〜「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ〜2901-3000
総索引ログ索引】て相談と学習相談※重要★
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[3000] だんきち 投稿日:2006/05/27(Sat) 11:07  [関東]  
その子がしぶしぶ読み始める時が、その子の脳が考え始めた時なんですよね。「あ〜、今やっと脳が働き始めたな」って見ていると手にとるようにわかります。
●文字が無くても時間を与えると脳が考え始めることをご存じですか?
※考えるとは言葉の操作ではないからです。
<参考:子育てと教育の大原則p.215>下記で確認しましょう。
http://homepage.mac.com/donguriclub/brain-moving.gif
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2998] だんきち 投稿日:2006/05/27(Sat) 11:05  [関東]  
一定時間視つづける練習の大切さ、よくわかります。英語でも「読めない子」は共通して文字も、文も、本も視ていないです。視続けることが苦痛のようで、視線があっちいったり、こっち行ったりしています。「自分で読みなさい」と単語のカードを一枚渡してほおっておくと、しかたがなくじ〜と視て、読み始めます。じ〜っと視ていると、読めるんですよね。
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[2997] だんきち 投稿日:2006/05/27(Sat) 09:48  [関東]  
先生、たくさんのアドバイスをありがとうございます。実は私はずっと軽度の知的障害者と仕事をしてきました。共同生活をしながら田畑と和太鼓演奏をするグループのスタッフを4年やった後、独立して農園を開いて昨年まで常時2〜5人の養護学校卒業後の子どもたちを「職親」として受け入れをしていました。それで障害のある子どもたちでも仕事ができたり、身の回りのことができるようにするための「工夫」や「指導」をするのは好きで、それが今の塾の仕事でもいつも生かされているのかな、と思います。(それが、他の一般の塾では指導できない子どもたちが、うちに来る理由でもあると思います)障害のある子どもたちは親元を離れて共同生活をするようになると短期間でも驚くような成長を見せます。今まですべてを親にやってもらい、自分では何も考えずにすんでいたことが、自分で考え、工夫し、やらなくてはいけなくなるからです。逆に職親として地域の子どもたちの受け入れをした時にいつも感じていたのは、「障害によってできないのではなく、親がやらせなかったらできなくなった」2次障害のほうがはるかに大きいことです。そして「このような工夫をすると、こんなことも上手にできるよ。」「家で食べないって言っている野菜も、ここではこんなに食べるよ」と親に家でも働きかけをしてもらおうとしても、「うちは外食だし」「家ではどうせやらないから」ということでほとんど何もなされない、ということです。そのような親の傾向がここの「地域性」であり、障害のあるなしにかかわらず、子どもが育つ上で正直その子の持つ「障害」や「学習能力の低さ」よりもはるかに大きな、その子たちが健全に(ヒトから人間へ)として育っていく上での障害であると感じています。それで、つい愚痴ってしまうことが多くなってしまいます。すみません!追記も含めたアドバイス、大変参考になりました。教材も方法も、個々の子どもに合わせる、それにつきますよね。文章題も大きな文字にして、大事なところは色で線をひくなどして読んでみようと思います。ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
●一定時間視点を変えずに見続ける練習は重要ですね。なぜなら、見続けていると、脳が自動的に考え始めるからです。私は「イグニッションキー を回す時間」と言っています。見続けていると見えてくるんです。思考はこういう「動き」の集積の上に成り立っています。ですから、視覚の働きを学ぶことは教育に非常に役立ちます。動物の進化の研究も視覚の進化からなされているものもありますね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2996] くれよん 投稿日:2006/05/26(Fri) 21:55  [関東]
どんぐりを週1,2問のペースで初めて2ヶ月がすぎました。答えがあっていようがなかろうが、本人納得のいく絵を平均20分位かけて描いて答えも出して満足!(もちろん答えが正解ばかりでは決してないです^^;)の日々でしたが、とうとう我が子も「絵が描けない!」問題にあたりました。問題はランダムに子供が選ぶのですが、たまたま選んだ<0MX46>で、2つぶで30えん、というところまでは、笑っているリスと薬が入っている瓶まで絵をかけるのですが6つぶかうとなんえんかというところで瓶に6つぶ描いて固まってしまいました(笑)。30分考えて「描けない」と言うので「つづきにする方法もあるんだよ」と言ったら「じゃあ、つづきにする!」というので、初めて後日に持ち越しになりました!うう〜ん、これって思考回路が育つ瞬間?と様子をうかがっていると・・・面白いですね!本人すごく気になるみたいで夜になるとノートをペラペラ見て、またノートを閉じて・・の繰り返し。
翌日、ふと子供を見たらまたノートを眺めたり抱っこしてかかえたりのポーズ。しまいにノートを持ったまま体操を初めてた・・。
気になるのか考えてるのか。(母:うう〜ん、いいじゃない!思考回路がミシミシいいながら育っている音が聞こえそう♪)「今日はママは、どんぐりやらないよ。1週間後じゃないと体に悪い」と言ったら「ふぅ〜ん」と、うなっていましたが。どうなることやら、楽しみです。どこかで<0MX60>の問題についてコメントがありましたが、うちのはこんな感じでしたが、いいのかな。車は3台とも横(側面)から見た絵で、たいや6この車は3こ描き(タイヤは6こあるけど、車を横から見たら半分の3こしか見えないから3こだそうで(母は、おいおい3こしか描かなかったら後で数えるときに6こじゃなくて3こしか数えないんじゃないの?と心で思いつつ、見守る事に))、5この車はタイヤを5こ描き(これは同じ数にならない(本人曰く向こう(見えない)側とこちら(見えてる)側)のたいやが同じ数にならないので、これは5こ描いたそうで)、さいごのおかあさんのくるまには2このタイヤを描きました・・・(おじいちゃんのタイヤの半分だから、6この半分の4こ(違うんだけど~~;)で、見えているタイヤは4この半分の2こだそうで)。で、答えは3+5+2=10こ でした。。。(母の予想通り絵で描いた見えているところのタイヤしか数えなかった・・)答えは、全然違うのですが、「車を側面から見たときに、手前側のタイヤしか見えないから半分描いた」と言う彼女の発想に「すごく良い絵だね!」で私は終わりにしてしまいましたが。いかがなものでしょうね・・。
●バッチリです。お楽しみに!...本人が忘れている(意識していない)ときにも小脳(無意識思考)は超高速で考え続けていますからね。「アッ、分かった!」と言います。2日くらいかな。
●私も書かない原稿を持って散歩に出るときがよくありますよ。枕元に置いて寝るときもあります。同じですね。大人も子供も本気で考えるときは同じ事をするんです。...だから顔を見れば分かるんです。
※どこかのCMにある「考える顔」は「全く何も考えていない顔」ですね。反射再現している顔です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2995] だんきち 投稿日:2006/05/26(Fri) 21:22  [関東]  
●なるべくヒントは少なく、自力で・・と思っていたので、安心しました。「大いに、問題から離れて楽しい設定でお話を」でいいのですね!言葉を使う経験、聞く経験をたくさんさせることが必要と思っていました。子どもたちはどんぐり問題が大好きで、さあ、文章題やろうというと「やった〜!」とお絵描きタイムを楽しみにしています。さらに楽しい時間にしたいです。
●指折り算はやっています。それで子どもたちも「10の補数」は計算式としてではなく、わかっています。ただ、それが6+4のような計算式になると10だと気がつかない子どもがいるのが気になっていたので、今日から三角計算表の10の補数の部分だけを拡大して使っています。+とーの記号が入っているので、子どもたちにもわかりやすいみたいです。「ばらばら」に教えていたのは私だったと気がつきました。
>>何度戻っても描いてくくって数えます。
●わかりました。やはり高学年になるとあせりが出て、「早くわからせないと・・」と思ってしまう自分がいます。「一瞬で気がつく」時を待って、何度でも繰り返す、でよいのですね。
●視覚イメージよりも、お金や人、ものにたとえて言葉でわからせようとしていました。「10円が2枚あったら何円?」というように。それよりもとにかく描くことですね。または実物を使って見せればよいのですね。「視覚イメージ」ということをわかったようで、全然わかっていませんでした。「体験、経験していないからわからないのだ」というほうに考えが行ってしまい、どのようにその体験、経験を補ってあげればいいか悩んでいました。そして、自分が親ならば、子どもたちの生活全体を「考えられる子どもに育つように」変えられるし、働きかけもできるのに、それができない。親が変わるともとうてい思えない。週に1〜2時間程度の教室の中ではその「欠落した」ものを補うことがとても難しく思われ、それがあせりになっていたことに気がつきました。「体験」ではなく、「視覚イメージ」とリンクさせてあげることが先生の仕事、で少しわかりかけてきたように思います。ありがとうございました。またご指導をよろしくお願い致します。
●いつもあれができない、これができない、と書いてしまいますが、教え始めて数ヶ月、どんぐりに転換して1か月ちょっとです。2+3もできなくて、数字も乱暴に書きなぐっていた子たちが今2けたどおしの筆算をちゃんとくりあがりの10円玉を書いてていねいにするようになっています。文章題に出てきた数字をでたらめにたしたりひいたりして答えを出していた子が色鉛筆でちゃんと絵を描いて考えようとしているのですから、すごく進歩しているのですよね。
なんで焦っているのかなあ、ってやっぱり自分が親じゃないからだと思います。本当はもっと親に子どものことを理解して一緒に努力してもらわなくてはいけないんですけど、なかなかそこに持っていけない自分が情けないです。地域性ですが、親御さんも中卒や高卒で「勉強はできなくても」という雰囲気です。地元の中学校からは4分の1が最底辺の高校に行っています。このままでは高校うんぬんよりも「社会生活そのものに困る。」と思われる子どもたちがいる中、でもそんなことは口には出せない、という感じで・・。それでどんぐりの過去ログを読んでいても、ここの子どもたちはどうもいる場所が違うような気がしていたのは確かです。子どもたちの状態を目の当たりして、でも、親も先生も何も感じていない、わかっていない、ということで余計に焦ってしまいます。悩んだり考えたりしているよりも、自分の仕事をきっちりしていくことですね。 
●アドバイスを2つ。
1.大きい数字はお金で考えます。できれば四角いコインを作ると良いですよ。一の位のコイン10種類、十の位のコイン10種類〜。
※私達が日常的に持っている千の位までの数字を感じられるのはお金ですからね。(10までが指だから指折算なんです)
2.軽度知的障害児の場合もどんぐり問題を使うんですよ。なぜなら、人間の進化方法は人類誕生以来全く変わっていないからです。地域性は関係なくすべきことは同じです。サポートの方法は個人で変わるだけです。一時期、軽度知的障害児一人を指導していました。その期間は「地域」よりも厳しいわけです。ですが、すべきことは変わりません。説明や繰り返しは多くなりますが、同じなんです。
※私達の仕事は「ヒトを人間に育て上げる手伝いをすること」ですからね。
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[2993] すいすい 投稿日:2006/05/26(Fri) 16:58  [関東]
コメントありがとうございます。6Mは限りなく遊びに近いです。解くのが楽しいようです。ただ私が横槍(絵図を描けとか、なんでこの計算してるの?ちゃんと書いてと言う)入れて機嫌を悪くして遊びでなくしてます。まさに6MX99は「なんとなく」全部で5人かなあと計算し、ちょっとして6人で34個だ!となって、かえって図に書き直しながら何が5で何が6か混乱してしまってイライラしてました。が、しばらくして整理できてとても喜んでました。その後ずっとまたドラえもんの算数(文章題)を読んでました。面積の概念とか使ってるしわけが分からないはずですが、熱中してます。ちなみに6MX99は過不足算だと思いますが子供の本には載ってませんでした。(たぶん「続編」にありそうです。
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[2992] すいすい 投稿日:2006/05/26(Fri) 13:44  [関東]
追記です。6MXに手を出すと、絵図からではなく、たとえば鶴亀算だと表を使ってみたりと計算をして解くみたいになるからです。
チャレンジする気持ちも、単純な計算だけでは解けませんからがんばって考えるのも応援したいですが、今ひとつ絵図で考えることから離れ行ってしまいがちなのを見るとこのままでいいのかな、と思ってしまいました。ただ、6MX99みたいに初めから未知数(全部の個数も人数も不明)と向き合わなければならない問題でも適当に数(この場合は人数)を仮定して、計算してみてつじつまの合う数をみつける、(シミュレーションしてみる)といったところが数ヶ月前(分からない!!と何もできないで泣き叫ぶ)と天と地ほどの違いで、ちょっと感心しました。
●6Mをするのは構いませんよ。クイズと思ってね。でも「好きなこと、面白いこと」をした方が学力養成にはなりますよ。
※理想は在籍学年分を丁寧にする。残りは好きなこと(いわゆる勉強以外)をする。が理想的ですね。主体的に工夫することでのみ応用の利く思考モデル(学力の素)は増加しますからね。
>>適当に
●って大事なんですよ。答えが23の時に529984651なんて数字は仮定しないでしょ?ってことは絞り込んでいるんですよ。かなり複雑な処理をしてね。「だいたい」「なんとなく」「偶然」とかね。これってちゃんとした理由があるんです。意識できないだけでね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2991] らんらん 投稿日:2006/05/26(Fri) 13:20  [関東]
ちるちる様:わたしは、友達がいなくなってもかまわないという覚悟をしました。今では、ボ―ルをもって公園にいきます。本人いわく筋肉をつけるそうです。 
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[2990] すいすい 投稿日:2006/05/26(Fri) 13:10  [関東]
●余裕のある子には影響は少ないんです。最も影響が出るのは余裕がないのに必至で付いてきている子です。真面目であればあるだけ影響が強いからです。
小学校から大変ですね。塾ならまだしも。小学生って心も体も成長の個人差が大きいじゃないですか。だから本当は「能力」差と捉えてはいけない気がします。とある本で、割合が理解できない小学校高学年は多々いるが、中学にはいると自然に理解できるようになる、ということを例に出して学力(ここでは抽象概念を獲得することでしょうか)の成長には個人差があると書かれていました。以前、息子と同い年の公文のトロフィーをいっぱい持っている姪のことを書きましたが、とにかく貪欲な知識欲、国語算数英語のみならず、日本地図だってほとんど覚えている、個性の違いもありますが、要は「早熟な子」なのではと思います。とてもテンポも速いですよ、すべて「爆走」してます。情緒的には結構幼いけど言葉遣いも、見た目も大きく中学生(ホントは小3です)といっても疑われません。息子との違いは決定的に何でも速いんです。そんなに急いで大人にならなくてもいいじゃない、と思いますがこの子にとっては別に無理してるわけでもなさそうです。どこか(外国)で知的に「早熟な子」がある確率でいて、それは単に子供時代の成長のペースの速さが速いだけであって、年齢が上がるにつれ差は無くなっていき、最終的には同じになる、いわば昔から言う10で神童、15で天才、二十歳過ぎればただの人(でしたっけ)」の存在が科学的に確かめられたらしいです。そういう子にとってはできればどんどん上に上がっていく(内容は別として)公文みたいなあるいは海外の飛び級システムはいいかもしれません。近くの四谷大塚でも、低学年で特別クラスがあり、講師は「理解や、やることのの速い子、というだけです」と説明してましたが、親はこのクラスに入れる、あるいは定期テストで落ちた(一般クラスへの移行)と結構一喜一憂しているのが実態です。1、2年生からそんなことでほめられたりしかられるとまではいかなくてもがっかりされたり勉強の量を増やされたりする子も気の毒です。息子の方は最近私用の6MXから選びたがり、昨日は6MX99を選んでました。いまいち未知数とのお付き合いに慣れない息子は適当な数を入れて計算してみて全体数(34)を割り出し、○を並べて6x5+4、6x6-2を見出して解いてしまいました。私が2ヶ月以上も前にやった絵図をなんとなく覚えていたそうです。こういうふうに適当な数を入れて計算してしまうとか、カンニング?ってありでしょうか。最近、6MXは封印し、0MX-3MXに限定しようかとも考え始めていますが、好きなだけやらせておいて構わないでしょうか。もちろん全く理解できないものは手を出しません。
●「遊び」か「6M」か、で「6M」ならいいかな。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2988] ちるちる 投稿日:2006/05/26(Fri) 12:46  [近畿]
何度もすみません。だんきち様のお話を読んで、うちの小2娘と同じ状態なので危機感を覚えています。プリントは解けてもどんぐりがわからないというのがその証拠ですね。もっとなんとかしないと!とは思うのですが、今は娘のペースでじっくりやるしかないと私もがまんしています。もう少し子供が理解できるよう、私も話をしようと思います。10の補数はなんとか理解しているようで、2けたと1けたの筆算も必ず筆算を書いて考えるようにしているのですんなりわかるようです。三角暗算もかなり有効ですよ。子供がわかりやすいと感動していました。らんらん様、うちも長女はゲーム大好きで、困っています。ゲーム嫌いな次女はお絵かきやブロックが好きで、創造性が感じられます。脳まで変形する話、子供にしたいと思います。
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[2987] らんらん 投稿日:2006/05/26(Fri) 11:27  [関東]
ゲームをしなくなってから、しばらくは家にいました。今は、元気よく遊びにいくようになりました。ゲ―ムをしない遊びでかえって来た子供は、「おもしろかった」といいます。それにゲ―ムをしすぎると親指が変形するらしいのです。 
>>ゲ―ムをしすぎると親指が変形する
●脳も変形するんですよ。
<参考:ゲームに関して:今日の新聞より>
http://homepage.mac.com/donguriclub/game-news.gif
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[2986] まるりん 投稿日:2006/05/26(Fri) 10:51  [近畿]
皆さん、こんにちは。暖かいメッセージ本当にありがとうございます。私にあせりが無くなったと言えば嘘になりますが、少しづつ現状を受け入れています。学校を休んで3日め、息子から「どんぐりをやる。」と言い出しました。1M×48の問題をやったのですが、丁寧に小学校の絵を描いていました。今まで解いた約20題の中で、一番たくさんの色を使って、問題文には記載されていない小学校のビオトープの様子を詳しく、おしゃべりしながら描いていました。その様子を見て、『反復練習』より『どんぐり』を選んだことを間違ってなかったと思いました。
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[2985] すいすい 投稿日:2006/05/26(Fri) 10:24  [関東]
一昨日の深夜0時前、NHKのニュースの「時論公論」で「脳の活性化」が取り上げられてました。前頭葉の役割と、そこは簡単な計算の方が「難しい問題」を考えるより活性化されるという解説があり、その説は知ってたけど「難しい問題」とは小数や括弧が入った混合計算を暗算ですることだと初めて知りました。ずっと「難しい問題」って何だろうと思ってました。「くらげの海で…」みたいな問題じゃありません。考えるって言っても計算問題でした。それに対して簡単な計算は一目で分かる九九とか簡単な足し算引き算でした。これだけで、脳は簡単な計算の方が活性化する、なんてなんか変ですね。比較の対象も極めて限られたものですから。これだけだったら「四則混合計算の暗算より九九や簡単な計算の暗算の方が局所的な活性化が見られた」というべきですね。なーんだ、と思ってしまいました。その番組の解説者も「脳の活性化」を教育などに発展させるのには異論もあり慎重に検討したほうがいい、と最後に締めてました。暗算って数のイメージを高速変換できるのでしょうけど、何か人間性から離れた感覚で、そういうのっていまどきの衝動的で何も考えも感じもしてないのではというような犯罪と無関係ではないように思います。そこまでできなくても、感性豊かな方が幸せも味わえるというか… 受験のためにするというのも的外れに思います。いわゆる難関校の問題なんて、どんぐり先生も書かれてますが、計算としてはかなり簡単、そこまで行き着く思考力を見ているんです。昔、中学受験生だったころ開成などの過去問で計算式や数値が複雑になったら「これは違う」とすぐわかったくらいです。正解は実に簡単な数でした。今は知りませんが、やはり考え抜ける子を選抜したいようです。そうあん教室の生徒ってじっくり思考と高速暗算を両立できるのでしょうか。現実感から離れたイメージの高速操作ばかりにのめりこんでしまうと精神的におかしくなってしまう(現実感が無くなる、いわゆる離人症状態にすらなりかねない)のではと心配です。少なくともちゃんと現実感と数のイメージの世界を自律的に行ったり来たりできるようにしないと怖いことになると思います。自分のイメージの世界から出られなくなってしまうのが「統合失調症」ですから。
先生
●私は***小学校の4年後を予測していますが。余りにも悲惨なのでHPにはアップしていません。
<一部>
トップから2番目のクラスに異常は顕著に見られます。
なぜ、トップでなくトップから2番目なのですか?
