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「どんぐり倶楽部」経験者・利用者の声-2006.6/19-
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・3月末に<DONGURI-CD>を購入させていただいた奈良の○○と申します。小3の一人息子を持つ父親です。すぐにお送りいただいたの ですが、ゆっくり中身を理解してから、と考えるうちに日を過ごしてしまい、ようやく7月から、週に1、2題のペースで2MXを始めました。(それまでは時 々、K先生の低学年用問題に取り組ませていました。)実は昨年までは私も陰山氏の影響を受け、1年生の後半からだったか、百マス計算をさせたりしていまし た。同じプリントを使って良い、覚えてしまっても早ければよい、というのはおかしいと思ったので、自分で縦横の数字を変えて毎回与えていました。また妻は 初めから、字が汚くなるのに懐疑的でしたので、途中からは読みにくい字は間違いということにしていました。それでも1分半程度でこなせるようになるとタイ ムも頭打ちになり、1ヶ月程で毎日続けるのは止めてしまいました。その後は本人がやってみたいといった一年生の最レベをやるくらいで、
家では宿題以外の勉強はしていませんでした。それでも学校での成績は良く、本人も天狗になっている節がうかがえました。(親が喜ぶのを知っていると言う意 味では、特に父親である私がそのようにしてしまったと思います。)そして昨年の10月頃、例の立命館小学校のHPを見て、恥ずかしながら、またもや引き込 まれてしまいました。息子にも見せたところ、自分の学校の授業との違いに目を輝かせて見入って、行ってみたいと言い出しました。(ホテルの給食も彼には大 きかったようですが・・)あまり深く考えなかった私共夫婦は、力試しに受けてみるか、と軽い気持ちで三年生への編入試験の願書を出し、直前に百マスと10 段加減算を3、4日やっただけで試験に臨みました。親子面接も極めてフランクに受け答えし、周りの気合の入った方々に比べ、こんな緊張感の無い親はおらん なぁ、と笑っていたのですが、何の拍子か合格通知が届いてしまいました。そこでようやく真剣に事態に向き合ったのですが、
一番に高額な学費とそれに付随するであろう諸々のお金の問題そして6時半には家を出て、帰宅も18時頃になりそうなことから、泣いて悔しがる息子をなだめ すかして辞退しました。しかしその後、父親としての私は悶々として心が晴れませんでした。経済的に余裕の無い自分の不甲斐なさから素晴らしい教育(笑わな いで下さい!)を受けるチャンスを逃したこと、子供の心を傷つけたことが常に頭にありました。そんな時です。未練がましくInterEduの掲示板を見て いた時か、陰山学級掲示板を見ていた時に K先生のBlogを知り、そこから「どんぐり倶楽部」にたどり着きました。へこんでいた私は免罪符をもらったような気持ちになり、早速「頭の健康診断」を プリントしてやらせてみました。が、既にお見通しのように、数字をいじりまくるだけで、手も足も出ませんでした。あまり口を出さない妻もさすがに驚いてい ました。関西ということで立命小はしばしばマスコミに取り上げられます。どんぐりを知ってからも、しばらくは気になっていましたが、ようやくその呪縛もな くなりました。他の方々同様、過去ログを参考に試行錯誤を続けています。ヒントを与えるのを止め、毎日やらすことを止め、答えを求めるのを止め、自分の望 むような絵を求めず、修行のように自分に課して、やっとどんな出来でも笑顔で迎えられるようになってきました。子供は最初から楽しんで取り組んでおり、学 校もどんぐりみたいな問題やったらエエのにと言っています。我が家では「どんぐり倶楽部」は父親の担当になってしまい、一緒に横で問題をする機会は余りあ りません。家庭内添削のような形になるのですが、まだ自分に確信がもてない状態です。そこでこの機会に是非1シーズン、添削教室に参加させていただきたい と考えています。(何より私が勉強したいと思いますので。)9月1日には申込みメールをお送りするつもりですので、その際はどうぞ宜しくお願い致します。
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・ どんぐり倶楽部の文章題にお世話になり、4年がたちました。6年で始めた上の子は無事 公立トップ校に入りました。下の子は中1ですがまだどんぐり倶楽部 の教材を利用しています。小学校在学中は 毎日の「自主学習」の宿題として 文章題を活用し、学級通信などで良い問題を選んでやっていることを取り上げて いただきました。(担任に絶対学力、続・絶対学力 をお渡しし、読んでいただきました)私の子供たちが出会った時期よりも もっと前に どんぐり倶楽部を 知るチャンスがある友人の子供のために 以前のCDを贈ります。よろしくお願い申し上げます。
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・はじめまして、年長の子供がいる母親です。頭の健康診断では、0%。全身の力が抜けました。今ベネッセの教材をやっていますが、これでいいのか不安に なっていたところに、どんぐり倶楽部のことが目にとまりました。絵を描きながら問題を解く方法に感動し、子供たちにやらせてみようと思いました。少しずつ 考える力がつけばいいかと思っています。
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・頂いたお返事、何度も読み返しました。ほーーんとにホッとしました。ありがとうございます。忘れ物をするクセは、小学校のうちに絶対直さなくては、と意気込んでいたものですから。
>●毎回、声を掛ける。だけです。変えようとはしない。変わるときには変わります。 お手本は何度でも見せる。宝物をあげていると思って何度でもやって見せる。丁寧に声も 掛ける。それが覚悟です。教育と子育てのね。
「させること」が教育ではないんですね。ずっと「こうさせなくては」と思っていました。そうですね、お手本を見せ続けるのでしたね。何度も先生の本、読ん でるのになあ〜、すぐ忘れちゃうんだから。あ、○○○と同じですね。これからはやさしく声かけしていきます。子ども部屋も、きれいにしてあげたいと思いま す。今、「子育てと教育の大原則」を読み返しています。自分の子どもに命令しない。私はいつも命令口調だったなと反省しています。今は「〜しようね、して くれる?」と言うようにしています。それに慣れてしまうと、キツイことばって出てこないものですね。
★子どもたちの絵をほめていただいてありがとうございます。とてもかわいらしく素敵だなと思ったので、居間に飾ってあります。
<○○○の絵より>
>●彼女は強制することが嫌いです。積極的であることもあまり好みません。感じるこ とが好きなんです。味わうことが好きなんです。

