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●トライアングルナンバーズは最終的には△の表さえも使わないで練習することができます。
 頭の中で見る(イメージする)練習をするだけでいいからです。歩きながらでも食事をしながらでも瞬時に何も材料を使わずに
 練習できるのです。
私はこの方法を視算と呼んでいます。暗算の中でも最速の方法です。
※3つの数字が同時に決められた配置で「見える」ことが重要なのです。人は「見る」ことで多量の情報を瞬時に処理できる
ようになっているからです。あたかも、地上しか歩けなかった雛鳥が成長して大空を飛び回れるようになったかのようです。

原形白紙・記入用123<記入用に記入後は確認用として使用できます>
△ランダム
記入用確認用<プリントアウトして直ぐに使用できます>
●上記はネット表示用なので画質は良くありません。
印刷画質はコチラからどうぞ。



●ます計算の無駄を確認します。(無駄+速度=機械的処理→何も考えない習慣※要注意です)

※「サンシチニジュウイチ(3×7=21)」の「サンシチニ」まで言った時には既に
 頭の中にトライアングルナンバーズが見えています。すると、その頭の中の映像を
 確認するだけで以下の6種類の計算
 <3×7=21,7×3=21,21÷3=7,21÷7=3,21/3=7,21/7=3>
 を瞬時に確認できます。


総索引「脳の活性化」という言葉についての注意点★★
●「絶対学力」は0-15歳の子育てと家庭学習のヒント集になればと思って書きました。
参考にして下さい。※学校で「ます計算」を使っていたら、是非、先生に読んでもらってください
※ここでいう「欠点」とは→「基礎計算練習用として欠けている点」ということです。

「ます計算」の注意点に対する反論<教育を考える参加型サイト:n-park.orgより>にお答えします

青は原文:黒が反論茶は私の答え

 まず、学習というものそのものに「無駄」なものはないのではないでしょうか。学習の成果を有効なものとするかどうかは、すべて本人の問題意識次第です。学んだことを「生かせるか生かせないか」という本人に帰すべき問題であって、無駄な学習というものは存在しないはずです。したがって、無駄なく学習するには、という問いの立て方に間違いがあるようにわたしは思います。
→●子供達に学んだことを「生かせるか生かせないか」を丸投げすべきではないと思います。いかに活用できる方法を伝えてあげるかが教師としての力量の差です。有効な学習方法を教えずに知識だけを詰め込んで教育と思っているのでしょうか。

 それから、「過剰さ」が有害なのは何も百マス計算に限ったことではありません。「百マス計算という学習方法そのものが過剰だ」というのであればともかく、そもそも百マス計算という学習方法そのものが過剰かどうかすら証明されていませんから、百マス計算に限って「過剰さ」を内在させるような論法はまちがっています。どんな学習内容でも、トライアングルナンバーズという学習方法でもそれが過剰であれば、有害なものとなります。
→速度を競わせている現状を見れば、既にその時点で過剰になっているのです。さらに拍車を掛けるように「〜分いないにできれば合格」などといっているのが現状です。「トライアングルナンバーズ」は「ます」よりも誰もが何倍も早く反応できるのですから、競争自体が意味を持ちません。
 力ずくで公害をまき散らしながら突進する100km/hの蒸気機関車と何も力まずクリーンエンジンで軽やかに500km/hで疾走する
 リニアモーターカーのようなものです。

 以上より、百マス計算を批判する方法として、「無駄」「過剰」をキーワードにするのは失敗していると思うわけです。
→以上より当然の指摘です。

 そして、百マス計算の
欠点についてですが、
>1.数字を書くことで完答に要する時間が頭打ちになる
→※書く必要はない
 ※計算(反応)速度ではなく、数字を書く速さが限界

 百マス計算のメリットはまさしく、暗算による計算速度の向上にあります。書くことによる限界を指摘することは的外れと言わざるを得ません。

→この暗算自体がデメリットになるのです。こんなことは△を一度でも体験すれば確認できます。答えが見えること以上に速い反応はないからです。さらに「ます」では書き終えて何分というタイムを競っているのが現実ですから書くことによる限界の指摘は当然です。ただし、本質的な問題ではありません。問題は九九の覚え方[思い出し方]そのものにあります。

>2.乱雑な字(数字)になる
→※10の補数と九九は書く必要はない
 ※タイムを争うので丁寧な字を書かなくなる
 ※筆算を丁寧に正確に書かせる

 文字を書く機会は、百マス計算を基礎に作られるわけではありません。百マス計算によって筆跡が形作られるとするこの批判は、文字を書く営み全体を見渡したものとは言えず、百マス計算批判のための批判です。丁寧な字を書くかどうかがタイム争いによるものであれば、速記者のふだん書く文字は、誰にも読めない汚い字となること請け合いです。
→つまり、速度競争をしているのだから乱雑になるのは当たり前ということですね。ココで問題なのはその速度競争自体が不要となる方法があると言うことです。不要なことをして文字を乱雑にするメリットがどこかにあるのでしょうか。必要のないことをわざわざ時間を計って懸命にやっているわけです。何のためでしょう。記録を作るためです。無意味な記録をです。

