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【総索引】【What'sNew1985〜2010.5/03 】【日々雑感2005.6/1〜2010.5/3】 ■自動宿題しますマシーン(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] *宿題は丁寧に頼んで家庭裁量にしてもらいましょう:100%可能です。 *もちろん、「いい宿題」ならすべきですよ。見たことがありませんが。 *昔は解毒剤を毎日飲んでたから大丈夫だったけど、今は解毒剤がなかなか手にはいらないので直ぐにやられちゃう。 ●どんぐり倶楽部では一家に一台「自動宿題しますマシーン」の導入をおすすめしています。 マシーンが勝手にやってくれるのですから。PCでカンタン検索するのと同じです。余計な手間を省くマシンです。無意味な宿題をさせずにすみます。無意味な 宿題を出す言い訳は承知しています。なんといっても、友人に先生が多いこともあって本音も建前も承知しています。本音は、学力養成にはならないよ。建前 は、内容ではなく習慣が大事だから。程度です。どちらも全く効果はありません。悪影響は計り知れません。 特に、宿題の内容ではなく宿題をすることそのものに価値がある。という人がいます。私も昔は少しはそうも思っていましたが、今は違います。この場合の価値は宿題でなくとも良いことなのです。 約束であったり、やりたくないことをすることであったり、単調な作業をすることであったり。が出来るようにということです。 だったら、庭の草取りでもいいわけです。 朝の挨拶でもいいわけです。 そこに、宿題を入れてくる必要性は一切ありません。 ついでにってのは、最も混乱を招く手法なんです。そして、その、ついでのほうが主になっていると、それはオマケを買うために食べたくない食べ物を買うことを勧めていることと同じわけです。 異常で、悪影響を及ぼす教育を毎日していることになるのです。 数人にとっては必要な宿題もあるんです? いいえ、必要な子は一人もいません。 全ての子供にとって悪影響を与えます。 *ほんの少し工夫をすれば、悪くない宿題になる可能性もあります(具体的方法は既述)が、そのままでは全滅です。 ●宿題は保護者の管轄です。家庭学習なのですからね。 つまり、宿題も含めて、学力養成の全責任は保護者にあるということです。 その証拠に、宿題変更はいたるところで認められています。 また、それ以前に、同じ公立小学校なのに、クラスによって宿題が違うことは普通です。ということは、宿題は先生の裁量だということです。ですが、宿題がもたらす影響については一切の責任は保護者にあるんです。 *ゲームを許す。宿題を許す。受験勉強を許す。塾通いを許す。いじめを許す。その学校にいく事を許す。外遊びで出来る思考回路養成のチャンスを潰して**教室に行く事を許す。全てです。 ●具体的な対応策も豊富に公開されています。 先生との話し合い用の材料もあります:宿題お助け6点セット http://www7b.biglobe.ne.jp/%7Edonguri_narita/sub24.html 【再録】 2011年07月10日 ■やってはいけない宿題(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●やってはいけない宿題です。...「昔から誰だってこれくらいやってた」「簡単じゃん」「丁度いいんじゃない」なんて一瞬でも思った人は、現代社会で思考力養成はできません。ましてや、さらに、家庭学習でも同様のことをしていたらXXです。 ※エネルギーの少ない子(現代では40-60%にもなるだろう)にとっては一生の禍根を残す致命傷となります。 「たかが宿題」ではないんです! 「宿題は子どもを守る貴重な指針であるべき」なんです。 ...国語の宿題も同様です。 <普通のお粗末宿題1>→変更例→<お見事宿題1> <普通のお粗末宿題2>→変更例→<お見事宿題2> ※工夫ってのは、考えられない頭を育てるためにするもんじゃないよ! ※上記の宿題が「普通」ならば、普通に「異常」な宿題をしているということです。 <追記> こんなことが全国で起こっている原因は「志と手法のギャップ」です、 志とは言い換えれば「理想:お題目」であり、具体的には「思考力養成」です。 そして、「手法」はこの場合には「宿題」です。 残念なことに、この志とこの手法が全くつながっていないのが上記の<普通の宿題>です。 宿題に関して言えば、昔も繋がってはいませんでしたが、 思考力養成という志を持って宿題以外の師弟関係や見守る態度などが功を奏して、 子供達が遊びや日常生活の中で自力で獲得していた思考回路を潰さないでおけた為に、 宿題も副作用を消せていました。 ところが、現代では思考力養成を徹底的に邪魔する宿題になってしまっているうえに、 子供達が遊びや日常生活の中で自力で思考回路を獲得はできない環境が全国に蔓延っているので、 昔は副作用の心配をしなくてよかった宿題が、一撃必殺の威力を持っているのです。 ここに、気づかずに「定着」「習慣付け」「習熟」「基礎がため」という言葉の響きに酔っている場合ではありません。 子どもの言動を見れば、一瞬で分かることです。 「なんにも考えられない」子供達がなんと多いことか。 これは、明らかに異常事態です。 多くの子供達に日々接している教師が、最初に気づかなければならないことです。 ※お気づきのように、エネルギー自体が少ない子供達が多くなったのも、 悪影響(副作用)を受けやすくなった一因ではありますが、 いくら弱くても(エネルギーが少なくても)与えなければ被害は被らないのですから、守ることは出来るんです。 2012年08月27日 ■予防教育(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●予防教育:preventive education とは、 【考えられない病】の発生・経過とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の予防を行うことや、 病気になりにくい心身の健康増進を図るための教育のことである。 「頭の健康診断」は予防教育の一つで早期発見にもなる。 予防教育は、治療教育とは異なり、感染・発症前に行うものなので、最も健全であるが、病気にならなければ病気の怖さは実感できないのも事実で、考えられない子供にしてしまってからの治療教育が主流になりがちであるのも事実である。 本来は、子供の健全な成長を願うのであれば、誰もが予防教育を実施すべきである。 治療教育では、対処療法でしのいでしまうことが多く見られ、根治できない場合が多い。 *学力不足→考えられなくてもいいから出来るようにしてしまう 治療をはじめる時の病気のステージにも依るが、いずれにしても、早期発見早期治療に越したことはない。 最も発見が遅れるのは隠れ感染である。 つまり、分かっていないのにできてしまうというパターン学習で解法を暗記して成績を維持している場合である。これが、実は最も厄介なケースで、発症した時 には最終ステージになっている場合が多く、外科的治療では完治を目指すことができない場合もあり、延命治療をする程度の対応しかできない。 ●この記事だけでは「何言ってんのかワケワカラナイ」だと思います。 気になる方は、過去ログを読んで下さい。 2012年08月25日 ■記事アップ予定(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●予定記事 20120827月【予防学習】 20120828火【宿題は丁寧に頼んで家庭裁量にしてもらいましょう:100%可能です】 20120829水【本当の基礎基本】 20120830木【学校は使うものです】 20120831金【先生の方針・学校の方針・国の方針が変わっても家庭の方針が変わらなければ子供に悪影響はない】 <OFFに入ります> *質問等がありましたら、公開質問になりますが下記へメールして下さい。 donguriclub@mac.com 2012年08月24日 ■成長が止まってしまう場合(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 🔴出来たからといって、どんどん進むと危険ですからね。 🔴成長が止まってしまう場合 納得してない。満足してない。それのに、そこを無視して次のステップに進められた場合。 心は、前の段階に止まったままなので、表面的にはどんなに進んでも、 最初の「納得してない。満足してない。」段階で立ち止まっている。 心も一緒に進むには、戻って納得して満足できるようにするのが一番の近道。 これは、一度タイミングを逃すと、非常に時間が掛かる。が、これしか、方法はない。 年令によっては、その回復時間をとる(戻ってやり直す)時間が確保できない場合もある。 また、時間が立つに連れて、その満足の対象が大きくなるので非常に実現しにくくなる。 5歳なら、駄菓子屋の50円のお菓子を買うことでワクワクしていたのに、50歳で、同じワクワク感を得るには非常に莫大な金額を要するか、時間を要する か、設定を要する、さらに、それでも、幼児期の満足感や感動には叶わないことの方が多い。手痛いしっぺ返しとはこのことです。これが、負のループにはいる と、何をやっても満足しない「満足不感症」になる。これは質が悪い。一生満足できなくて、満足したふりをすることで誤魔化しながら生きることになる場合も ある。 ■問い合わせ(文責:どんぐり倶楽部) ●問い合わせが多いのですが、説明する時間が取れませんので どんぐり方式を一通り知りたい方は下記をご利用下さい。 急所作りましたので、暫定措置です。 ■レンタル用DVDを準備しました。希望される方はご連絡下さい。 ※実験ですのでオンラインショップには掲載していません。 実験的に「研修会用の120分DVD〜2009.4/12〜」 (DVDレコーダー・PCでの再生可能)のレンタルを始めます。 *主催は小学校の先生を含む有志一同です。 ●希望される方は、メールでお願いします。→donguriclub@mac.com 「どんぐり倶楽部」の学習方法から理論までを、 保護者・先生・教室経営者等を対象に説明した動画です。 レンタル料は1週間で1000円です。 郵送期間は含みません。 5週間以上は買取(5000円)とします。 <レンタル方法> 1.郵送先と枚数を連絡:メール 2.DVD到着後に支払いをする:DVDに同封の振込先へ 3.返却する:送料は負担して下さい 4.延滞の場合や買取の場合は、その分を追加で支払う。 ※メールにて詳細を連絡 2012年08月23日 ■解答例:絶対に教えてはいけない問題(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■前回の問題<6MX62>は教室でお父さんに質問を頂いた問題です。 「文字式は使わないんですよね」という質問です。 いつも、いいタイミングで私に考えるチャンスをくれる方なので、助かっています。 今回のことで、いつも「普通に進化しますから」と言いながら、あまり具体例を見せていないことに気づきました。 自分では日常的に見ているもので、誰もが知っていると思つていましたが、見せていないんですね。 「普通に素晴らしい進化」をします。 ※子供達の(遺伝的に人類が受け継いでいる)才能(思考回路の設計図)には、感心するばかりです。 *以下に、解答例を動画と画像で公開しておきます。参考になれば幸いです。 〜具体的な思考力養成(最終段階)です〜 <6MX62> 在籍小5生男子→http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-62-5g-m.png 在籍小5女子→http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-62-5g-f.png 現在中2:解答時6年生女子→http://dl.dropbox.com/u/78229866/61+62+63-6g.png 在籍中1女子→http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-62-7g.png 解答例画像→http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-62-100.png 解答例動画→http://youtu.be/vyOXl-H4gf4 <6MX95> http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-95-100.png http://youtu.be/gVLAxEbFAHo <6MX96> http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-96-100.png http://youtu.be/weuHELjA8Yc <6MX97> http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-97-100.png http://youtu.be/U72kVH9duhM <6MX98> http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-98-100.png http://youtu.be/FvGCZU3CR_U <6MX99> http://dl.dropbox.com/u/78229866/6-99-100.png http://youtu.be/GglTaBiKrxU ■「良質の算数文章問題」原本 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX62> 月 日( ) 今年のペンギンクラスはフンボルト族とマゼラン族でできています。 フンボルト族は23匹で、マゼラン族はクラス全体の1/3(3分の1)より5匹多い そうです。では、マゼラン族は何匹いるのでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX95> 月 日( ) お化け神社でお祭りがありました。 そこでハム太郎は、タコ焼き10個とヤキソバ一皿を700円で買い、 食いしん坊のクジラ次郎は、ハム太郎が買ったものと同じタコ焼きを50個とヤキソバ二皿を2000円で買いました。 では、このタコ焼き20個とヤキソバ三皿を買うと代金は幾らになるでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX96> 月 日( ) モグラのモグモグは地底散歩をしていた時に、原子力発電の燃料になるウランを 見つけたので電力会社に売ることにしました。 最初は8億円で売ろうとしたのですが、もうちょっと高くしても売れるかなと思って 最初に売ろうとした値段の2割増しの値段を定価として付けました。 ところが、1週間たっても全く売れる気配がないので、定価の3割引で売ることにしました。 では、割引後の値段を求めてみましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX97> 月 日( ) 鰻のヌルヌル商店では、何でも定価の30%引きと書いてあります。 では、渡蟹カッチンがこの店で595円で買った 蟹マークペロペロキャンディーの定価は幾らだったのでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX98> 月 日( ) でんでん虫のろ太君の家から学校までの距離は1m20cmです。 昨日は、家から学校までの1/2(2分の1)を時速3.6mの速さで歩き、 残りの距離を超スピードで走ったので14分で学校に着きました。 今日は最初から最後まで超スピードで走ろうと思っています。 7時55分丁度に家を出ると学校には何時何分に着くことができるでしょうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX99> 月 日( ) 友達を呼んでお食事会を開こうとしているハム太郎は、 自分の分も入れて向日葵(ひまわり)の種をお皿に取り分けているところです。 5個ずつにすると4個余るし6個ずつにすると2個足りないようです。 ハム太郎は、一体何人のお友達を呼んだのでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー <6MX62>19匹 <6MX95>1900円 <6MX96>6億7200万円 <6MX97>850円 <6MX98>8時3分 <6MX99>5人(6-1=5) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 2012年08月22日 ■絶対に教えてはいけない問題(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●8/20月のどんぐりポケットで「保護者」から質問があった問題です。 *もちろん本人は思考継続中です。 ●みなさんは、どうときますか? *もちろん解ける子は大勢います。問題は楽しく考えられるか、です。そこが「伸びしろ」ですからね。 ●宜しければ、写真を送ってください。→donguriclub@mac.com …………………………………………………………………………………………… <6MX62> 月 日( ) 今年のペンギンクラスはフンボルト族とマゼラン族でできています。 フンボルト族は23匹で、マゼラン族はクラス全体の1/3(3分の1)より5匹多い そうです。では、マゼラン族は何匹いるのでしょう。 …………………………………………………………………………………………… ●これを自力で解けるまで待っておくと、以下も全部即答できるようになります。 教えると、全部教えても応用が効かなくなります。 ※今回は文字式を使った方程式は禁止です。 ※受験勉強をしないで、普通に受験組より格段に賢く育てるための方法ですからね。 …………………………………………………………………………………………… <6MX95> 月 日( ) お化け神社でお祭りがありました。 そこでハム太郎は、タコ焼き10個とヤキソバ一皿を700円で買い、 食いしん坊のクジラ次郎は、ハム太郎が買ったものと同じタコ焼きを50個とヤキソバ二皿を2000円で買いました。 では、このタコ焼き20個とヤキソバ三皿を買うと代金は幾らになるでしょう。 …………………………………………………………………………………………… <6MX96> 月 日( ) モグラのモグモグは地底散歩をしていた時に、原子力発電の燃料になるウランを 見つけたので電力会社に売ることにしました。 最初は8億円で売ろうとしたのですが、もうちょっと高くしても売れるかなと思って 最初に売ろうとした値段の2割増しの値段を定価として付けました。 ところが、1週間たっても全く売れる気配がないので、定価の3割引で売ることにしました。 では、割引後の値段を求めてみましょう。 …………………………………………………………………………………………… <6MX97> 月 日( ) 鰻のヌルヌル商店では、何でも定価の30%引きと書いてあります。 では、渡蟹カッチンがこの店で595円で買った 蟹マークペロペロキャンディーの定価は幾らだったのでしょう。 …………………………………………………………………………………………… <6MX98> 月 日( ) でんでん虫のろ太君の家から学校までの距離は1m20cmです。 昨日は、家から学校までの1/2(2分の1)を時速3.6mの速さで歩き、 残りの距離を超スピードで走ったので14分で学校に着きました。 今日は最初から最後まで超スピードで走ろうと思っています。 7時55分丁度に家を出ると学校には何時何分に着くことができるでしょうか。 …………………………………………………………………………………………… <6MX99> 月 日( ) 友達を呼んでお食事会を開こうとしているハム太郎は、 自分の分も入れて向日葵(ひまわり)の種をお皿に取り分けているところです。 5個ずつにすると4個余るし6個ずつにすると2個足りないようです。 ハム太郎は、一体何人のお友達を呼んだのでしょう。 …………………………………………………………………………………………… <6MX62>19匹 <6MX95>1900円 <6MX96>6億7200万円 <6MX97>850円 <6MX98>8時3分 <6MX99>5人(6-1=5) 2012年08月21日 ■「教育改革」の突破口(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●「教育改革」の突破口は、目の前にいる子供達の変化(異変)の分析を正確に行い、その原因を突き止め、そこから、教育を見直すことである。 できあいの理論や方法をどんなに研究しても、子供の変化に気付かずに一方的に子供を方法に合わせようとしても無駄である。 時代の変遷(特に遊びの変化)は、そのまま環境の変化であり、環境の変化は、そのまま【教育環境】の変化である。 なぜなら、否応なく、日常生活(特に遊び)の中で、学力のベースができるからだ。 この事を考慮せずに、教育方法だけを考えていては、無駄な工夫をすることになり、悪くすると、改善ではなく、改悪の連続となる。 1、人間の認識方法、 2、日常という教育環境、 3、その子の成長段階、 この3点を把握した上で、 4、教育の理論と方法(建全な教育) を提示提供するのが【時代の教育者】であろう。 教育方法、理論は、完成している。 ※どんぐり理論 人間の認識方法は、不変である。 その子の成長段階は、よく見れば誰だって分かる。 ※どんぐり問題の絵を見れば分かる。 実は、ー番大事なのに、見逃されやすく、分析しずらいのが日常の教育環境である。 従って、時代に即した本当の教育改革の突破口はココにしかないのは、当たり前である。 ところが、今までの教育界には、上記の基本事項の全てが曖昧にされていたり、会く考慮されていなかったりしていた。 当然ながら、失敗の連続である。 いつの時代も、「お題目」は、尤もなフレーズが並ぶ。 詰め込み時代も、ゆとり時代も、「お題目」にあったキャツチフレーズは、それなりに魅力的だったし、それなりの説得力もあった。 ところが、毎回、やっていることは、「お題目」からは、かけ離れている結果を導くものだった。 もう、いい加減に気付かなければ、本当に手遅れになる。 >iPadから送信 ■どんぐり入門書にはコチラが最適です。Amazon「子育てと教育の大原則」 ※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記のバナーをクリックお願いします。 ●健全な子育てと教育に関する正しい理論を正しく理解しましょう。 子育てや教育に正しい理論なんてあるのか、と言う人も多いでしょう。 ですが、あるんです。 その理論を知っていれば、健全な子育てと教育を誰でも簡単に実践することができるのですから、知っていて損はないでしょう。 もちろん、目の前の子供一人一人に合わせて手法はアレンジすべきですが、その手法が的を得た効果的な手法になるには、人間の進化を見据えて築き上げられた正しい理論を知っておく必要があるのです。 これを知る事で、ゆるぎのない自信をもって、いつでもどこでも、健全な子育てと教育は、可能になります。 12才までに、無理なく、無駄なく、効果的に、最高の思考力を養成し、 学業でも、スポーツでも、ビジネスでも、芸術でも、どの分野に進んでも 持てる力を、大いに発揮できるように、育ててあげて下さい。 家庭で、学校で、学習教室で、様々な場所で使っていただけます。 「Total-Balance-Education」は、誰にでもできます。 <我慢>と<理解>は必要ですが、<お金>は限りなく不要です。 ●こういう恵まれた稀な教育環境なら「どんぐり倶楽部」は不要です。 普通に異常な教育環境にいる場合は必要です。 http://ameblo.jp/financetranslator/theme-10008087084.html http://ameblo.jp/financetranslator/theme-10008087239.html http://profile.ameba.jp/financetranslator/ 【どんぐり倶楽部の公式サイト】 【どんぐり倶楽部内での語句検索の方法】 http://reonreon.com/serch_result.html *私事ですが、現在「ノルスパンテープ」を常用しています。どんぐり理論の習得はお早めに! <健全な不登校:2006年11月2日> ●6年以上も前に書いた記事だが、普通に認識しないとね。 「健全な不登校」ってあるってことだ。つまり、日常的に異常な世界がアチコチにあるってことだ。 http://reonreon.com/tokidoki.html#Anchor220296 ●氷山の一角にしては酷いですね。ですが、明らかに氷山の一角なんです。 「大津・いじめ自殺 中2」「茨城・常陸太田市で中2男子が自殺:いじめとみられる行為確認」 *宿題が「お粗末3点セット」というのも同じ系列です。異常が常態化しているから、子供が異常事態にあっていても気づかない。 <修復期間の目あす:勝手に決めていますので気にしないで下さい> 小6分→1年 小5分→2年 小4分→3年 小3分→4年 小2分→5年 小1分→6年 年長分→7年 年中分→8年 年小分→9年 ■中1から修復:小2から小6までストレス教育を始めていたCase 小6分→1年 小5分→2年 小4分→3年 小3分→4年 小2分→5年 合計:15年 ■小6の半年だけなら中1の半年でOKなので、実質的には、全く問題がない。 ないどころか、どんぐりアドバイスでは、中の1学期のテストは、テスト対策をしないでテストを受けるようにアドバイスするので、丁度いい。だから、小6の7月末までに仕上げておけば(700題を自力で消化しておけば)受験もGoなのだ。 *幾つかCaseを見てみましよう。 ■小学校受験:3才〜 5才までストレス教育 9+8+7 = 34 6+5+4+3+2+1(小学校終了) = 21---残り13年分→12十13 = 25才まで 小学校ですぐに回復教育に入っても25才までかかる。 多くの場合、小学校受験をしていると中学校も受験するのでさらに長引く。さらに、誰も教えてくれないので気づいて修復にかかること事態が遅れるかできない。 iPodから送信 2012年08月20日 ■Clever Education(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] クレバーな人間を育て上げる唯一の方法は、自分で考える力を身に付けさせること。 状況を的確に判断し、最良の選択ができるように育てること。 どんなに能力があっても、他人のいいなりでは、刻一刻と変化する状況の中では、クレバーな動きはできない。 非常に高度で繊細な感味力(力を発揮する際に絶対に必要なコントロール基準)を、風土的に育てやすい日本においては、判断力は育てやすい。←現代の人為的 な環境下では、この自然環境の恩恵を受けるには環境設定を十分にしなければ難しい。日本全体が<宝の持ち腐れ状態>である。 「教えることが教育」と思っている段階にいる教育では、自分で考えることができる人間を育てるのは難しい。 自分で考えざるを得ない状況を作ってやれば自然にそうなるのだが、なかなか、小・中学校ではできていない。 することは、非常に簡単なのに、重要度が分かっていないので、実行していないのだ。勿体ない限りである。 子供は、必ず、育てたように育つ。 逆に言うと、育てたようにしか育たない。 これは、思考力養成においても同じである。 自分の子供が、思考力がない場合には、とりもなおさず、自分(保護者)が「思考しないように育てて来た」と言うことだ。 これは、誰のせいでもなく保護者の責任である。 なぜなら、全ての教育は、保護者の選択の下になされるからである。 教育界には「自助の原則」という、大前提の不文律(暗黙の了解)がある。 やはり、全ての教育の責任は保護者にある、ということだ。 子供は、(基礎学力と言われている)表面的な力を求められている環境下では、表面的な力しか発揮しない。 能力はあるのに発揮できなくなる。そして、本当の学力は育たない。 学校でそうなっているのならば、学校で求められているのは、表面的な学力だということである。 しかし、同じ子でも、本当の学力を求められる環境下にいると、その子も、待っているだけで、普通に本当の学力を発揮し始める。そう、誰もが自力で考え始める。自然な環境適応である。 「人間は、環境の動物である」というのは、誰もが知っている事実なのだから、驚くことではない。 にもかかわらず、学習環境に、こうも無頓着であるのは、普通に考えて異常である。 思考力を求められていない教育環境だから、思考力が育たないのだ。いたって明解である。 異常な教育環境が多すぎて麻痺しているということである。 それ程、全国津々浦々まで教育環境自体が異常だと言うことだ。 今のところ、逃がれる術は、自分の目を鍛えるしかない。 そして、その鍛え方は、「どんぐり倶楽部」に全てある。チラッと見ればいい。 【隠れどんぐり大歓迎です!】 「どんぐり」をしていますなんて言う必要なんかない。やってもらえばいい。 子供が大事なんであって、保護者や先生や世間体なんてのはどうでもいい。 「どんぐり」という名前も大事じゃない。名前がないと探せないからね。 だから、見つけた後は、どうぞ忘れてもらって結構。 ただし、キチンと理解して効果のある方法(ルールを守ること)で子供を守っていただきたい。 ■ちょっと、もったいないですが、こんな感じで使ってもらっても結構です。 ルールを守っていらっしゃるので、当然、それなりの効果はでます。 ※ですが、本当はメチャクチャ勿体無いんですよ。 http://ameblo.jp/mamacoedu/entry-10695494801.html http://ameblo.jp/mamacoedu/entry-10737280656.html ■逆に、この考え(アドレス割愛)はよくありません。 「とにかくどんぐりをやってみようっておもいます。ただルールどおりにするのはやめようっておもいます。」...???です。 ●容量・用法を守っての良薬です。 これは、特効薬の「効能をワザワザ消して使う」というヘンテコリンな使い方です。 ※これで、薬が効かないと言われてはガッカリですからね。アドバイスする気にもなりません。 まあ、それでも表面的な力は多少つきますが<多少>です。 >iPadから送信 2012年08月19日 ■できない「できる子」(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●典型的な例です。個人としてではなく、症候群の特徴として捉えることが大事です。 6年女子。プリント学習を6年まで続けていた。 今だに、直ぐに「分かりません」と言い、当たり前のように、何も考えないで、途中で持って来る。 絵を描くように言われているので、一応、絵は描いてあるが、自分が描いたその絵を見ることができない。 見て考えることができない。目の前のものが見えない状態に育てられているということ。 「よく見てごらん。分かるから。」と言って、席に戻しても、見ることができないので進まない。 絵の中に答えがあることも、絵で考えることも、誰にも教えてもらっていないから。 *ここは、我慢大会です。ここを自力で突破できなければ先はありませんから、何ヶ月でも我慢です。 しばらくして、また、「分かりません」となり、今度は、「どうすればいいんですか」と言う。 この場合の「どうすればいいんですか」とは、考え切った後の質問ではなく、「私は自力で考えるつもりはありませんから、答えを出すまでの計算式を全部教えてください」ということです。 これでは、思考力養成は無理である。と言うよりも不可能である。 彼女の名誉のために言っておくが、能力の話ではない。考えないように育てられてしまった結果である。 彼女は、十分に考える能力を持っている。そんなことは、ー目見ただけで分かる。だが、と同時に考えられなく育てられてしまっているのもー目で分かる。特に、割り算がメチャクチャである。計算はできるが、見事に意味を分かっていない。 チンプンカンプンである。見事に解けない。もう一度言うが、学校では「優秀」なのにだ。 当然ながら、割り算チェックによく使われる「どんぐり問題」は、一問も解けない。学年を2学年落としても解けない。意味が分かっていないのだから、もちろ ん、学年には関係ないが、見事に解けない。親は、顔面蒼白である。12年間、やってきた教育が、全て学力養成(思考力養成)とは、無関係の単なる作業だっ たと知ってしまったのだから無理もない。誰だってショックだろう。 ところが、この期に及んでも今までの勉強方法を止めない人がいる。・ 実は、割り算が分かっていないということは、掛け算も分かっていないということである。つまり、これだけ計算練習をして、計算を速くできるように(学校と 家庭で)したのに、計算を使うことが全くできない頭を育ててしまったということだ。それなのに、学校では、コレで済むわけだ。これが学校では、思考力養成 ができない決定的な理由であり、動かぬ、物的証拠である。ということは、思考力養成のヒントもまたココにあるということである。 まさに、思考の忍耐力と継続力がない。 もう一度、言っておくが、学校では、典型的な「できる子」である。その子が、どんぐりポケットでは、スタートラインにさえ立っていない新人である。内容は ともかく、学ぶ姿勢としては、明らかに、どんぐりっ子の年長さんにも劣る。また、楽しく考えるという点においては、ー生かなわないだろう。 これが差である。ー生埋められない差である。 本当の学力差は、テストなどしなくても誰にでも分かってしまう。どんぐり方式ならば、だ。 もちろん、「頭の健康診断」でも分かります。是非、ご利用下さい。 ただし、ご利用の際は、ルールを守って丁寧にお願いします。 現在、無料でご利用頂けます。 <どんぐりっ子> **ちゃん2年生。1年ほど前からどんぐりっ子である。小さい時から始めると本当に「自然にノビノビ」だ。目が違う。笑顔が違う。思考力が違う。手を動か して、何度も絵を描き直して、何度もうまくいかなくて、でも、その度に「あ〜、アッハッハ」と笑って、またまた描き直しをする。で、最後まで考え切って、 正解である。...人生そのものの楽しみ方がココにある。でしょ。 >iPodから送信 *ブログ記事紹介:子供たちよ、パイオニアになれ!より* ■Before:どんぐり倶楽部について http://risaki.at.webry.info/200902/article_18.html *1月後* ■After :フラッシュカードって駄目でした。「思考の臨界期」を読んで http://risaki.at.webry.info/200903/article_2.html ※アドレス変更部分 「思考の臨界期」 http://dl.dropbox.com/u/78229866/period-omake.html 「脳科学の最新データと12才の思考の臨界期」 http://dl.dropbox.com/u/78229866/brain-logic.html 2012年08月18日 ■昆虫小学校問題<6MX59>+α(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 【昆虫小学校問題/理想の子供像/最悪の学習方法/潜水】 ●どうだったでしょうか。 生徒さん達は、昆虫小学校問題<6MX59>を、どう考えたでしょうか。 この問題の解答を見ただけでも、これまでの学習でどんな回路が育ってきたか分かります。 *一方で、低学年から反射式学習→受験勉強→成績優秀 なのに全く歯が立たない子どもたちも大勢いるでしょう。 これが、本当の学力の差です。一生変わらない<差>です。 🔴もしも、手が出なかったら、どんなに成績が良くても学力はないということです。 ※解けなくても絵図が正確に描かれていれば理解までは、できていますし、 工夫のあと・絵図を動かした跡が見られれば、修復は可能です。 …………………………………………………………………………… <6MX59> 月 日( ) 昆虫小学校には1周1020mもある広い運動場があります。 ジェットバッタ君は、この運動場を13分36秒で一回りしますが、 ノロノロ亀子さんは1時間42分かかります。 では、二人が同時に反対向きに、1周するとしたら、 出発してから何分後に出会うことになるでしょうか。 …………………………………………………………………………… ●皆さんの生徒さん達・子供さん達は、どう解いたでしょうか。是非、この機会に試してみてください。 参考のために、今月、どんぐりっ子が解いた2作品をUPしておきます。 もちろん、全くのノーヒントです。 指導、アドバイスは一切ありませんので解き方もオリジナルです。 <作品A:6-59-YY><生徒紹介:YY:5年生>---2012年添削教室生 反射学習や早期教育ナシ。 2011年9月にどんぐり倶楽部と出会い、四谷大塚系塾とそろばんをその時点でやめる。 それ以来、どんぐり問題だけ。学校の宿題(単純繰り返しの宿題や変な調べものがものすごく多い)も当然、保護者がやります。 最初の2週間は全く何もしない期間にしまして、その後、週に1問か2問をいっしょにやりはじめる。 2011年12月頃からオンラインで4ヶ月間添削受講。この4ヶ月間は週2問のペースでどんぐりをやりまして他の勉強はしていません。 <作品B:6-59-TI><生徒紹介:TI:6年生>---どんぐりポケット教室生 ●普通に無駄話をしながら片手間にサラサラと(キチンと考えながら)解いていました。実質10分程度。 【カルテより】 5.ゲームの頻度と履歴(いつ頃から)---ナシ 6.習い事歴 ※学習系:ナシ---「どんぐり」のみ:小3〜現在 ※運動系:サッカー(6-8)、野球(8-10) ※芸術系:ピアノ(7-10) ------------------------------------- どんぐり倶楽部の理想の子供像を御存知ですか? 〜理想の子供像は<幼く・賢く・逞しく>〜 子育ては「慌てず騒がず穏やかに」 教育は「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」 オマケで「 受験は勝ちに行く」 ●利発な子供に育てる(教育する)のは 「どんぐり倶楽部」の理論を知っていれば、 そう難しくはない。 一部の優れた幼児教室でも行われている。 極々、少数派だがあることはある。 ...しかし、どんぐり倶楽部はそんな子供を育てようとは思っていない。 どんぐり倶楽部の理想の子供像は<幼く・賢く・逞しく>である。 策を弄して利発な子に育てようとすると、 この<幼く>がなくなり、<逞しく>が影を潜める。 だから、敢えてしない。 <幼く・賢く・逞しく>を実現するには「豊かな教育」が必須なのだ。 これが どんぐり倶楽部 が生まれた理由である。 その子その子の最良の状態になれるように自動調整機能が働く様に仕組んである。 それが「どんぐり倶楽部」の「どんぐり理論」です。 <賢く>だけではもったいないんです。 豊かな教育...家庭で簡単に出来ます。是非、読んでください。 …………………………………………………………………………………………… 感情の機微が分かる、感じられる。 つまり、感知する方が穏やかな状態でなければ能力があっても感知できない。 心が静かであることが細やかな動きを感知する絶対条件となる。 ところが、今は、騒がしい中で速さを求められる場合が多い。 これでは、感じる能力は退化する一方である。 感じられないと反応できない。 しかし、反応を求められる。 すると、求められている反応をコピーしてみせる。 コピー学習という最悪の学習方法を身に付けてしまう。 見かけはいいが、同じ事をパターン学習は要求する。 だから、幼児・児童期には厳禁なのだ。感情でさえも回路である。 その回路を作るべき時期に作れなかったら...その感情は一生もてない。 反応できないのだから...。ここが大事...。 …………………………………………………………………………………………… ●潜水をしたことがありますか? 当たり前のことですが、浅く潜ることと、深く潜ることは同時にはできません。 「どちらもバランス良く〜」なんてのは不可能なんです。 そこで、広く浅く潜るべきか、狭く深く潜るべきかを比べる人がいます。 残念ながら、ナンセンスです。 優先順位を考えていません。 優先順位を考えなければ相乗作用は生まれません。 味付けで、最初に塩を入れてはイケナイ理由と似ていますね。 後戻りできないんです。 学習の優先順位は「深く→広く」です。 しいていえば、深くだけでも結構です。 深く潜ってから広く移動するんです。 そうすれば、全てが深いところで繋がります。 反対に、浅くては、どんなに広く潜っていても深く潜ろうとすれば最初からやり直しです。 ですが、その時にはエネルギーは使い果たしています。 つまり、永遠に深さを手に入れることは出来ないということです。 2012年08月17日 ■花粉症と英才教育(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 花粉症の子供に、時間とお金をかけて、得体の知れない選りすぐりの高級花粉を与えて「反応した反応した」と喜ぶとしたら、きをつけないといけません。 しかも、反応の度合を数値化し、尚且つ、その数値を偏差値に変換して、症状が酷くなったこと(偏差値が上がったこと)を喜ぶとなると???です。 「うちの子は、数字に強いんです」と平気で言う人がいますが、それは、数字に過敏なので、気を付けなさいということです。この場合の基本的な対処方法は、 数字から遠ざけることです。過敏なのですから、刺激しないようにしないといけないということです。体のことだとわかるのに、文字・数字・言葉になるととた んに分からなくなるようです。症状は悪化して回復できなくなりますね。 私は、小3まで、できれば小5までの「計算練習」と漢字の「書き」は、極力しないようにお願いしています。 本人が、やりたくてしかたがない場合でも、するとしても、多くて1日に1問までを限度として下さい。 勿論、計算も漢字も必要ですし、練習自体も悪くはありません。 それそのものが悪いものというのは、多くの場合ありません。 ただ、その方法と時期は、非常によくない「取り合わせ」があるということです。 そして無視できない問題が、その使い方で生じる影響です。 この影響(特に悪影響)を考えないで、便利だから、とか、簡単だから、とか、漠然とよさそうだから、とか、〜〜ができるようになるからとか、で使っては「いけない」ということです。 12才を過ぎていれば必要に応じて、使っていただいて結構ですが、12才までは、必ず、悪影響、それも人間には最も重要な「基本思考回路網作成」に及ぼす悪影響は、シッカリと自分で検証して確認をしましょう。 ー生使う、しかし、期間限定でしか作ることができない「基本思考回路網」の邪魔になるようなことは「可能性」であれ、させてはいけないということです。 よく、必要性があるからさせているという理由を耳にしますが、よくよく聞くと、全くないことが殆どです。引っ越してでも回避すべきことが巷には溢れています。 >iPodから送信 2012年08月16日 ■幼児・児童期の読解力養成(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●幼児・児童期の読解力養成と12歳以降では全く異なることを知っていると、環境設定がとても楽になります。 「Iceberg理論」---本当の読解力は、氷山の下部で決まる。 ●いろいろな氷山です。海面上部が見える部分です。下部が見えない部分で、一生使える部分です。 http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/c79eec158f0c2b892ec8747abf1de2d6c8051cb2.31.2.9.2.jpeg ●重要なことは、下部の成長期は定められた期間があるということです。 そして、その下部は、実体験のみでしか作ることはできないということ。 ●なぜならば、表現されたもの、すなわち、音楽なら音色やリズムや旋律や音質、文学なら文字・言葉や語感、美術なら色や形は、その裏に繋がっている実体験のトリガーだからです。 つまり、読解力の源は、トリガーにすぎない文字・言葉ではなく、実体である体験そのものだということです。 早期(小学生の時期)から、本の虫になってしまっていると、物理的に、実体験を味わい、読解力の源を蓄積する時間をとることができないので、必然的に読 解力は、低下する。反応するべき下部そのものが貧弱だから。そういう意味(物理的に実体験を味わう時間を確保できるという意味)で、中学を卒業するまで (自己確立を終えるまで)は、本は読まない方がいい。 もちろん、その時間を使って、実体験を味わっていなければ、それは論外である。 下部に反応して理解は進むのです。 読解は、知識でするものではなく、体験の深さ(味わい加減)でするものだということです。 楽しむが勝ち、悲しむが勝ち。思いきり遊ぶが勝ち、ということ。 >iPadから送信 <オマケ:添削動画> ●夏休み添削教室より *6-02→http://youtu.be/YM5VzQYYGaw <添削画像> *6-59→http://youtu.be/uaCcuXjQTyc <添削画像> 2012年08月15日 ■私の大失敗+2(文責:どんぐり倶楽部代表・糸山泰造) [ カテゴリ未分類 ] 前回の記事に書いた様に、私の大失敗は、 「成績を上げながら学力を低下させる指導をしたこと」 でした。 これは、最底の指導です。 本当の学力がなければ、成績には反映しないようにするのが正しい指導です。 そうすれば、手遅れになることもなく、誰かが必ず気付きますし、本人も勘違いをしませんから、傷が浅くてすみます。 どちらにしろ(成績と連動させるにしろ、させないにしろ)、本当の学力を育てることが教育です。 成績を上げることが教育ではないことは、明白です。 そして、エネルギーが少ない子には、余計なこと(成績に反映させる技を教えること)はさせずに、本当の学力を、その子のエネルギー内で育てることができる ように、設定してやることが真の教育でしょう。「どんぐり」なら、いつでも(本人が望む時に)その実力を成績に変換することも可能です。 【Clever Education】メモ クレバーな人間を育て上げる唯一の方法は、自分で考える力を身に付けさせること。 状況を的確に判断し、最良の選択ができるように育てること。 どんなに能力があっても、他人のいいなりでは、刻一刻と変化する状況の中では、クレバーな動きはできない。 非常に高度で繊細な感味力(力を発揮する際に絶対に必要なコントロール基準)を、風土的に育てやすい日本においては、判断力は育てやすい。 しかし、「教えることが教育」と思っている段階にいる教育では、自分で考えることができる人間を育てるのは難しい。 自分で考えざるを得ない状況を作ってやれば自然にそうなるのだが、なかなか、小・中学校ではできていない。 することは、非常に簡単なのに、重要度が分かっていないので、実行していないのだ。勿体ない限りである。 子供は、必ず、育てたように育つ。 逆に言うと、育てたようにしか育たない。 これは、思考力養成においても同じである。 自分の子供が、思考力がない場合には、とりもなおさず、自分が「思考しないように育てて来た」と言うことだ。 これは、誰のせいでもなく保護者の責任である。 なぜなら、全ての教育は、保護者の選択の下になされるからである。 教育界には「自助の原則」という、大前提の不文律(暗黙の了解)がある。 やはり、全ての教育の責任は保護者にある、ということだ。 表面的な力を求められている環境下では、表面的な力しか発揮しない。 そして、本当の学力は育たない。 学校でそうなっているのならば、学校で求められているのは、表面的な学力だということである。 しかし、同じ子でも、本当の学力を求められる環境下にいると、その子も、待っているだけで、普通に本当の学力を発揮し始める。 そう、自力で考え始めるのだ。 「人間は、環境の動物である」というのは、誰もが知っている事実である。 にもかかわらず、学習環境に、こうも無頓着であるのは、普通に考えて異常である。 思考力を求められていない教育環境だから、思考力が育たないのだ。 いたって明解である。 異常な教育環境が多すぎて麻痺しているということである。 それ程、全国津々浦々まで教育環境自体が異常だと言うことだ。 今のところ、逃がれる術は、自分の目を鍛えるしかない。 そして、その鍛え方は、「どんぐり倶楽部」に全てある。 2012年08月14日 ■私の大失敗+(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■私の大失敗 私は一時期、5〜400マス計算をさせていたことがあります。計算は速くなるしゲームのようにできるので大人気でした。自信や達成感も持た せられるのでいい方法だと思っていました。ところが、これは大失敗でした。高速単純計算は「考えない頭」を育て「学習を妨げる優越感」を招きました。残っ たのは直ぐに壊れてしまうガラスの自信と無意味な達成感を喜ぶ子供の姿だけでした。 子供達は、表面的には計算が速く知識豊富な「できる子」なのに、実は 「考えることができない子」に育ってしまいました。考える方法を教わらなかったので計算と知識に頼らざるを得なくなっていたのです。 私自身もこの時はま だ、「読み・書き・計算」が基本であり、「読み・書き・計算」を徹底すれば「考える力」は自然に育つと信じ込んでいたのです。「読み・書き・計算の力」と 「考える力」の決定的な違いに気付いていなかったのです。 今私は、自信や達成感を持たせられればどんな方法でもいいわけではないことを痛感しています。幼ければ幼いほど方法(過程)が大切なのです。なぜなら成 長過程にある幼児は吸収力があるだけに方法そのものをもまるごと吸収してしまうからです。手抜きをすれば手抜きを全てマスターするのです。表面的な力を求 めると見事に表面的な力だけを付けてしまうのです。見当外れの無意味な(価値のない)達成感(快 感)を味わった幼児は、無意味な行動でも達成感(快感)を得るために反復行動をとるのです。 幼児期の教育は一生を左右します。従って、反射的な単純作業の 反復は必要最低限とすることが肝要なのです。ですから、幼児期の高速単純計算は厳禁なのです。ところが今でも「高速計算練習」を小学校低学年で実施してい る人がいます。これでは思考力の基本を育てるべきときに、思考力の養成とは全く反対の条件反射力(考えない力)を育てていることになります。