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【脳についての基礎知識】←といっても最先端情報
【2009.05/25】...ちょっと簡単なまとめ...1
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<参考図>
●宿題は、昔も今も宿題の内容そのものは殆ど同じである。
目標が同じであり手法も変わっていないからである。
読めるように、書けるように、計算できるように...。
しかし、今は工夫するという思考回路作成をする機会が極端に少なくなり、
更に同じ事の反復を強制されているので自分で
工夫し考える(視覚イメージを操作する)チャンスが無くなっている。
●勉強:音読・計算・暗記(考えない練習)→<変更>→どんぐり方式
●遊び:感覚麻痺・感覚異常(不自然なバイオフィードバック&マッチング)
→<変更>
→自然なバイオフィードバック&マッチング:家庭のルールで異常感覚を作ってしまう遊びを制限する。
●習い事:自分の工夫を評価されないモノは×:体験の勘違い
→体験とは何かをすることではなく、感じること味わうこと。
●では、今と昔との違いは何か?
...昔は、遊びも含めた日常生活の中で工夫するという
思考回路作成をする機会がたくさんあった。
ところが、今は、
日常生活の中で工夫するという自然に思考回路が作られる
機会そのものが少なくなった。
こうなると、
今までは、殆ど思考回路作成に悪影響の無かった
(遊びなどでリセットされていたので悪影響への抵抗があった)
宿題等(勉強:パターン学習の学習塾や反復形の家庭学習用教材も含む)が、
これまでにない悪影響を与えることになってくる。
もちろん、単純回路の反復使用や高速使用では
一つの思考回路さえも増加させることは出来ない。
つまり、今は、日常生活&遊び&勉強のどの場面でも
自然に思考モデル(思考回路)を増加させることはできないという
三重苦の中に子供達はいるのです。
さらには、知育という全く役に立たないどころか、
思考の原形となる原形イメージの獲得の邪魔になる
知的系統的学習が低年齢化していることで、
誰もが持って生まれた才能を壊滅的に破壊する学習が進んでいる。
このような早期教育も含めると、
子供達は人類はじまって以来の四十苦(八方塞がり)の中で、
文字通り思考力養成から遠ざけられている。
これでは、「考える力」は育たない。
もちろん「生きる力」も育たない。
<改革方法>
1.オリジナルのもので工夫できる遊び時間を確保する為に、
宿題の消化方法を一変する。
モチロン、成果はキチンと出しながら。
2.工夫できない「遊び」の制限をする。
3.思考回路そのものを作ることが出来る手法で学習する
■時代の流れの中にある日常生活と遊びを
一瞬で変えることは出来ない相談だが
日本のように教育制度が全国隅々にまで
行き渡っている所では、
教育だけは一瞬で変えることが出来る。
教育史はじまって以来の始めての
思考回路作成教育を実施する必要がある。
●基本の勘違い...やってはいけない方法(思考回路作成の邪魔をする方法)で
「読み・書き・計算」の練習をしてはいけない(している時間はない)。
思考力養成の妨げになる練習をしている時間は、
同時に、思考力養成期間という
貴重な限定された時間を食い潰していることになる。
←クリックすると.pdfファイル(印刷用)で御覧頂けます。よ〜く見てね。
<どんぐり倶楽部のコンテンツの一部:全て公開してあります>
●5分で読解力(理解力)養成が出来る絵コンテ読解
●1学年の漢字の意味全てを
5分で分からせることが出来る漢字読本
※漢字読本を作る授業をすると、
それだけで「表現力」も「構成力」も「語感」も育てられる。
●1度も書かずに10秒で
漢字を書けるようになる「イメージフィックス法:image-fix」
※「イメージフィックス法:image-fix」は全教科に応用できる
●5分で無限暗算が出来るようになる
「デンタくん」と「横筆算」
●100%思考力養成できる「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」
……………………………………………………………………………………………
●データと回路、知識と思考を混同していると勘違い学習を加速させる。
●手順や解法も自力で編み出したモノではなく
コピーして暗記したものだと、
それは、データの一つに過ぎないので、
どんなに大量に入力しても
自在に使える回路としては定着しない。
※自在に使えるように定着させるポイントは
納得感という感情を伴って
「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」味わうこと。
●文字や記号と同様に、
言葉とは
便利便利ではあるが、単なる情報伝達の手段に過ぎない。
言葉そのもので考えているわけでもなければ、
