね。ではよろしくお願いします。
●有難うございます。CD教材の方は既に訂正してありましたが、HPはリンクが古いままでした。新しくしました。
●教材集の方では1年生用にかなり大きなますを使った漢字練習帳も用意してあります。
サンプル:http://homepage.mac.com/donguriclub/kanji-sp1.gif
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[461] もりっち 投稿日:2004/10/14(Thu) 08:56  [関東]
ご指摘の通り肩に力が入りすぎていました。きっと子供も私の「やらなきゃだめだ〜」とうい雰囲気を感じ取ってイヤになっていただろうなと反省しました。なんとなく敷居が高くって(こんなこと書いてもいいのかなぁ…と)こちらの掲示板を開いては、閉じてを数日繰り返していたのですが、今回思い切って相談をして本当に良かったと思います。本当にありがとうございます。ひさしぶりにすっきりした気分で、子供と向き合えそうです。これからもどうかよろしくお願いします。
●本来、勉強は楽しいものです。自然に導けば知識欲が騒ぐんです。楽しいことをするのに肩に力を入れる人はいませんよね。私は子供が途中でしなくなっても自分だけで楽しく問題を解いていますよ。すると、子供は見ていないようで「ふう〜ん、楽しいんだ」と思うんです。その場でする・しないは全く関係ありません。お子さんが大人になって「そういえばお母さん楽しそうに勉強してたな」という思い出を持っていたら素敵ではありませんか?これを教育と言うんです。させることが教育ではありませんよ。「学ぶ」は「真似ぶ:真似する」からきた言葉ですからね。
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[460] もりっち 投稿日:2004/10/13(Wed) 09:31  [関東]
そうですね。「理解する」というのは、問題を読んで絵をかくことができるということでしょうか。前回のノートを見ると、下位2人の2倍の長さの線を描き、上位3人として、全部で300mというのは書いてあるのですが、あとは表を使ったり数を分解して、合計300になる数字を力づくで見つけ出したというかんじです。きっと自分の描いたノートを見ても、答えを導き出すことはできない気がします。やはりわかっていなかったんでしょうね。今までできなかった2倍や差が4mという考えがわかったようだったので、そのときは正解にしてしまい、他の考え方を教えて「そうかーそうだね」と言っていたんですが… そこがいけなかったのでしょうか? 「明日CD飛ばしの続きやってね」と言うといや〜な顔していましたが、ここは根気比べで続きをさせるべきでしょうか?それとも、3ヶ月くらいたってからもう一度挑戦させるべきですか?苦手な問題をするときは、先生のおっしゃっているような楽しい雰囲気には決してならないのですが、できる問題ばかりやっててもいけないと思うんですがどうでしょうか? お忙しいの、こんな質問ばかりですみません。自分でも頼りない母親だなとイヤになります…
●できる問題ばかりでいいですよ。そのために似たような問題を入れてあるんです。一度目にした問題は他の問題を解いていても頭の中に残っています。心配無用です。
●良質の算数文章問題は意図的に難易度をランダムにしてあります。順番に解く方がいい場合ばかりではないことを実感させるためでもあり、気分転換にもなるからです。
●完璧主義は往々にして悪循環の始まりになります。気楽に気楽に。
※本来1週間に1問がスタンダードな進み方ですから念のため。
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[459] もりっち 投稿日:2004/10/12(Tue) 23:57  [関東]
はじめまして 2年男児と2歳女児の母です 昨年から算数の文章問題を利用させていただいてます。やはり最初のころはわからないの一点張りで泣きが入りなかなかとけませんでしたが、最近は自分のとける問題だと鼻歌交じりでできあがると次は?と楽しそうです。が、できない問題になるとやはり「何で教えてくれないの?」とやはり泣きが入ります。2Mx36のうまか棒の問題もやはりできるまで1週間くらいかかりました。それでも1ヶ月後に同じ問題をさせてみたら、満開の桜の下にあるお弁当箱まで絵を描いて20分ぐらいで解いてしまいました。今日2mx34でできなかったCD飛ばしの問題をもう一度させたんですが、こちらのほうはまたもや涙目になりお手上げでした。HPにある回答例をみさせていただいたんですが、とてもすっきりみやすくできていますよね。前回の息子のノートを見ると苦労して出した答えという感じでした。今回できなかったのは問題をきちんと理解していなかったからなのでしょうか。私の教え方がたりなかったからでしょうか?また日を改めて挑戦しようかとは思っていますが…。過去ログや先生の絶対学力や過去ログをみて毎日手探りの状態で家で教えています。もしよろしければCD飛ばしの添削の方法を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
>>問題をきちんと理解していなかったからなのでしょうか。
●理解するとはどういうことだと思いますか?
●文章に書いてある内容を正確に絵図で描ける。→文章は見ないで自分の描いた絵図を見ることで(あるいは変形させることで)答えが見えるようにする。
※1-2週間では教えられません。絵を見なければポイントが絞れません。
※絵(と数字)を見ただけで答えが分かる絵になっていますか?まずは、文章問題を解く基本の確認をして下さい。
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[458] ころころ 投稿日:2004/10/12(Tue) 01:56  [近畿]
お返事ありがとうございます。読んでいて、じわーっと心が温かくなりました。「うちの子って重症だったのね、やっぱり…」、なのに「深層心理部分で気になる問題を『考え続ける力』を手に入れた」のね。不要なストレスを与えない様にする、文章問題を子供のペースでする、これだけのことしか出来ていなかったのに、本当に子供は劇的に変わるんですね。三角計算も始めました。驚いたことに自分からしたいとこれまた言いました。そして、かけ算の意味もあっという間に理解しました。「5の段は、5ずつ増えてるだけのことか、と言うことは…かけ算ってそういうことか、な〜んや」、一カ所抜いて書き写す事をしながら叫んでいました。三角計算の表から教わったようです。これからの変化が楽しみです。今後とも関西弁親子にご指導、お付き合い、よろしくお願いします。いつも、わかりやすいお答え感謝しています。
☆10月21日にオリオン座流星群が見えるそうです。海も空も素敵ですね、そして人間も…☆
>>かけ算の意味もあっという間に理解しました。
●そうなんです。瞬間で分かるんです。何の強制もなく自然にね。こういう工夫がないと教材とは呼べません。不要なことを数多くさせることは教育の「イジメ」です。よかれと思ってやっている「イジメ」は始末に負えません。工夫しましょう、工夫しましょう。
●何の工夫もない計算問題を羅列しただけの問題集などは教材とは呼べないどころか、「イジメ」の材料でしかありません。
……………………………………………………………………………………………
●人間が作り出した工夫の結果が今の計算方法であり科学であり文化です。つまり、誰もが(人間ならば)自然に理解できるものなのです。ところが、教育は極限まで混乱しています。理由は人(子供)を見ていないからです。人がどうやって考えているかを見ていないからです。目の前に素晴らしいギリシャ彫刻がある、素晴らしいからと言ってその彫刻をいくら分析してもその彫刻を理解することは出来ないし超えることは出来ません。なぜならその彫刻は自然(例えば人間)のほんの一部を表しているからです。研究すべきは自然そのものであり人間そのものなのです。このことに気付いたときに私たちはギリシャ彫刻を超える事が出来るのです。
●オリオン座流星群楽しみですね。
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[457] ミチ 投稿日:2004/10/12(Tue) 00:39  [東海]
今日指導者用のCD届きました。私がみていたところ小五の娘がよって来て「他の子はこんな風にとくんだ。これはわかりやすね。これはちょっと」とか自分のノートを持ち出し比べたりしておりました。とても真剣にみているので「楽しい?」と聞くと目を輝かせて「うん。自分と違うのもあるし。わかりやすいのもあるね」と。どんな絵を書いていいのか迷っていてイライラすることがあったので自信をつけたようです。また文章題に取り組みたいと意気込んでおりました。母用に購入したのですが思わぬ反応にびっくりです。何事も自身を持たせることが大切だと感じました。ありがとうございます。
●子供達の絵は本当に素晴らしいですね。また、絵はその子の考えていることを実に良く表しています。迷っていればその迷いさえ表してくれますし、手を抜いていればそれもまた絵が物語ってくれます。
●今、お子さんが示している興味は実は誰もが自然に持つ「自分以外を知りたい・比べたい・そして、自分を知りたい」という欲求です。この現象は本来なら小学校の教室で在るべきなのですが、まだ誰も気付いていません。添削作品を壁に張り出すだけでみんながワイワイ楽しく勉強しながら交流できるのです。
※教育制度をいじる手間も時間も費用もいらない効果的な学習方法があることに、学校が気付いていないことが本当に残念です。
※指導者用CD:CD3のことです。ご希望が在れば受注作成しております。とってもオススメです。
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[456] Masa 投稿日:2004/10/11(Mon) 01:07  [東海]
どうにか登録ができホットしています。そこで、早速2学年下の年長の1問目からノートに貼りやりました。もうにこにこでカタツムリを4匹葉っぱを8枚描いていました。計算は遅い、音読は1字1字読む、漢字は雑。1年の時100マス計算を学校で、また宿題でやったら足し算引き算がごちゃ混ぜになってしまいました。筆算で漸く取り戻しました。こんな経験から我が子に合う方法は、どんぐり先生の提唱しているものでは・・・と思ったのです。現在低学力児ですが、決してバカではないと思っています。子どもは変化するし、伸びる旬は人それぞれだ。と大人になった時、一人前に自立して、尚且つ人の役に立つことのできる人になって貰いたいと願っています。低学年は勉強する習慣さえつければ・・・と思って宿題だけはやってきましたが、これももう少しいい加減にやれるよう工夫をしようと思いました。宜しくお願いします。
●工夫のない悪い宿題は「笑い飛ばしてみんで楽しくやってしまってもいいですよ」
●宿題は百人百様が基本なんです。
参考ページ:
http://homepage.mac.com/donguriclub/vain.html
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[455] ころころ 投稿日:2004/10/10(Sun) 20:02  [近畿]
昨日、1×03の問題をしながら泣きだしました。わかりそうなのに出来ないのが悔しいと。目に一杯涙をためて体全体で悔しさを現していました。お母さんならこんな風にするけど」と絵を書きましたが、顔が「もういや」になってきたので、すぐにやめました。気分転換に映画館ごっこ(ビデオをつけジュースにお菓子を用意して席を作って見ます。部屋の明かりも消します。)をし、後は縄跳びなどして過ごしました。夜、ねる前に「なんかすっきりしないから『どんぐり』する。」と言いだし、昼に出来なかった1×03をやりたいといいました。この問題は、4ヶ月前に「わかんない、やりたくない!」を連発していた時に投げ出したものです。昼のこともありどうかな〜と様子を見ていたら「すっきりした、出来た!」と100個の○を書き解きました。「お昼からもやもやしててんけど、ねる前になんかできそうに思ったからやってみた。」と、他に1×42も解きました。こちらも20個の○を書いてきちんと答えを書いていました。(私は間違えました)このごろ年長の問題がどんどん出来るようになって、自信がついたのでしょう。ちょっと1年のをやってみたくなったのだと思いますが、☆気になるのは私がやって見せたから出来たのではないか?と言うことです。泣いていてもちゃんと見ていたのか?それか何時間かの間に子供の中で考え方が出てきたのか?解けた事を良しとすればいいのでしょうか?このところまた、以前の子供とは違うのです。落ち着いてきたというか、ややこしくない(考えがまとまってきた)と言うか。文章問題を解きだして4ヶ月、本当に変わりました。付き合ってきて(我慢して)良かったなあと思います。協力してくれた友人にも感謝します。子供がどんどん変わっていくのでとまどっているのも事実。先生のお考え、聞かせて下さい。よろしくお願いします。(子供が、添削しているベオンくん(ですよね)を見て大受けしてました。「サングラスしてる〜ハハハ…」ってね。隅に写った「絶対学力」、「ミッケ!」みたいで面白かったです。
●少し秘密を教えますね。人間の脳はイメージの移動・変形・連想・比較を通して考えることをしています。しかも、その働きは表層意識に現れない深層部で高速に行われています。このような状態の時に「もやもやする、スッキリしない」という感じを受けます。ヒラメクとはこのイメージの移動・変形・連想・比較の結果なのです。お子さんはイメージで考える基盤を作ってきたのです。つまり、他のことをしていても気になる問題を深層無意識部分で「考え続ける力」を手に入れたのです。これは人間が最も得意とする力です。
●子供は劇的に変わります。なぜなら才能に溢れているからです。才能を潰しているのは教育を知らない教育者や保護者です。才能を伸ばしましょうといいながら、才能を潰している教育屋です。
●「ミッケ」は面白いですね。
※まずは「おめでとうございます」重症の子は最低でも6ヶ月はかかるんです。でも必ずできるようになりますけどね、家庭の理解があれば。
※添削はベオンくんがやっています。時々レオンくんも「やらせて!」といいますが、レオンくんは途中で眠ってしまうので、まだ任せられません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[454] 風車 投稿日:2004/10/10(Sun) 09:43  [中国]