これでは幾ら 時間があっても「考える力」を育てることはできません。そして、この条件反射教育は将来的には短絡的な考え、幼稚な判断しかできない幼児大人を作ってしま います。一度「考えない頭」に育てられた子供を軌道修正するには大変な労力を要します。子供達のためにもう一工夫しようではありませんか。 上記の「私の大失敗」という記事を再掲載するついでに、井深大の反省(新聞記事)とブルーナの警告(幼児・児童期の知的教育への警鐘)を入れようと思い、 原本をネットで探していたら、興味深い資料に行きあたった。PDFでネットにあげてあったので奇蹟的に見つけることができた。大変参考になったので期間限 定で公開する。 ■J・S・ブルーナー教授の講演を聞く ・とき S.47.8/22 ・ところ 大阪市南御堂会館 演題「教育課程の現代化」 〜幼い子どもたちの未来のために〜 所員:江副三郎 ■文字情報ではないので・画像→OCR処理→修正→文字原稿作成(書き起こし) ●緑文字は糸山の注釈 元のpdfファイル 注入pdfファイル(手書き) 入れ込んだ原稿(タイプ) ※調べた所、筆者の江副さんは2007年に亡くなられていましたので、 連絡が取れずにいますので、引用はご遠慮ください。 <原文> http://dl.dropbox.com/u/78229866/shoho.pdf <糸山注釈入り:手書き> http://dl.dropbox.com/u/78229866/shoho-Itoyama-hand.pdf <糸山注釈入り:タイプ> http://dl.dropbox.com/u/78229866/shoho-Itoyama-type.pdf ■と、ここで、指導要領の変遷を見ておこうと思ったら、またまた発見。 <学習指導要領の変遷に見る学校教育の問題点と根本的な原因>---解決策付き http://dl.dropbox.com/u/78229866/shido.pdf ●井深大氏の記事は下記を参考にしていただきたい。 http://dl.dropbox.com/u/78229866/ibuka.html 上記のように、日本屈指の早期教育推進者であったソニーの創設者・井深大氏でさえも最晩年に「知的教育は言葉が分かるようになってから、ゆっくりでよい、 という結論になった」(1990年4 月28日付朝日新聞夕刊)という文を新聞に発表したことは専門家の間では有名です。ではなぜ、今なお「反省」と反対の本が出版されているのかについては説 明がいるだろう。 著作権は作者個人にあるが、出版権は出版会社にあり、その権利は自動的に継続されるのである。 従って、一度書いて本になったものは、後で間違いだったと思っても、本人の意志では出版を止めることはできないのだ。 ※本が出続けているから、それが、その著者の最終判断とは限らないということです。だから、井深さんは新聞を使って緊急事態を公にしたのでしょう。井深さんらしい始末の仕方です。 2012年08月13日 ■<厳しくても厳しくなくても同じ結果>の理由(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●警察庁の報告で、非行に走った子供たちの家庭に共通していたのは、 「安易に子供に謝る親」の存在。 ●簡単に謝ることは親への不信と不安を子供に与える。 親は自信を持って、等身大の自分をそのまま子供に見せなければ危険だということです。 ●「安易に子供に謝る」では、誤解を生じるので補足すると、親に判断基準がないので、「その場その場で反射的に一貫性がなく謝る」ということです。 つまり、お手本となるべき親の価値観・価値基準が、いつも揺らいでいる。 →基準の混乱 →正常な判断ができない。 →価値観の手本がないから、できにくい。 →不合理なことなので納得しない(ストレスが溜まる) *言い換えれば「理不尽なこと」が「謝る」という形で行われている。 ●親の本心からのブレない基準:価値観・判断基準の伝達が行われないと、厳しくても厳しくなくても同じ結果になる。 ●親は、自分が本心から納得していないことを、「ルール」や「しつけ」と称して、子供に強要してはいけないということです。 ●もうひとつは、「問題行動の後に成長がみられる」ということ。だが、これは、ストレス発散現象なので、ストレスをかけないで育てれば「問題行動」そのものが起こらない。これは、勘違いしないようにすべきです。 「反抗期」の考え方と同じです。「反抗期」なんてない人もいるんです。理不尽な仕打ちを受けないで成長した人には反抗期は存在しませんからね。 <え???なぜ???> *意外にも「中学受験」の記事ランキングで1位になってしまったので1行だけ追加します。…なぜかな。 「厳しくて、悪いことはない」と思っていたからかな。完璧な勘違いです。この勘違いを利用して塾の特訓は成り立ってますが勘違いですよ。(ご存じない方も 多いでしょうが、アメリカの実験で証明されています:出典は忘れましたがあります。学力UPは「ライバル」や「強制」よりも「意志・興味」が格段に上なん です) *もちろん、12歳まではストレスフリーで育てることが健全な子育てです。→健全な中学受験も同じです。 ※12歳以降は、状況次第でストレスも要しますが、12歳まで健全に育っていれば何の問題もありません。 >iPodから送信 2012年08月11日 ■12才までに決まる…とは?(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●12才までに、何が決まるとおもいますか? ●これを知っていると幼児・児童期にすべきこと・教育の優先順位がわかります。 ●両側に、高い防音壁が、聳えている高速道路を走っている様な環境で、生活していると、どこを見ても同じ景色しか目に入らないので、その異常な世界しか考 えられなくなり、正常な世界には永久に戻れない負のループの中に居続けなければならなくなる。そんな中で育てられた子育は、自力で本当の感情や感覚を味 わったりすることそのものができない現境か、普通なのだから、残念ながら異常感覚の持主になっている場面が高い比率でおこっていると考えるのが通常の推理 である。 正常な一般道への降り口は、沢山さんあるが、一向に目に入らない。 道そのものが人生であることを考えると、その道を楽しむことが、人生を楽しむことそのものなのだから、その道を高速で走り抜けてしまったのでは、人生を生きてはいないと言うことである。 人生とは、過程そのものである。ここを取り違えて人生そのものが、どこか行きついたところにポツンとあると思って過程を疎かにしているようでは、その人に人生はない。 学力もまた同じである。思考し続けることそのものが学力であるのに、どこかにポツンと学力があると、思っている。 過程を楽しむ術を身に付けさせること。=人生を楽しむ術を身に付けさせること。 人生とは、過程そのもののことだからだ。 この過程そのものを楽しむ術を知らない者は哀れである。 その人は、何かができなければ、何かを得なければ、結果が出なければ、人生を生きていないと思うしかないのだ。こんな悲惨な人生はない。 何をどうやっても勘違いの連続なのだから。 12才までに決まるというのは、こういうことだ。 何かができるとかできないとか、 何かを得たとか得なかったとか、 結果が出たとか出なかったかなんてのは、 全て付いてくるものであり、 単なるー事象にすぎないってことに気付かなければ、 実は、人生は、始まりさえもしないのだよ。 こんなことを、学枚ぐるみ、国ぐるみで押し進めているようでは、未来はないよ。 死んだ後に人生があると思って、 今の人生を生きないってことになる。 変てこりんな話じゃないか。 でも、そう思って、生活している人が多勢いる。 非常に残念なことだし、本人が気付いていない事を考えると、正に悲劇である。 >iPadから送信 ■書字障害の相談:別件 すぐにiPadを使って、打ち込みをすること。ひらがな入力→ローマ字入力:年齢によって考えること書くことによる不当なマイナス要因を最初からとり除くこと。60の手習いというくらいで、書きはいつからでもできるし、現代では、ー生しなくてもよい。 自分の名前をサインできれば全く問題ない。 携帯と携帯TVゲームを与えた?で、毎日やってるのを放ってある?それは教育放棄と同じである。 まずは、その超マイナス環境をゼロにしなければ、リセットはない。スタートラインにも、永久につけない。 iPad 1台で解決することに何年もかけたり何百万ものお金をつぎ込むのは馬鹿げている。しかも成果らしい成果は殆どない。時間を費したという意味のない満足感の みが残るだけだ。無線LANのプリンターが教室に1台あればノートの提出だって誰よりも早く綺麗にできる。Canon PIXUS iP90 なら持ち運びだってラクラクだ。 http://cweb.canon.jp/pixus/supply/cgi-img/product/pixusip90.jpg 初代iPadなら2万円くらいで手に入る。 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120310/etc_apple2.html これに7notes(800円)を入れる。これは手書きが売りだがもちろんキーボード入力もある。「書き」の練習にも使えるので入れておく。これだけで、作家にだってなれる。ノートも取れる。何の問題もない。板書に追いつかないのならば、写真をとっけおけばいい。 >iPadから送信 ■小学生の実践哲学:哲学る 例えば、中学受験をして、合格でも不合格でも、「受験(勉強をしていた時間そのもの)が楽しかった」と本心から言えるようにすること。 人生の楽しみ方を知らない人は、「不合格で楽しかったなんて嘘だろ」と言う。 哀しい人である。その人は、人生を未だ生き始めてさえもいないのだからネ。 私は、直に本人達から、その言葉をもらっている。頼もしい限りである。 「どんぐりポケット(どんぐり教室)」を見ると、彼等が哲学を学びに来ていることが見える。 そう、哲学を学ぶのに、年齢は全く関係ないってことだ。 というより、小学生の時にこそ、体験しておかないといけないことなのだ。 <実例:「健全な中学受験」より> 【どんぐり流】 子供の流儀は、「完全オリジナル」で、我が道で行く 大人の流儀は、「換骨奪胎」で、我が道を行く 自分の頭の中に、オリジナルの豊かな思考回路があれば、Copyしたものでも、自分のオリジナルの回路に変換して、 自分自身の思考回路としてとり入れ、データベース化することができる。換骨奪胎である。 つまり、最終的には、全てがオリジナルとなる。全てを自在に操れるということだ。 ところが、オリジナルの回路が貧弱だと、外部から取り入れた回路を、そのまま、Copyするしかない。ただのCopyでは、データベース化されていないので、他の回路とはリンクできずに、応用がきかない。 思考は、死ぬまでできるのだから、思考回路だって、いつまででもできる。なんて考えていては、貴重な時期を免する。 大事なのは、その時期を逃すと(成長期に作らないと)ー生作ることができない基本思考回路網なのだ。それが、幼児・児童期に、オリジナルの回路と呼ぶものである。 言い換えれば、PCのロジックボードである。ソフトの入れかえはいつでもできるが、ロジックボードは固定である。PCだから、最初から組み込んであるが、生物の場合は、遺伝情報と環境情報でー定期間内(性成熟年齢)までに作りあげて、使うことになる。 その後の、経験や環境から作られるものがソフトウェア(アプリケーション)となる。 ソフトとロジックボードを混同していると、効果的な教育なんて、ー生できない。当たり前だ。PCのイロハも知らない人がPCを作れるわけがないじゃないか。操作はできても、作ったり育てたりってのは、無理である。 【どんぐり教室の一コマ】 Aさん、6年女子:2012年6月15日入室 ●直ぐに「分かりません」と言って、当たり前のように持って来る。絵は描いているが見ることができない。 しばらくして、また、「分かりません」となり、今度は、「どうすればいいんですか」と言う。 これでは、思考力養成は無理である。と言うよりも不可能である。 それなのに、学校では、コレで済むわけだ。これが学校では、思考力養成ができない決定的な理由であり、動かぬ、物的証拠である。ということは、思考力養成のヒントもまたココにあるということである。 まさに、思考の忍耐力と継続力がない。 もう一度、言っておくが、学校では、典型的な「できる子」である。その子が、どんぐりポケットでは、 スタートラインにさえ立っていない新人である。 内容はともかく、学ぶ姿勢としては、明らかに、どんぐりっ子の年長さんにも劣る。 また、楽しく考えるという点においては、ー生かなわないだろう。 これが<差>であり<違い>である。ー生埋められない<差>であり<違い>である。 本当の学力差は、テストなどしなくても誰にでも分かってしまう。 どんぐり方式ならば、だ。 もちろん、「頭の健康診断」でも分かります。是非、ご利用下さい。 ただし、ご利用の際は、ルールを守って丁寧にお願いします。現在、無料でご利用頂けます。 <参考:上記のAさんと同じ日の光景> Bちゃん2年生:1年ほど前からどんぐりっ子である。手を動かして、何度も絵を描き直して、何度もうまくいかなくて、でも、その度に「あ〜、アッハッハ」と笑って、またまた描き直しをする。で、最後まで考え切って、正解である。 人生そのものの楽しみ方がココにある。 でしょ。 >iPodから送信 2012年08月10日 ■進化できない子供達の共通点(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●進化できない子供達:進化が止まってしまっている子供達には共通点があります。 ●情緒の安定が確保されていなかった。安全な場所で、安心に快適にすごせなかった。(満足・納得がないと次の段階には進めない:Next-Stage理論) ※忙しいor無視 →落ち着きがない。反応がない。突発的な反応をする。 ●感情が育っていない。感じる生活・味わう生活をしていなかった。(満足・納得がないと次の段階には進めない:Next-Stage理論) ※忙しいor無視 →言葉が乱暴、考えないで、刺激に反応した言動しかとれない。 →何でも飽きる。興味をもてない。楽しめない。できるかできないかだけしか興味がない。 →ー生人生を楽しむことは、できない。 こうなると、根本的な対応策は、ない。 完全リセットして、何を楽しく感じるかを探しだす時間を3ケ月〜1年程度とる。 作る(育てる)べきものを、作るべき時期に作っていなければ、残念ながら、それは十分にはできていない。 ですが、できていないことを嘆いてもよくはならないので、一切嘆く必要はない。 「満足・納得がないと次の段階には進めない:Next-Stage理論」という考え方が重要。 >iPodから送信 ■子供の流儀は、「完全オリジナル」我が道で行く 大人の流儀は、「換骨奪胎」我が道を行く 自分の頭の中に、豊かな思考回路があれば、Copyしたものでも自分のオリジナルの回路に変換して、自分自身の思考回路として、とり入れ、データベース化 することができる。なければ、そのまま、Copyするしかない。ただのC opyでは、デンタベース化されていないので、リンクしておらずに、使えない。 >iPodから送信 ■朝勉はさせないでね-2 ●朝勉に「どんぐり問題」は、そぐわない。 まず、その前に幼児・児童期に、朝勉自体をすることは、「全く」お勧めしない。 させている本人は、時間の有効利用とでも思っているのだろうが、 それは、思考回路網が出来上がった後ででしか通用しない話である。 環境設定を考えずに、やればいいなんてのは、時間を浪費するだけで、何のプラスもない。 「悪しき習慣が根付いてしまう危険性の方が格段に高いことをユメコメ忘るべからず」である。 朝は体調を整え、エンジンをかけるための準備を整える時間帯である。 そこに、思考回路作成をする時間を入れるのは、自殺行為である。 最もエネルギーを要し、十分に使える時間が必要なことをするのには、最も適さない時間帯ということである。 思考回路を作るどんぐり問題には、ゆったりしており、時間に余裕がある時が最も効果的である。 それなのに、それを、朝勉の時間に入れるのは、ほぼ絶望的な成果しか出ない。 最も思考回路作成がしづらい環境でのどんぐりの利用では、どんぐりをしているとは言えない。 夜、ぐっすり眠るための導入薬としての睡眠薬を、飲むのは同じだからと言って、 忘れないうちに、おきてすぐにのんでいるようなものです。 いくら、材料が優れていても、用量・用法を守らなければ、全く効果がなりどころかマイナスの作用が出ます。 学習が処理にならないように、パターン学習にならないようにしてあるのに、 味わうどころか、処理したくなるような環境下(時空間)でやらせては台無しです。 朝勉は、幼児・児童期の思考回路作成には、ゼッタイに使うべきではありません。 そもそも朝勉は、学習習慣の一貫としては、身につけさせるべきものではありません。 その時間帯は、学習する時間ではなく、心をおちつかせることをすべき時間だからです。 学習を目的とするものではなく、心身を整える、例えば「書写」や「読経」や「太極拳」等(項目としては無数にあります)に限られます。 ついでに学習という考えは、非常にキケンであることを自覚しておかないと、 どちらの効果も得られないことになります。 遊ぶときには「ー心に遊んで、はじめて遊びの効果が現れる」なのです。 遊びのついでに学習できれば、「一石二鳥」と思いたいところでしょうが、 殆どの場合は、「二兎を追うものはー兎をも得ず」になります。 ましてや、「ついでに思考力養成」なんてのは、あり得ません。 最も高度な操作を「ついでに」という感覚で、できると思うこと事体が思考の何たるかを知らないということです。そんなことを言っている教育者がいるとしたら、驚きです。 今の世の中は、驚く様な事がゴロゴロでてきますが、これはイタダケマセン。 気をつけましょう。 >iPadから送信 2012年08月09日 ■頭を良くする教材・悪くする教材(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ---------------------------------------------- ●2012.6からWordPressを使った妨害工作が続いていますね。 物的証拠を残し続けているところが可愛い限りだが、 相変わらず幼稚なことしかできないようです。ん〜、どうするかな。 ---------------------------------------------- ●「頭を良くする教材・悪くする教材」の簡単な見分け方 1.数が少ない。→応用が効くようになっている(スモールステップでは必然的に不可能) 2.複合問題になっている。→多角的な力を同時に要求されるので、どんな問題にも対応できるようになる。 3.絵図を仲介に使うようになっている。→どんな教科にも必要な共通の力を鍛えられる そして、極めつけの条件は 4.「Aができたら、その知識だけでBができる、Bができたら、その知識だけでCができる、Cができたら、その知識だけでDができる、Dができたら、その知識だけでEができる」 とはなっていないこと。 つまり、「Aができても、その知識だけではBはできない、Bができても、その知識だけではCはできない、Cができても、その知識だけではDはできない、Dができても、その知識だけではEはできない」 となっていること。 この前問題で使われていなかった部分を考えだすことが思考回路養成となる部分だからだ。 つまり、所謂スモールステップは「思考回路」を一切作らないということだ。 内容的に言えば「全て<前問題>で<次問題>の答えとも言えるヒントを貰っているので、独りでできるというだけ」であり、思考力がついているからできるわけでもなければ、進化しているわけでもないのだ。 是非、各自で確認しましょう。→「頭の健康診断」 ※さらに、現在、実際に使っているプリントを自分でやってみるとより良く分かりますので、子供にさせるだけでなく、自分でもやってみて、そのプリントの構造を確認しましょう。簡単にわかります。 5.時間を気にせずにするように「但し書き」がついている→健全な学習が確保される とパーフェクトです。 ●学力養成で、最も勘違いしてはいけない数字は「学習時間」です。 「週に40時間も勉強している」とか 「週に3時間しかしていない」とか ーーー全くもって何の判断基準にもならない数字を気にして、その意味のない数字を伸ばそうとしていませんか。 学力養成とは、かけ離れた考え方ですよ。 ●「栄養のあるもの(万能の力の源)を、消化吸収できる状態で、適度に(時期と容量用法を守って)摂取しているか」を見るべきなのに、何の栄養もないものを多量にとっていることで安心するなんてのは、危険なことだということです。 *貴重な貴重な子供時代の時間を、浪費させないようにして下さい。 ここを間違ってしまうと、学力も育たなければ、人間にさえ育て上げることはできません。 <注意> *教材ではなく進化としては、当然、一歩一歩スモールステップです。 *アドバイスもココに合わせてします。 最初から書かれてある(学習者本人を考慮していない)アドバイス等は効果がないのも当然です。 ※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記のバナーをクリックお願いします。 ●健全な子育てと教育に関する正しい理論を正しく理解しましょう。 子育てや教育に正しい理論なんてあるのか、と言う人も多いでしょう。 ですが、あるんです。 その理論を知っていれば、健全な子育てと教育を誰でも簡単に実践することができるのですから、知っていて損はないでしょう。 もちろん、目の前の子供一人一人に合わせて手法はアレンジすべきですが、その手法が的を得た効果的な手法になるには、人間の進化を見据えて築き上げられた正しい理論を知っておく必要があるのです。 これを知る事で、ゆるぎのない自信をもって、いつでもどこでも、健全な子育てと教育は、可能になります。 12才までに、無理なく、無駄なく、効果的に、最高の思考力を養成し、 学業でも、スポーツでも、ビジネスでも、芸術でも、どの分野に進んでも 持てる力を、大いに発揮できるように、育ててあげて下さい。 家庭で、学校で、学習教室で、様々な場所で使っていただけます。 「Total-Balance-Education」は、誰にでもできます。 <我慢>と<理解>は必要ですが、<お金>は限りなく不要です。 2012年08月08日 ■何の苦労もなく、計算力を完璧に仕上げる(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■計算力を完璧に、何の無理もなく無駄もなく、仕上げるには、5年間かけて、ゆっくりと丁寧に 1→指折算 http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201001090001/ http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/20110527/ 2→デンタ君 3→筆算(普通の縦筆算を1ケタから) ※三角視算表(トライアングルナンバーズ)も使う方が効果的 4→全項分数計算(全数字の分数化練習) ※http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201105270001/ 5→手順確認(計算記号の理解と演習)」 http://dl.dropbox.com/u/78229866/kaisei-math.html <中学受験用には6を加える> 6→6年生では、複合計算のみを1週間に1題だけ限定で練習する。 ※やり直しは厳禁とする。間違いは、確認するが、その場では直しをしない。 という順番で仕上げる。だけでいい。 すると、計算間違いをしないようになる。 つまり、最も確実な計算力上達方法は、数少なく丁寧にゆっくりすること。 以上である。 低学年で、簡単な計算問題を「数多く高速で」させることにプラスの効果は一切ない。特に、年長〜小3までの計算を速くさせることは、そのまま思考力養成を阻害する結果となる。 *特に「小テスト」などに合わせて、不要な計算練習をすることは非常に害が大きい。 テストを止めることはできなくても、一番難しい問題を1問だけ解いたら、他は解かないなどの工夫が必要。 もしも、(現実的には殆どないが)スピードが必要な場合には、6年生の夏にスピード計算練習をする。 精々、1週間で十分である。 こうすることで、無理なく、無駄なく効果的に複雑な計算も間違うことなく正確に十分速くできるようになる。 手順を無視して、先にスピードを入れたり、指を十分に使わなかったりすると、高学年で数字遊びで終わってしまうようになる。 物知りバカと同じである。 何の役にも立たない。 また、必要な場合があったとしても、スピード練習だけは、できるだけ避けて欲しいというのが本音である。 どんなに工夫しても高速計算練習は、何1ついい影響はないからだ。 たとえ1週間でも、その練習は、そのまま、「考えない練習」となるのだから、余程覚悟して取り組んで頂きたい。 >iPadから送信 ●補足:http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201105270004/ http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201105270002/ <漢字はコチラ:一度も書かずに漢字を書けるようになるIF法> *上記2つの方法を知っているだけで宿題は1/10になり、宿題でのマイナス学習はゼロに近づく。 2012年08月07日 ■朝勉はやめてね(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] なぜ、朝勉は、思考回路作成には向かないのか。 単なる学習(暗記系・計算系、または単なる応用問題)、大人が自らの意志で行う場合(自力で強制的にエンジンを回す場合)には、それなりに、効果はあるが、思考回路作成を目的とした学習の場合には、使ってはいけない(もったいない)時間帯なのだ。 頭はおきていても、休ませたのでスッキリ感はあるものの、体はまだ本調子ではない。したがって、体と頭の両方で作り出される、思考回路作成に不可欠な<感覚・感情の再現>が、スムーズにはできない時間帯だからだ。 学校に行く前の、気ぜわしい時に、思考回路作成は、まず、難しい。自分で納得するまで絵図を描き込み、よ〜く見て、関係を掴み、文意に沿った結論にたどり着くための新しい絵図の操作を考えだす。これをできる時間帯ではない。 お風呂上がりに、アイスでも食べながら。 寝る前の落ち着いた時間帯に。 リラックスしていなければ、新しい回路は、そうそう出てこない。 iPodから送信 <アドバイス例> どんぐり倶楽部の糸山です。 朝勉というのは、幼児・児童期には「学習してはいけない時間」なんですよ。 時々、「幼児・児童期に朝勉の習慣をつけるといい」との記述を見ますが、「アララ」と思います。 逆に中学以降では、有効利用するための「隠し時間」でもあります。 隠し時間は「通学の往復」「お風呂時間」「睡眠中」などなど、いろいろありますが、 それは、思考回路養成が終わってからでないと使ってはいけない時間なんです。 しかも、中身は考えないで消化するものに限定です。 学習の目的と質が全く違うのですから、異なる時間帯が持つ意味(与える効果)を考えないといけないんです。 難しいと思われるでしょうが、絵を見れば気づきます。 「雑」「波がある」「途中で投げる」などは、明確に絵に出ますからね。 殆どの場合の原因は、どんぐりをするときの「確保している時間の質」です。 1週間かけて、時間を確保する、とよくアドバイスしますが、時間を見つければいいというわけではないので工夫が必要になります。 定期点検は、 1.絵を見て進化を推し量る 2.順調でないならば原因を考える 3.原因の分析→確認するための問題をしてもらう 4.改善方法を検討する は必要でしょうね。 2012年08月06日 ●国立・私立小学校の情けないくらいお粗末な夏の宿題(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●先週は、有名国立大学付属小6年生の夏の宿題を全て見た(教室に持ってきていただいた)、9割以上が無駄で考えない頭を作る宿題。 ●昨日は、有名私立大学付属小1年生の夏の宿題を全て見た、京都まで行って実物を全て見せてもらった。 こちらは、無駄で考えない頭を作る宿題が98%くらいにもなった。全滅状態ですね。 極めつけは、その量です。私見ですが、全てを本人に全てさせてしまっては、まず、健全な成長は望めないでしょう。鳴り物入りでできた新設の小学校がこの状態なのですから、(予想は、設立当初から書いていましたが)ガッカリです。 どちらも、見事に「お粗末3点セット+α」である。 これでは、思考回路養成は学校任せでは不可能である。 つまり、今も昔も、学力は家庭で育てるものなのです。 *昔は、遊びの中で思考回路養成ができましたので、放任主義でもOKの場合もありましたが、 今は、環境が悪すぎますので危険です。 ----------------------------------------------- ■思考は誰でもできるようになる。 できるようにはなるが、 鍛えないと、情けないくらいに単純なことしか考えられないままで止まってしまい、 そのまま大人になってしまう。 では、思考力を鍛えるとは、具体的には、どうすることか、ご存知だろうか。 単純な思考をどんなに数多く高速で行う練習をしても思考力を鍛えることは、できません。 思考力を鍛えるとは、複雑な対象での思考の継続練習と思考の忍耐練習をすることです。 しかも、それを、小学生の間にしておく必要があります。 高度である必要はありませんが、複雑でなくては、継続も忍耐も練習できません。 ここ最近、賢いのに、思考の忍耐力がないので複雑な問題には全く対応できない子が多勢いる。 多勢というより、大多数である。 人類の大損失であり、未来の災いの素であり、子供達の天敵である。明らかな教育犯罪である。 ところが、この現象は、公立、私立、国立に関係なく、程度の差こそあれ、同様におこっている。 ここが問題なのだ。 つまり、日本の教育界は、根本的に解決策を持っていないというとである。 本来ならば、継続思考の練習をするだけで、思考の忍耐力が養成されて、高度な思考ができるようになるのだが、 その材料も方法も知らないので、何の役にも立たないどころか、思考回路作成の邪魔をする学習を大量にしてしまい、才能の欠片も発揮できないまま大人にしてしまう教育となってしまっているのだ。 始末に悪いのは、全く考えない問題を山ほどやり、パターン学習で蓄えた解法を使って 所謂、テストで好成績をおさめる場合である。 外見的には、学力があるように見えてしまうので、 本当の思考回路作成を全くできていないことに、気付くことさえできない。 すると、思考回路作成が容易に可能な時に思考回路作成をすることが全くできなくなる。 こうなると、彼らは、唯一の原始的な回路であるが故に誰もがもっているコピー回路を使って、反応せざるをえない。 完全なマニュアル人間のできあがりである。 ある人は、これは国家的な目論みだと言っているが、私は、そうは、思っていない。 高度な思考力を養成するための理論を持っていないからというだけなのだ。 だから、どんぐり問題を学校内で使っても、止められることもなければ、非難されることもない。 ところが、多くの先生が、その宝を目の前にしても「面白いですネ。」で、終わりである。 教育者、失格である。 考古学者と名乗っている人がロゼッタストーンを見て「面白い模様ですネ。」と素通りしているのと同じである。 ただ、希望があるのは、先生さえその気になれば、今すぐにでも「どんぐり」を使って、 全国で思考力養成ができるということである。 一日も早く、そういう日がくることを願ってやまない。 お膳立ては、全て終わっていますので、後は、宜しくお願いします。 <宿題をしない宣言の効果:昨日来ていたメールより> 件名: 近況・相談・質問などについて 日時:2012年8月5日 12:26:51 JST どんぐり倶楽部・代表:糸山泰造先生 ご無沙汰しております。3月にお会いしたYです。 リセット開始→不登校→再登校までめぐるましい一学期でした。 生活をゆっくりにすること、それが一番大切だと痛感しています。不登校になってよかったと思っています。 最近、長女(小学校3年生)と次女(小学校2年生)は学校と話して、まったく宿題をしなくてよいことになりました。 というのは、宿題をたくさんし てくる子供より、断然成績がよく、格段に計算ミスが減っているためです。 先生も認めざるを得なくなってきているのです。 子供たちは学校は楽しいと のことでした。そのため、毎日のように、(時々泊りに行って)友達と遊びまくっています。とても表情がよくなっていますし、どんぐり問題で週に2回楽しくお絵かきして解いています。 できなかったテストと問題はわからん帳に入れること。 たったそれだけで、毎日、成長に驚きの連続です。 こんなコストパフォーマンスの高い教材は他にありませんし、To do の少なさは群を抜いています。 それだけでなく、ゆっくり、物語をお絵かきして味わえる教材は世界的に見て皆無です。 算数の肝は単位と比だと思いますが、それがまったくストレスや教え込みなどなく、身についていく様は見ていて圧巻です。 また、この教材の恐ろしい ところは、国語、理科、社会、図画工作に至るまで、恐ろしいほどの相乗効果をもたらすことです。 子供達からも糸山先生に会いたいとせがまれることもあり、もう一度、会いに行くために、学習相談にポケットに行くのもいいなあと思ったりします。 そこで、今回、夏休みの添削だけでもということで、二人分申し込みました。写真でメイル送付しますので、後日よろしくお願いいたします。レオン君 に会えるのを楽しみしていると思います。 *同様のことはアチコチで起こっています。家庭の方針次第ですね。学校の方針は関係ないということです。 *参考:添削例(2012年夏のオンライン添削教室より) *動画です→<6MX95> 【問題文】 <6MX95> 月 日( ) お化け神社でお祭りがありました。 そこでハム太郎は、タコ焼き10 個とヤキソバ1皿を700 円で買い、 食いしん坊のクジラ次郎は、ハム太郎が買ったものと同じタコ焼きを50 個と ヤキソバ2皿を2000 円で買いました。 では、このタコ焼き20 個とヤキソバ三皿を買うと代金は幾らになるでしょう。 ……………………………………………………………………………………………… 2012年08月01日 ■成田講演memo_2010-5 of 5(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] §「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」の目的 *理解力&思考力養成だけではもったいない人間らしい判断力を含む思考力養成を12歳までに家庭で無理なく無駄なく効果的に行える基盤を提供する *再現→操作までするので「理解&思考」養成可能 *よって、最も効果的な思考力養成は視考力を活用した思考力養成である、「良質の算数文章問題」を「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」楽しむこと。 *文章と絵図を往復しながら感情感覚を味わいつつ、オリジナルの材料で工夫しながら視考力を活用して思考回路網を作る。 *与えられた図形だけを使う学習や文字と関連している視覚イメージを伴わない学習(文から立式)などは最低の指導 *右脳教育....視覚イメージを使うと何かが出来る程度の認識では危険。人間は文字文化である意味を考えること。「良質の算数文章問題」は必ず、文字・言葉・絵図・視覚イメージ操作・計算・感情感覚再現・決断が出来るようになっている。 §生きる力の正体...本当の考える力...人間的な判断力を含む思考力養成...〜12歳で完成:楽しい視覚イメージ操作を味わう *未知の問題・困難にぶつかった時に「さて、どうしてくれようかな」と考え、あらゆる切り口を見つけ出せる力。 §12は歳は「思考の臨界期」 §弱視と弱思...Use it,or lose it. エネルギーを有効活用するための、環境適応反応。使わない思考回路(地図・下書き)は削除する。そして、固定する。 ・考える力を育てた後(12歳以降)に、必要に応じてする □情緒:育成(0-3)ー熟成(3-6) □感情:覚醒(0-3)ー育成(3-6)ー熟成(6-9)ー活用(9-12:判断力) *感情の熟成期(6-9)に感情を潰す人がいる。 □具象思考 :覚醒(3-6)ー育成(6-9)ー熟成(9-12)ー活用(12-15) □抽象思考 :覚醒(6-9)ー育成(9-12)ー熟成(12-15)ー活用(15-18) §6歳以前の知育をしている方:10倍を毎日4週間必ずして下さい。そのストレスを与えていることを感じて、その責任を背負って下さい。6歳以前に作られた回路は一生の基本回路になりますので、修正はできません。楽しくても、反応は同じなので、作られる回路も同じです。 □幼児・児童期の英語は演歌と同じ 理論的(複雑思考の妨害)、高速(感味力の麻痺)、大量(思考力養成妨害)、暗記(思考回路エネルギーの浪費)、...などが入っている場合は要注意で す。出来るけれども分かっていない。進んでいるけど育っていない。思考力養成のためには、強化してはいけない時期に強化している。具象から抽象へが基本。 複雑→関連付けながら整理→簡単→共通項→原理原則が正常。間違わなければ多様な回路は出来ない。最短距離は最も貧弱な回路。 □小脳自動思考:本当の睡眠学習:ヒラメキノ構造 →閃きは突然やって来るが、突然考えるわけではない 伊藤正男Itou Masao (理化学研究所脳科学研究センター所長) 生物進化の過程で、小脳は大脳の発達と並行して大きくなってきた。サルやヒヒまでは、小脳の機能はすべて運動に関係しています。しかしチンパンジーなどの 類人猿、さらに人間になると小脳が外側に大きく広がりました。この領域は高度な情報処理や思考をつかさどる大脳の連合野とつながっています。外科手術でこ の領域を取り除いても運動障害が現れないことが臨床的に知られています。繰り返し思考を続けていると、頭頂葉や側頭葉の思考モデルを小脳回路が写し取る。 すると前頭葉は、小脳が写し取ったモデルを直接操作して思考するようになる。 □最終思考形態...将棋の長考・閃きを意識的に稼働できる 「偶然教育・勘違い学習」 §いいとこどりなんてあり得ない。だってトラクターとスポーツカーを合体させることは出来ないし無意味だ。さらに、子供にスポーツカーはいらない。つま り、「いいとこ」がないのだから「とれない」じゃないか。プリントに書いてる計算式を見て暗算する馬鹿。筆算の重要性を知らない。しかも、その考えない力 を強化している。 □意識的小脳自動思考:スタートさせる思考をキチンと育てることが大事。「〜はどうしてかな」これが「考える力」=「小脳自動思考」をスタートさせるイグニッション(起爆剤) 無意識だと考えたいけど考えられない、考えたくないけど考えてしまう。正しいスターターを持っていると暴走しない。 □ヒラメキは小脳自動思考(無意識思考)の結果を大脳に手渡されたときに起こる意識化。 §危険な学習 *残念ながら「読み・書き・計算」は基本ではなく材料に過ぎません。 材料がどんなに沢山あっても料理方法を知らなければいつまでたっても料理はできません。 「材料が増えれば料理は自然にできる」と言う人はいません。 それなのに、 「言葉が増えれば思考が自然に出来る」と言う人や 「計算が出来れば思考が自然に出来る」と言う人や 「漢字が出来れば思考が自然に出来る」と言う人がいます。 「分かる」「考える」のどちらも知らない人達です。 *「どんぐり」では「読み・書き・計算」を徹底させない積極的な理由 →逆効果だから →固い頭・考えようとしない・指示待ち・ガラスの自信・貧弱な考え *いわゆる基礎基本と言われている「読み・書き・計算」は何にでも通じる絶対基礎力ではなく本当の絶対基礎力とはイメージの再現・操作・選択をする視考力だと言うことを示して子供の才能を時間とお金を使って潰している現実を知ること。 §「読み・書き・計算」が考える力を育てられない検証 §月〜金の練習で土に問題を解く→かかった学習時間も記録しておく *音読の徹底反復→「スラスラ読めるまで何回も徹底して読む:音読用になっているので答えナシ」 →一日10回→スラスラ音読目標 赤い亀と白い亀がいます。 赤い亀は白い亀より何匹か多いです。 今、数えたら、赤い亀は8匹でした。 では、みんなで亀は何匹いるのでしょう。 *漢字の書きの徹底反復 →筆順・トメハネも正確に書けるようにする →全部を一日5回ずつ→完璧正確暗記目標 赤[あか]→ 亀[かめ]→ 白[しろ]→ 匹[ひき]→ 多[おお]い→ 今[いま]→ 数[かぞ]える→ 何匹[なんびき]→ *計算の徹底反復→タイムを計って限界に挑戦する →一日10回→高速暗算目標 2-2=0 4+2=6 8+2=10 8-6=2 10-8=2 「読み・書き・計算」を徹底して解くと... <検証問題:1年生向け> 赤い亀と白い亀がいます。赤い亀は白い亀より6匹多いです。 今、数えたら、赤い亀は8匹でした。では、みんなで亀は何匹[なんびき]いるのでしょう。 ●●●●●●/●● /○○ 8-6=2 8+2=10 答え:10匹 *音読「トツトツで結構です」 →一日1回だけイメージしながら読みます →メージ再現目標 *漢字の書きは一日2字だけ1回ずつ →塗り絵筆順帳(4日間で終わり) →楽しみ目標 *年長の文章問題を一日一問だけ必ず絵図を使って解く。 計算は筆算でゆっくり正確に →一日一問1回だけ →正確筆算(小1でも筆算でします:暗算はしない) §この1年生の問題でも頭の中だけで考えるのはかなりやっかいです。 ところが、お絵描き算数をやっていると何の問題もなく、それこそ鼻歌でも歌いながら楽しんで解いてしまいます。色鉛筆などあったら大変です。何ともカラフ ルなダンゴムシが踊り出すこと間違いナシです。つまり、難しい・考える問題といわれている問題でも絵図で解く練習をしていれば何の問題もなく楽しく解ける ということです。視考力の真価です。「何回も読めば分かる」というのは勘違いです。読んでいるうちにメージ再現ができる場合もあるというだけです。ですか ら「描けば分かる」が正しいアドバイスなのです。「見える=分かる」なのですから。それなのに、視考力を使う指導はしないで「問題解決学習は時間がかかる ばかりで学力を育てられない」などと平気で言って「読み・書き・計算」を徹底させる人がいる。これでは永久に学力は育てられない。 <<<小技の紹介>>> §親の価値観が子供の言動を左右する。 *一生の基準ならないものには価値を置かない態度を明確にしておくことが重要。勘違いをするからね。 「計算の速さ」「知識量」「あゆみ」「**検定」...「スゴイ」なんて言わない §無理なく無駄なく効果的な学習方法の提供 *理科:天体IF法*国語-中学: ハコガキ「食う・寝る・遊ぶ+1」 →「食う・寝る・遊ぶ+泣く」...マグネット&A4用紙...間のエピソードが出てくる §幼児英語:発音、会話 →丸暗記 →演歌をコブシをきかせて歌えるようになったのと同じ...小学校英語「英語を一切使わない英語の授業」 □英語:長文読解...語順訳+設問解釈*発音は好み・趣味 □学力を点数にする方法「設問解釈」...本当に点数が必要な場合にだけ最低限しか使ってはいけない ...幼児・児童期には危険 §12時制§完ペキ疑否:V=vt+vm(V=vt+va+vm) ※一瞬で12時制の英文を、一般疑問文、否定文、特殊疑問文にする。(3秒もかからない) 01.Ken eats an apple. (does+eat) 02. ate (did+eat) 03. will eat 04. has eaten 05. had eaten 06. will have eaten 07. is eating 08. was eating 09. will be eating 10. has been eating 11. had been eating 12.will have been eating ※受動態は入れないが方法は同じ→最も複雑な例で提示? →It will have been being eaten by Ken.(食べられているところであるだろう) 2012年08月01日 ■成田講演memo_2010-4 of 5(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ◎成田講演では結構多くのことをコンパクトにお話しています。 ヒントをつかめればと思って記録メモを公開します。 ※700ページのメモを7ページにしたものですので、解説ではありません。 詳細はHP(http://reonreon.com/cart.html)を御覧ください。 ■成田講演memo_2010-4 §一生使う原形視覚イメージを味わうことで蓄える必要がある12歳までに、余計なこと(脳の成長を疎外すること)を貴重な時間を使ってやっている余裕のある子供はいない。 §典型的な考えない頭に育ったときの反応: *「複雑なこと、面倒なこと、自力で考えること、工夫すること」を嫌がるようになる。 生理的に、感情的に対応できなくなる。 イライラする。 叫ぶ。 破る。 「分からん」「習ってない」と言って考えようとしない。 →改善策はリセット&リスタート §教育は「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」が必要な理由。 *一生使う基本回路を具象思考で作っている! *論理的に話すように導く...幼児・児童期には☓☓ →幼児・児童期は演繹的な学習が自然:自力で共通項を見つけることで、原理原則、公式を消化する(原理原則を元にして応用するという帰納的な学習の)下準 備をする機会が生まれる。また、その流れ出成長するようにプログラムされている。共通項を見つけるだけのデータを持っていない時期に帰納法を使って教え 「楽しく、考えられない頭を育てる学習方法」では困る。幼児・児童期にフォニックスを厳密には教えない理由。 §頭の健康診断:学年別「重症」の意味→今までの学習の全ての成果が「考えられない頭を育てるための学習」だった。 §読解力養成の勘違い:音読も読書量も幼児・児童期には全く関係ない。読む練習ではなく読み込む練習が必要。味わうことが全て。「おとや」で検証。一行絵 コンテ。→国語三年(上)わかば[光村図書]P.9...きつつきが、お店を開きました。それはもう、きつつきにぴったりのお店です。 §なぜ、こんなに致命的な勘違い学習が多いのか?→大前提を誰も検証していないから。「分かる:理解力」「考える:思考力」「選択する:判断力」「読解力」「表現力」「豊かな感性」...とは具体的にはどういうことか。 §学習の優先順位(Priority_Map_in _Education)→http://reonreon.com/priority.pdf □生きる力とは何か *生き抜く力、考える力、感情が左右する人間らしい判断力 *子どもたちの考える力はどうなっているか *考える力を奪う学習 □勘違い学習のオンパレード *絵本の読み聞かせ(日に10冊ほど)...入力のためラ...悪影響 *フラッシュカード...情緒不安定...コピー人間になる *かけ流し...雑音入力...鈍感になる。 *大きくなれば誰でも出来ることを早い時期に出来るようにすることは、無味なだけでなく危険。脳の熟成部位の無視。 例:1歳で450語を話せる。3語文も1歳で話す。2歳で時計を読める。...だから何?貴重な時間の浪費=危険な教育=進化妨害 ・知能テストでA...知能を測れない知能テスト。応用の利かない暗記と反射という思考力とは関係ない反応のテスト。 §情緒の安定を邪魔する余計なこと。 *感情の育成を邪魔すること。工夫するチャンスを邪魔すること。これらの成長を邪魔することをさせない。環境を整備する。*3大厳禁学習は「高速学習・徹底反復・大量暗記」 *スラスラよみ、大量暗記、高速計算、暗唱大会etc...音の再現性の優位という本能に頼った音だけの暗記は応用が聞かないし、視考力養成にはならない。思考力養成は意識的に動かすことだから再現だけでは回路は出来ない。物知りバカ。 *幼児の記憶力の一時的優位性は知識主席に使ってはいけない。貴重な進化エネルギーは、自分で記録できないがゆえに記憶力の優位性を利用して具象思考を出 来るようにプログラムされている。だから、具象思考で作られた回路が小脳にコピー去れたら不要になるので消えてしまう能力なのだ。それなのに、ここを勘違 いして、回路ではなくデータの筑西紀を為て、反射以外には何も出来ない、思考力を育ててもらえなかった子供になる。 §小学校で表現力養成をしてはいけない。....猿真似養成講座 →出させずに味わい、感じる時間を与える+答えなくていい質問をする「どんな味がしますか?」「何か不思議に思うことがありますか?」「どこが押されてい ると感じますか?」「温度が分かりますか?」「湿り気がわかりますか?」「風を感じますか?」...「覚えておきたい場面を教えてください」と言っておく だけでいい。 §作文教育が無駄な理由・高度な言葉の猿まねになり、自分の本当の感じ味わったことを分からなくしてしまう。...自由日記、自由作文などはラ 例:今の本当の感情を書いてみましょう。無理。 提案:課題作文の<観察:意識してみることの体験>→みんなで一つ作る。「コップの水の動きについて」「ベランダの風について」「登校時の雲の形につい て」「昨日見た夢について」「嫌いな野菜の匂いについて」「好きなアニメのキャラクターについて」子供たちが主体的に好きな題材、不思議に思う題材。 *意識してみると自動入力される §幼児・児童期の注意点 *「できるからさせる」=「飲めるから飲ませる」? *勉強だから?考えられなくなる勉強でも?アルコールだよ。 *乳脳に必要なのはミルク:ミルクを飲まないからといって飲ませない?工夫して飲ませるでしょ!考えることができるのが人間。その力を「できないから」と勝手に判断してさせない? それは、アルコールを飲ませてるから!アル中治療の第一歩は「断酒」です! §絵コンテ読解→読解力:読書量とは関係ない *「読み聞かせ」を入力と思っていては危険です。 *読解では「再現・分かる」までなので、最高でも感じる(感覚再現)まで *表現力養成とは...