ほ んとうにその通りです。感じること、味わうことが好きです。空想の世界に浸って、現実とごっちゃになっているようなことが多々ありました。1つのことを考 えているうちに、それが本当のことのように思えてくるようでした。安心しました。かなり悩んでいたものですから。今後も子どもたちには穏やかに接していき たいと思います。素敵なアドバイスをいただき、感謝します。ありがとうございました。
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・はじめまして、愛媛県に住む●●と申します。こちらのHPを数ヶ月前に知人より紹介していただき、拝見したところ納得することばかりでした。長男(現在 小2)は、文章問題が大変苦手です。まさしく考える力が弱いのだと感じます。小1までは何も勉強をしたことがなく、小1で担任なった先生は「計算で指を 使ってはいけません」という先生でしたが、私は10という塊を理解させるために息子には使わせていました。先生からは特に指摘されるようなこともありませ んでしたが、なぜ使ってはいけないんだろうと不思議でした。しかし、長男が小1の終わりごろ、こちらのHPに出会い、安心しました。指があったからこ そ・・・納得です。当時小1の息子は、年長問題をやらせてみても「???」挙句の果てには「たしざん?ひきざん?」などと聞いてくるのです。「絵を描いて ごらん」と言ってもすぐに絵がかけないのです。一方次男は現在小1ですが、もともと絵を描くことが大好きだったこともあり、年長問題をつまづきながらも絵 を書くのが楽しくて、やっていたところ、現在は小1問題もなんなくやってくれます。HPで紹介されている問題を試してみたところ本当によいものだと実感す ることができ、これはCDをぜひ注文しようと思いました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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・小学1年生の父親をやっております。年齢は43歳です。息子には幼稚園の年長の頃より公文式をやらせており、それなりに数の概念もつき、足し算引き算な どの計算も出来るようにはなったのですが、とにかく単調な計算の繰り返しが苦痛なようで(当然だとは思いますが...)毎日のプリントがやりたくないとい うことで、親子喧嘩になることが増えてきました。時には泣き叫んだりすることもあり、とてもかわいそうでしたが、最終的には本人のためになるという考えの もと、悩みながらも日々努力を続けてきました。そんなある日、何か息子に合った勉強法や教材は無いのかなと、インターネットをうろついていた所、先生の ホームページが目に留まり、掲載されている文書をいくつか読ませていただき、衝撃を受けました。今まで本人のためと思ってやってきたことが、まったく意味 を成さないばかりか、逆に可能性の目をつぶす行為だったとは!!!先生のおっしゃられていることは非常にわかりやすく納得がいくものです。ぜひ登録させて いただき、どんぐり倶楽部のテキストで息子の可能性を広げてやれればと思います。よろしくお願いいたします。
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・お忙しいとは知りながら、突然のメールで失礼いたします。娘は現在、小学3年生ですが、1年生の頃から算数が苦手です。繰り上がりのある足し算、九 九・・・と、いつもクラスで落ちこぼれかけては、あわてて家で取り組み、なんとか取り戻す、この繰り返しです。それなら、ふだんから家で取り組めばいいの ではないかと言われそうですが、宿題もどうにかこうにかやっているし、2年の秋まで進研ゼミをやっていたので(これは私や主人が、マルつけをして、できな いところは説明していました)、これでいいだろうと思っていたのです。結局、進研ゼミは付録やシールに目がいくばかりで、あまり効果がないように感じたの でやめました。「簡単すぎるから」とやめる方が多いようですが、うちの場合は、あれでいっぱいいっぱいでした。計算は、ドリルなどをすれば、どうにかこう にかできるようになりますが(それでも、間違いも少なくはないし、時間もかかるほうだと思います)、ドリルや進研ゼミなどでも、文章題で、問題の意味すら わかっていないことが多かったので、どうしたものかと悩んでいるころ、どんぐり倶楽部を知り、これだっ!と早速始めた次第です。ところが、年長向けの問題 をしているのですが、半分以上できないのです。ノーヒントが鉄則とのことですが、まず間違って、それでもわからないと、見るに見かねてヒントを与えます。 それでやっとわかるようです。しかし、似たような問題(フンコロガシとか、赤い鉛筆と青い鉛筆があわせて18本、赤のほうが青より6本多くて・・・といっ た問題)が次に出てきても、解けないのです。1年の時から、担任の先生に話しても、「確かに時間もかかるし、本人に苦手意識もありますが、ご家庭でフォ ローされてるから、授業にはついていってます。これからもよろしくお願いします」みたいなことを言われるだけです。私としては、もうほとんど、軽い学習障 害があるのでは?と思うぐらいなのです。3年生で年長の問題が解けないし、現在、0Mの90番台をやっていますが、全く進歩を感じません。おそらくどんぐ り先生は、どんぐり倶楽部の問題を作成されるにあたって、娘ほど低学力の子を対象に考えておられないだろうと思いますが、これからどうやって娘の学力をつ ければいいのか途方に暮れ、メールをさせていただきました。娘は友達関係も問題なく(わりと好かれるほうです)、算数は苦手ですが、他の科目はごく普通に 楽しんで授業を受けております。ピアノや水泳の習い事でも、特に指導者のお話が理解できないといったこともありません。学校の先生には、「確かに算数は苦 手だけど、何の問題もない子」と言われることが多いです。でも、私には、娘の算数は放っておいては大変なことになる(もう、すでになってる・・・)レベル だと思えてしかたないのです。0Mの問題ももうすぐ終わりますが、自力で解けたのは半分もありません。これは、解けなかったのもだけでも、再チャレンジさ せるのがいいのでしょうか? もし、0Mの問題を解く前に、取り組むべきものがあれば教えていただけませんか。