どんぐり倶楽部に登録して2年、小学生の息子達も一年半ファックス教室のお世話になり、執筆ご予定の「家庭でてきる本当の基礎学力」の設定家族のような時間にゆとりのない生活を送っている母親です。私の帰りがおそくどんぐり問題も週1回、計算問題も1回くらいのペースがやっとです。ふりかえれば、どんぐり先生の著書・ホームページのおかげで、子供達に無駄な勉強を強いる事無く、のんびりと母ひとりが悩むことは最小限に軽減され本当に感謝しております。とりあえず、息子達の「友達・遊び」は充分です。最近、感動したことです。何かと話題の多かったプロ野球ですが、イチロー選手古田選手もすごいけど、中日の落合監督のオレ流に大変興味をもちました。絶対暴力(言葉も)はしない、選手を信じて長所をいかす、成功したら選手のおかげ、失敗したら監督が悪いんだと選手を責めない プロとして生活していける意識を選手に植え付ける・・・選手起用もオレ流=奇策とされ誰がリーグ優勝を予想してたでしょうか。日替わりでヒーローが出てきて、こんな野球もあるんだと目からうろこと野球ファンは驚いたのではないでしょうか。どうやら落合監督は本当に選手をよく見てるようです。見える所が凡人と違うらしいのです。これって 仕事にも勉強にも通じる視考力ってことでしょうか? 落合野球はまるで魚の捕り方を教える子育て=どんぐり倶楽部だ〜などと一人、教育に結び付けて感動しております。あの〜的がずれていたらすみません。イチロー選手の事が本にもHPにもでておりましたので好きな野球がらみのお話を・・・・これからも、子育ての参考書としても先生の著書は繰り返し拝読させていただきます。よろしくお願い致します。
●的はピッタリです。全てはよく見ること・よく感じることから始まります。正しい状況判断無くして改善はあり得ません。
※こちらこそ宜しくお願いします。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[453] ぐりぐり 投稿日:2004/10/09(Sat) 15:16  [関東]  
お世話になってます。どんぐり先生の本を紹介とどんぐり倶楽部へのリンクをさせていただきました。よろしくお願いします。
●「中高一貫」の情報発信基地ですね。
●「小中一貫・高校入試は真っ向勝負」が理想ですが、日本の教育界ではまだまだ先のことですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[452] Masa 投稿日:2004/10/08(Fri) 14:57  [関東]
登録をしようと先ほどから送信するのですが、エラーになって送信できません。どのようにしたらいいのでしょう?PC素人なので、困っています。
●ネットブラウザ(IEやネスケ)でメールの設定ができていないのかもしれませんね。
●donguriclub@mac.comへ件名を「利用者登録」としてメールして下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[451] 高川竜子 投稿日:2004/10/07(Thu) 21:15  [北陸]
小1の娘と文章問題に取り組んでいます。年長から初めて、小1の問題に入りましたが、小1の前半の問題(何人多い、とか何人少ないとかの問題)で、絵を書いて考える事ができなくなり、おはじきを使わないと考えられなくなってしまいました。従って、絵を見ると、いきなり答えの絵になっています。おはじきなど道具を使って考えてもよいのでしょうか。
>>おはじきなど道具を使って考えてもよいのでしょうか。
●ベストではありませんが可です。
●交代でやるといいですよ。確かに具体物の方が消したりしなくて済むので楽なんですが、いつでもオハジキが在るとは限りませんよね。いつでもどこでも使えるのは指(10の補数に使用)と手で描く絵なんです。今やっていることは今だけのことのためにやっているのではないんですね。一生つかえるものを身に付けるためにやってるんですね。指と絵が最良の方法です。
※ですが、楽しくできることが今の時期は最優先です。タイミングを見計らって絵を工夫できるようにしてあげて下さいね。「三角形の....」という問題になったときにオハジキしか使えなかったら困りますもんね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[450] グランマ 投稿日:2004/10/07(Thu) 18:51  [関東]
いつも、お世話になっております。芸事のひとつと思って、そろばんをさせております、小学一年生の保護者です。今年の四月から そろばんに行っています。 本人は好きで行っていますし、近くに同年齢の遊ぶ友達もないことから続けさせています。子供も嫌がらずに行っていますし、行きたくないときは好きに休ませています。三角計算をしているせいもあるかと思いますが、割り算まで進んでしまい学校の進度との差に戸惑っています。文章題も 大人の目から見れば??と思いますが、絵だけで答えを書き読んでもらわなくても出来ると本人はご満悦です。あまりに、学校の算数との進度の差にどう対応すればいいのか解りませんし、割り算の意味も理解せずただ決まりのように進んでいくのも気になります。ゆっくり、じっくり、丁寧に。これが合言葉ですが。どうにも相反しているようで気になって仕方がありません。このような場合はやめさせるべきか どうか迷っています。子供は十一月にある八級の検定までは教室には絶対に行くと聞きませんし実際そろばんでの遊びの行事なども楽しんでいます。 学力と関係なく通わせてもいいものなのか、かえって邪魔になる物なのか判断に迷っています。このような場合どのように対処すればよいでしょうか?アドバイスがいただければ幸いです。
●お子さんの趣味です。学校の進度とは関係ありません。もちろん学力とも関係ありません。天狗にならず卑屈にならず、趣味を楽しめばいいでしょう。
>>本人は好きで行っています
●結構です。好きなことは隠れてでもしますし、自分で時間を作ってでもします。ですから、本当に好きならばソロバンの独学の本が一冊在ればいいのです。ソロバン教室は「教室」が好きなのかもしれませんよ。
※注意すべき事は「算数=計算」という勘違いをしないようにさせることですね。また、ソロバンでの「速さ」を他のことでも通じる(速い方がいい)と思ってはいけないことを折に触れて納得させなければいけませんね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[449] ピノコ 投稿日:2004/10/06(Wed) 19:16  [関東]
アドバイスありがとうございました。1学期は教師や他のお母さんたちに振り回されて本当に疲れましたので、私もあせらずゆっくり過ごし楽しんでできるときがくるまで待とうと思います。それから宿題についてはどうでしょうか?算数の苦手意識から問題を見て「分からない・・」となるとぐずってしまいます。「分からなければそのまま持っていけばいいよ」と言っても「嫌だ!」と譲りません。ちなみに宿題は間違えたりすると翌日も同じものを持たされます。コメントがあったりなかったりですが、直接その問題について再指導などは受けていないようです。今度先生に宿題について質問しようとは思いますが、家庭ではどのようにしてゆけばよいと思われますか?わからん帳もこうなる前は担任の先生にお願いするつもりでしたが、今はどうしてよいのか分かりません。
>>算数の苦手意識から問題を見て「分からない・・」となるとぐずってしまいます。「分からなければそのまま持っていけばいいよ」と言っても
「嫌だ!」と譲りません。
●会話がズレていることが分かりますか?分からないのではなく「嫌だ」と言っているのに、「分からなければ...」と対応していますね。
>>再指導などは受けていない
●何の再指導ですか?「分からない」ではなく「嫌だからしない」ことの再指導などは何の意味も効果もありませんよ。
>>今度先生に宿題について質問しようとは思いますが、
●質問ではなく「させません」と宣言してください。
●お母さんは、まだ、先生が責任をとってくれると思っていませんか?
●先生は自分からは変わりませんよ。こちらが具体的に変えるんです。
>>今はどうしてよいのか分かりません
●6年間分の教科書は買いましたか?すべきことが見えなければ空回りするだけですよ。すべきことが分かって初めて、誰にどの部分を任せどこを自分が受け持つのかが分かります。
●子供が溺れそうになったときにすべきことは不用意に飛び込むことではなくロープを投げることです。
※上記の認識と対応のズレを修正しなければズレはおおきくなるばかりですよ。工夫しましょう。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[448] はてな? 投稿日:2004/10/02(Sat) 15:19  [甲信越]
もう一度やり直したら、利用登録メール送れました。お返事もありがとうございました。三角計算というのもおもしろいですね!!小3の男児と小2の女児にどんぐり問題にチャレンジさせましたが、絵を描くというのがいまひとつつかめないようなのです。はじめのうちは一緒に書いてあげてもいいのでしょうか。ヒントは与えないように、と注意事項にあるので迷ってしまいました。ただ問題を与えた後は、「自分で考えてね」と突き放して、何日も考えさせ続けるべきなのか・・・。それともスラスラ絵が描ける問題までさかのぼって始めるべきなのでしょうか?教えて下さい。
●BBS過去ログを読んでみて下さい。詳しく書いてあります。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[447] けいと 投稿日:2004/10/01(Fri) 18:57  [関東]
●たくさんやっては間違いの繰り返しをするだけです。ゆっくり、少し大きめの桁数のものを数少なくすることが最も確実です。
●気分や性格の問題です。嫌なときは間違うんです。気にしないのが最も良い指導方法です。「ここで間違ったね」でやり直さないで終わりにします。やり直さないのがポイントです。だって分かってるんですからね。
アドバイス、ありがとうございます。アワワ・・、間違ったものはもう一度!と、正反対のことをしていました。これでは苦痛が増すばかりでしたね。毎日忘れ物も多く、学校からのお手紙やプリント類も出すのを忘れていることが多いです。性格の問題ですね。ン・・・難しいけど、子どもとぼちぼちやってみます。ありがとうございました。
●フフフ、140円の収入です。駄菓子屋で串カスが7本・・・・
 すみません、串カスに反応してしまいました。今でもこういうものあるのですね!懐かしいです。いろいろ思い出してしまいました。うちの近所に駄菓子屋はありません。子ども達は皆、スーパーでお買い物です。
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[446] ころころ 投稿日:2004/10/01(Fri) 15:17  [近畿]
「寺子屋」に来ている子供のお母さんが、先生の本を買いました。(正しくは、注文しました。)うれしいです。フフフッ
●フフフ、140円の収入です。駄菓子屋で串カスが7本も買えます。平べったい丸いカステラが串にささってるお菓子です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[445] ピノコ 投稿日:2004/10/01(Fri) 14:45  [関東]
一年生で年長問題に取り組んでいます。入学して2ヶ月ごろから「先生が怖いから学校へ行きたくない」と言い出しました。小さな失敗に口汚く怒鳴り、前に出しあやまらせるなどの行為です。(2週間で7回ほどそのようなことがあったそうです。他にも忘れ物をした子に拍手をして「おめでとう」と言うなど・・それも一部の子供だけにです。)面談をしたところ「言ってない、やってない」の一点張りで、結局校長へ事情を説明し、担任への指導を御願いしました。その後担任の態度は改善したようです。しかしその間子供が一番嫌だったことというのが、ちょっと失敗し迷っていると「聞いてなかったね?」と言われたことだそうで、そういわれるともうそれ以上何も聞けなくなってしまう。そして算数に対して苦手意識を持ってしまったようです。それまではチャレンジする気持ちも持っていましたが、今は「わからないからやりたくない」と言い、問題に取り組もうともしません。特に「合わせていくつ」以外の問題は、読んだ時点で受け付けません・・。こういった時期はどのようにしたら良いのでしょうか?ちなみに1学期中は毎朝学校へ送っていましたが、2学期からは何事もなく登校しています。先生のことも今は「好き」と言っています。
●楽しく過ごすことです。勉強はしなくて結構です。以前にも書きましたが小学校の内容は(頭が)健康であるならば1年足らずで修得できます。5年間かけて1年間はみっちり勉強する覚悟をすると思って下さい。最後の1年間で全て消化する。どうですか?こう思って毎日を過ごせば腹も立たないし焦りもしません。お母さんが焦るようでしたら、本物の教科書6年間分を書店で取り寄せて勉強してください。1年どころか1月もあれば修得できる内容だと分かるはずです。教科書は指定書店で格安で手に入ります。誰でも買えます。
●それ以前にやる気になれば(よく担任が変わるとやる気が出るんですが)ラッキーだと思うことです。
●1-2年が基礎だからしっかりというのは一般論です。色んな方法があるんです。6年間で何を勉強するのか知っていれば様々な方法が見えてきますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[444] けいと 投稿日:2004/10/01(Fri) 10:49  [四国]
昨年より、どんぐり倶楽部でお世話になっている4年生です。小学1年生の問題から始め、やっと2年生まで来ました。(平均すると、三日で1問ペースかな?)2年生の問題は、1年生問題で見たことあるものもあり、初めの頃のような頭を抱え込んでしまうような場面は少なくなりましたが、扱う数字が大きくなったことで、計算間違いがあったりで、なかなか○になりません。(計算だけをさせてみると分かってはいるようですが、)なぜだか、繰り上がりや繰り下がりを間違えることも多いです。親からみるとそんなに理解力がないようには思わないのですが、計算が遅く間違いも多いので、本人は算数に苦手意識を持っています。せめて人並みに、計算力をつける方法はあるのでしょうか?やはり地道に毎日筆算の練習が必要しょうか?(三角計算は最初の頃と比べると、はやくできるようにはなりましたが・・・)
●たくさんやっては間違いの繰り返しをするだけです。ゆっくり、少し大きめの桁数のものを数少なくすることが最も確実です。
>>なぜだか、繰り上がりや繰り下がりを間違えることも多いです。
●気分や性格の問題です。嫌なときは間違うんです。気にしないのが最も良い指導方法です。「ここで間違ったね」でやり直さないで終わりにします。やり直さないのがポイントです。だって分かってるんですからね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[443] はてな? 投稿日:2004/10/01(Fri) 09:17  [甲信越]
はじめまして。あの、質問なのですが・・・昨日、利用者登録しようと思って、利用者登録メールを表示されたアドレスに送ったのですが、failure noticeとの返事・・。なぜなのでしょうか。もしかして利用者登録はもうできないのですか?