>3.計算する数字が離れていて見づらい
→※数字を隣り合わせにする

 百マス計算をおやりになったことがあるでしょうか? 子供たちは、「離れている数字をいちいち見ながら計算する」などということをしてはいません。段が変わるたびに横目で一瞬でその段の数字を確認したら、あとは「この段の答えはすべて4倍だ」とかいう具合に、頭の中で処理しているのです。
 わたしの経験からいうなら、というふうに、次の処理をすでに「メモリ」してあるのです。これによって、暗算の基礎が作られていきました。
→つまり、問題を見ないで条件反射的に反応するようになると言うことですね。考えない習慣作りの第一歩ではありませんか。
→ここが教師が一番注意しなければ行けないポイントなのです。ここが分かっていなくては教育者とは呼べません。
→速ければいいという検証のない速度という数字だけを追っているからこうなってしまうのです。
→実際の計算で
「今計算している段の次の段は7倍だ」という計算はありません。これでは実践的な練習にはならないのです。記録のための記録を作っているだけです。

>4.計算する数字の交点に答えを書くので間違える
→※数字を隣り合わせにする

 3.のような計算の仕方をしていれば、そのような間違いは起こるでしょう。しかし、そのような計算の仕方をしていませんから、「交点に答えを書く」ことが計算間違いの理由とはなりません。
→同上→だから、危険なのです。考えないで次の数字を条件反射的に書いていっているだけなのです。これでは○○式の反射プリントと同じ結果になります。こうして、考えられない頭が育っていくのです。

>5.答え合わせに時間がかかる
→※答え合わせ不要にする

 答え合わせのある問題をやらない子供が育つように思いますが・・・。
→不要にするとはしないということではありませんよ。する必要がなくなるのです。
→答え合わせは答え合わせの必要がある問題の時にすべきです。

>6.筆算ですべき計算まで暗算(ます)でしようとする
→※暗算は限定する必要がある

 わたしは筆算を暗算できますが・・・。もちろん百マス計算の効果だと思っています。
→あなたなら100桁どうしの割り算を暗算で出来るかもしれませんが、私には出来ませんし、するメリットも感じられません。

>7.毎回作る必要がある
→※1枚で何回もできるようにする

 毎回作るという、単純作業を厭う子供たちを作るように思います。
→不要な単純作業をさせる意味が何かあるのでしょうか。その時間を使って花を見たり絵を描いたり出来るんですよ。
→不要なことを強制させていることに早く気づくべきです。全てのしわ寄せは子供に来るのです。どうして、こんな簡単なことが見えないのでしょう。

>8.数字が離れていて完全なランダム練習ができない
→※ランダム練習ができるようにする

 数字が離れていることを再三問題視なさっていますが、それは百マス計算で養われる能力とは関係があるとは思えませんし、「完全なランダム練習」ってなんなのか説明がないまま「・・・ができるようにする」と言われても、なんのことかわからないのですが。
→3.4.で反論されていること(条件反射で解く)を防ぐことが出来ます。これが大事なのです。実際の計算では3の段が続くわけでも5の段が続くわけでもありません。△は既に書いてありますのでどこにでもランダムに飛べるのです。ますでもやればできますが莫大な時間がかかります。どうしても横一列、あるいは縦一列に書くのです。これがランダム対応していないと言うことです。

>9.無駄な負担が多すぎる
→※無理なく無駄なく効果的に使える教材を作る

 いきなり抽象的になっています。それにここで言う「負担」は誰にとっての負担なのかというと、その対策として「教材を作る」とありますから、教師にとっての負担なのでしょうが、子供の能力伸張のための教材作りに手軽さを求めていてはいけません。
→大きく出ましたね。ですが、負担とは子供にとっての負担のことです。「ます」を書かせること自体を含めた負担のことです。
 しかも、不要な負担です。教師としては、できあいの教材に頼ることなく工夫を重ねることです。△は工夫の結晶です。
→「ます計算」の無駄の実例をこれだけ示されても
「いきなり抽象的になっています」とはどういうことだろうか。お粗末すぎる反論です。

>10.計算の基本である「10の補数」+「九九」を同時に練習できない
→※同時に練習できるようにする

 足し算の百マス計算があるのはご存じでしょうか?
 そもそも、それを目的としていないものに、「ないじゃないか」と異議申し立てをしても批判とはなりません。よく言われるたとえですけど、「魚屋に行って『大根がないじゃないか』と文句を言うようなもの」ですね。
→「10の補数」+「九九」は基本中の基本です。同時にできたほうがいいのではありませんか?
→魚屋と八百屋が並んでいる店舗は多いし、便利ですよ。

>11.掛け算と割り算の関係がつかめない
→※掛け算と割り算の関係が分かるようにする

 同上。
→同時にできたほうがいいのではありませんか?
→あなたは同時に出来なくて当たり前という思いがあるのでしょが、簡単にできるのです。今まで知らなかっただけです。勉強不足ですね。

>12.約分練習ができない
→※約分練習もできるようにする

 同上。
→同時にできたほうがいいのではありませんか?誰もが無意識に出来る(見える)んですよ。こんな楽なことはないでしょう。

>13.イメージトレーニングはできない
→※イメージトレーニングできる構造にする

 イメージトレーニングができない学習なんていくらでもあると思うんですけど。というか、それを明示的に目的とする学習なんてあるのかな。つまり、イメージトレーニングができる明示的な構造の学習内容なんてあるのだろうか、ということです。
 論理的に考えるということができるために何を教えればいいのか。それは。そうか、なら小学校に論理学の授業を設けよう・・・それでいいのだろうか?

