〜「どんぐり倶楽部」BBS過去ログ〜301-400
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[400] しげる 投稿日:2004/09/04(Sat) 09:40  [中国]
以前、掲示板で相談した長男(小3)もようやく,3年生の文章題に入りました。図を書いてすぐに答えが出せるようになりました。年長から小2までの300問を解いた成果だと思います。下の子(小1)は習い事のついでに「公文」に年長から行かせていました。計算は計算機のように速いのですが、文章題は全く出来ません。年長の文章題からやらせている最中です。公文は人間計算機を作る場所のようです。やめさせたいのですが、本人はやる気がありやめないようです。公文に行きたいのなら、お父さん(正確にはどんぐり倶楽部ですが)の文章題を毎日解くように行っております。公文はお金を捨てに行っているようなもの、害毒は文章題で浄化と考えています。
●私なら公文の代わりに遊ばせますよ。栄養をつけさせたいですからね。あるいは本当に楽しいと思えることを見つける時間にします。「悪貨は良貨を駆逐する」とも言います。要注意です。
●毒と薬を同時に与えると幼児(脳)は混乱するからです。
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[399] ころころ 投稿日:2004/09/03(Fri) 00:48  [近畿]
DEEP BLUEという映画をみました。淡々と海の中の映像が、90分間流れます。音は最低限のナレーションとサントラのみ。久し振りに映画で感動しました。ここに書くことではないかも知れませんね。ただ、子供が仕事を選ぶときに その仕事に喜びを見いだせるものであって欲しいと思っています。この映画からは作り手の素晴らしさもひしひしと伝わってきました。意志のようなものも感じました。そして、人間ってなんだろうと考えさせられました。お返事結構です。DEEP BLUEのアドレスです。↓http://www.deepbluethemovie.com/main.html
●いいですね。早速、スクリーンセイバーを入れてみました。今、クラゲやエイが泳いでいます。
●海には縁があって、妻とはスキューバダイビングの講習で知り合いました。(私はPADIのレスキューライセンスを持ってます)
●映画「グランブルー」は御存知ですか?この映画はメイキング版も含めて3本持っています。素敵な映画ですよ。この作品は当初「グレイトブルー」として日本で公開され、その後完成版として「グランブルー」となったものです。監督はリュックベンソンです。主人公(実在モデル)はジャックマイヨールという深深度潜水ができる人です。イルカのような人ですね。彼は1976年に100mに到達します。集中力を養うため、日本に「座禅」を勉強しに来たこともあるそうです。また1989年以降の素晴らしい記録を出している人はジャックの弟子なんだそうです。この映画を見たときにイルカのことを少し調べました。サンフラワー計画という障害児をイルカの手を借りて治療するというプロジェクトも調べました。「Dolphine Kiss」というシナリオも書きました。色々、思い出しました。有難うございます。
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[398] ゆきんこ 投稿日:2004/09/02(Thu) 23:54  [関東]
8/1に投稿し、早々にご返答を頂きながらお礼が遅くなりました。体調を崩し 1ヶ月ぶりにパソコンの前に座りました。丁寧な返信ありがとうございました。投稿してから 先生の本をゆっくりと読み直しています。今日は まんまるさんの返信にあった、●家庭の役割で最も大きいものは・・・どうみても子供が悪い場合でも「子供を守る」ことです。と言う言葉です。前々から上手な叱り方と言う事で悩んでいます。お友達を叩いてしまったり、意地悪を言ってしまったりと頻繁な我が子です。担任の先生は 低学年でいじめっこもいじめられっこもいませんし、いたずらが好きですが素直で無邪気なところがあるので心配いりませんとおっしゃいますが お友達のママから直接電話がある事もたびたびで何かある度に子供に長々と話し込んでしまいます。時には”感情的”に怒ってしまい・・・の繰り返しで私の関わり方、育て方に問題があるんだろうと。そう思って考えていながらいざ子供を目の前にすると感情が先にたってしまい。私自身を変えるには専門機関等に相談が必要なのではと悶々としております。今夜のニュース番組の中で「子供に感情を教える」と言うテーマを取り上げていました。とても興味深いものでした。一生懸命に子育てをしなければと思えば思うほど、空回りしてしまっているようです。ネットを初めてしてから数年が経ちますが投稿したのは前回が初めての事でした。お忙しい先生にお返事を頂けた事とても感激しました。ありがとうございました。気軽にこういう事が出来る場があると言う事が今の私にはとてもうれしい事です。これからも楽しみに拝見させていただきます。
●本当に叱らなければいけないことは、少ないですよ。「世間の常識」は非常識であることもよくあります。この見極めが大切ですね。我が家では「家訓」が唯一のルールです。「先生がこう言った」「●●ちゃんちはこうだもん」「正しいからやっていいんだ」などは全て関係ありません。
●感情教育は「悲しい」感情をどう育てるかがキーポイントですね。これは、愛する人(特に母親)が悲しい思いをしている姿を見る(感じる)ことでしか育ちません。感情は教えることができないものだからです。感情は伝えることだからです。感情教育については詳しく書いていませんが、お母さんが伝えたい感情を自分で本当に感じたときに、子供も感じていることを忘れなければ感情教育は自然に行えます。
●子供が大事な物を壊したときどうしますか?怒る人がいます。注意する人がいます。無視する人がいます。諭す人がいます。全て教育とは無関係です。行為に善悪はないからです。でも、ここで愛する人が「悲しいんだ」と感じたら子供は何も言われなくても悲しさを学び、すべきでないことを学びます。脅しや強制は表面的な抑制しかできません。感情教育の原則です。
※余談になりますが、昨日、妻の同僚の方が赤ちゃん(1歳3ヶ月)を連れて遊びに来ました。私は4時間ずっとその子を見て(遊んで)いました。素晴らしいですね。言葉は「アー、ウー」しか言えませんが。一瞬で回りの対象物の動きを把握してしまい自分の体をコントロールし一瞬で新しい事態に即応します。親は当たり前に思っているようです。それどころか、標準より少し遅れているんじゃないかと心配しているようなことも言っていました。作られた情報に攪乱されて子供を見ることができていないかのような感じがしました。ロボットでは100年かかってもできないことを一瞬でやってのける普通の赤ちゃんは驚異的でした。子育ては感動の連続です。上手に味わうことが大事ですね。
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[397] てるてる 投稿日:2004/09/02(Thu) 12:25  [関東]
ご返答ありがとうございました。m(_ _)m子供を産む前から、「私には子育てできるだろうか」と不安が先にきてしまっていたのですが、前向きな気持ちになれました。子育て論も、お時間がありますときに是非お聞かせください!私は子供が生まれたら「勉強が出来るだけ」の子にはなって欲しくないと常々思っております。私自身も、もっと勉強しますね。
●子育ての大原則は「子供を感じること」です。十分に感じた後で、次第に分かってきます。それまでは、分かることを急いではいけません。まだまだ先のことかも知れませんが覚えていて損はありませんよ。
●私は子供が可愛いと思えるまでに10年かかりました。それまでは「子供ってのはおもしろいな」と感じていました。
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[396] とまむ 投稿日:2004/09/02(Thu) 11:18  [東海]
はじめまして。先生の著書2冊、何度も繰返し読ませていただいております。文章問題をはじめてから、10ヶ月の小2の女の子です。現在1mx28でつまづいています。今までも少しでもわからないと泣く、が続いています。私はその場から離れてしまうか、泣いてまでやることは楽しくないからやめなーとかいって、ほっとくのですが、やらずにふて寝をしてしまいます。内心がっくりくるのですが、ここのところ、それが続いていて、おもしろノート(子供がそう名づけています)やろうかーというと、えー、とすごくイヤな顔をして、また、しくしく状態です。そういう時、他の問題をやるべきか、しばらくやらない方がいいのでしょうか?(今、1,2週に1問しかやってないのですが)文章を一文づつ絵にすることはできていて、その次の考え抜くことができないのです。これが自力でわかった時、きっと、パーっと目の前が明るくなるんだと思うんですが、どう導いてあげたらいいのかが、わかりません。先生のお考えをお聞かせください。お願いいたします。
●まず過去ログを全て読んでみて下さい。答えはたくさん書かれていますよ。どれが、お子さんに当てはまるかはお母さんが判断するのが最良の方法だと思いますよ。
※問題は易しい順にはしていませんよ。順番通りがいいとは限らないことも教えるべき事だからです。
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[395] てるてる 投稿日:2004/09/01(Wed) 21:34  [関東]
早速のご返答、ありがとうございます。
●この場合は保護者が環境設定を誤っています。
なるほど。この場合は、連れて行くなら商品をかごに入れるのをやらせるべきであって、やらせないなら、連れて行っては駄目だった、ということですね。そしてそれを「我慢させる」ことに使ってはいけないと。
●質問されている「我慢」の内容が不明確です。
すみません、私自信が「しつけ」と「我慢」の定義があいまいなのです。
「欲求に対して我慢する」ということと、「社会ルールの上で我慢する(これが『しつけ』?)」が違うのは分かるのですが。。。
たとえが悪いかもしれませんが、「TVゲームをしたくても我慢して勉強する」というのは、「しつけ」ではなく「我慢」だと思うのですが、こういったことは一体いつ習得するものなのでしょうか?
※言葉による抑制は前準備があって初めて有効になります。
ハッとしました。だから「しつけ」には年齢によって異なるわけですね。
●満足は対象を選ばずに適量を導きます。「しつけ」と同様に幼ければ小さい満足を十分に味あわせることで「満足回路」が生まれ、自然な自己抑制が働きます。従って、TVゲームをする年齢以前の満足感の違いによって体得した「我慢」が現れます。十分な満足を味わっていれば、一言でバランス良く我慢できます。
●子育て論(長い説明)になりますので、紙面の都合上、十分には説明できませんが、いかがでしょうか。参考になれば幸いです。
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[394] てるてる 投稿日:2004/09/01(Wed) 18:51  [関東]
はじめまして。「絶対学力」「新絶対学力」の2冊を読み終えました。非常に示唆に富む内容だったのですが、読んでいて分からないことがあるので、質問させて頂きます。「絶対学力」のp69に、「この時期のワガママは単なるワガママではなく・・・」とあるのですが、先日、お店で2歳になる女の子が、自分でも皆と同じようにかごに商品を入れて買いたかったのを止められたため、ものすごい金切り声をあげて泣きわめきました。その子のご両親は、「我慢を教えなくてはいけないから」と、その子をお店から連れ出して、泣かせるだけ泣かせるということをやっていたのですが、このような場合でも、子供の好きにさせた方がいい(この場合は物を買うという行為)のでしょうか。また、著書の中に、「我慢する」ということに関して書かれていないのですが、「我慢する」というのは、理由をつけて「今はこういうことをしちゃ駄目なのよ」と親が話しかけることによって習得できるものなのでしょうか。それとも自然と分かってくるものなのでしょうか。私にはまだ子供がいないのですが、今後の参考のためお聞かせいただければ幸いです。
>>子供の好きにさせた方がいい(この場合は物を買うという行為)のでしょうか。
●この場合は保護者が環境設定を誤っています。お菓子の家に連れて行って「我慢を教えなくてはいけないから」と言っているようなものです。ココに気付かなければ子育ては混乱の渦です。
>>「我慢する」というのは、理由をつけて「今はこういうことをしちゃ駄目なのよ」と親が話しかけることによって習得できるものなのでしょうか。
●質問されている「我慢」の内容が不明確です。「しつけ」という意味での我慢であれば「不快感」による行動抑制と言うことになります。そして、効果的で最小のストレスでの不快感の発生は年齢により異なりますので再度質問をして下さい。
※言葉による抑制は前準備があって初めて有効になります。なぜなら言葉は単なる記号だからです。
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[393] まんまる 投稿日:2004/09/01(Wed) 14:49  [関東]
新学期ですね!小1の終わりからどんぐりをはじめた子どもが、9歳になりました。「9歳の壁」という言葉にショックを受けてから、1年半。ついに9歳を迎えた子どもが、これからどう成長するのか……。楽しみに見守ろうと思います。この夏休みの収穫は、長い本に興味を持つようになったことです。以前から本は好きな子でしたが、絵本ばかり選ぶので、「いつになったら、長い物語の楽しさに気づくだろう」と、思っていました。担任の先生の学級便りの「私が好きな本」というコーナーで紹介されたことをきっかけに、以前こちらのBBSで話題になった「ルドルフとイッパイアッテナ」にはまり、シリーズの2冊目を読み聞かせています。「今日も読んでね」と、せがまれ、眠くても毎晩読み続けています。どんぐり先生の存在を知らなければ、「もう大きいんだから、自分で読みなさい」と、突き放してしまうところでした。
どんぐり先生、こちらのBBSの保護者の皆さま、2学期も、ぜひよろしくお願いいたします。
●家庭の役割で最も大きいものは「子供を守ること」です。心で守る、言葉で守る、態度で守る、行動で守る。どうみても子供が悪い場合でも「子供を守る」ことです。
●読み聞かせとは違うような話題ですが、私は同じ感覚を覚えます。
●我が家の3人も元気に登校しました。2学期も宜しくお願いします。
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[392] ころころ 投稿日:2004/08/30(Mon) 01:11  [近畿]
かけ算について教えて下さい。〈0×00)のかたつむりの問題を子供は2+2+2+2で全部で8枚、と絵を描いていました。子供と一緒にする時に同じように足し算を使って解いていますがこれを@2×4と同じ意味と理解してはいけないのでしょうか。足し算とかけ算の違いも解らない事すら気が付いていませんでした。子供に教える教えないは別として知っておきたいのです。子供への接し方について。〈0×63〉のダンゴムシの問題をしていました。絵は描けていたのですが答えは0匹としていました。「なんでやろね絵みなおしてみ」と言うと、「今日はこれでええねん!」とやめました。2日後、色を塗ろうと思いそのページを開けるとやり直した後があり、どうして1匹になるのかが解ったようです。「やり直したら解った。」そうです。今までになかったことなのです。解らなければそのまま手を付けない。他の問題をする。考えようとせずできる問題しかしません。楽しんでやることに重点を置くとできる問題しかしません。その為には時間をかけて問題を選びます。A1問をじっくり考えるようにする方が良いとありますが、誰にでも当てはまる事なのでしょうか。それとも、やっとこの状態になったことを喜ぶべきなのでしょうか。〈0×82〉のチューリップの問題は、主語を赤を白に置き換えて絵を描いていました。「この方がわかるねん。」驚きました。問題が良質だとこんな難しい事も簡単に理解できるのですね。質問と感想が入り乱れていますね、すみません。@、Aが教えて頂きたい事です。よろしくお願いします。
●2+2+2+2と2×4は全く同じ意味ですよ。表現の仕方が違うだけです。「こうもかけるんだなぁ」と見せてあげてもいいですよ。ただし、教え込まないことです。
>>楽しんでやることに重点を置くとできる問題しかしません。
●これは心の準備をしてるんですよ。簡単なものばかりしてると残るのが難しいものばかりになることは子供も知っていますよ。でも今は解けるものを解いて確信を自信にしたいんです。覚悟が決まったときに「さて、難しいのを1ヶ月で解くか」になりますし、また、そうなるように楽しみにしていることを伝えてください。お母さんが楽しみにして待っていることを伝えるのは悪いことではありませんよ。機械的に次の問題をさせることとは雲泥の差です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[391] ころころ 投稿日:2004/08/28(Sat) 01:06  [近畿]
●教育において、教えるとは楽しむことと同義です。
前にも同じ意味の言葉をいただきました。
●学ぶとは真似ぶということですが、教えるのではなく「先生」が楽しく何かをしている、そして「生徒」がその空間に一緒にいる。この環境が理想的な教育環境なのです。
家庭もそうあるべきなんですね。親が楽しく生活する姿を見せることが大切なんですね。文章問題を解くことで本当にいろんなことが見えてきました。子供のこと、家庭のこと、自分自身のこと。まだまだ気付かずに子供にストレスを与えているかも知れませんが、原因は、親、特に私にあったと気づきました。もっと子供を自由にしてやりたいです。心からそう思います。この夏休みは、本(マンガも含めて)をよく読むようになりました。静かだなと思ったら本を読んでいます。今までになかったことです。自分で読みたい物が選べるようになりました。楽しんで読んでいるのが見ていてよくわかります。ほっとします。今日は、自然史博物館に行きました。直径80センチのフン●を転がしているフンコロガシの模型がおいてありました。あとで「あったね?」と確認してしまいました。いつもは素通りしていた模型も私には特別な物に見えました。また、何か気づきがあれば書きます。
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[390] かっしい 投稿日:2004/08/27(Fri) 17:15  [関東]
三角計算ドリル、送っていただきありがとうございました。再送してくださるといけないのでこちらでお礼をいわせていただきました。
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[389] ころころ 投稿日:2004/08/24(Tue) 14:30  [近畿]
>お母さんが対等に遊んでくれる
>同じ時空間を共有している
よくわかりました。では、全力で解きます。2学期から九九が始まります。やっと△トライアングルナンバーズ・三角計算△が始められます。クリスマスプレゼントを隠し持っている時のような気分です。いや、それ以上かも知れません。子供って学ぶことを基本に生きているんですね。このごろの子供を見ていてそう思います。(今はお友だちと工作をしています。楽しそうに けたけた笑いながら、ああしようか、こうしようか、と作っています。ハムスターの家らしいです。活き活きしています。)絵を描く事、何かを作る事は、子供にとって本当に楽しいことなんですね。違う!子供は何事も楽しんで覚えていくってことですね。そう言う力を本来持っているのですね。周りの大人が、子供をよく見ていればわかるってことは、そう言うことですね。上手く言えませんが、本の中に書かれていること、HPにあることが、少し違って見えて来ました。不要なストレスを与えない。子供をよく見る。親が楽しむ。自分の中の物を整理してみます。(工作中断、今は、かたつむりを見て遊んでいます。これもまた、楽しそう。)
●教育において、教えるとは楽しむことと同義です。ココが分かると勉強も楽しくなります。保護者と小学校の先生には絶対不可欠な要素でもあります。
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[388] ころころ 投稿日:2004/08/24(Tue) 00:37  [近畿]
年長の文章問題を週に2〜3問ぺースで解いている、小2の子供の変化について。このごろよく、自分で作ってた問題を私に「答えて」、と言ってきます。今日、中華バイキングにお友だち数人と行きました。帰り道で、桃饅頭のクイズを作りました。「桃饅頭を1つ食べました。あつあつでとっても美味しかったです。ごはんの最後に食べました。1つを3つにわりました。わった1つを5口で食べました。では、(この言い回しがお気に入りです。)桃饅頭を1つ食べるのに みんなで何口で食べたでしょうか。」(時間はかかりますが、かみしめながら考え考え言います。)答えも自分で考えて用意します。あってます。子供は、私が真剣に考える姿を見るのが面白いようです。ただ、道々で問題と答えを考えてしまうので、描く事ができません。「帰ってから描いて答える」と、言った方が良いのでしょうか。今は、その場で考えて答えていますが、すぐに答えるのは良くないですか?満足すればその内終わると思いますが、判断しかねましたので教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。食が細い方なので、1つまるまる食べられた事が嬉しかったんだろうなと、私も嬉しくなりました。