●こちらにどうぞSubject件名に「利用者登録」として下さい。
donguriclub@mac.com
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[442] ころころ 投稿日:2004/09/29(Wed) 08:36  [近畿]
●どんな苦労ですか?「速くできないこと」は苦労ではありませんよ。危険なことをできるようになっても何のメリットもありませんよ。はい。スピードを求めることが、どれほど子供にとって危険であるかは、どんぐり倶楽部に出会えて、よくわかりました。おかげで家では、「早く」は、使わなくなりました。感謝している点でもあります。授業中にできなくてもいいことを伝えるようにします。できなかったのは、家に持ち帰るように決めておけば、気が楽になるかも知れませんね。後はアドバイス通りにしてみます。(殆どの子は、時間内にできてしまうようです。自分の子供をみていると、どうして他の子は、時間内に多くの計算問題ができるのかが不思議に感じるぐらいです。)家での工夫次第で、子供の負担を軽くできるんだとわかりました。適量の厳選を心がけます。いつもありがとうございます。
《「精一杯生きること 我慢すること よく見ること 動くこと 親が子に伝えるべきこと4つ」「子育ての要は心を育てること 感動できる心を育てること そして壊さないように守ってあげること だって子供の心は感動であふれかえっているんだから」言葉の贈り物、心にしみますね。ジ〜ン、です。》
●散文詩の個展を開いたときに、私の作品を読んで「もう一度生きてみます」と手紙をくれた女性がいました。言葉ってのは毒(武器)にも薬にもなるんですね。子供に毒を飲ませるようなことだけはしたくないものです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[441] ころころ 投稿日:2004/09/29(Wed) 01:51  [近畿]
の〜んびりの〜んびりと、文章問題をやっています。筆算2問も週に3回位やっています。このペースが子供(小2)にはいいようなのですが、学校の教科書に沿ったドリルは、難しいようなのです。1ぺージに9問、見開きで18問あると、いっぱいあるので難しいとなるようです。これも心理的ストレスから来るものでしょうか?昨日も、時間内にできなかったので持ち帰ってしていました。ブツブツ言いながら手も使い、繰り上がり・繰り下がりのある2〜3桁の筆算を時間をかけて解きます。「先生は『できてるから自信を持ち』って言うねん」と学校の様子も話します。「ゆっくりでいいよ」と今も言っていますが、苦労しているのも事実、今のままでいいのでしょうか。具体案として、2問ずつ解いていこう!と二人で考えたのですが先生ならどうされるかな?と思いました。よろしくお願いします。
●負担であることを正当な理由無くさせることは、仰るとおりに最も悪いストレスを与えていることになります。「やらせて、やらえて!」といって半分はお手本を見せます。
●多すぎる場合には連絡帳に「させませんでした」と書いて適量を厳選してさせます。
>>苦労しているのも事実、
●どんな苦労ですか?「速くできないこと」は苦労ではありませんよ。危険なことをできるようになっても何のメリットもありませんよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[440] ワンコ 投稿日:2004/09/28(Tue) 14:06  [関東]
こんにちは。小学2年のこどもが、やっと1年の文章問題を終えて、2年生の問題に入りました。1年の復習のような問題もあり、1年では足し算でやった問題が、今度は九九でやれるのが、とても嬉しいようです。学校ではまだ九九に入っていませんが、九九の歌はいつのまにか覚えたので、『ママ、ちょっと来て。九九でやるからね。見ててよ』などど言ってはりきる姿がほほえましいです。トライアルナンバーは、今こそやるべきかな?と思っています。あと、なんだか催促がましいのですが、
>これだけ算数・計算編」準備中です。今までの100問→5問で計算完璧    になります。
こちらの方は、いかがでしょうか?低学年なので、高速・多量の計算練習は最もいけないという事を読み、かと言って、まさか全く計算できないというわけにもいかないでしょうし、いろいろ迷ったあげくに、今は、毎朝5分だけ筆算の練習(4桁の10回足し算引き算ワンセットのみ)をやっています。これだけでも学校の算数は、楽に感じると本人は言っています。確かに、宿題のプリントなども、別に急いでやっている感じでもないが2〜3分で終わるか、または学校で済ませてしまう様子が見られます。この頃は分からん帳の勉強を本人が気に入り始めて、なんていうか、自分から『ここがポイントだな。よし気をつけるぞ』とか『間違えた、くやしい。もう1回やって、できてから気持ちよく今日の勉強終わりにするぞ』とか、前向きな事を言ったりするではありませんか。あとは、計算などやりすぎないように気をつけるだけ!(とも言い切れないですが)計算はこれだけでok!という具体的なものがあると、迷いや不安が消え、助かります。では、楽しみにお待ちしています。
●少々お待ち下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[439] ウル 投稿日:2004/09/23(Thu) 12:30  [九州]
はじめまして。どんぐり先生のホームページに出会えて心から感謝し、子育ての勉強をさせていただいています。
先日5年生の息子が学校のテストを飛んで持ってきました。この長男は実はどんぐり問題が苦手だと自分で思っているようで(本当に苦手)一緒にやっている1年生の次男がどんどん絵を描いて解いていけるのを横目で悔しいとも思っているようです。その長男は3年生の問題を毎回解いていますが、そのテストの話に戻ります。テストの裏を見せて「見て見て!まわりの友達はみんな間違っとたとよ。俺ねちゃんと下に絵書いたもん!やったね!」と言うのです。裏にはおまけの「おもしろ問題」があり、輪投げの得点を組み合わせたりするどんぐりのような文章問題だったのです。おまけだから点数には関係ないのですが、長男は大喜び。もちろん私も大喜び。本人も本当にどんぐりで絵を描くようにやっていて良かったと思ったようです。少し自信をつけたのでこれからも続けてやって行くそうです。私もこれからもホームページを拝見させて頂き子育てを楽しんでいこうと思っています。ありがとうございました。
●「子供は天才です」という言葉をよく耳にはしますが本気でそう思っている人は少ないようです。なぜならば、天才にできあいの知識を暗記させる馬鹿者はいないはずだからです。
※ところが殆どの英才教育現場で行われていることは馬鹿げた暗記を元にした類推練習程度です。才能を潰しているのだとしか思えません。
●私は知っています。子供は天才です。本当の基本を教えさえすれば応用自在になるんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
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[438] 猫が好き♪ 投稿日:2004/09/22(Wed) 23:45  [四国]
もう何年も前の新聞記事なんですが、ずっと私の頭の隅っこにあったものです。親孝行とはもう5歳までにしているんです。かわいい、かわいいと愛おしんで育てる、その幸せで十分、親孝行はすんでいます。子供は、ひとつ、ふたつ、みっつ、・・・ここのつ、と年を数え、とう(10歳)になれば、つ、がつきません。この、〜つ、がつく間が大事なのです。詳しい記事の内容は忘れましたが、かなり年配の方の投稿だったように記憶しています。昔から脈々と受け継がれてきたもの、のなかに9歳の壁と同じ考えがあるんですね。また、もうひとつは、脳の研究者のお話の記事で、子供に絵本を読んであげないということは、脳から前頭葉を切り取ったのと同じことだと書かれていました。「クシュカの奇跡」という本を読んだ時、やっぱり!!本当だと思いました。それから何年かのちに、どんぐり先生の本に出会ったとき、9歳の壁という言葉に、頭の隅にあった上記の事を思い出しすぐ購入したのがどんぐり先生、どんぐり倶楽部との出会いでした。先生の著書を拝読し、私が探し求めていたものにめぐりあうことができました。娘は今、小1です。これから3年間ほどが勝負ですね。気合いをいれてがんばります!!これからもよろしくお願いいたします。
●楽しむには味見ではなく味わうことが不可欠ですね。子供を味わうこと、子育てを味わうこと、人生を味わうこと、ですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[437] あやや 投稿日:2004/09/22(Wed) 15:40  [近畿]
ありがとうございます。パソコンには疎くて・・・。でも、それは言い訳ですね。下記、名言ですね。勉強になりました。
<考古学者とロゼッタストーン>
 考古学者が探し求めていたものかもしれないロゼッタストーンを見つけたのに、文字が読みづらいからといって何もしないでいられるだろうか。
 何もしないのであれば、その時点でその人は考古学者失格である。なぜなら志がないからである。
●私の力不足であることは承知していますので、どうかご勘弁下さい。
<閑話休題>……………………………………………………………………………………………
●わたしは、子供の「言い訳」をジックリ聞くのが大好きです。よく「言い訳はするな」とか言う人がいますが、実にもったいない話です。皆さんは、言い訳する時の頭の中の動きを考えたことがあるでしょうか?自分の行動・今の状況・今後の展開の可能性などを確認したり、分析したり、創作したりします。しかも一瞬でです。悪賢いと言われる子供も、よく言い訳をしますが、文字通り「賢い」のです。「言い訳」は、できるだけさせた方がいいのです。頭の体操にもなるし、心の健康にもいいからです。ジックリ聞いた後で、大人は大人の判断として「その言い訳は通じないよ」とコメントしてあげるんです。理に合わない場合はね。
●子育ての楽しみ方の一つですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[436] 猫が好き♪ 投稿日:2004/09/22(Wed) 10:06  [四国]
どんぐり先生、お返事をありがとうございます。今日は運動会の振替休日なので今、三角計算ドリルをしています。小1なので、まずは、かけ算、割り算の意味を絵図にして教えたら理解できたようです。また文章問題で絵を書くことの意味も同時に理解できたのでしょう。今日は文章問題をしたいなと言っています。楽しみながらやってみます。ありがとうございました。
●そうなんです!何も言わなくても、子どもの方から「文章問題したいな」って言うんです。今の教育システムでは考えられないことです。でもこんなことは普通になってしまうんです。また、小4くらいから、連立方程式の内容も本当の理解を伴って解けてしまうのも普通なんです。導き方次第なんです。子供の才能を過小評価してはいけません。今の教育を見ていると、子供の才能を伸ばそうとして潰している人がいかに多いかも分かります。
●楽しさは理解を飛躍的に助けることも知っておくといいですよ。
……………………………………………………………………………………………
●話は変わりますが、子育ての中の重要項目に「有能感を育てる」ということがあります。さも大変そうに議論されていますが、「有能感」とは「お役立ち感」のことです。自信などもここから生まれます。この「有能感」は、子供が何かを手伝ってくれたときに「ありがとう」だけでなく(あるいは「ありがとう」の代わりに)「(本当に)助かった」と言ってあげるだけで育ちます。たったコレだけです。「ありがとう」は感謝の言葉ですが「助かった」は、役に立ったことを認めて感謝する具体的で分かりやすい言葉です。この一言を日常的にもらっている子供は特別なことは何もしなくても「有能感」が育ちます。ちょっとした工夫ですね。この一言を見つけられないが為に、多くの専門家が無駄な時間と労力を使って議論している光景を見ますが工夫が足りないと思います。「教育革命」「子育て革命」は、お金も時間も不要なんです。子供をよく見て工夫するだけなんです。
※今、子育ての原稿を書いていますのでチョット加筆しました。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[435] 猫が好き♪ 投稿日:2004/09/21(Tue) 23:57  [四国]
吐き気をもよおした夏休みの宿題・・・どんぐり先生、宿題はご家族総出でされたのですか?割り算のドリルをみて私の頭の中でも九九で計算してました。その下に先生が「内容は九九です」と書かれていたので納得しました。そうですよね、私たち大人は九九で考えるのだから、子供たちは本当に無駄な事を押しつけられているのですね。あらためて、三角計算表のすごさに、なんだかうれしくなってしまった私です。宝物を持っているようなワクワクした気持ちです。
ころころ様
かわいいだなんてありがとうございます。娘は運動会のかけっこで6人ずつ走ったなかで、ぶっちぎり1等になりました。
どんぐり先生
娘は文章問題をしたくなければしなくていいと言えば、絶対しないと思います。どうしたらいいでしょうか?外で遊ぶことが大好きでなわとびや一輪車は自分で納得がいくまで、できるようになるまで、ひとりでも黙々としています。体育が一番好きで、外で遊ぶことが大好きで、海がすき、魚には詳しい・・・(食べるのも好き)という子供です。三角計算は好きなのですが・・・。つまり家にじっとしているのが嫌いなのです。雨でも遊んでます。そうやって遊ぶことのできるお友達がたくさんいる環境で育てられることはいいことですよね?
>>宿題はご家族総出でされたのですか?
●そうです。なぜなら、これは夏のレクリエーションの一つだからです。スイカ大会と同じです。花火大会と同じです。内容を見れば「一人でさせるべきものではない」ことは一目瞭然です。必要な部分だけを夏休みの最初の1週間で終わらせて、残りはレクリエーション用にとっておくのです。楽しいですよ。
>>どうしたらいいでしょうか?
●小学校卒業するまで、1週間に一度だけ一緒にやろうと声掛けをして下さい。声を掛け続けることで「大事なことなんだ」と分かります。でも、強制させてはいけませんよ。しなくてもいいんです。その代わりに「言葉」には注意を払ってください。言葉遣いや言い回しを注意深く聞いていれば、何を考え何を考えていないのかが分かります。条件反射的な思考になっていないかも分かります。言動をアドバイスすることでも思考力は育てることはできます。そして、その時には、言葉と絵図を多用することです。「文章問題」は最も確実に思考力を育てる材料ですが、これでしかできないわけではありません。ジッとしていることが苦手な子もいます。私の教室にもいます。その子には1週間で1題だけ5分でもOKということでさせています。「1題解ければ自由に遊べる」ので解きます。絵図さえ正確に描ければ計算なしでもOKにすることもあります。全く問題在りません。
●1年は52週です。つまり、問題は52題で十分なのですが100題あります。厳選して声かけを続けてみてはいかがですか?
※大事なのは机上に限らず「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[434] あやや 投稿日:2004/09/21(Tue) 22:51  [近畿]
はじめまして、あややと申します。このサイト時々拝見させてもらっています。やんちゃざかりの二人の子がいます。まだ、なかなか興味深い内容なので じっくり読みたいのですが、仕事をもっているためなかなか、読む時間がとれません。読めないのは、もう一つ分けがありまして、お気を悪くしないでいたたきたいのですが、「読みにくい」のです。もって読みやすい改行、文字の色分け等を変えてもらうことは、できませんか?