原形視覚イメージの蓄積と再現→感味練習(感味力の保持育成) 2012年08月01日 ■成田講演memo_2010-3 of 5(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ◎成田講演では結構多くのことをコンパクトにお話しています。 ヒントをつかめればと思って記録メモを公開します。 ※700ページのメモを7ページにしたものですので、解説ではありません。 詳細はHP(http://reonreon.com/cart.html)を御覧ください。 ■成田講演memo_2010-3 §視覚イメージ操作力を持つこと、ゆっくりした時間を味わう環境が「本当の学力・生きる力に」つながる。 §式を書かせる、答えを気にすることの無意味さ。危うさ。才能破壊の元凶であること。 §式を考えない方が、思考は自由自在になる。式は算数語なので視覚イメージ操作の翻訳に過ぎない。絵図は視覚イメージ操作(思考)そのもの。 §国語も算数も全く同じ力を使う。美術も体育も音楽も。 *読解力は一つ...算数の文章問題は国語力(読解力)を要するので本をたくさん読みましょう?...読解力の意味も養成方法も全く知らない。オマケに算数のことも知らない。 *処理方法は一つ..視覚イメージの操作 §教育の統一場理論...全教科で思考力養成ができる理由と理論と方法...全ての教科で一つの力・視考力を育てる...すべての学習をイメージ再現と操作の練習に変える §絵コンテ読解を味わうことで表現力養成までできている。 §言葉を大量に覚えてはいけない。本当に必要な時に必要な分だけ覚える。特に、幼児・児童期には生活の中で自然に使うものに限定するほうがいい。工夫をし て使うようになる。根本的な表現力養成になる。例:「リモコンとって」→「離れててもテレビの番組を変えたり音の大きさを変えたりできるものをとって」 §言葉を大量に覚えさせるとはどういうことか。=思考(視覚イメージ操作)回路を作らない練習=覚える時間が無駄な時間=進化エネルギーの浪費=*言葉で 考えると、直ぐに限界になる。ので考えてるふりをする。真似をする。パターン学習しかできなくなる。=絵図にすべきところを、言葉で書かないと安心できな くなる。=読まなければならなくなる=読んでも視覚イメージの保持ができないと操作(思考)できない。=見えないと工夫ができない。=新しい発想が出にく い=切り口が見えない。 *知識も計算力も道具に過ぎない。本体が豊かでなければ、どんなに道具を手入れしても使えない。木材がどんなにあっても家が自然に建つことはない。道具を 持っていても【豊かな使い方】を知らなければ使えない。道具の手入ればかりをして、基礎が出来ていれば自然に応用が出来る。基本の組み合わせが応用だ。な んて思ってると家は建たない。実際に使ってみる。木材は少なくていい。様々なカットの仕方、組み方、を試しながら実際に組んでみる。そのなかで、使い方や 使い道を創意工夫しながらマスターする。そして、先人の技を研究する。このときに先人の技の工夫を深く分かるほどに自分の工夫をしてきていたかが、鍵にな る。先人の技とは、パターン学習である。 木材=知識・データ化されたパターン学習 道具=記号(文字・式)の構造的な使い方 道具の手入れ=奇麗に書く・速く書く・速く計算する 実際に使ってみる=文章問題の中で消化する...この最も重要な過程が欠落していると「物知りバカ」「高学歴廃人」となる。「マニュアル人間」「マリオ ネット症候群」の出来上がりである。自力で考えることが出来ない頭を育ててしまったのだ。つまり、考えることができる人間になるのは、成長過程で、考える 練習が不可欠なのだよ。 §「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」を1年間で1問自力で解くのと、計算ドリル・漢字ドリル・音読を毎日完璧にし続けた人。どちらが、賢くなってる? §楽しくできれば何をさせてもいいわけではない。「楽しくイジメ?」「楽しく考えない習慣づけ?」 ○「一人で出来る」と「自力で出来る」は全く違うこと! □「一人で出来るもん」の危険性...「一人で(工夫しないで)出来る」→考えなくても出来るところまでスモールステップで戻る→工夫しなくても出来る問題しか与えない=「一人で出来る」=思考回路は増加しない=考えなくても出来る=考えない習慣=考えられない頭 *年齢が下がれば下がるだけ順応性が高い→効果が大きい→影響が大きい→悪影響も大きい:反射人間のでき上がり *3学年先...Iレベル...中3の内容らしい...まるでダメ *都合のいい勘違い→手間がかからない→手抜き→手抜き学習では、手抜き頭しかできない ■学習の優先順位の前に §「ヒトを人間に育て上げる」ために、絶対に守らなければいけないもの ...感味力「みんな違ってみんないい」の前に §12歳までに思考力と判断力を育てる必要がある *高速計算・徹底反復・大量暗記をさせてはいけない理由 *調味料の話「塩を最初に入れてはいけない」→入れたのなら十分な塩抜きが必要→アル中治療の第一歩。 §第一個性(テンポ=速度+感度)は変えられないので、小さいときは守り合わせる。成長して、自分で意識できるようになると、自分でコントロール(自分の 無理のないテンポを意識する)ことを練習させる。テンポのズレが原因であることによるストレスなども自覚できるので、解決策も自力で考えられる。. □親は子の速度と感度を早い時期に見抜くことが大事。合わせることで、子供が持っている吸収力を有効活用できる。この吸収力を働くようにしてあげることが 環境設定となる。これを無視すると、本来の吸収力は妨げられ「拒絶」「コピー」のどちらかとなる。わかるはずのこと、出来るはずのことも分からない、出来 ない、となる。最も注意すべきはスピード、反復、大量、考えない処理。子供のテンポを実感する方法:親子でも双子でもテンポは全く異なるので要注意。 例:過敏な場合→10度の坂道が怖い:10×5=50度の坂を経験する→怖さが分かる。 例:テンポが遅い→させていることの5倍を同じ時間で自分がやってみる。 §バランス良く「いいとこどり」...大丈夫ですか?...「やりすぎなければいい」と「都合のいい加減」をしていることが殆ど。最適なバランスではな く、親の感覚での「それぐらいはしたほが」「それくらいはできるから」という大人の感覚での判断なので、非常にアンバランス。親は「バランス良く、いいと こどり」をしているつもりなので、気付くのが非常に遅くなる。そのまま手元を離れる(管理できなくなると)と、一生気付かない。だから、生物学的な進化い がいの外的な要因でも0-12歳が限界。...確認方法の平均→5倍×4weeks <引用>「いいとこどり」はダメだった どんぐり倶楽部を選んだ理由2010-03-21(Sun) どんぐり倶楽部を知ったのは2年前くらい? 何かで検索して、どんぐり倶楽部のHPがひっかかったんだと思います。 はじめて見た時に「私の求めていた教育かも!」とピンときたけど、読みづらくて断念。 でも頭の片隅で気になっていたんでしょうね半年後ぐらいから、少しずつHPを読み始めて 本を読んでどんぐりユーザーさんのブログを読み始めました。 そして、どんぐり倶楽部の問題に取り組むようになりました。 でも、どんぐり倶楽部を始めた当時、実はドラ○○と併用してました(反省してます)。 子どもが喜んでやっていたし国語力がつきそうだなぁと安易に考えてドラ○○を始めました。 当時は100マス計算もいいじゃない、と思ってました。 100マス計算で計算力をつけて、どんぐり倶楽部の問題で視考力つければいいよね♪ いいとこ取り〜♪なんて軽い気持ちでした。 始めた頃、長男は楽しそうにドラ○○のドリルに取り組んでいました。 一方、どんぐり倶楽部の問題は嫌がりました。 絵で描くことが面倒くさい、と。式をすぐに書きたがりました。 今、考えれば視考力が育ってない典型的なダメな例なのですが、当時は深く考えていませんでした。 でもそのうち、ドラ○○のドリルをやらなくなってきました。 ドラ○○をすぐに退会。 もっと本格的にどんぐり倶楽部に取り組もうと、HPを読み直して、本も読み直して、CDに収録されているものを 全部プリントアウトしました(すごい量でした)。そこで、やっっっと! 「私、なんで併用なんてしちゃったんだろう!」と気づきました。 <引用終わり> 2012年08月01日 ■成田講演memo_2010-2 of 5(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ◎成田講演では結構多くのことをコンパクトにお話しています。 ヒントをつかめればと思って記録メモを公開します。 ※700ページのメモを7ページにしたものですので、解説ではありません。 詳細はHP(http://reonreon.com/cart.html)を御覧ください。 ■成田講演memo_2010-2 ●講演では下記の1/10程度も話してませんが、学習の参考にどうぞ。 §絵コンテ読解の前に 教育とは何か?なぜ必要なの? →人生を楽しむことが出来る、人間の得意技を教えてあげること =本当の学力養成となる方法 =視覚イメージ操作を楽しむ §「分かる」「考える」とは >「リンゴとリンコ」 *言葉のトリガー理論〜分かる・理解 *CMCC理論〜考える・思考 →CMCC(Copy,Move,Change,Compare vs Remember) →ヒラメキの構造(小脳自動思考)理化学研究所: §盲点実験 →思考の始まり:カメラ眼の誕生 ・視覚イメージ予測、操作、工夫「カンブリア紀」の大爆発 §なぜヒントをあげてはいけないのか →回路作成が全て...自力でないと思考回路は作れない。思考回路vs回路データCopy →思考の臨界期については時間があればお話します「思考回路網作成可能時期は最長でも12歳まで」 §基礎基本の勘違い:体と頭の基本は全く違う...使っている命令系統は同じだが、コントロール精度が全く違う。 →徹底反復:体と頭の制御の違い →ウサギ飛び学習は厳禁 →「読み・書き・計算」は思考力養成の基本ではない §考えることが出来ない子供たち →教育環境の三重苦...日常生活の変化・遊びの変化・整理学習が無効になったために起こった宿題の有毒化 →オリジナルの工夫という思考回路養成の機会が自然には獲得できない状況 §習熟させていいこと悪いこと...する習慣&しない習慣 ...考える習慣&考えない習慣 §2種類の集中力「集中している」なら何でもいい? *考えるないことを続ける集中力 *考えることを続ける集中力 *問題は頭の中で何をしているか...描けば分かる(見える) §響きのいい言葉には要注意 *反応がいい...嫌がっている、苦しんでいる *楽しく〜:楽しく考えない頭を育てている *集中力がある...考えない集中力 *活性化...ストレス反応 *効果...ウェルテル効果 *ウォーミングアップ...反射の準備...考えないで反応する *自己目標...やっている具体的な中身は同じ=影響は同じ §危険な脳の活性化...活性化の意味(省エネが優れている) *ウェルテル効果...「活効の餌食」...格好の餌食 *ウォーミングアップ...具体的には?...考えずに反射する準備、消化吸収せずにコピーする準備。エンジン空吹かし状態 →活性化させてはいけない!「老人は全く別」...アルコール §完璧主義の悪循環...なるべく早い時期に断ち切る §2種類の「忍耐力」と「集中力」 *考えない「忍耐力」と「集中力」...怖いですね! *考え続ける「忍耐力」と「集中力」...素晴らしいですね! *「忍耐力」と「集中力」と言われて有害な「忍耐力」と「集中力」を育てている人がいる。 §宿題...よい宿題・悪い宿題 *「お粗末3点セット」→「お見事3点セット」 *昔も今も宿題の内容は同じ「音読、漢ド、計ド、作文」 *教育環境の変化が無害な宿題を有害なものにした理由 *学校は整理学習の場だった *宿題も含め学習方法そのものを、思考力養成ができる方法に 変換しなければ、この状況は悪化するばかり §変換方法:「個別対応」が原則であるべき宿題 ...漢字ドリル:自分のノート左1ページに1文字、1日1文字テスト。...ただし、書いて練習してはいけない。間違ったら、「お手本」をよく見て、自 分で赤で修正。宿題は、IF法で右ページに大きく1文字書いてオワリ。「イメージフィックス法:image-fix」の修得に1006文字を利用する。 ...計算ドリル:好きな計算問題を1問だけノートに大きく筆算。 式→筆算→式+答え ...音読...1文だけ好きな場所を読んで絵にする。 ...1週間で1問の「良質の算数文章問題」...作品展示 ...課題作文用メモ *「スラスラ読み」に何か意味があるのか?いえる人?...読むことにエネルギーをなるべく使わない読み方が最適な読み方 □「人為的学習障害(ALD:Artificial Learning Abirities)」 □高速単純計算:速くてはいけない理由 □大量暗記の害「味わうこと」と「覚えること」 □「子供は小さな大人ではない」前倒しが危険な理由 *熟成部位は決まっている...低次元機能から高次元機能・思考 *学習方法の副作用を考えなければ致命傷を残す:小児科が必要な理由 □簡単な副作用の確認方法:【全学習内容】×05倍×4weeks←平均で ・12才(小6)→【全学習内容】×01倍×4weeks ・10才(小4)→【全学習内容】×03倍×4weeks ・08才(小2)→【全学習内容】×05倍×4weeks ・06才(年長)→【全学習内容】×07倍×4weeks ・04才 →【全学習内容】×09倍×4weeks ・02才 →【全学習内容】×11倍×4weeks □唯一、視考力が通じない「感情教育」視覚イメージを使いこなせない時期(原形入力時期:〜6才)にしなければならない □「ゆとり教育」が炙り出してくれたモノ...ゆとり教育が証明したこと・危険な勘違い批判の反動2011年からの教科書 *お題目と手法の乖離...親も先生もお題目に安心して、実際に影響を与える手法は検証していない。お題目とはかけ離れた教育がなされ、その教育の結果は手法が持つ悪影響を反映している。 「何処を目指しているのか」はなく「どんな手法を使っているのか」が重大なこと。「何処を目指しているのか」は単なるお題目に過ぎないので、やっていることは全く違うところへ向かわせている場合もある。 □評価に合わせて成長する子どもたち...味わう時間はない *「調べ物学習」という名の混乱学習 *「表現力養成」という名の猿真似学習 *「体験学習」という名の感味力破壊学習 □能動的に遊ぶ子が頭が良い理由...視覚イメージ操作 §国語も算数も読解力は同じ。しかも、5分で養成できる... □式も答えも要らない理由...算数語である式も含めた言葉では、直ぐに限界になる...9歳までに多様な思考モデルを蓄積するには絵図で考える以外にはない §「準備学習(工夫学習)」VS「先取り学習(コピー学習)」 *先取り・先行学習の愚...「先取りしすぎると学校がつまらなくなる」なんてレベルの問題ではない。自力で作り出せる自在な回路を作るチャンスを潰し、ビルトアップしてもらえる時間を退屈な時間に変え、最も大切な発見を出来なくする。 準備学習なら、授業を待ち遠しく思い、その場で全てを理解し、予習も復習もいらずに完全に理解し応用力も既に付いている状態を一生維持できる。 【習熟させてはいけない項目...算数の場合】 ...先に繋がらない(貴重な時間の浪費)、思考力養成の妨害、「考えない学習」の強化 *そんな役に立たないことに時間を使っている余裕は全くありません。 ...「おはよう」は「朝の挨拶」と教えることの愚かさ *知っているから興味を持つ?...実に安易な考え。育てるべきは「知らないことに興味津々」 *できるから面白い、知っているから興味が湧く。...ホント?危険でしょ。できないこと、知らないことの方が格段に多いでしょ? *最初は、知っているほうが入りやすいから〜。最初が肝心でしょ。その最初のことが、その後の全てのアプローチの基準になる。ヒントを欲しがる、一見して 分からないと「知らない」「分からない」「習っていない」「足すの?引くの?」「面倒くさい」「なんで考えなきゃいけないの」「何で教えてくれないの」 「覚えればいいんでしょ?」...これで、やっていける? *微妙な勘違い:知らない物にも興味を示す日常が大事 「しっているから」→「興味がわく」を信じて、言葉というデータを大量入力すると、「知らないもの」→「興味がわかない」が当然になる。 *注意点...感味力を忘れずに...思考力養成は簡単ですが、大事なのは感味力を守りつつ思考力養成をすること。 §読解力の勘違い...読書量は関係ない →「良質の算数文章問題」で養成されてしまう →算数で国語の読解力も育つ「文章問題は国語力だから、読書が大事???????」...本好きで、計算力があっても算数の文章問題が解けない子は沢山いる。 □「良質の算数文章問題」...幼児・児童にとっては、最も危険な絵図である、線分図は使わない。 <電線亀問題> 式の方がいい、式は必要、と思っている人は、式だけでこの問題を解いてみてください。 一度しか読まないのがルールですが、今回だけは何度読んでもいいです。 <1MX25>答え:6匹 6+5=11>8→11-8-2=11-10=1 6+5=11=11→11-11=0 6+5=11<16→16-11=5 1+5=6 ............................... <1MX26>答え:16匹 4+3=7<8→8-7=1 4+3=7>6→7-6-2=1-2=?→0 4+3=7>4→7-4-2=3-2=1 8+6+4=18,1+1=2,18-2=16 *4+3=7=7...0/4+3=7<§...§-7=/4+3=7>§...7-§-2= *8匹の場合→前3後3:8-6=2,前8後7:15-8-2=5 【模擬授業】「良質の算数文章問題」<CD飛ばし大会> 2012年08月01日 ■成田講演memo_2010-1 of 5(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ◎成田講演では結構多くのことをコンパクトにお話しています。 ヒントをつかめればと思って記録メモを公開します。 ※700ページのメモを7ページにしたものですので、解説ではありません。 詳細はHP(http://dongurishop.cart.fc2.com/ca3/84/p-r-s/)を御覧ください。 ■成田講演memo_2010-1 *お酒の話「酒は百薬の長といいますから、適度な量は健康にもいいようです。 では、大人にはいいからという理由で子供に毎日飲ませますか?」 §参考>アルコールは胎児や赤ちゃんにとっては害にしかならない。奇形を促す。体だけでなく、脳にまで。 §漢字はどうやって覚えますか? §「イメージフィックス法:image-fix」の紹介 *Slow_in&Quick_outの原則、Whole_in&part_outの原則...全体が分からないと部分は使えない。 *部分が分かっても全体は分からない。 *応用するには全体の中で部分を細部に渡って取り込む *「かめ」龜「うつ」鬱を覚えるときに拡大して全体を覚えたら、部分は直ぐに分かる。反対は不可能。 *暗記方法なので何にでも使える *絵以外の「書き」は小3くらいから、両眼視の確立する6歳前後から可能だが、熟成する9歳前後がスムーズに移行できる。 *IF法:毎日1文字テスト *構造的な漢ドの欠陥「縦にお手本がある漢字練習」 *読み・意味...漢字読本...小1例文*漢字読本を教室で作るだけで言葉や文字の感覚が高まり素晴らしい表現力養成にもなる →できれば、漢字読本作成をクラス単位で毎年すると最高。 §国語§ *漢字IF法*漢字読本(3形式)*全手本漢字練習帳(小1:犬) *編と旁の意味 →フォニックスと同じで一定量のデータが蓄えられると自動的に分類されるので高学年で参考程度に見せる。 タイミングよく効果的に使うといいが幼児・児童期には邪魔。 話のネタにはなるので興味を持たせるには悪くないと言う程度。 学習には使えない。 教え込むには害がある。 *書き順を「呂合わせ」で覚える →音の連続再生優位性を利用したもので数個ならば結構だが1006字覚えるだけなのに1006曲を覚える意味はないし無駄が多い。IF法なら10秒程度。 *読解(絵コンテ読解) *作文不要(たくさん書かせれば書けるようになるものではない:高校受験で指導) *音読不要→読み聞かせ §計算練習はどうしてますか? §5分で無限暗算「指折り-デンタで横筆算」 *優れていても単純回路の強化になるので、なるべくさせない *指折算でなければイケナイ理由:吸収力を守る安心感・安定感の保証:情緒の安定&正常な感情の育成を疎外しない方法 §教具についての勘違い...体感計算が可能なのは「指折算」だけ *爪楊枝実験「2人一組...目を閉じて」[何本?][5-2][8-3][7-2+3] ...「デンタくん」が最高なのは見る教具よりも触る教具よりも遙かに確実に豊かに間単に体得できるから。 これ以上に、自然な自己信頼感を深めながら数や計算を修得できるものはない。 <ソロバン><オハジキ><ドット><棒><タイル>... 色々な<物>を利用することで<教える方>には都合の良い物は無数にありますが、 人間が生まれたときから自由自在に操作・イメージトレーニングしているのは指です。 その特技を利用しない手はありません。 「指折り算」を視覚イメージを使う<視算:「デンタくん」>に移行させる術を知らないと 無用な教具・教材を使ってしまいます。気をつけましょう。 *目で点字を読むことは、数十分もあればできるようになるが、 指で点字を読めるようになるには数年の訓練が必要です。 *体表点字の説明:ワイシャツのボタンより少し大きいほどの振動子の振動で点字の1点を表し、 点字を皮膚感覚(触覚)で読むもの。 →指の外側につけた手袋振動による点字もいい? §三角視算表...九九の暗唱だけでは「もったいない」 §お宝算...三角視算表の再利用 §単位換算表...秒殺単位換算→小数のカケラ点→分数変換 §通分計算...最小公倍数は使わない「通分計算横??」 *先に繋がらない学習を習熟させてはいけない *通分に最小公倍数は使わない:習熟させない 例1: 1/2 + 5/6 = ?→3/6 + 5/6 = 8/6 = 4/3 ○→6/12 + 10/12 = 16/12 =8/6=4/3 例2: 7/130 + 5/14 = ?→(7*7+5*65)/910 ○→(7*14+5*130)/130*14 =(7*2*7+5*2*5*13)/2*65*14 =(7*2*7+5*2*5*13)/2*5*13*2*7 =(49+325)/910=374/910=187/455 *先に繋がる→高校数学新編数学II 数研出版 P.11→(χ2-χ)/(χ2-1)=χ(χ-1)/(χ+1)(χ-1)=χ/(χ+1) P.12→(χ2+χ)/(χ+2) ÷ (χ+1)/(χ2-4) = (χ2+χ)/(χ+2) ? (χ2-4)/(χ+1) = χ(χ+1)/(χ+2) ? (χ+2)(χ-2)/(χ+1) = χ(χ-2) □小数計算は習熟させない 0.12?3.4 =12/100?34/10 =102/250 =51/125 =0.408(必要なら最後に小数化の割り算...これは簡単だし必要) 0.12÷3.4 =12/100÷34/10 =12/100÷34/10 =12/100?10/34 =6/170=3/85...ココまで □余りのある割り算は習熟させない 28÷5=5あまり3→6ふそく2 *概数なのでどちらでもいいし、使えない →算盤、電卓、余り割り算、通分も同様の先に繋がらない *習熟させている時間は単純思考回路である反射を強化する考えあい頭の育成時間となる <補足:引用>---------------------------- ●習熟させてはいけない学習項目 [ カテゴリ未分類 ]???? ■習熟させてはいけない学習項目があるのをご存じでしょうか。 先に繋がらない学習は、出来なければ混乱を招き、出来ればガラスの自信を育ててしまいます。 いずれにしても危険な項目ですので長いスパンで再検討しましょう。 【習熟させてはいけない学習項目の代表例】 1.式での数の分解合成 2.式の変形 3.単位換算計算練習 4.余りのある割り算 5.小数の掛け算・割り算 6.最小公倍数での通分はしない 7.スラスラ音読 8.高速計算(暗算) 9.大量暗記(漢字、古典、英語)味わうだけならOKだが、覚えることはラ →日常的に使うもの、使えるものであること! 10.徹底反復:体の制御と頭の制御の勘違い <参考ページ> http://reonreon.com/vain.html http://reonreon.com/math_noneed.pdf <重要なまとめ> http://reonreon.com/sum_up_01.html <補足:引用終わり>---------------------------- §...構造的な計算ドリルの欠陥...「筆算をかくスペースがない計算練習」数が異常に多い →反射形成 →考えない訓練 →考えない頭の育成 *「筆算がかいてある筆算練習」 *計算は小4位からゆっくり:6年間の計算内容確認 *「良質の算数文章問題」をしていれば、計算問題は一問もしなくてもいい →文章問題の中に計算は必ずある:生きた状態で使いながら自然に、あらゆる計算を復習できる。 <卵タワー問題> 1分に2個の真丸巨大卵を産む鶏モンスターが5羽います。 この卵を重ねて100mの卵タワーを作ろうと思います。 卵の半径を 5 cmとすると9 時50分丁度から産み始めれば何時何分にタワーを 作ることができる分の卵を用意できるでしょう。 2012年07月31日 ■低学年の算数〜読み聞かせ・読み合わせ〜(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 発明品だらけの「これだけ算数・計算編」の一部を、もう少し紹介します。 「これだけ算数・計算編」より ●低学年でやってほしい、数字の「読み聞かせ→読み合わせ」 ●既存ドリルも工夫次第で「お粗末3点セット」 →「お見事3点セット」へ変えることができます。 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/koredake-sam-low.pdf どうでしょう。 どんぐり倶楽部は、すべきではないといったことに関しては、 必ず無料の回避策(しかも、より効果的な改善策)を持っています。 全て公開してありますので、探してみてくださいね。 ※「〜教室」を「どんぐり教室」にする場合も含めて無料なんですよ。 これも回避策(教育界の改善策)です。 既に、稼働しているところもあります。 何と言ってもロイヤリティーなどありませんから、持ち出しゼロなんです。 もちろん、学校でも使えます。全校生徒でやっているところもあるんですよ。 なおかつ、教えては<いけない>のですからね。 でもって、こんなに楽しく100%思考力養成ができる。 *お母さんたちが2〜3人のグループで全国で始めたら、その瞬間に教育の大革命が起こりますよ。 準備は全て、随分前から整っているんですからね。 →<0MX03>←YouTube動画 <0MX03> 月 日( ) 小学校 年 組 番 ここは くらげのうみです。 まいにち たくさんのくらげが あつまってきます。 きょうは きのうよりも 5ひきおおいようです。 きのうの くらげは 6ぴき でした。 あしたもまた きょうと おなじかずだけ ふえるとすれば あしたは くらげは なんびきになるでしょうか。 ………………………………………………………………………………………………………………… ●数字ついでに「中学受験」で使う<数字>の見方 【偏差値SS】は【合格点】とは全く異なる記号です。 SS54の学校に不合格でもSS64の学校に合格するのが当たり前。 受験数字の仕組みと使い方 *使われないで、キチンと使えば全てがプラスになり、確かな策戦だ立てられるようになる。 子供の伸びしろを最大限に保ったまま、難関校の合格もできるようにする、究極の受験策戦と実践記録。 理論編:絶対学力より抜粋 ●購入も可能 実践編:健全な中学受験 ●詳細目次 ------------------------------------------ 2012年07月30日 ■筆算筆順練習帳〜命の縦線〜(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 発明品だらけの「これだけ算数・計算編」の一部を紹介します。 筆算筆順練習帳→http://reonreon.com/cal-order.html どうでしょう。 この「命の縦線」を入れるだけで、(暗算さえしなければ)計算間違いは全てなくなります。 また、割り算の筆算の中には、四則演算が全て入っていますので、計算練習はこれ以外には、「複合計算」で、手順の確認だけをするだけで完璧になります。そうですね。最高でも1日1題、通常の学力なら1週間に1題で計算問題練習は十分です。それ以上は害を与えます。 →分数計算以外の計算式で大事なのは計算手順(計算運番の約束:指定されている記号の意味を理解すること)です。 計算そのものは誰でもできるので、面倒な計算を根気よくやれば1週間に1問で十分です。 →肝心なのはどんな複合問題にでも通じる手法の確認です。それには単純な計算問題では全く役に立ちません。 →<参考ページ> http://reonreon.com/kaisei-math.html *注意すべきは、文章問題なのに、計算を指定されたとおりに行うことだ。計算式は算数語という言葉であり、思考の筋道である。したがって、その計算式を真似していては、オリジナルの回路はできないからだ。 子供の流儀は、「完全オリジナル」我が道で行く(コピー学習厳禁:パターン学習を薦めないの理由) 大人の流儀は、「換骨奪胎」我が道を行く(自分の回路を使って他人の回路も消化する) 豊かな思考回路があれば、Copyしたものでも自分のオリジナルに変換して、データベース化できる。なければ、そのまま、Copyするしかない。ただのCopyでは、デンタベース化されていないので、リンクしておらずに、使えない。 <中央教育審議会・答申書>続編(メモ:本文の記事は後日UP予定) ・中央教育審議会は、毎回、結構いいことを言う。しかし、言うだけで、核心をつけない。分析ができていない。分類までしかできないので、その分類に対する 既存の対応を強化しようとする効果のない提言に終わっている。理論がないので、方法が旧態依然としているか、場当たり的な対応方法の提示になっている。つ まり、状態は、全く改善されないのだ。 これは、アドバイスする側の大きな勘違いである「そりゃ分からんだろアドバイス」にすぎない。 子育てと教育で大事なことで、まず誰もが知っておかなければならないことは、 どう対応するかよりも、判断基準が常に同じであることだ。ぶれないことが、お手本を見せ続けることになり、確実に、影響を与えることになる。揚当たり的に 基準が知ると、信じたくても信じられないのは当然のことである。ココをに気ずかないで、他人が作った判断基準を使って、その場しのぎの(本当の自分の判断 基準ではないものでの)対応をしていたのでは、厳しくても優しくても結果は同じで、偶然に頼った結果となる。つまり、家庭や学枝以外の環境での判断基準を 身に付けることになる。 そして、教育環境の劣悪な現代では、殆どの子供達は、正常な判断基準は育てられない。となる。ゲームやテレビや漫画の中での言動が子供達の判断基準となるということだ。これは、一番身近かにいる、親と学校の先生が判断基準を伝えられなかったことが根本的な原因である。 警視庁の調査から分かった「非行に走る子供の親は、子供の言いなりになっている場合が多い」という事実にも、符合する。言いなりとは、判断基準がゼロとい うことだからだ。判断基準が常にブレなければ、それが多少変わっていても、あるいは、人間が変わっていても大丈夫なのだよ。ブレないことで安定するのだか らネ。 ---iPadから送信 <頭に来る程お粗末な夏休みの宿題> ●毎年、この時期になると夏休みの宿題の相談がある。今年は宿題の現物を見ながら話をしたが、見るに堪えないお粗末な宿題のオンパレードである。内容はピ ンキリだが、見事に<悪い宿題>ばかりである。国立大学附属小学校、私立小学校、公立小学校、学校にかかわらず、どれもお粗末である。子供の才能を粉微塵 にするような宿題ばかりだ。よくもまあ、これだけ、何も考えていない(あるいは、見当違いな)宿題を出せるものだ。もちろん、学校によって量は違うが、ど れもこれもお粗末である。中には中学受験用の宿題もあったがそれもお粗末である。受験には役には立たない。過去問も5年分ほどあったが、役立つのはその過 去問だけである。しかし、やり方は何の指導もない、これではアウトだ。アドバイスはするが、イタチごっこである。せっかく、学習方法の軌道修正をするには 最もいい時間なのに台無しである。 2012年07月28日 ■要約の方法<分解合成法>(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■要約の方法に関する質問を度々受けます。どんぐり倶楽部のHPでは公開していませんので、「教えてくれないのかな」と思われている方もいらっしゃると思いますが、どんぐり倶楽部には、全てが揃っていますので、当然あります。 しかしながら、幼児・児童期にはさせないほうが伸びますので公開はしていませんし、指導もしません。 もちろん、指導をすれば簡単に誰でもできるようになりますが、ダメですよ。才能潰しになります。 ただし、指導者は知っておくべきことなので、ここで公開しておきます。 ●要約の具体例(幼児・児童期にはしないほうがいいです) ●新聞記事(要約された文と言われる文)を半分に要約する実例をお見せします。 DONGURI-PILOTのほんの一部の記録です。 参考になれば幸いです。 コチラからどうぞ→「要約の方法」 作る方は<ハコ書き作文>を使うと一瞬で幾つもの物語ができます 2012年07月28日 ■12才までは、才能を伸ばすようなことはさせないという選択肢(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 12才までは、才能を伸ばしてはいけません。 普通に普通を極めて、普通に育てること。幼児・児童期には、コレが大事なんです。 才能があることが分かっていても、「ああ、この子は才能があるなぁ」と心に留めておきながら、それでも、普通に、極く普通に育てるんです。 これが、まあ、英才教育の真髄です。 本物の才能なら、多少の邪魔をしても、必ず発現します。しなければ、それは【才能】ではなかったということです。 守らなければ伸びない才能なんてのは、自分を活かすことができるように開花するような性質の才能ではないんです。 そこを間違ってしまうと、チッポケな才能のために人生を棒にふることになるんです。どれだけ多くの人が、そうやって子供の未来を潰してきたかは、枚挙に暇がありません。 そんなことより、人間としての正常なベースをキチンと育てることが最重要課題なのは、大前提のハズなのですが、どうも、そうは思わない世の中になってしまっているようです。 反対に、12才をすぎてでも出てくる、あるいは、生き延びている才能は、積極的に応援すべきなのです。 それどころか、この才能は、人類の宝なのですから、全世界で守り育てなければいけないものです。 この正常なサポート方法の意味も含めて、幼児教育(英才教育)は、してはいけないのです。 iPadから送信 ■120年のための10年を軽く考えてはいけません。About 10years' education from 2 to 12 子供時代と言われる0〜12才の間に、最長でなら10倍にあたる120才までの楽しみの源(感情・感覚を再現することも可能な原形イメージ)を蓄えるのだ から、大人になってからではできない(最大の楽しみの源となる)ことを思う存分にやっておくことが「楽しく人生を過ごすこと」を可能にする前提条件であ る。 でなければ、何を見ても聞いても読んでも楽しめない(感動できない)人生を送ることになる。ゾッとするほど酷い託じゃないか。ところが、こんなことが、教育という名の下に平然と行われているのだよ。 その上に、時間とお金をかけて、その強化をしている人までいる。しかも、その数は異常な程の数となっている。 12才の段階で、人生を楽しめなく育てられてしまう場合もあるということだ。 どうだろうか。もしも、身に覚えがあるようなら、今すぐに、子供には、子供の世界を味わえるようにしてあげて下さい。 もう何度も様々な場所で様々な機会をとらえて、このような話をしてきた。 それなのに、その貴重な子供時代の時間を使って、社会に出たときに備えて、と称して、どうでもいい(実は、やってはいけない)何かをさせるなんてのは、本末転倒も甚だしい。 ー生使える1つの力をキチンと育て、他は子供時代にしかできないことを十二分にさせること。 これ以外に「誰でも絶対にできる健全な子育てと教育」はない。 そう言う私も、実感として確信したのは、31才で行った先のスペインでのことだったので、時間がかかったものである。 1、人生を楽しむ(そう感じるような回りの環境を選ぶ・作る・環境設定する) 2、生活を体験する 3、恋愛を体験する 4、出会いと別れを体験する 5、人生を楽しむ(自分で主体的に) 1、自分が子供の環境の一部となり、人生を楽しむ姿を子供に見せることで、子供が人生を楽しむ基本環境となる(ココでサイクルの最初に戻り自分自身が環境となる) iPadから送信 *2012.07/29追記 <中央教育審議会の今一歩アドバイス:これじゃあ分からんだろ!> <追記2012.07/31:意外なことになってますね> ■12才までは、才能を伸ばすようなことはさせないという選択肢 記事ランキング 教育ブログ1位 幼児教育1位 2012年07月28日 ■Total-Balance-Educationプラス(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 外で十(プラス)の時には、バランスをとるために、家で(マイナス)にさせる?ドランスをとるために、マイナスの負荷をかけますが、それに、学習(勉強)は使いません。 ルールや作業の反復なら、役に立つ「お手伝い」が最適でしょう。 生活全体でバランスをとるのでTotal-Balanc-Educationなんです。 ですから、家の外で、キチンと思考回路ができるのなら、家では、特別な学習は一切不要です。 バランスをとるときの手段の選択については、「しつけ」の3段階と同様ですが、もう少し細分化すると次のようになります。 ・安全→安心→安定 ・満足 ・余裕→入力→消化→吸収 ・回路作成(データベース〜思考回路) ・納得→自己確立→社会的自己確立(自分の立ち位置を探る) ・表現→プレゼン と進む。 理解・思考には、データベース作成時に必要な豊かな<原形体験>が必要である。 表現には、対象の反応を感じる感味カが必要である。 満足すると、心おきなく次のステップへ進める。 ということは、満足して進むことが正しい進み方ということです。 満足していないのに「できたから次へ進む」というのは、形だけで内的進化は伴わないので、「できているのに、分かっていない」という危険な状態になってしまうのです。 ここで、よく言われる 「できていればそのうち分かる」は何の保証もありません。 逆に 「わかっていれば必ず出来る」はアタリマエのことです。 できなければ、「分かっていないのかもしれない」というサインを送ることができるので手の打ち様がある。 しかし、「分かっていないのにできてしまう」と、誰もが「分かっていると勘違いして確認しない」「できるからいいんじゃないの」「そのうち分かるわよ」となり、手の出しようがない状況の繰り返しとなる。悪循環の固定である。 もっとも、この循環こそが永久利益を簡単に生む最も簡単なセールストークである。何十年と使われて、既に定着しているので、売る方も得られる方も疑う人が いないに等しい。利益誘導可能な迷信を利用して行われる商売の典型的なタイプである。最近ではご丁寧に、全く関係のない「脳医科学のデータ」まで、添えて 説明してあるのだから、そのデータの意味(学力養成・思考力養成には全く関係ないということ)を読み取れなければ「なんとなく良さそう」 と思わせるのは決して難しくはないご時世である。 こうして、内的進化を伴わない、正確には「進化防害」という、非常に危険な学習(マイナス学習)が時間とお金をかけて行われることになる。「できるだけ学習(デキルことだけを評価して進めていく学習)」である。 当然、最大の被害者は子供である。しかし、それは、人類の悲劇的な結末を導く道でもあることに気づいていただきたい。 「できるだけ学習」という評価はしやすいが、サルマネでできる表層的な学習を続けている限り、学校(や学習教室)での思考力義成は、不可能です。子供には 合っていない、教える側に合わせて作られたカリキュラムが優先され、子供自身の納得は無視して進められるカリキュラムは、文字通りナンセンスなのです。 ■早期教育が最悪のルートを辿る場合 与えられた(既存の、作られた、オリジナルではない、自力で作り出していない)記号(図や数字)を使って、与えられた手順通りに<何も考えないで>真似をすると、褒められるという流れの学習は、最もキケンな学習である。 なぜなら、全く価値のないことに価値があると思い込まされるからだ。この価値観は一生ついてまわることになる。これが、いかに悲惨な将来を確定してしまうかを考えなければいけない。 附属のエスカレーターを使って大学を卒業させてもらったところで、たかだか22才である。普通に考えて、その後の50年を浪費するように育ててしまっては、子供に申し訳ないだろう。 22年間を使って子供を潰したいと思っている親などいない。 しかし、そうしている親がゴマンといる。 一度、キチンと立ち止まって、考えてみてもいいのではないだろうか。 最悪の早期教育は最悪のルートを辿る。 →自分では、何も考えようとはしないようになる。 自分が分かっているのか、分かっていないのかも分からない、感じられない。 →面白さを感じたことがないので、自分から楽しんで分からない問題に取り組む」という学習の最大の源動力は、カケラも生まれない。 それどころか、分からないという「困り感」さえもない。 通常は、この「困り感」は、人為的学習障害のサインだが、そのサインさえ出さないくらいの学習障害ということだ。 高校まで、あるいは、大学まで、授業料だけを納めてもらい、実力をつけられないことを隠し通して、「後は本人の努力次第ですから」と言うシナリオである。 科学的な因果関係は、誰にも分からないという、姑息な暗黙の了解を大前提とした教育犯罪である。 附属小中高は、特に気を付けなければ子供を潰して喜ぶという悲惨な結果となる。 iPadから送信 2012年07月27日 ■今度は<iPad>で7notes(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] iPodではなくiPadです。 いやぁ、使える。素晴らしい認識率です。書くスペースも広いので、これなら、ペンは不要ですね。勿論、それでも、ペンを使った方が入力自体は楽です。一気 に長い文を書き続けても、変換のリミットをうながす、入力画面の移動は暫くおこらない。正に、普通に原稿も書くことが可能です。予測変換も素晴らしいで す。 iPad自体は、思っていたよりは、多少重たいが、それは、それでいい感じの重量感である。 調子に乗って、ちょっと原稿を書いてみると。 ★10年教育★---「さわり」部分のみ どんぐり倶楽部では、2才~12才の教育を「十年教育」と言います。 さて、この10年で、最長なら120才までの人生を楽しめるかどうかが決まります。 としたら、どうでしょうか。 本気で考えてみませんか。 0才~2才は、生命維持のための環境適応をします。 ここでは、人工的な入力は極力避け、ゆっくりと自然にふれる時間を作ってあげて下さい。 でなければ、環境に適した生命維持のための成長が阻害される可能が大きくなります。 当たり前と言えば、当たり前ですが、「学習」という呼び名がついていると、それだけで、良し悪しの判断がつかなくなり、入力してはいけない人工的な入力を、時間とお金を使って毎日繰り返している人がいます。 「これくらいならいいだろう」 「この方法ならいいんじゃないの」 「子育の能力は、無限だから」 などと、思っていませんか。 そんな余計なことをしている時間は、微塵もないと思いませんか。 百歩譲って、無限の能力があったとしても、人間には、限界があるということ、限界があるから人間だということを忘れてはいませんか。人間は、全ての能力を 使うようにはなってはいませんし、逆に使ってはいけない様になっているということです。そしてそれを使えるようになってしまったら、人間ではなくなってし まうということです。 さて、2才~12才です。 人間が人間として進化するための条件を身につけていく段階がこの10年です。 ですが、だからといってまだまだ「学習」とはなりません。 まずは、2才~5才の3年間は、「させない教育」である必要があります。「自然に導くこと」が重要だからです。 この全ての基礎を身につけるときに、「させられ感」を植え付けてしまうと、何をやつても、どんなことをしても、自分の意志でやっていてさえも「させられて」という感覚を感じてしまうからです。 「人間として進化するための全ての基礎となる2つの方法」とは、何だと思いますか。この2つがなければ、人間の進化はありえませでした。それは、「話すこと」と「書くこと」です。 つまり、言葉と絵図です。数字や文字ではないところが最大のポイントです。 ここを勘違いしてしまうと、一気にマイナス学習を早々に始めてしまうことになります。 日常生活を味わうこと以外では、この2つを自由自在に操ることができるようにするのが、2才~5才ですべきことの全てです。親がすること、できること、すべきことは、環境設定に尽きます。 そして、その環境設定とは、この場合には、 「ゆっくり、丁寧に」話すこと。 「ジックリ」日常を味わうこと。 自然を感じること、楽しむことに時間を惜しまないという態度が大切です。 そして、できれば、お絵描きを楽しむ機会を作ってあげてもらいたいと、切に思います。 本来、「お絵描き」が、苦手な子、嫌いな子はいません。 ところが、実然には、結構多くの子(男の子の方が多い)が苦手意識を持っています。 人間が、本来持っている最高の能力を封印されているということです。 スタート時点でこの状態になっていると、5才から始まる本格的な思考力養成が最初から躓いてしまいますので、 くれぐれも余計なことは、させずに、言わずに、のびのびと育ててあげて下さい。 ここまでが、どんぐり倶楽部の「幼児教育」である「させない教育」の理論と具体策です。 もちろん、「させない教育」ですので、当然ながら「教材」は、アリマセン。 つまり、ここまでは0円で最高の教育ができるということです。 iPadから送信 <0MX03デモ>←iPadで「良質の算数文章問題」 2012年07月26日 ■DONGURI for iPad(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●デモを作ってみました。みて〜〜〜〜〜〜!!おもしろいです! 「良質の算数文章問題」をiPadを使って解いてみました。 <0MX98>→http://youtu.be/9vqTs8UmVqM *この動画を見れば、幼児・児童期に立式で解くことの不利益と、逆に絵図で解くことの効果がわかります。 この絵図をかけると、式は無限に出てきます。それは、学年に応じて、あるいは子供の進化具合でどうにでもなることです。(幼児・児童期に式という算数語 を使うことの無意味さは、文字・言葉という国語を大量に入力することの無意味さと同じです。言葉は生活に根ざしたものに限定して、思考回路はオリジナルの 絵図を使って作るんです) 例えば、 (18-3*3)÷3=2 (3+3+3)+(3+3+3)=18 9*2=18→2 3*2+3*2+3*2=18→2 18÷(3+3+3)=2 絵図を見ているだけで、無限の式が出てくる。「式の変形」なんて言って、式だけを書き換える練習をする人がいますが、それは、このような問題が全てできた後の話です。順番(教育の優先順位)を間違うとせっかくの苦労が水の泡です。 *制限なしのYouTube動画にしてありますので、ご自由にお使い下さい。 <再録> ●プ ラトンの「哲学学校:アカデメイア」とイソクラテスの「弁論学校」は当時ライバル校だった。 プラトンは幾何学(目で見て考える視考力中心のイメージ操作の 鍛錬)を重視し、イソクラテスは文学(暗記中心の言葉の鍛錬)を重視した。←今の、殆どの塾や学校で実施されている学習方法(パターン学習) 逸材は圧倒的にプラトンの学校から輩出された。当然のことである。 思考力とは「視考力」を使ったイメージ操作であり、言葉とはイメージを導くための記号に過ぎないからだ。 アカデメイアの門には「幾何学の何たるかを知らない者は入学を認めない」という意味の言葉が掲げられていた。 と ころがこれは幾何学(数学)そのものを指していたわけではなく「人間は言葉を使うが、言葉そのもので考えているのではなく、イメージ(特に視覚イメージ) で考えていることを知っていることが入学の条件である」と言っているのである。 計算が速かったり、言葉を数多く覚えることが思考力を育てるのではなく、イ メージ操作(イメージの移動・変形・連想・比較)の練習が思考力を育てることをプラトンは知っていたのでしょう。 ●「音で覚える、絵で理解する、その絵を使って考える」 2012年07月25日 ■先生の未来GPS(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●先生が8/4→滋賀:8/5→京都をウロウロしているらしい。 ●バッタリ出会ってしまうかもしれない人は、心臓に悪いので、前もってご連絡下さい。 2012年07月24日 ■嬉しい便り&悲しい便り(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●嬉しい便りのお裾分け <メール本文引用> 糸山さま。おととい発注したテキストが今日届きました。 とても楽しみにしていましたので、早く届けていただいて嬉しかったです。ありがとうございました。 私には3人の子供がいます。 第一子の4年生は問題なく学校の勉強をこなしてきました。もちろん、視考力の乏しい子に育っております。(ドングリ問題は2年生のものがやっと解けます。学校では優等生です。もちろん彼もどんぐりっ子にすることにしました) 子供が彼だけだったら、私は何ら勉強というものに興味を抱かなかったかもしれません。 第二子は2年生です。親から見て決して頭の悪い子ではないのに、学校の勉強ができません。