●どうして楽しいか分かりますか?お母さんが対等に遊んでくれているからです。同じ時空間を共有しているからです。
●お母さんは全力で解けばいいんです。そうすると「お母さんのようになりたいな(解けるようになりたいな)」と自然に思います。
●素敵な学習方法ですよ。
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[387] こっこ 投稿日:2004/08/20(Fri) 15:15  [関東]
早速の御返事ありがとうございました。近くの本屋では在庫切れだったため、Amazonで発注したところでした。ご指摘の通りカードは楽しくありません。カードをしている間、子供がとても無表情だったり、うんざりという表情をするので情緒面をとても心配していました。(1歳代にして、「うんざり」なんて問題ですよね。。)しかし、同じ教材を使っているユーザーHP上で相談しても、「見ていなくても聞いていればOK」、POIへの橋渡しに必要、今のうちに右脳に「聞いたことがある言葉」を蓄積したほうがいい、「問題なく良い子に育っている」、「数の認識に有効」、「やりすぎ」がいけないだけで一日20枚を2、3回なら問題ないとアドバイスされ、私自信無理に納得しようとしてきました。というのも、私が小学生の頃から算数が大嫌いになり、算数や数学の時間が苦痛以外の何ものでもなかったので、子供には算数を楽しく学んでほしい、その手伝いができたらと思い、「間違っている?」と思いつつ、なかなかやめる決心がつきません。まだ本を読んでいないので、どちらにしたらいいか?と悩みつつ今日はカードはお休みしています。
●簡単なヒントを教えますね。小学校6年間の算数の内容は半年もあれば6年生で全て消化できます。必要条件は「嫌いになっていないこと」だけです。反対に多少できていても「嫌いになっている」と中学では苦痛だけが残ります。小学校の内容とは全く異なる問題だからです。
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[386] こっこ 投稿日:2004/08/19(Thu) 22:07  [関東]
はじめまして。1歳7ヶ月の子供がいます。小学生ではないので、こちらに書き込むのはふさわしくないかもしれませんが、、、いわゆる早期教育をしていますが、何か心にひっかかるものがあり、検索しているうちにこちらにたどり着きました。早速明日、本を購入し読んでみようと思っていますが、どうしても不安なので、先に質問させてください。子供にフラッシュカードとドッツカードをしています。フラッシュカードは百害あって一利なしとありますが、ドッツカードも同様でしょうか?どちらもすぐにやめたほうがいいのでしょうか?絵本は沢山読んであげています。スキンシップも沢山しています。外遊びも泥だらけになるほどさせています。それプラス早期教育を少し、と考えていたのですが、間違っていたのでしょうか?ご指導よろしくお願いします。
●まず「絶対学力」「新・絶対学力」「ミスエデュケーション」の3冊を読んでいただくといいと思います。
●簡単に説明します。フラッシュカードもドッツカードも限定した人工的な情報のみを短時間に与えようとするシステムです。つまり、極端に貧弱な構造しか持っていないと言うことです。無限に感じる能力を持っている幼児に極端に限定された同じような刺激をどんなに多量に与えても、それは豊かに育てているのではなく異常に偏った刺激を一方的に押し込めているだけです。
●また、多くの早期教育の理論は健常児を対象にして作られたものではなく、精神的障害者(情緒の安定が難しい孤児を対象にしている)や知的障害者(リハビリとして)の機能回復を目的として研究されたものが殆どです。それが、何の検証もなく通常の学力を育てると勘違いされたまま早期教育という名前になってしまっていることが多いようです。要注意です。「体験的学習というポイントを無視して子どもに何かを教え込もうとするのは誤った教育です。例えば、フラッシュカードは不要な冷たいコミュニケーションを強いることになるので、将来の学習にとってなくてはならない愛着と信頼感を損なう結果となり、子どもにとっては百害あって一利なしと言わざるを得ません。また、象徴的・派生的学習の準備ができていない子どもに系統的教育(早期教育)を押しつけることの弊害は、すでに多くの証拠によって裏付けられています。例えば、早期教育を受けた子どもと受けなかった子どもとを15才まで追跡調査した研究によると、受けた子どもの方が10代になってから非行に走る割合が明らかに高かったのです。別の研究では早期教育を受けた子どもの方が小学校に上がってから、より攻撃的な態度を示すことが明らかになりました。さらに、1800年代の初め、米マサチューセッツ州では2〜4才の子どものおよそ3割が学校に通って読み書きを習わせられていました。また、同じ時代のイギリスでもロバート・オーエンが早期教育を推進しようとしました。ところが、結局どちらの試みも失敗に終わり幼児に読み書きを教えることはなくなったのです。」つまり、幼児期には情緒の安定が最優先であり、学習は体験的学習に限るということです。
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●教育心理学者ブルームは「全ての子どもにたしかな学力を(明治図書出版1986)」の中で幼児期を学習にとって極めて重要な時期ではあるが、それを読み書き計算の学習と結びつけることは見当も甚だしいと激しく非難しています。
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2.児童心理学、小児科学、児童精神医学の専門家においては、どんな形にせよ、幼児に系統だった教育を行うことを奨励する者は1人も見あたらない。これを奨励するのはワークブックやドリルを作っている会社関係の教育を知らない輩だけである。
3.成功した120人を対象にしたベンジャミン・ブルームらのちょうさによると、どんな分野にせよ、早期教育は卓越するための主要な要因ではないとの結果が出ている。
4.速さは全ての幼児には毒にはなっても薬にはならない。
 ジョン・ヂューイは、学ぶとは「経験したことを考え、言葉に表す」ことだと言った。つまり、情報を得るだけでは何も得られないと言うことだ。高速で多量の情報入力は幼児から貴重な考える時間を奪っていることになる。
5.子供の発達に関する文献にちょっとでもあたってみればわかることだが、四歳までに人間の知的能力の半分が達成されるなどと言う考えがどんなに的外れな考えかはすぐに分かることである。
6.ブルームは幼児期を学習にとってきわめて重要な時期だと言っている。しかし、それは、「読み書き計算」を教えるための時期ではないと強く言っている。
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●楽しむための絵本・外遊びはOKですがフラッシュカード的早期教育は???です。目先が変わって面白がることはあっても「味わって楽しむ」ことにはなっていないからです。少なくとも3歳までは「感味力:感じて味わうこと」が全てです。親にすれば「一緒に楽しく」です。フラッシュカードは楽しいですか?
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[385] ころころ 投稿日:2004/08/13(Fri) 10:18  [近畿]
昨夜、流れ星を子供とみました。びっくりしました。あんなにきれいな流れ星は、生まれて初めてです。
子供は「線香花火のさいごのんみたいや!」と嬉しそうでした。「来年もみたいね。」と言いましたところ、そこから地球が回っていることが何となくわかったようです。「止まっていたら毎日みられるのに」とブツブツ言ってました。体験が大切ってこういう事なんだなあと改めて感じました。昨夜は満月で空自体明るかったので、今夜もう一度チャレンジしてみます。ペルセウス座流星群の☆流れ星だそうです。とてもとてもきれいでした。
●私は大分県の久住高原で見ましたよ。素敵でした。
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[384] さなえ 投稿日:2004/08/06(Fri) 12:52  [北陸]
指導と評価の8月号を読んで興味をもちました。小学校1年の担任です。漢字ドリルについて知りたいです。
●私は、先生には厳しい(時には喧嘩腰)注文をしますが、同時に現場の先生こそは親の次に影響力を持っている大切な教育者だと思っています。何なりと御相談下さい。
●指導と評価には4回の連載をします。現場の先生に読んでいただけることを本当に嬉しく思います。本当に、お忙しいでしょうが熟読されて下さい。
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[383] ころころ 投稿日:2004/08/06(Fri) 11:25  [近畿]
はい、よくわかりました。子供と海にでも行ってきます。楽しんで来ます。ありがとうございました。
●親が人生(日々)を楽しんでいる姿が子供のお守りになるんですよ。しっかり楽しんで下さい。
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[382] ぽぽん 投稿日:2004/08/06(Fri) 07:52  [関東]
お礼の書き込みが遅くなり申し訳ありません。丁寧なお返事をありがとうございす。先生の「絶対学力」「新・絶対学力」、もう一度読み直させて頂きます。ありがとうございました。
●入り口は一つです。どんなに遠回りしても入り口にたどり着けば道はどんどん延びています。「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」お願いします。
●絵図・計算式・筆算・答えができるまでに六ヶ月かかると思って一緒に問題に向かってください。基準が六ヶ月です。まずは覚悟を決めることが先決です。保護者にとっての教育とは「覚悟すること」です。...必ずできます。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[381] ころころ 投稿日:2004/08/05(Thu) 23:48  [近畿]
こんにちは。時間のあるときに過去ログを読んでいます。いろいろな問い(悩み)に的確にご自分の(どんぐり倶楽部の)考えを言い切っておられること、また同じような質問に丁寧に答えられているのですね。後から読む私のような者にもとても参考になります。ご自分の考えを信じ、信念を貫いておられるんですね。書き込みをしている人と先生の関係は、子供と親との関係にも似ていますね。親が常に自分の考えはこうだよ、と子供に接していると子供は迷はなくて済みますものね。いつ聞いても、どこで聞いても同じ返事をすることの大切さを実感しました。以前、『子供が変わりました。』と書きましたよね。今日の午前中、体調が悪く少し横になっていました。「ちょっとしんどいから寝るね。」というと、「そんなん言わんと起きてよ!」と何度か言った後に静かになりました。(夫は不在でした。)寝てしまったかな?と、様子をうかがっていると、「できた!」の声、(何ができたの?もしかして?)待っていると「起きて!見て!」そうです、文章問題をやっていたのです。「後で見といてや!」とノートを置いて部屋を出ていきました。素人のどんぐり母さんが見ても 「よっしゃ〜!」があげられる出来でした。これまでの間違った育て方、接し方をこれから時間を掛けて治して行きます。まだまだ子供を見ることが下手ですが、やりがいのある仕事です。ふと手元にあるシュタイナー教育の本を読み返してみました。広瀬牧子さんの本です。(2冊書かれています。)そこには、9才について興味深い事が書かれていました。絶対学力、新絶対学力、HPに書かれている事との共通点がたくさんありました。絵についても、どうして子供が絵を描きたがるのかをご自分のお子さんのことをご自分が体験された事を例に挙げて書かれています。また、驚いたことに絵のことに関しては、子供の行動と似ており、鳥肌がたちました。先生は、シュタイナー教育のどこ部分に共感されているのですか?お考えに触れるに当たって、聞いてみたくなりました。お答えは、書き込みのお返事の中やご本の中にあるように感じますが、くっきり浮かんで来ません。教えて下さい。お願いします。(原毛綿やフェルト、人形、木のおもちゃ、キンダーハープなど娘が小さいときからの宝物が、今だに部屋のあちこちで娘を見てくれているように置かれています。子供が学校でストレスを感じるようになったのは、小学1年の3学期からです。いま、思い出しました。)
>>先生は、シュタイナー教育のどの部分に共感されているのですか?
●シュタイナーは自分の感性(自分がどのように感じるか)と子供(人間の自然な成長)を信じていました。そして、丁寧に子供の成長を見ています。
この点が共通点です。これは一流の芸術家が常に自然を相手に本物(教育ならデータではなく子供そのもの)を直接対象にして「よく見ている・感じている」ことと同じです。全ての理論は後から説明をするための説明に過ぎません。あるのは目の前の子供の反応(現象)だけだからです。シュタイナーは、このことに気付いていた一人です。また、殆どの幼児教育書の原形や理論は健常児ではなく知的・情緒的障害児を対象にした研究からの借用です。それをそのまま健常児の教育理論に当てはめたりしていますが大変な間違いです。健常児のスポーツにリハビリばかりをさせているようなものです。
●もう一つ、シュタイナーは教育の最も効果的な方法を知っている点でも優れています。学ぶとは真似ぶということですが、教えるのではなく「先生」が楽しく何かをしている、そして「生徒」がその空間に一緒にいる。この環境が理想的な教育環境なのです。すると、子供は「あ、何か楽しいことがあるんだ」「何かな」「どうするのかな」と自発的な欲求で学習を始めます。自発的な欲求から起こされた行動(学習)は吸収がよく効率的になり創造的です。本来は小学校がこの環境でなければいけないのですが気付いていませんね。楽しい80%→分かる18-20%%→できる0-2%の重要度なのです。
●ただ、シュタイナーと違うのは幼児期の表現形式の指導はできるだけしない方がいいという点です。表現形式の指導は出力練習です。出力練習にかける時間を入力に当てたいと思うからです。その方が、子供達はもっと豊かに育ちます。そして、才能は「溢れてくる」のです。その時に表現は生まれ。方法を模索します。教えるべきではないのです。幼児期の貴重な時間の短さを考えると時間の無駄に見えます。
●シュタイナー教育は「基本中の基本」ですが、全てではありませんし、日本では修正して取り入れるべきものです。
●しかし、何度もいいますが、子供を「よく見る」ことができれば、理論は不要です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[380] ゆきんこ 投稿日:2004/08/01(Sun) 02:09  [関東]
今年、小学1年生になった男の子がいます。1年前程に100マスにどうも納得できず いろいろ検索していてどんぐりを知り、迷わず登録させて頂き順調に進んで、入学前には年長問題を全て終え 権兵衛も読めるようになっていましたが春から生活が変わり宿題をするのが精一杯でした。とにかく走り回る事が大好きな子ですので、幼稚園とは違う座っている生活でかなりストレスを感じていたようで夏休みまでは少しほっておこうと学校の宿題のみをさせてきした。内容はひらがな練習や簡単な計算、教科書の本読みです。わずかな量でしたが本人はかなり苦痛のようでした。先生の本は2冊とも読ませていただきました。過去ログも全て読み終えました。・・・が、どうも周りの声に不安になり思い切ってメールをしています。通信教材をしたり、塾に通う友達は すでに先取りで二桁の計算をしたり、中には割り算が出来る同級生が居るとか漢字を練習しだしている子も多いようです。うちの子は、最近ようやく10の補数がテンポよく答えられるようになったかな?と言うところです。夏休みに入り、どんぐりを再開して毎日1,2問のペースでこなしています。(土日は除いて)時には難しい〜と泣きながら一度は投げ出したりする事もあります。式はまだまだですがとにかく絵を描いて頑張って解いています。終わった時のにんまりした顔は何とも言えません。10の補数は初めは手を見せて今は三角計算表プリントアウトして使っているのですが どのくらい続ければいいでしょうか?次はどう進んでいったらよいのでしょうか?2学期からの漢字も少しは夏休み中に書かせておいたほうがいいかなとも思っているのですが・・・ 現状は文章問題は30分程、補数を少し、ひらがな、カタカナを5分程でしょうか 書かせています。本は寝る前に1冊、私が読みます。(まだまだ簡単な絵本が多いですが たまに読み物も)文章問題は2学期が始まっても このままこつこつと続けて行こうと思っていますが 筆算はどうすすめていったら良いでしょうか?国語に関しては 書くのがあまり好きではないようなので・・・漢字は学校で始まってからにして夏休み中権兵衛の後の2年生の読み物をさせた方がいいか 1年生の漢字を練習した方がいいかチョッと迷っています。お忙しい中長々となってしまいましたが 助言いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
●もう一度「絶対学力」「新・絶対学力」をじっくり読んでくださいね。子育てと学習の本質が染みこんでいないようです。
>>小学1年生:宿題をするのが精一杯でした:ストレスを感じていたようで
●宿題が多すぎます。90%は無駄な宿題でしょう。変えるか減らすか忘れていくか、時間を決めて出きるとことまでで終わらせるかにして下さい。連絡帳には「時間が足りませんでしたのでさせていません」とコメントしておいてくださいね。※悪い宿題は全てをしてはいけません。
>>先生の本は2冊とも読ませていただきました。過去ログも全て読み終えました。が、どうも周りの声に不安になり...すでに先取りで二桁の計算をしたり、中には割り算が出来る同級生が居るとか漢字を練習しだしている子も多いようです。
●自分のお子さんが小6の時に「二桁の計算」「割り算」「漢字」で困ると思いますか?小6の3ヶ月もあれば完璧に仕上げられることを何を焦って身に付ける必要があるんですか?全くありません。
貴重な子供の時間を使って、見栄えを良くするためだけで学力とはほど遠い処理練習をさせたいのですか?頭で納得できなければ、お母さんがやってみることです。子供と同じ条件で同じ分量を毎日してみて下さい。そして、そこで感じたことをしっかりと胸に刻み込むことです。そして、子供は大人が感じたことを百倍も敏感に感じながら毎日を暮らしている(成長している)ことを確認して下さい。すべきことは簡単に見えてきます。
>>夏休みに入り、どんぐりを再開して毎日1,2問のペースでこなしています。
●多すぎます。1週間で2問までにして下さい。残った時間は「楽しむ」ことです。
>>三角計算表プリントアウトして使っている
●マスターしたら復習は不要です。計算の中で思い出せばいいんです。
>>2学期からの漢字も少しは夏休み中に書かせておいたほうがいいかな
●学年に関係なく漢字は読めるだけ読んでいいんですよ。学期や学年に制限されているのは滑稽です。ただし、読み(と意味)だけですよ。
>>本は寝る前に1冊、私が読みます。(まだまだ簡単な絵本が多いですがたまに読み物も)
●私は朝夜2-3冊ずつ読みましたよ。一日6冊くらいかな。
>>筆算はどうすすめていったら良いでしょうか
●どうもこうもありません。「10の補数と九九」以外は全て筆算です。HPのビジュアル筆算をご覧下さい。
>>漢字は学校で始まってからにして夏休み中 権兵衛の後の2年生の読み物をさせた方がいいか1年生の漢字を練習した方がいいかチョッと迷っています。
●何を迷うことがあるんですか?読み言葉に学年の制限はありません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[379] ぽぽん 投稿日:2004/07/31(Sat) 09:08  [近畿]
初めまして。小3女児の母です。「考えない習慣のチェック表」では、見事なくらい「重症」になりなりました。早速、どんぐり問題(一学年下の2年生用)をさせて頂いたのですが、ことごとく出来ないので頭を抱えてしまい、こちらにご相談させて頂いた次第です。「ヒントはもらわないで、最後まで考える。(※筆算も書いておく)」、「最初は1問に数ヶ月かかる子もいるんですよ。」との事ですが、正答するまで放っておけば良い、という事でしょうか?まず、絵が描けません。読んであげながら一緒に絵を考えていますが、描いた図が間違っている又は記入もれが多々あります。「間違ってるよ、もう一度問題を読み直してごらん」と説明するのですが、何が間違っているのか分からないようですし、分かってもどう描けば良いのか分からず止まってしまう事も多いのです。また、絵が描けた場合も、数字合わせでデタラメな計算をする、計算間違いはする、等々で正答が出来ません。見直してみるよう言うのですが、結局、1週間近くも同じ失敗を繰り返すばかりです。ヒントを与えず自力で問題をやり遂げる事が「理解力・思考力・判断力育てる」のだとは思っていても、やり直して称してデタラメ図とデタラメ計算を闇雲に何ページものノートに書いているのを見るとこのまま放っておいて良いのか、これが「待つ」という事なのか、悩んでおります。どうぞご指導よろしくお願い致します。
>>ことごとく出来ないので頭を抱えてしまい、こちらにご相談させて頂いた次第です。
●一学年下の問題でもそうなんですね、と言うことは「考える方法」を誰にも教わっていなかったということです。能力的なことではないと思います。「絶対学力」「新・絶対学力」を読めばすべきことが分かると思います。
>>正答するまで放っておけば良い、という事でしょうか?