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・はじめまして、お世話になります。Itoyamaさんの”絶対学力””子育てと教育の大原則”を読ませて頂きました。 ”ゆっくり、じっくり、丁寧に”学習していくことに共感し、DONGRI-CDを購入したいと思いました。小2の子がいますが、親としてはまだまだゆっく りしたペースで学習してほしいと思っています。周りには公文に通っている子も多く、子ども達の間では勉強は何でも速ければいいんだという価値観が浸透して いるように思います。ゆっくり考えることを教えられたらと思い、購入に至りました。では、お待ちしています。
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・小4女子の母です。公文式を3年間 今は日能研に通わせています。入塾をきっかけに子供の教育について初めて真剣に考え始めここにたどりつきました。 ショックでした。子育ての手抜きと公文をハイスピードでやらせてしまったつけが出ているらしく、サンプルの小4の問題ができません。頭の中だけで考えよう とし、絵や図を描くにしてもどこから手をつけていいのかわからないようです。今からで、どこまで考える力がつくかわかりません。小3までにつけるべき力を つけてなかったのですから。でもあきらめる気にもなれないので塾の勉強は最小限に厳選して良質問題を丁寧にこつこつやらせるつもりでいます。
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・ はじめましてどんぐり先生私は小2の娘を持つ母親です。今までストップウォッチ片手に、お粗末3点セットの見本の
ような家庭学習をさせていました。娘が100マスを嫌がってなければ、先生のHPや本に出会う事もなく、今後も時間と100マスの戦いを続けていたと思い ます。(なんと恐ろしい)早速、娘にふんころがしの問題をさせてみたところ、ケラケラ笑い、「ウンチの絵を書いてもいいの?」(算数なのにそんな事しても いいのか?という顔で私を見ました)と楽しんでいました。他の問題もさせてみましたが、やはり出てくる数字を足したり、引いたり…これでも1年の時、文章 題で100点をとったのはクラスで娘とあと1人だけでした。少しためしただけですが娘の家庭学習に対する態度が、ただ時間に追われてこなすだけだったの に、「問題の意味わからん〜」と言っても助けない私にブツブツ言いながらも、じっくり自分で考えるようになりました。ありがとうございます。これからも、 子供にとってプラスになる事はどんどん取り入れたいと思いますので宜しくお願いします。
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・どんぐり先生:小学校一年生の息子がおります。ホームページをじっくり拝見し、先生のおっしゃる事に心の底から
賛同いたしました。小学校入学ということで、どうやったら彼に学力を付けさせるのかと、数ヶ月いろんな問題集をみては悩んでおりました。インターエデュを みて、あまりの加熱ぶりにぞっとするとともに、出遅れ感で泣き出しそうになった日もあります。が、たまたまどなたかの投稿でドングリの事を知り、もうすこ しでまちがった方向へ進みそうになっていたことに気がつきました。この時期にきちんと親の軌道修正が出来て、自分にとっても息子にとっても本当にラッキー であったと思います。図書館で先生のご本3冊みつけ、読み、そしてその中にあった問題を一週間に1つくらいの割合で、息子ととりくみだしております。どう かCDをよろしくお願いいたします。
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・お忙しいところ申し訳ありません。以前に中学受験に関してご指導をいただきました●●と申します。先生のご指導に従い、塾はすぐにやめ、「良質の算数文章問題」に取り組みました。
●ダメです。7月末までに「良質の算数文章問題」を小3-6の400問を解きます。1日3-4問です。宿題などは全てお母さんがします。●解く気がないのなら受験をさせてはいけません。」息子は小3の問題を見たとたん、「こんなの習っていない!!」とわめき、「こ
れも、これも、これも!」と問題に×をつける有様でしたので、小2からやることになりました。(少し掲示板にも書かせていただきました。いただいたコメン トも助かりました。)最初の1ヶ月は、毎日忍耐との格闘でしたが、私の心中は不思議と穏やかでした。小2の問題を終える日が来るのだろうかとほとほと、道 のりを遠く感じたのですが、小2が終わり、小3に入ったら、1ヶ月前のあの姿がうそのように、問題に取り組むようになっていました。小3の中間あたりから 学校から帰ってくるなり毎日「どんぐり、どこ?」と自分からノートを開け、自分で「残りは○時からやるね」というようになり、間違った問題を直しながら、 間違いを発見したときの喜び、本当に楽しそうに問題に取
り組んでいます。この先問題のレベルが難しくなったらこの勢いは止まるかな、と様子を眺めておりますが、「4年の方が簡単!!」と本当にミスもほとんどな くなり、毎日順調に経過しております。絵も楽しくなってきていて、(本来絵を描くのが好きな子なのです)、説き方も立体的に思考をしており、受験勉強で失 いかけた息子本来の良さが戻ってきました。とても素直になり、笑顔もたくさん出ています。この選択で間違っていなかったと感謝しております。このぶんです と、7月末には6年まで終わらせることができそうです。本人もそれを目標にたて、取り組んでおります。それであらためて、受験もしたいと本人もいいますの で、8月からで全然遅くないとおっしゃる先生のお言葉に勇気を得、あらためて受験勉強に取り組みたいと考えております。志望校も1校に絞り込みました。塾 の先生からは「100回受けても100回落ちる」とあきれられた学校ですが、それでも本来記述が得意な息子には向いていると思っているのです。(親の欲目 かもしれませんが)また、今回のことで、中学受験に対する思いが180度転換しましたので、ご縁がなくて公立に進んだとしても、それはそれで良いと思って いるのです。ですから恐れることなく、勝ちに行くことだけを念頭に志望校に向かって受験勉強をさせたいと考えております。過去問の分析は、塾でもらったも のなどを頼りにだいたい何をすれば良いか、検討はついているのですが、親の力で効率のよい勉強ができるかどうか不安もあります。過去ログや本も何回も読ま せていただいておりますが、私どもの志望校の具体的な対策をご指導いただくことは可能なのでしょうか。ちなみに我が家の志望校は●●中学です。いつの日 か、直接先生にお目にかかり、お話を伺える機会があることを夢見ております。
