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●LD(先天性学習障害)とALD(人為的学習障害:後天性学習障害)
1.機能障害(機能未成熟障害)
2.機能障害(コントロール障害)
3.エネルギー不足
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●厳選された早期教育
●ALD(人為的学習障害)回復教育
●LD→生きるための教育が優先される→感味力→視考力
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<漢字学習について>
●2種類の記憶方法:単純記憶と連想記憶
「関連付け」と「連想」が不得意な場合は「漢字習得」の際の「読み・意味」以外の「余計な副情報:トメ・ハネ・部首名・成り立ち・遍・旁などの情報」は雑多で紛らわしい妨害情報でしかありません。ここを考えないで連想記憶・関連記憶を強いることは効果的ではありません。
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●一般的な漢字学習においても、副情報を最初の導入時に使うことは効果的ではありません。「あれ、ここは同じ形だなぁ」と気付いた頃に(準備学習が整った頃に)「漢字の構造」を説明します。
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●漢字の成り立ちや部首の意味などを複合的に連動させて記憶に有効活用するには高い(正常な)本性能と大量の(余分な)エネルギーを要します。確かに、これらのベースがあれば(備わっていれば:成熟していれば:稼働できる状態であるならば)複合連鎖記憶(エピソード記憶)は効果的ですが、これらのことは基本的には全て不要な(余計な)混乱を招く過分情報となるだけです。ここが注意すべきポイントです。
シンプルであること。形→音→イメージ再現であるべきなんです。
さらに、頭の中の自動記録システムを活用するためには目の解析力を利用すると効果的です。
●大きな字(形)を書く(細部を意識することでおこる自動記録を利用する)ことで目を通して記憶に自動定着させる。(漢字の体験)
●体験を思い出しながら書く。(出力時の書く操作は普通の大きさ:全体を把握できる大きさでいい)
●「トメ・ハネ・筆順・部首・画数」「成り立ち・構成要素」は全て不要です。形→音(読み)→意味(イメージ再現)が第一目標です。

※上記は同じ文字ですが。どうみても「トメ・ハネ・筆順・画数」が同じではありません。基本ではないからであり、絶対条件ではないからです。完全に一致するのは「読み:発音」だけです。なぜなら、これが言葉の機能(本質)だからです。これが基本なんです。基本教育では本当の基本を大事にすべきです。余計なことに子供達の貴重な時間を費やすべきではありません。※楽しみや芸事・娯楽としてならばいいのですが、同等に扱ってはいけないのです。だって。すべきことがあるでしょ!「考える力」を育てること。「ヒトを人間に育て上げること」をキチンとして下さい。
※上記は実際には3画で書いてある文字も5画で書いてある文字もありますが、画数だと4画となります。
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●2つの「分かり易さ」→単純と連想
・正常→マルチ検索を自動的に作るので連想できる情報は多い方が記憶に役立つ→再現性に優れている
・障害→多い情報は混乱の原因となる→シンプル→再現しやすい
●前提によって有効性が異なるので学習方法は学習者の如何によって変わるのは当たり前である。
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●暗算も同様である。本当に余裕のある子だけに許されるべき芸事をやっている余裕があるのだろうか?私は無いと思う。健常児でさえ「暗記・暗算・高速反応練習」で能力を潰されているのに、である。「暗記」ではなく「手で記録する練習」、「暗算」ではなく「指折算と筆算」、「高速反応練習」ではなく「自分が納得できるように考える」、これらの練習が生きる練習ではないのだろうか。