●答えは関係有りません。正しい絵を描けるまでが我慢比べです、この我慢比べを超えなければ、先は有りません。
>>また、絵が描けた場合も、数字合わせでデタラメな計算をする、計算間違いはする、等々で正答が出来ません。
●絵を見て考えることを知らないからです、「絶対学力」「新・絶対学力」を熟読してください、
※正確な絵を描いて、その描いた絵を操作して答えを出すことが考える学習です、ただ、放って置いても時間つぶしをしているだけです。
●子供と向き合って一緒に問題を解いていますか?これが基本です。基本をやっていなければ学力の伸びはありません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[378] グランマ 投稿日:2004/07/30(Fri) 23:20  [近畿]
先生の本、二冊とも拝読させていただきました。一年生の、孫のことで相談させていただきたく勇気を持って書き込みさせていただきます。子供は、明るく活発で遊びが大好きです。しかし、一学年一クラスの小さな学校ですので友達が一人しか近所にいません。それでも、気にすることなく喜んで遊んでいます。お尋ねしたいのは、トライアングルナンバーズのことです。初めて、一週間ほどしかたっていませんが完全に覚えてしまいました。掛け算はそろばんで習っていますので覚えていたからでしょうか?用紙を見なくても順番通りにいってしまいます。これでは、いけないんじゃあないかと心配です。そろばんは、自分で最初に習い始めた子の中で一番進んでいるので気分がいいのか、無理に行くことないよと声を掛けていますが、やめようとはしません。芸事のひとつ、と思って放置しておいてもいいでしょうか。長くなって、申し訳ありませんが、一時百ます計算をさせてから字が乱雑になってしまいました。いくら、ゆっくり、丁寧にといっても、早くしないととなかなか直そうとはしません。悪い癖はすぐつくようで、せっかくじっくり丁寧にしていたのに、ショックでした。。これも、時間をかけてなおしていくしかないのでしょうか?夏休み中に、一行でもと、書写を書き直させていますが。負担になりますか?今しているのは、先日送っていただいた算数の問題集。トライアングルナンバーズ。書き方。だけなのですが。後は、毎日図書館に行ったりして 本を探すことも少し覚え始めました。先生のほんは、何度も読み返さないと 祖母ではすぐに忘れるもので、そばから、離せません。お恥ずかしい限りですが。算数の文章題も、見られた絵ではありませんが、いままで式を立てていたのをしなくなってようやく出来るようになりました。辛抱する気に花が咲きました。とてもうれしいことです。これからも、よろしくご指導賜りたくよろしくお願いもうあげます。
>>ろばんは、芸事のひとつ、と思って放置しておいてもいいでしょうか。
●時間的に余裕があり、楽しんでいれば全く問題はありません。
>>時間をかけてなおしていくしかないのでしょうか?
●ゆっくり丁寧にトライアングルナンバーズを利用しながらすることがベストです、
>>書写を書き直させています
●何のための物かを確定して下さい、余分な物は全て負担です。ストレスです。
>>辛抱する気に花が咲きました。とてもうれしいことです
●順調ですね、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」は学力だけでなく忍耐力・視考力・工夫力・ユーモア等も育てることが出きる優れた問題集です。活用してださい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[377] トトロ 投稿日:2004/07/27(Tue) 10:13  [関東]
先日はお返事ありがとうございました。今日は具体的な学習の仕方を教えていただきたく、書きこませていただいています。5年生、3年生とも、算数は良質文章問題でいいですよね。国語は漢字の読みだけでいいでしょうか。下の子はテストの文章問題がほとんどできていませんでした。読書不足でしょうか。理科、社会についてはどのように学習させればよいのでしょうか。教科書を理解していればよいのでしょうか。アドバイス、よろしくお願いいたします。あと 新絶対学力 を読ませていただいて、脳の活性化と勉強ができることは関係ないというところがとても衝撃的でした。素人には活性化=勉強ができるというイメージがあるので、とてもびっくりしています。そして、絶対学力のほうでは4年生から高校受験の準備は始まっている、親がある程度、入試の傾向なども調べるというところにも驚いてしまいました。こちらも高校受験は中一からというイメージがあったので、ただただ驚くばかりです。どんぐり先生のお話は納得できるばかりか、新鮮な驚きがたくさんあり、何度も読ませていただいています。これからもすてきお話をきかせて下さい。
>>5年生、3年生とも、算数は良質文章問題
●学年に関係なく絵が描けるところから始めて下さい。
>>下の子はテストの文章問題がほとんどできていませんでした。読書不足でしょうか。
●違います。設問の意味が分からないのです。読解力ではなくテストで点数をとらせたければ「設問解釈(「絶対学力」で説明してあります)」が効果的です。
>>理科、社会:教科書を理解していればよいのでしょうか。
●受験する場合は教科書では役に立ちませんし、しないのであれば語句の理解だけで結構です。覚える必要はありません。
>>脳の活性化と勉強ができることは関係ない
●今書いている原稿から抜粋しておきます。誰でも簡単に気付く(データから読みとることができる)ことなのですが、営利が絡むと当然のことも見えなくなるようです。
■ちょっと気になる「脳の活性化」:ポジトロンCT(PET)やファンクショナルMRI(fMRI)は「局所脳血流の増加と神経活動によるエネルギー消費の増大が関連している」という前提のもとで活用されている装置で、脳がエネルギーを消費していることを証明することができます。脳がエネルギーを消費している状態を活性化しているといます。ところが「活性化」には要注意です。「脳が活性化している」とは「脳が何かの刺激に反応してエネルギーを消費している」というだけのことだからです。そのエネルギー消費が「良い反応」なのか「悪い反応」なのかは分からないのです。「悪い反応」であれば排除すべきです。脳科学者によって「読み・書き・計算の高速単純反復をしている時の脳活動は複雑なことをしている時の脳活動と比べて特異的に活性化している」というデータが出ています。これは「脳に高速単純作業(特に計算)をさせると、何も考えていないのにエネルギーを消費している状態になる」ということです。大量のエネルギーを使って何も考えない練習をしていることになります。考えない練習は、当然「考えない頭」を育て、最後には「考えられない頭」を作ります。ご注意下さい。
>>4年生から高校受験の準備は始まっている
●理社は同じ内容が殆どと言うことですね。ですから、反対に考えると「もう一度出てくる」ということですから、吸収力さえ育てておけば間に合うということです。反対に吸収力がないと小学校で良くても(小学校レベルの知識では太刀打ちできないので)入試では点数にならないということです。
※小学校と中学校での育てるべき力は全く違うのです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[376] 忍耐 投稿日:2004/07/26(Mon) 19:55  [近畿]
解答、ありがとうございます。息子いわく「そんなん、だましや〜」と言っておりました。以前にも投稿したのですが子供たちは先生のことを「デンデン問題のデンデン先生」といっていますが、いつも、「デンデン問題にはだまされるから・・・」と言ってます。先生からお返事いただいてとてもうれしいようです。又、わからないことがあれば問い合わせするかと思います。よろしくお願いします。これからも少しづつですが、問題を解いていこうと思います。
●デンデンです。またね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[375] 忍耐 投稿日:2004/07/24(Sat) 18:29  [近畿]
週末にどんぐり問題をしています。5年生男児です。以前は、一問をとくのに、一ヶ月かかったこともありますが、最近は本当に早くさっと問題を解きます。で、その解き方も、母は、どうしても方程式に当てはめるのですが、子供は子供なりの方法で途中の計算を見ても母には理解できないような方法で。しかし、きちんと解けている。考え方がしっかりしてきたなあと問題の効果に驚いております。算数の楽しさですね。これを、わが子に覚えてほしかったです。最近、私が、驚くととても、自信をつけてきたようで、喜んでいます。早速ですが、質問です。4MX36の問題ですが、ハム太郎は毎日、500メートルづつ、ふえ、チュー助は4日目から増えずに、4日目が2.5K、5日目以降も2.5Kですよね?そうするとどうしても、32Kになるとおもうのですが。回答をお願いします。
>>一問をとくのに、一ヶ月かかったこともありますが、最近は本当に早くさっと問題を解きます。
●「目で考えること(視考力を育てる)」を実行するだけで、全ての子供がそうなります。これを小学校で実践すれば簡単・確実・格段に学力(生きる力にも受験の力にもなる本当の実力)はアップするのですがかなかな気付いてくれません。
>>問題の効果に驚いております
●恐縮です。子供本人(人間)の得意技を使っているだけなので子供が持っている本来の力なんですよ。
………………………………………………………………………………………
<4MX36>ハム太郎とチュ−助は1週間朝のランニングをすることにしました。
最初の計画では1000mから始めて、次の日からは500mずつ増やしていくことにしていました。
→●1000m/1500m/2000m/2500m/
ところが、5日目からはチュ−助が嫌がったので増やしませんでした。
→●2500m/2500m/2500m
1週間で2人が走った距離を合わせると何kmになりますか。
→●1000m/1500m/2000m/2500m/+2500m/2500m/2500m=14500m
→14500m×2=29000m=29km
※チュー助だけが増えないと考えたのですね。この場合は計画の変更と考えるのが自然です。確かに嫌がったのはチュー助ですが2人で始めたのですから。
※「雨が降ったので100mにしました」と書いてあったらどう考えますか?2人とも100mにしたと考えると思います。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[374] トトロ 投稿日:2004/07/24(Sat) 08:28  [関東]
早速のお返事ありがとうございました。先生のお返事を読んですっきりできました。そろばんはやめさせます。
夏休みは先生の三角計算ドリルとどんぐり問題を中心に学習していこうと思っています。三角計算は30日まで終わったら又繰り返していいのでしょうか?筆算練習問題は理想タイムに近づいたら卒業と書いてありますが、こちらも繰り返しやらせていいのでしょうか?先日、漢字ドリルを探しに行ったところ、先生がおっしゃっているようなものは一冊もありませんでした。みんなお手本は上です。学校も読みよりも書きに重視をおいていて、テストはみんな書きのみです。学校は読み書き計算の傾向ですので残念です。夏休みはどんぐり問題にじっくり取り組めるのでうれしいです。もし子供がもっとやりたいと言ったら(言わないかもしれませんが)1日1題とかでもいいのですか?でもあせらずにゆっくりやりますね。
>>三角計算は30日まで終わったら又繰り返していいのでしょうか?
●悪くはありませんが、ガンガンするものではありませんよ。6年生までに九九を思い出すときの手段としてトライアングルナンバーズがでるようになればいいのです。でなくても命に別状はありません。
>>筆算練習問題は理想タイムに近づいたら卒業
●反復は「忘れる事への恐れ」から何度もする人がいますが大間違いです。人は健全であるために「忘れる」という高度な働きをするのです。忘れていいのですよ。必要なものは体が覚えていて、必要なときに再現してくれます。習熟は不要です。
>>一冊もありませんでした
●漢字についてはHPに「全手本漢字練習帳」の簡易版(全学年分)がありますよ。家庭で印刷できるようにしてあります。
>>テストはみんな書きのみ
●テストの点数は気にしない方がいいですね。読んでイメージを確かなものにしておきましょう。書きは0点でも全く問題ありません。
>>1日1題とかでもいいのですか?
●多すぎます。1週間で3題までですね。良質の算数文章問題は工夫はしてありますが実体験には到底及びません。問題を解くより庭にでて風を感じる方が子供は伸びます。学力もアップします。感じることです。感じることを少しだけ意識する練習をするといいですよ。風の匂いや湿り気などにも気付くといいですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[373] トトロ 投稿日:2004/07/23(Fri) 16:36  [関東]
こんにちは。小5の娘と小3の息子がいます。小3の息子が今年の4月に繰り下がりの引き算をまだ指を使ってしていたので、近所の塾に通わせるようにしました。ここは学校の補修のような授業をしてくれるのですが、もともとはそろばん塾だったようで、すぐに上の子も下の子もそろばんを進められ、言われるままに始めました。この塾は計算はすべて考えず、とにかくそろばんの暗算でさせようとしています。繰り下がりも結局はそろばんで教えているようです。先生の本を読み、そろばんも何か違うのではないか・・・と感じ、やめさせた方がいいのか考えています。週3回そろばんで、1回は算数のため、子供も遊ぶ時間が減り、つらそうだったので、そろばんをやめて様子を見たいと相談したところ、絶対にやめさせないでくれと言われました。そろばんを週1日、もう一日を算数にしようと言ったところ、繰り下がりの引き算が力不足なのでもっとそろばんに来させて下さいとお手紙がきてしまいました。おそらく塾の先生は4ヶ月でやめるなんて・・・と思っているのでしょう。でもまだ間に合ううちになんとかしなければ・・・と悩んでいます。下の子は、放課後外でお友達と思い切り遊んできて、お風呂に入り夕飯を食べるとバタンキューです。宿題も急いでやらせないと、寝てしまって起こすのが大変です。とにかく全エネルギーを使って遊んでいるようです。どんぐり問題は週に1回がやっとです。
●何を悩んでるのですか?
●子供の仕事は「ATS」=「Asobi,Tomodachi,Shikuryoku」です。遊びと友達は既に修得済みですね。残るは視考力ですが「どんぐり問題は週に1回」で十分です。
●計算を指折り数えるのは「いいこと」です。ただし、少しずつ指を見ないで指折り数えるようにします。何の支障もありません。HPをご覧になって下さい。詳しく書いています。大学入試で、指折り数えても何の支障もないですよ。
●ソロバンを算数の学習の一部と考えているのでしたら間違っています。ソロバンは習い事(文化としての芸事)です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[372] まなみ 投稿日:2004/07/21(Wed) 14:12  [関東]
早々にありがとうございます。連休に『のぞみの東京〜名古屋間の時速は?』という問題をやりましたところ、「何時間何分かかったか?」を出すところで、ただ引き算をしてしまっていました。(東京13時56分発名古屋15時32分着を2時間16分かかるとしてしまう)ここでも図を描けない=理解してないが感じられます。私は、線分図で13時から16時を1時間ずつ区切って描き発着の時間をいれ「まず14時まで何分?15時から15時32分まで何分?後わかってないのはどこ?」等と聞いて行きました。これでよかったでしょうか?この後私のほうが、分速で間違えてしまい、「親がこの状態で何が弱点かどうかみてやれるのか」不安になってしまったのです。学校で宿題がでなかったのは、先生のほうで、『出してもニ学期にみる時間がないから』ということでした。学力テストは、当然セールス付。小6の間は弱点補強をし(テキストを読みやった問題をFAXで送り答えはあっても過程の違うもの、答えの違うものを重点的にやるそうです。)今からどの程度高校受験のことも視野に入れるべきなのかも含め、お教えいただきたかったのです。
●時速の話をします。時速の問題は<km/時間>の数字の意味を確認するだけです。60km/時間(時速60km:60km毎時間)ならば、1時間で60km走るという意味ですね。(平均時速)
※推測ですが「割り算の意味」が分かっていないと思います。
※この場合、単位時間(1時間あたり...)の考えが曖昧なのだと思います。
●これ以外は説明不要です。これ以外は本人が工夫する部分です。重症であれば(お話から重症だと思います)、覚悟を決めて夏に徹底して付き合うことです。小6の夏だけは特別です。どんなに時間がかかっても目の前で解かせなくてはいけません。考えている(絵を描く)過程を見なければ実力は分からないからです。この夏が中学の3年間を左右します。
●上記が出来なければ高校受験は考えられません。中1の3学期からは英語に時間を割かれます。数学の基礎を復習できるのは小6の8-2月だけです。
※英語の先取りは全く効果がありませんから、念のため。
※塾や家庭教師は軽症の場合のみ効果があります。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[371] まなみ 投稿日:2004/07/21(Wed) 12:05  [関東]
先日はありがとうございました。まず『やらされている』から『いっしょ楽しむ』なのだなとトランプやパズルをやったりしています。勉強!!って感じないものからみたいな気持ちです。学校の速さの問題も図を描いてもそれですべてを分かれるとは思えないようなので、私もいっしょに描くようにしようと思います。この間たまたま市販の学力テストを受けたのですが、文章題はもちろん、図形もまるでアウト。こちらは三角形の角度の和のような基本もあいまいなことがわかりました。学校は、宿題はなく『勉強は家庭でみてください』といわれました。この状態で家庭学習のみでよいでしょうか?本人は夏休みはがんばろうという気持ちに少しはなっているようですが。御意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。
>>家庭学習のみでよいでしょうか?