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・東京都:小学1年の娘です。2歳半の次女もおります。入学前から娘の学習教材を探し始め、やっとここへ辿り着き
ました。お試しの文章題が楽しくて、やらせてみました。年長バージョンです。さくらのはなびらをかぞえる3人組の問題です。絵を描いてごらん、というと仲 良し3人組が大きな桜の木で並んでいる絵を描きました。私は、思わず引っくり返ってしまいました。問題は度外視です。これをどうやって導くのやら、と頭を 抱えました。ふんころがしの問題を与えると、大笑いをしながらノートのあちこちにウンコを描き始めました。かみなりとたいようはホントにたいへんな道のり でこれを解ける年長サンはいるのかしらとHP上で解答例を探したけれど、辿り着けませんでした。結局、娘は2週間格闘し、お手上げ。マラソンの得意なお友 達と、娘に登場人物を変え周数差を減らし、少しづつ差をあげて18周を導きました。ホンの2ヶ月の取り組みで激変しました。勿論、激変したのは問題解析の 能力ではなく、(こちらもモチロン順調にとけるようになってきているのですが)私と、娘の関係とでもいうのでしょうか、私は、彼女が取り組んでいる姿を先 生のご指導とおり、視界にいれていただけなのですが彼女が騒ぎ、泣き、ふてくされ、ていた段階を超えて取り組む姿勢を見せ、それでも解けないで、でもやめ るのもちょっと不服でという状態のとき、なんというか、「わからないんでしょ、やめていいよ。また明日やろうよ」『ヤダ!』「わからないんだろうけど、き のうのわからないより、ちょっとマシな感じなんじゃない?分からない?レベルが?くらいになってるんじゃないの?なんか、わかりそうな感じがしなくもな い、ってところかな? あしたになったら雲が晴れて太陽が出てくるかもねたのしみじゃん!」というと、ほっとしたように娘は泣きました。あしたのあしたの あした、くらいに解けたのですが。なんか、これでね、今後もこの問題たちと一緒に娘とともに、うまくやっていけそうな気がしたのです。彼女は解ける感動を 味わい、自信につなげる力を手に入れ私と娘の関係が、(決して悪かったわけではないのですが)今まで命令ばかりだったのに、少し私が変われたのかもしれな いです。彼女は問題を解きながらぐっと成長した様な気がします。先生のご本、遅ればせながら拝読いたしました。過去ログを毎日、こども達が寝たあと少しづ つ読み進めています。素敵なご両親さまたちがたくさんいるのも励みです。毎日、お邪魔いたします。今後もどうぞよろしくおねがいします。
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・娘(年中)がおります。そろそろ公文に通わせようかと思っていろいろ調べていたところ、掲示板でどんぐり倶楽部を知りました。早速本を読ませていただい て、ああ、早い時期に知ってよかったなと思いました。ありがとうございます。小学受験も考えていましたが、夫婦で話し合った結果、しないことにしました。 どうぞよろしくお願いいたします。
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・静岡県:小6、小5、年少 の3児を持つ母親です。何の勉強がいいのか、どういった勉強方法がいいのか、悩み
ながらもだらだらと何年も過ぎてきてしまい、困っていたところ、あるメルマガからこちらのどんぐり倶楽部のことをしりました。内容に目を通してみると、う んうんうなずけ、私がさがしていたものはこれだったんだ。と、今喜んでいる状態です。しかし長男がすでに6年になっているのでもっと早く知っていればな、 と情報収集を怠っていた自分を反省しています。どんぐり倶楽部にめぐり合ってよかった。夏休み前に出会えてよかったと思っています。よろしくお願いしま す。
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・どんぐり先生:メールいただいた後、お返事を書いているうちに、先生のおっしゃりたいことがだんだん理解できてきました。(書いた手紙は削除しました) 今までスピードにこだわりすぎていました。それをやめ、ゆっくり、じっくりやることで、ケアレスミスはなくなりました。ほんの数日で変わったのに驚いてい ます。(宿題は悪いと知りながら、提出物はスピードをはからずやらせています。量的にはまだそんなにないので、どんぐりの問題をやることで、なんとか思考 停止は防げるレベルではないかと判断しています)昨日CD届き、さっそく「絵を描こう」と言い、小1問題にトライしました。息子は普段は頭の中で考える (その方がスピードがでると考えていた)のですが、見ると計算式を書いています。問題が理解できておらず、ミスの後、「絵を描かないと」と励まし、やっと 書き始め、30分後に答えをだしました。親子ともども時間をかけるのは悪いことと思っていましたが、できたあとは達成感があったようです。平日はなかなか 時間がとれませんが、週末に少なくとも2問くらいのペースですすめていきたいと思います。この度はありがとうございました。
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・迅速なお返事に、心から感心致しました。わざわざ、私事のために、ありがとうございます。どんぐり先生のお話は、とても参考になり、そしてグサリと突き 刺さります・・・・・娘のViolinは、恐らく年齢には適していないスピードで進んできてしまいました。Suzukiの方針で、過去に習った曲を、記憶 し続ける必要があります。そうなると、指を置くパターンの反復練習となり、「毎日」が必須となるわけです。それは、まさに、思考とかけ離れた教育だと焦燥 感でいっぱいです。ただ、1年も必死に練習してきた彼女にしてみたら、既に「自信」を得たViolinを、手離したくないようなのです。言葉(英語)が、 お友達より劣っていることを身に染みて知っている彼女にとって、この「自信」はとても貴重なもの・・・彼女の意志を尊重したいけれど、もうすぐ7歳になる 娘・・・・NZの学校の算数の授業は、どんぐり先生の望む教育をしております。算数の授業は、考える力養成→生きる力の養成だと定義されております。
そして、家での勉強を「良質の算数問題」に切り替えました。Suzukiを続けながら、どんぐり思考で教育・・・
脳は、それでも、大丈夫なのでしょうか?