(この小学校は能力別クラス編成ということですね?)

●余裕のある子には影響は少ないんです。最も影響が出るのは余裕がないのに必至で付いてきている子です。真面目であればあるだけ影響が強いからです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2984] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/26(Fri) 09:33  [関東]
先生の御著書の中で「テンポ」ということが、もう一つ分からなかったのですが、2982のちるちるさんへのコメントで、「ああ、あのことね」と納得できました。同じコメントの中の「トップから2番目のクラス」というのは、どこの学校・塾?のクラスのことですか?
不登校のお子さんをお持ちの方へ:我が子は不登校ではありませんが、親しい方のお子さんが(今は元気に中学校に通っています)、小学校時代不登校だったので、参考までに書いておきます。学校に行けない間は、それこそ「子供のテンポ」で機嫌良く家で過ごし、何かのきっかけで学校に顔を出せるようになりました。けれども、いわゆる保健室登校または職員室など、教室以外(空き教室)への登校でした。その時、その子のお母様はPTAの役員を引き受け、PTAの仕事を理由に時々、ちょこちょこと学校に出かけて、いかにも「ついでに」という感じで、お子さんの様子見守るようにしておられました。そして、そのうち、元通りの活発なお子さんに戻りました。私もPTA役員で、学校に時々行きます。我が子は機嫌良く登校していますが、他の子の親が来ない時に自分の親が学校に来ることを、子供はとても喜びます。いつか登校できるようになられたとき、役員をするのはお勧めです。役に立つか分かりませんが、ご参考までに。私自身は、若い頃から傷つきやすい方で(「うつ」であったこともあるくらいです)、そのうえ先生とおおいに違って不器用で要領も悪い方です。自分の経験では、世間や学校などの「テンポ」と合わなくなって、不登校とか鬱になったときは、周囲の人たちが私の本来の気持ちの流れるテンポを認めて合わせてくれることで、非常にいやされ回復する気がします。その穏やかな状態がしばらく続くと、思い切って外に出よう、活動しようと言う前向きな気持ちも生まれてきて、ほどほどに世間や学校のテンポに合わせることもできるようになるようです。「個人のテンポ」て大事なもんだなと思います。中学受験勉強のパターン学習の弊害が言われていますが、自分のテンポを大人より尊重しなければならない時期に、それをかき乱されるということも、悪影響の一つではないかとも思います。
●早期教育が致命的な影響を与えるのはこの自分のテンポ自体を感じられなくさせられてしまう場合です。フラッシュなどは壊滅的ダメージを与えるでしょうね。これが成長期になされると「正常が分からなくなるので正常に戻れなくなる」ということです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2983] だんきち 投稿日:2006/05/26(Fri) 09:25  [関東]  
教室の子どもたちの具体的な相談になりますが、先生お願い致します。
2年生・・・年長さん問題をしていますが、どの子にも共通して問題に出てくる言葉の意味が把握できていません。0MX60 半分の数のタイヤ「半分」がわからない。0MX79そのうち2台がどこかに行きました。「そのうち」がわからない。 0MX13それぞれ3人づつ「それぞれ」がわからない。0MX38みみずの好きな長い部屋「長い」と「部屋」がわからない(四角い屋根のついた家を描く)0MX56 びっくりはこの中には、卵の中には「中には」がわからない0MX803つのグループに分ける。わからない。という感じです。わからないので文章どおりの絵が描けないので、私が「先生はね、まずびっくり箱を描くよ。箱の中に卵が何個あるんだっけ?」「そのうち2台がどこかに行ったんだって。先生のはね、デイズにーランドとね、東京!」という感じで自分の絵を描いていると、子どももわかって同じように描くのですが、これでは私が解いているんですよね。バスやタイヤの問題は具体物を使って再現すると子どもたちもすぐにわかるのですが、絵を描く前にこの手順を踏んでもいいのでしょうか。(今は絵で解いた後にやってみて確認する、どうしてもイメージがわかない時は先に具体物でやってみて「わかった!」となってからもう一度絵を描く、という2通りです)計算・・2けたどおしまでのたし算の筆算をじっくり、ゆっくりやっています。10の補数はすぐに言えるようになっているのですが、「6+4」を見てもそれが10だと気がつきません。「10−1」でも同じです。それぞれがばらばらのままでつながっていきません。
4年生以上・・・前にご相談して学年の学習を文章題で、ということでしたので、すべてチェックして倍数や大きな数、平均、わり算、と問題を選んでみましたが、どんぐりの文章題はまだまだ手も足も出ません。 というのも、上の2年生と同じ現象が高学年の子たちにもあるからです。「半分」「それぞれ」「同じ数だけ」「何時何分」という言葉がわかりません。 また、「かけ算」「わり算」の意味がわからなくて、繰り返し繰り返し教えているのですが(私の教え方にも問題があるのでしょうが)「このパターンの時はかけ算」「このパターンの時はわり算」と覚えることにとどまっています。なのですぐに忘れるし、別の形で出てきてもわり算、かけ算だと気がつきません。みのむし小学校の問題やひかるピョンの誕生日の問題でも、「わる」「かける」ということに気がつかず、「4年生が1人だと・・・」と考えていたり(同じ数、がわかっていないのですが)、足を数え間違えたりしています。高学年なので、子どもたちが答えをなんとか出した後に10本足が5匹だから10×5だよね、9人を3つの学年にわけるから9÷3だね・・・と時間をかけてていねいに教えているつもりで子どもたちもその時は「そうだ、そうだ!」と納得しているのですが、また次の問題のときにはまったくかけ算、わり算に気がつかない、をず〜っと繰り返しています。同じように計算でも「10の10倍は100、100の10倍は1000」「位がひとつあがることは10倍すること、×10」だと、単元の勉強の中ではわかっている(覚えているだけですよね・・)のですが、2×10や30×10になるともうわかりません。100÷10や20÷10もわかりません。中学生にも共通しているのですが、全員が全員ともこの10のかけ算、わり算の問題が筆算で書かないとできません。「考えられない」の象徴のようでもあるのですが、筆算でできればよし、としていいのでしょうか。すみません、長くなってしまいました。そこで高学年の子どもたちはどんぐりの問題をお手本に単元の学習もできて、でももう少し子どもたちでも解ける(問題をイメージして絵が描ける)可能性のあるものを自分でつくっているのですが、それでもよいでしょうか。長々とすみません。このような個人の具体的な相談は掲示板ではなくメールのほうがいいのかも、と思いつつ、同じように悩んでおられる方もいらっしゃるかも、と思ってそのまま書き込みました。よろしくお願い致します。
>>絵を描く前にこの手順を
●大いにやって下さい。問題と離れて楽しい設定を考えて言葉だけは問題文の言葉を交えてお話しします。「読み聞かせ」をしてもらっていない子供達に多い特徴です。言葉を視覚イメージとリンクさせて納得させる必要があります。
>>それぞれがばらばらのままでつながっていきません。 
●指折算「デンタくん」ならあり得ません。指折算をしていますか?計算式だけというのは最悪ですよ。根本的に指導方法が誤っています。常に指折算(慣れたら三角視算表)を見るようにさせることが上達方法です。
>>ず〜っと繰り返しています。
●当然です。今まで準備学習をしていなかったのですからね。何度戻っても描いてくくって数えます。掛け算に移るのは準備が出来ると一瞬です。「あ、こういうことか!」と絵図を見ているとなります。絵図「で」
考えていますか?
>>2×10や30×10になるともうわかりません。
●絵図を描かせて確認しましたか?できないことは100%あり得ません。人間が2足歩行できることと等しくできます。言葉・数式(算数語)と視覚イメージがリンクしていないんですよ。これを意識的にリンクさせるのが先生の役目ですよ。
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●だんきちさんは過去ログを全て読みましたか?焦っていませんか?「すこ〜しだけズレてますよ」
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2982] ちるちる 投稿日:2006/05/25(Thu) 23:59  [近畿]
私も気になってそろあんのHP見てきました。フラッシュ暗算なんて、最悪〜!一番子供にさせてはいけないのに。何言ってんのこの人。という感想でした。これがひとつの教科になるなんてとんでもない話です。そんな教室に片道1時間かけてくる生徒さんもいると自慢していましたが。受験に強いなんて、軽々しく公言するのは控えてほしいです。さてうちの小2娘ですが、どんぐりはあんまりなのですが、今日は下の年長の娘にテスト問題を紙に書いて製作して子供部屋で勉強を教えていたようです。テストの成績も勉強してないわりに、いいようで漢字も覚えています。いまだ歯が立たない問題でも、考えることそして親の姿勢が変わることでこんなに毎日が変わるものかと今は感謝しています。「考えること」ができるようになった、それだけで親としてはうれしいのです。
>受験に強いなんて、軽々しく公言するのは控えてほしいです。
●受験を知らないとそう思うんでしょうね。**メソッドの展開方法と同じですね。実に貧弱で陳腐です。「有名私立中学の入学試験を抜き打ちでテストしたところクラスのおよそ半分が解いてみせた」と聞くと「ほう」と思いますが、こんな計算問題などで「有名私立中学の入学試験」と言うのは尋常ではない。

1.□の中に数字を入れて、下の計算を完成させなさい。

   □□□□
  ×   □
      □□
    □□
   □□
  □□    
 8 8 8 8 □

2.つぎの3つの式からA,,B,C,を求めなさい。
A÷B÷C=5
A÷B−C=12
A−B=84
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●学習も含めて、人間の生活テンポ(主に感情が流れるのに必要な時間)を無視した高速の刺激(高速学習)は人間を狂わせるようです。ですから、まず、最初にすべきは自分の自然なテンポを感じて、そのテンポを守り回りを自分に合わせるようにアレンジすることで回復していくようですね。
●私は***小学校の4年後を予測していますが。余りにも悲惨なのでHPにはアップしていません。
<一部>
トップから2番目のクラスに異常は顕著に見られます。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2981] サクラ 投稿日:2006/05/25(Thu) 18:43  [近畿]
まるりん様:私の次男(小4)は、小3の3学期から完全に学校に行ってません。先生のやり方、学校のやり方に納得がいかず、今日に至っています。始めは悩みましたが、今は彼を受け入れる事ができました。お友達の事、うちにも何も聞かず、前と変わらず遊んでくれるお友達がいます、子どもはそのままをみてくれる、偏見も差別もなく・・・いらない教育を植え付けるのは、やはり大人なのでは・・と感じます。  こんな事になければ考えなかった事、感じなかった事、教えて頂く事がなかったと思います。また、助けて頂ける多くの人に気づき、感謝できることも嬉しい事だと感じてます。まるりんさんにも、きっと多くの人に支えられているはずです、頑張ってくださいね。
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[2980] すいすい 投稿日:2006/05/25(Thu) 14:18  [関東]
だんきちさんの「不耕栽培」しりませんでした。自然ってそのものがものすごく生きる力を持っているんですね。私は都会育ちで、それこそ野菜は買うものでした。昔、遠い親戚の農家にお邪魔した時に自宅用にいろいろ野菜を栽培しているのを見て野菜って作れるんだと感激した記憶があります。また大学が田舎で生まれて初めて何も無い広い畑の畝から芽が出て、葉が出て、…と毎日変わっていく畑を見て感激したくらいです。子供の成長を見てて思うことはいつも同じ日は2度とないことです。もしあの時何々をしていれば、今はこんな風になっていただろうという「たら、れば」は無いです。今思えばいけないことをしてきたけど、何とかなってるのは子供の成長力かなあ、と思ったり。だからいろいろ悩んだり迷ったりするけど題字なのは今、目の前の子供をよく見て何が必要か吟味しながら選んだり環境を整えたりしていくのみのように思います。その観察・吟味から目と気をそらせて世間で評判がいいものをやらせて、出来に一喜一憂したりしてはいけないですね。つい、乗ってしまいそうですが、子供をじっくり本気で見られる存在は親しかありません。それだけは忘れずにいようと思います。のんびり倶楽部さん、私もそうあん教室のHP見ましたが腹が立ちそうなのであまりくわしくみませんでした。まあ、特技か芸事と割り切ればいいのでしょうけど。昨今の子供をめぐる事件・事故の多さに学校も登校から下校まで何事も無い、というきわめて当たり前なことに今は最も力を入れざるを得ない状況なのは本当に残念です。確かに学力より、「命あってのものだね」と言われればそこまでです。もぐら叩きのような対症療法に追われるのは致し方ないですが、小学生ですら加害者になりかねない現状から、短絡的な犯罪の根を絶つことも教育の場で多少なりともできないのでしょうか。「命は大切です」っていうだけじゃ、ダメだと思いますが。そしてもちろんそれは家庭の親がすることですが。今は保護者も保護者で、万引きした小学生の親から「金払えばいいんだろっ!」とすごまれたりするそうです。最近子供がサッカーチームに入りたいと言い出しています。私は小学校低学年で毎週土日両日つぶしてコーチの指示されながらするのってちょっとどうかと思っているところです。チームスポーツなので、練習勝手に休んだり出来ないし、かなり親掛かりな面もあって仕事をしている身としてはこれ以上用事は結構、高学年になって自分でできるようになってからでいいんじゃないかと思ってるところです。まあ、うちでお父さんとゲーム漬けよりはいいかも、とも思いますが。
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[2979] スマイリ−マム 投稿日:2006/05/25(Thu) 11:55  [北陸]
まるりん様:参考になる事は何も言えなくって・・・。ですが、息子さんとお友達の会話を伺って感動してしまい、思わずお邪魔してしまいました。人と違う事をするのは、本当にエネルギ−の要る事だと思います。ちゃんと主張できる息子さんは素晴らしいと思います。私も味気ない無意味な反復はさせたくないと思っているにもかかわらず、学校ではそれが当たり前になっていて皆がやっている・・・。先生は子どもの事を一生懸命思っているも・・はずなのにどうして無意味な事が繰り返されているのか・・。お母さん方だって、話を聞いてみると、薄々感じていらっしゃるようだけど・・・。ゆっくりじっくりやりたいと言うと、私がそういう事を言うなんて「意外だわ」という答えが返ってきます。私に染み込んでいる(かもしれない)どんぐりエキスがじんわり周囲に浸透していきますようにと願いたいのですが。しかし、釈然としない中、しょうがないのでやっている我が子、いかに負担を軽減させてやろうかとばかり考える母・・・。学校と足並みそろえていける日はこないんだろうか・・・やっぱり悩みます。
>>先生は子どもの事を一生懸命思っているも・・はずなのにどうして無意味な事が繰り返されているのか・・。
●今までは理論が無かったからです。全科目を通して視考力を育てることで思考力養成ができるという「学習の統一場理論」がなかったからです。
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[2978] まるりん 投稿日:2006/05/25(Thu) 10:17  [近畿]
スマイリーマム様、ひろば様、ありがとうございます。この場で話せることが、とても、心強いです。実は、担任の先生と話をして、今は未だ心の整理がついておりません。私が落ち着くのに、もう少し時間がかかりそうです。息子は、夕方、友達の所に遊びに行きます。そこで、誰も「何故、学校に来ないのか。」と聞いてこなかったので、息子から「どうして、誰も、そのことを尋ねないのだ?」と言ったそうです。すると、友人たちは「そんなことは関係ない。いつでも遊びに来い。」と言ってくれたそうです。息子は幸せだと思います。
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[2977] だんきち 投稿日:2006/05/25(Thu) 10:01  [関東]  
>環境を整える仕事は、野菜やこどもをしっかり観察していないとできないと思います。
しまりすさん、本当にその通りですよね。もちろん、さまざまな資材を使って、最高級のものを育てていらっしゃるプロの農家さんも多いです。その方たちは「しっかり観察」して「環境を最も良くするために」資材を使います。この「しっかり観察」と「環境を最も良くするために」がポイントですね。後、どれくらいのもので「良し」とするかですよね。私は野菜でも子どもでも、正直、健康でのびのび育っていて、味がしっかりしていれば、別に評価の高いピカピカの出来でなくてじゅうぶん、だと思っています。野菜ならお金をかけてこれ以上の出来を目指すよりは、安く消費者にお分けできるようがいいと思っているし、子どもの教育にもお金はほとんどかけておりません・・。(教室を開いているので矛盾しているようですが・・・。矛盾していますね。完全に。どう納得すればよいでしょう?)生産者としては「野菜は買うもの」というスタンスで全く畑に関心を持たない消費者が多いことにいつもがっかりします。だから、しまりすさんのように田畑に出かけてくださる方がいると、農家さんもとても元気づけられると思います。是非ぜひお出かけ下さい。(ただ、子どもって基本的に農作業はつまらなくてすぐに飽きますから、「教育」面は期待しないほうがよいですよ〜。その辺で遊んでいるくらいがいいですよね。うちの子どもたちは畑というと親が忙しくてほっぽかれるか、少し大きくなったらこき使われるかの印象しかないので、嫌いです!今はバイトなら手伝ってくれます・・コンビ二のほうが楽だぞ、きっととぶつぶつ言いながら・・)
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[2976] しまりす(娘:小3) 投稿日:2006/05/24(Wed) 23:08  [近畿]
>有機無農薬農業でも、絶対EMだ、炭や木酢だ、微生物だ、波動だ、とあの手この手の農法を「これが一番!」という農家さんも多いし、あれがだめだったらこれ、と次から次へと「より効く資材」を探している方たちも多いです。
だんきちさん、ありがとうございます。不耕栽培のお話にも、ため息が出たのですが、今回書いてくださっていること、本当にわかりやすいお話でした。私、少しずつ分かりかけてきたかもしれません。せっかく有機農業に出会ったのに、微生物だ!波動だ!と叫んでいた気がします。根本は環境を整えて、いい野菜、きちんと考えられることのできる人間を育てることなんですね。環境を整える仕事は、野菜やこどもをしっかり観察していないとできないと思います。私の場合は、まずここからです。10年以上前から有機野菜の宅配をお願いしていますが、都会に住んでいてカタログで野菜を注文するだけの自分の姿に、少し後ろめたいものを感じています。娘が大きくなって、先週末ようやく田んぼまで連れていくことができました。体にこたえる程の農作業をした訳ではないし、私達が田植えの体験をするために、余計な手間をかけているんだろうなとも思います。でも自分が根っことつながった感じがして、また次の草取りの設定日には絶対行こうと思っています。話がずれてすみません。
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[2975] だんきち 投稿日:2006/05/24(Wed) 19:53  [関東]  
去年息子の学級崩壊で2ヶ月ほど毎日クラスに一緒にいて、先生たちともたくさん話しましたが、学校の先生って全く「学力」を重視していないですよね。子どもたちのいろいろな問題、大人のいう言葉が理解できなかったり、友達同士のいざこざやいじめもそうですが、「思考力(視考力)」「理解力」の低下、それ以前に考えようとしないこと、理解しようとしないことが危機的だと学校側にもさいさん話しましたが、「もちろん学力も大事ですが・・・」「もっと心の教育を・・・」と言う感じでまったくわかとらん!って感じでした。なんでわからないんでしょうね・・・。悲しくなりますね。だまださん、私は目の前の仕事にのめり込むタイプだから、たまたまそういう子育てになっただけなんです。だから、私が専業主婦で子育てを仕事として選んでいたら、同じようにのめりこんで、子どもたちには大変な思いをさせていたかもしれない、と逆に思います。常識外れの荒っぽいことをさんざんやってきましたが、子どもは育ちます。何かをやってくれる人も、指示してくれる人もいなければ、自分でどうにかします。それだけは確かですよ〜。
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[2974] だんきち 投稿日:2006/05/24(Wed) 19:40  [関東]  
「本当にいいものは地味でなかなか広がっていかない」って本当にその通りですね。うちは有機野菜の宅配をしているので、教育に限らず、本当にそう思います。それはきっと、「本当にいい仕事」をしている人、「本当にいいもの」をつくっている人は、「ほれみろ〜こんなにすごいんだぞ!!」ということをアピールすることにそれほど関心が向かないから(それよりも、より良いものをつくりたい、よりよい仕事をしたい、と努力するほうが好き?)からかなあ、と思います。有機無農薬農業でも、絶対EMだ、炭や木酢だ、微生物だ、波動だ、とあの手この手の農法を「これが一番!」という農家さんも多いし、あれがだめだったらこれ、と次から次へと「より効く資材」を探している方たちも多いです。でも、私の感覚では、「どんな資材を使うか」よりも、野菜がのびのび健康に育つように環境を整えてやることのほうがずっと大事だと思います。それは堆肥を入れてやることだったり、こまめに温度管理をしてやることだったり、適切な量の肥料を適当な時期にやることだったり、お金もかからない、普通のことなんですけどね。それで十分見た目よく、味もおいしいものができます。でも、そこをきちんとやらないで、いろいろな「資材」「農法」に目を向けてああでもない、こうでもない、という場合が多いですね。教育と一緒ですよね。あ!もちろん○○農法、というほうがインパクトも強いし、そういう人たちは宣伝も上手なのですご〜く広がったりします。そこも同じですね。
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[2973] だまた 投稿日:2006/05/24(Wed) 18:15  [北陸]
こんにちわ。皆様。[2970]の、ころころさんに、同感です(私も〜って手上げたい気持ち)。ころころさん、いつも、ありがとうございます。だんきち様、うらやましい子育てですね。私は、めまいのする、「やらせて」きた子育てをしていました。でも、あの時は、(不思議に思われるでしょうが)解りませんでした。子供をみて、子供を感じて、???の時期をへて、そうして「どんぐり倶楽部」さんに出会って、やっと、気がつきました。長いです〜。恥ずかしいです。又、色々投稿して下さい。
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[2972] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/24(Wed) 16:49  [関東]
