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2007年1月27日
レイナとルイには、人生を大切に生きて欲しい。人生の終末に死の床で「自分の人生はいい人生だった」と思えるような人生を送って欲しい。そのためのチカラを子供のうちから付けてもらいたい。それはコドモらしい時間を奪ってしまう、大量の計算プリントとか書き取りや暗記ではないことは確か。子供のことで悩みの尽きないママたち、「たとえそうでなくても」と大きく構えましょう。そして、子供のいいところをしっかり見て、認めて、褒めてあげて下さいね。
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●どんぐり倶楽部の問題(2日分)
<0MX97> 月 日( )
うんこが 18 こ 山に なっています。そこへ フンコロガシが 2匹やってきて、3こずつ うんこを もっていきます。 うんこを みんな もっていくには なんかいずつ かよわなければ いけないでしょうか。
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<0MX16> 月 日( )
にじいろのふうせんが うってある おみせがあります。そのふうせんは はこのなかにはいっていて そとからは みえません。でも、はこを 5こかうと かならず 2こはいっているそうです。では、6このにじいろのふうせんを てにいれるには なんこのはこを かわなければいけないでしょうか。
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”うんこ”にオオウケ。2匹が3こずつ、うんこを持っていく、という設問は理解できないだろうな、と予想。しかし糞を18個描いて、3個囲み、2匹の(母娘とのこと)フンコロガシと線で結んで3回通えばいい、と正解を出した。ちょっと年中児では暗算で出来ない問題ね。でも絵を描いて答えられました。風船の問題も暗算では出来ないので、絵を描いて正解を導き出していました。
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2007年1月25日『遊べない子は伸びないんだよ』
スイスは今日は雪!やはり春はまだ遠い…。でも週末スキーに行けるからいいか。さて、先日(火曜日)に近所に住むママ友4人と子供の教育について色々興味深い話をした。また時間のある時に書いてみたいと思います。最近ちょっと忙しいので。最近良かったなぁ〜、と思うことはレイナが「かいけつゾロリ」の本を1冊読み聞かせしてくれることだ。「ママ、ゾロリの本、読んであげるよ。ソファに休んでね」と言ってくれるから嬉しいではないか。1冊読み終わるまでに40分位掛るのだが、時々笑いながら楽しそうに読んでくれる。私でも1冊音読するのは結構疲れるのにね。オマケにルイは「レイナちゃんはママに本読んで、僕はママにマッサージしてあげる!」と、ソファで横になっている私の肩や腰に乗ってくれる。(が、そのうち背中でジャンプなどし始めて、背骨が痛いのでありがた迷惑だが…)ゾロリの本は本当にバカバカしいけど面白い。吸血鬼が救急箱の十字架を見て気分が悪くなったり、苦手なニンニクを克服するために「好き嫌いしないで食べなさい」とか、笑ってしまう。幼児に論語やじゅげむの暗誦より、こっちの方がコドモらしくていいなぁ〜と思うが。
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●どんぐり倶楽部の文章問題(2日分)
<0MX70> 月 日( )
しっぽに てっぽうを つけている さるが どうぶつえんから にげました。てっぽうには、15はつの かみで できている たまが
はいっています。
3ぽ あるくたびに 1ぱつの たまを うつとすると、なんぱで たまは なくなるでしょうか。
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<0MX25> 月 日( )
かえるの よまわりくんは いつも あさと ゆうがたと よるに 1かいずつ まちをみまわります。1かい あるくごとに 3にんのひとと あいます。では、よまわりくんは 1にちに なんにんの ひとと あうのでしょう