<返信>「どんぐり倶楽部」のItoyamaです。
●より高度なviolin修得方法を使って下さい。
1.曲は先取りで名演奏のみを味わう...ただ聞くだけではダメです。弦のタッチを感
じる、ストロークを思い描く、音の震えを刻み込む...。
2.技術は完璧に今出来る必要はないことを確信する。
3.名演奏をしている指のビデオを良く見る。頭の中だけで再現できるようにする。
4.頭の中で名演奏の技をスロー再生しながら自分の指を動かす。
5.頭の中の再生映像と自分の指の動きとがマッチしたときの体感を記憶する。深く感
じる。
6.ゆっくりと感じた体感を少しずつ速くする。この速さは理想の速さを頭では保ちな
がらも肉体の速さに制限されますので練習が必要ですが、体が成熟したときでないと
出来ませんので徹底反復はよくありません。体調や環境をベストにして、理想の速さ
に近づけます。基本的には幼児・児童期にはお手本の視覚イメージ修得とそのスロー
での体感修得です。次に体が出来た時点までその視覚イメージの再生を瞬時にできる
ようにしておき体ができてからスピード養成に移ります。大成するための最も効果的
な道順を子供自身が納得すれば今すべきことが分かります。Suzukiの欠点は高度な猿
真似に落ちる危険性があることです。
●ちょっと難しい曲で試してください。一度経験すれば分かります。1フレーズで結
構です。
体感→視覚イメージ→視覚イメージでのお手本再現(ここを明確に出来るようにす
る)→指の動きの練習
(ここで視覚イメージと合わせることが大事)→速さの調整