たびたびしつこくすみません。私は現在PTA役員です。就任した当時は、学校の勉強に関することにも多少発言できるかと思ったのですが、会議での話題はそれでどころではなく、生徒がどうやって無事に学校に到着し、不審者侵入を防いで無事に過ごし、無傷で帰宅するか、という話題と対策に終始しています。命に別状はなかったのものの、不審者に襲われた事件は近所ではたびたびあります。従って、対症療法でしかないのですが、見回りなどを強化し、その協力者を確保するのに奔走しています。けれども、しょせんは対処療法です。無差別で短絡的な犯罪を減らすには、長い目で見れば、根本的な解決は、結局正常な脳の発達しかないな、というのが仕事をしての実感です。(勿論、原因を脳の発達に帰せば、犯人の責任をどこまで問えるか、と言う難問がでてきますが。)その意味でも、最近、どんぐり期待しているのです。
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[2971] ひろば 投稿日:2006/05/24(Wed) 16:31  [関東]
まるりんさん:気になっていたのですが、落ち着かれたようでよかったです。我が家の小5二女も、3年の1学期2ヶ月以上休みました。理由は違うかもしれないけれど、親がぶれないでドンと構えていれば大丈夫な気がします。もちろん迷いはいろいろあったんですが・・・。でも、校長とは何度か話をしました。と言っても、向こうは教務主任やら教頭やら学年主任やら、必ず数人で対応するんですが。いろんなことが見えて、今思えば大切な時間だったと思います。うちの子は、夏休みまでゆったり過ごし、9月から私が付き添って登校、弁当持参で一日いたこともありました。先生の監視ではないけど、子どもの生活を知りたかったからね。結局4年生から一人で登校し、今では「あれはなんだったんだろう」という感じで、楽しくどんぐりしています。「学校に行けない」から、「学校に行きたくなる」何かが見つかるときが来るといいな、と思いました。友達とか、小動物とか、図書室とか、何でも。(理由ある不登校に反対ではないのですが、3ヶ月くらいで戻ると比較的戻りやすいと思うので)子どもの不登校経験者として、老婆心ながら思ったことを書きました。
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[2970] ころころ 投稿日:2006/05/24(Wed) 16:19  [近畿]
のんびり倶楽部さんとだんきちさん、そしてウルさんの投稿を読んで、その通りだなあ、と思いながら読んでいました。ここ2〜3日で心に残ったことがあります。「福岡県に、東大にたくさんの生徒が入学する高校があります。」…今、読んでいる本の話です。
そこのある先生が、教師がつまらなくなって、行き詰まってやめたい…と、思われた事があるそうです。そんな中、どうして教師になったのか、ある日、思い出されたそうです。高校生の時に「おもしろい事」を見つけ、それがきっかけで教師になられたそうです。その時の気持ちを思いだした先生は、授業で「面白さを生徒に伝えよう」とご自分の興味のある話をどんどんされたそうです。
すると、そっぽを向いていた生徒が話しに食いついて来るようになり、今では、生徒が人生相談にくる「駆け込み寺」の様になっておられるそうです。もう一つも読んでいる本の中からですが、おとなのみに向けた注意書きに「…読み続けないように!きっと、面白くないでしょう。ここにかいてあることは、すばらしいことばかりだから。」中略…「…全ての国の、さまざまな年齢の子供達に捧げる。」と、あります。大人は素晴らしいことよりも、恐ろしいことの方が、ずっと信じやすいと、書いてもあります。何歳になったから、親になったから、教師になったから…だから自分が何者かに変わった訳ではないんですよね。自分であることに変わりはない、見失わないように毎日、笑っています。「笑う門には福来たる!」?あれ、また違う方向に…失礼しました。
「にっ!!(*^_^*)」
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[2969] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/24(Wed) 16:01  [関東]
だんきちさんのおっしゃるとおりですね。そろあんのHPを見た直後だったので、機嫌が悪かったのです。それから、数年前に学校で百マス計算をしている子供達のビデオを見せられて、しばらく学校が百マスに熱心だったことも思い出し、そのように、そろあんが全国にぱーっと広がることを想像してしまいました。私の感じでは、どんぐりに限らず「本当にいい物」は、地味で、なかなか広がりにくく、広がって欲しくない物は目に見える効果が顕著で広がりやすい傾向がある気がします。それで、常々、いいものの真価って、どうやったら分かってもらえるんだろうと言う思いがありました。
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[2968] ころころ 投稿日:2006/05/24(Wed) 14:49  [近畿]
先生、こんにちは。昨日、子供がしていた問題〈3MX18〉(〈2MX68〉)…。きっちり、「池」?にはまりながら絵を書いていました。親子揃ってはまってりゃ世話ないですね。(はまった人、他にいるはず、きっといるわ…。)子供のノートを見ると答は違っていますが、とってもわかりやすいんです。リットルの換算表を書き、水を実際に溜めている。時間は横にカウントされている。私は計算に頼ってる、負けました〜(T_T)。(でもね、「50dlを50bl」って書いてるの、かわいい(*^_^*))一番嬉しかったのは、10倍、100倍、それを数倍として、絵を書いていたこと。〈2MX77〉の牛乳の総量の時は、ひたすら足していたのになあ、去年の10月のことなので7ヶ月たったらできるようになるんですねえ。割り算の筆算が「わけわかんない〜〜(>_<)」と、毎日帰って来ます。「もうすぐ、違うことを教えてもらえるから、わからん帳に入れとこう。」と返事しています。
子供なりの理由があるのですがその一つは、「チャレンジしてたらわかるのに〜」「はあ?」こりゃ当分わかろうとしないなあ、っと…。さあ、今日はなんて言いながら帰ってくるでしょうか、楽しみです。
>ブンチン…
さっき、100均にいるときに閃いた!!!スチールの板を下敷きにして、上にマグネットの板を置いて線を引いたら絶対大丈夫だわ〜〜〜ってね!ルンルン♪もいもいさんやってみて〜家の子の線もブルブルでした(^^;)。読んで下さって、ありがとうございました。
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[2967] ウル 投稿日:2006/05/24(Wed) 14:48  [九州]
昨日 養老孟司先生の講演を聞きに行って来ました。脳のお話でした。「違い」として入力され→脳のなかで「同じ」になり→行動・思考として出力されるとおっしゃっていました。すべての物は同じではない。すべて違うのである。赤ちゃんはママのお乳の匂いを嗅ぎ分けることが出来る。本来人間はすばらしい五感を持っているのに大人はパターン的な教育ばかりやり子どもの違いを感じ取るすばらしい能力を取り去っている。大人はいろいろな事に関して「同じ 当たり前」と思い込んでしまって、違いのおもしろさやすばらしさ 不思議だと思うことなどの能力がなくなってしまって残念だ。教育を担う大人たちもこのような大人たちでは子ども達がかわいそうで仕方がない。子ども達にはもっともっと五感をつかってすばらしいものを見たり感じたりする必要がある。・・・という感じでした。どんぐり先生の幼児教育に関するお言葉に<子供が五感で感じていることに言葉を少しだけ添えてあげるのが最良の幼児教育なのです。>というのがありました。養老先生のお話を聞きながらどんぐり先生のお言葉にも似たような内容があったと思い探してみました。幼児教育って本当に大切ですね。大丈夫だったかな?私の幼児教育・・・(×_×;)
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[2966] だんきち 投稿日:2006/05/24(Wed) 14:18  [関東]  
のんびり倶楽部さんの投稿を読んで思ったことがいくつかあります。ひとつは「このような教育方法で育てれば、このような子どもに育つ。またはこんなにクリエイテイブに、生き生き、充実した人生を送る大人になる。」なんて誰にも言えないんじゃないかということです。だって、人間はひとそれぞれで、同じ環境で育ち、同じ学校に通ったきょうだいでも全く違った生き方をしているのがあたりまえですよね。ましてや人がどのように生きていくかは、子ども時代に親が与えた教育方法以外の要因もたくさんあります。もう一つは親がやるべきことは子どもに最適な「教育方法」を探して教育することではなく、その子が自分で自分の力を伸ばしていけるように、その子が育つじゃまをしない、ということじゃないかな、と思います。我が家の子どもたちは0歳から保育園、2歳から留守番、小学生のうちから食事のしたくをはじめ家事全般をやることがあたりまえ、という生活でした。もちろん母親である私は忙しさのあまり学校の宿題を見たことも、音読を聞いてやったことも、一緒に遊んだこともほとんどありません。でも、そのおかげで子どもたちは思う存分自分たちだけの時間(ビデオとゲームのない)を満喫しました。工作をしたり、木の実をとってきてジャムをつくったり、本や新聞を読んだり、友達と遊んだりして時間を過ごしていました。玄関にある野菜でご飯をつくっておいてといわれればレシピ本をめくって自分でつくりました。朝はもういないから自分で起きてしたくして学校に行ってねと言われればそれもちゃんとしました。親がしたことは一生懸命に働くことと、ちゃんとしたご飯をつくることくらいでした。今中学生になった子どもたちはテスト前ですが、自分たちで勝手に勉強し、テレビを見て笑い転げ、突然ケーキをつくると言い出して、台所でがちゃがちゃやっています。一ヶ月前にどんぐりと出会って「やってみい」とためしにやらせたら最初はとまどったものの、すぐに解けるようになりました。こんな子どもたちを見ていつも思うのですが、大事なのは「教育方法」ではないのじゃないか、と。どんぐりの問題は自分自身で試行錯誤してあれこれと時間を過ごしてきた子どもたちであれば、解けると思います。必要なのはどこかで誰かに教わってくる知識ではなく、自分で考える力だからです。でも、そうでない子どもたちのほうが今は圧倒的に多いです。私は今自宅の教室でそういう子たちを教えながら、親がよかれと思ってあれこれと「やらせて」きたことの弊害の大きさに目まいがしています。親は親、子どもは子どもの人生を自分自身で生きていくことが必要だと思うのです。子どもが自分の人生(毎日の生活)をクリエイテイブに、生き生きと送っていれば十分じゃないかなあ。でも、今はそれが一番難しいですよね。それは親がよかれと思って、子どもの生活、時間の過ごし方を決めてしまうからだと思います。だから、どんぐりの問題でさえ、一週間に一問で十分、と先生もおっしゃっているのではないかな、と思っています。どんぐりの文章題は大好きですが、「文章題の中で経験することじゃないのになあ」(本当は日常生活の中で経験して考える方法を身につけていく)と思う場面もたくさんあります。今はそんな時代なんですね。・・と話がそれてしまってすみません!もっと、子どもを信じて自由に自分育てをさせましょう!!ということが言いたかっただけでした。
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[2965] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/24(Wed) 13:05  [関東]
前の書き込みで誤解を招くかもしれない書き方をしたので、書き足しておきます。「長期追跡調査がなければいいのか悪いのか分かりません(勿論どんぐりでも)」という箇所ですが、どんぐりを否定する意味ではなく、たとえば、どんぐりで育った子供のその後を調査したら、「こんなにクリエイティブに、生き生き、充実した人生を送ってる」というような調査結果があれば、もっとどんぐりも普及するのではないかな、と言う思いで書いた物です。何しろ、教師の素人である親が目にする教育方法の種類は膨大なので、普及にはそれくらい説得力がいりそうな気がするんです。
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[2964] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/24(Wed) 11:49  [関東]
同じ小学校の小5のお母さんと話す機会がありました。その子は大手塾の普通コース(受験しない)なのですが、普通コースでも随分先のこと(多面体とか)やってるそうです。中学でよい成績を取るためでしょうか。同じ塾に附属小学生コースもあって、そちらはすでに中学生の内容、だそうです。附属生は附属中学にあがるために、公立生はよい公立高校に進学するために、必要なのかなあ・・・・。その翌日、私は「そろあん」について知らなかったので、そろあん先生のHPそのほかを見ました。なんだかすごいインパクト。右脳が活性化している画像も出てました。どんな教育方法であれ、いつも思うのですが、その教育方法を受けた子供に関する、ある程度の規模の長期追跡調査がなければ、いいのか悪いのかわかりませんね。(勿論どんぐりもですが)そろあんの先生は「そろあんができる程になると、他にもこれこれこのような能力が高まる」という確信をもっておられるのかもしれませんね。私は脳の先生ではないので肯定も反論もできませんが。未読ですが「知を育てるということ」(プレジデント社)という本が出ていいます。教育現場の様々な教育方法について、著者自身は距離を置いてルポした物のようですが、お読みになりましたか。目次を見る限り、そろばん、そろあん、辞書引き、外国語等々、色々載ってそうです。読むと自分が混乱しそうなので、私は読まないことにします。現代は情報過多で、多くの母親が翻弄され、動揺しているうちに、子供を教育する期間が終わっている気がします。ただ表題から、育てるべき「知」とは何だろう、それについての考えがバラバラだから、方法もバラバラになっているのではない」かと思いました。小脳思考について、昔の新聞の投書を思い出しました。投書した人は、大学時代の理系の他界した先生の思い出を書いていました。先生は、投書者たち教え子に「ニュートンはどうして万有引力を発見したと思いますか」と質問されたそうです。勿論学生たちは「林檎が落ちたのを見たからでーす」と言ったわけですが、先生の答えは「ニュートンはいつも(そのことを)考えていたからですよ。」
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[2963] もいもい 投稿日:2006/05/23(Tue) 13:58  [関東]
おひさしぶりです。息子も小2になりました。学校では筆算の真っ最中です。宿題もなく、良かったなーと思っていた矢先、ひとつ問題が・・・。それは、筆算の=の部分(下の―線のところ)を毎回定規を使って書くように指導されているということです。不器用な息子はものすごく時間がかかるようです。そんなわけで毎回ノートは赤ペンで修正されて返ってきます。フリーハンドで、なかなかの直線が書けていてもだめみたいです。答えは全部あってるんですけどね。(苦笑)今日は2年生の漢字練習用のノートを買いにいきました。迷った挙句、今までどおりの8マスの国語のノートを買いました。やっぱり大きく書いたほうが子供も楽だと言います。筆ペンで、苦手な漢字を広告の裏にでっかくお習字するのも喜びます。もちろん左にはでっかい私のお手本文字が。親も一緒に字の練習です。お手本用の同じ漢字を30回も連続で書いていたら、自分が今書いている文字が何なのかわからなくなり、気持ちがわるくなりました。絶対子供にやらせたくないです。
>>筆算の=の部分
○ブンチンつかったことある?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2962] ta-ra 投稿日:2006/05/23(Tue) 02:01  [関東]
はじめまして。どんぐり倶楽部のお仲間に入れて下さい。どんぐり倶楽部と出会い、小6の息子の中学受験を真剣に見直し始めています。時間をみつけては過去ログを読み漁っております。息子の塾通いもやめることにしました。始めたばかりなのにこんなに心酔して良いものなのか、自分にブレーキをかけつつも、息子と向き合う心が穏やかになれたのですから、このまま進んでみようと思っています。
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[2961] スマイリ−マム 投稿日:2006/05/22(Mon) 22:34  [北陸]
まるりんさん:まるりんさんとお子さんにとって良いほうへ行って良かったですね。子どもには素敵な時間を過ごさせてやりたいですもん。かつて私も悩んでいました。私、今も悩んでいるかもね。
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[2960] まるりん 投稿日:2006/05/22(Mon) 14:55  [近畿]
皆さん、こんにちは。ようやく、私も夫も息子も、『学校に行けない』という現状を受け入れ始めたような気がします。(先日はお騒がせしました。)今日の息子は、どんぐり1題と漢字1文字の勉強をしたあと、バルーンアートに熱中しています。長い風船をクリクリひねって、犬とか花とかを作っています。こんな状態ですが、昨日、息子がとっても嬉しそうに、「99円のコロッケを100円で買ったら、お釣りは1円だった!」と、大発見したことを教えてくれました。以前の私なら、そんな事に共感することはできなかったと思います。ゆっくり流れる時間の中で、学ぶことの大きさを実感しています。
○きのうたべたエビクリームコロッケはサイコーでした...ペロリ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2959] くれよん 投稿日:2006/05/22(Mon) 12:59  [関東]
あきちむさん:まさにこの記事です。私もまた目を通せてよかったです。ありがとうございます。周囲が「すごい」と褒めるから子供も「私ってすごい」と思うのでしょうね。単なる芸事ですむならそれでいいのでしょうが、どんぐりを知ってからは芸事のみならず脳の破壊につながるとなれば恐ろしくて我が子には出来ません。
のんびり倶楽部さん、すいすいさん:まさしく私も一緒です。うれしい!私も「心の根っこの軸がぶれなくなった事により表面に出ている母という立場の私が変わってみえるようになった」と言う方がピッタリかもしれません。子供が小さかった時、世間で言ういたずらも子供にしたらきっとすごい発見に違いないと危険が無い限り思う存分させていました(おかげで室内はいつも泥棒が入った後の様な有様でしたが^^;)。そんな折2歳頃「しまじろう」をとりましたが半年で辞めました。子供が「完全にできあがっているおもちゃ」に全く興味を示さなかったからです。そりや、鍋やヤカンで遊ぶほうが楽しいわな・・。ビデオも「大人のこじつけ(例えば、あいうえおを覚えさせる歌など)」を子供は見抜きますよね。先生のおっしゃるように子供って本当に頭がいい・・・。そんなビデオつまらないですよね。そんな子供の反応を見てその時はじめて心の根っこにある「何か変、そうじゃない。でも?」っていうわだかまりを感じました。子供が成長するにしたがって色々な情報が入ってきます。情報量が多すぎる故に自分の軸がグラグラとぶれ、いけないなあと思いつつも、何をどうしたらいいか術が分からないまま段々子供に結果を求める事(早く○○して、上手に●●して等)が多くなりました。そして今年、一月から来春小学校に入学する我が子へ膨大なDM、脅迫に近い電話勧誘、周囲の活発な動き(それこそ公文、しまじろうを始める等)が大きくなりとうとう私もこの流れに飲み込まれるのか〜やっぱり世間一般の動きに合わせるのが妥当なのかあぁぁ〜何を始めようか〜と思っていた矢先にどんぐりに出会い、心がストンと落ち着きました。私の心の根っこに有った上手く言葉で表せられないものが何故ここに書いてあるのか驚くと同時に自分に自信が持て私が今、子供に何をすべきか、何が本当に大事なのかという事が客観的に判明したのです。いつか私の手を離れて生きく子供の為に良質な術を探し出すのは本当に難しいですね。5年かかりました。でも出逢えてよかった。昨日公園で近所の2歳半の子供が自分の人さし指で「ナスカの地上絵」の様な絵を地面に夢中で書いていました。20分程すると指の代わりに木の枝で描きだしたんです。2歳半にして彼の頭の中には指が痛い→どうしよう描くのやめようか、でもまだ描きたい→あ、これで描けるかな→よしよし、まだまだ描けるぞみたいな図式があったのかな。先生のおっしゃっていた子供が自主的に遊ぶ大切さを目の当たりにし、なぜかその時どんぐりの良質の算数を思い出してしまいました。
●「どうしよう」「なぜかな」「なにかな」...なんて聞くとワクワクします。「オオ〜、思考モデル(思考回路)が増えてるぞ〜」ってね。思わず一緒に「どうしよう〜」「なぜかな〜」「なにかな〜」なんて言ってます。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2958] すいすい 投稿日:2006/05/21(Sun) 15:58  [関東]
のんびり倶楽部さん:私は子供に「未知数」という概念ができていないのがどんぐり倶楽部の問題を通してわかってたので、息子が方程式に無反応なのは当然だと思ってました。そういうことがわかるのはが、どんぐり倶楽部の文章題ですね。私はもう散々、わかっているし、わかるはず、と思ってた考え方・概念が「無い」のを見せ付けられ愕然としてきましたから。逆に数ヶ月前だったら夫と同じことを考えたかもしれません。また、息子が方程式は理解できないけど、使えれば楽だと教わろうともしないのは救いでした。やはり自分の頭で確かめられることが心地よいという、ごく健全なアタマの持ち主のようです。乳幼児期のおもちゃだって、スイッチを押すと勝手に動くより自分で動かすおもちゃのほうが魅力的ですよね。自分の感覚で自分がやったことを確かめたいのが本能に近いと思います。夫は全然勉強なんかみませんよ。ゲームとたまに将棋の相手専門です。ごくまれに「乱入」してきただけです。学校に上がる前に計算と文字を教え込んだのは夫と義母で、私は体育担当?でした。その後は学校で何をやってるかも全く関心ありません。私もどんぐり倶楽部に出会って軸がぶれなくなりました。その表現がぴったりです。結構、いろいろふらふらした時期があります。でも、たまに、なのかもしれませんが、「低学年の時期に計算ばかり繰り返しをしてきた子は学力が伸びない」という意見が共通してました。そういう本を選んだわけでもないのに。どの著者もどんぐり先生を含めて中学受験塾に経歴がある方々です。その一方で高速計算がもてはやされているのも事実です。後者のほうが結果(ランク・レベル)がすぐ見えて(検定でもあればなおさら)親の自慢話のいいネタにはなりますし、そうなるとなおさらその価値を信じます。
先生:未知数の概念が無い(少なくとも1ヶ月前は)、と書きましたがそうでもなくなりました。先日、問題解くときにで、a+□=b (a,b既知数)だから、□=b-aとやってました!初めてです、この手に出たのは。進化したみたいです。絵で気がついたわけではありませんが、"□"は初登場でした。初めてしばらくは、(そして多分これからも)、こんな簡単なことがイメージできないの?分かってなかったの?発想できないの?の連続でしたが、それを知っている分、プチッと花開くのを見ると結構感動です。
●思考の発達手順で最も効果的なものが視覚再現補助手法学習(「見たもので考える=目で考える=視考力活用」ってだけですが...)なんですねぇ。動物がカメラ目(焦点をハッキリ結ぶ事が出来る目)を持ったときから変わっていない大原則です。ですから、最低でも9才までは視考力中心(だけでもいいくらい)でなければいけないんです。
※「良質の算数文章問題」では0の発見も出来るようになってるんですよ。ふふふ。ついでにマイナスの話もすると...