「しっぽに鉄砲をつけている猿」の部分は、幼児の奇抜な発想もを上回る突拍子な問題で(笑)レイナもうっかり間違えて猿の手に鉄砲を持たせてしまった。レイナは尻尾につけた鉄砲の中に玉を15個書いた。そして、動物園のゲートの左側の支柱に○を書いて、一個かけたら鉄砲の弾を黒く塗りつぶしていった。あれ、でもこれじゃ、鉄砲の弾と同じ数の○を書いているだけで答えにはつながらないなぁ、と静観していと、○を9個位書いたところで勘違いに気付き、支柱の○を三個ずつ丸で囲んで、いっぱ〜つ、には〜つ、と書き進め、右の支柱に書き切れなくなって看板にも書いていった。本当に試行錯誤して考えてるなぁ、と実感。「かえるのよまわりくん」の夜回りの意味が分からなかったので説明。最初かえるの名前と思ったようだが、まちをみまわる、と出てきて「おまわりくん?」と思ったようだ。スイスの町並みらしく、向かって右手は教会だそうだ。(ウチの町には屋根に十字架のついていない教会がある)左端の青い建物は「ベビーシッター」の場所で、ドアのAは「べびーしったあ」の最後の「あ」とか。かなりこじ付け(笑)。窓にはカーテンが掛っている。カーテンがないと刑務所の窓みたいだから、とか。楽しく絵を描いて正解出してました。
◎幼児期からツマラナいプリントをやらせて、安心している親が多ようだ。
以下はこぐま会のコラムからの抜粋です。お受験というとペーパーばかりやらせている、というイメージがありますが、幼児教育のこぐま会でも訓練みたいな大量のペーパーをこなすだけでは、子供の力は伸びないと断言しています。以下の『遊べない子は伸びないんだよ』という校長先生の一言、私も100%同感です。
〜〜〜〜〜〜〜こぐま会 HPより〜〜〜〜〜〜〜
計算が速くできる・漢字をたくさん覚えている・・・・それだけでは今の学力低下に歯止めはかからないのです。計算力を高めるのは確かに大事です。しかし、計算が早くできれば、算数や数学で問題になっている思考力の低下がすべて解決すると勘違いしていたところが問題なのです。そんなことで、論理数学的思考が身につくはずはありません。年長の秋に、これまでのような訓練によって出来てしまうペーパー試験で仮に100点をとっても、そのことが、その子の入学後の学力の伸長を保証しないという認識を、追跡調査を通して学校側が持ち始めているということです。『遊べない子は伸びないんだよ』といったある学校の校長の一言は、そのことを端的に言い表しています。
最終更新日時 2007年1月25日 9時58分55秒
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2007年2月2日
●どんぐり倶楽部の文章問題(2日分)
<0MX17> 月 日( )
金魚さんは 1日に 4個の ゆめを 見る ことができるそうです。ありさんは 1日に 3個の ゆめしか 見ることができません。では、1しゅうかんでは どちらが なんこ おおく ゆめを 見るでしょう。
<0MX47> 月 日( )
のうさぎさんの れいぞうこの なかに きのうのよるまで にんじんが 17ほん ありました。ところが、きょうは 8ほんしか ありません。だれかが よるのうちに 食べてしまったようです。では、にんじんを たべた うさぎが 3匹で、3匹とも おなじかずの にんじんを たべたとすると、1匹につき 何本の にんじんを 食べたことになるでしょうか。
金魚28、蟻21と総数を出した後、28−21=7とやれば簡単なのに、また○を書いて数え始めました。
年中では10の補数が分かれば十分なので、それ以上の二桁の計算は教えていません。時々18と16の違いは2、と暗算も出来ていますが、二桁の計算プリントをやらせてトレーニングする時間は無駄ですね。のうさぎ、ということで茶色に塗ってました。9本を3匹で分ける段階で、パッと見て3本って分かるかな、と思ったのですが、線引きをして割り当ててました。結構複雑な問題ですが、絵を描いて正解を出せました。絵を描かなければ絶対年中では解けない問題ですね。
夫にこのプリントを見せた所「これはスイスでは小学校3年生にならないとやらないレベルだと思う」と言って、ネットでスイスの公立小学校のカリキュラムを探し始めました。スイスでは州(カントン)ごとにカリキュラムは少し違うのですが、ま、大体同じで、ルツェルン州の算数のカリキュラムを見つけました。それによると、「文章問題では、意味を掴み、絵で表現して回答する」というのは小学校1,2年生では「発展課題(出来ても出来なくてもOK)」で、3年生からの必修課題、ということになっていました。年長からのどんぐり倶楽部の文章問題は、レベルがかなり高いという印象です。
例えば今レイナの学習計画作成中で、通信教育も色々見ているのですが、Z会の2年生の文章問題(添削問題、Z会HPからダウンロード)は
「ちゅう車場に 車が 12台 止まって います。5台 出て いった 後、7台が 入って きました。 ちゅう車場の 車は 何台に なったでしょう。」