・早速の御解答を頂き、有難うございます。私の個人的な悩みのために、先生のようなお方が時間を割いてくださることを、心から感謝致しております。 Violinの練習に、視覚イメージを娘が築けるよう、取り組んでみます。弾けるようになった曲の、毎日の反復練習は、やめるべきですね。「思考の臨界 期」拝読させていただきます。ありがとうございました。丁寧な体感手順を教えてくださり、ありがとうございます。明日、娘のViolinLessonがあ るので、
早速ビデオ持参で、先生に弾いてくださるようお願いします。教育論は、どの考え方も賛否両論で、何が確かなことなのか定かではなく、「親が何を選ぶか」だ けが真実の情報社会の中、まだ手探りの未熟な私ですが、私は、どんぐり先生の人間性を、その誠実さを、尊敬いたしました。本当にありがとうございました。
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・長くなると思いますが、省略すると誤解を生むと思うので、思いつくことすべてあげます。まだ他にもあるかも知れませんが…

@年長児に、がんばる舎のステップという家庭学習用プリント
を1日1枚(算数国語いずれか)を主に入学前までやり、初め
は年長用からで、現在小学2年1学期をやっています。覚えた
漢字などをノートに書き、独自の漢字帳をつくり、保育園で友
達に教えていました。

A息子が数字に興味をもったころから、主人がお風呂の中でた
まに文章題をだし、
(今思えば、新絶対学力の付録の文章題1年生3のような問題
もだしていました)ヒントを与えながら解きすすめ、それを暗
算していました。楽しくやっていたようです。