→やってみれば分かります。あるのです。あまりにも勉強不足ですよ。いつか、誰かが言っていた「文章問題は決められた答えを導き出すための材料に過ぎない」という浅はかな考えに似ています。
→君は一体何を学んで先生になったのだろうか。与えられた材料を何の検証も工夫もなく生徒に押しつけて危険なスピード競争をさせて力が付いたと思っているのだろうか。イメージトレーニングがいかに大事であるか、また、工夫次第でいかに簡単にできるかを気づこうともしない。
「論理学を教えることだ」と言っているようでは「論理的に考えること」は難しいようですね。

>14.九九を全部覚えていないとできない
→※九九は36コでOK(半分以下)

 足し算の百マス計算があるのはご存じですか?(再度質問)
 かけ算の百マス計算も九九を全部覚えていないとできないわけではない。というか、かけ算の百マス計算に関しては、かけ算九九を教える時点での方法論の問題であって、百マス計算そのものの問題ではない。14は「ためにする批判」とお見受けします。
→ところが3.4.で言われているように子供達は段で書き込んでいくんです。だから全部覚えるんです。全部覚えて悪いことはありませんが、覚えなくてもいいんですよ。何の支障もないのになぜ覚えさせるのか。それは九九が九の段まで書いてあるからだけですか?でも、辞書は書いてあるからといって全て読むものではありませんよね。
→無駄なことを強制していることそのものが問題なのです。他に時間を割くべき大切な事があるというのに、いつまでこんなことを続けるのでしょう。

>●トライアングルナンバーズは以上のます計算の欠点を全て解決しているうえに、あらゆる学習に効果を発揮するイメージ操作練習機能を持っています。
 この試み自体をわたしは否定しません。なぜなら、ある目標を達成するための、つまり、ある能力を子供たちに養成するための教材は幾通りもあってよいからです。能力開発の方法に「唯一無二」はありません。百マス計算にもよいところがあれば悪いところもあるでしょう。同じようにトライアングルナンバーズという試みにも利点があり、そして
欠点があるのです。結局は、その教材を受容する子供たちの向き不向きにかかってくると言えます。
→非常に認識が甘いと思います。こんなに大雑把な考えをしているから子供達が危機にさらされていることが見えないのです。
「ます」での速度競争が与える悪影響や「△」のもたらす発展的な思考の基礎づくりをどちらも検証していません。
「ます」も「△」もどちらも理解しておられないようです。


<要注意点>総索引
●リニアモーターカーがスゴイのは「速いから」ではなく、リニアモーターという今までの動力とは全く異なった次元の動力を使っているからです。
●トライアングルナンバーズがスゴイのは「速いから」ではなく、視覚思考という今までの認識方法とは全く異なった次元の認識方法を使っているからです。
※もちろん、この方法が今までなかったわけでも使われていなかったわけでもありません。ただし、今までは最も繊細な教育が必要とされる時期には使われていなかったのです。トライアングルナンバーズを使うとこの時期に視覚思考ができるのです。ここが最大のポイントなのです。
●ローマ字と漢字の認識方法が全く異なるのと同様に、今までの基礎計算の方法とトライアングルナンバーズでは認識方法が全く異なるのです。漢字は大変優れた文字です。複雑な情報を簡潔に目で提示できる機能を持っているからです。まさに、トライアングルナンバーズがやっていることです。漢字が何千年と受け継がれてきたように△の歴史はここから永遠に作られていくと思います。