●ということは「塾も考えている」ということでしょうか?相談内容を把握できませんので一般的なことを書きますね。
●小6の勉強は中学への準備期間ですので総復習になります。最優順位は算数-理科-社会です。時間がなければ算数だけにします。使うテキストは教科書です。小4から小6までの教科書の問題を全問やってください。時間があれば小3からの「どんぐり倶楽部」の文章問題を選んで各学年5-10問やってください。
●塾で全てをするよりも、家庭で本人の弱点のみを補強する方が格段に効果的です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[370] 「毎日が冒険」ママ♪ 投稿日:2004/07/20(Tue) 23:49  [関東]
「子供は子供自身の中に成長の素晴らしいプログラムを持っています・・」以前の書き込みの時にいただいた先生からの素敵な言葉のプレゼントを大切にしながら子供と過ごしています。なにかが足りなくても、「ふーん、今はまだできない時期なんだー」ととても納得できるようになり、かりかりすることが「少なく」なりました。親子ともどもいかに楽しい毎日を過ごすかがテーマです。夜の読み聞かせも「秘密の花園」を楽しんでいます。「おりこう」を強要されるのではなく、気持ちのいい自分をイキイキすごすために子供の心の芽をつぶさないように、親にできることは、見つめ、待つことですね。それから「子どもを生きればおとなになれる」(クラウディア・ブラック著)を読んで親としての関わり方を学びました。「おとな=自分を幸せにできる人。」だそうです。自分自身も見つめてみたいと思います。先生ありがとうございます。
●「学ぶ」の語源は「真似ぶ(←真似る)」だそうです。お母さんが楽しく過ごしていれば子供はそれを学び、人生を楽しく過ごすことができるようになります。お母さんが楽しく学んでいれば、子供はその姿勢を学びます。先生をお手本として学校で身に付けて欲しいことですが、家庭でも十分に出来ます。「楽しく学ぶ(真似ぶ)」って素敵ですよ。
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[369] みなみ 投稿日:2004/07/20(Tue) 09:20  [関東]
何度かこちらにお邪魔させていただいている小4と保育園児の母です。
とうとう夏休みに突入です。
どーんとおおらかに遊ばせたいのもやまやまなのですが、
せっかくついた家庭学習の習慣を崩さないように気をつけて、
文章題と読書で夏を乗り切るつもりです。
通塾していないのでうまく学習予定が組めるかどうか
わかりませんが、最低限のラインを決めて
「夏休みにこれをやった」と思えるようにしたいものです。
夏休み直前にうちの子どものボーイスカウトは
夏キャンプでした。昨日、2泊3日の宿営キャンプから
元気に帰ってきました。親のいないところで子どもは成長
していくんだなあとしみじみ思います。
●長男はボーイスカウト、長女・次女はカブスカウトです。カブは昨日、野営場で秘密基地を作りましたよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[368] ころころ 投稿日:2004/07/19(Mon) 00:44  [近畿]
こんにちは、夏休みの学習についてアドバイスをお願いします。学校からの宿題は、ありません。家での学習についていろいろ考えています。今の所、筆算を2問と気が向けば、文章問題(年長用)1問〜2問、そして三角計算の表を見る(写す)事をしています。筆算に関しては、繰り上がり、繰り下がりだけ。文章問題は、自分で文章を読み出来そうなのから、絵を描いて「しきとこたえもかこか?」といいながら、楽しそうにやっています。とてもとても、面白い絵を描いてくれます。時には、出てくる虫などになりきり、「こんなかんじかな?」と演じながら絵を描いています。やり始めたころには、想像も出来ないぐらいはまっています。ただ、1年生用は、まだしたくない、と言います。(子どもは、小2です。)文章問題のすばらしさが、子どもを通してよくわかりました。お聞きしたいのは、毎日の学習量として多くは無いでしょうか?また、三角計算練習帳は、もう重版されないのでしょうか。どこを探してもありません。自分で、プリントを作るときの参考にしたいと思っています。 先生の著書は、2冊とも購入しました。内容は、本の中にある三角計算のものが、練習用にまとめられているのでしょうか?もう一つ、前後しますが、文章問題を年長用から進みたがらないのですが、そのままでいいのですか? 本人が満足するまでこのまま続けいていいのでしょうか?(子どもは、ホームページの番号で、どの学年のかを判断しています。)もし、学年を変えるタイミングなどありましたら、教えて下さい。不要なストレスを子どもに与えないようにするのは、難しいと思っていましたが、余計な事は、言わないようにするのが、一番いいようにこのごろ思います。先生なら、そうされますか?トイレのことも、自分で授業の前に行くように心がけているような事を話してくれました。自分で考えてみよう、と思い始めたようです。繰り下がりの筆算も、教科書のやり方と、自分の考えのどこがどう違ったのかが、わかったらしく、この前「ばっちりや!」と笑っていました。ほんの数週間で、これほどまでに子どもが変わるのかと驚いています。感謝を添えて、また、よろしくお願いします。(いろんな方の相談の返信を目にするだけでも、とても勉強になっています。やはり、どんぐり先生は、ただものでは、ないですね。)
>>子どもを通してよくわかりました
●では、今度はお母さん自身を通して味わってください。小1・2の問題をお子さんの横でお母さんが「楽しみながら」考えて下さい。もちろん絵を描きながらです。お子さんはやりたい学年を自分で選んでやっていれば結構です。もしも、本人が学年を上げたいといったら、1週間に1問という制限付きでやらせてみてもいいですよ。「どんぐり先生が絵を見たい」って言ってたよ。といってやらせてみてはどうでしょうか。FAXしてもらえば返信しますよ。本人が進みたがらない場合は、そのままで結構です。
>>三角計算練習帳
●ホームページから「どんぐり倶楽部」版を購入できますよ。
>>不要なストレス
●最大のストレスはスピードの強要です。また、おっしゃるように余計なことは不要なことです。命令と助言と勘違いしないことです。
>>ほんの数週間で、これほどまでに子どもが変わる
●子供は変わりたくてウズウズしています。止めているのは子供を見ていない大人です。よく見てあげましょうね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[367] ぺー 投稿日:2004/07/16(Fri) 14:22  [関東]
ただいま6年の長女の学年が崩壊中で悩んでおり、子のHPをもう一度読んで何か解決の糸口はないかと模索中です。
「学校では集団行動をすること・友人を作ること、つまり人間関係を体得する場所が学校なのです」と言う所を読み、今やいじめの集団に成り下がってしまった集団がなさけないです。長女のクラスは女子一人を集中的にいじめています。関わっていないのは、長女のほか数名。長女も喧騒の中読書に逃げていると言うひどいありさまです。聞く所によると、よその学校でも多くの問題を抱えているといいますが、どんな対策を取ればいいでしょう。いじめ方は、虫嫌いな女子なので虫を近くで飼ったり、虫の死骸を机に置いたりと、あまりにも幼いいじめかたです(男子は)。個人懇談で、教師に早期の学級懇談を希望してきました。
●担任を責めても何も解決しませんので、絶対に責めないことです。今のクラスが結果なのです。その代わり下記の件を承諾してもらってください。
●懇談会での提案事項:イジメをしている本人の親に一日仕事を休んでもらって、まる一日クラスに座っていてもらいます。1人ずつです。ただ座っているだけです。子供に声を掛ける必要はありません。個人参観日です。子供には秘密にしておく方が効果的です。20人がイジメに関わっていれば20日続きますね。20日もまるまる親がいれば変化せざるを得ません。
●次は、一斉登校拒否です。教育を受けるべきところで教育を受けられない場合は登校を拒否すべきです。出席日数から判断して、全て休んでも進級できます。また、保護者で話して半数くらい一斉に登校拒否すれば教育委員会が動かざるを得ません。校長が動くのは教育委員会が動きそうなときだけです。時代は変わっています。懇談会で解決すべき事ではありませんし不可能でしょう。
●次もありますが、懇談会の結果を聞いてからにしましょうね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[366] すな 投稿日:2004/07/15(Thu) 13:06  [四国]
お返事ありがとうございました。あせっているのでしょう。それは、わかっていますが、なかなか目先のことから、目が離れなくて・・・。だめですね。本は、2冊とも、読んで理解しているつもりですが・・・。これから、がんばります。指のことですが、娘は、5+3の場合、「5」と言って、6,7,8と3本指を折ります。8−3だと、7,6,5、といて3本折ります。これでは、数が、イメージできないんではないかと、思うのですが、これでいいのでしょうか?
>>8−3だと、7,6,5、といて3本折ります。これでは、数が、イメージできないんではないかと、思うのですが、
●8-3:
1.目の前で両手の指を広げる
2.左手の親指と人差し指を曲げる:8の確認
3.「1-2-3」と言いながら左手の中指-薬指-小指を曲げる:3を引いた確認
4.残っている指を見て「5」:少なくなった結果の確認
以上
●イメージするのは数字ではなく指ですよ。
●「10の補数と九九」だけはトライアングルナンバーズそのものの図を使いますが数字を個別にイメージしても意味はありません。なぜなら数字という物体はないからです。トライアングルナンバーズは数字と数字の「関係」を理解するもの(関係図)です。数字を暗記するためのものではありません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[365] すな 投稿日:2004/07/15(Thu) 11:01  [四国]
こんにちは、先日引き算ができず、足し算をしてしまう(360)と相談し、学校の先生にも同じように相談しましたが、「そうですか〜。こまりましたね〜。ん〜・・・・。」とこんな感じでした。私なりに考えて、問題をよんで、先に式を立てさせて、答えをだすと、正しい答えが、出てくるようです。これでは、だめでしょうか。それと、10までの数の計算を三角計算で、覚えさすのは、どうですか?10の補数だけでいいのですか?
>>問題をよんで、先に式を立てさせて、答えをだす
●今は通じますが直ぐにお手上げになりますよ。
●ここは式が間違っていても気にせずに「差を出すときには引き算で書くお約束なんだよ」と言って書いてあげるといいですよ。本人は納得するまで書きませんから、そのままでいいです。
●この時期は正しい絵が描けさえすれば全く問題有りません。中学生になって足し算と引き算の違いが分からない子はいませんね。つまり、これらは教えられなくても経験の中で分かってしまうということです。今この場で目先の成果を出すために子供にかける無用な負担は悪影響を及ぼすだけですよ。
●式は不要です。宿題で間違ってもテストで間違っても全く問題有りません。
>>10までの数の計算を三角計算で、覚えさすのは、どうですか?
●全く意味がありません。両手を使えばできるからです。両手を使う体感計算は最も大切な訓練です。「10の補数と九九」以外の暗算は役に立ちませんよ。
●落ち着いて考えて下さい。何を育てたいんですか?
参考:http://homepage.mac.com/donguriclub/finger.html
●すなさんへ:あせっていませんか?テストの点数や速さを気にしていませんか?全く無駄なことですよ。子供に不要なストレスを与えるだけですよ。
●「絶対学力」「新・絶対学力」は読みましたか?このままではお母さんがお子さんの才能を枯れさせてしまうかも知れませんよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[364] まなみ 投稿日:2004/07/10(Sat) 10:00  [関東]
早々にお返事ありがとうございました。『ジュ−スでも』を読んで、「なるほど。知らない内に力入っちゃってるんだな」と思い、彼の好物の『ゴクリ・ピンクグレープフルーツ』を買ってきました。しかし、三角計算の後、「もう一度トライしてごらんよ」と言ったら「だから、長さが一個も書いてないからどうしてもわからないんだよ。そこをわかってよ」と一言。尚も私が「でもまあ、ジュ−スでも飲んで考えてみたら?」と言うと、冷蔵庫にあったのは、とっくに発見してたのに、「いらない!!!絶対やらない」と断固拒否。実は、私は、何かできたらゲームを買うとか、物でつるのが、どうしてもいやで、お手伝いも「ありがとう」にしてきましたが、我が息子は、私のDNA をしっかり受け継ぎ、ジュースの裏に垣間見える、母の『やらせよう意識』にうさんくささを感じ、敏感に反応したのだな。となんだかおかしくなってしまいました。アドバイス生かせなくてすみません。でも、とてもホッとして、すごくうれしかったです。
>>考えてみたら?
●よく「考える」といいますが、考えるとはどういうことかを教わっていない子供にはどうしたらいいのか分からないことが多いですよ。また「考える」という言葉にも過剰に嫌悪感をもっています。「考える」という言葉を使わないで「考える力」をつけさせるのも一手ですよ。
●文章の内容を絵で描いてごらん。と言って下さいね。イメージ再現=理解なのですから。考えるとか解くとか言う必要はありません。絵が描ける=分かるなのですからね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[363] うみ 投稿日:2004/07/09(Fri) 11:03  [関東]
小学2年生ですが、チャレンジのような、教科書どうりの勉強しかしていません、長さの問題ですが、mが基準、ミリからkmまで教えるほうがいいそうですが、なにかいい方法、参考書があれば、おしえていただきたく思います。
●教えるだけで覚えなくていいですからね。
●「絶対学力」p.29を参考にして絵を描いてください。10倍の絵と1/10の絵でいいですよ。参考書はあてになりません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[362] まなみ 投稿日:2004/07/09(Fri) 09:36  [関東]
初めまして!先日利用登録をさせていただいた小6男子の母です。水曜日に『絶対学力』の本のp43の小3用の問題をやらせてみましたら、「わかんな〜い!」「ごちゃごちゃしてる!」といらいらし、ダイニングテーブルから離れ、テレビをつけました。テーブルの用紙(私が本の問題をWORDに入れ、こちらのHPにあった注意事項<消しゴム厳禁。絵や図で表す。ヒントはもらわない等。>を加え、プリントしたもの)をみましたら、『きもい!』と一言書いてありました。 私としては、巻末の問題も含め、一番絵にしやすいように感じてこの問題を選んだのでしたが、完敗でした。もうやめてしまうかな?と台所にいましたら、もう一度座り直し、トライした結果、『5×3÷3=5』という式を書きました。『きもい!』が消してあったので、聞いたら、『書いたままじゃ(式が)書けないじゃん』とのこと。私は、二度ほど「問題をよく読んでね」と言ったのみです。(自分がいままでいかに説明してたか、教えてたかよーくわかりまし)私自身は、予想の範囲のことでしたので、もう一度座り直したこと、『きもい!』を消したことは、うれしいことでした。昨日、「もう一度やってごらん!問題をよく読んで絵をかいてね」といいましたら、『エッ!絵?』と驚き、耳の片方のような記号を3つ書き、名前を入れ、ビョンからバビョンへ矢印5cm差と記入、ピョンからバビョンへ矢印3倍と記入し、『だれかの耳の長さが書いてないのでわからない』とのこと。重症をこして瀕死の感じですが、「絵を書けばわかるように書くんだよ」とかは言ってもよいのでしょうか?『きもい!』を消したことは、うれしかったのですが、「消しゴムを使わない!」という約束ごとからは、反していますが、どう言葉をかけたらよいのでしょう?長くなり、すみませんが、よろしくお願いします。
●ゆっくりジュースでも飲みながら絵を描けばOKです。ポイントはジュースです。スイカでもいいかな?
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[361] Mick 投稿日:2004/07/08(Thu) 17:50  [関東]
小4の娘と小3の息子を持ついち父親です。どんぐりClubの存在をしりHPにアクセスしました。これまで子供たちとの接し方で私自身反省すべき点が多く、これからの方策をどうするか苦慮しているところです。さて、小4、小3といえばほぼ自分の勉強スタイル、サボり方のスタイルをはじめ、計算一つとっても単純に式に従って通常通りの計算をしてしまいます。そこでいきなり三角計算等をさせることに少し戸惑っておりまして、どのような導入法がいいのか苦慮している次第です。経験則、理論的な考え何でも結構ですので、導入法をご教示いただけたら幸いなのですが。
●小3-4でしたら三角計算は不要です。
●良質の算数文章問題をしましょう。HPに添削例がありますので参考にして下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[360] すな 投稿日:2004/07/08(Thu) 11:11  [四国]
こんにちは、小1の娘が、引き算をしているのですが、文章問題で
答えを出す為に、絵を書いて出そうとします。が、さきに答えが出てしまい、それが答えときずかず、足し算の式を立てようとします。例えば、7ひきねこがいます。3匹は、メスです。オスは、何匹ですか。という問題で、丸を7こかいて、3こけします。4という数が出ると、3+4=7答えは、7ひきとします。それは、足し算で、引き算をしてね、といってもわからないようです。ひきざんは、数を減らす時に使う計算よといっても、ぴんとこないようです。どんな風に教えればいいのでしょうか?
●連絡ノートにこのことを書いて先生に任せましょう。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[359] ぁぃこ 投稿日:2004/07/08(Thu) 10:51  [東海]
こんにちわ。色々な計算方法のサイトを探していましたら貴方様のHPをみつけ拝見させていただきました。私は現在中学3年生の家庭教師をしている23歳のものです。その子は近所の子で私と同じ中学にかよっていますがあまりにも学力が低すぎてとても困っています。テストの点は全て20〜30点。計算もできなければ国語の現在分もできない状況です。これから高校受験なのに引き算、掛け算など基本がまったくできていないのです。そこで以前テレビで見た100マス計算と三角計算のHPを探していました。そこで計算の違いのページを拝見しました。かなりの批判をされていましたが、そこまで批判することなのだろうかと少し思いこちらに書かせていただきました。批判されているとおり 見にくい、同時に計算ができない などそのとおりだと思いますが、三角計算の評価があまりにもすごく書かれているので…そんなに三角計算がいいのでしょうか?たしかに三角は 足す→引く も同時にでき3つの計算が同時に勉強できるかもしれないですがただの暗記ものじゃないんですか?たしかに算数の基本は 覚える しかないかもしれません。しかし、算数の楽しさである 計算 というのがまったくない気がします。小学生レベルなので そこまで言うことではないのかもしれないですが私は考えることが好きで、与えられたものをただ覚える という作業は大嫌いでした。しかしこの三角計算だと ただ覚えてるだけで 考える楽しさが感じられません。足し算、引き算を 形として覚えて頭の計算力や回転力は養われるのでしょうか?私のような年だからそう思うのかもしれないのですが…とつぜん来てこのような長い書込みをしてしまって大変申し訳ありません。しかし少し疑問に思ってしまったのでどうしても書きたくなってしまいました。お気を悪くさせたかもしれないですが、若いヤツのたわごとだと聞き流していただいてもかまいません。それでは失礼します。
>>そんなに三角計算がいいのでしょうか?たしかに三角は 足す→引く も同時にでき3つの計算が同時に勉強できるかもしれないですがただの暗記ものじゃないんですか?