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【正の数・負の数】
・負の数は自然数ではありません。従って負の数を扱うときには具象物ではなく絵図を使って説明することが妥当です。算数では数直線になります。もちろん、負の数にはいる前に数式になれておくことではなく十分に数を体感しておくことが大事です。
教え方:
1.演算記号と符号の違い
2.演算記号と符号の意味
3.線分図の考え方:理論的なマイナスの世界:反対の世界を表すマイナス:マイナスとは基本の反対と言うことです。
4.演算記号の+は「右に向いて(+世界の方へ)」という意味:符号の+は「前進(進行方向と同方向に移動)」ということ
5.演算記号のーは「左に向いて(ー世界の方へ)」という意味:符号のーは「後退(進行方向と逆方向に移動)」ということ
6.数直線を見ながら具体例を視覚イメージで理解する:言葉と視覚イメージをリンクさせながら覚えるのと同じように数式(算数語)と絵図(数直線やグラフも含む)をリンクさせながら理解することが肝要です。
7.具体例:基本は原点0なので「0+:右向き」が最初にあるので最初の数字は位置を表す
・(+2)+(+5)= 2+5= 7
※+2の位置から右を向いて前進5
             @→   A
ー←9876543210123456789→+
・(+2)+(ー5)= 2ー5=ー3
※+2の位置から右を向いて後退5
        A    @→
ー←9876543210123456789→+
・(+2)ー(+5)= 2ー5=ー3
※+2の位置から左を向いて前進5
        A   ←@
ー←9876543210123456789→+
・(+2)ー(ー5)= 2+5= 7
※+2の位置から左を向いて後退5
            ←@    A
ー←9876543210123456789→+
・(ー2)+(+5)=ー2+5= 3
※ー2の位置から右を向いて前進5
         @→   A
ー←9876543210123456789→+
・(ー2)+(ー5)=ー2ー5=ー7
※ー2の位置から右を向いて後退5
    A    @→
ー←9876543210123456789→+
・(ー2)ー(+5)=ー2ー5=ー7
※ー2の位置から左を向いて前進5
    A   ←@
ー←9876543210123456789→+
・(ー2)ー(ー5)=ー2+5= 3
※ー2の位置から左を向いて後退5
        ←@    A
ー←9876543210123456789→+
8.ただし、これ以上の数式では計算式でできるようにする。線分図は結果が不安になった時に確認できるようにする。
9.「マイナスのマイナスはプラス」とは「左を向いて後退するんだから右に移動する(プラス)」
※言葉を視覚イメージで再現すると一瞬で理解できることは科目に関係なく共通である。
※符号は通常は(+3)は3と表し(ー3)はそのまま(ー3)と表す
※演算記号に(+)や(ー)という書き方はしない。
※+(+3)は+3と表記される
……………………………………………………………………………………………
○せんせ〜、デンワ〜、**しゅっぱんで〜す。
●...。.............。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2957] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/21(Sun) 14:46  [関東]
すいすいさん :お子さんが連立方程式が???でよかったですね。すんなり理解していたら、お父さんの教育がエスカレートしていたかもしてませんもね。くれよんさんが、どんぐりで一番変わったのは母である自分だと書いておられましたが、私の場合は、出版物や「思考の臨界期」を読んで、自分が子供に接するときの「軸がぶれなくなった」と感じています。学校、出版物、訪問販売、ダイレクトメールなどなどで色々な教育法があることを知って、それでも結局、すんなり受容できたのはどんぐり方式だけでした。それまでの生活で、「こうするのがいい」「これはなんか変な気がするなあ」と理由は分からないけど直観で感じてきたことを、はっきり説明してもらえたからだと思います。百マス計算をさせながら、「なんか変な気がする・・・でも私よりたくさんの子供に接する先生がやらせるのだから、いい方法なんだろう」というふうに、気持ちがぐらぐらしてました。一方に自分の直観(なんか変な気がする、など)があり、他方に学校、先生、専門家という権威があって、ある時は自分の直感に従い、しばらくすると教育の権威と違うことを反省したりでした。どんぐり方式は私にとって目新しいこともありますが、むしろ自分の直観を理論的に支えてくれて、「おまえが思ったとおりでよかったんだよ」と言ってもらっている気がします。子供が1才の頃、おもちゃに海苔の缶を渡したら、畳にぺたんと座って缶に積み木を一つぽとんと投げ入れました。そのあと、立ち上がって缶を上からのぞき込み、積み木がどうなったか確認していました。10年くらい前のことです。その時は「赤ちゃんは、こうやって自分がやったことの結果をいちいち確認して、自分の周囲の世界がどんなものか、一つ一つ知っていくんだ、なんて気の遠い作業だろう」と思いました。そのご、障子紙にプチンと指で穴を開けたり、ビリビリーと派手に破いた時も、同じように思いました。いわゆるお勉強の方法だけでなく、私が子育ての初めからしてきた、このような発見、感じてきてきたことも含めて、どんぐり方式の人間観が、自分の持つ人間観に通底するところがあるなあと感じています。
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[2956] アン 投稿日:2006/05/21(Sun) 12:05  [関東]
小4の子どもに小3の問題をやらせています。本当に亀の歩みですが、焦らずに・・・国立の付属小ですが、中学に内部進学したいと子どもが言うので、3年の3学期頃から塾を探しましたが、ピンとくるところがなく、再び立ち返ってこちらの問題にお世話になることにしました。まわりの友だちが塾に行きだしたり、高速反復学習の友だちのスピードに本人が焦りを感じたり。まず、すてきな絵を描くことを目指してがんばります。その前に、親の私が頭を切り換えないといけません。よろしくお願いいたします。
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[2955] すいすい 投稿日:2006/05/21(Sun) 08:56  [関東]
あきちむさんのサイト紹介から改めて朝日新聞の記事を見ました。そうあん教室で4桁の暗算をしながら、先生との話もするといういわば「同時並列処理」もできるそうです。アタマの使い方として分からない感覚ではないですが、これをすごいというか、おサルに芸を仕込んで出来たのを見て喜んでいるようなものというか…。どれだけの価値があるのかわかりません。私の話を暗算しながら聞いている人と本気で話す気になれるかというと疑問ですが。私の職場は(自分を除けば)かなり受験戦争を勝ち抜いてきた、優秀な人たちですが、そういう特殊な能力を持った人ではありません。皆さん普通の能力で、違いは「賢く勤勉、仕事に熱心」です。先日暗算の名人を引き合いに出しましたが、この方は頭脳労働者にはなりませんでした。ルーチンワークをしています。記事の文面ではかの小4の子供はハッピーみたいです。かつて右脳教育で有名な教室に子供(かなり幼児)を通わせ、やめた親御さんの話のひとつに子供が情緒不安定になってしまってやむなくやめたという話を聞いたことがあります。脳の使い方、育て方でさまざまな能力を引き出せるとは想像できますし、必ず子ども自身が不幸なことになる確証がなければやらせてみようかな、と思うのが親心だと思います。
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[2954] あきちむ 投稿日:2006/05/21(Sun) 02:27  [東北]  
こんにちは。くれよんさんの書き込まれた高速暗算の新聞記事が気になって検索してみました。
たぶんこれのことですね。(朝日新聞のサイト)
★ttp://www.asahi.com/kansai/news/OSK200605150030.html(★をhに変えてアクセス)
ここの小学校は過去ログにもあった小学校ホームページの授業ムービーにも驚きましたがいったい何を目指しているんでしょうね?(他のサイトのリンクを貼って良かったかしら?どんぐり先生、もし差しさわりがあったらこの書き込み削除してください。)
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[2953] しまりす(娘:小3) 投稿日:2006/05/20(Sat) 22:57  [近畿]
こんばんは。今日は田植え体験に行っていました。5月とは思えないぐらい寒かったですが、泥はやさしく気持ちよかったです。娘は、かえるを追いかけまわすのに夢中で、わらと泥まみれになって帰ってきました。
>●問題と同じスペースで書けないと効果は半減します。
>間違ったときに問題と間違った過程が確認できなければ弱点補強に使えません。
>問題と解答用紙が別というのは入試問題のように確認しない前提の時だけです。

私も問題と同じスペースで書くことがベストだと思います。でも問題集ならあらかじめ紙を貼っておくなどして対処することができますが、学校でされるテストやプリントはそういうことができません。弱点補強のために間違った過程が使えなくても別紙に書く方が、何も書かないで暗算的にやるよりまだましなように思うのですが・・・。別紙が残っていれば、それらしいところを一緒に分からん帳に貼ることができるかなとも考えますが、あの問題にそこまで労力を使うのも馬鹿らしいような気もします。
>そこをどう切り抜けるかが工夫です。
>私の生徒は問題集を全て一度コピーしてノートに切って貼ってましたよ。

私も同じことを高校時代、数学でしていました。どんぐり文章題をやり始めて、なつかしく感じています。昨日の宿題の文章題(時間の問題)は、ほぼ答えが書かれた時計の絵が添えてあったこともあって、家の複合機でコピーして問題だけ切り取り、スペースをあけてノートに貼り付け、娘には1題だけさせました。こんなので工夫になるでしょうか。
>こういうことを学習の基本(本当の学習習慣)と言うんです。
>机に座っていることが学習習慣ではないんです。
>どうですか?そろそろ分かってきましたか?学習とは学習方法のことなんですよ。

先生、すみません。分かってきたと申し上げられれば嬉しいのですが、正直まだよく分かっていません。学習とは学習方法のことだから、その学習方法さえ家できちんと押えておけば、細かい内容について神経質になる必要はないということでしょうか。また的外れかもしれません。学校は学校、家は家、と割り切れれば楽なのですが、どんぐりをするようになってから、私が教科書をよく見るようになり、その内容がとても気になります。算数も変な教え方ばかりに見えます。今習っている時間の計算ひとつをとっても、時間の数直線みたいなのが出てきて、余計わかりにくいです。もう少し先へ行くと、2桁+2桁の暗算が出てきます。これも家庭訪問の時に話しました。2桁同士の足し算が暗算でできたところで3桁、4桁ができるようにはならないのだから先につながらないということをお話ししたら理解してくださり、「うちのクラスでは、やらないことにします。」と言ってくださいました。このように話していくことは、よいことですか? (なにしろとにかく自信がありません。)
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[2952] みかん 投稿日:2006/05/20(Sat) 20:47  [近畿]
こんばんは。最近、いい感じで進んでいます。上の子の担任は1年生の時に受け持ってもらった先生でした。その先生は徹底反復というのにかなり疑問をもっていらっしゃるので、宿題も比較的少なく(といってもこちらでは多い部類にはいってしまいますが)子どもも精神的に追い詰められることなく、親子共々平和な日々です。その中で、一つ発見がありました。どんぐり問題で、以前は歯が立たなかった問題が最近クリアできることが多くなってきたのです。時計や時間や、大きい桁の問題にかなり苦戦していたのですが、それがすんなり計算して解けるようになってきました。よく考えてみると、学校で習った単元でした。どうやら今まで準備学習として解いてきたどんぐり問題のおかげで、学校で新たに習った単元はその場で応用までできる理解に進めるようです。今まで、準備学習をしていると新たに習う単元を一瞬で理解するとどんぐり先生からお聞きしていましたが、まさにそれを目の当たりに体験しています。百聞は一見にしかずとはこのことです。学校の勉強はどんぐり問題とセットでやることで完成するようにできているんですね!
○フフフ...まだまだあるある、どんぐりシークレット。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2951] くれよん 投稿日:2006/05/20(Sat) 18:09  [関東]
すいすいさん、そうなんです。全国紙の新聞でとりあげられてしまうと多くの人の目にとまりやすじゃないですか〜。これがきっかけで全国的に「反復、暗記ができる=優秀!」なんて流れになってほしくないなって思いました。まあ、立命館という一部に限っての事と思いたいですが、記事を読んだ学校の先生なんかが影響受けてしまわないように願うばかりです。我が子が通う予定の小学校は、今のところ高学年になるにつれ宿題が少なくなる小学校のようなので(それを話してくれた方は嘆いていましたが)私としてはラッキーと思っています。
ウルさん、良かったですね!お子さんが「自分はこれ!」って思うように育ったのもウルさんがそう育てられたからなんですよね。いいなあ。私も娘(年長)が小学校にあがったらにんまりしたいです。うふ。たのしみ〜。
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[2950] ウル 投稿日:2006/05/20(Sat) 14:39  [九州]
こんにちは。3年生が割り算を習ってきました。に〜んまりな σ(*^o^*;母♪「今日割り算ならったよぉ。なんか言ってみて♪」
「まぁ!ん〜じゃぁ 63÷7=?」「9!」「24÷6=?」「4!」「すごいじゃなーい(^.^)ノ 」(顔はニコニコ、こころは当たり前よ)「へへーん、なんでか すぐわかるっちゃん!オレって天さーいv(^o^")v」三角計算のおかげ。文章問題のおかげ。この子どものうれしそうな顔を見た瞬間、準備学習やっててしあわせ♪って思います。今日の文章問題で割り算使いたかったみたいだけど、今日は「11個のかご」だったからうまく使えず、(11で割る)「かごが9個だったらよかったとに・・・なんで11とぉ??。」とかぶつぶつ言いながら絵で回答。よしよし正解OK!OK!いい感じ〜デス。高速計算一度もやっていない2人の子ども。何に対してもあせりがない様子。お友達の速さや賢さにもすごいっちゃんって言いながらも自分はコレで大丈夫!と思っているような感じです。
>>なんで11とぉ??