【保護者・先生の声】※あまりにもお粗末な上記反論に対する補足説明として、ほんの一部ですが利用登録者の声を掲載します。
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・昨年度から全校で100マス計算に取り組んでいます。しかし、どんぐり先生の著書「絶対学力」を読んで愕然としました。ぜひ、考える力を子ども達につけるためにも、文章題を絵図で解けるようにする力を付けたいと思います。よろしくお願いします。
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・ます計算のことを調べていてこちらにたどり着きました。今、三年の子の担任の先生が100ます計算を実施しています。HPを見せていただいて、どうしたらいいのか考えてしまいました。おっしゃっていることがすごくわかりやすく、納得できるものだと思いました。
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・百マス計算を子供にさせてみようかと思い調べていてこのHPにきました。トライアングルは百マスに対して私が漠然と感じていた
使いにくさをみごとに解決していてナルホド!と思いました文章問題も面白そうでこどもと一緒にやってみたくなりました是非利用させてください。
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・子供に出された100ます計算を自分で解いて??と思ったのに、何故か世間では評価されている様子。それが不思議で調べているうちここにたどりつきました。現在、中学生に数学を教えていますが、自分の子供がひどい算数教育を受けているのにあきれています。
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・子ども達に100ます計算をはじめて丁度1ヶ月になります。しかし、今日「絶対学力」の本を購入し、一気に読み、衝撃を受けました。とても説得力のある内容です。「考える力」をつけるため、スピードを競わせるのはもう止めます。明日もう一度読み返したいと思います。 
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・今の小学校と○○式はほぼ同じです。もっと学習の楽しさや、自分の可能性を感じながら学ぶ方法がないものだろうか。そんな不満をもっていたところに、書店で山積みされていたどんぐり先生の“絶対学力”に出会いました。私は一生が学習の場であると思っていますので、先生の考え方に一々共感できました。
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・子供に残してやれるものを考えた時、特別な財産もなく芸術的なセンスも運動神経も普通の私たち夫婦が
できそうな事、それは子供にしっかりとした学力と、できれば学歴を身につけてやる事でした。本当の学力とは何だろう。今もまだまだ模索中です。私たち夫婦からの一番大きなプレゼントなので(しかも、かなり長期計画な)最高のものにしてやりた
い。そして、プレゼントを私たちも楽しみたいと思っています。100マス計算であっという間にタイムを上げる我が子に有頂天になった事もあります。でも、こんな事ばっかりやってていいの?そのとき手にしたのが絶対学力でした。
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・100ます計算で、子供が4分以上かかるので反射式の塾にいれたほうがいいかなと悩んでいたときにこの本に出会い、とても感動しました。
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・1年生のころから、100マス計算などで、学校などで、鍛えていましたが、年々どうも考える力、応用力に乏しいような気がしていました。そして、こちらをみつけ、これが私の探していたものだ・・・と思った次第です。
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・100ます計算は学校でも取り上げられていますが、トライアングルははじめて拝見しました。これなら、用紙など自分でも作る事ができますし、子どもたちも無理なくできるかと思います。
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・3にんの子供の母です。実は最近陰山先生の本を読んだんです。それで、どうかなぁ・・とはおもいつつます計算を買ったのですが、うーん、これを時間を計りつつやるの?・・・と躊躇してしまい(数日前私が、クレペリン検査をうけ、とても苦痛だったため)袋からだせずにいました。注文していたどんぐり先生の「絶対学力」がきたのでさっそく読ませていただき、私が躊躇したのはこれだ。と、納得しました。中2の娘は、家での勉強をどのようにしていいのか解らないし小4の息子は、毎日3点セットだし、1年の娘はこれからです。ぜひ、活用させていただきます。
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・小学校6年の担任です。昨年度も6年でしたが、今年もまた6年です。今まで、毎年のように、百マス計算をし、また、陰山先生ブームにのって昨年度はずい分力を入れてやりましたが、何か虚しさを感じていました。今年も自分の仕事が昨年度に続いての6年担任ということと、また、息子(新小4)の中学受験のために塾の家庭学習を見ていて、「考える力をつけさせたい」と思っていたときに、書店でどんぐり先生の「絶対学力」を見て、「これだ」と思って購入し、読みました。なるほどと思うことがとても多く、今までの虚しさの理由も納得いく感じがしました。今年1年、算数に限らず、息子にも、クラスの子どもたちにも、「考える力」が身につく授業をしていきたいと思い、このホームページにアクセスし、登録することにしました。これからよろしくお願いいたします。
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・秋田で学習塾を開いて22年目となりました。その当時「百マス計算」をよくやらせていました。いつの間にか高校受験、そして最近は大学受験が主となってきまして、気がつくと小学生はほんの数人という在籍数になっております。今朝、TVでベストセラーに百マス計算の校長が出ておりましたが、それに心酔する親たちを見て???気になって検索かけてみたところ、貴HPを知ることになりました。いまさらお恥ずかしいのですが、貴HPでの教材等を話題の百マスよりも取り入れさせていただきたく、登録をお願いする次第です。
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・塾を開いて10年になります。小・中学生の個別指導塾をやっています。指導法に関して、見直しをしようと思い、陰山方式なども
研究しましたが、どうもしっくりこなくて、悶々としていました。おりしも、どんぐり先生の「絶対学力」を書店で見つけ購入。すぐに4回程度読み返し、これは実行の価値ある指導法であると思い、メールを出しました。どうぞよろしくお願いいたします。
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・絶対学力読ませていただきました。3年間○○式をやらせていたのですが書かれてあるとおりだと実感しています。今ならまだ取り戻せるという思いでいっぱいです。
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・こどもの友達が沢山「反射式プリント」を利用する塾に行っており、クラスの中で計算のスピードが劣っていることに不安を覚えておりました。文章題を絵図を書くことで解いていく方法に感銘しました。
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・算数では、ビーズを使ったり、絵を書かせたり、と家庭学習を工夫してはいたつもりです。でも、文章題を、読み取る力はなかなか身につきません。このたび、「絶対学力」を読み、今、娘に必要なのは、こういう学習法だと思い、登録させていただきたく、メールいたしました。学校の宿題は、娘に、あったものでない、(多すぎたり、時間ばかりかかったり)と、常に思っていたので、時間を上手に使って、「目で考える」ことができるように、なって欲しいです。ありがとうございました。
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・Itoyamaさんの絶対学力はとても強烈なインパクトがありました。なぜならば 百マス、問題文の書写、etcを子供にやらせていたからです。もっとItoyamaさんの理論、方法を知って、賢い、そして子供にとって何がいちばんふさわしいかを考えてゆきたいと思いました。
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・これまで、とにかく計算のスピードを上げるためとか、漢字を多く覚えるためとかといったことを目的に、ドリルを沢山やらせておりましたが、「絶対学力」の本を購入しじっくり読ませていただき、やはり今後本当の意味での学力をつけるためには、これまでの方法では全く役に立たないことがはっきり分かりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・幼稚園年少の時から○○式をやっています。最近計算は、とても速いのですが、考えてやっているのだろうか?答えの暗記だけではないのか?と不安に感じていたころ学校のお母さん友達から「どんぐり倶楽部」を紹介していただきました。脳の活性化、やます計算について読ませていただき 私の不安がこちらのサイトで解消できるのではないかと考え、会員登録させていただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・先日、本屋さんで見かけた絶対学力の本を読んで、速く計算することは考えない頭を形成していることだという作者の考えに深く同感いたしました。私自身、そういった学習にものすごく疑問を感じていたからです。よくぞ言ってくださった、というかんじです。
巷では100ます計算がいかにも学力をつける魔法のように言われていることへも大変疑問視していました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・先日書店にてどんぐり先生のご本とであいました。
今話題の百マスを試していた最中でしたが、息子にさせると同時に私が取り組みましても ご指摘の通り時間の経過と共に脳が働かなくなって行くのを感じ、このようなことをさせ続けて良い物か迷っておりました。