B私に問題をだし、「やめて〜」と言うまで、答えさせるよう
な子です。
「2+2は?」「4」「4+4は?」「8」「8+8は?」「
16」…この間つづいています…「1024+1024は?」
「もう勘弁して〜」
と言った具合です。

C今年5月からそろばんに通っています。楽しく通っているよ
うです。
ちなみに、公文には行っていません。百ます計算は5才の頃や
ってみましたが、いやがりましたので、すぐにやめてしまいま
した。

D6月からピグマという、通信教育をやっています。算数はパ
ズル的な問題が多く、気に入っているようです。

E学校では、算数に関しては、計算カードの読み上げ(時間を
計ります)や、ドリルの問題をノートに写して解答する、他に
計算プリントなどの宿題がでています。
先日宿題をやっていると、文章題を秒速で解いているので、「
読んだの?」と聞くと、「読まなくても、『5までのたしざん
』って書いてあるから、数字をみればわかるよ」と言いました
。これでは文章題を読まずに解く癖が付いてしまうのではない
かと思い、先生に相談しました。以来そういった問題はありま
せん。
余談ですが、学校のカリキュラム上、習ったところからしか問
題はでないので、息子にとっては考えなくてもできる問題ばか
りです。先日参観に行ったときには、0を含んだ足し算を40
分かけて教えていました。みんな退屈そうで、わかっているの
に手を挙げない子が多かったようです。先生も悲しかったでし
ょう。

F2週間前から、どんぐり先生の三角視算表をうつしてひとつずつ
にばらしたものを、2〜3個ずつトイレのドアに貼っています
。覚えたら少しずつ増やすやり方で、今3の段まで覚えたとこ
ろです。

G4月頃だったと思いますが、息子が「1〜10を全部たした
らいくつ?」と聞くので、わたしは順番に
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55
とたしましたが、息子は、以下のように計算したといいました

 
1+10=11
2+9=11
3+8=11

全て11となる。それが5種類だから、11が5つで55

目からうろこでした。(単に私がバカなだけでしょうか…)
その後、1〜100までのたし方も考えて教えてくれました。

1+2+…+100= の計算の仕方

1の位と10の位にわける
たとえば11〜20の計算
10×10=100
1+2+…+10=55
100+55=155

21〜30の計算
20×10=200
1+2+…+10=55
200+55=255

91〜100の計算
90×10=900
1+2+…+10=55
900+55=955

100+200+…+900=4500(息子は100+20
0+…+900+1000=5500だから5500−100
0=4500としていました)
55×10=550
4500+550=5050
こたえは5050

息子はこれを口頭で言い、わたしが書き取って、なるほど〜と
納得しました。
かけ算はまだ習っておらず、「10が10こあるでしょ。だか
ら100」などと言っていたと思います。

H5月にはいって、どんぐりの問題をやりました。小2レベル
までは、数分で解き、「あってるよ。どうやってやったの?」
と聞くと、口頭で説明していました。
絵に書くことが大切とはそのときにはわかっていませんでした
ので、「もっとやりたい」と言うまま4〜5問解き、最後には
、私が「また今度にしよう」と止めて、やめさせました。

I算数以外では、1才頃からよみきかせをしていて、今も続け
ています。保育園の頃は、時間のあるときは、子どものリクエ
ストがある限り、寝る前に1時間くらいしていました。園にい
る頃は、自分で意味を理解しながら黙読したり、音読したりし
ていました。今は、学校で音読が盛んなせいか、あまり黙読し
ません。

Jその他、理科社会にも興味があり、よく親が困るような質問
をします。「一番はじめの人間はどうやってできたの?」など
。ですので、できる限り調べて答えるようにしています。

最近、少し気になることがあります。とても簡単な文章題につ
まずくのです。
学校の簡単で手間のかかる宿題をやったあとに、ピグマの「た
しざん、ひきざんどっちかな?」をやると、10問中2問も式
を間違えていました。
「ここ読んでごらん。」とうながすと、「ああ〜」と言ってき
づきます。
考えない癖がついているのかな?と心配になったこともあって
、どんぐり倶楽部のCDを注文しました。
「どんぐり倶楽部」のItoyamaです。