○フフフ...九九つかえんやろぅ。
>>すごいっちゃんって言いながらも自分はコレで大丈夫!と思っているような感じです。
●ベストですね。
●親が速さを厭うと子供は速さを求めません。家庭で「ゆっくり読んでね」「ゆっくり話してね」「速くない方がいいな」と言っていると気にしないようになりますね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2949] あきちむ 投稿日:2006/05/20(Sat) 14:31  [東北]  
どんぐり先生、コメント有難うございました。娘が先生からのお返事喜んでいました。
だまた様:私も子供の才能をつぶすようなことばっかりしていました。今まさにここの掲示板で話題になっているそろあんの神林先生と100マスの陰山先生共同監修のパソコンソフトを買い与えたりしていました。ダメダメ母です。まだまだ私自身が変わっていかなくてはダメだと反省の毎日です。
>>パソコンソフト
●コレを作った人が陰山学級掲示板の管理人ですからね。推して知るベシ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2948] すいすい 投稿日:2006/05/20(Sat) 14:22  [関東]
[4947]追記です。安心した、というのは立命館以外のたとえば県教育委員会などが動き始め公立レベルで実験校が出来たというわけでもなさそうだったからです。ただ、記事としては全くポジティブな書き方だったので、マスコミの影響は大きいですから世論が動き出しかねません。それが怖いです。単なるブームかもしれませんが、大人が自分で選んでやりのでなく、幼い子供にやらせるという点で、安易に飛びつかないように注意を喚起する必要は絶対ありますね。どんぐり先生、よろしくお願いいたします。
くれよんさん、私も半年前だったらかなり色めき立ったかも。息子もはまりそうなので。
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[2947] すいすい 投稿日:2006/05/20(Sat) 12:12  [関東]
くれよんさんでしたね。失礼いたしました。立命館小学校だったから知ってたのでああそうか、と安心しました。まあ、けん玉とかヨーヨーの名人くらいに思えばあ?(間違っても学習とか学力にリンクさせなければ)特技としてはいいかもしれませんね。私の知り合い(成人)にもいましたが、そんな扱いでした。
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[2946] シロ 投稿日:2006/05/20(Sat) 09:26  [近畿]
はい、わかりました。もう一度じっくり読んでみます。焦りは禁物ですね。
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[2945] シロ 投稿日:2006/05/20(Sat) 08:16  [近畿]
おはようございます。私は家でこども達に教えているもので、だんきちさんの質問とどんぐり先生のアドバイスがとても参考になっております。うちにも、小5で2年生むけの良質算数問題がとけない生徒がいます。小6の生徒には、どの問題を選ばせるか、また、中学生になるまでそんなに時間のゆとりがありませんのでゆっくり1週間に1題でいいのか、悩んでいます。それから中学1年生に、わからん帳をつくらせたいのですが、5教科必要でしょうか?定期テストの間違えた問題をきってノートにはればいいのでしょうか?学校で使ってる問題集の間違えた問題もコピーしてわからん帳にはったほうがいいですか?また、中3生は高校入試に向けて一番しなければならなことはなんだろうかと悩んでいます。やはり過去問の分析でしょうか?
●過去ログ・「絶対学力」「新・絶対学力」は読みましたか?全て回答済みです。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log-all.html
※徹夜してでも読んで下さい。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2944] とめ 投稿日:2006/05/20(Sat) 02:47  [中国]
はじめまして。小学2年生の娘がいます。インターネットでいろいろ学習法を探していたところ、こちらのサイトにたどり着きました。初めて子供を小学校に入学させ、宿題をもらうと「?」と感じることが多く、今年になってからは地元をあげて、陰山先生監修の学習プロジェクトが始まり、反復学習と高速計算の推奨が始まりました。娘の頭の中で、計算することや漢字についてイメージがないというのか理解できてないまま、機械的に読み書き計算を何度も繰り返して覚えさせるという学習法に不安を感じています。幸いなのか、今の担任は宿題が非常に少なく、休日前には宿題は出ません。この間に子供が頭でイメージをして学習できるようにしたいのです。このサイトはまだかじり読みしかできていません。すみません。それでも私自身が共感したり、なんだか不安に感じていたことに答えを差し出されたような内容で驚いています。ぜひ子供にどんぐり学習法を挑戦させていたいです。拙い文章で申し訳ありません。自分自身の不安とこのサイトに書かれていることが答えのようにぴたりとあったことに驚きを隠せないのです。どうぞこれからもよろしくおねがいします。
●今、全国の8-9割の子供達が危険な環境にあると思っています。対応策は「どんぐり倶楽部」にあります。どうぞ、十分にお使い下さい。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2942] くれよん 投稿日:2006/05/20(Sat) 00:21  [関東]
はい、(2902)にて5月15日の記事の件を投稿したものです。あまりにも頭にきてしまったので、その新聞記事はクシャクシャポイしてしまってどこかに行ってしまいました・・。どなたかどんぐり先生にfaxしていただけませんか。すいすいさんのおっしゃった通り、百マス計算で有名な○山先生が校長の立命館小学校の記事です。私も記事を読んだ時に「むかっ」としました。でも、動揺しなかったんです。以前の私なら「ええっつ、そういう方法がいいの」ってあせってしまったと思うんです。でも、今はどんぐり倶楽部があるし沢山のママ達(パパも)が自分と同じ考えでがんばっているって思ったら、「むかっ」は来ましたが「げげっつ」は無かったんです。どんぐり倶楽部を知って変わったのは子供じゃなくて私なんですね。私が変わったから、子供も変わった。以前の私は子供に結果を求めていました。でも、今は子供の「経過」をみてあげることができるんです。そんな自分がすごくうれしい。いつだったかどなたかが年長の<0MX07>の問題を、お子さんがとても面白い絵を描くとおっしゃってましたよね。うちの子も、全く算数ではなく、うみくんのあおさの信号6こ分を○を描いて濃い青で塗って、そらくんのは同じ大きさの○を描いてうみんくんの半分くらいの薄さの青色鉛筆で塗って、答えの合わせたらどれくらいの青さかっていうところは、うみくんの濃い青とそらくんの薄い青の色を混ぜて○に塗って答えにしていたんです。私は心から素敵な答えだと思いました。子供も満足してました。そして、本当にそれでいいんだと今は思えるんです。どんぐりに出会っていなかったら、答えを数字で○個と出せない我が子にイライラしていたと思います。小学校に上がる前なので、子供には足算や引き算といった概念が全くないんです。まっさらなまま・・・なのでそんな答えが出せるのかな〜、いいなあと思えるようになった母です。そう、どんぐり倶楽部を知って何が一番変わったのだろうと考えていたのですが、一番変わったのは母である私なのでした!
○パチパチパチ〜〜。バッチリですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2938] すいすい 投稿日:2006/05/19(Fri) 21:33  [関東]
のんびり倶楽部さん:息子は父親の方程式の提案には全く無反応でした。なんのことか、理解をはるかに超えてるようです。
学校って楽しい行事があると必ずその後作文、お絵かきですね。作文は特に適当なこと書きなぐってます。のんびり倶楽部の息子さんが、低学年のころは優等生的でなかったと知ってちょっと意外でした。上手に成長されたんですね。もう、2年生あたりから参観をしてるといますよね、学級委員になるタイプの優等生的な応答をする子。息子はそれに対して全くさえません。でも、掲示板読んでそんなものかと肩の力が抜けました。
先生:息子は解けた問題の類題を探し出しています。類題どころか同一の問題を見つけ(6MX17)てやってました。2週間前くらい前のものです。基本的に考え方は同じでした。そこにたどり着くまでがすぐになりはしましたが。こういう「繰り返し」はOKでしょうか。これに限らず、同じことを繰り返したがります。同じ映画(DVD)を繰り返し見たりよくします。息子にとっては意外と年長あたりの問題のほうが手ごわいのではと思います。「半分」だって結構怪しそうです。10の半分は5だと答えられるけど、コップに半分の水だと戸惑うかも。試してみようかな。純粋に言葉から絵を書き起こすより、ある程度計算が入っているほうが、とっつきやすいみたいです。朝日新聞取っているのですがなぜかその日の夕刊が見当たらず、今日別の用で行った図書室で見ました。暗算も、ピアノとかけん玉みたいに純粋に芸事だったら余計な思惑はないでしょうね。公文を長年やっている子は完全に数の感覚が出来て答えが見えるのだそうです。息子を見ている限り、数の理解なしに計算が出来るのを目の当たりに見てぞっとしましたが、それを通り越すと理解につながるのでしょうか。計算が早くできるとか暗算だけだったらいいけどそのために失うものがあるとすれば、わざわざする必要は無いと思います。(朝日新聞に出てたのは、立命館小学校です。)
>>朝日新聞に出てたのは、立命館小学校です。
●新聞FAXで見ました。予想通りの内容でした。最後の10才の女の子のコメントがどんなに危険な状態かが分からないどころか羨ましく思っている雰囲気が感じられて背筋がゾッとしました。「完全記憶者シィーの悲劇」を知らないのでしょうね。知らないとは恐ろしいことです。
<完全記憶者シーの悲劇>
http://homepage.mac.com/donguriclub/kioku.html
●抜粋●
シィーの記憶は、ルリアが十数年後にテストしたときも全く完全で、忘却のない完璧な記憶でした。しかし、それと引き換えに彼は、つぎつぎと生じる視覚像のために抽象的な思考は妨げられ、また、しばしば、現実と想像の世界の区別を失うという異常な世界に生きていたのです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2937] しおりママ 投稿日:2006/05/19(Fri) 20:59  [関東]
先生、皆さん、こんばんは。又も小6の息子に問題発生でした。4年生の計算問題の間違い。先生からのご指摘通りでした。 最近分数の単元に入って計算の課題が増えていました。それ以外にも、学校主催の漢字検定で6年の漢字を一通り覚える、又学校の運動会の練習でも疲れていたのでした。(勉強のことは何とかしないといけません)息子の学校は授業をつぶさない方針なので、運動会の練習を体育の時間と長い休み時間のほとんどを使ってするのです。ダンスを踊りっぱなしで疲れる、と言っていた矢先でしたのに。今日直しかけて、やっぱり寝て起きて、それからにすると申しました。先生からのメッセージが心にしみたそうです。もっときちんとできる状態で、ゆっくりやることにする。そう申しておりました。私も高学年だから、と言う焦りがまだまだ消えていないのですね。一層大事に過ごさないといけないのにと反省しきりです。応援団の方にも参加するそうですので、放課後練習も入ります。
その後は出来るだけ外で遊びたいそうなので、「ゆっくり、じっくり、丁寧に」が出来る環境つくりを尚一層気をつけなくてはいけません。頑張ります。先生、ありがとうございました。
>>応援団
●娘は小6の時に応援団の団長しましたよ。なが〜いハチマキ巻いて大声でずら〜っと男の子を従えてカッコヨカッタデスネ。これがまた、声が通ること通ること。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2936] だまた 投稿日:2006/05/19(Fri) 17:46  [北陸]
どんぐり先生、ありがとうございます。今の娘に準備学習ができるなんて(嬉)。「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」やってみたいと思います。
あきちむ様:素晴らしいですね。うちの中2息子はこの手の問題に歯がたちません。幼児、そして小学校時代に普通に持っている力を潰してきた結果だと思っています。
だんきち様:うちの中2息子も普通の子供です。等比、文章題に弱いなぁ〜と、5年の頃から感じて、学校の先生に何度か相談いたしましたが、どの先生も明確な答えを出していただけませんでした。又、どの先生も危機感を持っていませんでした(今もです)。昨年どんぐり倶楽部に出会い、どんぐり先生のお陰ですっきりいたしました。が、息子は中1になっており、反抗期に入ってしまいました(苦笑)。今更ながら、私は中2息子に子育て(慌てず騒がず穏やかに)を心がけています。子供も小学校の時は普通に出来たと、思っていたのに、中学になって驚きます。苦しみます。(でも、そんな子が多いので、直に麻痺してしまうようですが)どうぞ、子供たちの為、頑張ってください。
たたみ様:うちの1年生も同じです。「半分」で、ひっくり返って、それから、事あるごとに、自分で「半分」を意図的に感じているようです。嬉しいですね。まさに、どんぐりマジックですね。
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[2935] すいすい 投稿日:2006/05/19(Fri) 15:41  [関東]
しまりすさん:読んでいただいてありがとうございます。私も完璧に理解してるとは思いませんが、学校の学習内容と真の学力は次元が違うというか、学校でやるのは学習項目の紹介、と思ってます。同学年の息子も100%どんぐり以外ではテスト、ノートすべて間違えを消して書き直しています。(ほとんど間違えないので、たいした手間ではないのからなのか…)再三、残すように言ってもです。どう考えたか書いてと言ってもほとんど書きません。書いていいと言われなかった、とか書くところが無いとかいい訳します。そして、みんなと同じでなくてはいやだと言います。こちらはキレずに機会があるごとに言うのみです。本当に頑固です。夫が子供に教えてた連立方程式を算数問題の解法に使うのは反対です。夫は鶴亀算などを父親からやらされ、その後中学で連立方程式で簡単に解けることを知って「なんとばかばかしいことをさせられたか」と怒りがこみ上げたそうです。今なお罵倒しますから。しかし、小学生の算数は効率的な解法で解くより数をいじくったり、図に書いたり、自由に頭の中で遊べるお遊びでまずありたいと思うのです。効率的な解法はそれを十分に堪能した後知ればますます「そ〜か〜!」と頭に入るものだと思います。当の息子は父親から連立方程式を教わった時の反応は見ていないので分かりませんが、線分図同様、全く???みたいで、まったく出てきません。安心しました。まだ、自力であれこれ考えるほうが楽しいみたいですし、そうあってほしいです。私自身は鶴亀算などは受験算数として勉強しましたが連立方程式で簡単に解けることを知った後でも「算数的考え方」の方がむしろ面白かったです。方程式にするととっても機械的で楽しくないというか…。それが、グラフになって交点の座標が解である、となると「なるほど!」と思いましたが。先日掲示板にどなたか紹介してた朝日新聞夕刊(5/15)の「高速計算」の記事、今しがた図書館で見ました。3桁x3桁の暗算が瞬時にできることがどうしてそんなによく、世間に評価されるのか全く共感できません。この世に電卓もパソコンも無かったらそういう人を養成してもらって私はそういうヒトを使わせて頂きたいくらいです。機械がもっと複雑な計算を瞬時に出来る時代に。ほかに何かいいことがあるのでしょうか。高速で計算できるということはやってる本人はよく分からないけど数を入力すれば瞬時に答えが出てくる状態になる、という感覚なら本当にやらせたくないです。今の時代、あらゆることが「ブラックボックス」化して、入れれば(途中経過はわからないけど)結果が出てくる、つまり自分で納得した感覚を持って接する物事が少なくなっています。でも子供には、そんな時代だからこそ、発達段階では自分で納得できる感覚・考えを持って試行錯誤して進める体験はとても大切だと思います。「ブラックボックス」を使うはその後で十分です。そうしないとブラックボックスの奴隷にすらなりかねないです。ブラックボックスではないけど小学生の連立方程式だってそうです。算数・その他正しい答えがすぐでるのがいいと、小学生には思わせたくありません。それが便利なのはマークシート式の入試くらいです。夫の算数指導と記事とで少しムカッとしてしまいました。すみません…ちょっと落ち着きました。先生、「ショッカクビ〜〜〜〜〜ム!」どんどん送ってください。
>>朝日新聞夕刊(5/15)
●予測はつきますが、どなたかFAXしていただけると助かります。「読売新聞」なんです。
FAX専用(24時間対応):020-4623-6654
>>3桁x3桁
●不要な【
そろあん:珠算式暗算:フラッシュ暗算
*ちなみに、珠算のかけ算は3級で4桁と3桁(合わせて7桁分)2級で5桁と4桁(合わせて9桁分)1級で6桁と5桁(11桁分)をしますが、計算という処理をしているのではなく、頭の中にある珠を動かしている(視覚イメージ操作)だけですので、どんなに練習しても思考モデルは絶対に増加しませんし使っている視覚イメージも10種類のみです。
以下に非常に危険な勘違い解釈を紹介します。
*計算能力を高める→計算能力ではありません
*珠を視覚イメージすることで、右脳の発達に役立つ→こんな数少ない視覚イメージでは役に立ちません。ましてや、増加は一切ありません。学力養成度数ゼロです。
*集中力を高める→考えない集中力は不要
*指先トレーニングによって脳を育てている→リハビリにはいいが育てることは出来ない
※まだまだありますが...あ、原稿が...。また、増えてる。い・つ・の・ま・に...。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2934] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/19(Fri) 15:07  [関東]
しまりすさん:まぎらわしい名前ですみません。学校にちゃんと働きかけていて、偉いですねえ、私はなかなか積極的になれなくて。「間違った過程が少しでも残るのが嫌」だと思う子供達も可哀想だけど、先生は「間違った過程」を見たいとは思われないのかしら。
すいすいさん:連立方程式を教えてしまうお父さんの気持ち、よくわかります。3年生で我が子が鶴亀算を解けたのを見たら、誰でも親なら感激しますよね、「うちの子は賢いなあ」て。そして感激のあまり、「ひょっとすると中学校で習うことも理解できるんじゃないかな」なんて思って、教えてみると本当に賢い息子さんは連立方程式もわかる、それでますます感激・・とお察しします。我が娘は、どんぐり方式でも鶴亀算ぽい問題なんて、まーだまだ、すいすいさんのお子さんがうらやましいくらいです。我が家のお父さんは、子供達の勉強にはタッチしないで、遊び専門。娘とはウィークデイは一緒に様々な虫の幼虫やら花の世話をしたり、お風呂に入ったり(赤ちゃんの時からお風呂はお父さんのお仕事でした)、超おしゃべりな娘の超長話を聞く係を務めたり、将棋などゲームをしたりで、毎週休日は近所に連れ出したりはしてくれますが、勉強には関心があるのか無いのか・・・。話題にのぼらないです。学校では「朝の学習タイム」というのがあって、娘(小3)の月曜日の朝の学習が、土・日の出来事につての作文だと昨夜判明。どのくらいの長さなのか、まだ確かめてませんが、娘はあまり好きじゃないようです。昨年度、息子のクラスは、行事のたびに必ず作文の宿題が出ていて、息子は行事の前から「あーあ、また作文だなあ」と言ってました。楽しみのはずの行事が台無しでした。娘の土日が、そうならなければいいのですが。
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[2933] しまりす 投稿日:2006/05/19(Fri) 14:03  [近畿]
遅くなりましたが、のんびり倶楽部さん、すいすいさん> 学校のカリキュラムのことでコメントをいただいてありがとうございました。おふたりとも、ほとんど答えを書いてくださっていますね。私も、学校とどんぐりは全く別物・・・と思っていながら、準備学習のことを読みはじめてから、わからなくなってしまいました。・・・というようなことを書くということは、本質的な理解がまだ十分でないと思います。(中途半端な理解で、わかりましたなんて書いても先生にはお見通しだと思うので、正直に書きます。)また少し時間をおいて考えたいと思います。これまで2年間、学校の算数のドリルやプリント・テスト類を娘がやった後を見て気になっていたことは、筆算や絵図をほとんど書かないことです。じゃあノートに書いてるんだろうか?と見てみても、先生の板書をそのまま写しただけの『きれいな』ノートで、他のことに使った形跡はみられません。余白がほとんどないし、紙も準備されずそういう風に指導されてこなかったら、式と答えだけのきれいな仕上がりの方がいいと思ってしまうかもしれないなあと思いました。家庭訪問の時に先生に相談したら、別に筆算や絵用のノートを持たせてくださいとのことだったのですが、それを使っている様子もありません。いちいちそのノートを探して出して他の子とは違うことをするのがいやなのだと思います。そんな折、計算ドリルではない書き込み式の準拠問題集が宿題に出ました。書き込み式と言っても、余白は少しです。1問だけやる?と言ってやらせたら、書いた筆算が間違っていることに気づいて消しゴムで消していて、それを見て少なからずショックでした。どんぐりの問題ではそれまでの絵や筆算が間違っていてもXをして書いていきますが、学校の問題では間違った過程が少しでも残るのが嫌なんだ。その後、私が残りの問題をやってみると、書く(描く)スペースがないことにイライラし、別の紙を貼ってそこに書きました。連絡帳には「筆算や絵図をかかせたい」ということを再度書いて持たせました。その日の宿題は時間の計算(文章題3題)だったのですが、「ノートに書いてする(筆算も書く) 」と書いてありました。私の書いたことに対する担任の先生の返事は「筆算をきちんと書いた方がいいということには同感です。紙を貼ってくださると助かります。」とありました。テストの時の紙まで用意できないんだけどな、と思いつつ、それでも少し進歩かな?と思います。学校との接し方、こういう方向性で間違っていませんか?