●3つの計算が同時にできるからいいのではありませんよ。「理解力・思考力・判断力」の素になるイメージを利用する練習ができるからいいんです。基礎計算の方はオマケです。何十倍も敏感な幼児には「できるようになれば何でもいい」というのはとても危険なことなんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[358] まんまる 投稿日:2004/07/08(Thu) 10:49  [関東]
「だめ」の話に関連して。子どもが私の頼んだお手伝い(私が夕方学校の用事で出かけている間、お風呂の準備をしておいて欲しいということ)を忘れていて、そのせいで夕方のスケジュールが狂ってしまったことがありました。子どもを当てにしていたので、頭に血がのぼって、きつい口調で怒ってしまいました。夕飯の後、どんぐり先生の「何度でも、さらりと注意する」というお話を思い出しました。たかだかお手伝いを忘れただけで、子どもの人格を否定するような怒り方をしたことが、はずかしくなりました。「いくらなんでも、あんな言い方はなかったね、ごめんね」と謝りました。子どもがほっとした表情をしていました。もうすぐ夏休みです。去年までは、「充実した夏休みを過ごそう」と、背伸びした自由研究に取り組ませたり、口うるさく言って毎日欠かさず学習することを課していましたが、「それは違うんじゃないか」と思うようになりました。というのも、1年生のときに取り組んだ自由課題の話が先日出て、子どもが「あれは、もう2度とやりたくない……」とつぶやいていたからです。稚拙でも、子どもが興味を持って取り組めることを最優先すべきだったと、反省しました。今年の夏休みは、子どもが自分のペースで生き生きと面白く暮らせることに、心をくだいてみようと思っています。
●親子で楽しい夏休みを過ごせると思いますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[357] 管理人 投稿日:2004/07/06(Tue) 10:29  [関東]  
●子育てに関して重要なメールを受信しましたので、返信文を公開します。
>>「〜してはだめ」等、口うるさく言ったせいか怒られることに大変敏感で、周囲にとても気を遣う子になってしまいました。
●「〜してはだめ」の「だめ」は、大人は「その行為がよくないことです」というつもりでよく口にしますが子供には「あなたはダメな人間だ」と言われたことと同じように感じます。すると、自分に自信が持てなくなります。大変恐縮ですが、お子さんはこの状態だと思われます。
●しては「だめ」なことは基本的にはありません。友達を殴っても「だめ」ではありません。「殴られると痛いよね。悲しくなるよね」はあっても「だめ」な行為というものは存在しないのが本当です。掲示板でも書いていますが、目の前のお子さんはお母さんが育て上げた結果です。心して育て直して下さい。
>>今は、何か注意するときは言葉や言い方に気をつけたり、又自分の気持ちを出す様に言っています
●まず、その注意は本当に必要なことなのか。さらに行為に対する注意なのか何なのかをハッキリさせることです。そうでないと重要でないことなのに、毎回子供の存在自体を全否定することになりますよ。
●気持ちを出すことに圧力をかけてはいけませんよ。それは強制ですからね。気持ちは出なくても有るものです。必ず有るんです。出したくなったら出すんです。出したくないものを出させると、今度は出すものを作らなくなりますよ。感情を持つと出したくなくても出させられるんだから、感情を持つのを止めよう。感情を抹消しよう。という最悪の計画を持ちますよ。
●表現を要求してはいけません。表現はあふれ出すものです。出させることは失敗の素です。
※注意すべきは子供よりもお母さんかも知れません。
>>返信>>
どんぐり先生
先日は私どものメールに早々にお返事いただきありがとうございます。
正直言って落ち込みましたが、子供の症状は先生に指摘いただいた通りですし、私どもも自覚はしていても、踏み出せないでいた事でしたので、子供への接し方をかえる良い後押しをしていただきました。ありがとうございました。先日から少しずつですが、接し方をかえ、生活全般を見直すことを始めました。まだまだ長い道のりですが、しっかりと子供とむきあっていきたいと思っております。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[356] ころころ 投稿日:2004/06/30(Wed) 00:26  [近畿]
たくさんのアドバイスをありがとうございます。親ばかかもしれませんが、良いところ、悪いところひっくるめて この子が大好きです。人生を楽しめる人間になって欲しいと思っています。まだ青虫からさなぎになったばかりですものね。不要なストレスを回避できるように心を配って行きたいと思いました。いらぬ口出しは、やめる事にします。早速、トイレの事を話し合ってみます。(儀式・暗示ですね!) そんな風に考えた事はなかったのできっと、気に入ると思います。昨日、子どもが「友だちと文章問題をやりたい」、と言い出しました。宿題などを時々一緒にしている友達です。(お母さんの了解は、もらっています。本人もやる気です。)お友だちは、教科書の問題もそろばんで計算してしまう子です。対応は、同じで良いのですか?今は、問題を一緒に読み「絵をかいてごらん」とだけ言っています。それとできそうな問題を私の方で選んでいます。複数の人数でするときのアドバイスがありましたらお聞きしたいです。質問が続きますがよろしくお願いします。
※ゾロリの宇宙語っておもしろいですね、子どもが知っていました。今度、やってみます。
※文章問題もですが、いろんな所で笑わしてもらっています。読んでいてとてもとても楽しいです。笑いのセンスは、どこで磨かれたのですか?(質問ではありませんが、答えて下さっても結構ですよ…失礼しました)
>>対応は、同じで良いのですか?
●1人ずつ違う問題がいいですよ。その日に解けなくてもいいです。時間前に終わっても1-2問できたら終わりにしましょうね。
>>笑いのセンス
●シナリオの勉強をしたのが話を書くキッカケになったようですね。ラジオドラマなど書きました。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[355] すな 投稿日:2004/06/28(Mon) 22:36  [四国]
こんばんは、今日は、読み聞かせの本について質問です。うちでは、寝る前に、小1の子と、年中の子に1冊づつ絵本を読んでいます。自分たちの好きな本を、選ばせていますが、小1の子が、選ぶのが、少し幼い内容のを選ぶ事が多く、これでいいのかな?と思いながらよんでいます。図書室で借りてくるのも、少し幼い内容のが、多いようです。自分で借りた本は、自分で読ますようにしています。楽しければ、いいのでしょうか?
●本とは楽しむために読む物です。学習ではありません。言葉のない本でも感じるだけで素敵です。大人でも大自然の写真や絵を楽しみますね。子供を侮ってはいけませんよ。学年は全く関係ありません。
>>自分で借りた本は、自分で読ますようにしています
●読み聞かせは読み聞かせです。嫌がらない限りは読んであげることです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[354] ころころ 投稿日:2004/06/28(Mon) 21:57  [関東]
早速のお返事ありがとうございます。まず、宿題について 日記(毎日)と漢字2字ずつと時々音読、算数に関しては、出たことがありません。先週、一週間で気になったことは、今、筆算の繰り下がりを習っています。教科書に沿ったドリルで穴埋め問題がありました。その時に、一の位が引けないときは十のくらいから一かりてくる、所を十かりてくるとしか理解できないと言います。また、34−18の問題の場合、13−8と記入するのが正解なのですが、10−8=2 3+2=5だから、記入できない と言います。自分の考え方が違った事に対して、とても気にしていました。反対に理解できた時は、小躍りして帰って来るぐらい喜びます。そんな感情の起伏の激しいところが、気になります。その時の気分で、左右されるような子になってしまわないかと心配です。もう少し、情緒面が安定することを望んでいます。体に出ているストレス反応は、トイレが近い、口の周りをあざになるぐらいなめる、と言うものです。そのことに対する考え方は、自分の気持ちを言葉に表す事が、できるようになってくれると良いな と考えています。(苦手な教科の時、テストの時、発表する時など特に表れます。)粘液質・憂うつ質と決めつけるのは、確かに危険ですね。良く眠る子です。耳もかなり良いと思います。臆病ですが、気持ちはとても優しい子です。まだ、発達の途中の事だと理解しているつもりでしたが、決めつけているとこるが私の中にありました。反省する良い機会となりました。ありがとうございました。
>>日記(毎日)と漢字2字ずつと時々音読、算数に関しては、出たことがありません。
●いいと思います。日記は日常のメモと考えていいでしょう。文書にならなくてもいいですよ。音読は飽きたら絵本もいいですね。算数は時間があれば筆算練習をするといいですよ。
>>一の位が引けないときは十のくらいから一かりてくる、所を十かりてくるとしか理解できない
●正しい理解ですね。
>>34−18の問題の場合、13−8と記入するのが正解なのですが
●???
>>自分の考え方が違った事に対して、とても気にしていました。
●正しい反応ですね→等して違うのか、どうして自分の考えではいけないのかを一緒に考えましょう。「こうすればいいの!」は厳禁です。
>>感情の起伏の激しいところが
●感情が豊かで結構です。感情がなかったらゾッとします。
>>情緒面が安定することを望んでいます
●情緒の安定は満足の後に自然にやってきます。満足させることが先決です。自然に制限無く感情を出すことで満足します。これを制限すると不満を残し情緒の安定は望めません。
>>苦手な教科の時、テストの時、発表する時など特に表れます
●心理的なストレスが原因のようですが、ストレスそのものをとり除こうとすると厄介なので対応策を授けます。トイレが近くなりそうな授業前には必ずトイレに行く。行きたくなくても儀式として行くことにします。すると、途中ではいかなくてすみます。と暗示にかけます。
>>自分の気持ちを言葉に表す事が、できるようになってくれると良いな と考えています
●ここは焦らないことです。回りが気にしていれば言葉は不要です。
※何にしても子供自身が過ごしやすいように不要なストレスを回避できるようにしてください。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[353] ころころ 投稿日:2004/06/27(Sun) 15:38  [近畿]
はじめまして! どんぐり倶楽部と遭遇してからホームページを開けない日はないぐらい はまっています。娘(小2)と2人で年長の問題からはじめました。学校の授業もよくわからないようで そのことでストレス反応が体に出ています。問題集は娘が理解できそうなのから選んで、取り組んでいます。シュタイナー教育にも興味があり、以前から考え方など参考にしてきましたが、学校という大きな組織の中で、羅針盤を見失いかけていました。性格(気質)の違いで学習の進め方の違いがあるようにも感じます。何かアドバイスがありましたら お願いしたいです。 ちなみに娘は、シュタイナーの言うところの、粘液質と憂うつ質にあてはまると思っています。 どうぞ、よろしくお願いします。
●学習の進め方は学校に合わせるのが最も楽です。問題は量と方法です。特に宿題はジックリ検討すべきでしょう。
●「粘液質と憂うつ質」と分類することは危険です。この中でも10人の子は10人異なるからです。また、時期(成長年齢)でも対応すべき方法は異なります。
●今の現実的な問題(例えば先週一週間で気になったこと)を具体的に教えて下さい。また、そのことに対する保護者の考え方(先生の意見は不要です)をお聞かせ下さい。
※私事ですが、今日は雨で小3の娘が時間を持て余していますので、宇宙語(かいけつゾロリのシールブックにあります)で宇宙探検のお話しを合作しています。
http://homepage.mac.com/donguriclub/space.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[352] バナナ 投稿日:2004/06/25(Fri) 23:35  [関東]
どんぐりの文章題を自力で解く娘。分からないという事も度々ですが、私とは全く異なる絵や解法で、答えを導き出しているようです。もう、式は?と私の方から聞く必要もありません。式を立てたい時だけ、本人から立ててもいい?と聞いてくるのであとは自然と出来るようになるまで見守ろうと思いました。一日1問のどんぐりと宿題のみで、週末は学校準拠の問題集もありますが、もう全くしなくても良いと感じています。勉強なんてクソ食らえ〜(笑)親子で遊びまくります!
●I agree with you.
※愚息(中2)は小学校時代は1週間に1回の算数文章問題以外には何一つ勉強していませんでした(ポケモンに燃えていました)が、今は余裕でトップクラスにいるようです。まだ、受験の技を教えていないので教えると数段アップするでしょう。もちろん塾とは無縁です。教育はタイミングが大切ですね。すべき時にすべきことを十分満足させるまでさせることが基本のようです。彼は今マジックに夢中です。誕生日のプレゼントは全てマジック用品でした。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[351] けいと 投稿日:2004/06/25(Fri) 19:34  [地球外]
素敵な言葉の数々、ありがとうございます。http://homepage.mac.com/donguriclub/poem01.html
そういえば、こんなこと思っていたなぁ、とか、目からうろこ!!と思う言葉がたくさんありました。母の日にもらった小さな鉢植えのカーネーション、花が終ったのでほったらかしにしていたら、小さなつぼみが三つついていました。あわてて肥料をやり、毎日水遣りをしましたが、結局つぼみのまま全部枯れてしまいました。でも、でも、今朝見たら又新しい、つぼみがついています!!これが咲くのかどうかは分かりません。でも、子育ってて、こういうことなんかな・・・と思いました。いつも、よく見ていないと駄目なんですね。目先のことにとらわれてしまっていましたが、生まれた時には、全身でいっぱいいろんなことを感じれる子になってほしい、と思っていたことを思い出しました。又、やり直してみます。ありがとうございました。
●***どんぐり倶楽部憲章***1.子供達の力を信じる
●秘密の憲章:母親の力を信じる  
※私が信じているのですから母親である本人が信じなくてはね。できます。保証します。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[350] けいと 投稿日:2004/06/24(Thu) 09:05  [地球外]
子ども(我が子)の『育ち』について、日々悩み考え、子どもとぶつかり、そしてしょっちゅう投げやりになってしまっている、小6の母親です。ただいま、下記にご紹介のホームページ
参考ページ:http://homepage.mac.com/donguriclub/feeling.html
を拝見し、とてもあせっております。小学校5年生までにつけたい「考える力」は、果たして我が子にはそなわっているのだろうか・・・、幼児期、確かな(正しい)感情は、育っていたのだろうか・・・、と。そのようなことは、全然念頭になく、今まで来てしまいました。我が子の通う小学校の校長先生からも「自己決定力=自分で考え、自分の責任で判断する力」の大切さ、というお話が今春ありましたが、日々、流されながら生活している我が子を目の前にして、ここに到達するには、幼児期からの育て方!?うちはもう手遅れ!?今から私が出来ること、することは何!?堂々巡りをしております。
●簡単です。ゆっくり話をすること。ゆっくり話を聞くこと。余計なことをしないで子供の言動を丁寧に見ること。そうすれば、お子さんが今どういう状況なのか一日で分かりますよ。一日一緒に全てをゆっくり見てみてください。全然難しくなんか無いですよ。自分で育てたんですからね。全て分かります。よく見ることです。
●速くしか話せない子もいます。「ゆっくり話してごらん」とキチンと時間をとる姿勢を見せてあげると段々変わります。
参考ページ:http://homepage.mac.com/donguriclub/poem01.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[349] バナナ 投稿日:2004/06/24(Thu) 00:08  [関東]
ああ、そういうことなのですね。当たり前のことですが、やはり本に書いてあることを読むのと実際に御返事を頂くのとでは違いますね。とても、納得できました。そして、焦りがなくなりました。ありがとうございます。子供を待つ、育てるとはそういうことですね。私自身が成長できるきっかけを与えてくださるこの掲示板に感謝せずにはいられません。いつか、教室へ見学へ行きたいと願っています。と、いいますか、実際伺ってお礼を申し上げたいです。
●本に書いてあることは枚数制限がありますので、1/10位だと思って下さいね。でも、ジックリ読めば味が出てきますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[348] 星也マン 投稿日:2004/06/23(Wed) 22:25  [近畿]
初めまして、インターネットで知りました。今まで、何をしてきたかなと、思いました。ホームページの中で解答があるのを見ましたが、式がないのですが、なぜなのですか?問題集を購入したら、あるのですか、教えて下さい、
>>式がないのですが、なぜなのですか?
●答えが見えている時に式は不要ですから書かなくてもいいのです。テスト対策としては別に計算式、筆算、答えと3種類をキチンと書く練習をします。式はいつでも書けるようになりますから学習の中心にはなりません。
>>問題集を購入したら、あるのですか
●答えはありますが、式はありません。ですが、多くの問題の解答は絵図付きで子供達のノートを参照できます。
ノートギャラリー:http://homepage.mac.com/donguriclub/faxnotes.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[347] バナナ 投稿日:2004/06/23(Wed) 19:32  [関東]
いつも丁寧な御返事を頂き、ありがとうございます。問題集は不要だというのも、なんだかとても納得してしまいます。確かに今はまだ問題に力をいれることよりも、思考を育てることのほうが大切であり、問題を解くことに時間をかけてしまうとそこでたくさんのエネルギーを使いますので、残りの時間で思考を育てることは難しいですね。どんぐりの文章題も最近では自らじっくり考えて解くようになりましたのでそれはとても喜ばしいことでもあり、私自身が結果でなく過程を大事に思えてくると学校のテストも気にすることがあまりなくなりました。ただ、もうひとつ何かが足りないような気がしてならないのです。上手く言えないのですが、子供に求めているものではなく、私自身が何か足りないような気がするのです。意図的に論理的思考に向かわせるということはどういう事なのでしょう?味わい方の工夫とはどういうことなのでしょうか?教えていただけるとありがたいです。
>>意図的に論理的思考に向かわせる
●子供に自発的に子供が考えたいとは思わないことを考えさせること
●例えば将棋が大好きな子に学校のテストでチェスのテストがあるから将棋ではなくチェスをさせることです。将棋もチェスも論理的思考を要しますが子供にしてみれば将棋は将棋、チェスはチェスです。
>>味わい方の工夫
●自分が楽しむこと→子供は楽しんでいるお母さんを見て(感じて)楽しくなる→安心して味わうことができる→安定した感情が育つ→安定した感情は判断力のベースになります(判断力は理解力・思考力の次に来ますが安定した感情がないと短絡的な判断しかできなくなります)
参考ページ:http://homepage.mac.com/donguriclub/feeling.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[346] バナナ 投稿日:2004/06/21(Mon) 22:30  [関東]
頭の健康診断で、国語の問題を拝見しました。とても良質で子供がどうしてかな?と考えるきっかけになるような
気がいたします。そこで子供へ是非、問題を解かせてみたいと思うのですが、この問題集を購入できないでしょうか?それから、論理的思考についてですが、普段の生活の中でどのように子供へ接することが大切でしょうか?