これから登録させて頂いて、ご指導をお願いいたしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・幼稚園のころ、○○式に通い、国語は3学年以上進んだのですが(読書が大好きになったという点ではよかったと思っています)、算数は引き算がなかなかできるようにならず、引越を機にやめました。こちらのHPをみつけて、後ろ頭を殴られるようなショックを受けました。ためしにこちらの年長の問題をやらせてみたところ(登録前にすみません)、嬉々として取り組んでおりました。
計算のテクニックを身に付けるより、考える事が大事なのですよね。どうぞよろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・絶対学力を読んで、強い衝撃を受けました。よいと思ってしていたことが実は全く反対の行為と書かれていて眠れないでいたところ、このHPにたどり着きました。親として、できる限りのことをしたいと思っています。
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・ 書店で『絶対学力』を見つけ 読んでみたら我が家の子供たちが大事な時期に居る事をしりました。下の子供が 集中力や思考力が乏しい事と上の子供が 簡単な問題しか解かず 考えない姿勢がみられるので学習形態をかえようかと思いました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・アルバイトで算数の指導をしています。速さと量の多さに重点が置かれているため、高学年で伸び悩んでいます。以前から指導内容に危機感を抱いていました。もっと「考える力」をつけさせたい。そして、自分の価値判断に自信を持って欲しいーな。
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・13歳の子供を持つ母親です。○○式に小学校の時行っていました。今、息子は数学の応用問題ができません。たす?ひく?かける?割る?と問題を読まずに聞くなど問題を理解できず、こんな癖を取り去りたいと思っていました。うちの子がなぜ出来ないのだろう?○○式かなあなどと思っていたやさき、この本と出会いはっとしました。遅すぎるかもしれませんが、努力してみたいと思います。
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・「絶対学力」に書かれている、やってはいけない家庭学習を一生懸命に実行していた父親です。子供の様子を見ていて、なんとなく疑問や不安を感じていたことが、貴書にすべて書かれていました。子供自信が持っている「考える力」の芽をつんできたことに気づいたことだけでも、良かったと思います。
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・昨日、「絶対学力」を購入し、今日読み終わりました。うちの子供は全く文章題がとけません。なにかヒントをいただければ、と本を読みました。1年生からそろばんをはじめ、計算はとてもはやくて得意なのですが、文章を見ると、最初から「出来ません」といって、読もうとしません。そろばんもよくなかったのでしょうか?パターン学習といわれるものは、体験にはいきましたが、雑にやるので続けませんでした。これから、どう育てていけばよいか、ご指導いただければと思います。
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・ゆとり教育、学力低下、早期教育、100マス計算等に掻き回されている普通の父親です。教育関係の著書を読みあさっている最中、
ここに行き着き幸運だったと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「絶対学力」を読ませていただいた母親です。やってはいけないことをすべてやってしまい、やらなきゃいけないことは全然やっていない情けない親です。これから、どうしたらいいかこの本を頼りに考えていくつもりです。子供は、著書に書いてある症状にまさにあてはまっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「絶対学力」を拝見し、ホームページにたどりつきました。巻末の資料にあった「小1 亀の問題」をやらせてみたところ、泣くは喚くはで、暗澹とした気持ちになりましたが、ホームページの皆さんの様子を読ませていただき、ほっとしました。私たち親子も、ぜひ仲間に入れてください。
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・書店の店頭で、絶対学力を見かけて購入。長年捜し求めてきたものが突然目の前に現れてくれました。感激しました。興奮しています。これからも仕事を続けていけそうです。今、公立小学校教員です。担任する子ども達、血縁上の2人の子どもに対して必要最低限の責任を果たすことができそうです。素晴らしい本を出版していただきありがとうございました。
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・ホームスクーラーです。LD傾向のある子供を○○式に行かせていました。学校へ行っていた頃は成績も上がり、良かったのですが、
子供は何か予想しない事が起きるとパニックになってしまい、「僕は考える事ができないんだーーーー」と泣いて苦しんでいました。
推測が苦手なのは障害特有なのですが、どうして考えようとしないのと叱る事もありました。でも、そちらのHPを読み、○○式の速さを競う計算の繰り返しで考える力を奪ってきた事に気付きました。そして、すぐに○○式をやめました。記憶力は並外れたものを持っており、それを活かして障害をカバーしようとしていたのですが、今は考える力を養いたいと思います。確かに子供は変わった物の見方や独特の抽象的概念を理解する力を持っていて、人に理解されにくくても素晴らしい素質を持っているかもしれません。そちら様の文章題を活用させて頂いて、たとえ1日かけても何故だ、どうしたらいいのかと考えるのも良さそうだと思っています。○○式では、「どうしてこのプリントしかやれないの」とか「あれ?今日は足し算なの?引き算はいつやるの」とか「今日はなんで先生は〇〇なのか」とか、彼なりの好奇心で色々考えていたのですが、そんな事はいいから集中して!!という教育でした。他の子が淡々と受け入れる事に、おや?と立ち止まり思いをめぐらせるのも考える力のような気がします。たとえすぐに成績に反映されなくても、大切に育てていきたい所です。そちら様のHPのおかげで、子供の欠点と思えた部分が素晴らしい長所である事が再認識できました。本当にありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・こちらの公立の学校で幼稚園の担任をしています。アメリカ人の先生にまじって、ネイティブの子供たちに英語(読み、書くなど)を教えています。娘は、話す聞くことは、大丈夫ですが、漢字や文章理解では、遅れており、彼女が楽しく日本語に触れることが出来るようにと、1年生へもう一度落とし、がんばっています。私自身も、補習校で教えています。うちの学校は、国語だけを教えていますが、できましたら、学校で文章題を朝の一番はじめの作業として使用させていただけますでしょうか。こちらにも同じようなもので、read it, draw it, solve it.という本があり、私は、現地校で使用しています。
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・二日前に何気なく書店で見かけたどんぐり先生の「絶対学力」にすっかり魅了されてしまいました。今も繰り返し読んでいる真っ最中です。夫には私の方から口頭にて本の内容を説明しているところです。読者としての感想は、楽しい文章ながら、身の引き締まる内容でした。資料がとても魅力的で、先生がお作りになった例文は大人の私でも引き込まれてしまいますし、子ども達のノートギャラリーには心打たれました。学習者の小2の1人息子は、文章題が全くのニガテで、担任の先生からは「本を読ませて文章を理解できるようにしましょう」と言われています。私としては、過去読み聞かせをあまり多くしてこなかった反省があり、まずは音読を強制するよりも読み聞かせをもっとやったほうがいいかな、と思ってまた始めていたところです。息子もすごく楽しみにしています。が、ふとそれでいいのかな、もう遅かったかな・・・と不安がよぎっていたところに、この本を読んで、それでいいことを知り、本人が満足するまで楽しくやっていくことにしました。親の目から見て、息子は学習することそのものには興味があるのを感じます。その興味を失わせない為に、人生を楽しむ力をつけるために、そして、私自身が親として成長する為にもこちらを利用したいと思いました。
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・先日、本屋へ行ったら、陰山さんの本の隣に、「絶対学力」の本を見つけました。何気なく立ち読みしていたら、「そうだよ、そうだよ、・・・・」と思い、即購入し家で一気に読んでしまいました。今までのもやもやが晴れたような気がしました。ます計算が言われ始めた頃、我家でも、(現在小2)やり始めました。確かに、計算は速いです。学年でも1,2の速さでしょう。しかし、数字がきたないのです。粗末に書いてしまうのです。そして、最近、私自身ちょっと違うんじゃないかな、と思うようになっていたのです。計算のできない子、苦手な子にとっては、いいかもしれないけど、我が子には、じっくり考える問題が必要なのではと思うようになっていました。陰山さんのお話では「ます計算をしているときは、脳全体が動いている。難しい問題を解いているときは、脳の一部しか使われていない。」と言っていましたが、本当にそうなのか私は疑問です。中2の娘もいますが、娘は、小学校では計算は速い方ではありませんでした。しかし、中学に行ってから、毎月計算、漢字、英単語のテストがあるため、(不合格だと合格するまで追試があります)とても、速くなったんです。しかし、文章題が、なかなか解けないという、欠点があります。小学の時の家庭学習は漢字、計算ドリル、音読の3点セットだったなーと思いました。やはり、計算がある程度できるようになれば、じっくり考える文章題を取り入れようと思いました。そして、九九が始まった時、トライアングルカードで、家庭学習をしていこうと思いました。現在「ます計算」が全国的にブームになっていますが、「絶対学力」の方が絶対です。イメージってとても大事たと思います。教育関係者、教師の方々にこの本を早く読んで頂きたい、マスコミにでも取り上げられたら、などと、願うばかりです。
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・本日、本屋で、<絶対学力>を購入させていただき、内容の素晴らしさに、いっきに読みきり、胸が高まっております。仕事柄、(塾講師)、教育関係の本を、さまざま読ませて頂いておりますが、ここまで具体的に教材等、提示されており、それを、使わせていただけるとは、おどろいております。今すぐ、自分で使いこなせるとは、思ってはおりません。今は、もう一度、自分の仕事と子どもたちの関係を、見つめ直し、いちから出直したい気持ちで、いっぱいです。 