>>「読みにくい」のです。
●そうなんです。時間的にも出来ない状況です。形式の改良は順次行う予定ではいますが内容(質)をアップする方が先決ですので何年先になるか分かりません。
●ただし、「読みにくい」ことが本当の理由であれば簡単に解決します。HPは意図的になるべく文字は文字情報としてロックしないでアップしてあります。閲覧者がコピーしてアレンジ出来るようにです。例えば、画面から全てをコピーして自分が使っているワープロソフトなどに移し換えます。こんなことは一瞬です。そして自分の読みやすいようにアレンジすればいいのです。読みやすい改行、文字の色分け等なんでも可能です。自分が大事だと思うところにアンダーラインを引いたりも出来ますね。
●ある会員の方は図表を全てワープロで打ち直して送ってくれました。「分からん帳」作成講座です。これは元データがなかったので画像形式でアップしていたものでした。
●「どんぐり倶楽部憲章」の※注意書き にこうあります。
>>※志ある者に応えるためにこの倶楽部を設立しました。(T.I)
●志ある者とは工夫を怠らない者という意味です。工夫次第で吸収できることは工夫して吸収して下さい。
●仕事を休んででもする価値があると思いますよ。お子さんが小学生であれば、一日も早く全ページを読まれることをお勧めします。ギリシャ語で書いているわけではありません。日本語ですので、お子さんのために我慢して読んで下さい。
▼Μηδειs αγεωμετρητοs εισιτω μου την στεγην.▲
<考古学者とロゼッタストーン>
 考古学者が探し求めていたものかもしれないロゼッタストーンを見つけたのに、文字が読みづらいからといって何もしないでいられるだろうか。
 何もしないのであれば、その時点でその人は考古学者失格である。なぜなら志がないからである。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[433] なーゆ 投稿日:2004/09/20(Mon) 10:11  [関東]
どんぐり先生、お忙しい中、ありがとうございました。何か吹っ切れたような気がしています。
昨年、算数の平均点が85〜90前後のクラスに先生の本から問題を出してみましたが、ほとんどが混乱してしまうのを目の当たりにして、本当にいいのか??と自問してきました。良さは良さとして自分の実践の中に取り入れますが、応用が利かない才能を限定してしまう学習ではなく、「Shikouryoku」を育て、使い、空を飛べるようにしていきたいと思います。現場で子どもたちの為に、これからも努力していきます。本当にありがとうございました。
●「読み・書き・計算」をどんなに徹底しても思考力養成にはならないという根本原則に気付いていないことが今の教育界を混乱させています。ところが、こんなことは自分の頭で即座に確認できることなのです。できあいの評価に惑わされないことです。
●全ては子供をよく見れば解決します。だって、教育の相手は保護者ではなく子供なんですからね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[432] なーゆ 投稿日:2004/09/19(Sun) 23:12  [東海]
どんぐり先生、私は小学校の教員をしております。先生の本を拝読して、様々な思いを抱きました。ぶしつけなメールでありますが、もしもお時間がありましたら教えてください。私は、TOSSサークルに所属して、向山実践を学んでいます。でも、最近、本当にこれでいいのかなと思うことがあります。よさはたくさんあるので取り入れる利点はありますが算数のやり方が気になります。教師の指示どおりに授業が進められ、テンポよく1時間が終わります。でも、考える場をつくらないのです。理由は、低次の児童にとって「考えをもつ場」は苦痛であり、学習効果が少ないからだそうです。TOSSは、公文式のような高速計算はしませんし、百マスにも反対しています。子どもたちのノートは「全員同じ 」になりますし、パターン取得にはとても良いように思えます。でも、従来やってきた問題に対して自分の考えを図や絵に表して説明するという場がまったくないので、本当にこれでいいのかと疑問がわくわけです。先生のお考えを知りたいです。迷惑メールで本当に申し訳ありません。
●TOSSは考え方を効果的な問題解決方法ととらえ、その代表的で効率的な処理方法を覚えさせてしまうというパターン学習を効率的に実践しようとする理論だと考えています。私は中学受験生・高校受験生を塾で指導する時にTOSSより格段に効率的で効果的なパターン学習をさせていました。ですが、それは受験勉強なのです。緊急避難的な学習なのです。応用が利かない才能を限定してしまう学習方法なのです。
●TOSSの存在はもちろん知っておりますし内容も存じ上げております。ですが、TOSSには決定的な基盤がないのです。「考える」とは何か「分かる」とはどういうことかの検証をしていないことです。「できる・できない」という旧来の判断で動いているからです。
●あなたには次のたとえ話が分かると思います。どうですか?
……………………………………………………………………………………………
「夢追い族の守り神(翼という名の視考力)」
 日本のど真ん中に「限りなき夢追い族」と呼ばれる部族がK山に、「果てしなき夢追い族」と呼ばれる部族がM山にいました。両部族とも守り神は同じ神だったので、それぞれの山の頂上には翼の形をした同じ守り神を祭っていました。長年の間、両部族とも空を飛ぶことを夢みていました。空を自由に飛び回ることに憧れていたのです。両部族とも真剣に日夜努力していました。 しかし「限りなき夢追い族」の長は「速く走れるようになれば飛べる」と信じていました。また「果てしなき夢追い族」の長は「高くジャンプすれば飛べるようになる」と信じていました。時には両部族間で言い争いも起こりました。
「もう少し速く走れれば空を飛べるんだ。もう少しで飛べるんだ」
「もう少し高くジャンプできれば空を飛べるんだ。もう少しで飛べるんだ」お互いに譲りません。この争いが起こってから時は既に数十年が経っていました。
 そこへ、通りすがりの男が空からフワフワと降りてきました。両部族は言い争いをしていて、その男には全く気付きませんでした。その男は言いました。
「君達は空を飛びたいのかい」
「当たり前だ。それが夢なんだ」
と両部族が口を揃えて言いました。すると、その男は不思議そうな顔で
「じゃあ、なぜあの翼を使わないんだい」
と山頂に飾ってある守り神を見上げました。
両部族とも一斉に笑い出しました。
「あれは守り神Shikouryoku様だ。何にも知らないんだな。よそ者は帰ってくれ」
「あれは飾りなんだ。実用品じゃないんだ。何にも知らないよそ者は帰ってくれ」
そう言って、両部族はまた走ったりジャンプしたりする練習を始めました。
この光景をジッと見ていた子供が男に近づいてきて真剣な目で言いました。「僕、空を飛びたいんだ」
 帰りかけていた男はその子に、守り神を指さして言いました。
「あれは翼と言うんだ。あれを使えば、ほんの少しの助走とほんの少しのジャンプで空を飛べるんだよ」
 男は、そう言ってスゥーッと空へ帰って行きました。
 子ども達は、その男が翼を使って軽々と空に舞い上がるのをしっかりと見ていました。そして、みんな大急ぎで家に帰りました。どの家にも翼は祭られていたからです。
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●「絶対学力」「新・絶対学力」を読んだ後でこの話をもう一度読まれればすべきことがどれほど簡単にできるかが明確になると思います。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[431] ワンコ 投稿日:2004/09/18(Sat) 17:52  [関東]
先生、ミチさん、まんまるさん、ありがとうございます。ストレスって、目には見えないし、触れないし、気がつきませんでした。今のところ、上手くいったりいかなかったり、いろいろです。上手くいったのは、どんな時だったか?をよく覚えておいて、いい日を増やしたいな、と思います。今日の寝る前、明日の朝起きてすぐ、覚悟するということもやってみます。楽しい連休になりますように。
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[430] まんまる 投稿日:2004/09/17(Fri) 19:31  [関東]
ワンコさん、ミチさん、はじめまして。私も似たような状況で、そこから抜け出そうと努力しているひとりです。
「どんぐり倶楽部」にお邪魔するようになってから「子どもの感情を育てる」という考え方を知り、はっとしました。「感情」とは、もっと原始的なものととらえていたので、育てるなどという発想をもったことがありませんでした。また、母親の感情を伝える大切さも、ここで学びました。最近では、子どもと衝突しそうになったら、怒鳴って子どもを攻撃するのではなく「お母さんは、悲しい」「お母さんはこう思う」と、自分を主語にして語ろうと努めています。……でも、とっても難しいです!1週間うまく行っても、次の日に怒鳴ってしまったり。連休初日の明日、「なにがあっても絶対怒らない」を自分に課してみようかと思います。
●覚悟をすると不思議に(実は理由があるんですが)できますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[429] ミチ 投稿日:2004/09/17(Fri) 12:56  [東海]
どんぐり先生お忙しい中、早速の修正版ありがとうございました。とてもきれいに印刷できました。
ところで↓のワンコさん。
私もワンコさんと同じです。結婚するまでは、とてもおだやかな性格で、他人の悪口や汚い言葉などは程遠いところに自らの性格がありました。無理していたわけではなく、あまり、嫌いという感情もなかったと思います。しかし、子供ができてから、自分でもおかしいぐらいに、罵声を子供に浴びせたり、ちょっとしたことで、カッとなってしまって。本や、おもちゃ、を投げつけてしまうようになりました。相手はもう5年と3年なので、向かってきますが、「暴力女!」とののしられます。時間がたつと恐ろしくなり、子供にもあやまるのですが、もし、子供が暴力をふるうようになってしまったら、それは私の責任であると痛切に感じます。Itoyamaせんせいにここで相談すべきとアドバイスされ、自分のストレスを取り除けるように努力しています。最近ひとつ解消したことは、実父と距離をおくようにしたことです。以前は落ちぶれていく父にやりきれなさを感じ、父と衝突ばかりしておりました。子供に接するのと同じです。物を投げたり、罵声を浴びせたり。ひどいものでした。しかし、働きに行くようになり、少し離れる時間をつくったことで、怒りの感情も薄れていきました。半年くらいはおこることもなくなりましたよ。子供との関係は今模索中です。おなじような悩みを持つ方に出合えて、私の心も少しほぐれました。
●一つアドバイスしましょうね。
まず、1週間のうちに1日だけ「絶対に怒らない、どんなことがあっても怒らない」と決めます。覚悟をします。1日に何十回でも覚悟をして下さい。すると、怒らないで1日が過ごせます。必ず出来ます。覚悟は行動を制御できるのです。すると、怒らなかった自分という動かしがたい事実が生まれます。怒らなくても1日を過ごすことが可能なんだと実感します。これは、怒らなくても済むという自信を生みます。すると、後は覚悟を毎日するだけになります。葉隠にあるように覚悟は毎日毎朝するものなのです。日々の誓いですね。「葉隠四誓願」と同じです。継続した覚悟は思想とよばれます。人によっては信念とも呼ばれます。そして、継続された行動は性格になります。すると、覚悟は不要になります。
私は大学1年生の時によくこんなことを考えていました。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[428] ワンコ 投稿日:2004/09/17(Fri) 10:50  [関東]
こんにちは。小2の母です。恥ずかしいのですが、気になる事があり、思いきって相談します。
>>ついでにもう一つ。教室では絶対に物を投げないようにさせます。
という一文を読んで、私自身とても心配なことがあります。子供は、物を投げるような事はないのですが、母の私が、物を投げたくなってしまうことがあります。結婚する前までは、私は自分では穏やかな性格だと思っていて、
「物を投げる」とは、思いつきもしませんでした。ところが、結婚後、一度、灰皿を投げたことがあります。そして、しばらくはなかったのですが、子供が3才くらいの頃から、たまに声をあらげたりすることが出てきました。この頃はまだ年に1回くらいでしたが、(言うのもはばかられますが)3才の時、子供のかばんを投げました。4才の時、子供の帽子を投げました。そして、小学校に入ってから、テキストを投げたことがあります。ここまできて、やはり異常なのでは?と自分で思いました。最近は、親子ともに勉強のペースがつかめたせいか、テキストが部屋を飛ぶようなこともなく、勉強を楽しめる雰囲気があります。しかし、こんな私だから、親が大きく関わる中学受験はなんとか避けるように持っていこう、と思うのです。その前に、やはり物を投げない自分になりたいです。あまり人に相談しやすい内容ではないですが、ここで書き込ませていただきました。先生から、みなさんから、アドバイスがいただけましたら、助かります。よろしくお願いいたします。
>>「物を投げる」とは、思いつきもしませんでした。
●ストレス発散という正常な反応です。体(頭)が自分を守っているんです。ストレスはカタルシスで癒されます。カタルシスは主に崩壊感とともに訪れます。「どうなってもいいや、バカヤロ〜、ドッカーン、バラバラバラ」という感じです。そして、そこから再生が始まりバランスを取り戻すのです。インドには「創造の神」「保持の神」「破壊の神」がいますが、人間の側面をデフォルメしたものだと思われます。つまり、誰にでもあることということです。
●また、ストレスは(何十年も)蓄積するという特徴を持っていますので意識的にストレス抜きをしなくてはいけません。このストレス抜きを意識的にすると突然の爆発はなくなります。また、意識的にすることでストレス抜きを楽しいことにできます。「衝動買いの日」「一人カラオケの日」「スポーツボクシングの日」「朝風呂の日:ついでに朝ビール」「秘密で温泉巡りの日」何でもいいんです。きっと楽しいですよ。このストレス抜きという気分転換をしないと、無意識に意味もなく何かに当たったり人に当たったりしますから自分も嫌な思いをします。こうすれば、物は投げずにすみますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[427] ころころ 投稿日:2004/09/17(Fri) 09:56  [関東]
>「やりたくない」子を指導してはいけません。中途半端な関わりはかえって良くないですね。先生と生徒の関係もこの子にはどうでもいいようです。他の子に「この中から問題を選んでね。」と言うと気になるのか寄よってきて「とりあえず」という感じで自分もプリントを選びます。そういうことは早いです。そして、やらずに本を読んでます。そんな行動も他の子には見られません。気になるところです。私で手に負える範囲ではないのでしょうね。
やはり家庭の問題としてとらえてもらえないと何一つ変わらないんだなと思いました。お手数おかけしました。ありがとうございました。
●「やらないのならココにいる必要はないから帰りなさい」と言って下さい。「ココは本を読むところではない」ということです。これは言ってあげなければいけないことです。指導者がすべき原則(教室でのしつけ:マナー)ですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[426] ころころ 投稿日:2004/09/17(Fri) 00:54  [近畿]
こんにちは 子供の変化について。算数のプリントをした時の事です「2けたの足し算と引き算が10問出たんやけど、『フンフン、フンフン』ってできてん。休み時間もつかってんけどな。」黒板に繰り上がり、繰り下がりのある式が書いてあり、それを筆算でノートに計算していたら、家でしている「筆算2問」を思いだし、「フンフン=わかるわかる」となったそうです。「うれしかった!!」と良い笑顔で言いました。引き算の授業で、100円は10円10枚に、10円は1円が10枚になる事を理解したようです。それを使うと引き算がよくわかるようになったとも言っていました。ゆっくりですが確実に理解しています。今一度、本をHPを読み直して子供に関わって行きます。先日の絵のかけない子供のことですが、今日も宿題だけやりに来ました。お母さんには私が抱いている危機感は、まだ通じていません。そこで、他の子に与えるマイナス面はありますか?その子が「いや、やらない!」と声に出すことで空気が変わるのが感じられます。他の子は、はじめはとまどっていてもやり出すと楽しそうに絵をかいています。あまり影響はないのかなとも思いますが、気になります。子供に誘わないようにとも言えません。家庭での価値観の転換は今の所望めそうにありません。子供は待ったなしですよね。あきらめる方が良いのでしょうか。悩める木曜日です。
猫が好き♪様
お子さんかわいいですね。運動会の練習で娘もばて気味です。当日は、いっぱい応援しようと思っています。良いお天気を!祈りましょう!