>>問題を解かせてみたいと思うのですが
●内容は教科書のものですので教科書を味わうことが出来ていれば不要ですよ。もしも、80%しかとれなければ教科書を80%しか味わっていないと言うことです。問題を数多く解いても学力はつきません。問題集は不要です。ですから、健康診断用にしか作っていませんのでネットにあるものをコピーしてお使い下さい。社会以外の教科は問題数をこなしても力は付きません。特に国語はテストを気にする場合は設問解釈を学ばなければ実力を点数には変換できません。設問解釈については「絶対学力」に書いておきましたのでご覧下さい。考えることよりも味わうことが数段上質な学習であることをお忘れなく。
>>論理的思考
●思考とはイメージの移動・変形・連想・比較のことです。従って日常生活の中ではイメージ出来るように丁寧に話しかけイメージを導くようにゆっくり耳を傾けイメージ操作ができるようにジックリ会話を楽しむことです。
●おそらく質問にある論理的思考というのは指定されたとおりにイメージ操作できるかどうかという力のことを指していると思われますが、この訓練は才能を限定しますので必要なときにだけ(例えばテスト前)練習した方がいいですよ。表現力の養成と言いながら表現形式を固定している教室(学校)と同様に才能を潰しかねません。本来、思考は自由であるべきです。特に幼児の思考は自由にさせておかなければ、影響を受けやすいだけに、どんなに豊かな才能でも枯渇してしまいます。意図的に論理的思考に向かわせるのであれば早くても小5以降がいいですよ。同じ事でもタイミングがズレると悪影響だけが残りますので気をつけて下さいね。特にタイミングを早めると失敗することが多いようです。
※確認のためにテストをすると気付くようになるという人がいますが迷信です。テストに答えるために読む姿勢は味わうことを邪魔し限定された情報しか取り出せなくなります。つまり、100の感度を持っている子供の感度をテスト用に20の感度に削ってしまうのです。味わい方を工夫すればテストは不要です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[345] 「毎日が冒険」ママ♪ 投稿日:2004/06/20(Sun) 06:56  [甲信越]
またひとつ、波を越えてこどもから学びをもらいました。「楽しい人生を歩んでもらうために」、必死になり、子供の毎日を苦しめていました。下の低学年の子は楽しそうないい中学がそばにあるので、そこに入れたいと思いたち、急ぎ過ぎました。毎日毎日一生懸命勉強を見て、生活時間を守らせるためにせかせかと追い立てていました。子供のサインがあったので「絶対学力」をつけるつもりが反対のことをしていたことに気づきました。急いではだめ。ゆっくり。でも、真剣にになったから失敗をして、気づきを与えられるのですよね。前向きな失敗です(と、自分で言う)。今のテストの低い点数に右往左往しなくていいや。夕食つくりは午前中にだいたい済ませてゆっくりたっぷり話を聞くことにしました。話したいんですねー、子供って。学校であったこと、ポケモンのキャラクターの説明やら、延々と聞いています。ママはお話がヘタだから、君たちはたくさん話して上手になってね。待つことに努力しはじめたら、下の娘が自分から「○○しよう」と言いはじめました。いい始めてから30分くらいたたないと始めなかったり、寄り道も多いけど。母もなんだか楽しくなってきました。感謝です。
●子供は子供自身の中に成長の素晴らしいプログラムを持っています。それに気付かずによかれと思って、その素晴らしいプログラムの邪魔をしてしまう人が多いようです。
●子供は信じるに足る存在です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[344] うみ 投稿日:2004/06/18(Fri) 11:56  [近畿]
1ヶ月前からお世話になってます。2年生ですが、1年の問題は、なかなかてこずってたので、年長の問題からさせてます。年長の問題が出来てからあがっていったほうがいいでしょうか?それとも、むずかしくても、1年からのほうがいいでしょうか?年長の子もいるのですが、にげていってしまいます。1年生までまってするほうがいいのでしょうか?よろしくおねがいします。
>>なかなかてこずって
●状況を詳しくお願いします。「数字合わせで出来るものしかしようとしない」ということでしたら学年を下げても意味がありません。過去ログを一度読まれて下さい。
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log01.html
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log02.html
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log03.html
http://homepage.mac.com/donguriclub/bbs-log04.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[343] みなみ 投稿日:2004/06/17(Thu) 13:29  [関東]
早速のお返事ありがとうございます。小学生は9時就寝ですか…。たしかに2年生ぐらいまでは9時には寝かせていたのですが、最近は目標9時半、現実10時頃となっています。テレビは8時で終了でそれ以降は観ることはあまりないのですが、ずるずると本を読んだり宿題をしたり遊んだりして遅くなっています。保育園児もそれに同調してしまうので、さらにマズイ…。夏休みもあと一月後ですし、ちょっと生活時間について親子で話してみます。8時以降はトランプや…というくだり、我が家も同じです。母の私がボードゲームやカードゲームが大好きで、コレクションしているゲームに興じることもままあったりして。週末は特に家族で燃えています。あっ、単に私が遊びたがってる
だけだったりして…。
●我が家は小3と小5と中2です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[342] すな 投稿日:2004/06/16(Wed) 21:40  [四国]
こんばんは。今日は、時間の使い方について書きます。子供が帰るのが早い時で、2:40、遅い時で3:40です。早く帰った日の1日は、スイミングがあり、かえりは、5:00。もう1日は、宿題だけして、友達と遊んで、5:30。遅い日は、1日は、ピアノがあり流れるように友達と遊んで6:00。残りは、宿題して三角計算を10問くらいで友達と遊び5:30。下に、年中の子がいるので、ねるのは、8:00〜8:30、といった感じでゆっくりどんぐりをするのは、土曜日くらいなのです。夜少し時間があいても、眠たいから、できないといいます。もう少し上手に時間がつかえないでしょうか。主人は、習い事を休ませれば・・・といいますが、どうでしょう。それと、同じ問題がいつまでも解けなかったら、やることじたいをいやがります。どうすればいいんでしょうか?もうひとつ、うちの子は、小1ですが、指で計算するのが、うまく出来なく、丸を書いて計算しているのですが、それは、どうでしょうか?
>>もう少し上手に時間がつかえないでしょうか。
●私なら「時間を楽しく使うにはどうしたらいいかな」と考えます。時間帯で最もふさわしい事は異なると思います。友達がいない時間に遊び時間をとってもダメですよね。習い事の時間は教室を変えれば時間を調整できますよね。などなど、時間の使い方は時間の楽しみ方と考えれば自然に調整できますよ。子供に必要なのは「ATS(Asobi-Tomodachi-Shikouryoku:遊び・友達・視考力:目で考える力)」です。
●1週間に一題が当面の目標ですね。また、本当に考えているのであれば(文章通りの絵を描いているのであれば)答えが出なくても他の問題に移っていいですよ。できそうなのを選んでしてください。肝心なのは文字を絵図にすることです。そこまでが重要なんです。式や答えはオマケです。
●指の代わりに○でも△でも亀さんでもウサギさんでもいいですよ。時間がかかりますけど。楽しんでする事です。やろうと思えば小1〜小3の内容は1週間もあれば完璧にマスターできます。毎日するのはゆっくり楽しく勉強する方がいいからです。楽しくできることが最善の策です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[341] ピノコ 投稿日:2004/06/16(Wed) 18:03  [関東]
アドバイスいただけて嬉しいです。
>6年間かけて今のように育てた
わたしもロータスE さんと同じように感じました。このところ娘は学校で先生に間違いを指摘される事が多く、その度に泣く娘を見て切なく色々考しまって・・。お会いしたこともない方のたった一言に救われるなんてなんだか不思議な感じですが、妙に納得して救われたわたしです。経験されたみかんさんからのアドバイス、とても参考になりました。やはり自信は大切ですよね。今ノートはグチャグチャです。。解けずにイライラした娘が、エンピツでグチャグチャに書きなぐってしまったからです。そのノートを2人で笑って見られる日まで、楽しんで進められるようにわたしも努力したいと思います。皆さん、ありがとうございました。
●子供は根負けした時から一緒に考えてくれるようになります。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[340] みなみ 投稿日:2004/06/16(Wed) 16:15  [関東]
こんにちは、お世話になってます(お会いしたこともないのになんか変ですが毎日どんぐり問題でお世話になっているもので)。小4の息子がどんぐり問題をはじめて約2ヶ月、ようやく落ち着いてきました。一日一題、3年生の問題をやっていますが、ほぼ図、式をきちんと書いて解けるようになってきました。これは難しいだろうとややこしそうな問題を出しても大丈夫になり、2学期には4年生の問題へ進めそうです。4年生の子どもでも最初は「わけわかんない」「意味がわかんない」と泣き出す始末でしたので低学年のお子さんの保護者の方の大変さは想像できます。本当に「待つ」って難しいです。こちらは東京ですが「三角計算練習ドリル」が手に入らなくて苦労しました。某大手書店で支店中をさがしてもらい、ようやく先週入手しました。ぼちぼちと筆算を始めようと思います。どんぐり倶楽部と読書三昧がウチの教育方針で、子どもはヒマがあれば本を読んでいます。ファンタジーやミステリーばかりですが、4年生で100冊読む!と自分で決めて、今日もナルニア国シリーズを読みふけっています。ただ、宿題がいつも後回しになるのが悩みのたねで、読書と勉強の時間配分が難しいです。近視もこわいですし。ある程度時間を決めて読ませた方がいいのでしょうか?先生はどう思われますか?
●私の家では小学生の間は9:00pm就寝です。
●9:00pmまでにできていない宿題は翌朝に回します:朝、間に合わなければ「宿題忘れました」と元気に登校する(朝、学校でしてもいいですよ)。
●もちろん読書優先ですが無制限にはできませんね。
※私の家ではテレビが1人週に3時間で8:00pmまでというルールがあります。ですから8:00-9:00がトランプや読書タイムになることが多いですね。
※本当に読みたい本は「朝早起きして読んだらいいよ」と言えばいいですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[339] ロータスE 投稿日:2004/06/16(Wed) 14:31  [関東]
早速のお返事ありがとうございます。ヒントの件、詳しく教えて頂いてよかったです。そうでなければ、この先間違った対応をしていたと思います。3年後ですね。じっくりやります。ピノコさん、私にとっても、子供の気持になって根気よくというのはほんとにきついです。「6年間かけて今のように育てた」というところを読んで、今の子供は私が育てた結果なのか。。。と思うと、不思議と気持ちが楽になり、ありのままの子供を受け入れられる気持ちになりました。なんだかすごく元気が出てきました。お互いがんばりましょうね。
●人はとっておきの元気というものを必ず持っています。元気はあなたのためにあります。存分にお使い下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[338] みかん 投稿日:2004/06/16(Wed) 14:06  [近畿]
ピノコさん、はじめまして。どんぐり問題は最初に簡単な問題から始まっているわけではないので、文章量の少ない簡単に解けそうなものから始めてみてはいかがですか?0mx62や75なんか、おすすめだと思います。これくらいの文章量のものを解いて(ゆっくり絵を描いて)「できた!」という自信を持つと、他の問題にも取り組ませやすくなると思いますよ。1問、絵を描いて解けると、絵を描く意味は子ども自身が気がつくようです。ウチは1年前からやりはじめましたが、年長の問題をやったノートは本人にとっては宝物のようで、時々見返しては「変な絵!」だとか「何描いてたんだ?」なんてぶつぶついいながら、楽しんでいるようです。私が見返しても色々と思い出し、アルバム以上にいい思い出帳になっています。差し出がましいかと思いましたが、参考にしていただければと思います。
失礼しました。
●勉強そのものが「アルバム以上にいい思い出帳になっています」って素敵でしょ。
●工夫次第で勉強は楽しくできるんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[337] ピノコ 投稿日:2004/06/16(Wed) 08:17  [関東]
お返事ありがとうございました。ゆっくり一緒に時間をかけてやるという気持ちでいるのですが、娘がすぐに答えを求め要求が通らないと泣く、すねる。そうなると絵も描かなくなりますし、分からないという時点で何度も問題を読んでやるのですが、途中で投げ出しテーブルから離れます。。で、どのように答えではなく問題、解くことに意識が向くのか?と考えておりました。このサイトを知る前、家庭学習としてある教材を使っていました。もちろん丸の連続で・・。考えずに答えを出し丸をもらうと言うことに、子供が慣れてしまったのだと思います。↓ロータスEさんのヒントの件も参考にして、やっていこうと思います。
●教育は常に長期戦です。気分転換もお忘れなく。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[336] ロータスE 投稿日:2004/06/15(Tue) 09:53  [関東]
こんにちは、お世話になっております。小学1年生の男の子の母です。4月から1日1問を目標に、年長の問題に取り組んでいます。問題を解く時のポイントで、「ヒントを与えてはいけない」について質問です。子供は絵を書くのですが、難しくなってくると絵自体が間違っていて、答えを見つけられません。絵を書いたとき、絵が間違っていることを気づかせるようなヒントはいいのでしょうか?どうぞよろしくお願いします。
●まず、途中でのヒントはいけませんよ。子供がどこを読んでどこを読んでいないのかをお母さんが把握する情報が大切ですからね。読まなかったり勘違いするのは癖であることが多いからです。
●答え合わせを自分でさせて間違っていれば自動的に絵が間違っていることを伝えるだけでいいでしょう。書き方は子供が工夫すべきです。「ココが違う」と言われて修正する子と「あれ?どこか違うぞ」と自分でいいながら修正する子では歴然たる学力差がでてきます。少なくとも3年後のお子さんの姿を考えながらおつきあい下さい。
●全く手も足も出ないのであれば問題を変えるか、お母さんならこう描くかな。とお母さんが問題を解くことです。教えてはいけません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[335] ピノコ 投稿日:2004/06/14(Mon) 22:47  [関東]
はじめまして。数日前から年長の問題に取り組んでいる、一年生女児の母です。クラゲの問題から煮詰まっています・・。花びらもやっとこ・・という感じでしたが。。もともと集中力があまりなく、考える力も弱いと考えていたのですが。とにかく「分からない」の連続で、泣く、テーブルから離れる・・という感じで「やろうか?」と声をかけても「答えを教えてくれない・・」といじけます。よく泣く子で、小学校でも間違いを指摘されると泣くようで「間違えてもいいんだよ」と声をかけても納得しません。。問題をするという習慣がつくまで、どのように進めてよいのかと悩んでいます。先生や、経験者の皆様にアドバイスを頂けたらと思い書き込み致しました。宜しくお願い致します。
>>集中力があまりなく、考える力も弱い
●6年間かけて今のように育てたのですから、数日で修正はできませんよね。また「集中力があまりなく、考える力も弱い」なんて子はいませんよ。だって、これから集中力も考える力も育てるんですからね。
●お母さんはキチンと自分でも子供と一緒に問題を解いていますか?六ヶ月で一問解く子もいるんですよ。進めることに頭が向いていませんか?一つをゆっくりジックリ丁寧に2人で一緒にやってください。
※まずは、2週間で一問です。下記で娘が解いた問題のノートを見ることができます。参考にどうぞ。
http://homepage.mac.com/donguriclub/mei.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[334] ほせ 投稿日:2004/06/11(Fri) 15:53  [近畿]
ありがとうございます。「祭りは元来気分転換の場であり・・・」に、目からうろこが落ちました。頑なに反対される役員さんに、もう一度、今度は余裕を持ってお話ししてみます。6年生にとっては最後のお祭りなので、日頃は生き物を大切にしている子供たちが合えて希望する「金魚すくい」に親子で縁日らしい装いを添えて、思いっきり楽しませてあげたいと思います。
●言葉の贈り物より
【親がすべきこと】
 人生を楽しんでいる様子を見せてあげること
※お祭りでも同じですよ。お母さんが楽しむことです。
http://homepage.mac.com/donguriclub/poem01.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[333] ひろママ 投稿日:2004/06/11(Fri) 11:01  [関東]
 お返事ありがとうございます。実は、事件がおきてすぐに学校側よりプリントが配られたのですが、そこには「佐世保市の学校内で大変な事件が起きました。学校にはカッターナイフ等危険なものは持たせないようにしてください。」といった内容でした。確かにその通りなのですが「そういうことではないんじゃないの?」と思い、連絡帳に書いた次第なのです。
●事件と同じ行為は鉛筆一本(あるいは爪楊枝一本)でも可能ですからね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[332] ひろママ 投稿日:2004/06/11(Fri) 10:30  [関東]

 先日、小4の息子の連絡帳に、こちらのHPの「小6同級生殺害事件」の「見せる教育・見せない教育」の部分をプリントアウトして貼り付け、担任の先生に読んで頂きました。すると「学級便りで使わせていただきたい」とのお返事があり、昨日の学級便りに以下のように掲載されました。学級便り14号 長崎の事件から・・・先日、起きてはならない事件がまた起こりました。メディアのもたらす影響は多大で、多くの子供達が加害者や被害者の少女の行動について報道された内容を知っていました。あの事件を遠い街で起こった特異なものとして片づけるのではなく、事件の背景にあるものを考え、私たち大人の子供に対するかかわり方、そして、子供を取り巻く様々な環境について見直していきたいものです。今回は、先日ある方より頂いたとても良い資料を紹介したいと思います。子供達への指導を繰り返し行っていくことは、勿論、大切ですが、「私たち大人のなすべきこと」について考えさせられる内容です。どうぞお読み下さい。・・・以下、こちらのHPの小6同級生殺害事件のページのコピー(見せる教育・見せない教育部分)ご報告まで。
●有難うございます。私が望む最も理想的な学校改革です。実際に子供を学校に通わせている保護者の声が学校を変える。これが本当の学校改革だと思っています。
●学校は保護者の力で変わります。間違いありません。今までは後ろ盾となる有効な理論が無かったばかりに学校を説得できなかった(あるいは同じ土俵で話せなかった)のです。今、子供を守る理論(同じ土俵)は「絶対学力」「新・絶対学力」で公開しました。存分に話をしていただきたいと思います。
●微力ながら私も、先日、全国の知事宛に上記2冊の小学校への図書配備を依頼しました。私は筆者ですので営業と思われかねませんが20年来の危機感が現実のものとなっている今、考えられる方法は実行しようと思っています。
●多くの方がひろママさんのような具体的な行動をとってくださることを期待しております。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[331] メイ 投稿日:2004/06/10(Thu) 23:57  [関東]
こんばんは。以前に「暗唱」について質問させていただいたことのある、年中の男の子の母です。最近、「見せない教育」について特に考えています。2歳になるまでテレビは一切見せず、それ以後も時間を決めて、できるかぎり親が良質と判断した番組を見せるようにしてきました。ところが、幼稚園で暴力シーンの多い戦隊ヒーローものが大流行しており、うちの子どもだけが全く知らずについていけないとさみしい思いをするのではと思ったことと、もともと(とても活発ではあるけれど)とても穏やかな性格で「戦いごっこ」でやられても防御のみで全くやりかえさないという状況だったので、多少は「やりかえす」ということも知って欲しいと思い、それらの番組を何度か見せてしまいました(これが誤った判断だったのかもしれません・・・)。すると、案の定?それらのヒーロー達が大好きになってしまいました。「大きくなったら○○レンジャーになりたい」などと言い、図書館ではそれらの本ばかり選びたがる状況です。「戦いごっこ」のなかで相手が痛くないように手加減しながら多少やり返したりすることも覚えたようです。ところで、先日の小6同級生殺害事件で、現実とテレビ等の世界の混同を不安に思った私は、子どもの空想の世界を壊すのもどうかと思いながらも、「○○レンジャーはね、テレビの中のお話だよ。大人の人が作ったお話なんだよ。本当にいるわけじゃないよ。」と言ってしまいました。すると子どもが「いると思うけど・・・」と結構ショックを受けた様子で言うので、「そうかなあ?」と言うと、「うーん」とかなり考え込んでいました。そして「じゃあ、ミッキー(マウス)も?」と言うので、「鋭い質問だなあ」と思いながら、それに関しては「うーん、どうかなあ」と確答はしないでおきました。子どもの空想の世界は出来る限り大事にしたいという方針で今まできたのですが、戦隊ものなどに関する子どもの空想についてはどうなんだろう、と悩んでいます。先生は、戦隊ヒーローなどは本当にはいないことをきちんと教えたほうがいいと思われますか。それとも、子どもが自分で気がつくまでほっておいても(ほっておいたほうが?)いいのでしょうか・・・。お忙しいところすみませんが、ご意見をいただけると有り難いです。