●参考にどうぞ。

>>ヒントを与えながら解きすすめ、それを暗算していました。楽しくやっていたよ
うです。
●ヒントはいけませんでしたね。

>>今年5月からそろばんに通っています。楽しく通っているようです。
●遊びと考えれば結構ですが...級には拘らない方がいいですね。

>>6月からピグマ:パズル的な問題が多く、気に入っているようです。
●「どんぐり倶楽部」以外は全てがパズル的なものですね。バランスが悪いようで
す。するなら限定してほんの少しさせると効果的です。ただ、それよりは全てを止め
て小5までに「良質の算数文章問題」700題を終えてから必要なことに移る方が格段
に伸びます。

>>学校では、計算カードの読み上げ(時間を計ります)
●悪影響ですね。

>>ドリルの問題をノートに写して解答する、
●悪影響ですね。

>>計算プリント
●悪影響ですね。

>>「読まなくても、『5までのたしざん』って書いてあるから、数字をみればわか
るよ」と言いました。
●当然の反応ですが、命取りになることがあります。ヒントのない問題に弱くなるこ
とです。

>>これでは文章題を読まずに解く癖が付いてしまうのではないかと思い、先生に相
談しました。以来そういった問題はありません。
●読んでいてもさせないほうがいいですね。分かっているのに無駄なことをさせられ
ている、というストレスが蓄積します。

>>2週間前から、どんぐり先生の三角視算表をうつしてひとつずつにばらしたものを、
2〜3個ずつトイレのドアに貼っています。
●止めた方がいいです。計算に使うときに横に置いて見ればいいんです。自然に覚え
ます。

>>4月頃だったと思いますが、息子が「1〜10を全部たしたらいくつ?」と聞く
ので、わたしは順番に1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55とたしまし
たが、息子は、以下のように計算したといいました。
●普通です。ヒントを探す癖のある子が気付く場合が多いのですが、それだけです。
目で考えることを教えている子供達は100%気付きます。

>>5月にはいって、どんぐりの問題をやりました。小2レベルまでは、数分で解
き、「あってるよ。どうやってやったの?」と聞くと、口頭で説明していました。絵
に書くことが大切とはそのときにはわかっていませんでしたので、「もっとやりた
い」と言うまま4〜5問解き、最後には、私が「また今度にしよう」と止めて、やめ
させました。
●1時間で20問ほど絵図を描いて解く子供もいますが、パターン学習を好むようにな
らないように注意することが肝要です。ですから、限定します。味わう感覚が無くな
る危険性と「解ければいい」という感覚が生まれ、12才以降に悪影響を及ぼします。

>>あまり黙読しません。
●黙読の方がいいですよ。

>>よく親が困るような質問をします。「一番はじめの人間はどうやってできた
の?」など。ですので、できる限り調べて答えるようにしています。
●不思議に思うことが必要な時期だからです。ですから、大事なのは子供自身が不思
議に思い続けることなんです。調べて答えるよりも意識的に適当な推論を展開する方
が伸びます。「ああかな。こうかな。どうかな。そうかな。」の状態を長く持ってい
る時間の分思考モデル(思考回路)が増加するチャンスがあるからです。説明は知識
の暗記にしかなりません。12才以降ならばそれでもプラスになりますが今はマイナス
です。

>>最近、少し気になることがあります。とても簡単な文章題につまずくのです。
●嫌になってるんです。だから「考えたくない」んですよ。量を限定するのは学力養
成に量とスピードは悪影響を及ぼすからなんです。能力とは関係なく出来る問題だか
らさせていいわけではないんです。
※上記のことを考えるとピグマも含めて単純計算や「考えなくて解ける」問題は全て
止めた方が格段に伸びます。環境設定をどうするかはお任せしますが。参考になれば
幸いです。「量とスピード」は彼の場合は時期的には非常にヤバイです。ゆっくりを
速くすることはできても、幼児・児童期に速くをゆっくりにする(最良の学習方法に
する)のは難しいんです。
※1週間で解いた実際の問題内容を全て机に並べて見るといいですよ。いかに「考え
ない習慣」をつけているかが分かります。考えない習慣は考える習慣を攻撃します。
暗記や計算:考える問題=1:9〜2:8の割合で「考えること」をしている位がベストで
すね。
※多少難しくても味わうための問題ではなく解くための問題は計算に分類します。