>>「ノートに書いてする(筆算も書く) 」
●問題と同じスペースで書けないと効果は半減します。間違ったときに問題と間違った過程が確認できなければ弱点補強に使えません。問題と解答用紙が別というのは入試問題のように確認しない前提の時だけです。
 だから「良質の算数文章問題」は切ってノートに貼れるように、贅沢ですが片面印刷なんです。根本的に学習方法を知らない「やればいい」という感覚なんです。そこをどう切り抜けるかが工夫です。私の生徒は問題集を全て一度コピーしてノートに切って貼ってましたよ。当たり前のことです。こういうことを学習の基本(本当の学習習慣)と言うんです。机に座っていることが学習習慣ではないんです。どうですか?そろそろ分かってきましたか?学習とは学習方法のことなんですよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2932] らんらん 投稿日:2006/05/19(Fri) 12:38  [関東]
図形の宿題がでました。まだ習ってない問題だったらしく、「分からん」といったので、「分からなくても、絵をかけばできるよ」ということをいって見ていたら、「分かってきた」といって、半分まで絵をかいて、問題を解くことができました。これもどんぐり問題のおかげです。翌日先生が、「まだならっていない問題でした」ということを話したようです。息子は、「絵を書いてわかった」と話してくれました。 
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[2929] すいすい 投稿日:2006/05/19(Fri) 00:03  [関東]
どんぐり先生:ありがとうございました。しばらくしたら落ち着いて、いわなくなりました。今度言い出したらそういおうと思いますが、お小遣いがほとんど存在しません。子供の生活範囲に店が無いので…。今日はどんぐりをする、ということになっていたのですが、途中で父親参上。実はお父さんは鶴亀算を連立方程式でとくやり方を息子に数日前教えてました。問題を見てこれも「方程式」で解けるだろっと口出しして、子供の集中力は途切れてしまい、明日やるということになりました。方程式での解き方なんて、猿まねできなくてもいいのに、というか、そもそも答えを要領よく出すのではなく、考えることが目的なのに。また喧嘩しそう。
たたみ様:さすが年長さんですね!息子は小3で、かなり最初は受け入れない反応でしたが、何か大人にはよくわからない心に響くものがあるみたいです、どんぐり倶楽部の問題って。
○それはビームだね。....ショッカクビ〜〜〜〜〜ム!...とどいた?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2927] だんきち 投稿日:2006/05/18(Thu) 23:35  [関東]  
さっそくのお返事をありがとうございました。「差」や「わり算」「かけ算」「10倍する」などの意味がわかっていない上、文章を読む力があまりにもないので(今日やった1MX04〜6でも、「みんなで何人」なのに「男の子」や「白」の数を答えとして一回はみな答えます。)のでもっと学年が上の問題は・・と思っていたのですが、確かに学習内容とオーバーラップしながら子どもたちに解けそうな問題はあるはずだと思います。よくみて選んでみます。5年生は今図形をやっているのですが、点と辺、角の区別もよくわかっていないみたいで、三角定規やコンパスを使って垂直の線をひいたり、図形を描いてみたり、角や辺の大きさ、長さを測ったり、をていねいにやったほうがいいかな、とも考えていたのですが、このあたりも飛ばしてしまってもいいでしょうか。5年生の小数、6年生の分数の計算もどんぐりの方法は学校で教わる方法とかなり違うのですが、これも学校の教え方は無視して小数は分数に直す、分数は最小公倍数は出さないで「右××」で教えていいのでしょうか。「学校で点数がとれないと」という不安がいつもあって、思い切ったことができないでいます。それどころでないことはよくわかっているのですが・・。「塾の先生」というよりは「同級生や友達のお母さん」「近所の●●さん」という面が私には強いので、親の理解を得ることにも自信がなくて、ついつい安易な方法を選んでしまっていました。でも、学校で習った時に「あ〜どんぐりでやった、あれだ」というふうになることを目指せばいいのですね。頭を切り替えて問題をよく見て考えます。
>>点と辺、角の区別
●小学校の図形は一瞬で分かりますので問題には殆ど入れていません。用意するのはサイコロ1コだけです。...分かりますね。以上。常にサイコロを思い出すこと。面に斜線を入れると1:1:√2の三角形も見えますよ。
>>「学校で点数がとれないと」
●とれますよ。だって、テストでは答えしか見ないでしょ?あるいは、分数計算で答えを出しておいて小数計算の形を真似すれば検算代わりにできますよ。
※学校は使われるものではなく使うものですよ。これも工夫ですね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2926] たたみ 投稿日:2006/05/18(Thu) 23:24  [近畿]
どんぐり先生、皆様、こんばんは。先日息子の件で書き込みさせていた際は、お返事をいただき本当にありがとうございました。ちるちる様、ユイゴン様、ありがとうございます。実はHPもまだ読破できていないので、こちらに書き込みできる状態ではないのですが、その後の息子の様子に変化があり、これも皆様のおかげだと思い、こちらに出てきました。先週の「どうにもならない状態」からどんぐり先生はじめ、皆様からのお言葉で、親の私自身が焦る状態から抜け出たのが、変化の始まりだったのだと思います。まずHPを読破してから過去のログもすべて読んで、「どんぐり」をちゃんと理解してからスタートしたほうがいいと思い、それまでは問題はやらせないでおこうと思っていたら、(習慣というのは怖いもので)今までは朝ご飯を食べて幼稚園に行く前の間に問題をさせていたのですが、書き込みをした先週からやめていたら(2日間)、週明けの月曜日の朝、息子が「あの絵をかく問題やりたい」と言い出し「今日はやらなくてもいいよ」と言うと「嫌だ、絶対にやる!」というので、簡単そうなものを選んで(そうなんです、それまでは順番にさせていたのです。のんびり倶楽部さん、教えてくださりありがとうございます!?「できなかったら一日でやらなくてもいいからね」(←ここが今までの私と違う発言だと思います)と、0MX12を渡したら、問題を読み、しばらく考え、☆の絵を描き始め、しばらく絵を描くことに没頭。幼稚園に遅れるなぁ〜と思いながら様子をみていると「できた!答え32個!」とたどりついたのです!そしたらなんと「もう一枚する!!」というのですが、さすがに幼稚園に行く時間もせまっていたので「一枚がんばったから今日はもういいよ」と言ったら「え〜〜〜!やりたい〜〜〜〜!」という言葉に負け0MX13の問題を渡しました。案の定、問題を一読みしたら「わかった!答えは6や!」とひっかかり、「ちがうよ。でも、もう幼稚園行くよ」と切り上げ、再び帰ってきてから解いてました。結局「かめさんとみのむしくん」を「お母さんと○君(息子の名前)だったら?」とヒントを出してしまったので「わかった!8人や!」と答えが出て、本人は大満足そう。私はしまった、失敗した!と後悔。次からは絶対ノーヒントでいこうと思いました。そして、今日、なんと!朝ご飯を食べていたら、息子がコップに入った麦茶を見ながら、「これが半分で、お母さんのがいっぱい入ってるから〜一緒やね、わかった!」と最初息子の言ってることが「?何言ってるんだろう?」と思ったら!!なんと!前回の投稿のときの0MX11の問題のことだったのです!!正直、驚きました。そしてすごいなぁ!と実感。今朝の麦茶で「かばさんの問題」は一歩解決に近づいたようです!!どんぐり先生、皆様、本当にありがとうございます。なんだか、うれしくなって書き込んでしまいました。もともとは「どんぐりの本質」を理解できていなかった私がいけなかったのですが、あの時、先生や皆様に救っていただき、それが息子にも焦ることなく接することができる態度につながった上、息子の中にも「どんぐりの芽」が出てきたことがとてもうれしかったです。本当に感謝です!!本当にありがとうございました!!これからもどうぞよろしくお願い致します。
○どんんぐりマジック!
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2925] すいすい 投稿日:2006/05/18(Thu) 22:13  [関東]
息子が「また公文やりたーい」などと言いはじめてしまいました。もちろん却下。「その分遊んだほうがいいよ」といいましたが、「公文はだめっていうのっ!!」と大泣きでした。計算好きなのはわかるし、年齢的に繰り返したい時期なのかな、とは思うけど、何かいい進言は無いものでしょうか。あ〜!!
●簡単です。自分のお小遣いで行くのならOKです。だって、お遊びですから。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2924] だんきち 投稿日:2006/05/18(Thu) 22:08  [関東]  
毎回適切なご指導を頂き、感激すると同時にとても勇気づけられています。ずうずうしいのを承知の上で今日は高学年の指導について伺ってよろしいでしょうか。(私の見ている子たちは重症の子たちばかりなのですが、地元の小学校では同じような子どもたちが多数派だと思います・・)4年、3年問題は手も足も出ないので、しばらく1MXの後半(文が漢字になっているところから)やっていました。それでも極力ヒントを出さないで解けるような問題は少ないので、今日から1MXを最初の00から私が文章を漢字に打ち直してプリントしたものをやっています。そうしてやっと、自分たちでも「絵を描いて解けそうな」問題に出会ったという感じで解き始めました。00で「〜番目と〜番目の間」でつまづいたものの、01〜04は解けました。(この4問が解けたのもこの数週間、どんぐり問題をやってみた成果です)06はかけ算だと気がつかず、足を一本一本数えて間違える子がいました。後の2人は絵を描いてかけ算だとすぐに気がつきました。(これもどんぐりの成果)。 そして07では「何時何分」というのがわからない子がいました。「算数は6時に始まるでしょう。Aちゃんちから先生んちまで10分かかるとしたら何時何分に家を出なくちゃいけないの?」と聞いても、まったくピンと来ていません。そういうことは考えたことがないみたいで、当然のように毎回15分くらい遅刻してきます。「時計を描いてみたら」と言っても時計を描くのは幼稚と感じたらしく「違う方法で考えてみる」と前回やった1MX54(ばったのパタパタ問題)のように道を書いて10分ごとに印をつけているのですが、40分の印がゴールのはるか手前にあったり、という感じです。あきらめて時計を描いてやっと、10分、20分と針を戻して考え始めたものの、数え間違えて何回やっても12時20分、が答えでした。高学年(4〜6年生)+中学1年生はみなこんな感じです。中学生も1MXどころか年長さん問題も解けないです。去年、今の中1を見ている時はその子たちが特別に考える力がない(6年の秋から見始めたのですが、たし算、引き算のくりあがり、くりさがりからつまづいていました)と思っていたのですが、そうではなくて、多くの子どもたちがこのレベルにあるのが現状です。5年生はまだ2年あるのですが、6年生は今年1年でどのように指導したらもっとも効果があるのか、アドバイスを頂けるでしょうか。5年生は週に2回来るので、一回は学年の勉強にあてて、一回はどんぐり問題をやっています。6年生の子どもが最も重症(学校の勉強はそこそこできています)ですが、彼は週に1回しか来ないので学年の勉強が今のところ中心になっています。倍数や約数を教えながら、教科書にのっている文章題を絵や図を書き、理解した上で解く、とどんぐりのような方法をとっていますが、集中的に考える訓練をさせたほうがいいようにも思っています。
たびたび申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
●必ずやってくださいね。
1.「良質の算数文章問題」700題全てに目を通す。
2.学校の今の学習内容と関連する問題をピックアップする。
3.「良質の算数文章問題」で教科書内容を消化する。(未収部分は教える)
4.学校の授業を最終的な復習の場と考える。
5.小テストは全て無視して「分からん帳」にため込む(夏休みに使います)
※漢字の打ち直しなどしている時間はありませんよ。教科書と「良質の算数文章問題」をリンクさせてください。
※教科書は使いません。学校で使うときに「あ〜、どんぐりでやったことだ!」状態にする。これが予習ではなく「準備学習」です。
>>集中的に考える訓練
●漠然と「考えさせる」では時間がありませんね。材料は完璧ですから、どう使うかの工夫をするんです。工夫が先生の役目です。工夫は一人一人に会わせます。テキストに子供を合わせてはいけません。子供にテキストを合わせるのです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2923] あきちむ 投稿日:2006/05/18(Thu) 17:40  [東北]  
こんにちは。3月からどんぐり倶楽部を始めて2ヶ月ちょっとが経ちました。1週間ほど前に小3の娘が私が解いていた小5の問題をやってみたいと言うのでやらせてみました。本人が5MX01、5MX04、5MX07を選んでちょっとやってみたのですが割り算・分数・小数点をまだ習ってないので全く歯が立ちません。でもなぜか5MX01の問題だけはあきらめず、1週間で解いてしまいました!
私は1ヶ月かかっても無理かなと内心思っていたのですがたったの1週間でしかも毎日取り組んでいたわけではない(紙に書いて考えたのは3日だけ)のに偶然とはいえ解けてしまってビックリです。本人もものすごくうれしかったみたいで問題が解けた後、私に飛びついてきた娘の顔を見たら泣いてました。そんな娘をみて私もジーン・・・娘の解き方は「紫陽花の葉4枚と雨の滴5滴で350円」なので350円を200円と150円に分けて、200円をさらに50円4枚に分けたら紫陽花の葉と同じ枚数になった。だからたぶん紫陽花の葉は50円。残りの150円を10円15枚にして雨の滴5滴に分配したら1滴30円に分けられた。これで正解にたどりつきました。(その前にも280円を10円28枚に分けたり、100円を80円と20円に分けたりかなり試行錯誤していました)「5年生の問題が解けたー!」と寝るまで大騒ぎで出張中の夫にもメールで報告。「どんぐり先生にもお手紙書いて〜」と言うので書き込みさせてもらいました。本人も自信がついたと思います。いい経験になりました。どんぐり先生、どんぐり倶楽部に感謝です!!これからもよろしくお願いします!
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<5MX01>  月  日( )
今日はカタツムリのムーリー君の誕生日です。
今年は大好きな紫陽花(あじさい)の葉2枚と、
輝(かがや)く雨の滴(しずく)6滴(てき)が買える280円の商品券3枚と、
同じ紫陽花の葉4枚と輝く雨の滴5滴が買える350円の商品券2枚を
もらいました。この商品券の金額からの紫陽花の葉1枚と輝く雨の滴1滴の
値段を考えてみましょう。
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●素晴らしいですね。でも、みんなできるんです。内容は連立方程式ですけどね。普通に出来るようになるんです。どんぐり方式ならね。フフフ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2922] まるりん 投稿日:2006/05/18(Thu) 17:37  [近畿]
どんぐり先生、アドバイスありがとうございます。なんだか勇気が湧いてきました。反復練習で暗記するより、ゆっくり、じっくり、丁寧にを選びます。あまり、周りの視線も気にしません。また、負けそうになったら、相談させて頂きますね。2920の投稿は、削除して頂けますか。宜しくお願いします。
○リョウカイであります!
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2921] だまた 投稿日:2006/05/18(Thu) 17:25  [北陸]
ころころさんへ、
<だまたさんのところのお嬢さんと家の子供、似ているような気がしてなりません。 (#^.^#)うれしいですね〜。そんなふうに思っていただいて光栄です。でもね、違うんです。うちの娘は、未だ固まっています(絵がかけない、手が止まっている、思考停止状態)でも、ころころさんの書き込みを読ませていただいて、気がつきました。母(私)が未だ、いらん絵描くな、答えだせ〜光線を密かに送っていたんです。今度からは、笑いをこらえて待つ、事にします。ありがとうございます。
どんぐり先生、お世話になっております。小5娘は、昨年、先生のアドバイスのお陰で筆算が出来るように様になりました。3月には「掛け算、割り算が出来ない」(今も未だ、もやもやしています)事を相談させていただきました。今、学校では小数の倍、1/10をやっています。きっと、メタメタに解らないのでは?という心配もしていましたが、(デンタくん、分身の術をしてみました、時折、こんがらがる様です)なんとか、過ごしております。ありがとうございます。欲を言えば、どんぐり問題(今固まっているのは、3M10〜15あたりです)をすっきり絵を描いてほしい、と思います。又、報告させて下さい。
●一問の筆算は百問の暗算を凌駕します。
>>小数の倍
●「割り算の意味」を読めば分かりますよ。ついでに分数の割り算もね。
http://homepage.mac.com/donguriclub/kakewari-2.gif
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2920] まるりん 投稿日:2006/05/18(Thu) 12:07  [近畿]
皆さん、こんにちは。息子(小2)が不登校となりそうです。どうも、担任の先生と上手くいってないようです。息子が言うには、
「同じプリントを繰り返しするのは嫌だ!つまらない!」そうです。こんなことを、先生に直接言って、ボイコットしていたみたいなのですが、結局、怒られて、やらされたそうです。「お母さんもやらなくて良いって言ってた。」とも言ったそうですが、火に油を注いだみたいです。まさか、先生に直接言うなんて思ってなかった私が悪いです。これから、全面対決となるのでしょう。やっぱり、反復練習なんてさせたくないですから。取敢えず、この掲示板で心を落ち着けているところです。
●普通に不登校しましょう。
1.電話が来ます。
2.プリントの件を話します。もちろん、代わりの学習も提示します。
3.話が好転しなければ教務主任-教頭-校長-教育委員会に相談(提示)します。
※「考えない頭を作る宿題」の代わりに「考える頭を作る宿題」をすることと「考えないプリントをさせられるから不登校します」を提示します。
※当然の権利です。子供の才能を潰されて黙っていられるわけがない!
※「習熟」という美名の内容は「強化してはいけない単純思考回路の強化と同時に考える回路の破壊準備をしていること」です。
※小6の夏まではお断りしてください。
<参考:http://homepage.mac.com/donguriclub/data-2006-01.html>
■NIMH(米国国立精神衛生研究所)のJay Giedd 博士らは思春期の直前に灰白質過剰産生の第二波があり、その後、使用されない神経回路の廃棄の第二回目が十代のうちに起こることを発見した。(出典:http://www.nimh.nih.gov/press/prbrainmaturing.cfm)
※12才までに使われなかった(作られなかった)思考モデル(思考回路)は消されてしまうんです。(環境に適応するための用不用の原則に従って性成熟年齢である12才までに使われなかった回路は不要と判断されて消去される)
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●過去ログに削除された[2920-21-22]がありますが削除しますか?
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2922] ころころ 投稿日:2006/05/17(Wed) 22:19  [近畿]
>1700ページ…
じゃあ、一冊250ページとして、7冊かあ、では「ナルニア国物語」の本のように「箱付き」でど〜んと書店に置きましょう!!……」どう考えても…ですね。失礼しました。
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[2921] だんきち 投稿日:2006/05/17(Wed) 21:54  [関東]  
すいすいさん、暖かいお言葉をありがとうございました。今日、その子と算数の文章題を初めてやりました。文章題をやる前から、「あ〜今日は英語を教えなくていいんだ」(もちろん、英語を教えることが目的ではなく、彼とお話をしたり、ゲームをしたり、絵本を見たりするおまけの英語だったのですが)というだけで、私自身気持ちがす〜っと楽になりました。文章題を5問読んであげ、「好きなのを選んで」というと、自分で「これをやりたい」と黒ねずみと白ねずみのお母さんの問題を選び、絵も書いて答えもちゃんと出しました。1問だけと思っていたのですが、ちょっと机を離れた間にすぐに「次はこれをやりたい」とあひるのがあこさん問題を手にとってもう絵を書き始めていたのでそのままやってもらいました。あひるの絵だけじゃなくて、自分の絵、池、お日様に家まで描いて(色鉛筆を使ってもいいよ、と言ったのですが鉛筆で描きました)とても楽しそうでした。一応問題を読んであげるとあひるが4回水を飲んでいるところを描いて4杯、とこれまたすぐに答えを描きました。「今日はここまで」とカブトムシの幼虫を探しにいきました。腐葉土の山の中にごろごろと何十匹といるのです。だんなに幼虫の説明をしてもらっているときもとても穏やかで、入れ物に腐葉土と幼虫を入れてうれしそうに持って帰りました。これからこういう時間を過ごせると思うと、とても楽しみです。「英語じゃなくてどんぐりを」正解でした。ありがとうございました。(でも、本当は友達と一緒にレッスンする時間もつくってあげたかったんですよね。でも、私の力不足でどうしても、うまく導いていってあげられなくて。友達にやってはいけないことばかりやっているとどうしても注意しなくてはいけなくて、「叱る・叱られる」関係だけはつくりたくないと思って(他の大人とはそうだろうから)マンツーマンにしました。別のところで一緒に何かできる時間をつくれるといいなあ!)