しき
答え
この文章問題は、ただ数字を順番に追って”出た”、”入った”の日本語が分かれば簡単に解けます。実際にレイナもすぐ○を書いて答えを出しました。全然考えてませんでした。その後、式のルールもちょっと教えたら、12−5+7=14と出来ました。
どんぐり問題とはレベルが違うことがよく分かります。どんぐりをじっくり取り組み、年長の問題を解く力があれば、小学校2年生程度のレベルの文章問題は簡単に解けるようです。逆に普通の小学校2年生の文章問題が出来ても、どんぐり倶楽部の年長の問題が出来ない、というケースは多いと思います。どんぐり倶楽部の「じっくり、ゆっくり、丁寧に」どんぐりの文章問題をやりましょう、という主張には、なるほど〜と思います。そもそも同じ「文章問題」というカテゴリーに入れるのが間違っているな、とも思いました。
●ETH(チューリッヒ工科大学)の博士課程2人に「どんぐり問題」で挑む!(笑)日曜のスキーの後、ルイのゴッドマザーのスーザンと同居しているボーイフレンドが遊びに来ました。2人ともアインシュタインの母校でもあるヨーロッパでも難関のETHの博士課程でMR(磁気共鳴)の研究をしています。どんぐり倶楽部の問題を見て2人とも感心。レイナが読み上げ、夫がドイツ語に訳します。夫が毛虫の問題の訳につまり、キッチンに居る私に聞いてきます。「Was
ist hir-hiri?」(毛虫のお尻が)ヒリヒリってなに?(爆)スーザン達も、すごいハイレベルな問題ね!と感心。また驚いたことに、レイナがよく問題や解く過程を覚えているんですね。自分で絵を描いたからでしょうね。一つ一つに思い入れのある文章問題です。
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●どんぐり倶楽部の文章問題:最終更新日時 2007年2月8日 9時12分11秒
<0MX44> 月 日( )
雪ダルマの ゆめは 海で およぐことです。でも、雪ダルマは 15かい じゃんけんをするあいだしか 海には はいっていられません。きのうまでに 6かい じゃんけんをしました。では、きょうは さいこうでなんかいまで 海のなかで じゃんけんをできますか。
<0MX19> 月 日( )
ある日 大きな大おおきな おとしあなが こうていに できていました。山だくんは おひるやすみに かくれんぼをして、そのおとしあなにおちてしまいました。 そのうちに 5人が またおちてきました。あなのなかには いま、女の子が 4人 います。では 男の子は 何人でしょう。
雪ダルマの問題では、読み始めてレイナ爆笑!「海に入ったら溶けちゃうよ〜!」レイナは一個雪ダルマを描き終わると続けてもう一個描き始めた。「え?ど〜してもう一つ描くの?」と思ったが、あ、そうだ、じゃんけんは一人じゃ出来ないからね、と納得。私の方が、答えをサッサと出してしまって、それに合わせて絵を頭に思い浮かべてるのね。想像力が貧しいなぁ。落とし穴の問題では、一人ずつ「ひゅ〜、ひゅ〜」と線で飛ばしながら(笑)穴に落としていた。家事でちょっと目を離した隙に、な、なんと落とし穴に針山(?)を描いていた。「え!おそろし〜じゃないの」と言うと、ギャハギャハ笑いながら「目がビックリしてるの、髪の毛も落ちる方向に向いてるの。ピクピク(針のこと)は、スポンジで出来ているから落ちても痛くないの。みんなビックリしてオモシロ〜い」だと…。レイナはいつもイタズラを考えていて、パパの帰りを待ち伏せして脅かしたりしている。落とし穴を掘って針山の仕掛けを作ったのも自分だという。なんともヘンな想像力…。
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2007年3月7日:最終更新日時 2007年3月8日 2時7分43秒
年中で小学校3年の力がつく文章問題
●年中で小学校3年の力がつく!どんぐり倶楽部の良質の文章問題 まとめてUP
<0mx55>ばったを のせた ばしゃが 6だい やってきました。1だいに 3びきずつ ばったが のってます。では、みんなで なんびきの ばったが やってきた のでしょう。
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上の問題では、かなりの簡略(写真は左上)。馬車とバッタ、どうやって描くのかわからないから、とのこと。クジラの問題では、最初クジラを紙一杯に描いて、他のクジラも大きく描きたいとのことで紙を継ぎ足してました。
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<0MX59> 月 日( )