●私の教室では「分からない」は厳禁の言葉です。分からないときには「どんな絵を描こうかな」です。「分からない」と言葉にすると考えなくていいという指令が頭の中に流れるからです。
●「やらない」「やりたくない」の言葉は子供の自由です。ですが、一言でも言えば即座に帰します。電話で「今、帰しました」と一報します。「やりたくない」子を指導してはいけません。電話連絡を嫌がって「やっぱりやる」と言っても絶対に帰します。再度来るかどうかは家庭の問題です。
●ついでにもう一つ。教室では絶対に物を投げないようにさせます。貸し借りの時にもキチンと手渡しをさせます。大事なことですので付け加えておきます。(立ち歩きながら考える子もいますが、それはいいですよ。ギリシャの哲学者もよく歩いていました。)
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[425] アカシオリ 投稿日:2004/09/16(Thu) 15:59  [関東]
初めて書き込みします。小3、小1、0歳児の父親です。2冊の書籍を読み、昨日ようやくどんぐり倶楽部に辿り着きました。文章題を抱えて急いで帰宅し、さっそく上の娘と文章題を解いてみました。最初は戸惑っていましたが、途中から3匹のダンゴムシに名前までつけながら凝りに凝った図を描き、トランプを配るような分配方法を利用してまだ習ってもいない割り算の答えを導きました。これまでは娘の能力を過少に評価しがちでしたが、仕向け方いかんで想像を遙かに超えた思考力を発揮する様を目の当たりにし、ただただ驚くばかりでした。強引に漢字の書き取り練習を行わせることで娘と毎日バトルを演じている妻は、さも楽しげに文章題に取り組む娘の姿を見て、完全にむくれてしまっていました。継続は力なり!妻の意識改革も必要なようです。
●「これだけ算数・計算編」準備中です。今までの100問→5問で計算完璧になります。フフフ...
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[424] ミチ 投稿日:2004/09/16(Thu) 14:42  [東海]
どんぐり倶楽部にはとても感謝している利用者の一人です。先日メールにて文章題申し込みいたしました。どなたかこの掲示板を見ている方でご存知の方がいればおしえていただきたいのです。PDFを開くと数字部分と()が少しづつ重なって印刷されるのですが、解消方法ご存知ないでしょうか?PDFは最新版をDLしてあります。
●ご迷惑をおかけしております。
●PDF変換時のフォントの問題のようです。明日(夜になるかも知れませんが)、修正版を送りますので今暫くお待ち下さい。只今大急ぎでウサギの手を借りて修正中です。
※ウサギさんはコチラ→http://homepage.mac.com/donguriclub/beon+car.gif
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[423] 猫が好き♪ 投稿日:2004/09/16(Thu) 00:02  [四国]
ころころ様、ありがとうございます。知らなかったです。早速、探してみます。今日は学校で、だっこをされた感想文を書いたそうです。こうやって書いたよと嬉しそうに話してくれました。また今日は体育が3時間あり、かなり疲れていたのでずっとだっこをしてあげました。
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[422] ころころ 投稿日:2004/09/15(Wed) 16:55  [近畿]
猫が好き♪様へ「しゅくだい」(えほんのマーチ5)(宗正美子原案 いもとようこ絵・文)と言う絵本があります。この前小2の娘と読みました。恥ずかしそうに、くすぐったそうにしていました。ご参考まで…
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[421] 猫が好き♪ 投稿日:2004/09/15(Wed) 11:39  [四国]
こんにちは。私の感動を聞いてください。昨日、小1の娘が宿題の欄に赤ペンで だっこ と書いていたので何だろうと思って聞いてみると、お父さん、お母さんにだっこをしてもらうんよと嬉しそうに話してくれました。それって宿題なん?とおもわず聞いてしまいましたが、娘の嬉しそうな顔をみて、先生もいい宿題をだすなぁとなんだかひとりで感動していました。運動会の練習で疲れが出始めた頃です。何気なく日常的にだっこされる事と宿題でだっこをしてもらう事は娘の中では違ったようです。
●だっこできるときにたくさんだっこしましょうね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[420] グランマ 投稿日:2004/09/14(Tue) 16:14  [関東]
早速のお返事ありがとうございます。何度も、絶対学力を読み返してはいるのですが、やはり今までの固定観念から、保護者の方が抜けていないようで反省しております。 本を読み聞かせているときのように表現を少し大げさすぎるほどに文章問題も読んでいたものですから。いかにも、ここが問題のヒントとばかりに子供が反応するのかしらと不安でした。これで 二人で楽しんで問題が出来ると安心しました。子供より、保護者のほうがもっと視考力をつけなくてはいけないんですね。 もっと、子供を信じてじっくり様子を観察します。ありがとうございました。
●「絶対学力」もゆっくりジックリ丁寧に読むといいですよ。一日10ページでも一ヶ月かかりません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[419] グランマ 投稿日:2004/09/14(Tue) 09:25  [関東]
いつも、質問ばかりで恐れ入りますが、文章題を、解くときことについて、教えていただきたいのです。小1で、年長の問題を7月から始めてとびとびで、文の短いのからしています。文が短ければ描く絵が少ないと慣れやすいと、勝手に判断してさせていました。今は、横で文章を読むのを聞いて黙っていましたが、長い文章は読んでやっています。すると、読んでいる私の声で絵を描いてしまいます。0M×15 の問題ですとしげっちは男の子だからと絵を描く。 左手にどんぐりの数、右手にも、なふだっちも同様に書きますが、どっちがなんこ少なく持っているか?という設問ですが、男の子の絵に名前が書いてないのに、問題を読んで、答えには、2こすくないと書きます。そこで、どっちがしげっち?と聞くと男の子の絵にそれぞれ名前を書きます。どっちが なんこ すくなく もっているでしょうか?とそこの所をもう一度、読み聞かせるとしげっちと書き加えます。このような、問題の解き方はヒントを与えているから、よくないのでしょうか?絵は一杯ノートからはみ出すくらいですが,0M×06の問題も太陽と雲に乗ったかみなりさまと稲妻が描いてあり地球らしき?丸いのに線が書いてあって、どうしてこれで答えがでるのか?と答えを書いてからどのようにして答えが出たのかたずねると、理解はしているのです。しかし、どうみても絵だけで問題が解けるという段階の絵ではなかったので1週間ほどして文を見せずに 絵だけで答えが出るか聞いてみたところ、解らないという答でした。絵をもっと、文章の通りの描かないといけないかもね。といっていますが、まだ そこまで、神経質にならなくてもいいのでしょうか?絵を描いて問題を解いたときは、感激していたのに 焦りすぎでしょうか? 
>>読んでいる私の声で絵を描いてしまいます。
●「...しまいます」ということはいけないことだと思っていらっしゃるようですが、いいんですよ。読む力(忍耐力なども含めて)は学年が上がるに従って自然に付きます。肝心なのはイメージできるかどうかです。そして、イメージする力を十分に育てておけば一気に本当に(字面を追うのではなく)読めるようになります。
●今は余計なエネルギー(自分で読むことはエネルギーをかなり消費しますからね)は使わないようにした方がいいですよ。読み聞かせと同じです。読めるからといって止めてしまってはせっかく育てたイメージ力の維持は読むことにエネルギーを奪われて枯れてしまうこともあります。本読み上手の本嫌いはこうして生まれます。
>>このような、問題の解き方はヒントを与えているから、よくないのでしょうか?
●いいですよ。これは補足説明です。子供との会話と考えて下さい。学習方法は個人別にあっておかしくないのです。一人一人にあった方法でストレス無くできることが理想なのです。いい方法ですよ。お母さんはここで楽しく会話をするように読み聞かせてあげているように楽しむことが大事です。「さっき言ったでしょ」「良く聞いてればわかるでしょ」は禁句です。何度も何度も楽しく読んであげること。わざわざ「なふだっち」や「しげっち」がどうして出てきているのかわかりますか?AとBでは何度も読むときに味気ないでしょ?
>>絵を描いて問題を解いたときは、感激していたのに 焦りすぎでしょうか?
●焦りすぎです。簡単な問題は絵を描かなくても当然解けます。何度も言いますが、今の目の前の問題を解くために絵を描いているのではありませんよ。高度な問題で絵図なしでは解けないときに自然に絵を描いて考えることが出きるようにしているのですよ。ココをはき違えると焦ったり、解けないからと解けるまで続けたりとヘンテコリンな学習になります。気をつけましょうね。
●小3-4位までは誰もが頭の中だけで解けるんです。ですが、それをしてしまうと小4位から考えられなくなるのです。考え方の練習をしているのですよ。だから「考える力・絶対学力を育てるどんぐり倶楽部」なのです。問題を解くためにやっているのではないのですよ。再確認してくださいね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[418] ころころ 投稿日:2004/09/10(Fri) 16:40  [近畿]
お母さんは、「もっと何かやらせたい、公文式に入れようと思っている。」と言っています。自分が情報に流されやすく他の子がやっているなら うちの子も同じ様にやらさなければ後れるんじゃないかと心配なんだそうです。うちにもそんな考えから来させたようです。わかりました。一度お母さんに文章問題をする意味を丁寧に説明してみます。子供さんの様子も話してみます。その上で続けるかどうかの判断をしてもらうことにします。私のやれる事はやってみたいと思います。大人の頭はもっと頑固かも知れませんね。するべき事が見えました。アドバイス、ありがとうございました。
●子供が発する危険信号の一つが「大人びた顔」です。
●幼児期の「大人びた顔」は本来あるべき感動の心が薄められていることを表しています。「大人びた顔」を「頭がいい」と勘違いしている人が大勢いるようですが、余裕がなくていつも「できあいの答えを用意している」ということです。要注意ですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[417] ころころ 投稿日:2004/09/10(Fri) 09:45  [近畿]
こんにちは 言葉の贈り物の使用許可ありがとうございます。文章問題を読むだけで答えが出る、計算も暗算でできるので書かない、絵は全く書けない。子供のお友達のことで手を焼いています。その子は早い時期から右脳教育の塾に通い、そこのプリントを朝から夕方までしていました。体に異変が表れたのでそこはやめ、その後違う学習塾にずっと通っています。過去ログなどでその様な子がいると知っていましたが、実際にその状態の子供をみてショックでした。その子供の様子は、表情が乏しく、間違う事を異様に嫌い、他の子が勉強でわからないことがあると異様に反応します。(うれしそうです)そして大人のように話します。自分の子供は文章問題歴3ヶ月にして自分のペースで取り組んでいます。(できなかった問題もゆっくりですができるようになってきました。本人が1番驚いています。「なんでわかるんやろ?」って)お母さんに「うちの子も一緒にやって欲しい」と言われたので来てもらってますが、本人は「どうしてこんな事をしなければいけないの、帰る」と言い出します。時間を決める。違う問題をする。ヒントは出さない。絵を書いてごらんと声をかける。今していることはこれだけです。寺子屋とは呼べませんがぼちぼちやっていこうと思っていますがこんな感じで良いのでしょうか?ちょっとへこんでいます。小学2年生の女の子です。アドバイスを希望します。よろしくお願いします。
●8年間かけて作られた「考えられない頭」はかなり頑固です。そして、その子の家庭での価値観の転換がなければ不可能です。たとえ、教室でよくなっても家庭で戻ってしまうからです。家庭全体で変わる確認ができなければ、残念ですが諦めてください。話はそれからです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[416] グランマ 投稿日:2004/09/09(Thu) 21:08  [関東]
早速のお返事ありがとうございました。宿題は、私の判断で疲れている時や、やる気のないときは手抜きでやろうと思います。親が書く欄は適当にといっては語弊がありますが手抜きでやります。以前から、こんなことしていていいのかとも思っていましたが、必要と判断して宿題を厳選してさせようと思います。ようやく、踏ん切りがつきました。ありがとうございます。どんぐりの計算は、少しずつ速く正確に出来るようになってきました。 少しずつ子供もやる時はやるという習慣がついてきました。すべてのの問題でスムーズには出来ませんが最初のころのようには嫌がらず。うん?違う等ぶつぶつ話しながらそています。できたら、もう鼻高々です。その時の笑顔がとても可愛いのです。ばば馬鹿です。
●親は子供を守るために在るんです。だから保護者(保護する者)と呼ばれているんです。楽しく工夫しましょうね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[415] ミチ 投稿日:2004/09/09(Thu) 18:55  [東海]
お返事ありがとうございます。なんとなく、ストレスの原因はわかっているんですが、それを克服すべき相手と話をしないで、子供にストレスをぶつけている状態です。こどもを不幸にしないために、少し自分を変えなくてはいけませんね。
●代償を求めない覚悟をすると状況が好転することがありますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[414] グランマ 投稿日:2004/09/09(Thu) 13:39  [近畿]
いつも皆さんの子育てや、先生のアドバイスの投稿を読ませていただいて自分も頑張らなくっちゃと思っています。