【××計算と薬害エイズ問題】総索引

学校に取り入れられた時点で××計算は厚生省が引き起こした薬害エイズ問題と酷似してきました。患者には何も知らされず、医師も十分には効果と副作用を承知していない状態で、副作用があるという報告は受けていたにもかかわらず新薬に移行せずに被害を拡大させました。医師の中にはよかれと思って投薬していた人もいたでしょう。ですが、よかれと思っていたのだから仕方がないでは済まされないのです。いつも被害者は患者なのです。
 教育界では子供が被害者になります。××計算は○○式と同じです。違いは見た目を変えて甘い味付けをしただけの薬と変わらない、利便性が増しただけです。基本的には何の進歩もしていません。基本構造(認識方法:数の処理方法)が同じなのだから効果も副作用も同じになるのは当然です。教師はよかれと思って××計算を実施しているのでしょう。そんなことは分かっています。ですが「よかれと思ってやっているのだからいいじゃないか」では済まないのです。一生治らない傷を子供に負わせることになるからです。5分もあれば自分で検証できることをせずに「よかれと思って」一生消えない傷を負わせていいはずがありません。手抜きと営利主義の合体と言われても仕方がないと思います。既存の薬より遙かに効果的で、副作用が一切無く、体自体も健康にする画期的な新薬が開発されたにも拘わらず使わないということは患者ではなく医師の側に何か特別な理由があるからということです。トライアングルナンバーズは××計算や○○式とは全く構造(認識方法:数の処理方法)が違います。ですから、効果が全く違うのです。構造自体が違うから、今まで不可能だったことでも簡単に可能にできるのです。××計算や○○式では基礎計算力と考える力を同時に育てる事は不可能でした。ですが、トライアングルナンバーズでは基礎計算力と考える力を同時に育てる事ができるのです。新薬は私が開発しました。検証して使うのは保護者や教師です。まずは、検証してみて下さい。