ざせきにすわっている ざりがには 15匹です。たっている ざりがにのかずが すわっている ざりがにの かずより 5匹 すくないです。では、みんなで ざりがには 何匹いるのでしょう。
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「ざせき」と出てきたので、「汽車」を想像したようです。まず座席を15席描き、どうするのか、と見ていると、先ず座席を15数えた後、手で座席を5隠して、残りを続けて数えて正解を出してました。
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<0MX80> 月 日( )
どんぐりが 3個 いっしょに そらを とんでいます。すると、山のなかから 12個が やってきました。では、どんぐりぜんぶを 3つのグループ(ぐるうぷ)に わけると 1つのグループ(ぐるうぷ)は、何個になりますか。
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写真上の真ん中の絵です。これはちょっと色々数えてました。オハジキだと簡単に分けられるのですが、絵だから動かせなくて、手で隠しながら試行錯誤して回答を出してました。年中にはかなり高度な問題ですが、絵を描いて何度も数えなおしながら正解にたどり着きました。因みに山の麓の2つのどんぐり君たちも、飛びたくてウズウズとか。これは数える分に入れてませんでした。これも数に入れちゃうのかな、と心配してましたが(笑)
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<0MX73>のあひるのがあこさんの問題では「”こっぷ”2はいの水」と出てきて、コップというのは英語ではなくオランダ語が起源なので、家ではコップは”グラス”と使ってました。コップとカップが混同していたようですね。コーヒーカップを書いてました。コップの方がグラスより正統派(笑)な日本語なので、家でも使わなければと思いました。とにかく、レイナはどんぐり問題も楽しく取り組んでいます。写真下の真ん中はこぐま会の6歳からの文章問題です。本当に簡単で、あの年中から結構難問の問題集を出すこぐま会の文章問題と思えないほど簡単。最初見たとき、ちょっと唖然としました。でも、小学校のカリキュラムがこうなっているのでしょうね。どんぐり倶楽部の問題と比べると考えないで答えが出てきます。算数の文章問題は、どんぐり倶楽部だけやっていれば十分な力がつくでしょう。他の文章問題は多少の日本語読解力と単純な足し算引き算の訓練ですね。左下は手作りの日本語文章プリントです。楽しそうに自由に書いています。夏が好きな理由は「ひがながいから」とか「うすぎであそべるから」と書いていて、へぇ〜、と感心。ひがながい、なんて表現知ってるのね。
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2007年3月19日:子供の日本語力がわかる文章問題
スイスは5月の陽気。さて、冬休みと春休みの間にある2週間の「スポーツ休暇」も終わり、先週から幼稚園が始まった。スイスは学校のお休みがとても多い…。
●日本語力がどの程度あるかも分かる「どんぐり倶楽部の文章問題」
さて、どんぐり倶楽部の文章問題をやっていて、日本語能力試験の聴解問題を思い出した。スイス人の夫が聴解問題に取り組んでいた時、私に「ちょっとこれ、聴いてみて」とCDをかけた。外国人向けの日本語テストだからと、掃除をしながら聞いていたら、ちょっと答えが分からないじゃないの!ストレートに言えば分かり易いのに、言い回しがトリッキー〜。でも、このような言い回しを頭の中で整理して理解できるようにならないといけないのねぇ・・・。以下のどんぐり問題を見ながら、そんなことを思い出しました。(レイナの回答は写真左)
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<0MX28> 月 日( )
オバケの お花見は にぎやかです。とくに うすぐらいところに たくさんの 桜の花が さいていると おおさわぎして たのしみます。きのうの お花見より きょうの お花見に 来ている おばけは 6にんも おおくて 13人です。では、きのうと きょうの 人数をたすと みんなで 何人に なるでしょう。