言葉そのものを伝えるために使っているわけでもない。
言葉そのもので、
何かを処理している(考えている)ワケではないのである。
だから、宇宙語で何かを言われても、
聞き取れる場合でさえも、
理解(という視覚イメージの再現)はできない。
だから、100ケ国語を話せるようになっても
当然の事ながら、頭は良くはならないし、
言葉(日常的に触れることが出来る言葉)を覚える(実感を伴って定着する)時間に
大事なことが.出来なかった(深く味わうことが出来なかった)公算が大きい。
※「味わう」という感覚は再度の情報処理を施して定着させているということの現れである。
逆に、一言も話すことが出来なくても、書けなくても
思考力養成は可能である。
ただし、
言葉や文字は記録することができ、
視覚イメージ(あるいは視覚イメージから感情)再現の
トリガーになるので便利ではある。←文字文化の発達の原因
※手段----言葉----情報----五感(殆どが視覚イメージであり、操作は視覚イメージだけが可能)
●単純作業(単純回路を使用すること)の反復と高速化は
複雑回路(思考)の成長の邪魔をする。←だから、同時に並行してバランス良く〜なんてのは危険なのです。
●子供のテンポを無視した教え込みは、
吸収力を低下させ、コピーしかできなくしてしまう。
●ジ〜っと絵図を見て、待っていれば、
必ず頭(視覚処理機能)は動き出す。
ところが、頭が動き出すまで、
待っていられない(自分で自分の思考回路作成を止めてしまう)子が異常に多い。
→速さを求められコピーしか出来なくなっているから、
自分の力を味わったことがない。
→答えを聞く、解法を聞く、ヒントを待つ。
本人が自力ですることは問題の分類だけ。
これでは、永久に解法をコピーし続けるパターン学習しかできない。
●言葉にする練習や読む練習や書く練習よりも、
格段に重要なのが感じる練習(経験)である。
意識して感じることが非常に大事。コレだけでもOK。
→視覚イメージの再現準備(感情を伴って)という
準備学習となるように味わうことが大事。
→全ての学習の驚異的なバックボーンとなる
原形イメージを作れるのは
幼児期と児童期の前半(最長で9歳まで)である。
この時期に知的系統的学習という
感情を殺す作業などしてはいけない。
※「注意しながらやっています」という人もいるが、構造的に不可能である。
●テストの演習はなるべく短い期間に限定する。
手順とスピードの養成は、
どちらも考えない練習なのだから、
せざるを得ない場合でも、
期間を限定して(最長6ケ月で)すべきである。
テストの演習は
思考モデル(思考回路)の増加には
マイナスであり、
既に持っている回路を反復するだけなので
回路増加が可能な時期にはさせない方がいい。
●言葉を使わない世界(場合)の方が
格段に処理(思考:視覚イメージ操作)は速い。
→スポーツも将棋も言葉は使わない。
例:道順の説明を言葉だけでする場合VS地図だけでする場合
→一目瞭然の理由
●全ての学習を
思考力養成となる視覚イメージの再現と操作(できれば、その視覚イメージから感情再現まで)を
プラットホーム(媒介)として、
有効利用することでのみ、
今までは、自然に、遊びと日常生活の中で
作られてきた思考モデル(思考回路)を
意図的に養成することができる。
こうすれば、
環境が悪化しても
学校と家庭で思考力養成が可能となる。
そして、その理論・手法・実践例は
全て「どんぐり倶楽部」で公開してある。
●思考力養成(視覚イメージの操作)の前倒しは出来ない。
脳の熟成部位の変遷は決まっており、
年齢と共に低次機能を受け持つ部位から、
高次機能を受け持つ部位へと変遷してゆくからだ。
つまり、
抽象思考(視覚イメージの操作)を要する高次機能を活用するには
適齢期を待たなければ意味がないということである。←レディネスが重要な理由
そして、その適齢期は9歳である。
従って、
少なくとも、9歳以前で知的系統的学習をすることは、
抽象思考を無理なく無駄なく効果的にするための
準備期間(具象思考を感情と共に積み重ねる)という
貴重な時間を使って悪影響を与えていることになる。
「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」は
小3まで(9才以前)は、
主に視覚イメージ再現だけで解ける問題構成となっている。
そして、小4(9歳以後)は、
主に視覚イメージの再現後に操作をしなくては解けない問題構成となっている。
更に、
全問を通して、
忘れてはならない感情再現がし易いように
楽しい物語性を備えている。
これらの構成は、
人間の最終進化形態である
人間らしい判断力を含む思考力養成を
無理なく無駄なく効果的に実践できるように考えられている。
●唯一「感じること・味わうこと」で、
豊かな原形イメージの蓄積が自然に行われる。
そして、
この豊かな原形イメージが、
深い理解力、人間らしい判断力、豊かな表現力の素となる。