私がそばについて一緒にやっていても、「おや?」と思うことが多 く、「この子はどうしたのだろう?」「なぜできないのだろう?」と苦しんできました。彼女もとても苦しんだと思います。これは、学校の勉強は彼女にあって いないに違いない!と思い、いろいろな方法を試してみました。そんなとき、『絶対学力』『新 絶対学力』を熟読し、これなら!とおもって、一緒にやってみ ましたところ、一生懸命絵を描き、答えが合っていようとなかろうと、「おえかきもんだいならやりたい!」と笑顔で言います。娘と一緒に「もぐらってどうい うんだっけ」とかいいながら図鑑を調べたり、私の書いた猿のあまりの下手さ加減に二人して大笑いしたり、とてもとても楽しい時間を過ごしています。学校の テストがどうだとか、ドリルの問題が時間内に終わらないとか、全く気にならなくなりました。宿題マシーンも稼働しております。娘の学力がどうとかもあまり 気にならなくなりました。勉強は感動です!そして、感動する能力が彼女にはあります!年長さん用の問題をやっていますが、はじめてできたとき、彼女の喜び ようはすごかったです。私はこっそり泣きました。どんぐり問題は、彼女の感動を増やしてくれます! 第三子も年長さんになったらどんぐりもんだいをやってもいいよ、と私に言われて、とても楽しみにしております。今すぐにでもやりたいようですが。 そんなわけで全学年ぶんをお願いし、机に並べてわくわくしております。私たちに感動のもとをありがとうございます。 ------------------- ●その一方で(同じ日に)下記のようなメールを送らなければいけない。 附属小に入学した(お受験をした)1年生の子供が「頭の健康診断(1年生向け問題使用)」をした結果。 ■「頭の健康診断」や学校の面談は全て同じ結果を示しています。 →デタラメ →気にならない →「分かる・分からない」という感覚がない 思考を楽しむ---できないようになっている 思考の忍耐-----できないようになっている 思考の継続-----できないようになっている 思考の工夫-----できないようになっている 思考の開始-----できないようになっている 思考の気づき-----できないようになっている ●気に入らないもの、分からないものは受け付けない →考える対象にもならない。という現状のようです。 <学校の面談でのコメント→理由> >気分のむら →入力の最大の源である情緒の安定が損なわれている >理解しているのか?先生の言うとおりにしたくないのか、皆目検討がつかない子です。 →基本回路(感覚・感情)が育っていない >ケアレスミス →ミスではなく、通常ならば「気になる」状態なのに、「気にならない」のです。 >どこに1人でいっても物怖じしない →違います。通常なら物怖じするという高度な感情が働くのに、それがないということです。 ●成長が止まっていますね。3歳前後くらいで、頭の成長が止まっていると思われます。 口だけが達者な2歳の子供の反応だと思って、お子さんを見て下さい。合点がいくのではないでしょうか。 <参考> パソコンでネットからご覧になって下さい。手に取るように分かると思います。 左が「どんぐりっ子:5年生」、右が面談に来た「優秀な徹底反復教室生:小1〜小5まで3科目学習+習い事多数」 ■YouTube動画 http://youtu.be/****** ■2人の5MX19 http://dl.dropbox.com/u/78229866/****** ※歴然とした学力の差が分かります。 「回路作成が完了しているどんぐりっ子5年生」vs「スタートラインにも立っていない5年生」 右の子は目が考えられない目ですね。学校の成績(全く学力を表していない)はいいんですよ。 ■手元のロングバージョン版 http://youtu.be/****** ※解いた時のすべての記録を写真で送ってください。 ●ノート見ました。想像通りでした。全く考えていません。反射的に学校でコピーしてきた方法を考えること無く(文脈と関係なく)使ってでた数字をそのまま 描いているだけです。最後の1問も「考えた」のではありません。パターン学習でも、最も危険な単純なコピー回路のみの再現利用ですね。 ------------------------- 2012年07月24日 ■iPodから送信テスト(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■iPodのソフトに7notesという手書き文字が高精度で文字入力される優れものがある。 ちょっと、原稿を書いてみた。記事にはなっていないメモです。 ●芭蕉 古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ。 あらゆる分野、時代において、ー流の人は、全く同じことを言っている。 iPodから送信 ●健全な子育てと教育に関する正しい理論を正しく理解していただきたい。 子育てや教育に正しい理論なんてあるのか、と言う人も多いでしょう。 ですが、あるんです。 その理論を知っていれば、健全な子育てと教育を誰でも簡単に実践することができるのですから、知っていて損はないでしょう。 もちろん、目の前の子供一人一人に合わせて手法はアレンジすべきですが、その手法が的を得た効果的な手法になるには、人間の進化を見据えて築き上げられた正しい理論を知っておく必要があるのです。 これを知る事で、ゆるぎのない自信をもっていつでもどこでも、子育てと教育は、可能になります。 【韓国】先行学習禁止法について←へぇ iPodから送信 ●12才までに、ヒトを人間に育てあげること。これが、教育の本道である。人間に育て上げるのだから、人間の条件を、明確に確定しておかなければ、教育は一言も語れない。テストで高得点をとらせることが、教育と思っていたら、早急に出直すか立ち去ることを、お勧めする。 テストで高得点をとらせる、あるいは、成績をUPさせる。はたまた、合格を確約する。そんな方法は、すでに確立されている。まあ十中八九は、危険なものだが、我慢できるのであれば、予定通りの結果は得られる。 iPodから送信 ●騒音があってもできる思考なんてのは、たかが知れてる。 そんな思考は、日常的なルーティンワークの延長程度である。 新しい回路を作ろうとするような時の、思考(深思考)時には、全てのデータベースを使いできるだけのエネルギーを思考(視覚イメージの操作)に注ぎたいの だから、コンデイションを整えることに使う以外のエネルギー消費は避けたいのである。それは、通常なら気にならない、騒音に対しての反応であることもあれ ば、過分な光に反応する場合も同じである。とにかく、生体エネルギーの全てを思考に振りむけたいのだ。 特に、大人になってからの深思考状態は静かでうすぐらい程度がBESTである。 iPodから送信 ●大脳の役割は、大別すると、3つになる。 1、思考回路作成 ※これは、後に、小脳にCopyされてサブルーチンとして利用される 2、その時々の処理 ※司令塔としての第2次成長後の基本的な働き:永久脳or大人脳 3、データ変換:全てをpdfにするような働き ・小脳は、データベース構築 データベースは、安定回路、感情回路、満足回路、納得回路、思考回路、そして、もちろん、動作の制御回路を蓄積していき、マルチインデックスデータベースを構築し、大脳からの司令を実行すべくサポートと自動化を自動的に超高速処理している。 小脳のモジュールは、単純にできているので(単純である方が働きやすいので、単純になるという進化をしてきたので)非常に高速で、効率よく連続処理を進めることができる。 しかも、細胞の数は大脳が140億程度であるのに対して、小脳は1000億もの数を有する。 データ形式さえ統一すれば、単純高速処理が得意で消費エネルギーも少なくてすむ小脳には、最適の仕事となる。 ある意味、大脳は、小脳でデータ処理をするためのデータ変換をすることも大きな役割を持っている。もう1つは、ルーチン作成である。 「脳の働きについて」 大脳と小脳のエネルギー使用比率が意識と無意識の状態をコントロールする。無意識にできなければならないケースでは、小脳優位は、必然であり、意識してすべきケースでは大脳優位になるのが当然である。 ところが、究極の思考形態では、少し話が変わってくる。大脳と小脳の絶妙なバランスで、本来なら莫大な時間がかかることを少量のエネルギーで超高速やってのける。zoneに通じる感覚である。 iPodから送信 2012年07月24日 ■保護者の最大の役目(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] <再録:2008年の記事より>YouTubeのリンクなど追加 *どんなに監視体制を強化して異常を事前に察知しても異常自体は減少しません* ●日本の教育は今、非常に危険な状態にあります。 自分のお子さんは自分で守ってください。 一番恐ろしいのは感じることが出来ないように育ててしまうことです。 感じていないのに感じているようなことを言わなければならない、 書かなければならない状況は感味力を消滅させます。 だから、幼児・児童期に表現力養成はしてはいけないんです。 子供がどう思っているか知っているのだろうか。 全国規模の作文コンクールで、表現の猿真似をさせられた子供の反抗の記録も参考になるでしょう →<2006.9/5読売新聞・夕刊〜余響〜→http://reonreon.com/yokyo.gif> →実はもっと根は深いんです。何も言えなかったら、あるいは感情を作られてしまったら 一生自分の感情を知らずに生きていくことになるんです。 <キレる子供の調査?...1億5000万円の無駄使い→http://reonreon.com/yomiuri-kireru.gif> ●全国の小学校の先生に読んでいただきたい部分です。 →残虐で幼稚な犯罪の元凶と予防策→http://reonreon.com/column-01.html ※徳山高専女子学生殺害事件や長崎の小6同級生殺害事件や様々な猟奇的犯罪にも 幼児・児童教育が深く関わっています。 1.安定した情緒(情緒教育) →2.正常な感情(感情教育) →3.理解・思考・判断力養成(思考教育) →4.表現力・知識・スピード ※4.を1〜3に入れ込むと人間養成のベースを育てられなくなります。 知的系統的教育は幼児・児童期(特に9才まで、できれば12才まで)には厳禁なのです。 一生使うベースとなる脳の回路は生後12年かけて作られるのです。 その回路作成を邪魔する最も危険な教育が知識量とスピードを求める教育なのです。 →http://reonreon.com/brain-logic.html ※普通に見える子供がとる異常行動は異常行動に繋がる引き金が引かれたからではなく幼児・児童期に 育てるべき(この時期にしか育てられない)違和感(感情教育)というブレーキが育っていなかった からではないでしょうか。 今、多くの子供達はブレーキをつけて貰えずに急勾配の曲がりくねった山道を降りているのだと思います。 ●やってはいけないウサギ跳び:やってはいけない徹底反復 長い間基礎体力作りに効果的だと信じられていたことが危険行為だと分かっています。徹底反復学習も同じです。 一刻も早く気づいてください。 →YouTube「危険なウサギとび学習」→http://youtu.be/tO3KM3T-S5w ●異常行動の理由 理由1:表面的な偽物の学力を育てるための高速反射学習と実態を伴わない知識による無感覚判断学習。 理由2:求めるべきではない時期に表現力を求めることで幼稚な判断を強化する表現力の養成。 理由3:成熟した判断力を育てられずに異常な情報にさらされた時の固定的(幼稚な考えの)反応。 ※全ては止められない(現代社会では普通になってしまった)異常な情報に対抗できるような成熟した 頭を育てられない教育手法にあると思われます。 ●異常行動の予防方法 予防1:高速反射学習をさせない。 予防2:小学校では表現力を求めない。※表現力の養成は「理解力・思考力・判断力」の後です。高校から。 予防3:小学校時代は「見せない教育」も考慮する。 ※インターネットは世界共通です。つまり、入ってくる情報に歯止めはきかないということです。 また、日本が特別に異常な情報社会だというわけでもありません。さらに、宗教がらみの犯行は昔から 全世界でありますが、日本は無宗教と言っていい状態です。すると、異常事態の原因は教育以外には考え られないのです。今までの教育の根本的な勘違いが大きな代償を招いているのです。一件や二件の事件 ならば本人の異常性に結びつけることもできますが、もはや個人的な問題に帰することができる状況では ありません。「普通の子」が「殺人事件」を起こすことは異常事態以外のなにものでもありません。 教育内容や項目ではなく。教育方法を変えて、今すぐに「豊かな教育」を実践して欲しいと切望します。 ●食育と教育の共通点http://reonreon.com/slow.html 〜感じることが出来なければ(感味力養成が出来ていなければ)〜 正しい判断は出来ない(異常行動に繋がる) 味蕾を育てられなければ正しい味は分からないし料理を味わうことも美味しい料理を作ることも出来ない。 レシピを真似て作ることは出来ても何も分かってはいない。食育で一番大事なのは味蕾を育てることです。 つまり、感味力養成です。味蕾が育つには臨界期があります。それなのに、味蕾を育てるべき時期にファース トフードを食べさせていては味蕾は育てられないまま臨界期を越えてしまい一生使えなくなります。 「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」味わうことなく感味力養成はできないのです。 幼児・児童期に高速多量の反復学習をしてはいけない理由と同じです。 感味力を育てることが出来る時期に育てないと育てられないんです。 <参照:関連記事→http://reonreon.com/reason.html> 2012年07月23日 ■楽しい学習なら何でもいいわけじゃない(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●最もいただけないのが、<考えない学習>を<楽しくできるように>仕組んであるもの。 これは、厳しい。なぜなら、させない理由を探すのが一気に難しくなるからだ。 「楽しく学習できれば」「本人が楽しんでいるから」という本質とは全く関係ない漠然とした理由が親に安心感を与え、営業トークに<それらしさ>を与えるからだ。 本質的には全く関係ない。 どんなに楽しくても、悪影響を与えるものは避けるべきなのです。 「学習に無駄なものなどありません」ってのもダメ。 百歩譲って、「長い目で見れば無駄ではない」としても、年代によっては「危険」なのですから。 「甘くてもお酒はお酒」なのです。 「甘くて美味しくて本人が飲みたいと言っているのだから」といって 「食事の代わりに、毎日、お酒を飲ませているんですのよ、オホホ」と言う人はいないだろう。 ところが、これが、「学習」と名前がついた途端に見えなくなる。 ●思考力養成時期(0〜12歳)の学習に重要な「内容」と「手法」を考慮しない(表面的な「できるほうがいい」の判断)で、させてしまう。許可してしま う。お手伝いまでしてしまう。というのは、どうにかして避けて欲しい。「よかれと思って〜」と言われても、戻れないのですからね。 まさに、営業に引っかかっているパターンである。 「時間とお金の無駄遣いでしたね」だけで、済むものなら、「残念でした」だけでいいのですが、 悪いことに、考えない学習に快感さえ感じるようになるという<最悪のオマケ>までついてくる。 そして、そのオマケが、もしも、幼児期に取り入れられたものだと、非常に高い確率で一生の禍根になる。 無意識に反応する考えないことに快感を感じる原形回路が定着してしまうからだ。 「あれはダメ」「これはダメ」と言っているようで気が引けますし、書かないほうが穏やかに過ごせるのでしょうが、子供達への悪影響は甚大ですので、書かざるを得ません。 考える力を伸ばさずにコピー回路だけを使って「できる」を追わせ、その都度教材という名前で商品を売ることは非常に簡単なので「**教育という商売」には使いやすいんです。 売る方が考えることは、キャッチコピーだけでいいんですからね。 教材の目的(と書いてある事)と実際に与える刺激との相違や、因果関係の理論的な説明、使うことで起きる子供への(悪)影響は言わなくていいんです。こんな楽な商売はない。説明義務はないのですからしないんです。 ですから、保護者が、自分自身で影響検証作業をして欲しいのです。 すれば必ず分かることですので、是非やってみて下さい。 ●悪影響を知る、検証方法はコチラ(もちろん「どんぐり」も検証されるといいと思います) ●よく「バランス良く」という言葉を耳にしますが、実証してみると異常なバランスで、しかも、子供の年齢による敏感度を無視したバランスなんですね。子供 が敏感で柔軟ということはわかっているのに、悪影響も倍増することは誰も考えない...まずは、大人が子供の敏感度に匹敵するだけの量を、その時間ですべ きでしょうね。これは最低のルールです。6倍敏感なら大人が6倍の量をする。そうすれば、頭の麻痺、考える力を奪う危険性、感情を殺す経過が実感できま す。 ※保護者は必ず、よかれと思ってさせている学習を実際に自分自身で下記の分量すべきです。 最低でも2週間、できれば半年間。どういう状態を与えているのかが手に取るように分かります。 どれだけ、危険かも分かります。TVゲームも同様です。実際にしてみるとわかります。 ・12才...1倍 ・11才...2倍 ・10才...3倍 ・09才...4倍 ・08才...5倍 ・07才...6倍 ・06才...7倍 ・05才...8倍 ・04才...9倍 ・03才...10倍 ・02才...11倍 ・01才...12倍 として、検証すれば分かります。子供は敏感で順応性が高いのですから---ですよね。 良い影響も悪い影響も同様に影響します。 2012年07月22日 ■DONGURI-PILOTの参加募集(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] DONGURI-PILOTの紹介をします。 一人でも多くの方に参加していただきたい講座になっています。 ◎申し込みはコチラから ■どんぐり倶楽部の成り立ち、目的、構造、内容、使用方法、効果、実例 を学ぶことが出来る唯一の講座です。 ●学校の先生、保護者、どんぐりを使わない先生や保護者の方にも 受講していただきたい講座になっています。 ●どんぐり倶楽部に、少しでも関心を持っていただけたなら、 是非受講して下さい。 ●100冊の「子育て・教育書」を読むより収穫はあります。 -------------------- ●本科は、YouTubeでの解説授業と学習の記録、面談の記録になります。 理論に、具体的な検証を交えて実際に子供達を指導(水先案内) できるようになるための材料を全て提供します。 教育理論の一つと考えて「聞いてみる」のも結構ですし、 「一生の仕事」となるかもしれません。 ※ロイヤリティなど1円もありません。 まずは、最後まで参加してみて下さい。 面白い世界をご覧いただけると確信しています。 ●全25回の講義です。 6ヶ月を標準として、受講されるといいでしょう。 ※もちろん、数年かけても結構です。いつでも再視聴できます。 ●既に、質問等も出ていますが、個人の質問等には随時返信していきます のでコメント欄に追加して下さい。 ●コメント欄での応答は他の受講生も見ます(生きた学習材料になります ので重要です)ので、個人名などは仮名にして下さい。 ただし、架空の話は厳禁です。 ●普段見ることができない、非常に参考になる映像も沢山ありますので、 「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」受講して下さい。 -------------------------------- ■INDEX:1回目 No.01--どんぐり倶楽部のいるところ (俯瞰できる場所にいるから、様々なものが見える) No.01--環境に左右されずに絶対学力を育てる理論 (Total-Balance-Education:両端を知っているから中心が分かる) No.01--整理学習と養成学習(偶然学習では通じない) ※式も答えも不要な理由(学力の正体) No.01--能力と手法(能力開発の勘違い:開発できるのは手法のみ) ※入力-処理-出力:能力差はない、そして、入力-出力:手法の差はない、 あるのは好みだけである。ところが、処理には手法の差がある。 PCでいえば、優秀なソフトを組み込めるかどうかが勝負となる。 コピーするという処理は最も単純で応用の利かない手法である。 パターン学習が危険な理由はココにある。後天的に育てられるのは、 優秀なソフトの設定のみである。 No.01--人生は楽しむためにある。学力とは、人生を楽しむために必要な力である。 ※ヒトが人間になるための力。人生を楽しむための力。学力の話をします。 No.01--なぜ、「良質の算数文章問題」なのか。必要なのに、無いものは作るしかない。 ※感味力を保持し視考力を活用した思考力養成のための材料 (7年間の学習教材はコレだけでも十分です) No.01--Question--2011.10/12-18で質問を受け付けます。 <DONGURI-PILOT-01-88分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 -------------------------------- ■INDEX:2回目 No.02--「良質の算数文章問題」を解くときの注意(ルール)について (「型」の意味と重要性) ※「どんぐり」のルールは、ただの手順や約束ではありません。 ※「思考力を育てる」という伝統を引き継がせるための仕組み。 No.02--Uni-Policy:子育てと教育の方針が同じでなければならない理由 ※教育は子育てのほんの一部である。「子育ての楽しみと教育の醍醐味」 No.02--幼児・児童期の完璧主義は丁寧に拭いとること。 ※幼児・児童期の完璧主義を野放しにしておくと禍根を残す。 No.02--危険な「活性化」信仰。エネルギー浪費でしかない「空ぶかし現象」 を活性化という言葉で誤魔化してはいけない。 教育に関しては活性化にプラスの意味は一切ない。 No.02--思考形態の変遷過程に沿った教育だけが「無理なく無駄なく効果的」 な学習を可能にする。 ※「哺乳類の寿命」と「性成熟年齢と遺伝」と「思考の臨界期」 No.02--Question--2011.10/19-25で質問を受け付けます。 <DONGURI-PILOT-02-68分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <Q&A:動画> ■PILOT-02-a01-09m ■PILOT-02-a02-18m ■PILOT-02-a03-22m ■PILOT-02-a04-23m ■PILOT-02-a05-10m ■PILOT-02-a06-20m §上記の「講義+Q&Aの音声のみのDL:ページは開かずに 圧縮ファイル(.zip)のDLが始まります」 「PILOT-02-170m」 ※mp3プレーヤーで再生可能 <補足説明用:画像&動画> ■どんぐりポケット1時間ノーカット ●どんぐりポケット1時間ノーカットの様子です。 (人数も静かさも中程度のものをUPしてみました) 複数学年が混在していますが、みんなやることは同じです。 「入室→名前を書く→問題を選んで解く→添削してもらう→退室」 画質は落としています(コマ落としもしています)が雰囲気は分かると思います。 また、当然ですが「分からない」「できない」「習ってない」「足すの?引くの?」 なんて言葉は一切出て来ません。 ■PILOT-02-a06-補足画像4点 日経新聞0.-原本 1.-要約手順1 2.-要約手順2 3.-原本vs要約 -------------------------------- ■INDEX:3回目 No.03--勘違い手法を生む「偶然教育理論」と 正しい手法を無数に生み出す「絶対教育理論」 □天体現象を説明する「天動説」と「地動説」 □「天動説」→偶然一致する現象もあるが、例外が多い→偶然教育 □「地動説」→全てに当てはまる→正しい理論→例外はない→絶対教育 □理論自体は単純だが、見つけ出すには「鋭い観察力」と「深い洞察力」を要する。 No.03--理論的な思考だけを育てるのは簡単である。しかし、非常に危険なのでしてはいけない。 すべき教育とは「感情を守り育てながら、最高度の理論的な思考を育てる」ことが、すべき教育である。 ※<感情を>を考えない学習方法は人間の幼児・児童期には使えない。 ※貧弱な幼児教育理論の致命的な欠点と幻想の原因と判断方法 ※幼児期の一時的な記憶の優秀性を大量記憶、高速再現に使ってはいけない理由 No.03--陳腐な「右脳教育」「左脳教育」 右足だけを鍛えて、次に、左だけを鍛えたら、走れるとでも思ってる? どちらも同時に使わないと働かない感覚や機能がある。そこが大事。 No.03-- どんぐり理論を紐解くための語句解説 ・感味力・視考力・言葉のトリガー理論・学習のプラットフォーム・全ての教科で一つの力 ・教育の統一場理論・ネクストステージ理論・思考の臨界期 ・<快回路-満足回路-納得回路具象思考-抽象思考-小脳自動思考-全脳思考> No.03--基礎基本の勘違い □「読み書き計算」は基礎基本ではない □「高速・大量・反復」は幼児・児童期には」厳禁 ・一時的記憶力優勢期の理由(大量暗記用ではなく 視覚イメージ操作回路作成のための原形回路作成) ※教育の優先順位(Priority in Education)は次回にゆっくり扱います。 <DONGURI-PILOT-03-55分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <Q&A:動画> ■PILOT-03-a01-12m ■PILOT-03-a02-22m ■PILOT-03-a03-06m ■PILOT-03-a04-14m※オマケ解説 ■PILOT-03-a05-20m(スター・トレックVer) §上記の「講義+Q&Aの音声のみのDL: ページは開かずに圧縮ファイル(.zip)のDLが始まります」 「PILOT-03-130m」 ※mp3プレーヤーで再生可能 <補足説明用:画像&動画> ■楽しい高校受験の勉強 ※糸山家では塾とは無縁ですので家庭で中3の9月から 受験勉強を許可しています。 もちろん、家庭で出来なければ塾で結構です。 理解力があれば自学でも塾でも同じです。 モチロン、過去問対策や設問解釈はシてくださいね。 ■計算の工夫を自分で説明-計算の進化 ■先が見えすぎて筆算が追いつかない-要SlowDown-でもお見事 -------------------------------- ■INDEX:4回目〜 以下、25回まで続きます。 2012年07月21日 ■お知らせ:2012夏休み添削教室(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●2012夏休み添削教室:有料(一人1850円) 期間:2012.7/25〜2012.8/30 一人3作品までの添削をします。 添削者:糸山先生 FAX送信:020-4623-6654(24時間) メール添付:donguriclub@mac.com 郵送: 〒811-1356 福岡県福岡市南区花畑2-21-33-105 「どんぐり倶楽部・添削教室」宛 2012年07月20日 ■教育の成果は12歳で分かる(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■時々、実にくだらない質問がもっともらしい言葉を使って送られてくる。 1.「どんぐり」の、科学的な根拠は何ですか。 2.「どんぐり」の、成果は何ですか。(どの大学に合格したのですか) この2つの質問は 1.→「私は自分で考える力がないので、嘘でもいいので数字で説明して下さい」 2.→「今までに作ってきた力は基礎学力ですから、これからの伸びは受験で証明すべきものだと思います。」ということです。 ???である。どこまで、教育の本質も分かっていない質問だろうか。どう考えても、物心付く前(事実の相関関係を見抜けない)の小学2年生程度の質問である。 ●目の前の子供そのものが、12年間の子育てと教育の成果の全てである。他にはない。「どう開花するか」なんてのは、本人の趣味の問題である。12歳の時 点で、子育てと教育で目指していた状態になっていなければ効果はなかったということだ。「基礎強化をしていたのだから」「これからですよ」なんてのは誤魔 化しである。 ●小6の時点で「どんぐり」の成果はハッキリと見えていますので、追跡調査は全く不要です。 12歳以降は、本人の趣味的な要素の問題です。他の教育も同様です。小6時点で、その教育の結論は出ているということです。吸収力と本物の自信が学力の 全てです。何を知っているとか出来るかではありません。「主体的な理解力」これに尽きます。すると成長するに従って力が顕著になってきます。 当然のことなので、あえて、言いもしなければ説明もしませんでしたが、「どんぐり」だけ(しかも、宿題お粗末3点セットのような「考えない学習」を極力さ せない)で、育った子供達は、中学で実力が表面化し始めます。さらにこの傾向は年を追う毎に、つまり、高校-大学-社会人と意識的に学習を進めるに連れて 顕著になっていきます。豊かな本当の思考力を育て上げてあるのですから。当然です。しかも、「余裕で楽しく」です。考えることそのものが楽しいのですか ら、吸収は速いし理解も深いので意欲との相乗効果をもたらします。 *やる気が起きても思考回路が育っていないとそうはなりません。苦しいパターン学習の連続になります(あるいはコピー上手になって成績だけはいいが意欲のない子になる)。 ■最新情報を少しだけ〜2012年〜 ●Mちゃん:中堅私立高校2年生(塾などは一切ナシ:どんぐり以外の学習も一切ナシ)特進クラス順位1桁台。 ●Rちゃん:公立中1年生:学年順位一桁台。 ●Lくん:中1:学年順位一桁台。学年1位-2回:数学は満点。 ●Hちゃん:高1:公立トップ校:受験は最後まで塾ナシ。 ※私立難関中もアリ(でも、オススメはしません) ※こんなの普通です。アチコチで聞きます。 ※小学校でも、特に高学年で応用問題(本当に考える問題)をしているときには必ず次のような言葉を聞きます。 「分かったのは2人だけで、どんぐりだけしてる私と、塾でトップの子」 「みんな、塾に行って何をしているんだろう?」 という正常な感覚です。 ※もちろん「ウチの子は全然」という場合もあるでしょうが、それでも大丈夫なんです。変なことをしていなければね。 学習するタイミングが来ていないだけです。でも、準備はできています。どんぐりノートを見れば、どの段階にいるかも分かります。 2012年07月20日 ■子供への理不尽な言動は、子供の成長を止めてしまう。(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●理不尽な嫌味は、回復できない不信感を残し成長を止まらせる。 子供の頭の中に「意味がわからん」「何で?」の反復がいつまでも続く。 ●悪いことに多くの場合、親は無意識に行なっている(良かれと思ってアドバイスのつもりで言っている場合が多い)ので、何度も繰り返される。 ●理不尽なことなのだから「分からないのが当たり前」なのに、「分からない方が悪い」という雰囲気を作られてしまう。「どうして、この子は分からないんだろう」「物分りの悪い子だ」なんて言われてしまう。とんだトバッチリである。 ●理不尽な言動は、瞬間的にその場で悪影響を与えるだけでなく、それから以降、理不尽なことを言った理由と、それを許せる年齢に子供自身が成長するまで悪影響を与え続ける。つまり、部分的に成長を止めてしまうのだ。 ●気まぐれな一言が子供の成長を妨害するのだ。感情に任せて話をするお母さんは特に注意すべきことである。 ※ここを心得ていると反抗期さえもなくなる。 反抗期→http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/200911080000/ <読んでいただきたい「どんぐり」をご存知の方のブログ記事> 「理不尽なこと」 「ある思い出」 *ついでに 「漢字学習」「達成感という甘い罠(わな)」 2012年07月19日 ■「いじめ&いじめられ」と子育てについて(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●いじめられやすい子はいる。 しかし、それは、いじめを擁護する材料とは全くならない。 材料になどなりはしないが、親はそれに、いち早く気付き、保護し、できれば強く育てるべきである。 ●例えば、様子がおかしいと思ったら、<本人からの言葉を待たずに>すぐに休ませて、話ができる環境を作る。 健全な不登校を「させる」。 という具体的に攻撃を受けないでいい状態を確保することが大事である。 ●その上で、現状把握に努める事が肝要である。いじめを受けながら話なんて出来る状態ではないからだ。 また、順番(対応手順・時期)を間違えると、簡単に手遅れになる。 直ぐにエスカレートし、エスカレートすると止まらなくなる。 まず、気づくべきは親である。 動くのも親である。 最初にすべきは子供を止めることだ。 ※勘違いしてはいけない。いじめる相手を止めるのではなく。子供がいじめられる環境へ行くことを止めるのだ。 保護することに全力を注ぐ。 他の対応(相手と周りへの働きかけ)は二の次である。 ●いじめられる方は、弱いが「人間」である。 しかし、いじめる方は、その時点で、「人間」ではない。 したがって、「加害者にも人権が」なんてのは、ない。 人ではないのだから人権もないのは当然である。完全な子育ての失敗である。 ●私は、失敗という言葉を使うことは、殆どないが、子育てに関してのみ、ヒトを人間に育て上げられなかったら、それは完全な「失敗」である。 ●ただ、これだけ、全国に「いじめ」が存在するということは、子育てだけではなく、教育も、影響を与えていると考えざるを得ない。 つまり、子育てと教育の大原則が根本的に間違っているから、この異常な現象が続いているのだ。 保護者も教育者もこの全く改善しない理由を突き止め、早急に修正しなければ、人類の未来はない。 大袈裟な物言いではなく、本当に未来はやってこない。少なくとも人間社会は、簡単に崩壊する。 道徳教育がどうということ以前の問題だということを、共通理解として、学校でも家庭でも持っていなければ。 修正は難しい。 また、既に修正可能な時期を過ぎている場合の手段は隔離すること以外には、ない。 コミュニティーを作り、ー生をそのコミュニティー内で過ごすことである。 「人間を保護し、人間以外は隔離する」が緊急時の基本的な対処方法である。 現在は、この処置が、逆転しているので、非常に理不尽なことが大手を振って歩いている異常な状況である。 自著だが「 子育てと教育の大原則」 を、ぜひ読んで頂きたい。 【詳細目次案内】 <追記>新刊は品切れで、中古本を見たら4000円以上になっています。下記の思考の臨界期をとりあえず読んでもいいでしょう。全文(705ページ)読めます。この一部に加筆したものが「子育てと教育の大原則」です。 【思考の臨界期】 【思考の臨界期+】←加筆分 <追記:2012.07/20> ※異常事態に気づかないほど麻痺している教育環境であることを認識した上で「学校にいく」ことを考えないとね。 ●いじめの構造:2006年11月04日 http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/200611040000/ ●いじめの構造-2:2006年11月09日 http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/200611090000/ 2012年07月18日 ■「良質の算数文章問題」を見てみましょう(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●現在編集中の子供達の作品のほんの一部です。参考にして下さい。 「良質の算数文章問題」を使って、こうするだけ(待っているだけ)で学力は育ちます。 作品集20120718-on the way 「編集中」 ●視覚イメージを再現できるようにあらかじめセットするには、体験する時に「ゆっくり、ジックリ、丁寧」に入力しなければいけません。 そうしないと、再現できるようにデータベース化はできないのです。 そして、「ゆっくり、ジックリ、丁寧」に入力しようとすると、時間をかけなければならないという結論に辿り着きます。 忙しい日常生活そのものが将来の学力をそぎおとしていることになるのです。 入力されて消化できなくては何一つとして栄養にはならないということです。 忙しく毎日を入力に使っている人達は実は、非常に無駄な時間をお金と労力を使ってすり減らしていることになるのです。 入力が500でも消化が0ならば学力も0ということです。入力が10でも、消化が10なら学力は10です。入力は、少なくていい、むしろ、現代では、少なくなくてはいけない、が正しい言い方だと思います。 なぜならば、現代では、悪影響を及ぼす単純反復・高速学習・大量暗記をリセットすることができる「遊び」の時間が確保されていないからです。 昔は、20分の宿題をしても、5倍の100分程度は毎日「遊ぶこと」でリセットしていました。ですから、放任していても、学力養成できるチャンスがあったのです。今は、そのチャンスすら与えられていないのが実情です。 これでは、放任という偶然教育は全く通じません。 保護者や先生達がよく言うことは「昔もそれくらいの宿題はしていた」です。 ところが、彼らはリセットする時間も持っていたのです。この最も重要な点の認識が非常に甘いのです。リセットできれば、直接害があるとは言わなくていいのです。 ところが、逆に、リセットできなければ、有害なのですから、禁止しなければならないのです。宿題を禁止するなんて何を馬鹿なことを言ってるんだと思われるでしょうが、マイナス学習を少なくすることが最も速効性のある対処法なのです。 そして、少しだけでいいからプラス学習を入れる。そうすると、遊ぶ時間も考える時間も無理なく日常の中に定着させることができる。実は非常に簡単なことなのです。必要なのは、ほんの少しの勇気だけです。「お粗末3点セット」は、させないという勇気です。 **お勧め宿題** 「平日は漢字1文字、1字だけをIF法で覚えて1ページに大きく1文字清書」 「計算は、1問のみを、1ページに大きく筆算」 ・土曜日は、良質の算数文章問題を1題のみ自力で解く。もちろん絵図で解く。完全ノーヒントで解く。 ・日曜日は「絶対に勉強してはいけない日」とする。 ・他の時間は全て自分が本当にしたいことだけをする。 ※ただし、テレビゲームだけは、ダメ。 また、読書であっても時間は制限することが大事。自然界から得られる入力が大事な時期に、仮想空間の中で出力(再現)をしている暇はないからです。 すべきことは、自然の中で思考のデータベースを蓄積するために、できるかぎり、自分の体を使って外遊びをし続けること。 簡単なようで、なかなか毎日はできない現代は、それだけ日常生活をする場所の教育環境が悪い時代だということですね。確かな教育観を持っていなければ、この劣悪な教育環境を凌駕することはできないのが現代です。 「健全な不登校」 <再録:2009年12月17日> ■「50年かけて見えてきたこと」(文責:どんぐり倶楽部代表・糸山泰造) ●偶然ですが...NHKデジタルHV BS-3...9:30〜プレミアム8人物(再放送)「柳田邦男」を見ていました。 ●柳田邦男さんが言っていた、子供達の現場を見てきて「50年かけて見えてきたこと(問題の核心)」は、私がどんぐりを立ち上げた理由と全く同じなんですね。 ●読み聞かせの注意点にも、感情育成にも言及していました。 「子供達が危ない」「見えない物を見る力が育たない環境」「便利な社会=工夫しない社会=考えない生活=思考力が育たない教育」 ※犯罪の低年齢化への関連も話に出ていましたね。現状認識は殆ど同じです。...ですが、手法を生み出せるだけの理論はありませんでした。 ●今、0-12才までの教育を本気で変えないと本当に未来が無くなってしまいます。 ●どぐりには、完成した理論と具体的で効果的な解決策があります。どうか、気づいた人は気づいた人から使って下さい。 http://reonreon.com/index.html 2012年07月17日 ■ZONE状態:余談(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ZONE状態になるのは稀なことらしいけど、私は、中学位から日常化していた(特に剣道の練習をしている時は常態化していたし、中2(14歳)で個人優勝 をした時のことは今でも明確に思いだすことができる)ので、長い間、誰もがそうだと思っていた。今考えると、究極の思考形態と肉体制御の融合状態である。 ※そう言えば、40度の熱を出して受験した高校受験の当日(15歳)もそうだったし、大学の時に舞台(20歳)の本番当日(英語劇)もそうでした。---こうしてみると、十分な練習と緊張感が影響しているようですネ。 しかし、先日のテレビ対談の話を聞くところによると、オリンピックでゾーンという状態に2回ほどなったことがある(村主)とかいう回数らしい。漫才の大御所となっているタケシでさえも、無台でのっている時に、とか、夏木マリも無台で一度とか、言っていた。 それだけ頭をフル回転させることが通常はないということなのだろうか。高校受験の時もそうだったし、大学で舞台に上がっている時も、講演会などの時も同じ状態である。あまりにも身近すぎて、特殊な状態とは思えないのが実際です。 頭の上の方から自分とその回りを冷静に観察しながら、最良の次の手を先回りして考えている。 見ている方が本体(大脳)で、体を制御している方は小脳自動思考である。 長考の様に小脳自体に思考(ただしこの場合の思考は、単純な再現と組合せ的思考)させる場合と、小脳には、発言も含めた動きを任せて、大脳は、指令塔的役 割を頭の上空で行う。これが、人間の究極の思考形態である。とは言っても、中学生が日常的に経験していたことなのだから、そんなに難しいことではないハズ だ。 そんなに特別なことだとは思ってもみなかったので、今まで書いたことはなかった。まあ「もう一人の自分が〜」とは書いたことがあるとは思うが、そうなのか。みんながみんな同じこの状態に日常的になるワケではないのか。 ?意外なことを知ったなあ。自分が見えない人が多いってことと関係してるかも知れない。自分を見るもう一人の自分がいなければ、自分を見ることは難しいだろうな。言っても分からないハズだ。 脳科学者でもないのにというコメントがくることは承知のうえで書きます。 ZONE状態は、<大脳:小脳>の割合が、2:8というところではないだろうか。 通常は8:2くらいで、 熟練したことをしている状態が、5:5かな。 だから、日常的なことよりも高度なことを、熟練の或まで仕上げて、小脳をフル稼動させている時におこりやすい状態である。言い換えればヒラメキの連続状 態。大脳にエネルギーが、集まっていると小脳が受け持っている無意識の働きを、感じにくい。半々だと、とぎれとぎれに感じるので、スムーズだが、大脳の意 識が、中心となっている。 ZONEは通常の反対なので、大脳へのエネルギーは小量なれでおだやかな状態で反対に小脳は活発に動いている。その動きが、大脳で顕在化されるので、もう一人の自分が意識される。その自分は小脳にいる、いつもは「無意識」と呼ばれているところに住む私である。 人間解析ドキュメント「ZONE」TBS<1999.10/21〜2004.09/26>では 「ZONE状態に入ると、周りの人、物すべてがスローモーションに見える。」「打つ瞬間、ボールについている小さなマークが見える。」「泳いでいると、体 が水に溶け込んでいく。」こんな体験をするほど究極にまで追い込まれている選手達の生き様を、テレビ番組「ZONE」では伝えていきたい。 とあったが、小脳思考による超高速シュミレーションを現実という通常速度が後追いするのでスローモーションに見えるのは当たり前なのだが...。神秘的と 言われているが、高度に洗練された高速処理状態です。あ、ちなみにクローズアップなんかもできますよ。例えば、剣道で小手を打つときには。実際には動き 回っている極小の場所が目前にハッキリと細部まで大きくスローで見えるので隙だらけに見える。だから、正確に素早く打てる。 2012年07月17日 ■思考の邪魔をするもの(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 思考の邪魔をするものは思考の流れを遮る自動的に再現されてしまう視覚イメージである。 状況で言うならば、視覚イメージを頻繁に要することを並行して処理している場合である。 ただし、状況が同じでも、それは、反応の仕方意識の仕方によっても変わる。 例えばこういうことである。 同じ言葉が聞こえていても内容を理解しようとして聞いている場合と、聞き流している場合では、視覚イメージの再現率や濃度(鮮明さ)が違うので思考の邪魔をする強度が異なるということだ。 つまり、思考の流れを邪魔する視覚イメージの再現が自動化されてしまうと思考はできなくなるということである。 どういうことかお分かりだろうか。 自動化の癖が付きやすい「幼児・児童期」には、自動再現の練習はしてはいけない。非常にキケンだと言うことです。 速さを求める学習は、考えられなくなる準備運動になるので、やってはいけないということです。 大量暗記・高速計算・徹底反復は(視覚イメージの高速再現=自動化という点で)幼児・児童期の学習としては使ってはいけない学習方法(使い道をまちかったエネルギーの浪費)であるということです。 「出来る=力(能力)」と勘違いしている場合に、最もおちいりやすい学習方法です。 ※情緒不安定やストレス下での学習も単純に刺激に反応して操作できない視覚イメージが自動再現されて思考できない状態になるのは同じですし、何も考えずに再現された視覚イメージを繰り返す無意味な「できる」も同列の現象です。 このことは、ルリアの実験に参加したシィーという完全記憶能力者が考えられなくなった結果とも合致しています。 どの文献を見ても、最終結果は「幼児・児童期に記憶力を強化してはいけない」となっている。 ※必要な記憶は日常生活だけで十分(取り入れるべき)だということです。 ■ルリアの論文を知らない人の為に概略を書いておきます。 被験者シィーは、ー目見ただけで何でも完壁に覚え、完璧に思い出すことがでる能力を有する完全記憶能力者であり、後にその記憶カを使って超能力者として仕 事をするために、さらなる記憶カの強化をし、その結果、日常生活にさえも支障をきたすほど思考ができない(思考の混乱)状態となった。記憶が自動再現され てしまうと思考ができないということが数十年の記録で詳細に分かっている。というものです。 <関連記事> 2011年09月12日 ■指導と評価(文責:どんぐり倶楽部) ■危険な高速計算 ※ゆっくりなら悪くはない算盤(もちろん「指折り算→デンタくん」がいいんですよ)も「高速で10種類の視覚イメージを連続操作しかしない」のですから。使うのはキケンですね。 <文庫本が再刊行されています> ■偉大な記憶力の物語――ある記憶術者の精神生活 (岩波現代文庫) [文庫] 2012年07月16日 ■「しつけ」の3段階(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 「しつけ」には、3つの段階があります。 [1]反射を使う段階 [2]お手本を見せる段階 [3]話して、納得させる段階 です。 [1]は、見せても真似ができない時期の方法、 [3]は、自分の行動を制御できて、人の話を理解できる時期、 [2]は、[1]と[3]の間で、期間は人によりけり。 共通していることは、時期ハズレの方法は、効果がないということ。 また、論外だが、親のストレス発散、感情のはけ口としての「しつけ」と称する行為は全て虐待である。 言い聞かせると言う行為でさえも時としては虐待となつている場合もあるので見逃さないようにすべきである。 2012年07月14日 ■「万人に効果的な指導法はない」を間違ってはいけない。(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] 「万人に効果的な指導法はない」のは当然だ。 「方法は」だ。 しかし、くれぐれも勘違いしてはいけない。 理論はひとつだ。 人間の認識過程は同じであるし進化過程も同じである。 だから、その「理論」+「対象に応じたアレンジ(方法)」をしても100%の効果を保証できる。 これが、理論がないのに、「方法は生徒の数だけある」という部分だけがひとり歩きすると全く効果がない方法が野放しになる。 正しい理論あっての方法である。 行き当たりばったりの方法のサポートをするための言葉ではない。 *【指導法】を【子育て法】に置き換えても同様である。 ●金子みすゞの詩のコメントでも書いた。 「みんな違ってみんないい」のは「ヒトを人間に育て上げた後」のことだ。 基礎工事もなく上モノが建てられる幻想は、いい加減に止めないと致命傷を負わせる。 ---------------------- 有名な 「みんなちがってみんないい(金子みすヾ)」 という詩には 「ヒトから人間にまで育て上げた後ならば」という但し書きが必要なのです。 ---------------------- 2012年07月13日 ■そういうことか(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●長い間、せっかく「どんぐり倶楽部」に出会ったというのに、並行して早期教育をしている人が大勢いることを不思議に思っていた。 「いいとこ取り」と言いながら、「悪いとこ取り」になっていることが分からない。 「バランスよく」といいながら、平気で「アンバランス」な学習をさせている。 ・・・なぜ、気づかないんだろう。熱心なのにズレてる。 このところ、そういうブログをたてつづけに見て分かったことがある。 以前は、「検証していないから」だろうと思っていたが、それだけではないようだ。(検証しても「でも、やっぱり」という人までいる) 芸術系にしても文学系にしても語学系にしても共通した根本的な認識不足が原因なのだ。 時々、「ギリシャ彫刻を超えるには」という例えで書いていたので分かってもらえていると勝手に思っていたが、全くの思い違いで、なかなか読み取ってはもらえないものだと痛感した。 