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「今日お花見に来たオバケは13人です。昨日は今日より6人少ないです。」との問いなら分かり易いのに、「きのうの お花見より きょうの お花見に 来ている おばけは 6にんも おおくて 13人です。」だと、ちょっとこんがらがる。ホント日本語能力試験の聴解問題(笑)。年中には、かなり高度な日本語力が必要ですね。オバケの問題は、まず今日13人オバケを描いて、下の5人と上の右端1人を手で隠して(6人引いて)昨日のオバケを7人と割り出し、「13+7=?」と言った計算はやっていないので(計算プリントはやらせていない)、13の続きのオバケを14、15、16…、と数えて正解の20人を出していました。その後、お花見についても色々会話を出来て楽しかったです。スイスの桜は花が小さくて、日本の桜のようにピンクの雲のようになりません。が、夏には美味しいサクランボ(日本でも売られている輸入のブラックチェリー)がたわわに実るので楽しみです。
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<0MX10> 月 日( )
水色の絵の具を 1本つかうのに がようしを 6まいつかいます。きょうは 水色の絵の具を 4本もつかっていいそうです。水色の絵の具を みんなつかってしまったとき、 何枚のがようしを つかうことに なるでしょうか。
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この問題を読みながらレイナのクレームが(笑)。「水色の絵の具だけじゃなくて、他の色も使いたいな〜」。勿論4X6=?も知らないので、絵を描いて画用紙を数えて正解を導きだしていました。
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<0MX67> 月 日( )
ぴかぴかの えんぴつが 12本 くじらくんの ふでばこに はいっています。おともだちが えんぴつを わすれたので くじらくんは なんぼんか かして あげました。すると、ふでばこの えんぴつは 9ほんに なりました。では、くじらくんは なんぼんの えんぴつを かしてあげたのでしょう。
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「くじらくん」とあったので、擬人化(笑)、クジラ立っています。右下の建物は「学校」とか。スイスの家には暖炉や暖房の煙突があり、よく煙を出しているので、レイナの描く家には煙突と煙が登場します。鉛筆を描かずに○にしたのは、クジラの手がなんだか鉛筆を持つイメージが無いようで(クジラは鉛筆を持てそうもない?)、頭で鉛筆の数を考えているとか。本当に色々なことを想像して楽しそうに描いています。
●どんぐりをやりたがる年少児に「いがぐり倶楽部」←どんぐりのパクリ(爆)レイナが楽しそうにどんぐり問題を解いているので、弟のルイも「ボクもどんぐりやりた〜い!」と騒ぎます。どんぐりの問題は年少にはやはり無理なので、ルイ用に「いがぐり倶楽部」とどんぐりをパクッて(笑)、問題を作りました。問題番号は<−2MX01>で、−2というのは、年長問題が<0MX・・>なのでマイナス2と。自分でタドタドしく読んだのですが、意味不明なので、私が読み上げました。すると、恐竜の頭を2つ描いて、卵をそれぞれ2個。ちゃんと4と自分で描いて正解を出してました。褒めたので調子に乗って、4をあちこち書いて、ついでに「ボク3も書けるよ〜!」でも3は鏡文字…。
右のプリントは手作り日本語問題「海外で日本語&幼児教育」HPよりダウンロード出来ます。http://www6.plala.or.jp/MYJAPAN/nihongo.htm
今、レイナ用に、文章プリント製作中です。出来たらUPします。しかし、小学校の漢字って信じられませんね。「幼稚園」の「幼」とか「卵」は6年生で習うんですね。日本なら十分なインプット(あちこちで漢字を目にする機会)があるので、習わなくてもある程度知らないうちに読めるようになっているかも知れませんが、海外でこんな調子で習うととてもじゃないけど漢字身につきません。小さい内から、読みだけは制限なく、目に触れさせないと典型的な「漢字嫌い、漢字苦手、本が読めない、日常会話がやっと」の海外のハーフの子供になってしまいます。あと、とてもいい漢字ソフトで少しずつ漢字を楽しんでいます。HPで近々ご紹介します。すご〜く楽しくて、大人の私もとても勉強になります。アニメーションで漢字がすごく分かり易い!「玉座」の読みのテストで「ぎょうざ」が出てきて、皆で大笑い!「ぎょうざの上に座ったら、お尻に餃子が挟まるぅ〜(爆爆)」子供達も私も涙を流してバカ受け。お陰でレイナ「玉座」もすっかり読めるように。こんなに楽しく漢字を勉強している子供はスイスにはいないでしょうね。