●暫くすると「先生、英語しないの?」と聞いてきます。「じゃあ、やりたいときにだけ、1ページしようか?」と言って下さい。しかし、絶対に確認しないこと。楽しく彼のペースで過ごすことです。12才までの学習は忘れることが大前提ですから、覚えていることを期待しないこと。でも、楽しいものは意識下で覚えています。そして、大きくなって必要になったときに自力で思い出します。しかし、それは心配することではありません。彼が学んだことは彼が自由に使うんですからね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2920] 削除
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[2919] すいすい 投稿日:2006/05/17(Wed) 13:28  [関東]
こんにちは。だんきち様の、「耕してあげるより、自分自身で耕すことのほうがはるかに大事」、同感です。教育だけでもありません。子供を持つ前、生きていくことは自分という畑を耕し続けること、と何かの本から学び、とても感銘を受けました。
どんぐり倶楽部を始めたころ子供の足りないことは、いろいろ考えると、一言で表すと自尊心とか自己信頼の欠如「自分の持っている能力に気づいていない」と思い当たりました。その時に若いころに読んだその本のことを思い出しました。子供は学習面では「知らないことは出来ない、習ってないから分からない」、その他なんでもちょっとしたことが「出来ない」という反応でした。ちょっと考えれば、ちょっとやってみれば、いいことなのに。それに気づいてからは徹底的に彼に「出来ている」ことを小さなことでも気づかせるようにし続けました。小さいかもしれないけど、その力を使って問題を解決できることを認識させたり。どんぐり倶楽部の文章題だってそうです。つい変な親心でやってあげてしまったことが、彼には「自分は出来ない」と教えていたようなものだと気づき、反省しました。また、そうやって彼に自分の畑を小さい力から始めてどんどん耕す力を養って生涯耕し続けられるように導きたいと改めて思いました。だんきち様のような、家族でない周囲にいるちょっと身近な大人って中学生以降非常に大切な存在だと思います。親御さんにとっても、孤立せずにいられます。息子の去年のクラスには軽度のADHD児が一緒で、補助教員が時々ついていいて、そのためゆとりもあってかお世話好きなクラスメートの援助を受けたり、ちょっとしたことが出来るとみんなで拍手とか、雰囲気は良かったです。
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[2918] ゆか 投稿日:2006/05/17(Wed) 01:11  [近畿]
なかもと様、平井先生の著作のご紹介ありがとうございました。実は、私も娘が生まれてすぐに平井先生の本を手にしまして、しばらくは平井ワールドにどっぷり浸かっていた時期がありました。私の子育てバイブルにしていたぐらいです。ですが、まだ娘が幼稚園に入園するはるか前だった為、学校に関するところはさっと流して読んでしまっていたと思われます。読みが浅いです・・・。久しぶりにもう一度平井先生の本を読んでみようと思います。マシーン、ためらわずに出動させていただきます。どんぐりの掲示板を拝見していると、どんぐり先生をはじめ、今回のなかもと様のように、読まれた本のなかで良いと思われた本を紹介してくださっていることがありますよね。そのなかで私が手に取ったことのある本もあったりすると、どんぐりに導かれる人には共通するものがあるのかしらと、新米どんぐりの私ですが、嬉しく思ったりもしています。どうぞ皆さん、これは是非というのがございましたらご紹介くださいませね。私が、今までではまったのが、平井信義氏、佐々木正美氏かな。あとシュタイナー関連も。近頃はアドラー心理学で読みやすいものに関心があります。でも何より、一番はまった、というより信奉といっても良いほど感動したのがどんぐり先生です!
昨日、娘の同級生のお母様にどんぐり先生のこと、どんぐりのことを紹介させていただきました。帰ったら早速HPみてみます。とおっしゃってくださいました。どんぐりのすばらしさ、ご理解いただけますように・・・。
●シュタイナーの7年周期と私の3年周期では21才の完成期(社会適応準備完了期)が重なるんですよ。
http://homepage.mac.com/donguriclub/ready-go-map.gif
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2917] ニモ 投稿日:2006/05/16(Tue) 23:01  [関東]
先生、小毬さん、のんびり倶楽部さん、 すいすいさん、クリスマスキャロルさん、コメントありがとうございます。歩いて5分の学校の帰り道、雨の日側溝に流れる水を見てて遅く帰ってきたり、朝、「いってきまーす」とランドセルを忘れて出てったり、死にそうなカマキリがかわいそうで帰れなかったり・・・あげたらきりがないのですが、そんなことすべてがみなさんのコメントですてきな思い出になりそうです。ほんとに心があったかくなりました。どんぐり始める前、「○○君はいつも100点なんだよ。オレなんて、いろんな点数取れるよ。すごいでしょ。」と自慢げに話す小1のころの息子に笑えなっかた自分が、今は恥ずかしいです。これからも、掲示板を覗きながら、日々どんぐり道をじっくり、ゆっくり、丁寧に進んでいきたいです。
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[2916] クリスマスキャロル 投稿日:2006/05/16(Tue) 21:51  [関東]
こんにちは。ニモさん、 のんびり倶楽部さん、すいすいさんのお便りをみて、年齢は違いますがうちの長男と授業中の様子やら生活の様子がすご〜く似てたので思わず出てきちゃいました。もっとすごいのはうちの子は小2のころまで自分のロッカーにあった他の子のソックスを気にせずはいてきたりもしました、それも左右ちがう色のソックスを。人通りのあまりない横断歩道でしたが、その真ん中でまんがに夢中になって立ち止まってたこともあります。 それに今日から中間テストなのに先週末、教科書を全部学校に置いて、手ぶらで帰ってきたんですよ。小4の妹が心配するほど。多くの人と違うことがあまりにも多いので(普通と違うとはあえて言いません。普通がいいとは限らないこともありますよね。)わたしはどう接したらいいのか困ることがあります。幼くてまだまだかわいいもんだなあ、て思いたいのですが中学生になってもほんとにこんなんでいいのかな?でもちっとも悪びれることなく本人なりにテスト勉強してる(らしい)のを見てると 声がけはするものの、この子っていったいどんなおとなになるんだろう、とちょっぴり不安もありますが楽しみにすら思えてもきました。のんびりしてて人にだまされることはあっても人をだますことはないだろうなあ、などと。でもまわり道してもゆっくりじっくり人生を味わってほしいな。物事に執着しない性格が(一連のアニメやカードにはものすごく執着してます)よい方に生かされるように余計なことをしないようにしようと、親の責任みたいなものを感じます。そう考えられるようになったのもこの子が小6になってどんぐりと出会ったころからです。もっと早く出会いたかったな。のんびりしてても考える力だけはつけてほしいです。親としてまだまだですが、どんぐり先生、みなさんこれからもよろしくおねがいします。 
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[2915] だんきち 投稿日:2006/05/16(Tue) 20:53  [関東]  
毎回の適切なご指導をありがとうございます。「まわりがいくら努力しても、お母さんが変わらないとどうしようもない」ということは私もまわりのお母さんたちもわかっていながら、お母さんが子どもを良くしようと一生懸命なだけに、誰もそれを言い出せない・・という状況です。明日英語の日なので今お母さんにお電話して算数に変えたいということを話、了解してもらいました。(お休みしてしまうと接点が切れてしまうので・・)限定一日1問、じっくり、ていねいに、早くできたら外で遊んだり、トランプ遊びをしようと思います。明日お友達のお母さんたちとも会うのでどんぐり先生のアドバイスも読んでもらい、どういう方法があるか(お母さんと話をする)を一緒に考えてみます。またご報告させてください。以前のホームページのスローフードについての記事を読みました。実は私は昨年まで本業が農業でした。(今年は塾のほうが逆転してしまいました)有機無農薬で野菜を育てて、宅配しています。記事の中で「よく耕された畑からは良い作物がとれる」と書いてあり、私も長年そう思っていました。でも、昨年試しに「不耕機栽培」(機械で耕さない)を始めてみたら、作物の出来も、畑の土の状態もトラクターで耕していた時に比べてずっといいのです!!不耕機栽培では、土を耕すのは作物の根自身です。張り巡らされた根が土を耕し、団粒構造をつくり、保水性があり、肥料持ちもよい、微生物層も豊かな土をつくります。トラクターで耕すと、これらが瞬時に壊されてしまいます。トラクターをかけた後はふかふかなのに、一雨降ると土は固くしまってしまいます。またトラクターをかけないといけなくなります。なのに、トラクターをかけない、不耕機のうねは作物を収穫した後もどれだけ大雨にたたかれようと、日照りに合おうと、前作の根がふかふかの状態を維持してくれるのです。まさに「目からウロコ」でした。(知らずに15年ほどトラクターで耕していました)もちろん堆肥も入れますし、肥料も手作り、作物がすくすくと育つための環境づくりには手間暇はかけます。でも、耕すのは作物自身にまかせます。化学肥料や農薬を使わなくても、良質の作物が収穫できます。これって教育にも通じることですよね。教育でも、「耕してあげるより、自分自身で耕すことのほうがはるかに大事」ということを、どんぐり倶楽部さんを通してわかりました。農業でも、教育でも、同じ理念の下で仕事をしていけるといいなあ、と思っています。 長々とすみません!!
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[2914] なかもと 投稿日:2006/05/16(Tue) 18:12  [四国]
すいすいさんへ 「5歳までのゆっくり子育て」私も読みました。心に残る言葉って素敵ですね。平井先生の他の本いろんな事例が載っています。低学年だけでなく、中には中学校の子供の例まで。平井先生はご自分のお子さんの通知表は一度も見たことがないそうです。学校の評価は気にされていないようでしたし、お孫さんについてもいろいろかかれてありました。とってもユーモアのある先生です。さっきの私の投稿日本語のニュアンスが間違っていることに気がつきました。宿題マシーン出動の皆さんの参考になればと思って投稿しました↑今、宿題マシーンの出動をためらっている人の参考になればと思って投稿しました。本は、もう一度読み直してみようと思っています。どこかに落し物があるかもしれないから、
<今までは「どうしてなのかを説明できる理論」がなかったので浸透しなかったんです。「どんぐり倶楽部」にはその理論(子供達から学んだ理論)があります。>具体的な方法がわかったのだから、あせる必要がなくなった分、親も楽になったように思います。
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[2913] すいすい 投稿日:2006/05/16(Tue) 17:27  [関東]
こんにちは。息子も幼く、授業参観で見ている限りボーっとしていることもあり手を挙げても「優等生」ではありません。登校中持ってた体操着を落としても気づかず近所の方が拾ってくださったこともたびたびあり、最近は時間割の持ち帰りを2度も忘れ、心配していました。ニモさんへのコメントを読んで「へー!?本当にいいの?!」と思っているところです。幼いことはまあ、可愛いですけど…。なかもとさん、私が子供が乳幼児期に読んだほとんど唯一の育児関係の本「5歳までのゆっくり子育て」の著者も確か平井信義先生だったと思います。その後の年齢も同じようなお考えだと分かりました。本の内容はほとんど忘れてしまいましたが題名はいつも心に留めて子供を見守ってきたつもりです。宿題無いのっていいですよ。本当は出てて、ボーっとした息子が気づいてないだけかもしれませんが。でもお粗末なこと(ドリルをノートに写す、百マス計算)は授業中に時々やっているようです。休み時間と学童保育中はズボンのポケットのティッシュ(ちゃんと袋に入っているのに…)が汗でダンゴになるまでサッカー、家に中でもソフトボールでサッカー、昨日は私の帰りが遅くてばたばたしながら金魚が病気になったので薬浴させるために水を一緒に交換、その後無地のノートを持ってきて金魚の絵を書いたりしてました。ゲーム(ファイナルファンタジー)もしますがとにかく生き生きしてます。鶴亀算に味をしめ、また6年の問題を選びました。確か6MX15で、ケーキ6個と150円のプリンの値段はケーキ1個と80円のシュークリーム1個の値段の5倍、ケーキ1個の値段を求める問題です。私は別の6年の問題をやってました。絵に描き始めて「???」隣の私もチラッと見てもすぐ分からず、とにかく5倍だから「ケーキ1個、シュークリーム1個」を5セット書いてごらんよ、といって自分の問題へ。私は自分の問題の絵の書き違えから来た計算違いに気づいてそれに気を取られつつ、子供の絵をみながら上に書いた「ケーキ5個、プリン150円1個」と下が「同じ値段だって?上と下のケーキって同じ値段?」「うん」「じゃあ…」とかいっているうちに子供が「よーし!わかたぞー!」と、上のケーキ1個、下のケーキ1個とキャンセルし始め、残ったものの既知の値段からあっさりケーキの値段を出してしまいました。私は自分の問題の解き違えに気を取られてて、息子の問題が頭に入らなかったため、方程式も含め解き方も頭に浮かばず純粋に子供の描いた絵しか見えませんでした。「絵に描いて、操作して、解く」ことはこのことか、と初めて「体験」しました。子供にはとにかく絵を描いて、数字(分かっている)値段を入れて、と少し手伝ってしまいましたが、あとはほとんど自力で考えられたので、本人は大満足でした。子供のこの難しめの問題にチャレンジする意欲も、おばかな宿題が無いからだと心底思います。私も初めて「視考力」のチカラを体験してしまいました。感激!とっても汚い絵なんですけど、答えが見えました!
●ね。人間って出来るように生まれてるんです。算数で難しいと言われている等比も同じです。だって、ビルの絵をビルと同じサイズで紙に描けるわけないでしょ?この時点で等比を体験してるんです。方程式も同じです。だから解けるんです。視考力を使えばね。視考力養成はもちろん絵図で考えることでしか育てられません。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2912] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/16(Tue) 15:52  [関東]
ニモさん:息子(小6)もぼーっとしたタイプでした。空っぽのランドセルを背負って帰宅したこともあるし、連絡事項を連絡帳に書き忘れたり、学校に何かを置き忘れて帰宅なんて、低学年では毎日に近かったです。小1ではひらがなを書くのも特に遅くて「先生、ゆっくり書いてもいいよね」が口癖だったそうです。担任の先生が、いつも「いいよ」とおっしゃってくださったので、息子は幸運でした。その先生は息子のことを「ひょうひょうとした性格」とおっしゃって、決して非難しませんでした。2年生になってからしばらく、学校では百マス計算がありましたが、速度はビリに近く、泣きながら帰ってきたこともあります。授業参観で見る限り、自分から手を挙げてるのに、言うことはピントがずれていました(答え自体が間違っていると言うより、先生が求める答えとは違う、優等生的ではないと言う意味です)。でも、6年生になった今では、空のランドセルを背負って帰ることもなく、私は寂しいくらいです。おっとりした性格は変わりませんが、生活に不便な程のぼーっとしたところは、自然に治りました。子供なりに不便さが身にしみるので治るのかもしれません。今はおっとりしているけど。結構、ガッツもあって、お茶目ないたずら坊主(知恵の働くアイデアマン)て感じの子です。私が一つ後悔しているのは、百マスで泣いたとき、学校嫌いになるのではないかと心配して、家で「普通の子供並みのスピード」になるよう練習したことです。余計なことをしたものです、でも深入りしなくてよかった。今なら、たとえ百マスがビリでも、息子の場合、友達といることが楽しければ、学校嫌いにもならなかったのに、と思ってます。そして、友達といることが楽しい子というのは、友達の方も一緒に遊ぶのが楽しい子で、それは自由に生き生き遊べる子だという気がします。勿論、個性があるので、一人でじっくり、ペースを乱されずに遊ぶほうが好きな子もいるでしょうが、それはそれで、またいいのではないかと思います。私自身は子供の頃、どちらかというと、そういう傾向が息子よりは強かったです。でも、ちゃんと、特に支障なく大人の社会で働けてます。
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[2911] だんきち 投稿日:2006/05/16(Tue) 14:47  [関東]  
カタカナ発音・和訳・語順訳のデイクテーション教材はとてもいいと思いました。特に相談した生徒はそれでうんと英語の勉強が楽になると思います。他の子どもたちは小学校時代の私の教え方がまったく違っていた(ほとんど英語での授業、発音もアメリカ英語(たまたま私がそうなので)、英文丸ごと歌やチャンツでインプット・・・など)ので、違和感を感じると思うのでどのようにすればいいか、検討します。よく、よく考えます!どの子についても相談したいくらいなのですが、もう一件切実な子どもがいます。小学2年生で英語を教えて2年目になります。ADHDの疑いが高い子どもで、グループでだと落ち着いて勉強ができないので、途中からマンツーマンに切り替えました。学校でも1年生の時は国語と算数は個人指導だったのですが、今年の先生は正直子どもたちのことをよく見ておらず、特に指導もなく、授業を妨害する行動をするその子を叱ったり、脅したりしながら対応しているため、他の子どもたちは飽きてしまい、授業もあまりうまくいっていないようです。実は、英語どころではないと、お母さんにしばらく英語ではなくて算数を一緒に勉強したいと言おうと思っています。彼の問題として、じっくり何かに取り組むことができない、見て真似て書くことが苦手(線もうまくひけない)、ゲームなどのルールが守れない、友達をたたいたり、悪口を言ったり、誰かが悲しい思いをしていることを喜んだりする傾向がある、衝動的に破壊的な行動に走ってしまうことがある、などです。「覚える」力はそれなりにあるので、「算数は今のところ大丈夫、計算は得意」とお母さんは言っています。お母さんは四六時中彼に「ああしなさい、こうしなさい、あれはだめ、これはだめ」と先回りして注意をしています。また「友達の気持ちを考えたりすることができないのは、読解力がないから」と毎日国語のプリントを2枚づつやらせている、と言っています。そのような環境なので、彼の言動がもともと持っているなんらかの障害によるものなのか、まわりの対応が誤っているために生じている2次障害なのか(両方だと私は思っています)見極めが難しいところです。英語でもよく絵を描きますが、年齢相応の絵ではないのですが、本人は「●●だ」と言って描いているし、そのようにも見えるので、絵解き文章題もなんとかできるかな、と思っているのですが、自信はありません。重ね重ね申し訳ありませんが、アドバイスを頂けるでしょうか。よろしくお願い致します。
>>小学2年生
●時間がかかります。まず、お母さんが本気になれるかです。なれなければ残念ですが徒労に終わるでしょう。
<1週間のプラン>
1.一切の評価を止める。
2.「お勉強」は全てしない。宿題もしません。もちろんプリントもです。
3.日常会話を常に「穏やかに・丁寧に」する。子供が早口なら「ゆっくり言って」と促す。命令形は絶対に使わない。
4.お手伝いも含めて一緒に出来ることをゆっくり毎日する。散歩でも草取りでもトランプゲームでも読み聞かせでもいいです。
5.子供の本来のテンポを見極める
※上記が出来なければ誰にもどうすることも出来ません。
※彼自身にも親にも先生にも彼のテンポは狂わされており収拾がつかない状態だと思います。「自分でも分かんないけど〜しちゃった」の連続ではないでしょうか?