bbs-log05.html、bbs-log07.html、bbs-log21.html ※JUMPした後で「ギリシャ彫刻」で検索 あらゆる分野、時代において、ー流の人は、全く同じことを言っている。 芭蕉:古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ。 分かりやすく書くと、「幼児・児童期には、表現された言葉や音や絵そのものを入力しても無意味である」ということだ。更に進めると、何事も忙しい現代では、マイナスにしかならない。 <下記はあるブログからの引用をちょっと加工したが、論旨は同じである> 1.芸術を楽しめたほうが人生の楽しみは増える 2.芸術を味わえる心を育てたい 3.環境が大事 4.小さい時からコンサートや劇場に行く *おっとっと、3.まではその通りだが4.が全くの勘違いである。 言葉も音も絵も、伝えたいことはその先にある視覚イメージであり、さらにはその視覚イメージから連想される原形イメージであり、最終的にはその原形イメージにリンクしている実体験で獲得して蓄積された感覚・感情である。 この感覚・感情を豊かに蓄積することだけが真に「幼児・児童期の芸術・文学・語学の教育である」ということが分かっていないのだ。 だから、本体ではない単なる表現手段である「言葉・音・絵」を入れ込もうとするのだ。また、入力は多いほうがいい(とか強い方がいい)という二重の勘違いも拍車をかける。「消化なければ何もなし」にも気づかないで、入れたから大丈夫と思っている。 残念ながら、それでは、よくても「知っている(覚えている・聞いたことがある)」というだけで、そこには感動も何もない。永遠に「分からない」状態になる。 幼児・児童期に味わうべき・感じるべきことは、表現者が表現しようと思った本体そのもの(あるいは近似値としての似たような体験から生じる感覚・感情)であって、そのために使われた手法ではないのだ。 なぜならば、本体を持っていなければ、手法よって表現されたもの(伝えたいと思っている本体)を味わうことは不可能だからだ。表現者は本体を伝えるために、工夫して表現しているのだから。でなければ、あの手この手で表現の工夫はしない。 つまり、芸術にしても文学にしても語学に関しても、幼児・児童期に味わって感じて獲得したいつでも再生可能な深い生の感覚・感情のみが、その子の万能の力になると言うことである。 だ・か・ら、どんぐり倶楽部の5歳までの幼児教育は「させない教育(生活を感じて味わうことが全て)」なのだ。 「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」感じて味わう生活をするには十分な時間(時間的に余裕のある生活が基本)を要するので他のことをしている時間など微塵もない。でしょ? 芸術に親しんで欲しいからコンサートに行く?違うだろ。その音楽が伝えたいと思っている本体を味わっておくために「自然を味わい感じる」ために「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」自然の中で過ごす。だろ。 *行ってはいけないとは言わないが、本体を知るべき時にそんなことをしていては頭でっかちのおバカさんになるよ。 「ああ、ヴィヴァルディの四季ね。知ってるよ」で終わり。なんて貧相なことだろう。しかも、こんな結果を導くために子供の貴重な時間を費やしている。 *ちなみに、演奏・スポーツなどの肉体制御に関することで幼児・児童期に有効なこと(柔軟性の獲得と肉体の成長に沿った訓練)はありますが、今回の場合は無関係。 *迷路やパズルやブロックを置き換えても全く同じことが言える。思考力養成の勘違いである。本体は何かを見失うと材料を本体と勘違いする。 *「良質の算数文章問題」をする時の<注意>に、ヒントは一切与えない。書き方を教えてもいけない。とワザワザ書いてあるのに、ヒントを与え書き方を教え る人がいる。「出来ればいい」「解けたほうがいい」と思っているからだ。それでは、自力で思考回路養成はできない。だけなら、まだいいが、永久に回路を作 る方法を実感できないから、能力を使えなくなる。能力を使えなくして目の前の問題を解けるようにしても結果は致命的なマイナス教育になる。これも、本体 (育てるべき対象)を見誤っているからだ。 *勘違いついでに、教育の勘違いの行き着く先はココです。 上部が「誰でもよかった殺人」下部が「いじめ」に関する記事です。どちらも同根。 2012年07月13日 ■大津市、中2自殺問題関連(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●2006年11月04日の記事です。 ■いじめの構造:原因と対処方法(文責:どんぐり倶楽部・糸山泰造) http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/200611040000/ <追記> ☆もちろん、中学受験をしなくても、心と頭を人間に育てる教育がなされていなければ人間になれないのは当たり前である。 2012年07月07日 どんぐり倶楽部のテキスト購入について(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●2012.7/1のドメイン変更により、テキスト購入ができない状態になっていましたが、下記より直接オンラインショップページにてご購入可能です。夏休み用に検討されてはいかがでしょうか。 どんぐり倶楽部テキスト→どんぐり倶楽部オンラインショップページ 2012年07月07日 ■どんぐり倶楽部 in Swiss(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●スイスでも利用していただいています。 →YouTube ホームページアドレスが変わりましたのでご案内します。 New http://reonreon.com/index.html http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html(ミラーサイト:予備サイト) ●POLOT(指導者養成講座)を公開します。 ●今回は指導者・保護者・教師の方全てに知っておいていただき内容を話した記録(25回分の1回分の本編のみ)ですので(88分→80分:前説Cut)ですが全編公開します。 ●第1回目全編(HPリニューアル記念=reonreon.comドメイン) ●ドメイン変更で驚いている方もいらっしゃると思いますが、同じページ名で全てUPしてありますのでドメインだけ変えて閲覧して下さい。 http://homepage.mac.com/donguriclub/aomusi.html ↓ http://reonreon.com/aomusi.html 2012年07月05日 ■DONGURI-PILOT(指導者養成講座)(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●POLOT(指導者養成講座)を公開します。 ●今回は指導者・保護者・教師の方全てに知っておいていただき内容を話した記録(25回分の1回分の本編のみ)ですので(88分→80分:前説Cut)ですが全編公開します。 ●第1回目全編(HPリニューアル記念=reonreon.comドメイン) ●ドメイン変更で驚いている方もいらっしゃると思いますが、同じページ名で全てUPしてありますのでドメインだけ変えて閲覧して下さい。 http://homepage.mac.com/donguriclub/aomusi.html ↓ http://reonreon.com/aomusi.html 2012年07月03日 ■レオンくんドメイン(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●いつのまにか、レオンくんドメイン(reonreon.com)ができていましたので、お知らせします。 ●メールもホームページもこのドメイン(reonreon.com)が使えます。 HP→http://reonreon.com/index.html *どんぐり倶楽部内のページをリンクしていただいていた場合は ドメイン部分を変えて頂くだけでページに飛びます。(ページのファイル名は同じにしてあります。) 旧ページ→http://homepage.mac.com/donguriclub/ducare.html 新ページ→http://reonreon.com/ducare.html 中間ページ→http://dl.dropbox.com/u/78229866/ducare.html メール→donguriclub@reonreon.com *「ちゃんとdonguriclub@mac.comに運ぶから大丈夫!」と言っています。 ●ん〜〜〜、やるなぁ。いつのまに...。 2012年06月28日 ■テキストの選び方・進め方(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■ちょっと、聞いてみましょう。 「はい、もしもし、どんぐり倶楽部の糸山です。」 ■年長さんからどんぐり倶楽部の問題を始めたいというお母さんとの会話です。 *テキストの進め方などの参考にどうぞ。 2012年06月26日 ■ゼロから自力で描き起こすことが絶対学力の素(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●描かれてあるもの、出来合いのものを使うのではなく、ゼロから自力で描き起こすという行為の中に本当の学力の素が隠されている。玉石混交を見抜ける人は少ないと思いますが、やり比べれば理由がわかります。 こんな雑誌が出ています。 ●日本経済新聞出版社 編980円(税込)A4変型判 並製 120 ページ 978-4-532-18131-4 2012年6月発売 今号は中学、高校受験、最新の学校選び方を大特集。最新の受験事情から国内外の学校紹介、私立、公立入試実績まで、これから学校選びの新基準を紹介します。また、学び力の伸ばし方、算数力の身に付け方を特集します。 ●特集ページはこちら 巻頭インタビュー 日本の未来を支えるリーダーたち 第1特集 学校選びの新基準 第2特集 わが子を伸ばす“算数メソッド”を探せ 第3特集 海外大学進学が見えてきた 第4特集 学力よりも“学び力” ■購入はコチラ 2012年06月26日 ■考えないという環境に適応する子供達(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■20120625 in Pocket「学校でこんな難しいのやってないから...」 ●乗り気じゃない様子の子供のセリフである。学校の危機が如実に現れている。このセリフは子供のせいではない。子供は環境適応するだけである。毎日長時間 を過ごす環境に適応しているだけである。考えないことを求められれば考えられなくなるのだ。逆に言うと「考える環境を作ればそれだけでいい」ということで もある。ところが、今は、学校が子供の意欲をそぎ落とし、考えられる力があるのに、その力を使えなくし、考える方法そのもの(言葉を正確に絵図化して相関 関係を捉えながら操作する)をいつまでも教えないがために、公式や解法を暗記して使うコピー学習しかできない子供を大量生産している。学校で難しいことを やる必要はないが、解法を真似させて「できる」と勘違いさせることだけはさせないで欲しい。キチンと「考える術」を教えて欲しい。それだけでいい。そうす れば、「難しいから」なんて言葉は全くでなくなる。正確な絵を描き起こすだけなのだから。 「絵を描く習慣」「文字を絵図化してよく見る」ただ、これだけでいい。 ●4個を「4」と書いてはいけないんです。「■■■■」か「■■■■:4」です。この差が、全ての学力を決定づけます。 学校だけで十二分に簡単に1年生からできます。これだけでいいんですから「理解が遅い」とか「書くのが遅い」とか「絵が苦手」なんてのは関係ない。 1週間に1絵図で十分なんですよ。シッカリしろよ。 学校で「考えない習慣」を身につけさせてどうすんだ! <1MX30>ミミズのニョロは 3しょくの たからばこを みつけました。あかいろの たからばこには きいろの たからばこよりも 4こ おおい た からが、きいろの たからばこには あおいろの たからばこよりも 2こ すくない たからが はいっています。たからばこを あけたら、みんなで 30 この たからが ありました。では、あかいろの たからばこには なんこの たからが はいっていたことに なるでしょうか。 ■どんぐり問題を見て、絵図を描き起こす前に「分からない」と言う場合は、残念ながら、学校の環境が「考えない習慣を身につける環境」になっているということです。毎日、家庭でリセットする必要があります。 ※単純反復・高速計算・大量暗記・電子ゲーム---厳禁--- ※宿題を「約束だから」とか「ルールだから」だとかノンビリしたことを少しでも思っている方は是非、子供の考える力を確認して下さい。そんな余裕はないと思います。→「頭の健康診断」 2012年06月23日 ■7歳まで・・・ってのはダメなんだよなぁ(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●いいこと言ってるのに、なんで7歳っていうかなぁ。これじゃあ、元の木阿弥なのになぁ。7歳って言ってる人は、自分でこの日本で検証したのかなぁ。少な くとも現代日本では絶対に長すぎる。7歳まで行くと、というよりも、学校に入ってしまってからでは、修正に非常に時間がかかるし、自力でアレンジ(環境適 応の調整)できなかったことを、学校への不満に置き換えて、子供を守る術を見いだせないで過ごしてしまう。自分の準備不足には一生気づかないケースも多々 ある。5〜6歳の1年間は、環境設定の移行期間なんです。 ●「7歳までは遊べるだけ遊ばせよう」「7歳までは夢の中」・・・。惜しいなぁ。でも7歳までやったらダメなんだよなぁ。6歳から小学校が始まる。だか ら、その前の1年間(5才〜6才)で体験で蓄積したデータベースを意識的に使えるようにする必要がある。でないと、せっかくできている本当の力であるデー タベースを使えずに、言われた通りの上辺だけの手順を真似してしまう。「学ぶは真似ぶからきてるんだから」なんて言われてコピー学習を始めてしまう。ある いは、全く理論的なことを受け入れられないまま感覚優位にダラダラと感じるままに逃げまわることになる。「元の木阿弥」である。外遊びについては7歳どこ ろか最低でも12歳までは中心に据えないと、もったいないですよ。 「幼児・児童期に大事なことはA・T・S」 →「Asobi,Tomodachi,Shikouryoku」ですよ。 どんぐり問題が年長さん(5才)から用意されているのには、結構深い意味がある。また、その前にはテキストが一切ないのにも意味がある。 5歳までは自然の時間の流れの中で体験を通して、感じ・味わう生活をし尽くして、揺るぎない「感味力」を育み、5〜6の1年間で徐々に、学校で行われる整 理学習を自力で消化できる思考力の活用方法を身につけておく。そして、最初の1年間(6〜7才)で、学校を使えるようにする。この準備がないと、現代で は、学校に使われるか潰されるかになることが非常に多い。 ※限られた進化エネルギーを、無駄なこと「高速(大量)学習・暗記(コピー)学習・反復学習」に浪費せずに、 一貫して思考力養成のために優先順位を守って育てることで、 誰もが「健全な子育てと教育」を楽しむことが出来る。 <成人式までの年表> ★0〜5:知的系統的教育は何もしない「させない教育」感味力の養成 ※習い事などやっている時間的な余裕はない「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」自然を消化する時間で手一杯 →全ての学力の豊かなデータベースとなる <<<よくある勘違い>>> *なにもしないことがいいと言われて、自然を味わうこと感じることをしない→??? *褒めて育てるのがいいと言われて、判断基準を育てられないような褒め方をする→?? *しつけの3原則を無視して、しつけの段階を見極められずに的はずれな導きをする→?? *「時間がある(余っている)から」とか「眠っている才能を見つけましょう」とか「将来のため」とか「今しか育たないものがあるから」とか言われて、貴重 な時間とお金を割いて「習い事」「能力開発」で、育ててはいけない力(人間が長い歴史の中で、思考するために邪魔になる)力を強化して、才能開発と勘違い する。これは制御されているおかげで発言しないように制御されているのに、その制御力を弱まらせてしまった結果として、使ってはいけない(思考できなくな る)力を暴走させているということです。→???→そんなことをしている暇はみじんもない。 ※生まれつき、制御力が弱い場合(数字に弱いから数字や計算に吸い寄せられる:暗記の制御力が弱いから、意識しなくても何でも暗記してしまう等)は、様々 な力の制御の上に成り立っている「思考力」を育てるには制御する訓練が必要。ところが、開発教室では、「制御力が弱くて発言してしまった力」を「才能です よ」なんて言われて、制御どころか、爆走する練習をする。これではバランスは永久に取れない。つまり、「制御力の貧弱さ=特異な才能→早い時期に修正して 思考できるようにする」と見るべきなのに「制御力の貧弱さ=特異な才能→特殊な力→与えられた力→天賦の才→育てる(さらにアンバランスを加速させる)」 となりがちなので注意しましょう。ただし、通常は成長するにつれて正常なバランス感覚が強まり、貧弱な制御力のために発現していた異常な力は収まるが、そ の時には、特殊訓練をしていたりすると、バランス機能が効かない場合も多々あり、中途半端な状態になる後遺症が残ることが多い。 ※こんなに短い期間に思考の発達・思考回路作成に必要な<快感回路><満足回路><納得回路><情緒の安定><感情教育>を済ませなければならなのだよ。他のことをやってる(やってもらってる)暇は現実的に1mmもないと思います。 ★5〜6:視考力の使い方をマスターする:この移行期間がスムーズに「思考回路養成」に入るには最も重要 ※「良質の算数文章問題・0MX」を1日1行、1週間で1問、一緒に楽しむだけ。を取り入れる。 ※これをしないと、しなくてもいい長くて無為な時間を浪費させられることになる ★6〜7:視考力を活用した思考力養成を学校を活用して行う準備 ※環境を利用して成長しやすいように環境調整をする ★7〜9:視考力を活用した思考力養成(思考回路作成) ※本格的な視考力の活用期間 ★9〜12:思考回路活用:応用力を育てる期間:ただし、まだまだ外遊び優先が伸びる秘訣 ※ここまでは、絶対的に「読書」よりも「外遊び」を優先させる。 ※10年かけて「卑怯」という美意識を伝える。 ★12〜15:自己確立:高校受験を利用して「社会との戦い方」をマスターする ※ここで高校受験を利用しないと「戦い方」をマスターする時期がなくなる危険性が出てくる ★15〜18:自己vs社会との関係を探り、どう進むかを決める準備をする ※18歳で成人式(支度金を渡して、以降は自分の生活は全て(進路関係も含めて)自分で賄う)をする 2012年06月18日 ●Lesson-008〜どんぐりテキストの種類と使い方〜(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■Lesson-008〜どんぐりテキストの種類と使い方〜 *期間限定です。 2012年06月16日 ●お絵かきソフトで「良質の算数文章問題」(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●お絵かきソフトを使ってPCなどで「良質の算数文章問題」を使う方法 使い方 問題は→DL-File「良質の算数文章問題・全700題」画像 2012年06月12日 ●模擬授業Lesson007〜良質の算数文章問題〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] *期間限定です。 ●Lesson007〜良質の算数文章問題:2MX34〜 2012年06月08日 ●模擬授業Lesson006〜数字と単位〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] *期間限定です。 ●Lesson006〜数字と単位〜 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年06月04日 ●模擬授業Lesson005〜深い読解力とは:その唯一の育て方〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] *期間限定です。 ●Lesson005〜深い読解力とは:その唯一の育て方〜 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年06月02日 ●模擬授業Lesson004〜小数点を気にせずに正確に計算する小数計算〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] *期間限定です。 ●Lesson004〜小数点を気にせずに正確に計算する小数計算〜 *本当の計算力とは、何にでも使える計算方法を正確に使えること。それには、「なんでも分数」の考えが必要なんです。 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年05月28日 ●模擬授業Lesson003〜期間限定〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] ●Lesson003〜自在筆算〜 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年05月26日 ●模擬授業Lesson002〜期間限定〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] ●Lesson002 ※Lesson002:漢字読本の作り方と使い方〜国語力を総合的に育てる確実で効率的な方法〜 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年05月23日 ●幼児英語・幼児読書(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●知的系統的幼児教育(特に「高速・大量・反復」の暗記系)---論外 ●幼児英語-------------------------------------------要注意(演歌の練習と同程度) ※フォニックスは日常的に正しい英語発音からなる音が溢れている環境が必要であり、その環境があって初めて効果を発するものである。だが、その肝心な環境 がない日本では、効果を出すためにする努力は危険な副作用を生む。水中なら誰でも泳げるのに、空中で泳げるようになろうとしていることと同じ。空中を水で 満たすことはできない。 ※また、その方法(フォニックス)の効果を出すために環境設定をしようとすると非常に無理無駄が生まれ、幼児・児童期の貴重な進化時間を浪費する。できる できないではなく(環境を整えれば、単なる音の連続性と自動リンクと、統計学的学習手法を使うのだから、できるに決まってる--が非常に危険なんです)、 手法の良し悪しではなく、日本では使えない(危険環境を強いることになる)のだ。トランプと同じ感覚で、純粋に遊びの一つとして考えるならば、害はない が、そこに「**級認定」なんてのが入ってくると時間の浪費になる。 ●幼児読書-------------------------------------------要時間制限 ※12歳まで(特に9歳まで)は<読書>と<外遊び>なら、絶対に外遊びを取るように育てること。 本の虫にさせてしまっては危険です。「文字に抵抗感はないけれども好きではない」くらいがベスト。 読んでもらって聞くのは好きだけれども自分では読まない。がいい。でもって、少なくとも小3くらいまでは、楽しい読み聞かせをお願いします。 ※「読書が悪いことはないだろう」と思って、四六時中読書していても注意しない。なんて事にならないようにして下さい。情緒の安定、実体験から得た豊かな 感情の育成、満足回路の育成、納得回路の育成、理論思考の育成、自己確立が終わった後なら読書三昧でも結構です。概ね高校生からですね。 ■現代の生活環境の中では思考回路養成ができる貴重な時間を潰してそんなことをやっている(やらせている)時間の余裕はどこにもないということです。 昔はあったんですよ。なぜなら、不便な日常生活や、野原を駆けまわりながら遊ぶことで「思考回路養成(オリジナルの工夫をすること)」がある程度できていましたからね。昔は放任主義でも健全な思考力をモテる場合もあったが今は、その環境はゼロに近い。 今は、そのチャンスが殆ど無い。ないどころか、悪影響を与える(オリジナルの工夫をさせない:思考回路を作らせない)日常と遊びの中で生活している。 そこに、プラスして、自然を相手にオリジナルの工夫をするという思考回路養成の邪魔になる、反復・暗記をいれる。あるいは、仮想空間で曖昧な実感のない(非常に薄い)疑似体験をする。 これでは、どんなに能力があっても思考回路養成は自然にはできない。 思考回路養成をするための時間と材料を使ってキチンと思考回路養成をする。現代とはそういう時代なんです。携帯型のゲームが出てきて以来、(自然を相手 にしたリセット遊びのおかげて)悪影響にまではなっていなかった宿題が、(リセット遊びもできなくしてしまったので)強力な悪影響を及ぼすまでになった。 そんな時代です。ですから、特別な反射強化練習をしていなくても「学校の宿題」だけでも、「考えられない頭」は簡単に育ってしまうんです。生活環境の変化 を無視して「これくらいの宿題は昔もやってた」なんてのは危険極まりない考えです。 *女の子なら(もちろん男の子でもいいですよ)「買い物に行こうか」と言ってでも読書の時間を物理的に少なくするのも多少の効果はあります。品物(実物) を実際に手にとって見たり感じたり比べたりできますからね。自分の生身の感覚でしか、「揺るぎない確かな感覚感情→判断力」は育ちませんからね。 2012年05月21日 ●模擬授業Lesson001〜期間限定〜(文責:どんぐり倶楽部) [ 模擬授業 ] ※教室での糸山先生の授業形式講義です。 ※Lesson001:image-fix法(イメージフィックス法) 漢字は、image-fix法(イメージフィックス法)で、1度も書かずに書けるようにしましょう。 お馴染みの「龜」から、次のステップである熟語「春夏秋冬」までを詳しく解説します。約20分 ■どんぐり倶楽部のHPアドレスが変わります。2012.07/01〜 →http://dl.dropbox.com/u/78229866/index.html 2012年05月18日 ●経済的な教育格差は存在しない(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] どんぐり倶楽部があるのだから。 経済的な教育格差なんてのは存在しない。 必要なのは、お母さんが「素直で賢くある」こと。 ここに、学力や経済力は一切関係しない。 ましてや、親の学歴なんてのは微塵も関係ない。 http://homepage.mac.com/donguriclub/ducare.html 2012年05月15日 ●教育雑誌(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●私は教育雑誌に目を通すことはまずない。 原稿を依頼されたり、取材記事が掲載される場合にはバックナンバーを送ってもらって目を通すくらいだ。 今回は「ducare」という季刊誌である。 毎回そうだが、今回は紙面が非常に限られるようなので、 「それじゃあ、勘違いされちまいかねませんぜ」というStaffが補足ページを作った。 どういう紹介文を書いていただけるかは後のお楽しみとして、せっかくなので先に紹介しておく。 http://homepage.mac.com/donguriclub/ducare.html 2012年04月15日 ●チェロコンサート(文責:どんぐり倶楽部) ■奥さんに誘われて Jazz Cellist:吉川よしひろ さんのミニコンサートに行った。楽しかった。 http://h340623.yoka-yoka.jp/e813636.html ●印象深かった3曲:「key west riders」「カノン」「アメージンググレース」 2012年04月05日 ■Small Lecture Osaka tWelve (文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■無事終了しました。スタッフの皆様。お疲れ様でした。 小学校の先生・塾の先生・学習教室の先生・保護者の方々。少しでもお役に立てることを伝えられたとしたら幸いです。 http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/b5de681bfdcd81754de4dd31f3d1ab83eb18dc00.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/464c61afa8177d5b37a4ef64e023e66fc9ae17f0.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/3c08ff78d2b65a159a1ad36df5a3214385aa6a5c.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/181e316e629d4cea958406f1928f5e7b68fa26a1.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/6d84f63ec15d7074763562b38d9aeb8abd021c1f.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/cfab7cf337e077ab0d4d3ae8726fe51f70afcb4e.31.2. http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/d24eb3dd4c30e0a82c609cfd10f38a1fc7eacf94.31.2.9.2.jpeg http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/e309d229703388203d9c39cf9f4ff1e321f4e45b.31.2.9.2.jpeg ---------------------------- ■学校で出ている計算プリントでさえ、思考力養成の強敵になっている。これが現実です。「これぐらいなら大丈夫」なんてないんです。 <参考ブログ> 2012年03月22日 ■教育講演会・座席確定 [ カテゴリ未分類 ] 「小さな勉強会〜どんぐり倶楽部の教育講演会_in_2012〜」のお知らせ ■2012.03/22座席確定。案内メールを出しましたのでご確認下さい。 *メールが届いていない場合はお知らせ下さい。 donguriclub@mac.com <うり坊さんがお食事会を主催してくれます> *講演会の後の交流会(懇親会)を企画しています。すぐ近くのイタリアンフレンチレストランです。 予定しているのは大人4,500円程度、お子さんは2,500円、幼児は1,000円。 「講演会は都合悪く行けないけど、交流会だけでも行ってみたいわ」という方がいらっしゃったら、 遠慮せずにご連絡くださいね。 osakadonguriあとまーくgmail.com です。 2012年03月19日 ■DVD for PC 2012 予約受付(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■2012.03/20-4/20のみの受付です。 http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/711200aac548e066b66b97bebe4bbe4114846bb5.31.2.9.2.jpeg donguriclub@mac.com 2012年02月28日 ■バレンタインデー(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ■娘(高1)がチャカチャカと作っていましたねぇ。 ●設計図 http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/3dbc291d16614421ef35c6af75a4de2f9db8536f.31.2.9.2.jpeg ●完成品 http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/fd1ac7ee70a373974eb20c1d42490bf247cfccce.31.2.9.2.jpeg *材料費はお父さん持ちです。 2012年01月21日 ■どんぐり倶楽部の教育講演会・大阪講演(文責:どんぐり倶楽部代表・糸山泰造) [ カテゴリ未分類 ] 申込時は終了しました。現在座席番号の確定中です。 1.参加者名 2.連絡先(県名・電話番号・メールアドレス) をお知らせ下さい。 折り返し、座席の有無をお知らせします。(ある場合には指定します) ※カメラ・ビデオ・録音は可能です。 三脚を立てるスペースも確保してありますので、バッテリーを持参してご参加下さい。 ※どんぐり倶楽部主催の最初で最後の講演会です。2時間ほどですがよろしくお願いします。 日 時:2012年3月31日(土曜日) 会 場: 大阪・中之島公園内 大阪市中央公会堂※大集会室*会場を見るだけでも価値があります。 Tel 06(6208)2002 ●タイムテーブル→14:00〜16:00 1:45開場 1:45-2:00入場 2:00-4:00講演 4:00-4:30退場 4:30閉場 2012年01月19日 ■お年玉(文責:どんぐり倶楽部代表・糸山泰造) [ カテゴリ未分類 ] ●お年玉でふ---誰でもどうぞ。 ココをクリック→【お年玉】 *漢字筆順練習帳80文字(例文も楽しめますバージョン)+珍しい筆算筆順帳 2011年12月25日 ■DONGURI-PILOT「さわり集」(文責:どんぐり倶楽部) [ カテゴリ未分類 ] ●どんぐり倶楽部のDONGURI-PILOT(指導者養成講座:水先案内人養成)の講義の「さわり集」をリンクしました。 全24回中の01-12を収録しています。 ★01-12:DONGURI-PILOT「さわり集」★ 2011年12月12日 ■「どんぐり」の記事(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐりポケット年末年始休み-12/23-1/11● 「どんぐり」の記事は12月15日(木)付けの朝刊(全国版)教育ルネサンスで! 紙面掲載後、読売オンラインのサイトにも掲載されます。 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ 2011年12月07日 DONGURI-PILOT:05-10<見出し>(文責:どんぐり倶楽部) DONGURI-PILOT-05-20111109............................... <見出し> No.05--環境設定のためのTPO No.05--目で見る<分解合成法>〜要約の技法〜 →変更→正比例の法則:思考力は思考回路養成時間に正比例する No.05--幼児・児童期の読書に関する考察〜読書をさせずに本に親しむ〜 No.05--受験について ※小・中・高・大:全く違う意味を持つ受験だから、意味を知らないと大変危険 1.小→お受験後遺症(真面目な子ほど影響を受ける)----------------× 2.中→難しい「健全な中学受験」だから、できれば、しないほうがいい--×× 3.高→大事な関門高校受験:唯一、誰もがすべき受験----------------○○ 4.大→本人次第の大学受験:気が済むまでやってもいい--------------△ ............................... <DONGURI-PILOT-05-77m>←YouTubeへ §上記の「講義音声DL:ページは開かずに圧縮ファイル(.zip)のDLが始まります」 「PILOT-05-77m.mp3」 ※mp3プレーヤーで再生可能 <Q&A:動画> <補足:動画> ■健全な中学受験ファイル閲覧 ■中学受験・ズッコケ3人組ファルDL(ダウンロード) <補足動画(低画質)中学受験面談記録:80分> ※ちなみに、こんな動画が右から左に、直ぐに出るということは山ほど受験生を見ているということです。その上でのPILOTです。 ■PILOT-02-a06-補足画像4点←目で見る<分解合成法>〜要約の技法〜ココからもリンクしておきます。 日経新聞(小学生でも簡単に出来る方法) 0.-原本 1.-要約手順1 2.-要約手順2 3.-原本vs要約 <宿題:思考の臨界期+α> ■「思考の臨界期+α」を読んでおいてください。 DONGURI-PILOT-06-20111116............................... <見出し> No.06:PILOT-EYE<自分が信じるに足る「自分の目」を育てること> ※子供を見る+事実を見る=子供の事実を見る ○超現実的に考える。半端に現実的だと「思う壺」あゆみ、偏差値、統一テスト ○フィルターをかけられた言葉はフィルターを取り除いて自分の目で見る 「具体的に見る」「具体的に考える」「具体的に悩む」→「雰囲気に流されないようになる」 ○動的思考と静的思考の差 No.06:「立式病」と「隠れ立式病」 ○勉強モードになった途端に「実感のない考えないモードになる子」 ※勉強モードになると突然現実感がなくなる。感情・感覚を使わない学習方法で勉強しているから。根本的な思考の楽しさは育たない。現実感がないと、応用も出来なければ本当の自信もでてこないし、なにしろ、楽しくないから自主的にはしない。 この状態は、能力ではなく、手法が内包している欠陥である。つまり、幼児・児童期には絶対に使ってはいけない手法を学校で使っているということ。 現実感のない計算式(万華鏡)に移行すると思考(視覚イメージ操作)そのものから離れて、数字という記号での操作になってしまうので、本来なら、常に(思考という視覚イメージを)還元再生しながら進めるという非常に面倒な(小学生では通常できない)ことが必要になる。 計算式は見えるものも見えなくしてしまう。横に書いてある絵図では見えているのに、目にしながらも計算式に惑わされて何をしているのか全くわからなくなっ てしまう。これが、立式病の病原菌の毒性の強さを表している。人間の目にスペクトラムグラス・万華鏡をかけてしまい、実体を見えなくする。視力が落ちるの は当然であり、何を見ているのかもわからなくなる。見えないのだから、考えることなど不可能である。 ※日常の勉強方法が実感を使えない方法になっている→立式病:単に計算の意味が分かっていないというレベルではなく、無感覚・無感情にさせられている。具象思考の不足。貧弱な抽象思考を強要されている証拠。実体を無視して計算をする。全く無意味な処理。 No.06:体感計算から無限暗算まで(計算力とは何か:自在に操れなければ力ではない) ※授業で「デンタくん」:授業で「横筆算」 No.06:体感読解から無限創作まで(読解とは何か:自在に操れなければ力ではない) ※絵コンテ読解(教科書の絵本化授業) ※絵コンテ諺(参考:まんが諺辞典の作成)---ワンカットで表すのがポイント No.06:何でも実感すればいいものではない。 ※基本を実感して、その実感に常に戻りなが螺旋状に抽象思考を強固に築き上げる。 1.計算や暗記のような同じ事(処理)の繰り返しで成り立っているものは、本当の基本のみ実感する。 ■100玉算盤は無用。 2.規則的な処理ではないものは、それぞれの環境の中で深く豊かに、できるだけ様々なことを感じ味わう 3.「絵図を参考にして」とはステージ(土俵・次元・世界)が異なる <PILOT-06-74m>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <音声DL(ダウンロード)> ※89.2MB <補講:PILOT-EYEに関する補講> <PILOT-06-sub-1-25m>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <音声DL(ダウンロード)> ※27.7MB ●具象思考・抽象思考・どんぐり問題の仕組・究極の思考形態についての動画をUPしました。 <動画> ※動画後半の小5の生徒との会話はまさにアカデメイアの下記の写真と同じ事をしています。 <問題> <作品>※今回のポケットでの話の中で使っている作品 <作品-2> <宿題:10時間講演記録> ■10時間講演記録←HP経由 ■10時間講演記録-1←YouTube ■10時間講演記録-2←YouTube <10時間講演-音声版-1-DL(ダウンロード)>※201.1MB <10時間講演-音声版-2-DL(ダウンロード)>※217.6MB <10時間講演-音声版-3-DL(ダウンロード)>※225.5MB DONGURI-PILOT-07-20111123............................... <見出し> No.07--PILOT-EYE-2 入力を妨害するものを特定する 1.教室--本人・保護者・家庭環境 ※環境が整わないと入力は難しい ※環境が整っていれば「思考力養成」はどんぐりで100%できる。うまくいっていない場合は、必ず、環境設定に問題がある。しかも、その環境設定は子供がするものではなく保護者がするものなので、全責任は保護者にある。 2.家庭 「ノンビリはいい」けど「甘やかしすぎ」はダメ→スローテンポで普通に対応。 「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」親の意見を言う。 例えば「勉強しなさい」とは一切言わないが、塾もナシ、受験も本人の強い希望がないとさせない。18歳で成人式して独り立ち。つまり、12年かけて自分の人生は自分で切り開いていくものだと、体得させる。 「ノンビリ」と「甘やかし」を混同していると、ダラダラと小2くらいから進化しない。つまり、9歳の壁を上に伸ばせない。シールドの対局もダメですよ。中庸が難しいのは当たり前、ベストバランスは常に難しい。けどどんぐり倶楽部なら可能。 ■症候群対策<相談風講義> ............................... <DONGURI-PILOT-07-100分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <PILOT-07-Voice-DL-120.6MB>←クリックすると音声のみDL(ダウンロード)※mp3プレーヤーで再生可能 <補足:動画> ■下記は、答え合わせということでヒントを与えてしまい進化妨害をしてしまったお母さんへのアドバイスです。 ●音声アドバイス+作品をアップしておきます。聞きづらいですが、DL(ダウンロード)して丁寧に聞いてい下さい。 ●上記の答え合わせをしてしまった作品2点の画像です →DL(ダウンロード) <予告> DONGURI-PILOT-08-20111130 ※「良質の算数文章問題」の仕組の詳細と思考力養成の関連:問題の選び方、作品の見方、アドバイスの仕方、変化のポイント、待ち方。その他リクエストにお答えします。 ※ステージ進化のための問題なども解説します。 ※紅葉のお裾分け PILOT-08-20111130............................... <見出し> No.08:「良質の算数文章問題」の7つ道具 1.仕組 2.使い方 3.ステージ移行の判断要素と判断基準 4.子供の状態と問題の関係 5.式や答えを求めてはいけない理由と求める場合 6.絵図を描けない描かない描かせない環境の改善策 7.見えないものを見る力:視考力が育つ順番 <添削サンプル解説> ■DONGURI-PILOT-08-114分←クリックするとYouTubeに飛びます。 ■補足動画(添削例解説:詳細版)←クリックするとYouTubeに飛びます。 ■補足動画の精細画像←DL(ダウンロード) ■PILOT-08-Voice-DL-136.9MB←クリックすると音声のみDL(ダウンロード)※mp3プレーヤーで再生可能 PILOT-09-20111207............................... <見出し> No.09:「良質の算数文章問題」添削の様子 ■DONGURI-PILOT-09-5分←クリックするとYouTubeに飛びます。 ■方程式問題:画像 ※立式すると 450+6a =1000-190 450+6a =810 450+6a-450=810-450 6a =360 a =60 【別解:絵図を見ればどんな変形も可能です】 1000 =450+6a+190 1000-450=6a+190 550-190=6a 360=6a 6*60 =6a 60=a a=60 ■上記の添削映像 ■PILOT-09-添削-65分←クリックするとYouTubeに飛びます。 ※音声DL(ダウンロード)はありません。 ............................... <予告:PILOT-10:どんぐり理論を超えるための唯一の方法> 2011年11月09日 ■DONGURI-PILOT-1回目講義の公開(文責:どんぐり倶楽部) ●DONGURI-PILOT情報を教えてくださいとの要望が多いので、1回目の講義を公開します。2回目以降の公開はありません。 また、実際には、この講義に対してのQ&A,補足動画、アドバイスなどが専用ブログでは御覧いただけます。 ■DONGURI-PILOT-01-OPEN 2011年11月07日 ■DONGURI-PILOT-05〜10の予定項目(文責:どんぐり倶楽部) ※下記のリンク先は誰にも教えてはいけません。受講者以外はクリック厳禁です。 ※前回のQ&Aを見ていない人は先に見ることをお勧めします。 <受講方法> 1.受講登録する(オンラインショップにて DONGURI_Lecture_on_PC を購入して下さい) ※受講専用ブログ(パスワードあり)を案内します。変更時には逐次メールにてお知らせします。 2.最新週の講義録画を見る(途中参加の場合も最新週から見て下さい)遡って質問してもOK。 3.下記のA~EをComments欄に書きこむ。遅れても大丈夫ですので必ず書き込んでください。 ※コメント欄が苦手な場合はメール可:donguriclub@mac.com ※講義に関する質問は、その週のうちにコメントする方がいいですね。 ※講義の内容とは関係のないことでも、「子育てと教育」に関することでしたら質問を受け付けます。別立てで解説する場合もあります。 ............................... このブログのComments(コメント欄)を利用して A---講義の時間軸に沿った自分用の索引を記入(自分用にYyouTubeを見ている時のタイムコードを使って整理するのもGood)---再視聴する 際のIndexと考えてください(自分用の小見出しですね)---何を知りたいときにどの講義動画を視聴すればいいのかの自分なりのメモと考えてくださ い。 B---記入した索引に対応する部分の感想を記入 C---記入した索引に対応する部分に関する質問・疑問があれば記入 D---講義内容に関すること以外の質問・相談があれば記入 E---その他、受講生同士の情報交換など F---講義に入れて欲しい項目 .............................. <見出し>※予定で〜す。変更アリ No.05--環境設定のためのTPO No.05--目で見る<分解合成法>〜要約の技法〜 →変更→正比例の法則:思考力は思考回路養成時間に正比例する No.05--幼児・児童期の読書に関する考察〜読書をさせずに本に親しむ〜 No.05--受験について(小・中・高・大:全く違う意味を持つ受験だから、意味を知らないと大変危険) 1.小→お受験後遺症(真面目な子ほど影響を受ける)−−−−−−−−−---× 2.中→難しい「健全な中学受験」だから、できれば、しないほうがいい--×× 3.高→大事な関門高校受験:唯一、誰もがすべき受験----------------○○ 4.大→本人次第の大学受験:気が済むまでやってもいい--------------△ ............................... No.06:PILOT-EYE ※事実を見る目&子供を見る目(成功vs失敗)&(モード変換) No.06:体感計算から無限暗算まで No.06:体感読解から無限創作まで ............................... No.07:PILOT-EYE-2 ※教室/家庭/様々な子供の症状と対応策 ............................... No.08:「良質の算数文章問題」の7つ道具 1.仕組 2.使い方 3.ステージ移行の判断要素と判断基準 4.子供の状態と問題の関係 5.式や答えを求めてはいけない理由と求める場合 6.絵図を描けない描かない描かせない環境の改善策 7.見えないものを見る力:視考力が育つ順番 ............................... No.09:MEMO-001-025 No.09:MEMO-006-050 No.09:MEMO-051-075 No.09:MEMO-076-100 ............................... No.10:全ての学力を一つの力で伸ばす No.10:視考力と感味力 No.10:読解のヒント1「絶対学力」 2011年11月05日 ■「最初に選びたい学習方法・下」(文責:どんぐり倶楽部) ●「最初に選びたい学習方法・下」が出来ました。 このページで予約のみ受け付けています。送料込みで780+340=1120円です。 DL(ダウンロード)あるいはFAX転送ならば、780円です。 ※下記よりメールにて連絡いただければ対応します。 →donguriclub@mac.com <拡大.pdf> 2011年10月26日 DONGURI-PILOT-04(文責:どんぐり倶楽部) ※下記のリンク先は誰にも教えてはいけません。