■視考力を育てる■〜小学校の時に「基礎計算力」と「考える力」を同時に育てる方法〜
・視考力という言葉が今まで無かったように、教育の現場でも「目で考える」ことを意識して教えられることはありませんでした。ところが、この視考力こそが基礎計算を驚くほど楽に高速に処理できて、なおかつ考える力を育てる基礎ともなるのです。今までの教育の失敗の大部分はこの視考力に気づかなかったことが大きな原因ではないかと思えるほどです。この視考力を使えば、小学校低学年での基礎計算、高学年での文章問題、中学校での文字式、関数、証明、図形、さらには社会人での仕事、そして人生の考え方の大きな助けとなるのです。

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●「10の補数と九九」は計算ではありません。あらゆる計算をするための基本ルールです。基本ルールは常に瞬時に参照できなくては役には立ちません。ただし、基本ルール以外のことは正確にできれば速い必要はないのです。
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<計算に必要な回路:「10の補数と九九」>
→「ます計算」で作られる回路には10のエネルギーを要する。これをトライアングルナンバーズ(全く違った方法)で処理すると1のエネルギーですむ。
→つまり「その回路(「ます計算」で強化される回路)はある程度必要だが」という前提さえも「その回路は必要ない」ことになります。
→さらに、トライアングルナンバーズはイメージを利用するので瞬間的に反応できる。だからスピード養成の弊害もない(最初から最速なのです)。また、考える素となるイメージ化の練習にもなっているので考える訓練にもなっている。実はトライアングルナンバーズは基礎計算力の養成と同時に考える力の養成もしているのです。今までは反対の頭の使い方だったので不可能でした。
→従って、「ます計算」は全く不要になってしまうのです。つまり、「ます計算」につかうエネルギーはどんな形であれ全て無駄に消費されていることになるのです。だから「ます計算」をすることでおこる脳の活性化はエネルギーの消費にすぎないのです。ただし「九九の暗唱」はイメージを連想させるのに必要な重要アイテムです。音声はイメージを導くことが出来るからです。

※ヒント:交通標識が「しゃりょうしんにゅうきんし」と書かれてある場合と<記号>で描かれている場合の反応を考えてみて下さい。交通標識に言葉は不要なのです。というよりも危険なので使ってはいけないのです。「ます計算」は演算記号がない分「しゃりょうしんにゅうきんし」を「車両進入禁止」と書き換えた程度の差はありますがそれだけです。本質的には変わってはいないのです。今、街中の交通標識が記号でなく漢字やひらがなになったらどうなるでしょう。間違いなく大パニックになります。至る所で交通渋滞になります。「漢字やひらがなを高速で読めるようにすればいいじゃないか(「ます計算」の理論)」という次元の話ではないのです。「ます計算」と「トライアングルナンバーズ」は「標識に於ける言葉と記号の違い」なのです。全く違う次元の話なのです。今まで教育界という街では標識を全て文字で書いていました。ですから、様々なトラブルが発生していたのです。標識を記号化するだけでこれらのトラブルは殆ど解消します。これは算数という地区だけではなくあらゆる地区に有効な方法なのです。
※文字を読めない人や読むのが遅い人でも記号ならば何の不自由もなく瞬時に反応できるので運転に支障はきたしません。これも視考力の力です。学習でも同じです。学習に使うことができる時間もエネルギーを限られているのですから、頭のエネルギーを無駄遣いするのでなく、いかに効率的に使うかが学習のキーポイントなのです。
※It's a big present for children, isn't it ?
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「夢追い族の守り神(翼という名の視考力)」
 日本のど真ん中に「限りなき夢追い族」と呼ばれる部族がK山に、「果てしなき夢追い族」と呼ばれる部族がM山にいました。両部族とも守り神は同じ神だったので、それぞれの山の頂上には翼の形をした同じ守り神を祭っていました。長年の間、両部族とも空を飛ぶことを夢みていました。空を自由に飛び回ることに憧れていたのです。両部族とも真剣に日夜努力していました。
 しかし「限りなき夢追い族」の長は「速く走れるようになれば飛べる」と信じていました。また「果てしなき夢追い族」の長は「高くジャンプすれば飛べるようになる」と信じていました。時には両部族間で言い争いも起こりました。
「もう少し速く走れれば空を飛べるんだ。もう少しで飛べるんだ」
「もう少し高くジャンプできれば空を飛べるんだ。もう少しで飛べるんだ」
お互いに譲りません。この争いが起こってから時は既に数十年が経っていました。
 そこへ、通りすがりの男が空からフワフワと降りてきました。両部族は言い争いをしていて、その男には全く気付きませんでした。その男は言いました。
「君達は空を飛びたいのかい」
「当たり前だ。それが夢なんだ」
と両部族が口を揃えて言いました。
すると、その男は不思議そうな顔で
「じゃあ、なぜあの翼を使わないんだい」
と山頂に飾ってある守り神を見上げました。
両部族とも一斉に笑い出しました。
「あれは守り神Shikouryoku様だ。何にも知らないんだな。よそ者は帰ってくれ」
「あれは飾りなんだ。実用品じゃないんだ。何にも知らないよそ者は帰ってくれ」
そう言って、両部族はまた走ったりジャンプしたりする練習を始めました。
 この光景をジッと見ていた子供が男に近づいてきて真剣な目で言いました。
「僕、空を飛びたいんだ」
 帰りかけていた男はその子に、守り神を指さして言いました。
「あれは翼と言うんだ。あれを使えば、ほんの少しの助走とほんの少しのジャンプで空を飛べるんだよ」
 男は、そう言ってスゥーッと空へ帰って行きました。
 子ども達は、その男が翼を使って軽々と空に舞い上がるのをしっかりと見ていました。そして、みんな大急ぎで家に帰りました。どの家にも翼は祭られていたからです。
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 国民文庫846「改訂版・見える学力・見えない学力(岸本裕史:大月書店)」p.218
※ます計算は子どもの創案
 私が百マス計算をうんと用いるようになったのは、私の発案ではありません。ずっと以前、二年生にかけ算九九を教えていた時、
 子どもにこのやり方を提起されたのです。