また、
高度な思考も
複雑な視覚イメージの再現と操作で処理されているので、
豊かなオリジナルの視覚イメージの蓄積が重要となる。
何の感情(感覚)も再現できないデータでは、
どんなに大量に持っていても思考力養成には役に立たない。←知識の大量暗記は12歳以前では害になるだけである。
●自然に「人間らしい判断力を含む思考力」を育てられる環境とは
以下の通りである。
1.<日常生活>が程良く不便であり、
自然に工夫しなければならない環境であること。
※非常に便利→工夫しない→思考回路は出来ない
2.人工的な<遊び>が少なく、
五感をフル活用して楽しみながら
工夫ができる環境であること。
※人工的な遊び
→豊かな原形イメージを蓄積できない。
感情再現も出来ない。
オリジナルの工夫が不要(無駄)になる。
→思考回路も、判断力や表現力の源である
豊かな原形イメージの蓄積も出来ない。
3.工夫や感情育成を帳消しにしてしまうような
勉強をさせない環境であること。
※反復・スピード・暗記は考えない力の強化しかできない。
■1.2.は避けられないが、
3.は教育環境が整っている日本でならば
今すぐに全国民が恩恵を受けられる。
しかし、原形となる
感情を伴う視覚イメージの定着をさせるべき時期(0-6才)に、
その時間を使ってパターン学習(知的系統的学習)という
コピー回路の強化をしていては思考力養成(オリジナルの回路作成)は
不可能である。
パターン学習のコピーは
1つのデータとなるだけであり、
データをどんなに蓄積しても
自在に使える回路そのものにはならない。
●本当の五感を活かして工夫をすることで
11-12歳で仕上げとなる判断力養成が可能となり、
かつ、
正常な感情と思考回路を同時に育てることが出来る。
従って、
人工的な反応を使った工夫は大変危険で非常に貧弱である。
●出来合のモノ(教具)や絵図(描いてあるヒントの図)を使うのではなくて、
自分で作り出した、オリジナルの、
なるだけ具体的な(それを見て感情が再現されるような)絵図を描いて、
操作すること。
単に「分かる」ではなく、面白いとか楽しいとかが非常に大事。
学習の時間を感情を再現しない時間にしてしまっては、
本末転倒である。
また、感情こそが、思考力の仕上げとなる判断力の源なのだから、
その最も重要な感覚を麻痺させるような学習方法は
少なくとも12歳までは絶対に使ってはいけない。
●「納得する」という感情:
納得感が思考の定着を保証する。
納得することなく(感情を伴わないで)、
反復で出来るようになっても定着が悪いのは、
感情が伴っていないからである。
さらに、徹底反復は、
定着時に重要な納得感を感じられなくする
という特徴があるのだから、
出来るだけ学習では使うべきではない。
→反復しないで覚える方法は公開してある。IF法。
●「生きる力」ってのは
「生き抜く力」ってことで、
「生き抜く力」ってのは
困難な未知の問題に対応できる力って事です。
これって「工夫する力」ってことです。
「工夫する力」ってのは本当の思考力のことで、
本当の思考力ってのは、
絶対学力のことです。
そして、
この絶対学力は感味力と視考力で、
100%育ちます。
つまり、
感味力と視考力で「生きる力」も「本当の学力」も育つってこと。
●マス計算...
※集中力...考える集中力とは全く反対の集中力の養成。
考えない集中力を育ててはいけない。
※自信...ガラスの自信を付けてはいけない。
また、応用の利かない方法(更には、思考力養成養成の邪魔になる方法)で
計算力を身に付けてはいけない。
※スピード...スピードは無駄で無意味で実用性が無く、
計算力そのもの(何の計算をしているのか)さえも低下させてしまう。
反射という考えない回路を強化するので、考えようとしなくなる。
●伸びる子の共通点は余裕のある子。
伸びない子の共通点は余裕がない子。
これは、処理能力のことではなく、
その子のテンポを無視して
何かをさせられているかいないかのようです。
また、
伸びる子は自分の好きなことを
「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」やっている場合が多いので、
先行学習などはしてない場合が多いようです。
……………………………………………………………………………………………
●速くてはいけない。
忙しい...亡くすのは、
幼児期には感情、
児童期には思考、
大人では心。
どれにも「亡くしてはいけない、ココロが在る」。
●学歴は財産にはならないが、
教育は財産となる。
そして、
教育とは教えることではなく、
工夫をさせることである。
従って、
教育格差など存在しない。
少なくとも
最も効果的な家庭教育には
お金はかからない。
楽しく工夫させること。
<参考図>
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