受講者以外はクリック厳禁です。 ※前回のQ&Aを見ていない人は先に見ることをお勧めします。 <受講方法> 1.受講登録する(オンラインショップにて DONGURI_Lecture_on_PC を購入して下さい) ※受講専用ブログ(パスワードあり)を案内します。変更時には逐次メールにてお知らせします。 2.最新週の講義録画を見る(途中参加の場合も最新週から見て下さい)遡って質問してもOK。 3.下記のA~EをComments欄に書きこむ。遅れても大丈夫ですので必ず書き込んでください。 ※コメント欄が苦手な場合はメール可:donguriclub@mac.com ※講義に関する質問は、その週のうちにコメントする方がいいですね。 ※講義の内容とは関係のないことでも、「子育てと教育」に関することでしたら質問を受け付けます。別立てで解説する場合もあります。 ............................... このブログのComments(コメント欄)を利用して A---講義の時間軸に沿った自分用の索引を記入(自分用にYyouTubeを見ている時のタイムコードを使って整理するのもGood)---再視聴する 際のIndexと考えてください(自分用の小見出しですね)---何を知りたいときにどの講義動画を視聴すればいいのかの自分なりのメモと考えてくださ い。 B---記入した索引に対応する部分の感想を記入 C---記入した索引に対応する部分に関する質問・疑問があれば記入 D---講義内容に関すること以外の質問・相談があれば記入 E---その他、受講生同士の情報交換など .............................. <見出し> No.04--教育の優先順位(Priority in Education) ■学習の優先順位表の必要性 知らないと、学習時期を間違えて、能力があるのに使えなくしてしまう。 No.04--どんぐり添削とは ■添削とは解法のアドバイスをすることではありません No.04--どんぐり教材の仕組と使い方(これだけ算数・計算編/漢字読本/良質の算数文章問題/etc...) ■不要なものはありません <DONGURI-PILOT-04-**分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <Q&A:動画> ■PILOT-04-a01-**m <補足説明用:画像&動画> ■添削-01 ■添削-02 ■添削-03 ■添削-04 ■添削-05 2011年10月21日 DONGUROI-PILOT-03(文責:どんぐり倶楽部) DONGURI-PILOT-03 ※下記のリンク先は誰にも教えてはいけません。受講者以外はクリック厳禁です。 <受講方法> 1.受講登録する(オンラインショップにて DONGURI_Lecture_on_PC を購入して下さい) ※受講専用ブログ(パスワードあり)を案内します。変更時には逐次メールにてお知らせします。 2.最新週の講義録画を見る(途中参加の場合も最新週から見て下さい)遡って質問してもOK。 3.下記のA~EをComments欄に書きこむ。遅れても大丈夫ですので必ず書き込んでください。 ※コメント欄が苦手な場合はメール可:donguriclub@mac.com ※講義に関する質問は、その週のうちにコメントする方がいいですね。 ※講義の内容とは関係のないことでも、「子育てと教育」に関することでしたら質問を受け付けます。別立てで解説する場合もあります。 ............................... このブログのComments(コメント欄)を利用して A---講義の時間軸に沿った自分用の索引を記入(自分用にYyouTubeを見ている時のタイムコードを使って整理するのもGood)---再視聴する 際のIndexと考えてください(自分用の小見出しですね)---何を知りたいときにどの講義動画を視聴すればいいのかの自分なりのメモと考えてくださ い。 B---記入した索引に対応する部分の感想を記入 C---記入した索引に対応する部分に関する質問・疑問があれば記入 D---講義内容に関すること以外の質問・相談があれば記入 E---その他、受講生同士の情報交換など .............................. <見出し> No.03--勘違い手法を生む「偶然教育理論」と正しい手法を無数に生み出す「絶対教育理論」 □天体現象を説明する「天動説」と「地動説」 □「天動説」→偶然一致する現象もあるが、例外が多い→偶然教育 □「地動説」→全てに当てはまる→正しい理論→例外はない→絶対教育 □理論自体は単純だが、見つけ出すには「鋭い観察力」と「深い洞察力」を要する。 No.03--理論的な思考だけを育てるのは簡単である。しかし、非常に危険なのでしてはいけない。 すべき教育とは「感情を守り育てながら、最高度の理論的な思考を育てる」ことが、すべき教育である。 ※<感情を>を考えない学習方法は人間の幼児・児童期には使えない。 ※貧弱な幼児教育理論の致命的な欠点と幻想の原因と判断方法 ※幼児期の一時的な記憶の優秀性を大量記憶、高速再現に使ってはいけない理由 No.03--陳腐な「右脳教育」「左脳教育」 右足だけを鍛えて、次に、左だけを鍛えたら、走れるとでも思ってるのか。 どちらも同時に使わないと働かない感覚や機能がある。そこが大事なんだよ。 No.03--No.03-- どんぐり理論を紐解くための語句解説 ・感味力・視考力・言葉のトリガー理論・学習のプラットフォーム・全ての教科で一つの力 ・教育の統一場理論・ネクストステージ理論・思考の臨界期 ・<快回路-満足回路-納得回路具象思考-抽象思考-小脳自動思考-全脳思考> No.03--基礎基本の勘違い □「読み書き計算」は基礎基本ではない □「高速・大量・反復」は幼児・児童期には」厳禁 ・一時的記憶力優勢期の理由(大量暗記用ではなく視覚イメージ操作回路作成のための原形回路作成) ※歩けるようになった時点で、すでに、視覚イメージ操作はオリンピック選手並み。→体のコントロールで視覚イメージ操作を自在に使っている ※あとは、その力(視覚イメージ操作力)を使って思考回路を作るだけなのに、肝心のその最も得意な力を使わせないで、自由に使えない材料を使って形だけ「出来る」ように猿真似をさせている。 ■現状の教育方法では「オリンピック選手に、素人のコーチが基本が大事だからといいながら、基本ではない筋トレをさせているようなもの」→<筋肉脳>を作るのはやめましょうね。 ■基礎基本の勘違い:「読み書き計算」は基本ではない。「高速・反復・大量暗記・大量入力」は考える機会そのものをなくしてしまう。 ■肉体コントロールの基本と思考力養成の基本の混同が尤もらしい悲惨な教育手法を広げている ■スポーツや演奏や手仕事など、体を正確に思い通りにコントロールしなければならない場合は、肉体制御が視覚イメージそのものではなく、視覚イメージを媒 介とした2次的なコントロールなので必ず誤差が出てくる。そこで、誤差修正のデータベースを作って正確なコントロールが出来るように反復をしながら必要な スピードも付ける必要が出てくる。もしも、体の制御が視覚イメージ操作と絶対にずれないならば誤差修正という反復は全く不要になる。 思考の場合は1次利用、つまり、視覚イメージ操作=思考なので全くご差が出ない。だから、反復は全く不要なのである。 目的を実現するために必要な材料が直接コントロールできるものなのか間接的にしかコントロール出来ないものなのかによって基礎基本は全く変わるのです。さ らに、視覚イメージ操作」は真っ直ぐ歩けるようになったときには、オリンピック選手なみに熟練しているのだから、後は使うだけの状態となっている。それな のに、現行の教育手法ではこの力を使わせないようにして目的を達成(思考力養成を)しようとしている。これは、論外である。さらに、1次と2次の違いも知 らないので、オリンピック選手に基本はウサギ跳びだといってウサギ跳びをさせているようなことになっている。これではみんな壊れてしまう。 ●また、一流選手の練習を見てもわかるが、体の制御においても自在に体を操れるようになった後は、視覚イメージ操作練習が重要になってくる。 <DONGURI-PILOT-03-55分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 <Q&A:動画> ■PILOT-03-a01-**m <補足説明用:画像&動画> ■楽しい高校受験の勉強 ※糸山家では塾とは無縁ですので家庭で中3の9月から受験勉強を許可しています。 もちろん、家庭で出来なければ塾で結構です。理解力があれば自学でも塾でも同じです。モチロン、過去問対策や設問解釈はしてくださいね。 2011年10月19日 ■テレビゲームの学年別限界時間(文責:どんぐり倶楽部) ●あまりにも質問が多いので書いておきます。 ●あくまでも「どんぐり倶楽部では」です。理由は幾つもありますが、子供の様子を見ていただければ分かります。 ■テレビゲームの学年別限界時間■ http://homepage.mac.com/donguriclub/tvgametimelimit.html 2011年10月17日 DONGURI-PILOT-01(文責:どんぐり倶楽部) DONGURI-PILOT-01 ※下記のリンク先は誰にも教えてはいけません。受講者以外はクリック厳禁です。 <受講方法> 1.受講登録する(オンラインショップにて DONGURI_Lecture_on_PC を購入して下さい) ※受講専用ブログ(パスワードあり)を案内します。変更時には逐次メールにてお知らせします。 2.最新週の講義録画を見る(途中参加の場合も最新週から見て下さい)遡って質問してもOK。 3.下記のA~EをComments欄に書きこむ。遅れても大丈夫ですので必ず書き込んでください。 ※コメント欄が苦手な場合はメール可:donguriclub@mac.com ※講義に関する質問は、その週のうちにコメントする方がいいですね。 ※講義の内容とは関係のないことでも、「子育てと教育」に関することでしたら質問を受け付けます。別立てで解説する場合もあります。 ............................... このブログのComments(コメント欄)を利用して A---講義の時間軸に沿った自分用の索引を記入(自分用にYyouTubeを見ている時のタイムコードを使って整理するのもGood)---再視聴する 際のIndexと考えてください(自分用の小見出しですね)---何を知りたいときにどの講義動画を視聴すればいいのかの自分なりのメモと考えてくださ い。 B---記入した索引に対応する部分の感想を記入 C---記入した索引に対応する部分に関する質問・疑問があれば記入 D---講義内容に関すること以外の質問・相談があれば記入 E---その他、受講生同士の情報交換など .............................. <見出し>---講義予定日の当日録画して、深夜にUPしますので、視聴は予定日以降になる予定です。 No.01--どんぐり倶楽部のいるところ(俯瞰できる場所にいるから、様々なものが見える) No.01--環境に左右されずに絶対学力を育てる理論(Total-Balance-Education:両端を知っているから中心が分かる) No.01--整理学習と養成学習(偶然学習では通じない) ※式も答えも不要な理由(学力の正体) No.01--能力と手法(能力開発の勘違い:開発できるのは手法のみ) ※入力-処理-出力:能力差はない、そして、入力-出力:手法の差はない、あるのは好みだけである。 ところが、処理には手法の差がある。PCでいえば、優秀なソフトを組み込めるかどうかが勝負となる。 コピーするという処理は最も単純で応用の利かない手法である。パターン学習が危険な理由はココにある。 後天的に育てられるのは、優秀なソフトの設定のみである。 No.01--人生は楽しむためにある。学力とは、人生を楽しむために必要な力である。 ※ヒトが人間になるための力。人生を楽しむための力。学力の話をします。 No.01--なぜ、「良質の算数文章問題」なのか。必要なのに、無いものは作るしかない。 ※感味力を保持し視考力を活用した思考力養成のための材料(7年間の学習教材はコレだけでも十分です) No.01--Question--2011.10/12-18で質問を受け付けます。 <DONGURI-PILOT-01-88分>←クリックするとYouTubeに飛びます。 ■受講者で一番遠い方は「アラスカ州」からの参加です。では、2012.3/末まで、よろしくお願いします。 <Q&A:動画> ■PILOT-01-a01-12m ■PILOT-01-a02-08m ■PILOT-01-a03-38m ■PILOT-01-a04-22m ■PILOT-01-a05-20m ■PILOT-01-a06-34m <補足説明用:画像&動画> ・どんぐりポケット添削例スライドショー <子供達の変化を見てみましょう> 01.●K君が「分からん」と言う。初めての「どんぐり問題」体験中 02.●K君が「分からん」とは一言も言わない。 03.●K君の作品(2で添削したもの) 04.●U君の様子-考える方法が分かる前 05.●U君の様子-考える方法が分かった後 06.●体験に来るまで「全く絵が描けない」と(親に)言われていた子が体験で描き始めた様子 07.●2週間教室で何も描かなかった子が、何の声かけもせずに描き始めた絵 08.●準備学習効果:一言アドバイスで文章問題(応用問題)まで解けるようになる「どんぐりっ子」の作品 09.●子供が説明してくれる 10.●鉢巻問題-素敵な絵図-四角レオンくん:考えの確認 11.●間違っても楽しい亀問題:だって答え全く重要じゃないから 2011年10月08日 ■DONGURI-PILOT_on_PC-00(文責:どんぐり倶楽部) ●PILOT受講者専用ページへ進んでください(メールにて案内を出しています) ※上記ページではComments欄にて情報交換・Q&Aもできます。 ●この掲示板は、今後、DONGURI-PILOTの進捗状況報告が中心となり、2012.3で終了とします。 ●DONGURI-PILOT_on_PC予定表 2011.10/12-2012.3/28全25回 No.01--2011.10/12 No.02--2011.10/19 No.03--2011.10/26 No.04--2011.11/02 No.05--2011.11/09 No.06--2011.11/16 No.07--2011.11/23 No.08--2011.11/30 No.09--2011.12/07 No.10--2011.12/14 No.11--2011.12/21 No.12--2011.12/28 No.13--2011.01/04 No.14--2011.01/11 No.15--2011.01/18 No.16--2011.01/25 No.17--2011.02/01 No.18--2011.02/08 No.19--2011.02/15 No.20--2011.02/22 No.21--2011.02/29 No.22--2011.03/07 No.23--2011.03/14 No.24--2011.03/21 No.25--2011.03/28 No.*****2012.03/31:大阪講演ご招待 ............................................................................................. No.01--どんぐり倶楽部のいるところ(俯瞰できる場所にいるから、様々なものが見える) No.01--環境に左右されずに絶対学力を育てる理論(Total-Balance-Education:両端を知っているから中心が分かる) No.01--整理学習と養成学習(偶然学習では通じない) ※式も答えも不要な理由(学力の正体) No.01--能力と手法(能力開発の勘違い:開発できるのは手法のみ) ※入力-処理-出力:能力差はない、そして、入力-出力:手法の差はない、あるのは好みだけである。 ところが、処理には手法の差がある。PCでいえば、優秀なソフトを組み込めるかどうかが勝負となる。 コピーするという処理は最も単純で応用の聞かない手法である。パターン学習が危険な理由はココにある。 後天的に育てられるのは、優秀なソフトの設定のみである。 No.01--人生は楽しむためにある。学力とは、人生を楽しむために必要な力である。 ※ヒトが人間になるための力。人生を楽しむための力。学力の話をします。 No.01--なぜ、「良質の算数文章問題」なのか。必要なのに、無いものは作るしかない。 ※感味力を保持し視考力を活用した思考力養成のための材料(7年間の学習教材はコレだけでも十分です) No.01--Question--2011.10/12-18まで質問を受け付けます。 No.02--「良質の算数文章問題」を解くときの注意(ルール)について(「型」の意味と重要性) ※「どんぐり」のルールは、ただの手順や約束ではありません。 ※「思考力を育てる」という伝統を引き継がせるための仕組み。 No.02--Uni-Policy:子育てと教育の方針が同じでなければならない理由 ※教育は子育てのほんの一部である。「子育ての楽しみと教育の醍醐味」 No.02--幼児・児童期の完璧主義は丁寧に拭いとること。 ※幼児・児童期の完璧主義を野放しにしておくと禍根を残す。 No.02--危険な「活性化」信仰。エネルギー浪費でしかない「空ぶかし現象」を活性化という言葉で誤魔化してはいけない。教育に関しては活性化にプラスの意味は一切ない。 No.02--思考形態の変遷過程に沿った教育だけが「無理なく無駄なく効果的」な学習を可能にする。 ※「哺乳類の寿命」と「性成熟年齢と遺伝」と「思考の臨界期」 No.02--Question--2011.10/19-25まで質問を受け付けます。 No.03--勘違い手法を生む「偶然教育理論」と正しい手法を無数に生み出す「絶対教育理論」 ※天体現象を説明する「天動説」と「地動説」 ※「天動説」→偶然一致する現象もあるが、例外が多い→偶然教育 ※「地動説」→全てに当てはまる→正しい理論→例外はない→絶対教育 修正はあり得る:地軸の傾きが周期的に変化する等々 ■理論自体は単純だが、見つけ出すには「鋭い観察力」と「深い洞察力」を要する。 No.03--理論的な思考だけを育てるのは簡単である。しかし、非常に危険なのでしてはいけない。 すべき教育とは「感情を守り育てながら、最高度の理論的な思考を育てる」ことが、すべき教育である。 ※<感情を>を考えない学習方法は人間の幼児・児童期には使えない。 ※貧弱な幼児教育理論の致命的な欠点と幻想の原因と判断方法 ※幼児期の一時的な記憶の優秀性を大量記憶、高速再現に使ってはいけない理由 No.03--右足だけを鍛えて、次に、左だけを鍛えたら、走れるとでも思ってるのか。 どちらも同時に使わないと働かない感覚や機能がある。そこが大事なんだよ。 No.03--感味力・視考力・言葉のトリガー理論・学習のプラットフォーム・全ての教科で一つの力 ・教育の統一場理論・ネクストステージ理論・思考の臨界期 ・<快回路-満足回路-納得回路具象思考-抽象思考-小脳自動思考-全脳思考> No.03--教育の優先順位(Priority in Education) 2011年10月06日 ■学校仕様(文責:どんぐり倶楽部) ■カウンターが<555555>になった人は、是非、お知らせ下さい。 <テーマ> 〜自力で考えることができない子供達に、人間的な判断力を含む「考える力・絶対学力」を身につけさせる〜 ●PTA(Parents&Teachers Asocieition)を活用(家庭と連携)して、家庭学習と校内学習と日常生活のバランスを整え、子供が本来持っている視考力を活用した視考力養成の 統一見解を得る。「早寝早起き朝ご飯」なんて、思考力養成に直接には関係ないことなどどうでもいい。肝心な思考力養成環境を作る。 <方法> ■学校の現行のシステムのままで、十分な思考力養成が可能な理由と、その具体的な方法を 提示する。実証済み。 ■考えない習慣を排除する。考える時間を確保する。PTAにて、同じ視線での「考える準備が出来る環境」を認識し提供する。 1.家庭学習とテレビゲームの禁止:単純作業的な学習とテレビゲームによる反射思考(考えない習慣づくり)の排除 ※家庭では自然な時間の流れを意識し、「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」生活を味わい感じることを意識する。 ※タバコの副流煙の被害と同じで「ゲーム的反射反応」を環境として周りに持っていると、直接遊んでいなくても影響を受ける。しかも、大部分の子供達が同様 の反応をしていると影響は深刻であり、現在既に、危険な状況である。解決策は隔離か根絶しかない。また、毎日家庭でのリセットを意識していれば悪影響は最 小限に留められる。 2.毎日のHR(ホームルーム)で、毎日1漢字・1計算テストを実施する。但し、実施方法は下記を厳守する。 a.課題は、帰りの HRで1回だけ練習する。家庭では絶対に復習などしてはいけないこととする。 b.漢字はimage-fix法(イメージフィックス法) c.計算はノート1ページに大きく筆算(1桁同士でも筆算を書く) 3.授業では毎日「良質の算数文章問題」を使う。必ず絵図を書く。毎日途中でも張り出し、続きを最後まで描き込む。 4.1年かけて「漢字読本」を仕上げる。 5.全教科の教科書の読み聞かせをする。 6.結果ではなく過程に重点をおいた評価だけをする。(意図的に結果を無視する) ■日常生活や遊びの中で、自然にオリジナルの工夫をするときにできる思考回路獲得ができなくなってしまった現在では、学校でも、今までやってきた整理学習から養成学習への切り替えをしない限り、思考力養成は不可能である。 ■家庭では、放任していても偶然に回路ができていた時代ではないことを認識し、意識して思考回路養成に適した環境設定(思考回路のベースとなる健全な感情回路作成)をすることが肝要である。特に、幼児・児童期の知的系統的教育は貧弱なコピー回路作成になるので厳禁である。 ●オリジナルの工夫をしながらできる遊びで思考回路を作ることができにくい現代では、他人(先生)のコピーをさせられる習い事などやっている時間はない。習い事をやっていればやっているほど思考回路を作る時間を潰していることになる。 2011年09月29日 ■発見!(文責:どんぐり倶楽部) 【過去ログ】【日々雑感】 ●偶然ですが、10年前の「どんぐり倶楽部」 http://homepage.mac.com/donguriclub/2002-donguri.html と「OneZemi:中3だけの高校受験用塾」 http://homepage.mac.com/donguriclub/2002-onezemi.html の写真が出てきました〜〜〜。 2002年のものです。 ●どんぐり問題の添削には、まだ、レオンくんは登場していません。ですが、子供達の絵図や進化過程は現在と全く同じです。つまり、どんぐり方式は時代や環境に左右されずに思考力養成が出来るということですね。 ●OneZemiは英語はDictationをしていますね。内容は教科書です。SUNSHINEの教科書全文をDictationしているところですね。 ※Dictation:発音を聞きながら全てを書き起こす学習方法。リスニング、スペリング、リーディング、英作文、文法を一度に全て復讐できる方法です。ほ〜〜〜、やってたんですねぇ。 ※「分からん帳」の書き込み(添削)は、当然【私】です。これじゃあ、学力UPするのは当然だわなぁ。 2011年09月28日 ■最後の砦(文責:どんぐり倶楽部) † 「どんぐり倶楽部」 は 感情を豊かに保ちながら 思考力養成を効果的に行える理論と実践方法 を 提供します † 「どんぐり倶楽部」 は シングルマザーで 3人の子供を育てている方でも 十分に思考力養成ができるように工夫してあります † 学習障害があっても 天才的な記憶力があっても 人間の認識形態は同じですから 正しい学習方法は 誰にでも等しく最善の効果を発揮します † どんぐり倶楽部の学習は どんな子にもフィットするようにアレンジできます 余計なことをしなければ 子供は眼を見張るほど賢く逞しく育ちます † 理論的な思考ができるようにするだけでいいのであれば簡単です ですが それでは、人生を楽しめる力・絶対学力は育てることは出来ません 思考そのものを楽しく感じることが出来るように育てるためには 感情再現をしながら 同時に理論的な思考ができるような 環境設定と材料提供を行う必要があります † 数十年も前でしたら この力は 「オリジナルの工夫を活用できる外遊びの中」 や 「不便な日常生活をオリジナルの工夫で過ごす中」 で 自然に作ることが出来る力でした ですが、今日では 便利な日常は、工夫する機会を奪い 反射的で人工的な遊びは、思考回路養成を妨げています 今まで害のなかった宿題でさえも 有害になっています 野放し状態でも 思考回路を作れる機会が溢れていた一昔前とは 子供達を取り巻く環境が全く違います 全てが「考えない習慣をつける」環境になっています 最後の砦は家庭です 家庭で「本当の思考力養成」をする以外にはありません 12才を過ぎれば パターン学習(塾や教室の中心的指導方法)でも結構です ですが 幼児・児童期には、誰もが持っている視考力を活用した 思考力養成をお願いします † どんぐり学習法:無理なく無駄なく効果的 理想の子ども像:幼く賢く逞しく 理想の学習方法:ゆっくりジックリ丁寧に 理想の子育て法:慌てず騒がず穏やかに 2011年09月25日 ■準備学習は丁寧にお願いします〜予習はしてはいけません〜(文責:どんぐり倶楽部) ■予習も復習もしないで、普通に応用問題ができてしまう瞬間を記録できましたので御覧下さい。 準備学習(といっても「どんぐり問題」だけを丁寧にして他の事はしないで、好きな事を満足するまでする)をしていると、日常茶飯事の反応です。 http://homepage.mac.com/donguriclub/pre.html ■どんぐり問題だけしかしていない子が、初めて角度問題5MX66を見た時の会話 <角度問題での会話...数秒程度> 生徒:分度器? 先生:分度器はいらないよ。 生徒:え? 先生:だって、角度って決まってんじゃん。 生徒:? 先生:シャキーン!(両腕が直交する真似)ピシッ!これ90度でしょ。 生徒:あぁ〜〜〜。 ※実際の音声と本人の解答 http://homepage.mac.com/donguriclub/5mx66-kakudo.zip ※語句説明なのでOKですが、説明はこれだけです。一切ヒントはありません。 90度の確認を数秒でしただけです。 ※これが、準備学習をしている子供の反応です。 ……………………………………………………………………………………………………………… <5MX66> 月 日( ) 売虎君(うるとらくん) が使っている時計は、3分で長い針が1周りするウルトラ時計です。 売虎君のお昼ご飯はいつもウルトラ饅頭です。 売虎君はいつも長い針が30 度進むごとにウルトラ饅頭を2個ずつ食べます。 では、お昼ご飯に34 個のウルトラ饅頭を食べるとすると、 売虎君のお昼ご飯の時間は何分何秒必要でしょうか。 ……………………………………………………………………………………………………………… ■どんぐり問題だけしかしていない子が、初めて倍数問題3MX67を見た時の会話 <倍数問題での会話...数秒程度> 生徒:1倍ってぇ? 先生:うん。1倍?1倍ってのは同じってこと。2倍が2回分ってこと。 生徒:じゃあ、これの2倍だったら4m。 先生:そうそうそうそうそう。 生徒:1倍は2m。 先生:そうそうそうそうそう。分かっちゃったのねぇ〜〜〜。 ※実際の音声と本人の解答 http://homepage.mac.com/donguriclub/3mx67-bai.zip ※語句説明なのでOKですが、説明はこれだけです。一切ヒントはありません。 2倍の確認を数秒でしただけです。 ※これが、準備学習をしている子供の反応です。 ……………………………………………………………………………………………………………… <3MX67> 月 日( ) 色水ガソリンで動く車の走った距離を比べました。赤い中型車は2m、 青い小型車は赤い中型車の3倍、黄色いバイクは青い小型車の半分を走りました。 では、黄色いバイクは何m走りましたか。 ……………………………………………………………………………………………………………… 2011年09月23日 ■応援詩隊(文責:どんぐり倶楽部) ●応援詩隊 http://homepage.mac.com/donguriclub/poem01.html ●〜写真提供:陶玲(陶器のランプシェード)〜 http://homepage.mac.com/donguriclub/tourei-index.html 【2010.09/13】 [ソダテテイル] 育てているんだって? 水を与えてるだけだろ。 水の与え方には気をつけないと 根っこが腐ってしまうよ。 育てているんだって? 一体何を育ててるんだい。 それは 「育てている」んじゃなくて 「潰している」んじゃないのか 【2009.12/28】 【キョウイク】 [キョウイク]という名の下に 心を蝕まれ 頭も蝕まれ 体さえも蝕まれ 育ったモノは 数十年前に使い物にならなくなった コンピューターにも劣る コピーと計算しかできないアタマ... コレがキミが言う[キョウイク]かい。 これは[ハンザイ]って言うんだよ。 【2009.09/09】 【2倍の法則】 子供が悲しみに出会ったとき 慰めてはいけない 悲しみが減ることはないし 悲しみは消化すべきものだからね でも、一緒に悲しむことはしてほしい もちろん 悲しむ人が2倍になったからといって 悲しみが1/2に減るなんてことはないよ でもね 仲間がいるって分かったら どうだい 心強いじゃないか しかも その仲間がお父さんやお母さんだったら 百人力じゃないか だろ?...だよ。 【2008.12/4】...違和感が大事なんだよ 【2006.12/3】...心へと続く道 暗闇の中で 子供をデタラメに 走らせるのは止めよう 足元をシッカリと照らし、 誰もが歩いていける道がココにある 舗装はしていないから、 歩きにくいかも知れない でも、作り物じゃないから 絶対に壊れたりはしない この道を信じて、 子供を歩かせてみないか この道は、人間の心へと続く道なんだから 暗闇の中で 子供をデタラメに 走らせるのは止めてくれ どんなに力がある子供でも それじゃあ、力尽きてしまうから ◆抜粋◆ 【手遅れですか】「手遅れですか」と聞く人がいる 「手遅れです」と言われたら 諦めるのだろうか その程度のことなのか 「手遅れ」ってのは スタートが少し遅れたってだけのことだよ 大事なのは「スタートすること」 【親がすべきこと】人生を楽しんでいる様子を 見せてあげること 【人生に意味はない】人生に意味はない だから、自分の人生には自分で意味を付けていく 自分の人生なのだから 【健康ってね 】健康ってね、体が丈夫なことじゃないんだよ。 健康ってね、頭の回転が速いことじゃないんだよ。 健康ってね、感動できるってことなんだ。 だからね、感動できない日があったら、 それは感動することがなかったんじゃなくて、 自分が健康じゃなかったってことなんだ。 【子育ての要 】子育ての要は心を育てること 感動できる心を育てること そして壊さないように守ってあげること。 だって、子供の心は感動であふれかえってるんだから。 【すばらしいもの 】すばらしいもの それは全てあったかい。 絵も音楽も そして人間も。 【人になっていく 】感動するたびに 少しずつ 人は人になっていく。 【必要はない 】上手である必要はない。 【健康ならば 】何も考えずに体さえ健康ならばと合言葉のように言う人がいる。 まず最初に健康であるべきものは心なんじゃないのかな。 【神様はいらない 】君は神様がいるから 何もいらないと言う。 僕はそういう君がいる限り神様はいらないと 思っている。 【楽しい努力 】努力には二種類あるんだ。 楽しい努力と辛い努力。 人はよく辛くなければ努力じゃないように言うけど 本当の努力ってのは 楽しい方なんだ。 努力が楽しくない時ってのは 目標そのものが間違ってるときだよ。 【見る力 】大切なのは見えないもの。 必要なのは見えないものを見る力。 見えない何かが一つ変わるごとに 見えるもの全てが変わってしまう。 【宝物 】宝物ってのは もらったものの中にはないんだ。 宝物ってのは あげたものの中にあるんだ。 【真理に一番近い 】「正しい」は判断。 「好き」は感情。 「おもしろい」は本能。 本能は善悪好悪を超えている。 だから「おもしろい」は真理に一番近いもの。 【君の言葉を贈ろう】言葉を贈ろう。 君の言葉を贈ろう。 でもね、言葉が大事なんじゃないよ。 君の言葉が大事なんだ。 だから、言葉を贈ろう。 君の言葉を贈ろう。 【成功するということ】成功するということ。 それは、努力に成功するということ。 イチローはこのことを「準備」と言っていた。 彼は、大リーグに行く前に既に成功していたということ。 ■実験中→→詳細 http://homepage.mac.com/donguriclub/mailquestionorder.html 2011年09月22日 ■「先取り学習」という名の「才能潰し学習」(文責:どんぐり倶楽部) ●先取り学習をよしとしている(していた)人は100%、自分で検証していなかった。 ●「学校の授業が面白くなくなる」なんてレベルではない。その子の才能・能力を徹底的に潰してる。 そんなことは、自分で直ぐに検証できる。ますは、検証しましょう、自分が一体何をやっているのか。ね。 ●大人と子供では、全く同じ対象でも受ける影響は全く異なるのだ。こんな基本(生理学・生物 学)が分かっていないようでは、子供に関わる仕事や商売はしてはいけない。 ※簡単に証明できるのに「気付いていない」が故に検証しようとしない企業は、自分でも知らな いうちに犯罪を起こしていることになる。簡単に検証すれば証明できるのになにもしないで「お 粗末3点セット」を出すことが教育犯罪と呼ばれることと同じである。 子供の教育(遊びも含む) に関係する大人は、細心の注意を払って、子供と接することとは「ヒトを人間に育て上げる」ことなのだと自覚しなければいけない。 ■検証方法:大人が自分で実際にやってみる。 しかし、子供の年齢によって感度が増大する(影 響力が異なる)ことを考えて、下記の時間で換算すると実体験できる。 考えただけで「そりゃぁ大変だ」で、済ませるのではなく、実際に体験することが重要である。心底反省するはずだ(私と同じように)。 12才が対象の場合...01倍の時間 11才が対象の場合...02倍の時間 10才が対象の場合...03倍の時間 09才が対象の場合...04倍の時間 08才が対象の場合...05倍の時間 07才が対象の場合...06倍の時間 06才が対象の場合...07倍の時間 05才が対象の場合...08倍の時間 04才が対象の場合...09倍の時間 03才が対象の場合...10倍の時間 02才が対象の場合...11倍の時間 01才が対象の場合...12倍の時間 ※つまり、息抜きと思って大人が1時間ゲームをしたときの影響は06才児ならば7時間連続でゲ ームをしたときの状態と同等だということである。 子供は吸収力も影響力も感受性も強い。強い だけでなく、それを素にして発展していく。そんな時期に、させていることなのだから、慎重に検討すべきなのは当然だ。 息抜きに7時間連続でゲームをしたときの自分の頭の中を実際に確認することは大人の義務である。 普通なら吐き気を催しストレスが異常信号を発する。 ■大人には娯楽でも幼児・児童期の子供には劇薬となるのだ。 大きくなったら、どうせ飲むから、といって、ワザワザ居酒屋という教室に行って、お酒を飲ませだろうか。 慣れておいた方がいいから、という根拠のない理由で、お酒を飲ませるだろうか。 お酒に強くなるだろう、という考え程度で、飲ませるだろうか。 ■アル中を作ったら、その治療の最初の一歩は「断酒」と決まっているのに、 「様子見で、少し(その学習)量を減らしてるんです?」・・・アウトである。 それじゃあ、永久に治らない。そんなことをしているうちに、リミットが来る。 ■アオムシくん物語 ※関連HP:http://homepage.mac.com/donguriclub/flash.html ■ヒント00 ■ヒント01 ■ヒント02 2011年09月21日 ■素読舎とどんぐり倶楽部について(文責:どんぐり倶楽部) ●素読舎とどんぐり倶楽部について...というページを見ました。 スルーしてもよかったのですが、ついつい書いてしまいました。 興味のない方は読まないほうがいいです。あまりにもお粗末ですから。 コチラ http://homepage.mac.com/donguriclub/sodoku.html 2011年09月20日 ■iPadに「良質の算数文章問題」をバンドル(文責:どんぐり倶楽部) ●もちろん、夢の構想ですが、子供たちが「良質の算数文章問題」と「お絵かきソフト」が入っているiPadをもつと、それだけで、最高の思考力養成が可能になる。 問題はPDF形式とjpg形式の2種類を既に用意してある。 ●誰か、孫社長に提案してくれないでしょうか。...マジです。 ●思考力養成は<余計なこと(12才以前の受験勉強・思考力養成妨害をするな高速大量反復学習)をしなければ>下記 http://homepage.mac.com/donguriclub/cart.html のDL(ダウンロード)教材「良質の算数文章問題」だけで十分です。 ■進め方はコチラのブログを参考にどうぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!(Niceです) http://02672405.at.webry.info/201102/article_12.html ※その他 http://homepage.mac.com/donguriclub/buddy.html 2011年09月19日 ■生きる力と勉強する理由(文責:どんぐり倶楽部) <生きる力と勉強する理由>「絶対学力(糸山泰造)」より 「どうして勉強しなきゃいけないの?」 「数学が何の役に立つんですか?」 「英語なんて使わないのにどうして覚えなきゃいけないんですか?」等と言われて困った経験はありませんか。 ●勉強をする理由は 「勉強は人間(成人)になるための頭の体操だから」です。 そして 「教育とは人生を楽しむことが出来る力を育てること」です。 他の理由は全てオマケです。 教育界では「生きる力」という言葉が流行しています。 しかし「生きる力」と言われても、どうもピンとこない。 そこで「生き抜く力」と言ってみると少しは分かりやすいでしょう。 つまり、世界のどこにいても生き抜くことができる力のことを「生きる力」と言うんです。 日本は今まで海と言葉に守られて来ました。ですが、これからは海も言葉も守ってはくれません。 仕事と同じように、時代が進むとともに距離の壁も言葉の壁もなくなる(ボーダーレスになる)からです。 そんな時に一体何が自分を守ってくれるのでしょう。 それは自分しかいません。今も昔も自分を守るのは自分しかいないんです。いつまでも親がいるわけではありません。いつも隣に親友がいてくれるわけではあ りません。いつでもどこでも一緒にいるのは自分だけなんです。では、どうしたら自分で自分を守れるのでしょう。何が力になるのでしょう。 それは「自分を信じる力」があるかどうかにかかっています。自分を信じることを自信と言います。 では、自分に自信があるとはどういうことでしょう。 自信があるとは、色んな価値観の中でも自分の価値観を見失わずに生きていけるということです。 誰に何と言われても自分の判断を信じて生きていけるということです。 自分が作り出した価値観・判断基準を持てる力のことを「生きる力」と呼ぶのです。 そして、この力をつけるには、どうしても「考える力」が必要になります。 だから人は勉強するんです。色んな考え方が出来るように勉強するんです。 間違ってはいけない。頭はへんてこりんな計算をするためにあるのではありません。 頭は自分の判断基準を作るためにあるのです。そして、これがあると人生は一気に楽しくなります。 だから「生きる力」=「人生を楽しむことが出来る力」となるのです。 2011年09月16日 ■12歳までに「絶対学力」を育てる学習法(文責:どんぐり倶楽部) ●12歳までに「絶対学力」を育てる学習法(草思社)の一部改訂版が2011年9月に出ています。 久しぶりに読み直しましたが、一段と良くなっています。 「どんぐり」をする人もしない人も、是非是非、ご一読願いたい本です。 ※2011.09/01発行のものを購入してください。重要な資料を入れてあります。 ※2011.09/15に小学校の父母会からの要請で講演をしてきました。「ウサギとび学習には要注意!」という内容です。 講演タイトルにしたわけではありませんが、相変わらず<宿題とゲーム>が、課題で、そこの改善ができて「どんぐり」ですね。 ■成田教室の「宿題お助け6点セット」ダウンロードして使うこともできます。 宿題お助け6点セット・ダウンロードできます。 <内容> 1-前おき「読み書き計算は本当に基礎基本なのでしょうか?」3p 2-よくある教育の思い込み 読み書き計算、脳の活性化、学習習慣、ゆとり教育などについての「常識」を問う 6p 3-どんぐり問題のサンプルと作品例 4p 4-どんぐりQ&A 「なぜ反復計算はいけないの?」「なぜ式じゃなくて図なの?」「宿題をやらなくても学習習慣はつくの?」「読み書き計算で脳が活性化するんじゃないの?」などの「よくある質問」に対して、体験談も交えながらまとめています。 20p 5-げんごろう先生の公立小学校での実践「目で見る算数」 コトノハ通信3号の別冊。12p ・表紙 ・本文 ・分数の授業4年生 6-考えない学習を考える学習に変える方法とサンプル教材(それぞれダウンロードできます。) ・漢字IF法「龜」 ・漢字練習帳/お手本 ・漢字読本・読み用 ・漢字読本/テスト用 ・指折り計算 ・デンタくん2号 ・お宝算 ・三角視算表 ・これだけ算数からかけ算の筆算 ・割り算の筆算/命の縦線 ・小数の分数化 ・教育の優先順位 ・考えない習慣表 ・工夫の割合今昔 の資料6点です。先生とお話するための参考資料として、あるいは直接先生に渡すのにお使い頂けると幸いです。御自由にダウンロードしてください。 2011年09月12日 ■指導と評価(文責:どんぐり倶楽部) 指導と評価:2004夏の改訂版 ■算数の文章問題 算数の文章問題は、視覚イメージ再現(文章を絵図にすること)ができれば簡単に解ける問題から、視覚イメージ操作(複写・移動・変形・比較)ができないと解けない問題に発展させることで応用自在の思考力を育てることが出来ます。 思考力と言うと難しく聞こえますが、自分が描いた絵図を操作するだけのことですから、手本を何度か見せてあげれば小学生でも簡単に出来るようになりま す。また、視覚イメージの操作そのものが考えることだと知っていると、どんな教科(材料を)を使ってでも思考力を育てることが出来ます。つまり、全ての教 科で一つの万能力を育てる方法(教育の統一場理論)が分かるのです。 また、このイメージ操作練習を続けることで判断力も育てることが出来ます。なぜなら ば、判断力とはイメージ操作の結果として出てきたものを「これでいいんだ」という感情を基に抽出することだからです。 ギリシャでの古い話なので、御存知でないかもしれませんが、プラトンの「哲学学校:アカデメイア(紀元前387年頃〜)」とイソクラテスの「弁論学校 (紀元前392年頃〜)」は当時ライバル校でした。プラトンは幾何学(目で見て考える視考力中心のイメージ操作の鍛錬)を重視し、イソクラテスは文学(暗 記中心の言葉の鍛錬)を重視しました。当然の結果ですが、逸材は圧倒的にプラトンの学校から輩出されました。思考力とは「視考力」を使ったイメージ操作で あり、言葉とはイメージを導くための記号に過ぎないからです。アカデメイアの門には「幾何学の何たるかを知らない者は入学を認めない」という意味の言葉が 掲げられていた。ところがこれは幾何学(数学)そのものを指していたわけではなく「人間は言葉を使うが、言葉そのもので考えているのではなく、イメージ (特に視覚イメージ)で考えていることを知っていることが入学の条件である」と言っているのです。計算が速かったり、言葉を数多く覚えることが思考力を育 てるのではなく、視覚イメージ操作(複写・移動・変形・比較)の練習が思考力を育てることをプラトンは知っていたのです。「音で覚える、絵で理解する、そ の絵を使って考える」が思考力養成には効果絶大です。 【2009・01/25】補足:幼児・児童期の大量暗記(暗記を利用した計算も同じ)が危険である理由 幼児・児童期は思考モデル(思考回路)作成時期という一生に一度しかない貴重な時期です。その時に、思考モデル養成とは無縁であり、モデル作成を妨害する大量暗記をしていては、物知りバカと呼ばれる「思考できない記録再現マシーン」にしかなれません。 知識の集積が、自然に思考に変化することはありません。石を積み上げるだけでは家を造ることが出来ないのと同じです。大量に暗記することや手順を記憶し て一見難問を解くことを才能開花と勘違いしているようでは正常な脳の成長を促すことは不可能です。自動記録された知識(映像や音やその他の感覚も含む)を 無意識に自動的に再現しないようにコントロールして、思考を可能にしているのが人間の脳の最も高度な力(制御力)なのに、才能開発と称して、その力を弱め ることで異常な記録再現力養成(記憶力と呼んでいるが、実は制御力の崩壊)をするのは、実に危険です。 幼児・児童期の記憶力の優秀性は暗記するためのも のではなく、具象物を脳内視覚イメージとして保持し、それを操作することで具象物を使った思考モデルを作り上げるための一時的な優秀性です。ですから、自 然にその力はなくなっていくのです。具象思考で作られた回路は抽象思考回路に置き換えられますから思考モデルが作られれば、その幼児・児童期の記憶力の優 秀性は不要になり、脳内エネルギーを有効利用(思考するために用いる)するために、消滅させるようにプログラムされているからです。進化するための積極的 な細胞死(アポトーシス)と同様です。脳内進化エネルギーは有限です。時期が来れば環境適応のための臨界期を越えた時点で要不要の原則に従って、使われな かった思考モデル網は刈り込まれるのです。それなのに、単なるコピー回路しか使わない大量暗記をさせている才能開発の中身は、恐ろしい才能破壊だと言えま す。自然開発という名前の正体が、殆どは自然破壊であることとよく似ています。ですから、保護者は、必ず、自分の頭で子供にさせていることを検証しなけれ ばなりません。子供にさせていることの五倍〜十二倍のことを、自分で二週間〜五週間体験してみれば大人でも同様の副作用を感じます。感情が無くなり、機械 的に反応し、考えられなくなるでしょう。 パターン化された頭は、知っている問題は素早く解けるが未知の問題には拒否反応を示すという顕著な反応を示します。そして、攻撃的な言動が増え、味わう ことが出来なくなり、「面倒くさい!」「速く!」「教えて!」「何算?」等という言葉が多くなります。自力では考える事が出来なくなっている印(危険信 号)です。これでは、未知の問題の方が圧倒的に多い実社会に出たときには、身動きできなくなります。自分では何も出来なくなるのは当然の結果です。マリオ ネット症候群(マニュアル人間)は、教育によって作り出されているのです。 公教育が変化するには長い時間を要します。ですから、家庭でリセットし、健全な教育を家庭内で行っていただきたいと思います。 ※付記:完全記憶能力者であったロシアのシィーの実験記録が科学者ルリアによって残されています。完璧な記憶力を持っていたことが原因で思考ができなくなったのです。 ■7年間7000円で思考力養成をしよう! http://homepage.mac.com/donguriclub/cart.html のDL(ダウンロード)教材「良質の算数文章問題」だけで十分です。 ■進め方はコチラのブログを参考にどうぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!(Niceです) http://02672405.at.webry.info/201102/article_12.html ※その他 http://homepage.mac.com/donguriclub/buddy.html 2011年09月09日............................... ■7年間7000円で最高の思考力養成をしよう!(文責:どんぐり倶楽部) ●7年間7000円で最高の思考力養成をすることができます。 年間にすると1000円。月間にすると100円以下。 つまり、一ヶ月に1本のジュース代で最高の思考力養成ができるんです。 最も安い雑誌1冊分でオツリがきます。 変な言い方ですが、本当に「考える力」は7000円で育てられるんです。 ただし、シッカリゆったりした時間をかける必要があります。 生きている頭は、インスタント食品ではないんですからね。 正常な進化には正当な時間が必要なのは当然です。 まさに、Why don't you try it ? です。 ●ただし、余計なことをさせないのがポイントです。 できるかぎり外遊びを満足するまで味わえるようにしてください。 問題を解く時は、ヒントを出さないのがポイントです。 「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」できる環境設定をするのがポイントです。 それだけで、思考力養成はできます。 オマケに、生活自体が穏やかで豊かになっていきます。 ※こどもが何人いても7000円で思考力養成はできるんです。 教育格差? あるわけないじゃないですか。 「どんぐり」があるんですからね。 家庭の覚悟次第です。 http://homepage.mac.com/donguriclub/cart.html のDL(ダウンロード)教材「良質の算数文章問題」だけで十分です。 2011年09月07日............................... ■DONGURI-CLUB-DVD-Complete(文責:どんぐり倶楽部) ●DONGURI-DVD-Complete-Index(現在4.3GB←4.6GBまで可能)ができる事が判明...1枚で収まるんだね。 