●テレビの世界というのを御存知ですか?世界にはいくつかあってテレビはテレビの世界と通じているのです。ですから、テレビの世界では全て本当なのです。ですが、ここはテレビの世界ではないのでテレビの世界の人はいないのです。
●テレビの世界に行ったことのない人はテレビの世界のことは教えられません。「戦隊ヒーローすごいね」でいいのです。ですが「好きじゃないな」とも言っていいですよ。そうすればフィクションでもノンフィクションでもお母さんの「想い」は表明できますからね。これが親の出来ることです。
●ただし、日常的に物を使って喧嘩をすることなどは「しつけ」として厳禁すべきです。物を渡すときに投げることも厳禁です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[330] ほせ 投稿日:2004/06/10(Thu) 22:21  [近畿]
はじめまして、どんぐりに出会って2,3年になる、3人の子の母です。真中の3年の娘が、どんぐりの絵が一切書けなかったので、今年は長女(6年)とふたり、Fax教室でおせわになっております。今日は、勉強のことではないのですが、「小6同級生殺害事件のページ」拝見させていただき、今悩んで考えていることが正しいのだろうかと思い、ご意見をいただけたらと思います。子供会の夏祭りで、6年生が企画した出し物数個の中に、的当てと金魚すくいというのがありました。子供がやりたいということは是非叶えてあげたいのですが、的当て(エアガンで)は殺戮のイメージなので、どうしても叶えたくはありません。金魚すくいは、金魚すくいの回数を決め、(一人2〜3回)金魚に親しんで楽しむとともに、楽しみの為に犠牲になる命もあり、可哀想だったという気持ちが沸いてくることを期待しております。そして、金魚には、環境の良い池を見つけてあるので、そこに代表者が放流しに行くことも考えております。役員会では、満場一致とはならず、一人を説得することを考えております。「子供は小さな命を犠牲にしながら可哀想だということを学んでいく」と思っているのですが、本当にそうなのだろうか、実は私の考えが間違っているのでしょうか。
●基本的に行動には善悪はありません。好悪はあっても善悪はありません。「いい、悪い」「あってる、間違ってる」「正しい、正しくない」という区別はありません。ただ、その行動があるだけです。ですから、子供は小さな悪魔とも呼ばれるのです。善悪は人間が作り出した約束です。約束の最小単位は家庭での親子の約束です。つまり、善悪は親が子供に家庭内で伝えるものです。良心とも呼びますが、快-不快感を伴う「しつけ」に始まる家庭内の約束事です。
●祭りは元来気分転換の場であり、人為的に非日常的な快楽を得るための気分転換の場です。これは人間には気分転換(非日常的なこと)をすることでストレスを発散する(浄化する)というカタルシス作用を起こさせるものですので直接的に危険でなければ羽目を外すことが目的にそっています。祭りは日常ではないんだということを分からせる好機です。※反対に日常ではしてはいけないことを意識付けできますね。
●全てが日常的ではストレスが溜まりますよ。「コーラの早飲み大会」でもよく考えると異常です。そこが祭りなのです。人類の歴史に照らし合わせてみても人間には祭りという気分転換が必要なようですよ。
>>子供は小さな命を犠牲にしながら可哀想だということを学んでいく
●子供が学ぶのではなく親が伝えるのだと思っています。例えば、飼っていた金魚が死んだときに大好きなお母さんが悲しそうにしていると子供はこのことを悲しく感じます。大好きな親が悲しむことを子供も悲しむのです。こうして正しい感情は育つのです。目の前の出来事をそのまま判断するのではないのです。出来事そのものの中には事実があるだけで感情はないのです。感情は人間(特に親)が(一人一人に)伝えるものなのです。
※参考になればいいのですが。 
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[329] みかん 投稿日:2004/06/10(Thu) 14:07  [近畿]
早速のお返事、ありがとうございました。退化ではなく、進化していると考えていいのですね。丁寧な絵図を描く、ということに捉われすぎていました。今までは順番にどんぐり問題をさせていたのですが、絵図をきちんと描かないと解けそうもない、少し複雑な問題をさせるように変更してみます。「新絶対学力」読みました。特に英語の学習方法は目から鱗でした。何となく自分の中にも先生と同じような考えがあったのですが、それを目の前に突きつけられたように感じ、今までモヤモヤとしていたものがすっきりとしました。子供にもさせたいと思いますが、まずは私がやってみたい、と思います。英語嫌いの私が英語をやりたい、なんて思ったのは初めてです。
●人はあらゆる言葉を話せるようにできています。構造さえ分かれば使えるのです。
●箸もフォークも「食事をするときに使う物で、食べ物を口に運ぶ時に使います」と言われたら誰もが使える(使い方が分かってしまう)のと同じです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[328] みかん 投稿日:2004/06/10(Thu) 00:54  [近畿]
お久しぶりです。こんばんは。早速ですが、質問させてください。我が家の息子は相変わらず、楽しそうにどんぐり問題を解いています。毎日ではなくなりましたが、気が向いたときに4,5題を1時間ほどで解いています。ただ、最近絵図の中に数字の記入のみをして解くようになってきています。
例えば、1mx47の場合、「しろぐみは200」と言って「しろ、200」と書き、○の中に200という数字を入れ、その横に□をかいて100を2つ書き「あかぐみは半分だから100だ」といって「あか、100」と書き、「だから200たす100で300だ」と言って「こたえ300こ」といきなり書いてしまったのですが、これで絵図を描いた、と言えるのでしょうか?ノートを見て、うなってしまいました。全く絵が描かれていないわけではないにしろ、何だか数字だけかいて終わり、みたいだし・・・。こんなのでいいんでしょうか?1年生になり、学校で計算を習いはじめてから、いままでは絵図で確実に「6個」ならば丸を6個描いていたのが、丸を描かずに数字の6だけしか描いていない時が出てきました。それで解けるときもありますが、1mx51などは無理ですよね。案の定、玉砕して絵図をかきなおしていましたが・・・。「絵を描きなさーい!」と横で言っても、「えー、だってめんどくさい」と聞かない息子。こういう場合、1mx51のような問題を何度も経験させて、本人で「絵を描かないと解けないんだ」と気づかせるしかないかな、と思うのですが。
●お子さんの方が正解です。
●面倒だから簡単に描く→進化です。
●最初から絵を描いていなかった子だと数字あわせになるので要注意です(複雑な問題では止まってしまう)が、絵を描いていた子が面倒だから簡単な絵(略図と数字)にするのは進化している(頭の中でイメージ処理できている)のです。数字だけで始めた子とは質的に違います。表面的には同じように見えますが全く違います。
●大事なのは「計算だけでは解けない」ときに「諦めてしまうのではなく、じゃあ絵を描いてみよう」とスッと切り換えられるかどうかです。
●面倒→工夫→進化は人間が歩んだ科学の歴史ですからね。
●この時期は少し複雑な問題を一題(一日〜一週間)にしてもいいですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[327] バナナ 投稿日:2004/06/09(Wed) 23:35  [関東]
ひろママさん、こんばんは。昨日は、ぱぱっと自分の思っていることを書いてしまったので今日読み返してみて、大変失礼なことをしてしまったのではと心配しておりました。未熟な私がこのようなことを申し上げて大変失礼致しました。ただ、長崎の事件はインターネットを通じて問題が起こってしまったようですが、私達大人はせめて姿は見えなくても心の通じる会話が出来ればと願うだけです。お互い子育ては大変でなかなか理想通りにいかないですが助け合ってじょうずにネットを生かせていければと思います。
●山あり谷ありが自然ですからね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[326] ひろママ 投稿日:2004/06/09(Wed) 12:08  [関東]
 バナナさん。バナナさんのお言葉、深く受けとめさせていただきました。ありがとうございます。子供の評価という点におきまして、周りによく見られたいという願望が全く無いとは言い難いかもしれませんが、私としては自分の子供を他のお子さんと比較していないつもりで育ててまいりました。しかし、我が家は同性の二人兄弟、比較の対象がすぐ近くにいたことを忘れておりました。いつも兄の頃とどうだったかと比較していたこと、また「家の子たち」という単位で見ていたことに、バナナさんのお言葉で気がつきました。当たり前のことなのに、今さら恥かしいです。今回、ここに書かせていただいて、先生やバナナさんがおっしゃるとおり、「その子を見る」この基本的なことができていなかったんだと思い、また気付かせていただいたこと、本当に良かったなと思いました。
●評価方法は二種類あります。出力評価と入力評価です。幼児期の評価は入力評価(出来なくても分かっているならば評価に値すると考える評価方法)が99-100%であるべきなのですが、これは評価する方に自信がないと出来ません。出力評価(分かっていなくても出来れば評価に値すると考える)は誰にでも出来ますが全く意味がありません。
●小5-6までは全てが入力評価であるべきなのですが、全てが出力評価になってしまっているようです。
※例えば、逆立ちが分かっていれば(お手本となる理想的な姿勢の体感イメージを頭の中で再現できるのであれば)90点で逆立ちが出来れば10点です。子供を見るとは出来ることを見るのではありません。分かっていることを見るのです。表面だけでは見えません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[325] バナナ 投稿日:2004/06/08(Tue) 23:14  [関東]
ひろママさん、始めまして。子育ては本当に大変ですね。未熟な母親ですが、少しでも参考になればと思い、でて参りました。今の世代の私達親は学歴社会で痛感してきた親を持つ世代なので子供を評価するような親にだけはなりたくないと願ってきつつも子供が評価の対象になってしまう現状ではやはり周りからよく見られたいという願望が付きまとっているんだと思うんです。まあ親が育った環境にもよると思うのですが。。。。ですから、問題はお母様がどう感じて子育てをしているかどうかだと思うのです。私自身も悩み結論がやっとでたのですが、子供は親の態度や親の言葉でなく親の心を深く読み取る才能があるような気がします。
●子供は実に感受性が高いですよ。表現は感受したものの1/1000(千分の一)と思っていた方がいいですね。
●ですから、強い刺激は致命的な攻撃にもなるんです。子供には穏やかに接することが大切ですね。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[324] ひろママ 投稿日:2004/06/08(Tue) 16:03  [関東]
お返事ありがとうございました。先生のお言葉、そうですね、その通りだと思いました。
 319でふーさんがおっしゃっていますが、我が家も次男は、どうしても長男に合わせる形になってしまい、何でも与えるのが早くなってしまいます。親はそのつもりでなくても常にお兄ちゃんにくっついて、真似してるので、そこを無理に引き離すのも不自然だし。そして絵は心の中を写し出すのかなと勝手に思い、もっと気をつけてあげるべきだったかな?と思っていました。ただ、描いた絵に「これはどういう様子なの?」と聞くと「お父さんがトラに乗ろうとしたら、言うこと聞かないものだから、お父さんが怒って、ナイフで切ったの。そしたら血が出た。」と明るくさらりと言うので「まあ、いいのかな」と思ってもいました。先生の本を読んだり、ご意見を伺うと、自然であることが大切で、無理はいけないんだなと思うのですが、ついつい雑音に振り回されてしまい、ばななさんと同じで、暴走しそうになっては、振り返りの連続です。
<参考メモ:ちょっとズレますが参考にして下さい>
●人間の成長段階で、細胞がある時期にスムーズに消滅していくことも細胞の発達の過程では自然で必要なことです。例えば胎児における手足の完成を見てみると、最初は一つの塊だった細胞が少しずつくびれが形成され、やがて五本の指になるのですが、この指には水掻きのようなものがついています。ところが、この水掻きのような細胞は時間が経過するとともに消滅します。そして、、この細胞の消滅が無ければ手足の完成はあり得ません。しかも、この細胞の消滅はタイミング良く(自然に)起こらなければ正常な発達は望めないのです。将来的に消えるものだから早く消していいことはないのです。「早ければ早いほどいい」というのは実に危険な考え方なのです。
 これらのことは、幼児期の不自然な知的系統的学習の無意味さ、自然に正常に育てなければいけない幼児脳を異常な刺激で育てることを英才教育と勘違いしているヘンテコリンな教室の危うさを物語っています。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[323] ひろママ 投稿日:2004/06/08(Tue) 14:13  [関東]
小6同級生殺害事件のページ、拝見させていただきました。私は現在、小4と小1の男の子の母ですが、長男が生まれた直後より、TVを付けっぱなしにするのは止めました。はじめは、TVが付いていると私が育児に集中できない(子供の声や表情を見逃してしまう)という理由でしたが、色々な本を読むうちに、子供に与えるTVの影響が問題視されていることを知り、結果的に良かったんだと思っています。(ただ全く見ていないのではなく、やはり子供はアニメが大好きですので、見る番組を決めて見ています)なのですが、小1の次男が、残虐的、破壊的、攻撃的なことが好きなようで、家で絵を描くとナイフや血が度々出てきます。(学校では描かないのですが・・)しかし、性格はというと、そんな絵とは逆で、かなりの臆病で甘えん坊。私自身も長男に比べて甘やかして育ててきたと思います。同じ頃、長男は明るい色遣いで楽しい絵を描いていたと思うのですが・・・この時期の子がそのような絵を描くのは、どんなものなのでしょうか?どこにも相談できず、こちらに書かせていただきました。
●問題は描いた絵ではありません。絵ではなく子供をよく見ることです。表情や言動は最も正確な表現です。作られた表現手段は往々にして本人の意志とはかけ離れていることがあります。よく見るべき対象は絵ではありません、人間です。
※心配はありません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[322] ばなな 投稿日:2004/06/04(Fri) 20:09  [関東]
先生のおっしゃるように教えるという感覚では子供は育たないと感じております。そうですね、育てればよいのですね。あとは待つしかないですね。待つということは親が教えるよりも何百倍もの感覚で深くゆっくり学びとることができますね。親ができることはきっかけだけ与えることだけですね。先生の著書も何度も何度も読み返しては振り返りの連続です。最近は一行一行を深く読ませて頂いております。またいろいろなことを教えていただくことがあると思いますが、宜しくお願いいたします。
●こちらこそ気付かれた点を御教授下さい。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[321] ばなな 投稿日:2004/06/04(Fri) 12:33  [関東]
先生のご意見をお聞きすることができ、とても安心しました。先生がいつもおっしゃっている「子供をよくみなさい」という言葉の意味を私なりにですがやっと理解できたような気がします。ただ、もうひとつ最近どうしても気になることがあります。それは子供が具体的に実感的に感じ取ることの出来ない知識をどこまで与えていけばよいかという事です。例えば、うちの子は地球が丸いことは知っていてその写真を見てみたいと言い出したので見せたのですが、どうやら想像していたものと写真は違ったようなのです。おまけに丸い地球の中に住んでいると思っていたようでした。シュタイナーについてはあまり詳しくないのですが、確か読み聞かせでも絵を子供に見せないほうが想像力がつくというようなことが書いてあったと記憶しております。最近、子育てを振り返ってみるとその辺がかなり失敗したなと反省していることもあり、そういう子供の想像しているものを図鑑などで正しく見せることは低学年のうちは好ましいのかどうかという点で判断しかねています。先生ならどうされますでしょうか。
●教育とはいいますが、教育は「教える」という感覚では失敗します。教える:育てる=1:9だと思って下さい。
●図鑑等を見せるのは大いに結構です。ですが、そこに書いてあることを教え込もうとしてはいけません。子供自身が自分の興味で今の自分に必要な分だけ吸収するのです。図鑑を見せて吸収率ゼロでもいいんです。100%でもいいんです。
>>確か読み聞かせでも絵を子供に見せないほうが想像力がつく...
●想像力が付くということではありません。想像を広げやすい・制限しないということです。絵図は絵本に限らず見せるといいですよ。入力された絵図はイメージの移動変形の手伝いをすることが出来ますからね。
●言葉はイメージを導く記号です。言葉を聞いてもイメージ再現できない子だったらどうしますか?全ての言葉を絵図にしながら読んであげるんです。
※もちろん言葉とイメージの連動は生活の中で行われることが最良の方法です。計り知れないほどの情報(実感)と供に入力できるからです。ですから、早期の知的教育は害になるのです。
※同じ手法でも時期(子供の成長段階)によって影響の善し悪しは全く異なることを常に考えておくことが肝心です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[320] ふー 投稿日:2004/06/03(Thu) 11:00  [関東]
早々のお返事ありがとうございました。「戦いの意味」・・人生の中でいろいろな戦いがあると思いますが 子供にどう教えていくかとても難しいです。痛ましい事件が起こるたび 子供の心の判断基準を育てることに 親は手抜きできないと痛感いたしております。先生の著書と出会えたことを 本当にありがたく思っております。ゆっくりと子供を見守って行きたいと思いますので先生も今後とも 子供、そしてその子を育てる親を見守るようなご意見をお聞かせくださいませ・・・
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[319] ふー 投稿日:2004/06/01(Tue) 16:05  [近畿]
久しぶりに投稿させていただきます。ワンピース・・我が家でもはまってます。特に主人と小三の息子は熱中してみています。私も楽しんでいるのですが ひとつ心配なのが下の子がまだ三歳で内容はわからず戦うシーンを真似することです。カメンライダー等 男の子は戦いごっこをする歳ごろとは思いますが 映像が幼児向けのものより リアルと申しますかちょっと残虐な気がするのですが 問題はないのでしょうか
●あります。
※解決策1:見せない。
※解決策2:戦いごっこはさせない。
※解決策3:戦いごっこよりも楽しい遊びを日々出来るようにする。
<注意点>
●戦いごっこと戦いは違います。戦いは「ごっこ」でするものではないことを教えるといいですね。ワンピースでは戦いごっこをしているわけではないことを伝えてあげましょう。
●戦いの意味を教える好機です。受験もそうです。受験ごっこは不要ですが受験は作戦を立ててキッチリ正面突破するんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[318] ばなな 投稿日:2004/05/31(Mon) 23:35  [関東]
先生、教えてください。学校の宿題は一体何の為にあるのでしょうか?又、学校の宿題は学校から帰ってすぐにやらなければならないのでしょうか?もし、やらなければいけないという人がいたとしたら、それはどのような理由でそうされているのでしょうか?私は正直分かりません。なぜなら、子供がそう望んでいるからです。遊びたいと思う気持ちは子供の本能だと思うからです。ただ、私自身正直勉強でつまずきのないようにとは常に考えています。問題なのはできる出来ないのではなく、どのようにどうやってだということが何より大切なのではないか。。。最近そう思えてなりません。先生、もし自分のお子さんがどんぐりの文章題をやりたくないと言い出したなら先生は子供へ何を子供へ伝えますか?

>>宿題は一体何の為にあるのでしょうか?
●1人で勉強する習慣を付けるためです。ですから、習慣が付いている人には不要です。すべき内容は個人で異なるからです。
>>帰ってすぐにやらなければならないのでしょうか?
●「ならない」ことはないです。「遊び」が優先します。ですから、暗くなるのが早い冬は直ぐに遊びに行って早めに帰ってきて宿題をするのがベストで、夏は直ぐにやって遊びに行く方がいいでしょう?見たいテレビ番組があればその番組を考えていつすべきか考えればいいでしょう。
>>先生、もし自分のお子さんがどんぐりの文章題をやりたくないと
言い出したなら先生は子供へ何を子供へ伝えますか?