先日も投稿させていただきましたが、お尋ねしたいことがあって書き込みします。夏休みに書写をさせていて、相談させていただきましたが、その時に先生から 何のための物か確定して下さい。余分な物はストレスです。とアドバイスいただきました。それから、子供の様子をよく見ると早くすることがいいこと、早く終わって遊びたいという気持ちが強いようなのでゆっくり書くことだけ注意しています。家では、なんでもゆっくり、ジックリ、丁寧にが私の口癖になっていますが、学校の宿題のことでご意見をいただきたいのです。 本読みカード、3回以上。 計算プリント20問。 カタカナの練習プリントです。本読みは 、は1呼吸 。は2呼吸おいて読むようにと指導を受けているようです。本読みは私が読んで、聞くのは大好きですが 学校の教科書は同じのばかりでつまらないといって読みたがりません。でも、本読みカードには、回数、声の大きさ、口の開け方、感情の込め方、間合い、と親がチェックする項目があります。読んだときの様子も感想として書く欄があります。1回読んで上手だったので、上手に読めたねともういいよと私がやめさせました。次の日の先生のコメントは3回以上読みましょう。でした。カタカナのプリントもマスで20文字ア〜ウまで書くと100文字にもなります。そしてプリントの注意欄には、ゆっくりかこう!ていねいにかこう!うつくしくかこう!とあります。本人は手本通りに書きたいし、現実には書けない。手本通りでないと先生に花丸がもらえない半泣きして書いているので、私が手を添えて書きました。それでも、次の日にもらえた花丸は2つだけでした。私は、自分では字は上手なほうだと思っていましたので花丸2つはショックでした。 頑張ったときに褒められないのは辛いものです。改めて感じました。連絡ノートに、本読みはゆっくり1回にさせてもらうことで先生の了解はいただきましたが、教室で子供同士で3回読んだ、4回読んだと競争しているようで、子供本人も負けたくない気持ちと読みたくない気持ちのハザマで苦しんでいるように見えるのです。大げさかもしれませんが。。字も個性があると思っています。あまりに書きなぐったような字でもない限りゆっくり、丁寧に書いてあれば細かい跳ね等は気にせずに花丸をつけてやっていたので、仇になってしまったのかと私が反省しています。学校の指導方法と、家庭での指導が違うと子供が迷う気がしてなりません。 このような場合子供にどのように説明すればいいでしょうか。ゆっくり、じっくり楽しんでが合言葉と相反する実情に困っています。アドバイス、よろしくお願いします。
●全国で同じ様な指導がされていると思います。
●ここ福岡でも同じです。
●完全に無視しています。親が「本気で」気にしなければ子供は気にしません。覚悟が大事です。恐らく、この状況は数十年では変わらないでしょう。ですから、学力問題がいつまでも解決しないのです。
>> 本読みカード、3回以上。 計算プリント20問。 カタカナの練習プリントです。本読みは 、は1呼吸 。は2呼吸おいて読むようにと指導を受けているようです。本読みは私が読んで、聞くのは大好きですが 学校の教科書は同じのばかりでつまらないといって読みたがりません。
●子供の反応はいつも正確なものです。つまらないのです。私は、絵本1ページでも1回読んだことにしますよ。全てを正直にそのまま連絡する必要は全くないんですよ。間違った指導に100%従っても、学力や才能を潰したときに責任をとるのは、指導した先生ではなく従わせた保護者です。要注意です。でも工夫次第ですよ。
●漢字の件については下記を参照してください。
「指導と評価」の連載原稿より
今回は漢字ドリルです。以下は注意点です。
1.入力のための「読み」については制限を設けない。2.出力のための「書き」については制限を設ける。※書けることがスゴイことだと思わせてはいけないと考えるからです。3.「読み」と「書き」は異なる学習方法を採用する。※学習効果を考えると自然に異なる学習方法になりました。4.「読み」の中心は「スラスラ発音できること」ではなく「直ぐに意味が分かること」と考えてスラスラと発音できることに固執しない。意味は話の流れの中で理解することが最も自然で簡単であることを活用する。5.「書き」の中心は「正確なこと」ではなく「バランスをとれること」と考えて「止めハネ」に固執しない。「筆順」は絶対的なものではない(書体で異なる場合もあるし、硬筆・毛筆で異なる場合もある)ので、意識しなくても自然に身に付くように工夫する。教師の手抜きを反復練習という生徒の努力で補わせるのは責任転嫁だと思っています。
 以上のことを、具体的な形にしたものが
『漢字読本』と『全手本漢字練習帳』です。
『漢字読本』とは、年間配当漢字を一つの物語の中に全て織り込んだ一つの物語です。基本的には漢字の「読み」の練習に使いますが、確認テストとしても使えますし、音読用の副読本としても使えます。漢字読本の使い方(音読用・読み用・書き用)は「絶対学力(文春ネスコ)」で紹介しています。作り方はHPで紹介していますので、ここでは一年生の「本文」「読み用」「テスト仕様」を紹介します。<中略>
『全手本漢字練習帳』は「読み仮名+熟語」付きの読みアリ版も作りました(「新・絶対学力」p.88)が、漢字読本と読みナシ版を使う方が効果的ですので「読みナシ版」を紹介します。以下は注意点です。
●「なぞり書き」を使わない
 なぞり書きは一見良さそうですが、なぞり書きをしている時に目はお手本を見ていません。つまり、線に沿って書いているだけで、漢字の練習にはなっていないのです。また、全体を意識しにくい方法です(バランスを考えないでも書ける)ので漢字練習には不向きな方法です。
●お手本を上に書かない
 お手本は常に真横(左)に見えるものでないと非常に見づらいものです。「見づらい」と「見なくなる」のは当然のことで、ドリルを出す方が工夫して解消すべきことの一つです。見づらい理由は、漢字のボトムラインが移動してしまうからです。手本を横にしておくと練習する漢字のボトムラインはお手本と同じラインを使えます。これが、お手本は必ず横に置いておかなければいけない理由です。縦書きの文章だからといって縦に(上に)お手本を書くのは大間違いです。
● 練習欄の横には全てお手本を書いておく
 同じ漢字でも常にお手本が横にあるように全ての練習欄の横にお手本を書いておくことが基本中の基本です。お手本が一つで複数の練習欄を使うと、練習欄は練習する漢字の分お手本から離れていきますので、お手本を見ないで書くようになってしまうからです。
●練習欄とお手本欄は同じ大きさにする
 練習する字の大きさとお手本の字の大きさが違っているとバランスが分かりづらいので歪な字になってしまいます。漢字はバランスが美しさを作り出します。そのバランスを自然に体感するためには同じ大きさのお手本が必要不可欠なのです。
●分割された書き順を使わない
 分割書き順は、子供達に多くの無駄な時間と負担をかける最も不便な方法です。見た目はいいのですが、実際に書く時には役に立ちません。また、止めハネを言葉で書くのは手を止めさせるだけでなく注意力を散漫にさせますので止めハネは全て記号で表しておく必要があります。つまり、書き順は一マスの中で瞬時に確認できるように全てのお手本に数字と矢印記号を使って表示すべきなのです。こうすることで、毎回書き順を目することができ、無理なく無駄なく正しい書き順を自然に身に付けることができるのです。
※分割された書き順は、辞書でさえも20画なのに8字しか示されていないもの(例えば「競」)もあります。これは省略ではなく酷い手抜きです。
●同じ漢字の練習を何回も続けない
 全ての練習欄の横にお手本を書いておけば複数回の練習も悪くはありませんが、それでも編だけ先に書いたりする子が出てきたり、量が多いこと自体が嫌になり漢字を味わう感覚が無くなります。そこで、同じ漢字の練習は多くても2回までとします。
●漢字練習欄の大きさは1.5〜3cm前後
 漢字練習欄の大きさは細部を感じ取れて、尚かつ瞬時に全体を一目で認識できる大きさである必要があります。低学年では一辺が3センチ前後、高学年でも一辺が1.5センチ前後が理想的です。
◆このような考察から「一文字書くときには、顔は不動で視線は横移動(お手本と練習欄は横並び)、手(指関節)は縦移動が自然であり、細部と全体を体感できる大きさでお手本と等しい升目を使い、毎回全ての書き順を一瞬で確認できて飽きない漢字練習帳」が必要だと分かります。また、時間が余っているのであれば簡単に出来る「一文字書道」などで「書き」の楽しさを味わえるように工夫することも大切でしょう。「一文字書道」は実に簡単でとても創造的です。自分の名前から書かせるととても興味を示します。
§何のためのドリルなのかを明確にする
 何のためのドリルなのかを明確にしないと、どんなドリルがいいのかは判断が出来ません。
 漢字ドリルは漢字を覚えるためのものではありません。漢字ドリルは正しい漢字を記憶に留めるためのものです。そのために、文章の中から漢字だけをピックアップして目立たせ印象に残るようにしてあるのです。そして、なぞり書きをしないことも、全ての練習欄の横にお手本を置くことも、自然に何度も正しい漢字(お手本)を目にするようにするための工夫です。どんな形のドリルが自然にお手本を数多く目にするかがポイントなのです。
●多くの意味や熟語を理解の助けとするために紹介するのは結構ですが覚えさせようとしてはいけません。効果よりも害が大きいからです。理解の助けにはなるが使える知識にはならないからです。漢字を理解させるときに、よく成り立ちを説明しますが、成り立ちそのものを全て覚えさせようとしている人はいないでしょう。熟語・類語・諺なども同様です。教える内容と覚えさせる内容とは別に考えるべきなのです。確かに、漢字の成り立ちや共通点を通して漢字を理解させる授業は楽しい授業を作りやすいので、特に導入期には効果的ですし、有益でもあります。しかしながら、本筋ではありません。
§どうして漢字を教えるのでしょう
 漢字を教えている時に「どうして漢字を教えるのだろう」とふと思ったことがあります。私の結論はこうです。全文をひらがな(表音文字)だけで表記された文よりも漢字が混在している文が格段に分かりやすいからです。では、なぜ、「分かりやすい」のでしょうか。瞬時にイメージが再現できるからです。「いぬのさんぽ」と書いてある文を読む時間よりも「犬の散歩」と書いてある文を読む方が時間は短くイメージの再現も速いのです。「分かる」とはイメージを再現できるということです。ですから、漢字学習の本筋は漢字からイメージを再現することが出来るようにすることなのです。漢字を書けるようにすることではないのです。普通は文字(漢字も含めて)から音を導き、音からイメージを再現しますが、漢字は音を介さなくてもイメージを再現できることも往々にしてあります。表意文字の特質ですが、表記方法が簡略化されていくことを考えると、他の文字と同様に音を導く記号と考える方が一般的です。あらゆる文字は音を導き、イメージを再現するためにあります。イメージを再現することで私達は「分かる」状態になります。イメージ(特に視覚イメージ)を感じる(見る)ことで「分かる(理解する)」のです。ここまでが思考力養成の第一歩です。この「分かる・理解する(イメージ再現)」の後に「考える・工夫する(イメージ操作)」「解く・判断する(イメージ抽出)」と続きます。小学校の間にこの3つのことが出来るように育てなければなりません。ですから、余計なことをしている時間はありません。全ての時間(全教科)を使ってイメージの再現・操作・抽出を意識的にさせなければいけないのです。こうして、子供達の頭に思考力が育つのです。全ては考えるためにあるのです。全てはイメージするためにあるのです。全ての漢字を書ける子は漢字テストでは百点ですが、イメージする力がなければ考えることは出来ません。一つも漢字を書けない子は漢字テストで〇点ですが、イメージする力があれば考えることが出来ます。ここを勘違いしてはいけません。一生に一字も漢字を自分で書かなくても何の不都合もないのです。漢字を見て意味するものをイメージできることが漢字力なのです。
●ゆっくり書かなければいけない理由
 漢字を体感しながら書く方法が最も正しい覚え方です。そして、ゆっくりでないと文字を書いている動きは体感できません。この体感イメージの入力(お手本を取り込むこと)は、単に書くだけでは入力できません。書いているときの指の動きを感じながら、その感覚を覚えようとしなくては記憶に残りません。漢字が体で「分かる」ということです。速く何回も書いて条件反射的に覚えることとは全く異なります。このお手本としての体感イメージの入力はあらゆる学習で共通している最良の方法です。体育の場合は逆立ちの練習で簡単に確認できます。(詳しくは「新・絶対学力」をご覧下さい)
●漢字学習は、体験と連動して徐々に身に付けるべきものです。ところが、学年配当漢字があるように漢字の学習内容は固定されています。そこで、ついつい学年毎での習熟を目指してしまうのですが、読み書きを同時にさせることは効果的ではありません。
§教師の力量は「させないこと」
 人間の指先はとても精巧に作られています。訓練次第で僅かな凹凸を読み取り、点字情報さえも高速で入力することが出来ます。この指先の機能は誰もが持っていますが、点字をスラスラと読めるほどの性能アップは普通はさせません。どうしてでしょうか。そこまでの性能アップは不要だからです。「できるからさせる」は基本教育ではないということです。同じ事が漢字や計算でも言えるのですが、対象が漢字や計算になると何の検証もなくドンドンさせてしまう人が大勢います。とても危険なことです。教師の力量は、自信を持って「させないこと」なのです。不要なことをさせて自信を持たせてはいけないのです。
■単純に語彙量を増やす場合に効果的なのは「しりとり遊び」です。単語・熟語・諺などを集めたプリントを用意して(高学年なら辞書でも可能)範囲指定をして「しりとり」をします。プリントを見ながらでもいいことにします。答えることではなく「お手本」を自然に数多く目にすることが目的だからです。
「しりとり遊び」は比較・抽出・判断の力を育てます。また、自然に語彙量も増えます。しかし、それは副産物であって主眼にすえるべきものではありません。
■漢字力を「書き」以外で評価する方法
 漢字読本を利用した適語選択テストを利用すると漢字を書けない子でも漢字力の評価が出来ます。「どれカナ漢字読本」は漢字読本から作ったテストですが、書けなくても漢字力を評価できます。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[413] ワンコ 投稿日:2004/09/09(Thu) 09:58  [東北]
返答ありがとうございました。その場ですぐやり直さなくていい。しかも来週でいい。。こどもも、大変喜ぶと思います。土曜の夜にやっているので、今週から早速そのようにやってみます。ところで、ミチさんへの返答を読んで、
自分も、ストレスの検証が必要なんだなぁ、と思いました。小学2年生くらいだと、ちょっとした字の書き間違いや見間違い、忘れ物くらい少々あっても当たり前!と思う自分もいるのですが、毎日同じことを何回も言っている自分が嫌になってしまい、『私はオウムか!?何回も同じことを言わせないでほしい』と怒ってしまうのでした…。
※ちょっとくだけて...