コマ落とし大変でした。 ※期間限定(〜9/10)の「添削動画+アドバイス動画」DVDとは、別の永久版のDVDです。 ●これ1枚で、家庭で、教室で、学校で、世界で、12才までに、自力で楽しく考える力・絶対学力「人生を楽しむ力」を育てる事ができるように作りました。 まだ、作成中ですので「リクエスト」があれば300MB程度なら追加可能です。お知らせ下さい。donguriclub@mac.com ※0〜5才までの「(余計なことを)させない教育」 ※6〜12才までの「感味力を保育しながら、視考力を活用して最高度の思考力養成をする教育」 使う材料、使い方、理論、実践方法、莫大なサンプル、子どもの症状に合わせた改善策・対処法 実際の子供たちの頭の中の様子、指導方法、等々、この1枚の中に全てがあります。 ※流動的な先生の方針や、学校の方針、国の方針に関係なく、どんな状況でも、本当の学力「人生を楽しめる力」を育てる事ができます。余計な事をさせなければ誰でも、簡単に、確実に絶対学力養成ができます。何が余計な事かも分かるようになっています。 ■01-頭の健康診断:現状把握 頭の健康診断:PDFファイル×3本 ■02-使用テキスト:思考力養成 文章題全学年700題:年長〜小6(中学生も可):PDFファイル これだけ算数・計算編-P244:PDFファイル ■03-どんぐり理論編 §講演会動画:成田・長野・10時間講演 ・10時間講演iPod用15分×44本:mp4動画 ・10時間講演資料:PDFファイル ・成田133分H:高画質mp4動画 ・長野74分H:高画質mp4動画 §資料 ・どんぐり理論-P156:PDFファイル ・教育の優先順位表:PDFファイル ・計算の基礎:デンタくん-横筆算-P36:PDFファイル ・計算の基礎「デンタくん+α」:mp4動画 ・三角視算表・九九-P20:PDFファイル §書籍 ・思考の臨界期-Word版:Wordファイル ・思考の臨界期+α:PDFファイル ・指導と評価-連載1〜4:PDFファイル ・絶対学力:PDFファイル ■04-どんぐり実践編 §解答中の動画 ・小1-27分:mp4動画 ・小2-10分:mp4動画 ・小5-25分:mp4動画 §解答例(全700題の添削写真+作品集スライド) ・0mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・1mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・2mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・3mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・4mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・5mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・6mx-全添削例×800%可:PDFファイル ・子供達の作品集3分42秒:mp4動画(スライドショー) §添削中の動画 ・どんぐり問題添削-001〜045全45本:mp4動画 ■05-どんぐりアドバイス編 §コトノハ通信:保護者より ・コトノハ通信Vol.01〜Vol.05:PDFファイル §学習相談の記録:ブログより ・学習相談の記録01〜68:PDFファイル §面談中の動画:教室・書斎にて ・学習相談-ゲーム5分:mp4動画 ・学習相談-回路作成機会の喪失57分:mp4動画 ・学習相談-学校に関して56分:mp4動画 §利用者の声-P167:PDFファイル ■06-どんぐり指導者養成講座20時間 ・指導者養成講座第No1-15分×49本:mp4動画 ・指導者養成講座第No2-15分×47本:mp4動画 2011年09月07日............................... ■10時間講演-15分(文責:どんぐり倶楽部) ●10時間講演の最初の15分だけUPできました。 http://www.youtube.com/watch?v=VGCkNmfFTuU 〜The 3rd Wave in Education「第3の波・教育革命」〜 ・学習のバランスと優先順位を知らなければ「豊かで健全な教育」はできない。 ・「プラス学習とマイナス学習」「成長段階と年齢による教育の優先順位」 2011年09月03日............................... ■思考の継続ができない子供達(文責:どんぐり倶楽部) ●医療の世界では、大人には特効薬とされるものでも、小児科では処方してはいけない薬があります。 ましてや、前倒しして与えるなどもっての外です。それは、致命的な副作用が出るからです。 ●実は、教育でも全く同様なのです。 幼児・児童期は敏感であり順応性が高く影響を受けやすいといいます。 幼児教育界では、意図的に好影響に対してだけしか言いませんが、 これは、好影響だけでなく、悪影響でも全く同じであり、私達が、手法を選ぶときに考慮すべきは、 この悪影響の方なのです。 ●悪影響とは「考えられなくなる」ということです。 特に「思考の継続ができない」ことは致命的な悪影響を及ぼします。 ●昔は放って置いても「自然に思考回路を作ることが出来る機会:自力でオリジナルの工夫をする機会」が日常生活や遊びの中に点在していました(そこで、思考回路を作っていたのです)が、現代(公園でテレビゲームをするような時代)では、その機会は皆無に等しいのです。 ですから、保護者や先生が言う「昔もこれくらいの(考えない)宿題はやっていた」から「これくらいの(考えない)宿題くらいするのは当たり前だ」という考えは全く通じません。 遊びでも日常生活の中でも思考回路養成ができない時代に、最後の砦となった考える学習時間:純粋に思考回路を作る本当の思考力養成時間を家庭で作らなけ れば、物理的に「思考回路」を作ることが出来る時間が全くない状態になります。これでは、どんなに能力があっても、回路は一切できません。 ※実際に1週間で何分考える時間(オリジナルの工夫をする時間)を持っているかを調べてみると驚きます。ほとんどが反射的な反応(パターン学習も含む)しかしていないので、本当の思考力養成時間は「0」という子供達がゴロゴロいます。 ■TV携帯ゲーム(特に9才以前に影響を受けると原形基本回路が異常になる場合が考えられる→正常な感覚が育たない) ■ストレス学習(感じる味わう分かるを無視した出来るを追い求める学習→応用力・想像力が育たない) ■高速学習(感情育成を妨げる→安定した学力の伸びがなくなる→コピー学習しかできないマニュアル人間) ■大量暗記(思考回路網を創り上げるべき時期に、データ入力をしてしまうと思考回路そのものをつくり機会を永遠に逃してしまう) ■上記と併用ならば「ドリル学習」「宿題のお粗末3点セット」だけでも同じような影響を受けます。 ■言うまでもなく「知的系統的幼児教育」「先取り学習」は危険で、甚大な影響を長く与える。 →パターン学習しかできない場合が非常に多い。 ※上記の悪影響を受けた子供達の共通点は「思考の継続が出来なくなる」ことである。 〜幼児・児童期に危険のない学習方法とは〜 ●幼児・児童期に危険のない学習方法とは、 「副作用」が全く生じない方法で、(ストレスフリー状態で) 「感味力」を損なうことなく、(感情再現しながら) 「オリジナルの工夫」を楽しむことができる、(自分の絵図を操作する) 思考力養成方法のみである。 →どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」は全てを備えています。 ※思考力養成の邪魔をする「大量暗記」「高速計算」「徹底反復」「猿真似学習:パターン学習」 は必然的に副作用(短絡的思考:思考継続不可:オリジナルの思考不可)を生じる。 ※先行学習や才能開発教室で使われている、子供のオリジナルではない(描き起こさない)文字・言葉以外のモノ(例えば「パズル」「ブロック」「ドット」 「描かれている(誰かが描いた)図」「体験から離れている言葉」「指以外で数を認識させる方法」)は全て、実感を伴わないので貧弱なコピー回路の強化にし かならない。 自然な時間が流れる中で膨大なデータを感じ取り、時間をかけて味わいながら、全てをデータベース化すべき幼児・児童期に、合理的にできているがゆえに最も貧弱で単純な思考回路しか作れない知的系統的教育をさせることは、子供達の豊かな才能を枯渇させることに他ならない。 5才までの幼児教育は「させない教育→自然なことを感じ味わうことが唯一の教育:感味力教育」以外にはあり得ない。 ■6才以降の幼児・児童期には視考力を活用した、無理なく無駄なく効果的な思考力養成が最優先される:どんぐり方式 ※避けるべき3大学習は「大量暗記」「高速計算」「徹底反復」 ※教育界における「基礎基本の勘違い」は致命的である <引用> 2008年08月08日…………………………………………………………………………………………… http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/200808080000/ ●教育という名の「犯罪」(文責:どんぐり倶楽部・糸山泰造) ●今、教育という名の下に犯罪が多発している。教育犯罪である。しかし、この犯罪は、厄介なことに、する側(加害者)もされる側(被害者)も、どちらもそ の犯罪性に気付かない場合が多い。殆どの早期教育、幼児教育、パターン学習を見本とした家庭学習、12才までの管理された児童教育...と日本中の隅々に までこの犯罪は広がっているにもかかわらず、気付かれもせずに、最終的には本人の持って生まれた<学習障害>というレッテルを貼って放置される。あるい は、テストしか解けなくされてしまったのに「テストが解けるようになりました」と被害を恩恵であるかのように勘違いさえしてしまう(させられている)状況 である。 <中略1> ●人間の脳が成長できなくなる最も厄介な相手(強敵)はストレスである。そして、そのストレスは徹底反復・高速学習・大量暗記を3大柱とする学習形態に よって簡単に発生する。...が、そうとは気付かずに「慣れていない」とか「忍耐がない」とか「苦手だから」などといってウヤムヤにされてしまい、ストレ スの原因が目の前にあっても一切気付かれることはない。水の代わりにアルコールを飲まされて脳が危険にさらされているのに「透明だから問題ない」とか、 もっと「水分補給をしないから」などと言われているようなものである。 <中略2> ●肉体制御(体の動き:スポーツや楽器演奏も含む)と頭の制御(思考)の基礎基本の作り方は全く異なる。利用するものは共に視覚イメージではあるが、その 視覚イメージの操作を体の動きの場合には、ある程度無意識に出来るようにしなくてはならないので、反復や高速化も最初から必要とされるが、思考の場合には 無意識でしてはいけないし、同じ事ではなく違うことを考えることで思考回路を作れるのだから、反復や高速化は基礎思考回路作成には害になるばかりである。 さらには大量暗記は単にデータを増加させるだけなので何の回路も増加させることは出来ずに、逆に回路作成のためのエネルギーを浪費している事を考えると危 険行為でもある。ところが「物知り=頭がいい」と勘違いしていると、この危険行為をお金と時間を費やしてまで子供に強要してしまう。 <中略3> ●このようにして育てられた子供達は、本来は使えるはずの応用自在の力を封印され(時には完璧に潰され)パターン学習で身に付けた応用の利かない力を使っ て生きていくしかなくなってしまう。そして、...よくてマニュアル人間...酷いときには学習障害(人為的学習障害:ALD)となる。共通項は「人間的 な判断力が育っていない」ことである。短絡的思考、残忍な行為、独善的性格...全て幼児・児童期に、乗り越えなければならなかった(正常な脳の成長をし ていれば自然に乗り越えられる)壁を迂回してしまった結果である。教育犯罪とは、この正常な成長(乗り越えるべき壁を自然に乗り越えられるように環境設定 をすること)の邪魔をする教育全てを指す。...これは取り返しのつかない、実に悪質な犯罪である。 ●12才までの教育と12才以後の教育とは根本的に違うものでなければならないのだ。 最終更新日 2008年08月08日 16時11分50秒 2011年09月01日............................... ■どんぐり倶楽部の全て(文責:どんぐり倶楽部) ●百聞は一見にしかず・・・どんぐり倶楽部の「どんぐりポケット」の様子と小5の添削の様子をDL(ダウンロード)出来るようにしました。 ●ヒントは一切出さずに、子供達が自力で「どんぐり問題」を解いている様子と糸山先生の添削の様子をDL(ダウンロード)できます。116MBありますのでPCによっては多少時間がかかります。 ※これが、思考力養成です。子供達は自力で成長するんです。 ■どんぐり倶楽部の「どんぐりポケット」 ■9月はどんぐり倶楽部の糸山先生が行った教育講演会をYouTubeにて公開します。 「福岡講演120分」「成田講演133分」「長野講演74分」です。上記の教室の様子と講演会の記録をご覧いただけば、 教育において「すべきこと・すべきでないこと」「使うべき方法・使うべきではない方法」が分かると思います。 ※トライしてみましたが、残念ながら「10時間講演」はアップロード出来ませんでした ■どんぐり倶楽部の糸山先生の教育講演会in長野 ■どんぐり倶楽部の糸山先生の教育講演会in福岡 ■どんぐり倶楽部の糸山先生の教育講演会in成田 2011年08月23日............................... ■指導者向けDVD(文責:どんぐり倶楽部) ●添削中の動画(先生の添削)、面談の様子(先生のアドバイス)などが整理できてきましたので、ご覧になりたい方にはDVDにて提供が可能です。容量が大きいのでHPでの公開は予定しておりません。 制作費用として3000円を申し受けます。 希望される方はオンラインショップにてお申し込み下さい。 http://homepage.mac.com/donguriclub/cart.html 「添削動画+保護者面談時のアドバイス動画:DVD」の項目です。期間限定(2011.08/23-09/15)になるかもしれません。 2011年08月06日............................... ■誰でも解ける!(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐり問題を前にして、 「全く歯がたたないんです」 「いつも間違えるんです」 「絵を描かないんです」 「全然描けないんです」 保護者からよく聞く台詞です。 ですが、どんぐり倶楽部にくると、体験というたった90分程度の初めての場所でも、どの子も<素敵な絵>を目の前で見事に描く。 どういうことかお解りですか? 家庭の勉強空間が、全くリラックスしていないということです。 子供の天才的な能力を全く使えなくしているということです。 お父さんお母さんは、自分のこどもを信じていない、けれども、「どんぐり先生は自分を信じている」ということですよ。 そんなことで、いいんですか?...君の目は節穴かい! 兵庫県から、滋賀県から、千葉県から、遠くは韓国からも(去年はアメリカからも)いらっしゃいましたが、誰一人として描けない子はいませんでした。 よくよく考えていただきたいことです。 先生が言ったから?宿題だから?...子育てを先生の趣味に合わせてどうする! どんぐり倶楽部の教室では「数ヶ月待つこと」は普通です。すると、例外なく思考力養成ができます。 <参考1>絵をかけない相談 <参考2>丁寧に絵を描く様子 <参考3>素敵な絵(これだけ描ければ何でも解けます) 2011年08月04日............................... ■分かった!(文責:どんぐり倶楽部) ●今日、分かったことがある。逆の言い方をすると、実は、ポケットを始めて今日まで分からなかったことが1つだけあった。理論上では分かっていたが、事実確認ができていなかった。 保護者から提出されていた基本情報(カルテ原本)を見る限りでは、どうしても繋がらない症状を見せていた2人がいたのだ。 その原因が今日分かった。 やはり、反射訓練である。反射訓練が原因のはずなのに、カルテには書いていなかったので、原因を確定できていなかった。 保護者にしてみれば、学習系の習い事でもないし、害がないと思って記入していなかったのだろうが、原因はそれです。 しかも、原因が特定できなかったその2人は、その同じ習い事を同じところでしていると分かりました。トーナメントがあって、その勝敗を教室が終わった時に話をしてたので詳しく聞きました。 反射系の伝統的なゲームです。 反射系のものは、学習であれゲームであれ、反射系のストレス耐性が薄い、進化エネルギーが少ない子供には、全く同じ反応を引き起こします。 思考の継続ができなくなってしまいます。 思い込みで、突き進み途中で振り帰ることが出来なくなります。 エネルギー量が少ない子は表面的な数字だけを操作し、数字につながっている本体である映像を意識しないくせがついています。単位の混じった計算では信じられない間違いをしますが、本人は全くぴんと来ません。 これが、純粋な肉体制御のための反復であれば、これほど害はないのですが、思考系のゲームであるがために思考力養成に致命的なダメージを与えます。 また、一つ、どんぐり理論の傍証が確認できました。私も嫌いではないゲームなので、取り上げたくはなかったのですが、他には原因はありません。理論上で はとっくに分かっていましたので「やっぱりそうか」とは思いましたが、それだけ日常生活の中でリセットできにくい時代だということだと思います。 ※この反射訓練はやめない限り、悪影響からは逃れられません。 実は、もう一人、同じ、その習い事をしている子がいますが、その子は明らかに、遊びでリセットしているので今のところは害がありません。勝敗も気にしていないところも副作用を緩和している原因のようです。 熱の入れようとエネルギー配分とリセット具合で、逆に適度なストレスとして、逆利用できることもあるのですが、競技を目指してると反射系の副作用が出る場合があるようですね。 つまり、娯楽として嗜むような形であれば、いいが、競技として時間に急かされ、単純なイメージ操作を反復する練習になると悪さをするということでしょう。 大人には娯楽でも子供には劇薬となるものが沢山あるのは、完成体と成長期にある未完成体に与える副作用の違いによるのです。 そして、それには、必ず「時間のストレス」「限定された視覚イメージしか使わない」「反射を鍛える」という要素が含まれています。 <追記:以外に反応が大きかったので誤解のないように補足しておきます>ただし、本格的に指導されている場合は「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」指導してい る所が多いので、それほど心配してはいません。直接勉強で使えるわけでもありませんので、その点でも趣味として捉えられているのが幸いしています。この ゲームの利点は基本的に手を考えるときには一人で自分のテンポで考えるから思考力養成にもなり得るところですが、言葉とのリンクがないので学習としては、 直接使えません。もちろん、ストレス発散や視覚イメージ操作をスムーズにさせる効果はありますし、ゲームそのものの面白さや、相手との駆け引きの醍醐味な どはあります。 ですから、今回のケースは速さを競うゲームとして使ってしまったので起こった反応だと思っています。 ■ただし、その根源的な勘違いは学校で評価対象となっている計算の速さであったり、多量の知識であったり、スラスラ音読であったりというガラスの自信です。つけてはいけない自信が彼らを本当に潰しています。 2011年08月04日............................... ■準備学習の王道(文責:どんぐり倶楽部) 「準備学習」とは、悪影響(副作用)をもたらす「予習(先行学習)」とは異なり、学校の授業を理解する意欲や準備を整えることであり、学校の授業を活かすための準備を指します。 多くの家庭で、良かれと思ってしている「予習(先行学習)」は、授業内容(新しい方法や理論・解説)そのものを授業より先にをしてしまいますので、低学 年で表面的には「できる子」になりますが、実は、授業を活かせず、非常に低レベルでの理解しか出来ず、さらに、せっかく先生が解説をしてくれるのに、分 かった気になって話も聞かなくなる子が大勢出るという現状を生み出しています。 これは、子供の学習する力を将来にわたって封印してしまう非常に「質の悪い学習習慣」となります。 子供の学習を考える場合には、医療に小児科という、副作用を考慮して治療を考える特別な分野があることと同様に、大人には効果があって副作用が少ないの で、「有効な方法」でも、成長期の子供には副作用(悪影響)が大きすぎるので、「使ってはいけない学習方法」があることを忘れてはいけません。予習はこの 「使ってはいけない学習」の一つです。計算の仕方を先に教える、漢字を先に書けるようにする、が代表でしょうか。学習障害があり、厳選された緩やかな先行 学習が必要な場合は限定的に使ったほうがいいものですが、健常児には使ってはいけない方法です。 では、準備学習の具体例は何でしょうか。 「教科書の読み聞かせ」...内容をイメージさせなが「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」読み聞かせる。イメージできない語句はイメージの説明をし、再現できるようにしておく。 「教科書の読みあわせ」...一緒に読み合わせる。一人では読ませない。読みの道先案内人と一緒に安心して読むことが大事。この時に、言いよどむところ は、スラスラ読ませるのではなく内容が理解できているかどうか(視覚イメージ再現ができているかどうか)を確認する。スラスラ読めることには何の意味も価 値もありません。 上記2点が準備学習の王道です。教科書そのものでなければなりません。全教科共通ですし、教科書なら誰でも持っているのですから、是非家庭学習に取り入れて欲しいものです。 この2点をすることで、授業中に先生の解説がよくわかり、解説そのものを楽しむ準備ができているので授業そのものを楽しめます。語句による無用な拒否反 応(能力には関係なく、言葉がわからないがために起こる拒否反応)もなく内容の理解にエネルギーを使うことが出来ますのでエネルギー量が少ない子でも、楽 しく授業を受けられるようになります。 絵本の読み聞かせと、音読の宿題の中間に位置する方法ですが、じつは、この方法は学校の授業と家庭学習をつなぐ重要なプラットフォームの役割を担っています。 授業に身が入らないのには、原因があります。その原因の大部分をこの準備学習は取り除くことが出来ます。 2011年07月24日............................... ■幼児教育について(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐり倶楽部には、不要な教材はありません。5才までは、一切不要なので、作っていません。教育方法がないわけではなく、教材がいらないのです。 必要なのは「人工的で系統的なことをさせない教育」「自然を感じる味わう教育」だからです。 させないといっても、なんにもさせないわけではなく、知的系統的教育は危険なのでさせない、自然の時間の流れの中で自分のテンポを守りながら、感じること を味わいながら、自分を含めた自然を吸収する。コレ以上に複雑で繊細で重要情報を蓄積できる方法はありません。「できる」ではなく、「分かるの素(人工的 には入力不可能な繊細で多様なベータベース)」を張り巡らせる時期なのですから、出力養成は何の意味もないどころかマイナスにしかならないからです。 一瞬、対照実験(比較実験)をしようかとも思いましたが、結果は見えていますし、対照相手とされた子供がかわいそうです。状況証拠が十二分に揃っていることも、対照実験をしないことにした理由のひとつです。 http://homepage.mac.com/donguriclub/mizuki.html http://homepage.mac.com/donguriclub/souki.html http://homepage.mac.com/donguriclub/souki-1.html では、どうすればいいのか。「どんぐり」は既に答えを持っています。 生活そのものを「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」感じ、味わうこと。これです。 他にはありえません。ところが、これが、現代では非常に難しいのです。 ですから、現代で、この様な生活環境を確保するには、何かをさせている時間は、物理的にないでしょう。 毎日24時間、**教室で「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」生活できれば通わせるのがいいでしょうが、そんなことは、不可能ですね。 そうさせてくれる教室があっても、物理的に(実際のところ)不可能です。 すると、唯一できることは、お手本となるほど「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」生活できる教室でお手本を体験しつつ、日常生活も、そうあるようにアレンジし続けることですね。 2011年07月19日............................... ■なでしこJAPAN(文責:どんぐり倶楽部) 〜ワールドチャンピオン!〜 http://homepage.mac.com/donguriclub/nadeshiko-for-iPod.zip 2011年07月17日............................... ■夏休みの宿題で達成感?(文責:どんぐり倶楽部) ■「達成感」を味わってもらうために、夏休みの宿題を大量に出しています? ...開いた口がふさがらない、とはこのことである。 <<達成感>>を得られれば何でもいい????そんなわけないじゃないか。 <<達成感>>は快感になります。「無意識に快感を求めて〜」になります。宿題でしているような機械的な作業を「無意識に快感を求めてできるように」したいのか? そんなことが、人生を楽しむすべになり得るのか? <<達成感>>という耳障りの良い言葉を安易に口にしてはいけない。 ※参考:「達成感という甘い罠」 「海外版:日本の未来」...思考力養成方法は全世界共通ですから当然です。 ............................... ■少女殺害で元市職員再逮捕:愛知県 内藤洋介容疑者(27)は「死体を見たかった。少女を殺害して<<達成感>>を得た」と供述。 ■会津若松・母殺害:福島県:母親を殺害、頭部と右腕を切断した高校3年の少年(17)は「殺害に<<達成感>>があり世間に知ってもらおうと自首した」 事件を受けて「今の子どもはゲームなどで残虐な行為を遊び楽しんでいる。残虐行為の仮想体験があり、今後も類似の事件が増える恐れがある」と警鐘を鳴ら す。 ■横浜地方裁判所・事件番号 平成18年(あ)第1016号等:事件名 建造物侵入、殺人、殺人未遂 被告人は白髪で短髪の背の低い大人しそうでインテリ風の中年男性。テレビニュースで転落死したことが出ると、「自分がこの事件の犯人である」と嬉しく思い 夕食を残さず食べたといい、鬱憤を晴らしたい、<<達成感>>を味わいたいとの気持ちで殺害意思を固めていき、<<達成感>>についてスカッとした気分に なったと話す。 ■島根女子大生バラバラ殺人事件 犯行の直後、しびれるような満足感と<<達成感>>・快感があったそうだ。世間の人々が、単にそれに注目し、目立つというだけで、また優越感を持つだけで、気分が良かったり、うれしかったり、満足感、<<達成感>>を得られたりする。 ............................... ※人間的でないこと(機械的高速処理・反復処理・大量処理)に達成感(快感のもと)を持たないように育てるのが、幼児・児童期の教育です。 2011年07月17日............................... ■守るべきもの(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.05〜糸山先生より〜 守るべきもの〜私たちは何をまもろうとしているのか〜 守るべきものは「感味力」であり、育てるべきものは思考力です。親は子どもの感味力を守り、12歳を過ぎたら自分で自分の感味力を守る必要があります。 感味力とは、心そのもののことです。芥川風に書くと「感味力とは、畢竟(ひっきょう:結局)、心そのものである」となるでしょう。 感じることも味わうことも、思考回路と同様に作られる回路です。ただ、思考回路と違うところは、非常に早い時期に、自然にできあがるということです。で すから、親ができること(すべきこと)は、その感味力(心)を守ることとなります。「感味力(心)」を守ることは、子供を守ることであり、ヒトを人間に育 てることであり、健全な未来を守ることであり、人類を守ることになります。 感味力とは「心」のことです。 思考力とは「頭(体の制御司令塔も兼ねる)」のことです。 そして、感味力+思考力→判断力となります。 ですから、人間には、どちらも必要な力であるのは明白です。しかし、もしも、どちらか1方しか、選べないとしたらどうでしょうか。もちろん、選ぶべきは 心である「感味力」の方です。感じられなければ制御力は使えない(働くことが出来ない)からです。適切に使えない(制御できない)力は何の意味も持ちませ ん。反対に「感味力」が育っていれば、思考力でさえも、最低限のもので十分です。 ところが、現行の学習方法は、殆どが「感味力」を潰すという副作用を持っている方法です。これでは、どんなに思考力を育てたとしても、使えない(制御で きない)力をつけていることになります。まさしく本末転倒です。危険でさえあります。使い方を知らない子どもに拳銃を持たせていることと同じですからね。 ですから、何をする場合でも、心しておかなければならないことは、そのこと(子供がしていること、親がさせていること)が「感味力」を削ぎ落とす(心を 潰す)副作用を持っていないかを考えることです。副作用があるものは使ってはいけない(してはいけない、させてはいけない)ということです 受験勉強や家庭学習に関しても同様です。「忙しく(心を亡くして)勉強させる」など、あり得ない(絶対にあってはならない)ことです。心を守るべき時期に心を潰しながら勉強させた方がいいことなどあり得ないからです。 また、心が育っていない子供が、心を込めて何かをすることは不可能です。込めるべき物を持っていないのですから、心を込めて何かをすること自体が不可能 なのです。こんな悲しいことはありません。どんなに「すること」に努力しても、そこには、心を込めることが出来ないのですから。反対に、心が育っていれ ば、何にでも、その心を込めることが出来ます。...ですから、守るべきものは「感味力(心)」なのです。 楽しく不快なこと(不快と感じるべきこと)をさせていると、根本的な基本回路が狂ってしまいます。例えば、笑わせながら(楽しく)猛スピードで何かを見 せる、させる、言わせる、反復させる。すると、異常な原形回路が作られてしまいます。不快と感じるべきもの、回避すべきことに快感を感じるようになりま す。ここを、12歳以後に修復するのは限りなく困難なことになります。 宿題、習い事、日常生活、遊び、会話...等々生活全般において、このことは常に考えておくべきです。 一見難しそうですが、チェックすることは一つですので全く難しくはありません。「これを、この方法でさせると、感じること・味わうことを邪魔しないか な?」と思えば自動的に正解が見えるのですからね。「〜ができるようになります」という基準は全く無意味です。人間は出来ることしかできませんし、出来る ことは無理なく出来るようになっています。迷ったら、いつものように、自分で子供にさせようと思っている分量の5倍〜10倍を最低でも2週間実際にやって みることです。そして、それをしているときの自分の感情と頭の中の様子をじっくりと味わうことです。そうすれば、すべき事とすべきでないことは見えます。 くれぐれも、巷の(営利主義の)キャッチコピーには惑わされないで下さい。 2011年07月17日............................... ■どんぐりマジック(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.04〜糸山先生より〜 どんぐりマジック...マジックには種も仕掛けもあるんです まず、先日いただいたメールを、原文のまま掲載します。 「はじめまして。現在、小学4年と2年の子供がいます。上の子が2年の時、百ます計算、計算ドリル、漢字練習などいろいろなことをしてきましたが全く成績 が上がりませんでした。学校テストは40点、百ます計算は終わらせるのに10分もかかり、漢字は1年生レベルも書けなく、応用問題にいたっては全く解けな い状態で、勉強は嫌いだと学校の宿題まで泣きながらするようになりあせってばかりいました。そのためか性格も消極的になり諦めが早く、何かあると他人のせ いにするようなところがありました。応用問題を解けるようにしようとインターネットで探していたところ、ここにたどり着きました。大変失礼だと思いますが あえて書きます。最初、「高速学習をするな」という言葉に反感を持っていました。「あの有名な先生に対抗している」のだと思っていました。どんぐり倶楽部 も半分冷やかしで見ていました。でも見ているうちに何かが引っかかり、子供に「頭の健康診断」をさせてみたところ衝撃的な結果が出てきました。2年である はずのわが子は幼稚園の問題でさえ解けませんでした。ひたすら問題に出ている数字を使って計算で答えを出そうとしていたのです。ノート、4ページにびっし りと書かれた計算・・・。自分が今まで子供に何をやらせていたのか分かりショックでした。半信半疑のままでしたが、それまで使っていたドリルを一切捨て、 どんぐり問題を幼稚園からさせてみました。1年半たった今、わが子は「勉強が楽しい」と言い、どんぐり問題が大好きです。楽しそうに解いています。学校で の成績はものすごい勢いで伸び、応用問題も解けるようになり、チャレンジ精神も出てきました。大事な時期に間違った教育を進めていたことが悔やまれます。 現在、やっとどんぐり2年生の問題をやっています。ゆっくり、ゆっくりですが確実に変わりました。本当にありがとうございました。」 日本全国(あるいは全世界)で全く同じ現象が起きています。楽しく学力を身につける力を持って生まれた子供達が「**学習」という名前の勘違い学習を強 要されることで人為的学習障害(ALD:Artificial_Learning_Disabilities)に陥っているのです。 人間は本来、視覚イメージの再現(あるいは再現から導かれる様々な感覚・感情)を楽しめるようになっています。さらには、再現した視覚イメージの操作に快感を感じるようになっています。視覚イメージの操作とは思考そのものです。 ですから、私達は思考そのものに快感を感じるように生まれているということです。この原初的な反応を利用して学習を進めると学習そのものが楽しくなることは当然のことです。 ところが、現行の学習方法は、この力(視覚処理)を全く意識していません。それどころか、子供達の得意技を使わせないようにしています。この部分(学習方法)の変更をするだけで、子供達は無理なく無駄なく効果的に、生き生きと学習を進めることが出来ます。 そして、その力は誰もが持っている一番(自然に)鍛えられた力なのですから、生まれつきの自信の源でもあるのです。自分の自信の源である得意技を使って学習が出来ることは、何にも代え難い、生きていく上での自信と満足感と納得感を確認できるものです。 どんぐり方式で学習を進めていると、子供がしっかりしてくる、地に足が着いてくる、自信が出てくる、自分の考えが揺るがない...などなど多くの素敵な 副産物(本当はこっちが狙い)が生まれてきます。たかが勉強、されど勉強...日常生活や遊びが貧弱になってしまった今、本当の意味で、勉強をフル活用す ることは最前の智恵ではないでしょうか。もちろん、遊びと日常生活にも「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」をとりいれると豊かに生きるヒントが見えてきます。 家庭の中だけでもSlow_Lifeを意識してみるといいですね。 2011年07月17日............................... ■どんぐりマジック(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.04〜糸山先生より〜 どんぐりマジック...マジックには種も仕掛けもあるんです まず、先日いただいたメールを、原文のまま掲載します。 「はじめまして。現在、小学4年と2年の子供がいます。上の子が2年の時、百ます計算、計算ドリル、漢字練習などいろいろなことをしてきましたが全く成績 が上がりませんでした。学校テストは40点、百ます計算は終わらせるのに10分もかかり、漢字は1年生レベルも書けなく、応用問題にいたっては全く解けな い状態で、勉強は嫌いだと学校の宿題まで泣きながらするようになりあせってばかりいました。そのためか性格も消極的になり諦めが早く、何かあると他人のせ いにするようなところがありました。応用問題を解けるようにしようとインターネットで探していたところ、ここにたどり着きました。大変失礼だと思いますが あえて書きます。最初、「高速学習をするな」という言葉に反感を持っていました。「あの有名な先生に対抗している」のだと思っていました。どんぐり倶楽部 も半分冷やかしで見ていました。でも見ているうちに何かが引っかかり、子供に「頭の健康診断」をさせてみたところ衝撃的な結果が出てきました。2年である はずのわが子は幼稚園の問題でさえ解けませんでした。ひたすら問題に出ている数字を使って計算で答えを出そうとしていたのです。ノート、4ページにびっし りと書かれた計算・・・。自分が今まで子供に何をやらせていたのか分かりショックでした。半信半疑のままでしたが、それまで使っていたドリルを一切捨て、 どんぐり問題を幼稚園からさせてみました。1年半たった今、わが子は「勉強が楽しい」と言い、どんぐり問題が大好きです。楽しそうに解いています。学校で の成績はものすごい勢いで伸び、応用問題も解けるようになり、チャレンジ精神も出てきました。大事な時期に間違った教育を進めていたことが悔やまれます。 現在、やっとどんぐり2年生の問題をやっています。ゆっくり、ゆっくりですが確実に変わりました。本当にありがとうございました。」 日本全国(あるいは全世界)で全く同じ現象が起きています。楽しく学力を身につける力を持って生まれた子供達が「**学習」という名前の勘違い学習を強 要されることで人為的学習障害(ALD:Artificial_Learning_Disabilities)に陥っているのです。 人間は本来、視覚イメージの再現(あるいは再現から導かれる様々な感覚・感情)を楽しめるようになっています。さらには、再現した視覚イメージの操作に快感を感じるようになっています。視覚イメージの操作とは思考そのものです。 ですから、私達は思考そのものに快感を感じるように生まれているということです。この原初的な反応を利用して学習を進めると学習そのものが楽しくなることは当然のことです。 ところが、現行の学習方法は、この力(視覚処理)を全く意識していません。それどころか、子供達の得意技を使わせないようにしています。この部分(学習方法)の変更をするだけで、子供達は無理なく無駄なく効果的に、生き生きと学習を進めることが出来ます。 そして、その力は誰もが持っている一番(自然に)鍛えられた力なのですから、生まれつきの自信の源でもあるのです。自分の自信の源である得意技を使って学習が出来ることは、何にも代え難い、生きていく上での自信と満足感と納得感を確認できるものです。 どんぐり方式で学習を進めていると、子供がしっかりしてくる、地に足が着いてくる、自信が出てくる、自分の考えが揺るがない...などなど多くの素敵な 副産物(本当はこっちが狙い)が生まれてきます。たかが勉強、されど勉強...日常生活や遊びが貧弱になってしまった今、本当の意味で、勉強をフル活用す ることは最前の智恵ではないでしょうか。もちろん、遊びと日常生活にも「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」をとりいれると豊かに生きるヒントが見えてきます。 家庭の中だけでもSlow_Lifeを意識してみるといいですね。 2011年07月17日............................... ■未知への工夫(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.03〜糸山先生より〜 未知への工夫は路(みち)をつくる〜良質の算数文章問題は過程が大事〜 「過程が大事」と書くと、「そりゃそうだよね」とか「過程も結果も大事なんじゃないの」とか「結果良ければ全て良し」と言う言葉も聞こえてきそうですが、 大人には当てはまっても幼児・児童期の学習では通じない(大きな悪影響を与えている)場合があります。どういうことか、ちょっと考えてみましょう。 過程とは、ある未来の状態を想定して、その状態になるまで(途上)のことをいいます。ところが、過程も結果も同じ一瞬の出来事(過程は積み重ね)であ り、全く同じもの(状態)なのです。そして、子供達は呼び名が変わっても、その時々の状態を同じように感じ、味わい、生きているのです。 過程にかかる時間は1時間であったり、1週間であったり、1年であったり、長いときには数年間であったりしますが、結果は1秒(一瞬)です。ならば、一瞬ではなく数年間の瞬間瞬間を進化に使う方が格段に(比べようもないほど)影響を受ける期間であるのは明白です。 ところが、多くの人は<過程>を無視して<結果>と呼ばれる状態だけを見て「成功」とか「失敗」と言い、一喜一憂しています。文字通りナンセンス(無意 味なこと)です。その結果までの間の過程で生み出されたものこそが、子供の成長に甚大な影響を与えているからです。というよりも、その結果までの間の過程 で受けた影響こそが子供を育てる(頭の)栄養そのものになっているのです。 ですから、「できれば(目的が達成できれば:成功すれば)何でもいい、どんな方法でもいい」は幼児・児童期にはあり得ない(全く通じない:勘違いのもととなる)ことなのです。 <過程=栄養>と考えると分かり易いのではないでしょうか。 もっと分かり易く置きかえるならば<どれだけ工夫したか=栄養>と考えるといいでしょう。そうすれば、栄養と思って与えているもののなかに毒物が混入さ れていれば、与えれば与えるだけ子供は弱ってしまうという皮肉な結果になるのは当然です。たとえ、結果という一瞬が「成功」という状態であっても、その成 功までの間の過程が栄養になるからです。何の工夫もなく成功を手にしていれば、栄養は何も与えられていないままに貴重な時間が過ぎているということです。 話を「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」に置きかえてみましょう。前の段落の内容で、<過程>を<どの様に考えたか>、<結果>を<答え>、 「成功」を「正解」、「失敗」を「不正解」、「毒物」を「工夫の邪魔をするもの」と入れかえます。すると、次のようになります。 多くの人は<どの様に考えたか>を無視して<答え>と呼ばれる状態だけを見て「正解」とか「不正解」と言い、一喜一憂しています。文字通りナンセンス (無意味なこと)です。その答えまでの間のどの様に考えたかで生み出されたものこそが、子供の成長に甚大な影響を与えているからです。というよりも、その 答えまでの間のどの様に考えたかで受けた影響こそが子供を育てる(頭の)栄養そのものになっているのです。ですから、「できれば(目的が達成できれば:正 解すれば)何でもいい、どんな方法でもいい」は幼児・児童期にはあり得ない(全く通じない:勘違いのもととなる)ことなのです。<どの様に考えたか=栄 養>と考えると分かり易いのではないでしょうか。もっと分かり易く置きかえるならば<どれだけ工夫したか=栄養>と考えるといいでしょう。そうすれば、栄 養と思って与えているもののなかに工夫の邪魔をするものが混入されていれば、与えれば与えるだけ子供は弱ってしまうという皮肉な結果になるのは当然です。 たとえ、答えという一瞬が「正解」という状態であっても、その正解までの間のどの様に考えたかが栄養になるからです。何の工夫もなく正解を手にしていれ ば、栄養は何も与えられていないままに貴重な時間が過ぎているということです。 計算式はなくてもいい、答えはオマケ、というのは本当なのです。 「計算式や答え」にこだわって、子供達の工夫する力を潰すことのないように注意しましょう。 もうお分かりでしょうが、「毒物=工夫の邪魔をするもの」とは幼児・児童期の徹底反復・高速学習・大量暗記・パターン学習を代表とする<考えない学習>のことです。そして、当然ながら、<考えない学習>は、すればするほど<考えられない頭>を立派に育ててしまいます。 2011年07月17日............................... ■とことん楽しむ文章題(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.02〜糸山先生より〜 とことん楽しむ文章題 まず、楽しめるときの条件を考えましょう。 楽しむわけですから、自分の好きな遊びを想定した方が分かりやすいと思います。通常でしたら、「時間を気にせずに遊びたい」「納得いくまで遊びたい」 「自分の方法で遊びたい」「自分が中心で遊びたい(これは性格によるかもしれません)」「その遊びに必要なものは最初から揃えておきたい」といったところ でしょうか。 では、これを文章題にします。 「時間を気にせずに文章題をしたい」「納得いくまで文章題をしたい」「自分の方法で文章題をしたい」「自分が中心で文章題をしたい(これは性格によるかも しれません)」「その文章題に必要なものは最初から揃えておきたい」ですね。これを具体的にすると、下記のようになります。 1.「時間を気にせずに文章題をしたい」...たっぷり時間をとれるように他の用事をカットするか、 時間のとれるときにするように設定する 2.「納得いくまで文章題をしたい」...口出ししない 3.「自分の方法で文章題をしたい」...誘導的なヒントを出さない 4.「自分が中心で文章題をしたい(これは性格によるかもしれません)」...自分が選んだ問題をする 5.「その文章題に必要なものは最初から揃えておきたい」...紙、鉛筆、お菓子、飲み物 どうでしょうか。 1.が最も注意しなければいけない部分だと思います。このカットすることの中には「家庭学習、宿題、.習い事」なども入るからです。しかし、これらの根本 的な環境を設定せずに「楽しく〜」は難しいですね。時間を気にしなければいけない状態で(時間に追われて)楽しく遊ぶ...難しいでしょ?遊ぶことは出来 るでしょうが、心から「楽しく」は無理ですね。時を忘れて遊ぶ...でしょ?それなのに時を忘れられないようにされていたのでは、やはり「楽しく」は難し い。当然のことです。 知的教育をノルマのようにさせたことがなければ、比較的スムーズに入れると思いますが、ノルマを課して「勉強」をさせた場合には「問題」を見た時点で、 どんぐり問題も「勉強」と捉えてしまう可能性が大きいと思います。それでも、<注意点>を守ってすれば必ず視考力を活用した思考力養成ができますので「あ の手この手」で工夫して環境設定をすることが重要な親の役割になるでしょう。 また、「お手本」を目にする機会がないと、楽しみ方が分からないこともありますので、「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」を使って保護者が下手 な絵を描いて楽しく問題を絵図で考えているところをさり気なく見せておくのは、心憎い演出となるでしょう。これこそ、本当に親が楽しむことが必要です。 子供は敏感ですから下手な芝居では見破られます。楽しさが分かれば楽しむことが出来るようにもなります。ですが、楽しむことは分からせるよりも伝える要 素が多いので一緒にしたり、保護者の作品を見せたり、他の子供達の作品を鑑賞したりすることも大いに役立つと思います。これらのことも環境設定の一つです が大事なことですので意識して動いてみて下さい。 ただし、好きで好きでたまらないことがあって、四六時中そのことばかりを考えているというモノを持っている子供の場合には、そのモノを通して思考力養成 を考える方が自然です。どんぐり問題は学年に関係なくいつからでも出来ます。ですから、今、目の前の子供の状態をよく見て、どういう環境設定が本当に目の 前の子供に必要なのかを考えなければなりません。 その子には、どんぐり問題が必要ではないかもしれないということです。 間違いなく、思考の発達の仕方は1つ(視覚イメージの操作)です。ですが、材料は無限にあります。単純反復、高速学習、大量暗記を目指すもの以外であれば、何でも好材料になります。 2011年07月17日............................... ●どんぐり倶楽部が目指すもの(文責:どんぐり倶楽部) コトノハ通信:Vol.01〜糸山先生より〜 どんぐり倶楽部が目指すもの 西洋医学と東洋医学には決定的な違いがあります。西洋医学は対処療法であり、東洋医学は体質改善療法です。対処療法とは、悪くなった部分を改善する方法 (多くは除去すること)で、体質改善療法とは、悪くならないように体質自体を改善する方法、あるいは、悪くなった部分を本来の健全な状態に戻す方法です。 表面的には対処療法が効果的に見えますが本質的な治療でないことは明らかです。その点、体質改善療法は本質的な治療を可能とします。 「どんぐり倶楽部」が目指すものは、まさに学習面での体質改善療法です。そして、その効果を十分に反映できるようにするには効果的な刺激を有効に享受でき るような環境設定(リセット)が必要になります。アルコールを飲みながらアルコール依存症の治療が出来ないのと同様に、間違った学習環境を残したまま、ど んぐり方式を取り入れても効果はありません。単純な方に反応しやすいようになっているからです。 徹底反復。高速学習。大量暗記。パターン学習に代表される学習形態は単純で強固です。