※今、私はストップウォッチを片手にます計算をさせている先生を見るたびにガッカリします。
 
二十数年も前に小学2年生が考案したこの方法を、今なお最良の方法だと思っているのです。
 無理なく無駄なく効果的な学習を考えればます計算からは早々に卒業すべきだと思います。

●トライアングルナンバーズ(以下△)はます計算(100ます計算)を使っている中で、私自身が
 感じた以下の欠点を補い、かつ考える力の養成に必要不可欠なイメージトレーニングができる
 ように考案したものです。
※△は基礎計算力と考える力を同時に育てることができる画期的な方法です。
→【
計算に必要な回路付記「翼という名の守り神」

●△の真価は単なる基礎計算力アップではありません。△は視覚思考「目で考えること」による
 柔軟な思考を可能にする基礎力を養うことが出来るのです。
 視覚思考では多面的に物を見ることが出来ます。また、多量の情報処理が瞬時に出きることを
 実感することもできます。将来的にはプレゼンテーション時の作図による説明の基礎づくり等
 と計り知れない基礎力を養うことが出来ます。
「ます計算」を止めた理由に対する反論要注意点保護者の声】【××計算と薬害エイズ問題】【視考力を育てる


<「ます計算」の欠点→改善策+α
1.数字を書くことで完答に要する時間が頭打ちになる→※書く必要はない
 ※計算(反応)速度ではなく、数字を書く速さが限界
2.乱雑な字(数字)になる             
→※10の補数と九九は書く必要はない
 ※タイムを争うので丁寧な字を書かなくなる    ※筆算を丁寧に正確に書かせる
3.計算する数字が離れていて見づらい       →※数字を隣り合わせにする
4.計算する数字の交点に答えを書くので間違える  →※数字を隣り合わせにする
5.答え合わせに時間がかかる           →※答え合わせ不要にする
6.筆算ですべき計算まで暗算(ます)でしようとする →※暗算は限定する必要がある
7.毎回作る必要がある              →※1枚で何回もできるようにする
8.数字が離れていて完全なランダム練習ができない →※ランダム練習ができるようにする
9.無駄な負担が多すぎる             →※無理なく無駄なく効果的に使える
                          教材を作る
10.計算の基本である「10の補数」+「九九」を  →※同時に練習できるようにする
 同時に練習できない
11.掛け算と割り算の関係がつかめない 
      →※掛け算と割り算の関係が分かる
                          ようにする
12.約分練習ができない              →※約分練習もできるようにする
13.イメージトレーニングはできない        →※イメージトレーニングできる構造
                          にする
14.九九を全部覚えていないとできない      →※九九は36コでOK(半分以下)


●トライアングルナンバーズは以上のます計算(100ます計算)の欠点を全て解決している
 うえに、あらゆる学習に効果を発揮する
イメージ操作練習機能を持っています。
 ポイントは3つの数字の配置の仕方とそのイメージ化による考え方です。
 このイメージ化はあらゆる学習を飛躍的に発展させるためには必要不可欠な基本的学力と
 もなります。

※1981年に出版されたます計算を紹介している「見える学力、見えない学力(岸本裕史)」
 ではます計算で九九の問題を100問完答するのに要する時間は「成績上位の子で2分以内」
「成績中位の子で3分前後」「成績下位の子で4分以上」となっています。
 ところが、トライアングルナンバーズを使うと「10の補数」+「九九」を誰もが1分以内で
 できるようになります。また、全体的な計算の学習時間も短くてすみますので、余裕を持っ
 て考える力をつける良質の文章問題もできるようになります。トライアングルナンバーズの
 もう一つの目的はこの時間の確保にあります。基礎計算にこのトライアングルナンバーズを
 使うことで今まで何年もかけていた考えない計算から卒業し、考える文章問題を解く時間を
 確保できるのです。
  時間をかけるべきは計算ではないのです。考える力の養成なのです。このためにも
 トライアングルナンバーズは必ず小学校低学年で修得すべき方法なのです。
 「目で考える」学習の第一歩にもなります。