総索引慣れさせることの危険性

頭の健康診断はコチラ:年長〜小6:中学生は小5-6を使って下さい
*今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表>*
※ご自由にお使い下さい<転載可:添削例の転載は御相談下さい>

単純計算、適度な運動、複雑な動き、言葉と違う動き(例えば反対の動き)をする練習、意識的な運動等が能力トレーニング・脳のリハビリ・ボケ防止等に効果があるのは当然です。これらは全て意識的なイメージ再現・操作だからです。イメージ再現・操作そのものが理解や思考なのですから当然です。また、反対に意識的なイメージ再現・操作であればどんなことでも同等の効果を得られることも当然です。

特に複雑でちょっと速い連続した行動をすると体を動かす為の普段は意識しないイメージを意識することになりますので効果的です。要するに「頭を使う」状態(学寮養成とは無関係)は理解や思考がイメージ再現・操作だと知っていれば簡単に作れるということです。

ですが、

これらのことと12才までの学力養成(脳内進化を進めるための学習:脳内進化学習:自然な学習)とは全く異なります。
こんなことは教育には役に立たないのです。
役に立たないどころか
最も危険な反射脳(応用に使える回路自体がない脳)を作ってしまう恐れがあるのです。
進化を終えた後の動かすだけでいい脳ならば有効です(特に老人には有効です)が、今(12才以前)はダメです。
大人には程良い刺激でも子供には致命傷を与える刺激もあるんです。
大人がほろ酔い加減で楽しむお酒でも子供に与えてしまうと急逝アルコール中毒で死亡することは常識です。
正常な脳に育たない(異常な脳に育つ)危険性が非常に高いのです。
「敏感だから(よく反応するから)刺激をたくさん」というのは危険なんです。
「敏感だから(よく反応するから)穏やかに少量の厳選された刺激を」繊細に考えて与えなければならないのです。
※「どんぐり倶楽部」で中学受験を極力禁止するのは、中学受験を攻略するにはこの貴重な時期(12才以前)にパターン学習(受験対策としては有効だが、頭の成長には悪影響を及ぼす)をすることになるからです。極論すると中学受験対策としてのパターン学習は高度な単純計算なのです。つまり、余程工夫しないと才能破壊になってしまうのです。ですから、安易な受験は止めて欲しいのです。
※悪影響を知って、準備(保護者のすべきことが多い)をキチンとすれば、最小限の被害で済みますが、殆どの場合は受験塾のための予定(子供の予定ではない)で
進められるパターン学習のオンパレードです。これでは被害を逃れることは出来ません。もしも、それでも受験される場合は
コチラを参考にして下さい。
※高校受験は厳しくガンガン進めて結構です。ですから、受験は高校入試で勝負してください。そうすれば、頭の健康を保って賢くなります。

どこかの小学校の授業ムービーにありましたが「右」と言われて「左」に動く「反対動き」などは「音→イメージ再現→反対のイメージ再現→イメージの後追いによる行動」ですから、頭は使います(頭のエネルギーを消費する)し、無目的に脳は活性化します。がそれだけです。何の役にも立ちません。純粋な遊びとしてなら面白いでしょうが「学習の一環」ではお粗末です。
さらに、テンポを上げるとストレスが増加するだけで何の進化や発見も導きません。「頭がスッキリする」とか「学習の準備になる」という勘違い発言も聞きますが、そんなことが理由なら「目を閉じて呼吸を意識する」方が格段に優れています。
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●12才までは何にでも対応できる様々なタイヤ(思考モデル)の作成が唯一の学習課題です。タイヤを作れる時期は限られてるからね。
こんなタイヤじゃ高速道路(全体の?%)しか走れないでしょ。
※頭が柔軟な内に考えるとこうなるよ!

これならどこでも大丈夫。速さや大きさ(知識量)は後でいいの。
●知識の増強やスピード反応速度養成は思考回路を確定した後でしかしてはいけません。
 
どちらも、回路(思考モデル)作成の障害になるからです。

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ここで、料理の工程を確認するときに私達が何を使っているのかを確認してみましょう。
文字ですか?
言葉ですか?
...違います。イメージです。
文字や言葉を使うときでも、文字や言葉はイメージ再現のために利用しているだけで、文字や言葉そのものを使っているわけではありません。
このことをハッキリ感じるためには少し複雑な工程・微妙なテクニックを要する工程を確認するとより鮮明になります。
また、精密に工程を伝えようとすればするほど頭の中に再現されたイメージは明確でなければならないし、より細部を再現しないと伝えられないことが分かります。

つまり、私達はイメージを伝えるために言葉を利用しているのであって言葉そのものを伝えているわけではないということです。「言葉のトリガー理論」

これは、思考とは何であるかの答えにもなっています。
中途半端な研究者は言葉があるから思考が生まれたと言いますが残念ながら違います。
イメージ操作ができる動物は思考力があるんです。
人間が優れているのは手先の器用さにより記録が出来るようになったからです。イメージ再現に利用するための記録です。
・絵図(→イメージ再現)
・記号(→イメージ再現)
・文字(→音:言葉→イメージ再現)

人間の進化の原因を言葉(音)と言う人は言葉の機能を知らない人です。人間には到底聞き取れない言葉(音域)を豊富に持っている生物もいます。つまり、言葉は豊富でも進化は出来ないのです。
つまり、進化の最大の鍵は「言葉が話せる」ではなく「イメージ再現のための記号を記録出来ること」なのです。
「言葉の存在しない思考は存在しない」と言う人がいますが。笑止千万。イメージ操作に言葉は不要です。役立てることは出来ますが基本的には不要です。
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