●「気が向いたときにやってごらん」で終わりです。何の不都合もありません。実際に「今日どんぐりのこと忘れとって、お友達と遊ぶ約束してきたけん「どんぐり」行けんけん」>>「了解。「どんぐり」の分しっかり遊んどいで」ですよ。
●「約束」と「どんぐり」のどちらが大切か、圧倒的に「約束」を守ることでしょう。
●教育は子育てのほんの一部に過ぎません。私たちは何かを教えているのではなく子供を育てているのですからね。
※キチンと遊ばせてから、今度は「どんぐり」がないときに「お約束」してね。といいます。また「約束」してきますけどね。でもいいんです。サラッと何回でも言えばいいんです。何年でも言えばいいんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[317] りんご 投稿日:2004/05/31(Mon) 21:05  [近畿]
アドバイスありがとうございました。私自身、どう育てたいかを見失っているようです。もう一度このホームページと先生の著書を読み直して冷静に考えてみたいです。
●子育ての真価は親が死んだときに問われます。このことは知っておくべき子育ての基本だと思います。
●私のアドバイスなど役には立ちませんよ。アドバイスは目の前のお子さんがしてくれますからね。Your will makes your way.(いつも卒業生に贈る言葉です)
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[316] りんご 投稿日:2004/05/31(Mon) 10:11  [近畿]
早速のお返事ありがとうございます。どうしたいか。そうですよね、どうしたいか。このまま(字が汚い、漢字が書けないなど)ではいけないということを、子供に気づかせたい。自分でこれではいかんと気づかないと、これはなおらないと思います。なんだか要領を得ない返事ですみません。
>>このまま(字が汚い、漢字が書けないなど)ではいけない
●本当にいけないんですか?本当にこれが主題ならば簡単ですよ。
>>これはなおらないと思います
●なおりますよ、簡単に。単純作業は強制的な単純作業の反復で誰でも矯正できます。誰でも負荷をかけて筋肉を動かせば、嫌でも筋肉が大きくなるのと同じです。無害・有害・利益・不利益は別にして簡単ですよ。
●するかしないか(させるかさせないか)は、親次第です。私でしたらさせません。今必要な負荷だとは思えないからです。
※以上のことなども含めての「どうしたいか(どう育てたいか)」ですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[315] りんご 投稿日:2004/05/30(Sun) 19:05  [近畿]
はじめまして 小4女子、小2男子の母です。どんぐり倶楽部には去年の秋出会いました ガツーンと殴られた思いがし、それからどんぐり問題に取り組んでいます。下の子はうまくいってるのですが問題は上の子です。この掲示板を見てもなかなかみなさんの子供さんは飲み込みも早く、こんなことを相談するのも本当に恥ずかしいことですが、思い切って投稿することにしました。つい最近のことですが、国語のノートの字の汚さに唖然としました 国語のノートなのですが先生が黒板に書いたものを写すのに、肝心なものをひらがなばかりで書いてるのです 例えばとしかいはつ(都市開発)のように・・先生はノートを集めてチェックしてくれないようです。社会のノートもこのクラスの場合はプリントを配ってそれをノートにはってるのですがここでも書き込んだものがひらがなばかり・・怒りを通り越してがっくりでした。今度の先生は男の若い先生なのでエネルギッシュに色々としてくれるかと期待してましたが、そうではないようで宿題もほとんど毎日国語の本読みのみです これでうちの子供は漢字を覚えるわけがなく、この間のテストは前の日と、その朝に勉強した、まさに一夜漬けでなんとか点はとれたようですが、もう、情けないです。塾に通っていないので本当にこれからどうなっていくんだろうと心配でたまりません ここは新興住宅地で中学受験する、しないにかかわらず小4ぐらいからぼちぼち塾に行き始めて 小6になるとほとんどが塾に通ってるというちょっと異常な環境です だから宿題が少なくったって、先生の授業がつまらなかっても、生徒の成績はとてもよいのです 悲しい現実です。どんぐり問題ももう一度小2のところをやり直しています 超長金太郎飴の問題は解くのに半年はかかりそうなのでとばしています それでもやらせたほうがいいでしょうか?このままでは落ちこぼれ街道まっしぐらです。主人は”ほっておいて、0点とったら自分でやるやろ”というのですが なんか平気のような気もして怖いです。うちの子のようなケースはどんぐり倶楽部でも稀だとは思いますが、どうかアドバイスをよろしくお願いします塾には行ってませんがピアノと英語を習っています 3年の時は漢字に厳しい先生だったので3年の漢字はけっこう入ってると思います4年からは全く・・練習してないんだから当たり前なのですが それでもテスト前にちょっと覚えて点を取ってます だから全然定着してません 付け焼刃です算数も図形が苦手です 円と球の単元でも前の日に私が見てやらなかったら30点ぐらいしか取れなかったと思います 毎日何をどれくらいずつやっていけばいいのか 教えていただければと思います また塾に入れることも頭にあります そこは落ちこぼれないように 居残りのある塾なのでぴったりかな・・と思っています そこで子供がどうしても解けないどんぐり問題を教えてもらうのはやはりいけないですか?この子の実力では難しいのなら半年はかかるかもしれません 本当に・・それぐらいかかっても自分で考えて解くことが良いのでしょうか?これは素朴な疑問です。長いメールですみません。本当にどうしたらよいかわからなくって 投稿させていただきました。 
>>本当にどうしたらよいかわからなくって
●「どうしたらよいか」ではなく「どうしたいか」しかありませんよ。お母さんは本当はどうしたいんですか?この答えを聞かないとアドバイスは出来ません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[314] みなみ 投稿日:2004/05/28(Fri) 09:09  [関東]
小4男子、保育園年長女子の母です。ひろママさんの前の投稿を読ませていただいて、うちの長男と解き方ややたらと詳しい絵を描くなどそっくりで、どこもおなじような感じでやってらっしゃるんだなあと安心しました。そして親の「?」も。割り算の筆算を子供とやっていて、割り算にはすべての計算があるんだなと改めて認識しました。私自身は子供時代、そろばんが得意でかなりのけた数まで暗算でできたせいか、そんなことに気が付くこともなく(数学嫌いのまま)大人になってしまいました。うちの子は気付いてるといいな…。
●正常な発達には共通点が多いです。通るべき通過点ですね。ここを短縮するとその部分が弱いままに育ってしまい大きくなってから困るようです。
●反対に、幼児期にすべきでないことをしていると異常に育ってしまいます。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[313] すな 投稿日:2004/05/27(Thu) 23:29  [四国]
お返事、ありがとうございます。年長の問題から、がんばってみようと、思います。学校のプリントもそうですが、問題の意味が、わからないらしく、問題をよんでやっています。ヒントが、どこまでが、ヒントなのか、私自身も、よくわかりません。読んでやる以外は、何もいっては、いけないのでしょうか?
●文字(読んだときの音声)とイメージが繋がっていないからだと思われます。この場合は、読んであげながら全てを絵図にしてあげる必要があります。かなり時間がかかりますがかけなければいけない時間です。
(例)「空の上でお日様が笑いました」→「空の上でお日様が笑いました」と読みながら、「空の絵」「上での絵」「お日様の絵」「が笑いましたの絵」です。
●問題を解こうと思っているといつまでも出来ませんよ。
「イメージ再現→イメージ操作→イメージ抽出」が「理解→思考→判断」なのですからイメージ再現なくして次はありません。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[312] ひろママ 投稿日:2004/05/27(Thu) 16:59  [関東]
 みなみさん、?309でまたまた私が思っていた質問をしていただきました!家の息子も小4で同じく3年生の問題をさせていますが、2桁で割る割り算を習っていないため、みなみさんの息子さんと同じ反応で困っておりました。
 ところが最近、三角計算の後ろにある割り算の筆算を、一日1題ずつさせましたところ、1週間くらいでマスターして、昨日は「この問題、僕はもう大きい割り算できるから、簡単になった!」と嬉しそうに言っていました。まだ学校では習っていませんが、どんなに数がおおきくなっても、どんぐり先生がおっしゃるとおり、10の補数と九九ですぐにできるようになりました。
●ね、カンタンでしょ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[311] みなみ 投稿日:2004/05/27(Thu) 09:00  [関東]
回答ありがとうございます。息子に先生の返事を読ませました。ひどく納得したようで、昨日も倍数の問題を
やりましたが文句をいわずに頭をひねって解いていました。「答えはおまけでいいんだよね」と二人で確認して、
私も「正解主義」を脱しつつあります。東京は今日はいいお天気です。保育園年長組の妹は今日動物園に遠足に行きました。帰ってからお話を聞くのが楽しみです。
●ゆっくり聞いてあげて下さいね。今は聞いてあげることが最高の教育ですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[310] ミチ 投稿日:2004/05/26(Wed) 13:23  [東海]
ありがとうございました。ほかにも新聞に興味のある方がいらしてたんですね。情報の中で何を選択していくか・・試行錯誤の毎日です。昨日は小5の娘が学校から帰ってくるなり、「今から川に連れてって。カニがとれたらしんだよ」と。「今から行くの???」と一旦は断ってしまいましたが、気を取り直し、行くことにしました。一緒に川に入って、水の流れを感じてきました。何もとれませんでしたが、めだか?はとても素早く、なかなか捕まえられないことを体験してきました。ほんの30分でしたが、また日曜に行こうねと、娘の顔が輝いておりました。
●家には現在、山から捕ってきた「ヤマメ」らしき川魚5匹、蟹1匹(数回脱皮したので、一度折れてしまった片手は再生しました)、巻き貝数十匹(最初は3匹でしたが、子を産みました)。海から捕ってきたアサリ、コモンフグなどがいます。イソギンチャクもいますが、これは魚屋さんでホタテ貝を買ったときに付いていたものです。水槽(海水)に入れたらずっと生きています。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[309] みなみ 投稿日:2004/05/26(Wed) 09:17  [関東]
またまた質問です。3MX40に代表されます。
クジラのマッコウ君の今日の朝御飯は小魚プランクトンです。赤プランクトンと青プランクトンを合わせると12428匹います。赤プランクトンは青プランクトンの丁度12倍だとすると、赤プランクトンと青プランクトンは、各々何匹いるでしょう。
この問題で子供はささっと「赤を1とすると青が12だからかたまりは13コで12428÷13……」とそれらしい図を描いたのですが式を書き始めると「2けたで割る割算は習ってないよ!」とべそをかく始末。13をの倍数を求めつづけるのはちょっと過酷なようで私もどうしたらいいか困ってしまいました。3年生用の問題でときどき2けたで割る割算が出てくるのですが、やはり「倍数」にして解かせるのでしょうか。なんだか学校の算数の進度が本当に遅くてまだ3けた割る1けたをやっています。2けたで割る割算っていつ出てくるんでしょうね。
●工夫工夫して工夫してして解くこと。工夫はしましたか?答えを出すための問題ではなく、工夫をする練習のための問題であることをお忘れなく。計算も工夫するんです。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[308] すな 投稿日:2004/05/25(Tue) 21:07  [四国]
はじめまして、すなといいます。小1の女の子の母です。大変恥ずかしながら、うちの子供は、たしざん、ひきざん、文章問題などというレベルではなく、数の合成と分解で、すでにひっかかっています。こんな娘でも、問題をして、身になるのでしょうか?
●数の合成と分解は不要です。指折り数えればいいんです。大学入試でも指折り数えて計算して悪いことは全くないんですよ。計算はどこまでいっても「10の補数と九九」しか使わないのですからね。すると自然に数の合成と分解もできてしまうんです。
●詳しくは下記ページをお読み下さい。
http://homepage.mac.com/donguriclub/finger.html
………………………………………………………………………………………
●問題は年長さんのものをゆっくり(1週間〜3ヶ月で1題)すればいいと思いますよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[307] まんまる 投稿日:2004/05/25(Tue) 21:07  [関東]
こんばんは。新聞の話題が出てきたので、便乗して。「新・絶対学力」で紹介されていた「語順訳」を、私自身が試してみたくて、朝日新聞の和英版(というものがあるそうです)を買ってみようかと思っています。英語は大の苦手だったのですが、新聞の内容なら、興味を持って読めそうな気がして……。「朝日小学生新聞」は、私もひそかに憧れていました。
どんぐり先生の
>「不要な情報や異常な情報にさらされ誰かのもっともらしい意見を正論と見なし、本当の自分の判断ができなくなる」
というのは、大人の私にとっても、耳が痛いです。「今すべきこと」をせず、イメージだけで先走った情報を与えてはいけないですね。テレビのニュースですが、最近、兵士虐待などのとんでもない映像が予告なく流れるので、子どもの前でうかうかつけられない気がしています。週末、NHKで放送される「こどもニュース」は、子どもも私たち夫婦も大好きで、よく見ています。
●一般のニュースは本当に注意すべきです。映像だけが残ると思っていた方がいいでしょう。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[306] ひろママ 投稿日:2004/05/25(Tue) 16:31  [関東]
 少し前に投稿いたしました、小4の息子を持つ母です。みなみさんと同じく3年生の問題をさせていますが、やはり最近絵を描かなくても解いてしまうこともあり、同じようなことを思っておりました。また、ミチさんの朝日小学生新聞。私も興味を持ち、5月よりとりはじめましたが、息子が読むのはもっぱら漫画の連載だけみたいです(^^ゞ私が勝手にとったものなので、子供に強制するのも嫌で、子供が他の記事を読まなくても気にしませんでしたが、これでいいのかな?と思っていましたところ、グッドタイミングの質問でした。お二人の質問が私が最近思っていたことで、びっくりしました。そして、その回答にどんぐり先生からは、まさに今、家族ではまっているワンピースが出てきたことにさらにびっくりしました。ワンピースいいですよね☆今、少しずつ1巻から揃えています。あと、朝日小学生新聞については私が読んで、興味深かったり、分かりやすかったりで、私自身、結構気に入っています。
●ワンピースはいいです。私の家では「絶対に見なくてはいけないテレビ番組」です。詳しくは下記HPをご覧下さい。
http://homepage.mac.com/donguriclub/kouen-junior.html
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[305] ミチ 投稿日:2004/05/25(Tue) 13:30  [東海]
回答ありがとうございました。新聞を読むとよいは・・・・現在地方紙をとっているのですが、そこに{新聞を通しての教育。世の中のいろいろな出来事に関心を持ったり、自分の意見をもてるようになる}との連載があるのですが、普通の地方紙では、読める漢字数が極端に少ないので、よめないのではないかと思いまして、投稿しました。小5の子供ですが、世の中の出来事には関心があるようです。
●NIE(Newspaper in Education)という流行教育です。全く不要です。
>>世の中のいろいろな出来事に関心を持ったり、自分の意見をもてるようになる
●よく耳にするもっともらしい言葉ですが、ガッカリするほど幼児・児童を知らない人の言葉です。
●「不要な情報や異常な情報にさらされ誰かのもっともらしい意見を正論と見なし、本当の自分の判断ができなくなる」のが常識で考えた結論です。
●今すべきことは遊び・友達・学校の教科の中で子供自身の感情を確かなものにすることです。判断力を育てるのは知識ではなく確かな感情だからです。ここを間違えると、判断力に乏しい(行動できない)物知り人形になります。
………………………………………………………………………………………
※小5でもしも全ての漢字を読めて内容も分かったとします。社説に書かれたことの判断ができますか?不可能です。新聞は記事毎に質と量を厳選して初めて利用可能になります。ですが、そこまでしても一冊の絵本にはとうていかないません。また、絵本でなくてもコミック(例えば「ワンピース」)を楽しむ方が本当の学力は育ちます。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[304] みなみ 投稿日:2004/05/25(Tue) 10:19  [関東]
早速の回答ありがとうございました。「簡単でも描く!!」。納得しました。次回こどもが「わかるから描かない」と言ったときにうまく説明できますように。(最近はなかなか素直に親の言うことを聞かなくなりました…)我が家は通塾していないので算数はコレ一本です。でも問題を解くのは好きなようで、毎日の宿題の前に一番にやりはじめます。これからもよろしくお願いします。
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[303] ミチ 投稿日:2004/05/24(Mon) 12:53  [東海]
先回の解答ありがとうございました。また別の質問なのですが、朝日のこども新聞についてはどのような見解をお持ちですか?新聞を読むと良いと言われていますが、通常の新聞では、読み仮名がなく、読めません。こども新聞の弊害等はあるのでしょうか?
>>新聞を読むと良いと言われていますが、通常の新聞では、読み仮名がなく、読めません。こども新聞の弊害等はあるのでしょうか?
●自分から進んで読むのであれば弊害は一切ありません。
●受験がらみでの質問であれば不要です。時事問題集が毎年出ますからそちらが効率的です。
※新聞の利用はNIE(Newspaper in Education)という発想で今流行っていますが、特別な効果は無いと思います。内容でしたらテレビの方が分かりやすく早いですし、文字情報としての入力であれば本の方が優れているからです。
>>新聞を読むと良い
●何に良いのかが書いてありませんでしたので推測で回答しました。
※的外れな回答でしたら再投稿願います。
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◆通常は小5以下の子供には全く不要です。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[302] みなみ 投稿日:2004/05/24(Mon) 10:56  [関東]
記事の削除の方法がわからないので連続投稿します。#301の続きです。
小4の長男にほぼ一日一題やらせています。今のところ3年生の問題です。一発でできることはまれですがなんとかがんばっています。ただときどきですが「これは図なしで解ける」といってぱぱっと式だけで解いてしまうことがあります。(最近では3MX45)これっていいんでしょうか。正解しているだけに私も文句がいえません。ほとんどの問題は絵や図を描きながら奮闘しているのですが。私自身数学が大嫌いな学生時代をすごしましたが、いまは親子で「どっちがはやく解けるか」といって競争したりして楽しみながら取り組んでいます。本当にどんぐり先生の本とHPに出会えてよかったと思っています。上記の疑問点にお答えいただけると助かります。よろしくお願いします。
>>正解しているだけに私も文句がいえません。
●私は言いますよ。「どんぐり倶楽部」の文章問題は答えが出せればいいという問題ではありません。「簡単でも描く」ことが大事なのです。「解けるから描かない」は何の理由にもなっていません。
●ここが教育の真価です。基本とは何にでも応用が利く根本的な考え方(解き方)のことです。本当の基本を教えるのが教育です。絵を描いて考えることは基本中の基本です。「基本練習(何にでも通じる方法の練習)だから簡単でも絵を描く」
※強制する必要はありませんが理由は説明してください。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]

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[301] みなみ 投稿日:2004/05/24(Mon) 10:37  [関東]
先日利用者登録をさせていただいたものです。小4の長男に文章題をほぼ一日一題
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