●ウチは逆ですね。3番目の子は完璧主義だったので「少しは間違ってくれないと○付けが楽しくないなぁ」「忘れ物はいいぞぉ、だってドキドキするでしょ、ドキドキいいなぁ、感動だなぁ」「宿題たまにはさせてくれ〜」「音読は今日はキツツキの商売がいいな(学校からの指定は全然違うもの)」「夏休みの宿題は家族で分担しよう!一人でやったら体に悪い!」、でもってやっと「気にしない気にしない」と自分で言えるようになりました。フウ...。
●秘密ですが夏休みの宿題は家族の宿題なんですよ。「バレたらドキドキいい感じ」です。←ヒドイ宿題が多いんです!
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[411] みなみ 投稿日:2004/09/09(Thu) 09:29  [関東]
こんにちは、ごぶさたしていました。2学期がはじまり子どもは楽しく学校に通いはじめました。普段はロム専ですがたまにはご挨拶をとキーボードに向かいました。4年生の長男は夏休みまででなんとか3年生の文章題を終え、ようやく4年生の文章題へ突入しました。「サブレ」を使った倍数の問題が好きで「サブレ」ってなんだろうとか言いつつ
楽しく解いています。(サブレについては説明しておきましたが、なぜクッキーではなくてサブレなんだろうという疑問が親子には残りました(笑))夏休み、息子は「本の虫」となっていました。よくもこれだけ読めるもんだと思ったほどでした。ところが夏休みの後半にちょっと漢字をやってみようかと、親子で一学期に習った漢字をおさらいしてみると意外なほどに書けない漢字が多くてびっくり。読めても書けないのはどうしたものでしょう。とりあえずこつこつ復習を始めました。4年生になると格段に理科の学習分野が広がってきました。生活の中で体験できることをメインになるべく関心を持たせるようにしていますが、文系の母にはツライ場面もしばしば。手軽に通える科学館のようなところで無料実験室をやっているので月に一度程度、利用しています。週末にもなかなか魅力的なクラスに申し込んでいたのですが、カブスカウトラリーとバッティングしてしまい、やはりスカウトでしょうと実験教室はキャンセルしました。(ソーラーカー作り、面白そうだったんだけど)子どもも結構忙しい生活です。ほかの保護者の方の投稿を読んでいると皆さん、本当に自分のお子さんのことを考えていらっしゃるんだなといつも感心します。本当に「子育て」は迷いの連続です。子どもの進路にしてもしかりです。首都圏に住んでいると中学受験をどうするかがなかなか頭から離れません。4年生の2学期でまだ迷っているなんて、もう遅すぎるよといわれます。ため息の連続です。塾に裂かれる貴重な子供時代の時間を思うとどうしても踏み切れません。長くなってしまいましたが私も迷える母の一人です。投稿している皆さんも大いに一緒に迷いましょうね。どんぐり先生の「迷子センター」(迷母?)、これからもよろしくお願いします。
●受験も考えられる状況なんですね。では、子供には内緒で受験校(1校)の過去問題を研究してくださいね。2年間研究すればカンペキです。必要なものと不要なものが見えてきますよ。詳しくは「絶対学力」を読み直してください。
※重複していた[412]はコチラで削除しました。
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[410] 子供の気持ち 投稿日:2004/09/08(Wed) 17:21  [北海道]
「絶対学力」「新・絶対学力」を読ませていただきました。子育てに迷っていたときでしたのでハッとすることが多くて焦りました。正直落ちこみました。でも、静かに子供を見ていると分かりました。自分では良いと思っていたことが実は子供の気持ちをよく見ようとしていなかったことの裏返しであることが多かったようです。自分では何も考えていなくて表面的な体裁だけを整えていたようです。子育ては難しいですね。どんぐり倶楽部のホームページはいいですね。またお邪魔させてください。ありがとううございます。子育て相談(ぐち?)になってしまいましたね、すみません。
●また、おいで下さい。
●子供をよく見ていれば「子育て」は子供が教えてくれます。大丈夫ですよ。
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[409] ミチ 投稿日:2004/09/08(Wed) 15:09  [関東]
早速お返事ありがとうございます。
受験もないので、この問題は深く考え込ませずに、形式としてやっていきます。感情が溢れ出すことは、経験しました。以前、戦争の話を聞いた後、子供が自分で先生に手紙を書いていました。とても長く、自分の気持ちがつづってありました。強制ではないと、言葉は溢れ出すものなんですね。頭ではわかるのですが、どうしてもあせって、高圧的な態度で接してしまします。まだまだ、自分の修行が足りません。先日夢で、娘に暴行を加えていました。夢から覚めて、異常な行動に正直まいっています。普段の生活でも、私自身虐待まがいのことをしている自分がいます。娘の本当の幸せを願い、どんぐり先生のご意見をもっともだと思い、子供を尊重する母親像の天使とすべて逆の行動をとってしまう悪魔が混在している状態です。どこかに相談したほうがベストなのでしょうか?
●ここで相談するのがベストです。
1.本来は行動に善悪の区別はありません。善悪は人が決めた社会ルールを保持するためのものです。
2.ですから、行動に異常はあり得ません。どんな夢を見ても想像しても異常ではありません。そこに快感を見いだすようになったときに社会的に合致できなくなるだけです。普通は、コレを異常と言いますが、本質的な(機能的に)異常ではありません。想像可能なことを頭は想像するのが頭の仕組みだからです。現実離れしているとか酷い想像とかも含めて正常な脳の働きです。
3.従って、自分を異常と考える必要はありませんし、考えてはいけません。
4.自分が望まない行動は本来の自分ではなく作られた強制的ストレスがひきおこしている行動です。原因の代表例は「自分で納得していない作られた世間の常識(これくらいの成績はとれないといけない・この問題はとけるべきだ)」「単なる感情表現の代わりとしての行動」
5.自分の行動の本当の原因ストレス(主に盲目的に信じている常識的な考え←実は納得はしていないし検証もしていないものが多い)を見つけて検証するとストレスは消えます。ストレスが消えると行動はなくなります。原因がなくなるからです。
6.確認方法:自分が異常と思える行動をとった時の心の流れ、特に「こういう行動をとってもいいんだ」という自分の行動を自分で許可する判断の基準になったことを見つけます。→その基準を検証します。→必ず本当の自分とのズレが見つかります。→そのズレが原因ストレスです。→見つけた瞬間に異常行動はなくなります。
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[408] ミチ 投稿日:2004/09/08(Wed) 11:59  [東海]
こんにちわ。いつもHP興味深く拝見しております。
体調がすぐれないとの旨記載されておりましたが、回復に向かわれたのでしょうか。どうかご自愛くださいませ。
早速ですが、5年生の国語について質問なのですが、教科書に沿ったワークブックを一応復習として取り入れております。設問で、「このときの主人公の気持ちを答えなさい」とか「気持ちの変化はどうなったでしょう」というような設問に当たるとなかなか答えられません。なんでもいいから答えてごらんというと、パニックになってしまいます。自分も小学校のころは読み取りみたいな問題は嫌だった記憶があるのですが、このような問題は解き方みたいなものもよくわからないのですが、どのように子供に説明したらよいのでしょうか?それともこの問題は必要ないのでしょうか?良質な算数の文章題で国語力もカバーすると考えてよいでしょうか?それから、トライアングルナンバーはもう5年生になってからでは必要ないでしょうか?
>>この問題は必要ないのでしょうか?
●受験に使わないのでしたら不要です。受験を考えてのことでしたら受験校の過去問題を使った設問解釈が必要です。
※答えとしての書き方が分からない子がほとんどです。正解を何度も読んで「こういう答え方でいいんだ」式の学習がテストには効果的です。
※ただし、上記の学習は学力とは関係のない技術です。技術の習得は簡単ですし表面的には成績につながりますが、受験直前以外では無意味です。好きな本を読んだ方がいいですね。
●勘違いしてはいけないことがあります。「感情や思い」を表現できないからといって「感情や思い」がないわけではないということです。そして、基本的には「感情や思い」を表す表現練習は不要だということです。なぜならば「感情や思い」は溢れ出すものだからです。私は、今の小学校で盛んに行われている表現練習には危惧を抱いています。無理に表現させると子供は要求に合わせてできあいの感情や思いを表現するからです。これでは自分の本当の感情が分からなくなってしまいます。
>>良質な算数の文章題で国語力もカバーすると考えてよいでしょうか?
●国語力といわれると守備範囲が広すぎます。基本的には国語力は生活の中で得るものです。ただし、良質の算数文章問題で論理的思考はカバーできます。
>>トライアングルナンバーはもう5年生になってからでは必要ないでしょうか?
●不要です。ゲームとしてならいいでしょうが、小5ではゲームにもならないと思います。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[407] Hiromi Mama 投稿日:2004/09/08(Wed) 11:31  [関東]
ご丁寧なへんしんありがとうございました。
私の言葉が足りなくてまたまた誤解を呼んでしまいましたすみません。うちの子供たち在米中は補習校にも通い、家では絶対日本語をとうして来たかいあってか母国語は日本語なんです。しかし、回りが英語の環境なのに家では徹底した日本語と無理な状況にいたせいか日常会話は大丈夫ですが、多少ボキャブラリーの点で問題がありました。読み書きではかなり遅れていました。日本に帰国後たくさんお友達ができて沢山あそんだのでぐんぐん国語の学力もつきチャレンジに関してはその学年の問題を自力で読んで自力で解けるようになってきました。漢字などはまだまだ読んであげないとだめな時がありますが。。。アメリカ生まれのアメリカ育ちといっても、わかりやすく言えば海外が長かった帰国子女と同じ状況なんです。日本の学校の先生方にしても会話が問題ないのにちょっと込み入った文章や問題になるとなぜ分からないのかなかなか理解してもらえません。そこのところがバイリンガルの壁だと思います。ここを乗り越えられるかどうかで彼らが本当に日本語に関して他の子供達と同等の日本語力をつけられたかどうか決まる正念場だと思っています。その点で先生の算数の問題はとても良い日本語教材なわけです。もちろんすばらしい思考力を養う算数の問題でもあります。先生のおっしゃるようにタームの解説が必要なんですね。その点に気をつけてまた挑戦してみます。息子の勉強法も「わからん帳」をチャレンジの問題で作ってみることにしました。これが成績アップにつながると思います。昨日、息子が私が先生の掲示板に書き込んだのをみて「何してるの?」と聞くので「あなたが絵を描くのをいやがるから相談してたのよ。」と言うと「で、何だって?」と聞くので「やっぱり、絵を描かなきゃだめだってよ。そのうち絶対絵を描かなくちゃできない問題が多くなるそうよ。」と言うと今度は「ふーん。」と言っただけでわたしがただの思いつきでお絵かき算数を始めたわけじゃないことが分かり、多少納得した様子でした。「先生の何をやったかではなく、どんなふうにやるかが大切」とのご助言肝に銘じてあせらずじっくり頑張ってみます。そして、先生の2冊の本もっているのですがもう一度こちらのほうもじっくり読んでみたいと思います。ありがとうございました。
●ポチポチやってくださいね。
●「バイリンガルの壁」は言葉を味わうことで突破できます。味見するだけでは料理が味わえないことと同じですね。どんなに多くの料理を味見しても味わったことがなければ役には立ちません。
※遅くなりましたが「お帰りなさい」
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[406] ワンコ 投稿日:2004/09/08(Wed) 09:52  [東北]
こんにちは。小学2年生で、小学1年用の文章問題をやっています。本人が「これ、面白そう!」または「できそう!」思う問題から順不同にやってきました。そして、今、やさしい問題は全部やってしまい、本人にとっては難しい問題だけが残りました。やさしい問題は、短時間で喜んでやっていましたが、難しい問題は、一発で正解できないようです。それが、私からみても、おしい!という間違い方で、本人も大変くやしがっております。間違える原因は、●いくつかの条件のうち、ひとつを見落としていた。●数字を見まちがえて、違う数字で計算していた。(例:1MX76で、アリンコのチビ君は1歩で3mm進むというところ、なぜか2mm進むとして絵を書き、計算していた。)●長さが関係する問題で、現寸で絵を書いたつもりだったが、定規の使い方が不正確だった。(例:1MX75で、積み重ねたカードの長さ16cmのところ、なぜか14cmの線を定規でひいてやっていた。)絵や考え方は、良いのでは?と思うだけに、残念です。本人も、『むずかしかったけど、頑張って最後までやったつもり…。やっとできたと思ったら、またやり直しか〜ガックリ〜」という感じで机につっぷしてしまうのでした。このような間違いをなくすためには、どのようにすれば良いでしょうか?