※教室はお休みするか「良質の算数文章問題」を1日限定1題「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」色鉛筆で解く。英語は即刻止めて下さい。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2910] なかもと 投稿日:2006/05/16(Tue) 14:35  [四国]
>>※微力ながら次作では詳しく書く予定
次回作(次回策)、先生とっても楽しみにしています。平井信義先生は、医師として、子供研究者として、どんぐり先生は、教育アドバイザーとして、どちらもこどもをよく観察しておられるなぁ〜と共通点を感じました。これからもよろしくお願いしま〜す
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[2909] なかもと 投稿日:2006/05/16(Tue) 09:03  [四国]
おはようございます。昨日偶然本棚を整理していましたら、懐かしい本をみつけました。「叱らないしつけ」ほんの少しのやさしさをという本です。私も一人目の時は、字を教えたり悩んだりしたものでしたが、幼稚園の時に偶然、平井信義先生(NHKラジオ親のための電話相談)の著書を読ませていただことをきっかけに、遊ぶことが子供には大事だと思えるようになりました。それでも、上の子のときは、私自身がふたり目の誕生で体調が思わしくなく外には余り連れて行けていなかったのですが、幼稚園がその時は、自由保育の園だったので、子供にはよかったのかもしれません。そのことを4年生後半〜高学年になって文章題が出来なくなってきたと感じた時から、すっかり忘れてしまっていた私は、どんぐり倶楽部に出会うまで、塾に行かして見たり、家で問題集をやってみたりという日々を送っていました。今思い返すと反省ばかりです。その本の中に、お手伝いと宿題についてかかれたところがあります。「私は、すでに30年前から、学校からの宿題を全廃して欲しいという主張を繰り返してきました。それは、家庭には、家庭教育があり、家事の教育は子供の人格形成にとっておおきないみがあるからです。・・・家事の学習は、子供の生活力を育てることにつながります。・・お母さんは教育の専門家ではないから、こどもがもたもたしていると腹が立ち、叱り付ける様になります。宿題が親子の関係の破綻を引き起こしていることにもなります。これが宿題全廃論の大切な理由です。・・有能な先生は、(一人一人の子供について考えてみるとその子が伸びるような宿題はそれぞれの子供によって違ってくる)と言うのでした。ところが、宿題を次々出す先生は、単に分量多く勉強すれば、それだけ力がつくものと思っています。その思い違いが勉強嫌いにしていることが少なくありません。・・・それに気づかすに宿題を多く出す先生は、親たちからの要望で書き取り何百字とかドリル何枚とかいった形で宿題をだします。それが、子供の自発性の発達にブレーキをかけることになっていますし、母子間の情緒的な関係の破綻につながっています。・・・子供を教育の荒廃から救うためにも家庭教育を充実させるためにも宿題はほどほどにして欲しいと教師に要望する親たちになって欲しいのです。さもないと、こどもの人格形成を歪める事になります。」先生は大正8年生まれ、東京大学文学部、東北大学医学部卒、小児科医学、児童精神医学を専攻(医学博士)という肩書きの方です。どんぐり倶楽部の内容ではないのですが、宿題に関して、宿題マシーン出動の皆さんの参考になればと思って投稿しました。
●正にその通りです。ですが、今までは「どうしてなのかを説明できる理論理解」がなかったので浸透しなかったんです。「どんぐり倶楽部」にはその理論(子供達から学んだ理論)があります。ですから100%間違いないんです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2908] 小毬 投稿日:2006/05/16(Tue) 08:18  [北海道]
>>※微力ながら次作では詳しく書く予定です。
応援していますので、是非頑張って下さいね。誰がなんと言おうともどんぐり先生を支持します。
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[2907] 小毬 投稿日:2006/05/16(Tue) 05:53  [北海道]
こんにちは。ニモさんの投稿をみて、うちの娘とよくにてるなぁと思いました。娘は小4ですが本当に「幼い」です。学校は好きだけど勉強が嫌いといいます。妹ということもあって同級生の長男や長女の子とは確かに幼く感じています。でも、変に大人びているよりよっぽど子供らしくて可愛いと思います。宿題マシーンはジャンジャン出動中です。ほんとうにもううんざりです。うちは実は「宿題はさせません」とは宣言していません。でも、内緒でやってます。「ばれたらどうしよう・・」っていう思いをいつも抱いていましたが、娘の宿題をやってるうちに、バレたら一言物申す自信がついてきました。宿題マシーンを稼動させていると、ふつふつと怒りが溜まってきます。体で言うと今、半分くらいのところにきてます。やっぱり、自分で体験してみるより他にいいものはないですね。子供は黙っていうこと聞いているかもしれないけどこんな宿題嫌に決まってます。勉強や宿題は楽しいもんじゃない、なんて言ってる人を昔は正当化していました。でも今ははっきり「それはおかしい」と胸を張って言えます。大体こんな宿題を出しておいて何偉そうにしてんだ。学校だって義務教育だから行かせてるけど、だったら宿題くらい自由にさせろって言いたくなります。堪忍袋の緒が切れるのも時間の問題かも。どんぐり倶楽部はいいと思うけど宿題マシーンだけは絶対に嫌だって言う意見をよく聞きます。キレイ事言ってる場合ではないと思いました。そう人にこそ、「まぁ、そう言わずに1ヶ月お試し期間、試してみられませんか?」と言いたいですね。
>>宿題マシーンを稼動させていると、ふつふつと怒りが溜まってきます。
●そうなんです。そして、その「怒り」は子供には何倍もの悪影響を与え致命傷を負わせるのです。ストレスは学習意欲を削ぎ落とし学習能力を低下させ思考モデル(思考回路)作成を妨げオリジナルを破壊します。たかが宿題ではないんです。一番大事なものを何の検証もしないで出すのは犯罪です。
●内容に関係なく「すべきことはさせる」という妄信が根強いですね。悪い宿題はさせない、良い宿題はさせる。問題は宿題の内容(すべきことは形ではなく内容)です。「考えない頭を作る、本来は楽しい勉強を嫌いにさせる」ものはさせてはいけないんです。
「すべき」の内容が「してはいけないこと・不要なこと」であることに気付いて貰う必要がありますね。
※微力ながら次作では詳しく書く予定です。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2906] あきちむ 投稿日:2006/05/16(Tue) 01:43  [東北]  
はじめまして。3月からどんぐり倶楽部を始めた小3・女児の母です。我が家では公文式には手を出さなかったもののフラッシュカードとか100マスとか少しやらせていた(どちらも面白くないので長続きしなかったのですが)上に
英検の勉強までさせていました。こちらのホームページを知って反省しています。市販のドリルを見てみてもどれも似たようなものばかりなので2年生の頃は100円ショップで売ってるドリルをやらせていました。どんぐり倶楽部を始めたきっかけは5周年記念CDの「特価」価格に惹かれて購入したからで、購入当初はまだどんぐり倶楽部について良くわかっていませんでした。すみません。「1週間に1問やればいいの〜?すごく楽だしとにかく特価だから。」と言う理由で申し込みました。あまりホームページの内容も良く読まずにCDを申し込み後からどんぐり先生の本や掲示板を読みすすめ、その内容にビックリするやら反省するやらの毎日です。とりあえず今までの娘のストレスを取り除こうと春休みは勉強は一切なしにして4月からどんぐり倶楽部の問題1本に絞ってやっています。毎日宿題マシーンも出動しています。(漢字の宿題で先生から「丁寧に書けていますね!」のコメントが・・・!マシーンだとバレなくて良かった・・・)現在は娘が年長〜小2の問題、私は小5の問題をやっています。最初娘は絵を描く前に答えを出してしまったことが何度か続きましたが、最近は絵を描けるようになってきました。娘は問題を読み間違えるうっかりミスが多いのですが、そう言う私も小5の問題で似たようなミスを・・・子は親の鏡とは良く言ったものだな〜と思いました。今は夫の仕事の都合で東北に住んでいますがたぶん娘が中学生になる頃には東京に帰ることになりそうです。
東京は中堅都立高校がドンドン中高一貫になってしまって(私立も含めて)高校から入れる学校が減っていっているのがちょっと気がかりですがどんぐり先生を信じて楽しくどんぐり倶楽部に取り組みたいと思っています。(ちなみに娘が小1の終わりまで通っていた東京の学校は公立ですが小中一貫になります。こういう学校もっと増えて欲しい!)
明日は漢字のテストがあるそうで娘は勉強しなきゃとあせっていましたが「100点じゃなくてもいいから」と言って自作の漢字ぬり絵だけさせて寝かせました。本人は点数が悪いと居残りになるので何度も練習したがっていましたが親の対応はこんな感じでいいんでしょうか?ところで、3年生の漢字筆順帳ですが199字しかないようです。たまたま娘が学校で習った字をチェックしていたのですが「意」の字が抜けているようです。訂正していただけると幸いです。とにかくどんぐり倶楽部に出会えて良かったです。試行錯誤の毎日ですがこれからもよろしくお願いします。
>>「100点じゃなくてもいいから」
●我が家では「80点はとりすぎやねぇ。60点位にしときぃ。勉強するもんが無くなるやろう」かな。
●漢字は脱字があるようです。6-7月めどに訂正版を作りますね。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2905] ニモ 投稿日:2006/05/15(Mon) 23:09  [東海]
お久しぶりです。どんぐり初めて4ヶ月が過ぎました。小3の息子は週に1〜2問どんぐり問題とほぼ毎日漢字1字をするペースで、そのほかはしっかり遊びまくっています。(いまだ、小1の問題です)たまに、教科書を読んであげる程度で、親子ともどものんびり過ごしてきました。ところが、今日家庭訪問で、先生が、「1日30分は静かな環境で机に向かってください」ときつく言われました。また、子供には学習机を与えていないので、ダイニングテーブルで勉強(ほとんどしてませんが・・・宿題マシーンは毎日しています。)してることも注意されてしまいました。宿題はマシーンが5分でできるものなので、今年は楽チンと思ってたら、(去年は教科書を写す宿題が毎日でした)意外と先生は厳しかったです。まあ、家でのことなんて先生にばれはしないから、いいのですが、少し気になることをいわれました。うちの子は一言で言うと「幼い」とのこと。先生の話(授業中)聞いてるようでわかってない。よく質問するわりにはできていない。そして、授業中ときどきよそ見?というかボーとしてるらしいのです。今のうちにしっかり直してほしいと言っていました。その為、席替えで一番前に座らせたとも言っていました。なんか背筋がぞっとしました。そういえば「学校は好きだけど学校の勉強はきらい」と最近言います。授業がつまらないらしいのです。家での学習はこのまま変えず(子供ももちろん変えてほしくないとのこと)にいきます。まだ小1の問題ですが、小3でならう掛け算や割り算、時間と時刻がしっかり網羅されてますし、なにより楽しいので。それと、1日1文字の自作の漢字筆順帳の効果は絶大です。週に2回ある漢字テストはほぼ(送り仮名を間違ってしまいます)あたっているのです。できないと休み時間に練習して再テストがあるのですが、それは免れてるようです。どんぐりする前は、たくさんドリルをやっても間違ってきたのに、本人曰く「字が見えてくるんだよね。でも、送り仮名は出てこないだよね」とのこと。学校の先生と戦えないけど、家ではしっかり子供を守っていこうと、今日あらためて思ったので、投稿しちゃいました。先生、みなさん、これからもよろしくお願いします。
>>「幼い」とのこと
●いいですねぇ。
>>ボーとしてる
●いいですねぇ。
※これを問題視する方が問題です。私なら「親に似て抜けてるんですよね〜」とでも言って、笑って帰ってもらうかな。「テメェ、キョウイクノイロハモシラネェノカ!」なんて言いませんよ。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2903] だんきち 投稿日:2006/05/15(Mon) 20:43  [関東]  
どんぐり先生、細かいところまでのご指導を本当にありがとうございます。「もう中学生」ということで私もあせっている部分があるのだと思います。小学生には「読めて、わかって、なんとなく書ける」指導をしているのに、中学生になったらつづりも覚えないといけないし、「文法用語」もわからせないくちゃ(すぐに)と急ぎすぎていたようです。私自身は帰国子女で学校英語はまったく勉強していないので、中学生の指導は主人(予備校講師の経験があり、学校英語の教え方には詳しい)にバトンタッチしたのですが、「定期テストや受験のことを考えたら教科書中心に指導したほうがよい」という主人と「教科書は彼らにはむずかしぎるから(too much but too little) 別の方法で同じ内容を教えたほうがよい。単語も彼らにとって負担の少ない順番に、覚えさせたほうがいいのでは」というのが私の意見でした。教科書の文を基本としながらも、最初は「読めて、わかる」「読めて、文法のルールがわかる」「文法のルールを守って文をつくれる」「文法のルールを守って文を書ける」と序所に導いていくようでよいのでしょうか。「3年かけて覚えればいい」という言葉に勇気づけられた反面、1年生の中間テストでさえも点数が取れないかも、と思うと気持ちが揺れます。それでも「覚えたことはわかったことではない。覚えたことはすぐに忘れる。」ということをこの数ヶ月、ひしひしと感じているので、こちらも覚悟を決めて指導法を考えないといけないと思っています。またご指導頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
●ヒミツですが...定期テスト用には教科書本文・カタカナ発音・語順訳・和訳付きテキストを作って、Dictation用に私がカタカナ発音で録音したものを渡します。録音は発音+語順訳です。I went to the station yesterday.ならば録音は「アイ・私は/ウェント・行った/トゥ ザ ステェイション・駅へ/イエスタディ・昨日」となります。生徒はDictationをします。速度調節のできるカセットレコーダーを生徒は全員持ってます。\3000位かな。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2902] くれよん 投稿日:2006/05/15(Mon) 16:37  [関東]
投稿はじめてです。どうぞよろしくお願いします。どんぐりのHPは今年1月末位に知り、毎日掲示板を読み過去ログもようやく読み終えた年長の娘を持つ母です。今日は、いてもたってもいられなくなり掲示板初参加となりました。皆様、本日の朝日新聞の夕刊3ページ目をごらんになりましか!?「目指せ高速暗算」と言う見出しで「フラッシュ暗算」という高速計算方法が注目されているという記事です(全国版の記事だと思います)。私はびっくりしてひっくりかえってしまいました。悲しくて涙が出そうです。大切な子供達に何をさせる気なのかしら。今の教育の流れがこうだとしたら、本気で自分の子は自分で守らなくてはと思った次第です。一方で、どんぐり倶楽部を知らなかったら、この記事を信じて疑わなかったとも思います。どんぐりに出逢えた事を感謝しつつ、これからもどうそよろしくお願いいたします。
●困りましたね。フラッシュ暗算については原稿を書いているところです。
●「そろあん:算盤暗算:フラッシュ暗算」は何時間かけて何%の子供が出来るようになるのだろう。「デンタくん」なら5分で100%なんだけどな。
●フラッシュ暗算は最も重要な分数計算はできませんし、通分時に公倍数を使うのに利用出来ると言われますが分数計算で公倍数は意識する必要はありませんのでココでもやはり無用なのです。
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<引用:そろあん教室(フラッシュ暗算)の先生>フラッシュ暗算は、そろばんのイメージの珠を高速に動かして答えをだします。究極のレベルになると(8段以上くらい)イメージの珠が答えの形に変わっていきます。厳密にはそろばんと同じように動いているのかもしれない。
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●「かも」ではなくそうです。理論も知らないのだろうか?しかも究極ではなく普通です。私達が無意識に体を動かせることと同じです。でも不要なんです。ですから普通には育たないようになって(制御されて)いるんです。理屈も分からずに速いからという理由で奨励するようなものではありません。瞬間記憶なども同じです。開発すべきではない部分なのです。
※少なくとも9才までは厳禁です。開発者の方でも9才まではしていませんからね。
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<参考>神林茂先生
1961年、神奈川県生まれ。
1970年(9才)に「そろばん」を始める。
●↓少なくとも9才以前から始める必要はない!
現在珠算8段、フラッシュ暗算9段。
1984年(23才)に「そろばん教室」を開校。
1992年に本格的に「フラッシュ暗算」を授業に取り入れる。一流のスポーツ選手は瞬時に状況を判断するために右脳の能力が優れているといいます。
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<根本的な勘違い>
●一流のスポーツ選手は桁違いの視覚イメージ操作をしているから「頭がいい」のです。ソロバンの暗算は桁違いに貧弱な数のイメージ(正確には10種類)だけですから何の力にもなりません。スポーツ選手の視覚イメージ操作とは全くレベルが違います。単純な数個の視覚イメージ操作をどんなに高速に出来ても思考モデル(思考回路)は1コも増えていないのです。ところがスポーツでは人間相手ですので毎回異なる視覚イメージ操作をしています。だから優秀な頭脳になるんです。
●ソロバン暗算のイメージ操作は10種類の保存イメージだけです。
0123456789
○○○○○ 
     ○○○○○
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 ○○○○ ○○○○
○ ○○○○ ○○○
○○ ○○○○ ○○
○○○ ○○○○ ○
○○○○ ○○○○
※こんな視覚イメージの反復をどんなに高速に出来ても思考モデル(思考回路)は1コも増加しません。
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<以下再録:初めてご覧になる方へ:私も算盤をしていましたし、文化としては素敵ではありますが...>
...たしかに計算が速く、正確。つまり特技・趣味・芸事として算盤や算盤式暗算は素敵です。ただし、義務教育ですべきものではありませんし時間もありません。百マス計算などは論外です。
<Q&Aより>
Q:小3の男子ですが、もっと計算力をつけてくれたらと思いソロバンに通っています。ソロバンについてはどうお考えでしょうか?
A:残念ながら、算盤は習い事(芸事)です。学習という面では高速暗算と同じで不要です。便利ではありますし、文化としては尊重していいものですが不要です。100ます計算よりは100倍はいいものですが、学習では不要です。そろばん自体は優れた文化ですし、高速計算を可能にもしますが、修得するのに時間がかかる(暗算での4桁の割り算などまで含めて)ことと、記録できないので検算できないという理由で、基礎学習には向いていないと考えています。文化を身に付けると考えるのであればいいと思います。計算で重要なのは10の補数と九九で使う数字をイメージできることです。そろばんで言う暗算とも違います。一瞬のイメージで3つの数の関係が全て見えることが大事なのです。その後は正確な筆算だけです。
[From どんぐり倶楽部・代表:T.Itoyama]

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[2901] のんびり倶楽部 投稿日:2006/05/15(Mon) 13:17  [関東]
この掲示板の趣旨とはずれているかもしれないのに、丁寧な英文法の解説有り難うございました。私は英文科でもなくESSにいたこともないのに、なんと英文翻訳(和訳、英訳)ボランティアをしていたのですから、恐ろしいことです。発展途上国の子供達に薬品、生活用品、学用品の資金を援助する団体で、20年程母がやっていて、結婚前にそれを手伝っていました。途上国(バングラデシュ、ブルキナファソ等々)特有の単語の調査の上に、膨大な書類を短期間で英訳・和訳しなければならなかったので、締め切り前には母子ともども英語頭になっていました。しゃべろうとすると、日本語より先に英単語が出てきたりしちゃいました。だから、先生が、英語のスピーキングや聞き取りは、数ヶ月の英語漬けけ生活で大丈夫、と言うことも分かる気がします。
要領よくあらすじをまとめる息子が手抜きをしないよう、よーくみておきます。
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