●いくつか方法はありますが、お勧めはコレです。
1.終わったら間違っていても気にしないで、1週間後に再挑戦する。
※ポイントはその場でやり直さないことです。嫌な思いは残さない!サッと切り換えて遊びにでも行きましょう。
2.一度文章を絵にしたら絶対に文章は見ないことにすること。
※自然と丁寧に読むようになります。
3.楽しく絵を描くこと。
以上です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[405] Hiromi Mama 投稿日:2004/09/07(Tue) 14:39  [関東]
管理人様、早速お返事ありがとうございました。耳が痛いことも多々ありますが、反省点がはっきりしました。ご助言を役立てたいのでもう少し息子のこと娘のことをお話します。二人ともアメリカ生まれで去年の3月までアメリカで育ちました。日本のお受験ムードや早期教育とは無縁で育ちました、日本語だけはしっかり教えるのが親の務めと思い一生懸命日本語教育にいそしみましたが環境が環境だけに日本語力が同年代の子供達から比べると劣っている状態です。息子は科学が大好きで特に動物の話をさせると大人も舌を巻く知識量です。将来は理科系を望んでいるのですが米国と日本の算数のレベルの差があり、4年生で日本の学校に編入した当時やっと米国の学校で九九が終わった所なのに日本の学校では二桁三桁の割り算をやっていたのでショックが大きく算数嫌いになってしまいました。文章題は特に日本語のハンデもありつらいようです。折角日本に帰ってきたので今こそ日本語力強化にも良いのでと先生の問題に取り組んでみたしだいです。娘の方もほとんど兄と同様バイリンガルの弊害を背負っていて思考力の元になる言語能力がいまいちなのではと思います。日本語の本の読み聞かせも兄を含めて毎日取り組んできましたがやはりインプットが足りなかったのかもしれません。二人とも自慢にはなりませんが、お勉強ができるタイプでは無く塾にも行ったことが無く寸暇を惜しんで遊んで来ました。日本の学校の先生には「目がきらきらとして本当に子供らしいお子さんですね。」と褒められましたがその反面子供っぽいのだと思います。勉強の習慣という意味では補習校の宿題と現地校の宿題があったので毎日やることはやってきましたが英語と日本語の習得に多くの時間を割きました。遊ぶ時間も減らしたくなかったのでいつも時間に追われてしまい。勉強の内容よりもどれだけこなせたかを気にしてしまったかもしれません。それでも両方完璧などというのは望んでいないのでこの日本滞在期間を有効に使って日本語だけはきちんとできるようにして米国に帰りたいと思っています。受験などということは全く考えておらず。先生の教育論に全くそのとうりだと感動したのでどんぐりクラブ式でやっています。あきらめず頑張ってみますのでよろしくお願いします。
●分かりました。お子さん達は「英語で分かるのにどうして日本語?」ではないですか?言葉は言葉です。言葉で考えるのではなくイメージで考えるのです。言葉はイメージの再現のための記号に過ぎません。「言葉のトリガー理論」ですね。言葉を知らなくてもイメージ操作ができれば考えられます。言葉を何カ国語話せてもイメージ操作ができなければ考えられません。言葉は関係ないのです。どう考えるか、イメージをどう操作できるかが問題なのです。
●亜バイリンガルの場合は時と状況によって、得意な方の言語でイメージを再現しています。つまり、英語が得意なのに日本語での理解・表現を求められていると「日本語→英語→イメージ再現→イメージ操作(考える)→英語→日本語」となって、本来の活動である「言葉→イメージ再現→イメージ操作(考える)→言葉」ではない複雑で無駄な作業をしているのです。
●「折角日本に帰ってきたので今こそ日本語力強化」という思いはよく分かりますが、日本にいるメリットは「自然に日本語に親しむ環境にある」ということで「日本語で考えるためにいる」わけではありません。全てを英語で入力して英語で考えて成長しても、考える方法さえ会得していれば、本人が日本語を使いたい時に日本語での表現はいくらでも勉強できます。また、言葉は状況により使う単語が全く異なりますので、状況に合わせて絞った学習が効果的です。テクニカルタームの習得ですね。医療関係の英会話をする人が貿易の英会話を習っても使えないのと同じです。
●時期的にいって、今は言葉ではなく「考え方・考える方法」つまり「視考力の強化」が大切ですよ。※「新・絶対学力」に詳しく書いています。
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>>米国と日本の算数のレベルの差があり、4年生で日本の学校に編入した当時やっと米国の学校で九九が終わった所なのに日本の学校では二桁三桁の割り算をやっていたのでショックが大きく...
●計算は筆算ができれば他は不要です。日本は無駄が多すぎます。そして、その無駄なことを評価対象としているのです。※計算の不要なことも「新・絶対学力」に詳しく書いています。
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●以上が基本論です。でも、勉強に役立てたいですよね。そこで、私ならどうするかを書きます。
私なら良質の算数文章問題を全て英文にしてあげます。「考える力」は必要だからです。
日本語は生活の中で生活に関することを子供との生活を通して伝えていきます。言葉は教えるものではなく伝えるべきものだからです。生きた言葉は量ではありません。生きた言葉は「言葉の種」になります。どんなに数が少なくても大丈夫です。学校の評価が日本語の評価となっていても私は無視するでしょう。他人の評価のために子供を無意味なストレスにさらすことほど危険なことはないからです。今は日本語のストレスから回避して日本語と遊ぶことが大事です。
※帰国直後にしなければいけなかったことですが、今からでもやってください。幼児の言葉は単なる知識ではなく感情の一部です。複雑な感情を無理矢理分からせようとすると混乱するか遮断することになります。どちらも危険ですよ。基本は「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」大人は少なくとも子供の十倍は我慢してくださいね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[404] Hiromi Mama 投稿日:2004/09/07(Tue) 10:13  [関東]
このホームページでリンクをしていただいてるアメリカに在住していましたHiromiです。アメリカにいる間にこのホームページを発見しBilingualKidsClubというわたしのホームページで紹介させていただいたのですが、公文のような速さを競う計算方法や漢字をひたすら書くような勉強法はご助言に従い一切してきませんでした。去年日本に帰国し、日本の学校にも慣れてきたので先生の算数の文章題に取り組んでみました。「お絵かき算数やろう。」と声をかけて小5の息子と小3の息子に年長さんの問題から始めてみました。小5の息子は最初の一問は楽しく絵を書いていましたがそのうちに「この問題絵なんか描かなくてもできるじゃん。」と答えを言ってしまいました。娘小2はそれを聞いてしまい。お絵かき気分で絵を描きますが問題どうりに絵を描いていないのに答えを言います。この子の場合問題のイメージから発展し自分の好きな絵を描いてしまいます。はっきり言ってもんだいからそれてしまうのです。息子に年長さんは簡単すぎたと反省し小3の問題を出してみました。今度は「絵を描かなくてもできると抵抗をして問題のこたえを頭の中で出そうとします。それではできないことがわかると床にころがり、絵を描きなさいという私に「絶対やだ!」を連発しとうとう先には進めませんでした。ものすごい抵抗にどうしたものかとご相談に伺いました。普段の勉強は5年生になってから進研ゼミのチャレンジを始めこちらの方は毎日なんとかやっています。なにせアメリカそだちなのでハンデがあるのでチャレンジの20分問題を40分くらいかけてやっていますがなかなか学校の成績には反映してこないようですが・・。娘の方はお絵かき気分で楽しく先生の問題にチャレンジしてますがまだ一問も解けません。「絵を描いてえらいね」とほめたらますますやる気にはなってますが一問も解けないのがきになります。アドバイスお願いします。
●簡単にお答えすると、勉強方法を教える最良の時期を逸したのだと思います。「良質の算数文章問題」を年長問題から作ったのはこの時期が最良の時期だからです。
>>小5の息子は最初の一問は楽しく絵を書いていましたがそのうちに「この問題絵なんか描かなくてもできるじゃん。」と答えを言ってしまいました。
●「描かなくても解けるのに、どうして面倒な絵を描かなくてはいけないの?」と思っているのでしょう。つまり、視考力の力を教えてもらっていないということです。
●「答えが出る」→「描かなくていい」にはならないことは過去ログで何度も言及していますし「絶対学力」「新・絶対学力」でも説いています。
●小5の問題を解くために今の学習があるわけではないことを確認しないといけませんね。小5の問題などは、どんな方法でも解けます。ですが、先につながらない方法で解いても意味がないのです。これが重要なことなのです。「今できていればいい」では「今しかできない」になることが多いからです。
●「目で考えることの重要性は、頭の中だけでは解けない問題に出会ったときのための力」を養っているのですよ。「解けるから描かない」は全くつながりません。しかしながら、小5に無理強いするのは得策ではありません。絵を描かなくては解けない(解けても時間がかかる)問題を出して絵を描くことの意味を納得させる方がいいですね。全問を解ければ先に進んで下さい。必ず絵を描かないと解けなくなります。
>>問題どうりに絵を描いていないのに答えを言います。
●お兄さん同様に「目で考える」ことを教わっていない。あるいは、「計算でできるからいいや」という感覚だと思います。算数が得意な子に多い現象です。そして、行き詰まります。この時に解決法を持っていないのですから、1からやり直しになるでしょう。
>>今度は「絵を描かなくてもできると抵抗をして問題のこたえを頭の中で出そうとします。それではできないことがわかると床にころがり、絵を描きなさいという私に「絶対やだ!」を連発しとうとう先には進めませんでした。
●勉強以前の問題のようですね。「勉強方法を教えるべき時期に、勉強の内容だけを教えていた」ことはありませんか?子供は必ず楽な方法(文句を言われないような方法:結果だけを見る保護者には結果だけをよく見せる方法)を選びます。この時期に、楽ではなく正しい方法を「ゆっくり教える」ことをしないと、後で修正するのに何十倍もの労力を要します。
>>普段の勉強は5年生になってから進研ゼミのチャレンジを始めこちらの方は毎日なんとかやっています。
●何をするかではなく「いかにするか」が重要です。どのように「毎日なんとかやって」いるのかを教えて下さい。問題はそこです。
>>なかなか学校の成績には反映してこないようですが・・。
●学校の成績に反映する評価方法は学力の評価ではなく表現力の評価です。つまりズレているのです。そのズレている評価に合わせようとして学習を進めるとズレた学力が育ちます。
●学校の評価が気になるのでしたら、何を使って評価しているのか、その使っている評価材料は学力を判定できるものなのかを確認しなければ全く意味がありません。
●入試のことも同様です。学校の成績と入試の結果はいつも大きくズレています。学校は評価をしなければいけないので「評価のための評価(無益な評価)」をしていることがとても多いのです。
>>娘の方はお絵かき気分で楽しく先生の問題にチャレンジしてますがまだ一問も解けません。「絵を描いてえらいね」とほめたらますますやる気にはなってますが一問も解けないのがきになります。
●解く気がないのだと思います。→「だって、計算でとけるもん」では?
※過去ログにもありますが、1問を解くのに(文字は絵を描くためにあるんだと分かるまでに)6ヶ月かかる子もいます。
始めてどれくらいになりますか?
どれくらいの期間に何問を解きましたか?
その時の様子はどうだったのですか?
どのようにされていましたか?
子供だけでしていませんか?
お母さんも一緒に解いていますか?
一文ずつを絵にしていますか?
描いた絵を見て確認していますか?
過去ログは全て読みましたか?
※急いでいませんか?お母さんが急いでいると、まず思うようには進みません。いかがでしょうか。
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[403] ころころ 投稿日:2004/09/05(Sun) 21:53  [近畿]
こんばんは さっき地震がありました。天災は忘れた頃にやってくる、ですね。近畿地方の方大丈夫ですか?私のライフワークに書道があります。そこで、「言葉の贈り物」を題材にした作品を書いてみたいと考えています。使っても良いですか?どれにするかは、まだ決めかねています。どの言葉も潔く語りかけてきます。素敵な言葉達ですね。作品にしていつも見える所に置いておきたいのです。いかがでしょうか?
●ありがとうございます。自由に使って下さい。
●私の家の玄関にも筆で書いた「言葉の贈りもの」を掲げてあります。
※全作品の個展(散文詩の書道展)を開いたこともあるんですよ。書道はいいですね。子供達には一文字書道もとてもいいです。自分の名前の一文字を様々に書くところから始めるんですよ。素敵な字ができあがります。
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[402] ゆきんこ 投稿日:2004/09/05(Sun) 00:21  [関東]
たびたびありがとうございました。出産時、無事にさえ産まれてくれればと願っていた事を思い出しました。叱る事もほんのわずかと言う言葉も以前に育児書で読んだ事も思い出し 成長と共に いろいろと親の要求が増え、私は何を焦って子供に何をさせようとしているのかと ふと 考えました。成長を楽しんだり 子供を信じる気持ちが薄れて来ている自分を恥ずかしく思います。ゆっくりと 又、過去ログを読んでいこうと思います。 
●子供と一緒に楽しめる時期は本当に短いですね。多少の無理をしてでも一緒に楽しみたいものです。
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[401] とまむ 投稿日:2004/09/04(Sat) 20:11  [東海]
早速のお返事ありがとうございました。過去ログを読ませていただき、親の私があせっていることに気が付きました。もっと「子供を温かい目でみる」ことをしていこうと思います。そして子供の成長を信じたいと思います。
●子供はいつも大人の予想よりも遙かに上にいます。引きずりおろすのは身近な大人です。自戒しましょう。
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