ですから、これらのことと、繊細で複雑な回路作成(思考回路養成) とは同時並行には進められないのです。小学校ですべきことは計算を速くしたり、大量の暗記をすることなどではなく、自主的な楽しい遊びと、良質の考える問 題を通して様々な思考回路を養成することです。スポーツもそうですが、成長途中では様々な経験をさせるべきであって、単純な反復ばかりをさせていると他は 何も出来なくなってしまいます。この点ではスポーツ界の方が教育界よりも格段に研究が進んでいます。なぜならば、スポーツの場合は障害の症状が直ぐに表面 化して検証しやすいからです。成長期のスポーツ障害を避けるためには筋力系のトレーニングは筋肉の成長が停止したときから始めるのが良いことが知られてい ます。つまり、小学生の時代にハードな筋力トレーニングをすることは意味がないどころか、障害の原因にもなるということです。 また、象徴的・派生的学習の準備ができていない子供に知的系統的学習(多くの早期教育の内容)を押しつけることの弊害は、すでに数多くの証拠によって裏付けられています。 例えば、早期教育を受けた子供と受けなかった子供とを十五歳まで追跡調査した研究によると、受けた子供の方が十代になってから非行に走る割合が明らかに 高かったのです。別の研究では早期教育を受けた子供の方が小学校に上がってから、より攻撃的な態度を示すことが明らかになりました。 一八○○年代の初め、米マサチューセッツ州では二〜四歳の子供のおよそ三割が学校に通って読み書きを習わせられていました。また、同じ時代のイギリスで もロバート。オーエンが早期教育を推進しようとしました。ところが、結局どちらの試みも失敗に終わり幼児に読み書きを教えることはなくなったのです。 さらに、ロイター発表(二○○七年八月十日)では、「乳児の脳を発達させる」と称するビデオは、「何の価値もないどころか有害かもしれないという証拠が 増えている」と研究者は主張する。という記事(ワシントン大学のフレデリック。ジマーマン氏等が八月八日に発表した内容:原文は「Journal of Pediatrics」)も出ています。 つまり、幼児。児童期には情緒の安定が最優先であり、学習は体験的学習に限るということです。乳幼児期に最もよくないものは、人為的に作られた一方通行 のビデオ・CD・フラッシュカード等の使用で、これらは全て反射を形成するための道具です。反射による学習は、言葉を獲得する前の知的発達段階で行われる 形式です。従って、この反射の形成を成長期に続けることは人為的学習障害(ALD)を引き起こす最大の原因となります。 それなのに、これまでの子育ての本には「こうすれば、こう育つ」としか書かれていませんでした。だから、様々な子育ての仕方や学習法の情報が乱立し混在していました。 重要なのは「こうすれば、こう育つ」ではなく、「なぜ、こう育つのか」なのです。「なぜ」が分かれば応用が利くからです。ココが分かれば、その子にピッタリのその子だけのオリジナル子育てが可能になるのです。 また、子育てとは「ヒトを人間にまで育て上げること」です。ですから「どうすれば、人間に育て上げることが出確にする必要があります。もちろん、学習に 関する根本的な勘違いが及ぼす影響や、伸びる学力.伸びない学力がある理由なども含めて、子育ての大原則は知っておいて欲しいものです。その中でも「習」 に関してはプレインバターズの異名を持つ「強い刺激」と「速さ」が「拒否。不安。恐怖」を誘発し成長に悪影響を及ぼすことはご承知おき下さい。これらは全 てストレスという現代病の巣窟を確実に作り上げます。 そして、こういう時代だからこそ私達は「ゆっくり。ジックリ・丁寧に」どんぐり方式で子育てをする必要があると考えています。 「どんぐり倶楽部」では、今までの子育てや今の学習方法が健全な頭を育てているのかどうかを知る材料となる家庭用「頭の健康診断」を用意しています。ホー ムページでは無料ですし、プリントサービスも実費で利用できます。まずは、お子さんの頭の健康度を確認してみてはどうでしょうか。 2011年07月16日............................... ■思考力養成問題(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐり問題は、正確な「思考力確認問題」にもなりますが、真価は「思考力養成問題」になっているということです。 通常の<問題>はテスト問題(確認問題)であり、よくても、思考力が有るか無いかだけを判定するものです。そして、それらの<問題>では、どの程度の思 考力があり、今どういう状態であるかは、全く分かりません。**項目ができている、できていないレベルでは思考力の育成状況など分かりません。 どんぐり問題は、在籍学年の問題を1題するだけでも、現在の、その子の思考力の状態を詳細に知ることが出来ます。さらには、ルールを守って週に1〜2題続けるだけで、何も教えることなく、思考力養成ができるのです。嘘のような本当の話です。 どんぐり問題が世に出されるまでは、思考力養成問題などありませんでした。そういう仕組を持たせた問題を作るという発想自体がありませんでした。ですか ら、解けなかった問題は解答解説を読んで、他人の思考を後追いしコピーするという、幼児・児童期にはやってはいけない、パターン学習をせざるを得なかった のです。 さらに、思考力養成の理論や方法も知らなかったので、当然、作ることも出来なかったのです。ですから、解説があり、指導者が必要だったのです。 どんぐり問題には解答・解説書がなく、指導者も不要です。考えるとはどういう事かだけを伝えれば、誰もが思考力養成を自力でできるからです。 ※第2回指導者養成講座では、実際に、なんの講義も解説もしないのに、子供達が進化する様をご覧いただけます。 2011年07月15日............................... ■クレバーペアレント(文責:どんぐり倶楽部) ■クレバーペアレント(賢明な親)とは、誰もが目指すべき保護者像です。 モンスターペアレントは、子供の成長を阻害することを先生や学校に要求しますが、 クレバーペアレントは、子供の成長を守ることを先生や学校に要求します。 2011年7月10日............................... ■やってはいけない宿題(文責:どんぐり倶楽部) ●やってはいけない宿題です。...「昔から誰だってこれくらいやってた」「簡単じゃん」「丁度いいんじゃない」なんて一瞬でも思った人は、現代社会で思考力養成はできません。 ましてや、さらに、家庭学習でも同様のことをしていたらXXです。 ※エネルギーの少ない子にとっては一生の禍根を残す致命傷となります。「たかが宿題」ではないんです!「宿題は子どもを守る貴重な指針であるべき」なんです。...国語の宿題も同様です。 <お粗末宿題1>→変更例→<お見事宿題1> ![]() ![]() <お粗末宿題2>→変更例→<お見事宿題2> ![]() ![]() ※工夫ってのは、考えられない頭を育てるためにするもんじゃないよ! ※上記の宿題が「普通」ならば、普通に「異常」な宿題をしているということです。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年7月9日............................... ■国難(文責:どんぐり倶楽部) ●なるべく、政治絡みのことは書かないようにしていましたが、明らかに異常ですので書いておきます。 ●国は、国難と<言うだけ>で実感していないから、動くべき速度で動いていない。今、東北には毎日原子爆弾が投下されている戦争に巻き込まれているのです。 大げさな表現ではなく、事実です。被爆は足し算であり、向こう数十年も続くのです。数十年と続く戦争が始まっているということです。それなのに、戦争の現場に子供達を戻そうとしている。 留まらせようとしている。正気ですか! ●この事実を、直視する能力がないから、(今は眼に見えない)被害を増大させているのです。もう、危機管理意識が薄いなどと言っている事態ではありません。こんなことは当初から予測できていたはずです。 目の前で、子供達が大怪我をして血を流しているのに、救急車も呼ばずに、「もう少し様子を見ます」と言っているんですよ。正気ですか! 以下、科学寅さんの記事に若干手を加えて転載します。 2011.07.09:平泉への修学旅行 平泉の金色堂の植え込み-0.88/参道入り口-0.75/釈迦堂前-0.45/阿弥陀堂前-0.45/能楽堂前-0.36/本堂前-0.57/参道駐車場-0.77 これは、週刊現代の最新号の数値です。(いずれも地表)これじゃ、会津より、高いじゃありませんか!!宮城県の小学校の修学旅行は、会津が大半だったのですが、ほぼ全校が、会津をキャンセル。 そして、多くが、岩手県に変更になっています。それが、もっと酷い汚染地帯に子どもたちを導くことになるとは!さらに、週刊現代の数値です。 栗駒山いわかがみ平駐車場の残雪-0.78/栗駒山いわかがみ平駐車場標識下-2.17/奥州市前沢高等学校近くの土手-0.72/奥州市前沢駅近くの線路脇の草地-1.35 これらは、先の群馬大早川教授の汚染マップと、全く符合します。 ![]() そして、早川教授によると、この汚染の道は、3月12日夜に作られたのだそうです。正に、第一波が、これだったのです。今、話題になっている、福島市や郡山市の汚染は、3月15日の夕方の第3波なのです。 爆発報道よりも先に、既に、シューっと漏れ出していたのです!そして、原発周辺の人は避難すべきかどうかを、議論しているとき、岩手県がやられていたのです。何ということでしょう。修学旅行は、緊急に見直すべきです。 子どもたちを、集団被曝させることを、みすみす許すことは、5年後、10年後、大きな後悔となってやってきます。 被曝は足し算です。 もうすでに、高い数値を足し算で受け取っています。残念ながら、全くセオリー通りです。目に見えないから、わからないなどと、無責任な大人になってはいけません。 1日、2日の修学旅行のために、未来をつぶされるのは、断じてあってはならないことです。学校というシステムは、こういう時に、臨機応変、対応はできないものです。保護者の決断にかかっています。 保護者しか、子どもを守れません。お母さん、腹をくくってください。今こそ、身を挺して、子どもを守る時です。→(糸山補足)→最低でも保護者の責任で欠席させることは普通に可能です。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011.07.07 栗原があぶない! 岩出山の危険性を訴えてきた科学寅ですが、その数値が高い原因が、海からの風ではなく、ぐるっと北部を通って、岩手県一関からの吹き下ろしであることがわかってきたわけです。 とすると、当然、岩出山よりも、もっと北部、つまり、栗原がもっと危ないことになるはずです。ということで、栗原市のHPを拝見しますと、何と、何と、やっぱり出ているじゃありませんか? 学校や保育施設の数値は、ヤバイです。金成、栗駒、一迫が、高いです!金成の保育所は、0.4レベルです。栗駒で0.3。なあんだ、福島より、よっぽど低いじゃん、って言わないでください。 福島は、高すぎて、もう、感覚がマヒしているのです。そうして、やっぱり、このHPにも、「文部科学省が示した小・中学校の屋外活動の利用制限基準は「年間20ミリシーベルト」であり、 今回の測定値は大きく基準値を下回るため平常通り利用して差し支えないレベルです。 ・年間20 ミリシーベルトになる1 時間当たりの数値の目安は、1 日の生活パターンを屋外で8 時間、屋内で16 時間(木造建物)過ごすと仮定して計算した場合、 屋外で3.8 マイクロシーベルト/時、屋内で1.52 マイクロシーベルト/時となります。」とご説明がついています。 この20ミリシーベルト論は、とっくに崩壊している(取り消されている→危険だと分かったので使わないようにした)のに、いまだに使ってるんですねえ。 第一、ここは福島ではないし、それに、屋外と、屋内で数値が、今、違いますか?ほとんど同じです。掃除が行き届いていない屋内は、屋外よりも高い状態です。 もし、3.8で過ごせば、年間20ミリどころか、33ミリになります。それに、お役所の低い数値が出る測定方法で、この数値ということは、子どもの好む、草むらや側溝などは、10倍の数値が軽く出ます。 栗原のお母さんたち、立ち上がってください。先日、福島の子どもたちのおしっこから、セシウムが出たという話の原データです。 ![]() これは、フランスの資料です。日本政府が調べてくれたのではないのです。あきらかに異常事態なのに、政府はこれを見ても、反省どころか、「大丈夫だ」発言を繰り返しています。 これを見て、顔が青ざめない人の、人格を私は疑います。こんな国なのです。福島沖から茨城沖の魚や藻類の放射線のデータもフランス原子力センターの測定値です。 国民が一番知りたい数値は、日本政府は出してくれません。爆発のときの風の流れも、気象庁は、出しませんでした。日本というのは、そんな国なのです。なぜなら、大臣の人格がとてつもなく低いからです。 今度辞めた大臣みたいな人に、私たちの大切な子どもの未来を預けられますか?みんなで、目を覚ましましょう。国は、本当に、守ってくれないんです。 ※糸山補足→欲しい情報があります。フランスのアルバ社の作業員が引き上げているかどうかという情報です。装置はあっても、アルバの人はいないのではないでしょうか。制御できないと判断したのではないでしょうか。 この点だけでも、情報があれば違うのですが。世界に名前を知らしめることが出来る機会なのに何の貢献の情報も、写真1枚も出ません。これは、普通に考えたら、「お手上げなので帰った」ということではないでしょうか。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011.07.06 福島の基準を当てはめる大崎市 大崎市はHPで学校等の施設の測定値を公表していますが、そこに、 「文部科学省が示す屋外活動制限基準値は3.8マイクロシーベルト/時間です。」 http://www.city.osaki.miyagi.jp/20110311jisin/download/20110704_shiyakusho_housha.pdf 担当:大崎市総務部防災安全課 電話:0229-23-5144 と書いてあります。これを書いたのは、誰でしょう?通達文書くらい、ちゃんと読んでほしいものです。4月19日に文科省から出されたあの通達は、年間20ミリシーベルト、つまり1時間当たり、3.8マイクロシーベルトというのは、 福島県内の学校使用についての政府の「暫定的考え方」であり、これを近隣の県にも適用するとは書いてありません。 書いてなければ、宮城県は、従来の法律で決まっているとおり、年間1ミリシーベルトを基準にしなければならないはずです。法律では、何と決まっているか? 0.6マイクロシーベルト/hを超える時は、管理区域に指定しなさい。 つまり、あの原子力のマーク(怖いですねえ) ![]() さらに、ニュースを知らないわけはないと思いますが、悪名高い20ミリシーベルトは、日本医師会はじめ各方面から集中砲火を浴び、1ミリシーベルトが目標である、と訂正されました。 そもそも、20ミリシーベルトの出所は、国際放射線防護委員会(ICRP)が「非常事態時の」「暫定的な目安」と設定したことからですが、 あくまで、どうしようもない、非常事態に、一時的に、ということで、当然、数日間を想定したものです。こんな数ヶ月もの想定などしていません。 それを、一部の御用学者が、歪曲して政府に提言をし、それを文科省が取り上げたものです。 本来なら、市民を守る防波堤であるべき自治体なら、たとえ、文科省が、20ミリと言っても、「大崎市では、そんな基準は使いません!」と拒否すべきものです。 それを、何ですか?あえて、適用外のものまで、あえて載せるとは?これでは、まるで、市民を騙すために、書いているとしか言いようがないではないですか? すぐに訂正し、1ミリだと、明記してください。内部被曝のことも考えれば、どう計算しても、子どもには0.1マイクロが、限度です。 担当のお役人は、「私たちは専門家ではない」と言われます。だったら、法律に従いましょう。 さて、そこで、1ミリシーベルトですが、その基準からいきますと、明らかに、岩出山地区の学校はオーバーです。このまま被曝を我慢させるのですか?どうするんですか?再び、公開質問状にさせていただきます。 <糸山補足>子供達は下のような場所で遊んでいるということです。 ![]() 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年07月06日............................... ■知らなかっただけ(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐり倶楽部10周年記念「DONGURI-USB」を作るのに、全世界からのどんぐり実践報告を読んでいて改めて思った。 思考力をつけたくないと思っている親や教師は一人もいない。ただ、今までは、100%確実に思考力養成ができる方法を知らなかっただけ。 だから、迷ったり、試したりしてただけ。今までは、そんな物(確立された方法)自体がなかったのだから仕方ないのだ。 すでに、知っている身としては、焦れったいのだが、致し方ない。 でも、子どもの成長は「待ったなし」だからね。何はともあれ、やってみましょうよ。お願いします。 最下段の「頭の健康診断」は一銭もかかりません。 全世界からのどんぐりマジック報告。一件二件の報告ではありません。何千件もの報告を公開します。→保護者の声→http://homepage.mac.com/donguriclub/user'svoice.zip ※誰もが、こうなるんです。余計なことをさせなければ、100%です。するしないは別問題ですが、一読の価値はあります。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年07月04日............................... ■勝手に転載します(文責:どんぐり倶楽部) ■科学寅さんのブログ記事です。他県・他市町村の方も他人事ではないと思います。<参考>群馬大の早川由紀夫教授作成の汚染地図http://plaza.rakuten.co.jp/hatenaclub/diary/201107040000/ 2011.07.04 拝啓 大崎市長様 (何を守るのですか?) 拝啓 大崎市長 様 先日は、保育施設での、放射能測定値の件でのお手紙で、素早く、担当課長様との懇談の機会を与えていただき、感謝いたしております。 ようやく、市独自の測定も開始され、それをHPで公表されていることは一つの前進だと思います。 しかし、残念ながら、本当に悲しいのですが、私は科学を教える者として、良心に従って、「市はあてにならない」、と訴えていかざるを得ないことを、ここに宣言いたします。 なぜなら、市の測定方法、ウンヌンもありますが、何よりも、市の姿勢、つまり、課長さんが「責任ある対応をしなければならない」とおっしゃる意味が今回の原発災害では、ピントがはずれているからです。 別名、これを、「間抜け」とも言うと思いますが。このことを、先日の懇談会で、はっきりと示していただきました。これで、逆にスッキリといたしました。これは、あのお二人の責任ではありません。 彼らは、市の方針に沿った発言をされただけだと思います。どんな発言をされたかは、議事録を取られておられましたから、それをご覧になればわかると思います。 結局、市は、国の安全基準に基づいて、絶対に危険だ、と権威あるところから、証明された事案でなければ、対応できない、と明言されたのです。 しかし、一般市民にとって、国の安全基準自体が、たいへん疑わしいことが、最大の不安材料であることは、ノーマルな判断力をお持ちの社会人なら、当然わかることです。 これまでの国の対応から、未だに「政府の言うことを信じる」という人がいたらその人こそ、哀れむべき人です。大崎市は、「専門家ではないから、判断できない」 だから、「余計なことは言わないで、国の指導を待つ」とおっしゃいます。通常の事案でしたら、それで、間違いはないでしょう。それが「責任ある姿勢」というものでしょう。 しかし、今回の災害は、専門家でも判断が分かれる事案なのです。しかも、もし、悪い方の可能性が出てしまったら、その害悪たるや、一生を台無しにしてしまう危険性なのです。 こういう時、常識的な市民のとるべき対応は、何でしょうか?危険が証明されてからでは遅いのです。「危険の可能性を認めただけで、避ける 」ことが、ノーマルな判断ではありませんか。 そして、ここにこそ、市民の不安があるのです。この不安は、人として当然のものです。しかるに、お二人の課長さんは、この市民の不安に対応するのは、課の仕事ではない、(少なくとも本来の)と明言されました。 そういうところと、どうして、こちとら命を賭けて守ろうとしているのにコミュニケーションが取れるでしょう。信頼関係ができるでしょうか? そして、いみじくも、市民の相談窓口も、現在無いし、「今後も、作るつもりもない」ことも、はっきりおっしゃいました。 (私の強い抗議で、最後に「検討する」とだけは述べられましたが)また、市民の側からの、情報提供やボランティアとの連携も否定されました。 これほど、明確に、市民に寄り添う姿勢を否定されるとは、さすがに予想だにしていなかったので、私は、悲しむことさえ忘れたほどです。 本来、市は、国が失政を犯しても、市民を守る最後の砦であるべきで、そう信じてこれまで生きてきました。子育て支援活動でも、ネットワークの会長も長年務め、行政と市民とのかけ橋になるべく、微力ですが努めて参りました。 しかし、今回のような本当の一大事に際し、子どもの生命・健康を、真剣に考える姿勢は、微塵も見受けられません。私は、完全に失望いたしました。たしかに、課長様は、言葉では「私たちもたいへん心配している」と言います。 しかし、放射線について、真剣に勉強しているとは思えない発言ばかりです。専門家でないから、と、すべて判断を丸投げするのは、「心配する」ことでしょうか?市に放射線を理解できる人がいない、とおっしゃいます。 じゃ、理解しようと努力しないのでしょうか?「私の気持ちはわかる」とおっしゃいます。わかっているはずがありません!これだけで、不誠実なことがわかります。 自分の可愛い子どもや孫が、見知らぬ男に暴行を受けているのと、現在は同じなのです。その暴行現場に遭遇したら、まずは、助けてやらないでしょうか?その場で法律や規則を考慮し、お墨付きを受けない限り、行動しないのでしょうか? 犯人の背後関係や、経済・社会的な影響をたしかめてからじゃないと助けてやれないのでしょうか?たしかに、大崎市ばかりではないでしょう。仙台市でも似たようなものでしょう。 しかし、今回の原発災害に際しての、行政の行動は、日本の歴史の中で、特筆して記憶に残されることは、間違いないことです。国だけでなく、自治体の対応も、子々孫々、間違いなく歴史に刻みつけられるのです。 市長さんは、歴史に耐えうる判断を、今されているとお思いですか?無作為の作為も、厳しく糾弾されるのですよ。実際の障害が現れるのは、5年後くらいからだと言われています。その時には、現在の市の責任者は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。 しかし、歴史は、見逃しません。そして、子どもたちも、街の大人が自分たちを本気で守ろうとしたのか、を将来はっきりと知って、その後の人生を決めることでしょう。こういう手紙を書きながら、市は、簡単には変身できないことは、わかっています。 で すから、「変身」できない限り、この手紙への返信は、結構です。その代わり、私たちは、独自の測定を続け、世間に(マスコミも使いながら)発表していくつ もりです。そして、多くの施設で開かれる予定の講演会や、勉強会で、市の対応を語り、市を頼ることを諦めさせて歩きます。 今回は、一方的な宣言文になってしまいますことをお許しください。お読みくださり、ありがとうございました。 敬具 (もう、防災課や子育て支援課は、市民の健康の窓口ではないことがわかりましたので、新たな担当箇所が決まりましたら、ご連絡ください。) 平成23年 7月4日 大崎市古川十日町3−16 相澤正宏 伊藤康志 大崎市長 様 <追伸>公立保育園で、放射線量について、かん口令が敷かれているとの内部情報があります。もちろん、否定されるでしょうが、市民はそう見ていることをお忘れなく。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年07月02日 ■大丈夫?(文責:どんぐり倶楽部) ●さて、具体的に自分のお子さんの頭の健康診断をしてみましょう。今回は、具体例として健全な思考力養成が出来ている場合の解答時の映像も御覧いただけます。 1年生向けの問題ですが、全学年で使用可能です。使用問題<1MX36> ![]() 注意:ノーヒントで実施してください。その時の様子そのものが「本当の学力」です。 どうでしょうか?「楽しく」「丁寧に」とけましたか?・・・診断表はコチラ ![]() 曖昧な「学力」「思考力」「偏差値」という言葉に惑わされていませんか? 「ウチは、特別なことはしていないから大丈夫」とはいかないから警鐘を鳴らしているんです。 現代では、宿題だけでも(RPGゲームだけでも)十分に脳内汚染を誘発します。 ■理想的な解答(作品制作)の様子→DL(ダウンロード)→tento-1MX36.zip・・・これが、本当の学力です。 ・・・勉強ってのは「こんなに楽しい」ものなんだぞ!・・・この楽しさを伝えられない教師は、失格です。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月30日 ■トータルバランス教育(文責:どんぐり倶楽部) ●まだ、概略しか書けませんので、興味のある方だけ読んでください。 ※どんぐり倶楽部は思考力養成方法は既に確立しており、最終段階をTotal-Balance-Educationと考えています。Total-Balance-Educationには子供vs学校・家庭・遊びの全てが網羅されます。 ●常に念頭に置いておかなければならないことはトータルバランスである。感情教育と論理教育のバランス。+-0が理想的だが、なかなか難しいので-1〜+1程度を目指してアドバイス(あるいは指導)をする。 ●プラス 学習(プラス環境) とは「感情を育てながら行う教育」「感情を育てることができる 環境」 ※味わう学習・感じる学習・主体的な学習・急かされない環境 ●マイナス学習(マイナス環境)とは「感情を潰しながら行う教育」「感情を育てることができない環境」 ※マイナス学習の代表は高速・反復・大量・暗記・暗算の類の考えない・味わえない学習とさせられている学習&急かされている環境 ●トータルでマイナスが多いのは当然人間性がなくなるのでいただけない。しかし、プラスが多すぎてもバランスが悪くなる。大事に育てすぎてもいけないということだ。 ただし、現代ではマイナス環境が殆どなので、上手に甘やかすことが家庭での基本となることが多い。家庭外でプラス環境を持ってる場合には、微調整が繊細で難しいので、この部分は後述する。 ●公立の小学校は概ね-1〜-2、私立だと-2〜-4、逆に+1も散見する。私立を選んで行かせている家庭の場合は往々にして家庭でも同じ教育方針なので、トータルでは「-2→-3」「+1→+2」と過度になる傾向がある。 ここは注意すべき点であり、アドバイスすべき点でもある。 ※トータルで-4や+4になっている場合は、環境そのものを完全に変える必要がある。また、稀にだが、+1のプラス環境に入れておきなが、家庭内と校外で-2-2、トータルで-3という場合もある。 これは、親も本人も全く基準を持っていない(特に親が子供の様子を理解出来ていない)ということなので、アドバイスそのものを理解するのに時間を要する。アドバイスする側もされる側も根気(本気のエネルギー)がなければ改善しません。 ●家庭がホーム(拠点)となるように考えるならば、社会環境という環境も自然環境と捉えて、適応すべき条件の一つと考えたとき、家庭外では-1〜-2の環境に置き、家庭内では+1〜+3の環境設定にするのが最も健全な環境設定となる。 上記の環境を作ることで、高学年で必要性が増してくる環境に応じた「モード切り替え」も自然にできるようになる。 ※もちろん、世間と隔絶して一生を送るというスタンスであるならば、微調整は無用である。つまり、公立小学校に通学しながら、工夫してマイナス学習を回避し、家庭内で暖かく育てる。という最も経済的で楽しい子育てが最も適した学力養成となる。 ●家庭がホームにならなくてもいい場合は、比較的に単純である。 その代表例が1907年に設立された<貧困層の健常児を対象(-2程度)>とした保育施設「子どもの家(+1〜+2)」である。ご存知のモンテッソーリ 教育であるが、ここには大前提として、家庭でのマイナス環境があったので成功したことを忘れてはいけない。 ところが、教育方法だけが独り歩きしてしまって いるのが現状である。 http://homepage.mac.com/donguriclub/monte.html ●家庭外でプラス環境の上に、家庭内でプラス環境をつくっている場合には、[+1〜+2]+[+1〜+2]=[+2〜+4]となり情が勝りすぎてアンバランスとなり、12才以前に調整が必要となる。 悪いことではないが、できれば微調整を施したい状態である。簡単な工夫としては、高学年で、家庭外環境を+-0に修正し、家庭内を+-0〜+1程度にする。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月29日 ■勉強になるブログ(文責:どんぐり倶楽部) ●勉強になるブログがあります。→まなびのへやANNEXhttp://kazemanabi.at.webry.info/ 元小学校の先生(京都市で30年近く小学校の教師をされていた方)のブログであることが嬉しいです。 ●今、福岡で「どんぐりポケット」という小1〜小6混在クラスの教室を開催していますが、面白いですねぇ。考えられないようになる原因は決まっている。回復方法も決まっている。 1.反復系のドリルの使用(宿題&家庭学習等)→暗記・高速・反復学習 ※特に暗算・計算練習の悪影響は深刻(学校の宿題だけでも、現代では影響が大きい) →意識的に考えようとしないと、直ぐに無意識に考えないようになってしまう。 →さらに、意識的に考えようとする力が弱く、能力があっても「考え続けることが出来ない状態」になってしまう。 2.親子関係(させられている子供:急かされている子供) 3.TVゲーム(特にRPGゲーム) そして、上記のことを制限すると小3以前なら例外なく回復する。ただし、小4からは学年が上がるごとに難しくなる。※モチロン、それでも方法はある。 2011年06月26日 ■先生&保護者用講演(文責:どんぐり倶楽部) ※掘り出し物 ●小学校英語(動画)→No.1-No.2-No.3 ※英語を一切使わないので、先生も生徒も負担は最小限なのに、中学での効果は抜群です。ヘンテコなガラスの自信もつけさせませんので、健全な教育が可能です。 ●中学校理科(動画)→No.1-No.2 ■どんぐり倶楽部には誰もが使える、革命的な<手法>が揃っています。材料は教科書を使えます。「お試し」でも結構ですので、子供達の楽習に使ってみてはいかがでしょうか? <参考:体験学習で「デンタくんの使い方」を保護者に教える動画→mp4,avi> ※たったこれだけで、九九以外の暗算練習は全て不要になります。 ※「デンタくん」→「横筆算(半無限暗算)」→コチラ 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月22日 ■マイナス学習(文責:どんぐり倶楽部) ●学習には「プラス学習」と「マイナス学習」がある。それは、時期(認識形態の成長段階[変化]に沿った学習時期)によって異なる。 特に「早くて悪いことはない」ってのは、商売人のキャッチフレーズに過ぎず、「早くて良いことはない」のが実情であり、証明もされている。 つまり、ただ、させていればいいということはなく、時期によっては、良かれと思ってしていること・させていることが致命的な悪影響を与える。 また、昔 (思考回路作成機会が遊びや生活の中にあった時代)と違い、現代(思考回路作成機会が遊びや生活の中にほとんど存在しない時代)は「放任」も非常に危険な 教育環境を提供してしまう。 ここでは0-12才までと限定する。すると、思考回路そのものを育てることができる貴重な期間なのだから、高速・反復・多量学習に代表される考えない学習は全て「マイナス学習」となり、 味わう学習・感じる学習・考える学習が「プラス学習」となる。Fast Food と Slow Food の関係にも言えることだ。味覚(味蕾を稼動させる)を育てることが出来なければ 味音痴になることと同じである。幼児・児童期の Fast Study は思考音痴を作ってしまう。幼児・児童期にすべきことはSlow Study であり、 普通の人は幼児・児童期にしか、そんな時間はとれないし、その時期にしか育てられないのだから、選択の余地はないし、「同時並行し て」「いいとこどりで」なんてのは生理学的に不可能だ。 ところが、実際には多くの人が「マイナス学習」をしながらでも「プラス学習」さえ加えればプラスになると勘違いしている。 出来ることは限られているので すから、「効果」を求めるのなら、「マイナス学習」を限りなくゼロにすることが先決です。スタートラインに立てなければレースは始まらないのですからね。 マイナスの子育て、マイナスの学習をさせてきたのなら、そこにプラスの子育て、プラスの学習を、さらに「加える」のではなく、マイナスをゼロにしてから、少しずつプラスを与えてください。 迷う暇があるのなら、現状把握(思考力に関しては「頭の健康診断」を)すべきである。現状把握は、学習環境分析(教育される方から見た場合の、実際に何をどのように学習しているかの分析)から始まる。 生活環境の分析も必要ですね。環境を正しく把握することなしに対策は打てません。学習に関して言えば、対応策は完璧に揃っているのですから、現状把握を急ぎましょう。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月21日............................... ■緊急■特別掲載&転載依頼(文責:どんぐり倶楽部) ■宮城県大崎市在住の【科学はイタズラだっちゃ!・受験も科学!・プロ家庭教師の科学実験教室】より、許可を得て転載します。 ●転載をしていただける方はお願いします。遠くにいる私達の役目は、動くことではなく動かすことです。http://plaza.rakuten.co.jp/hatenaclub/diary/201106210001/ ■2011.06.21 ■間違いであってほしい■ ●岩出山保育所とその周囲の数値です。5月20日実施数値は マイクロシーベルト/時です。計器は、inspectorです。 ●岩出山保育園ばかりでなく、他の7つ施設も、もともと、公表するつもりは、全然ありませんでした。園に対しても、公表しない約束で測らせてもらったのです。 でも、その結果は、岩出山だけが、突出して驚くべきものでした。職員の方といっしょに、腰を抜かさんばかりに、びっくりしました。当然、市に報告してもらいました。 しかし、直接の担当の子育て支援課は、基本的に担当の違いを盾に、動く意志すらありません。そして、放射線の担当の、防災課も、将来測る計画はあるようですが、そのスタンスは、 市民は余計なことをしないで、黙ってみているように、ということのようです。第一、線量計自体、1台も未だに無いという事に、その姿勢がモロに出ています。 たとえどんな理由があろうと、他の自治体は、ほとんど持っているのに、この大崎市は、今日現在、不保持で未測定なのは、事実なのです。(借りる意志も、100%無いようです。) 私は、何も、ウルトラCを市に求めたわけではありません。一市民が見つけた、異常事態を、一緒になって、心配してくれないのか?ということです。とりあ えず、市民がもっている線量計だけでもいいじゃないですか。 それで、「どれどれ」と覗いてみてもいいじゃないですか?第一、一度も現場に足を運ばないと は。そして、保護者に危険性を一切知らされないまま、運動会は挙行されました。もちろん、保母さんたちは、危険性を知っています。 そして、現場でできるだけ の対策は取っています。しかし、保護者に公表できないのです。これを、黙っているのは、市民として良いことでしょうか?保母さんも声を上げたいのは、やま やまだと想像します。 しかし、首をかけてまで、訴えることを求められるでしょうか?(本当は、首をかけても、声を出すべきだと、私は思います)代わりに、私が声を(このきた ない声を)出さなきゃいけないのでしょう。 私の測定が、ガセなら、ガセであると否定して欲しいのです。私は心から、間違いだった、と知りたい。私の名誉な んてものは、ゴミみたいなもんです。批判はいくら受けたっていい。 私の願うのは、市が、ふつうの子をもつオヤジさんの顔を取り戻してほしいというその1点です。そういう気持ちも無いなんて、私は、そのこと自体が悲しいし、恐ろしい。 それで、非公表の約束を破った次第です。もし、この数値が本当なら、明らかに、これは、法律違反のはずです。犯罪を見逃したら、私が罰を受けかねません。 <糸山補足:マイクロシーベルトについて> *放射線の被ばく量「ミリシーベルト:mS」や「マイクロシーベルト:μS」に関して 例えば、「**地点で10マイクロシーベルトを観測」という意味は、単位がμS/hなので「1時間、その**地点に立っていたら、10マイクロシーベルトの放射線量の被爆をする」ということ。 つまり、「1時間、岩出山保育所の中庭の砂利のところに立っていたら、10.22〜12.13マイクロシーベルトの放射線量の被爆をする」ということ。 放射線の観測した10マイクロシーベルトが変わらなければ、2時間いれば、10×2時間=20マイクロシーベルトの被爆をする。もちろん、10時間いれば、10×10時間 =累積100マイクロシーベルトの被爆。 と具体的に計算することができます。 <参考:累積100マイクロシーベルト> 厚生労働省は28日、東京電力福島第一原子力発電所の緊急作業で、累積被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルトを超えた作業員は、同原発での作業期間を含む5年間、他の原発などでの放射線業務に従事させないよう、 全国の労働局に通達した。作業員の被曝線量の積算方法については、東電側と厚労省に解釈の違いがあり、 同省が改めて見解を示した形だ。 労働安全衛生法に基づく規則では、原発作業員の通常時の累積被曝限度は5年間で100ミリシーベルト、かつ1年間で50ミリ・シーベルトを超えてはならない、と定めている。 一方、緊急時の限度を定めた別の条文では「通常時の限度にかかわらず、放射線を受けさせることができる」とも書かれているが、 緊急時の被曝線量を通常時の基準に従って累積させるかどうかは、明記していない。 東電ではこれまで、福島第一原発での作業で浴びた被曝線量は 「5年間で累積100ミリ・シーベルトという上限とは、別枠だと考えている」 (松本純一・原子力立地本部長代理)と説明してきた。 東電を指導する原子力安全・保安院も「非常時の作業をどう考えるか、厚労省とも相談したい」 (西山英彦審議官)などと是正を求めず、同原発で浴びた被曝線量をどのように扱うか、解釈が混乱していた。 今回の事故では、特例的に作業員の被曝限度が累積250ミリ・シーベルトまで認められているものの、100ミリシーベルトを超えた段階で、他の原発などでの作業に5年間は従事できないことになる。 ●累積100ミリシーベルトとは、こういう値です。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月21日............................... ■「道」(文責:どんぐり倶楽部) ●君たちは「道」を知っているかい。 「道」ってのは、「ヒトを人間に育てる方法を伝える仕組を内包している」ってことだよ。 例えば、 「剣道」ってのは、剣を使って「ヒトを人間に育てる方法を伝える仕組を内包している」ってこと。 「華道」ってのは、華を使って「ヒトを人間に育てる方法を伝える仕組を内包している」ってこと。 「茶道」ってのは、茶を使って「ヒトを人間に育てる方法を伝える仕組を内包している」ってこと。 だから、「教育道」ってのが最初にないとね。つまり、教育を使って「ヒトを人間に育てる方法を伝える仕組を内包している」ってこと。 高速・反復・大量の中には、この大事なことが一欠片もない。ってことは、教育には使ってはいけないってことだよ。 「外道」ってのも分かるよね。 「道」から外れているということ。 ゆめゆめ、子育てと教育に携わるものが「外道」を歩いてはいけない。 <補足> *人間→「人間的な判断力を含む思考力を持っている」状態のヒト。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月18日............................... ■これが学力です。(文責:どんぐり倶楽部) ●「学力は目に見えないから・・・」なんてことを今だに言う人がいる。学力とは何かを知らないということです。 ●これが学力です。モチロン、全員一切ノーヒントで楽しみながら解いたものばかりです。(問題文) ●これを育てることができるように環境設定するんです。邪魔だけはしないでもらいたい。邪魔さえしなければ、自力で育っていけるんだから。 ●**研修なんてやってる場合じゃないよ。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月18日............................... ■どんぐりを使おう!(文責:どんぐり倶楽部) ●ポケット通信:学校で計算カード、暗唱が始まったらしい。早速悪影響が出始めている。思考のエンジンがスタートするまで待てないで、分からない、どうい う意味?と直ぐに結果を知りたがる。 自力で思い起こそうとするイグニッションを回そうとさえしない。アイドリングどころか、エンジンのキーも刺さずに進も うとする。コレではエンジンは永久に回らなくなる。 せっかく、年長さんからどんぐり倶楽部を始めても、毎日潰されていては厳しい。 ●目を覚ましかけている(思考の準備ができつつある)子供を眠りにつかせ、今度は植物状態にしようとしている。これは、いくらなんでも目に余る。 気楽にデタラメに「暗記」「暗算」「暗唱」「習熟」「基礎・基本」なんて言葉を使って、誰もが持っている子供達の能力を破壊をしないでくれ。 →うまく回避するには、家庭でのプロテクション手順を考えなくてはいけない。 ※学校で(先生個人の裁量[良心]で)させなければいいのだが、実際には、ほとんどの学校で流行のように行われている。基本の勘違いと子供の能力の過小評価が原因だが、その勘違いを分かってもらうには時間がかかる。 でも、日々子供達には具体的な悪影響を与える。回避策を考えるべし。 母親と子供と先生の関係をどう保ちつつ、なるべく悪影響を与えないような計算カードの新しい利用方法。見えない部分、つまり、表面的には学校の方法を使いながら頭の中では、視考力を利用するようにする。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■どんぐり倶楽部のHPの出発点は小学校の先生達に使っていただけたらいいなと思って立ち上げたHPです。どうか、子供達の才能を潰す前に使ってください。 ●割り算のほんとうの意味→お宝算→分数の割り算も普通にスッキリ分かる(当たり前ジャン!) ●漢字は一度も書かずに覚える→image-fix法(イメージフィックス法) ●九九は36個に限定する→三角視算表 ● をご存知ですか? ●色々ページ→発見!!! 2011年06月15日............................... ■添削問題作品例(文責:どんぐり倶楽部) ●学年に関係なく楽しく取り組めました。...これが小学校時代に育てたい本当の学力ですよ。 <作品集> ■ここまで、公開して、授業に、この方法を取り入れないでおける先生がいるのか? ■すると、中学受験(受験勉強)に関係なく、受験なんて全く関係ない子供たちが普通に下記のように解けることも分かる。 <入試問題:作品集> ※これを学力養成と言うんですね。そして、この力は応用自在なのですから、生きる力でもあるんです。 ●逆に基礎基本の勘違いをしていると、努力すればするだけ「考えられない頭」を育ててしまいます。 理由がわからない場合はコチラで(自分の子供で)検証できます。→基礎基本の致命的な勘違い&天才を体験する 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月12日............................... ■思考の臨界期(文責:どんぐり倶楽部) ●小学校の先生へ● 「思考の臨界期」の最初の3ページだけでも読んでいただきたい。 Period-opening.pdf ●ソロバンの勘違い ●こういう理論を知った上で指導すると、タップリ遊んで、週に1-2問のどんぐりだけで、普通にこうなる。 学年に関係なく楽しく解ける。 普通です。 5MX02,5MX05,5MX45→問題文は6/11の日記で公開中。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月11日............................... ■toshi先生の記事を読んで(文責:どんぐり倶楽部) ●私にしては珍しく公開を迷って(保存して)いましたが、掲載します。 ●2011.3/13の記事です。3ヶ月たった今、3ヶ月前にこれを実施していれば、現状は全く異なっています。何という明確な視覚イメージの欠乏(枯渇)だろうか。 視覚イメージの欠乏は=「思考力の欠乏」です。これ程の、弱思は基本思考回路がないことを意味します。つまり、思考力を育てる教育が全く出来ていなかったということです。 ●下記の様に書いたのは、原発による被害は発生当初の原子炉の空焚きが分かった時点で、現状まで進むことは分かっていたからです。 偶然ですが35年程前にシュミレーションをして(もっと先[メルトスルーの先]まで)議論したことがありますので、ニュースを見た瞬間に分かりました。 そして、今なお緊急事態は危機的状況を拡大しつつ進行中です。国の権限で強制的に行うことが最善策となります。まだ、どうにか間に合います。 <以下、再録> ■この措置(Emergency-Home-Stay-Project)は福島の原発のことも考慮した上での最善策です。誰か気づいてください。 1.●疎開措置を早急に取るべし。 ※移動方法は被災地から幹線までは個別、幹線から地方までは大型バスや電車、幹線で乗り換えたために空いた車両はピストン輸送に利用する。 2.●九州(北部)・四国(北部)・中国地方を中心に疎開先として「部屋数×2ー家族人数」を疎開受け入れ可能人数とし、避難場所から早急に移動させるべし。 3●部屋数と家族構成で具体的な疎開人数が確定できます。このことを被災している方々に今直ぐ伝えることで希望を持って頂けます。希望が命をつなぎます。その間に移動可能状態を作ります。 ※限度を超えた被災地に対する初期対応として有効な方法は、被災地に何かを入れるのではなく、被災地から出すことが、その後の動きを格段に容易にします。 対応できる敵には対策をねって対抗するべきですが、圧倒的な敵には一時避難すること・逃げることが最善の策となります。圧倒的な災害は、災害現場のみなら ず、近場の避難場所も災害現場と考えるべきです。 ※こうすることで、二次災害の被災者にも新たな一時避難できる場所ができます。また、二重避難となり、第二次大災害(今回は避難場所にも新たに災害が及ぶ可能性が残されている→今後の余震で震度5以上が高確率で発生する)にも有効である。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月11日............................... ■無料添削問題(文責:どんぐり倶楽部) ●無料添削問題:誰でも応募できます。初めての方もどうぞ。受け付け期間は2011.6/12〜6/20です。 ※全国の小学校で実施すれば、現状と課題と改善策が全て、生徒の個人レベルで分かりますよ。 作品例サンプルは後日公開予定。 ■どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」小5向け問題より(通常ですと小3〜中3位が対象になります) ※郵送の場合は当日消印有効。※著作権はどんぐり倶楽部が所有します。 ■PDFファイルはココをクリック <5MX02> 月 日( )在籍学年 年生:どんぐり暦( 年 ヶ月):ニックネーム( ) 右隣に住んでいるガメラ君は昨日UFO2機とヘリコプター1機を530億円で買いました。 左隣のギャオス君は同じUFO1機とヘリコプター3機を340億円で買いました。 評判が良いので、明日、僕はUFO5機とヘリコプター5機を買うつもりです。 何円用意する必要があるでしょうか。 <5MX05> 月 日( )在籍学年 年生:どんぐり暦( 年 ヶ月):ニックネーム( ) 朝太郎は、朝のコーヒーを飲んでいる時に、ふとアメを食べたくなり 200秒で11個のアメ玉を作る事ができる自動アメ玉製造機を発明しました。 それでは、この製造機が2時間で作る事ができるアメ玉の数と、 その数の百の位の数字を十の位にして、十の位の数字を一の位にして、 一の位の数字を百の位にした数の差は 幾つになるでしょう。 <5MX45> 月 日( )在籍学年 年生:どんぐり暦( 年 ヶ月):ニックネーム( ) 今日は滞空時間を競う全国CD飛ばし大会の日です。 飛ばしや君は、かっ飛び君の3倍、ふんわり君はかっ飛び君の1/3倍(三分の一倍)の滞空時間でした。 また、飛ばしや君とふんわり君の滞空時間を合わせると1分30秒でした。 では、かっ飛び君の滞空時間はどれくらいだったのでしょう。 ■応募はメールに写真を貼付して送って下さい。後日、添削をして返信します。HPでも公開します。 mail→donguriclub@mac.com HP→http://homepage.mac.com/donguriclub/ ■郵送を希望される場合は下記へどうぞ。 〒811-1356福岡県福岡市南区花畑2-21-33-105どんぐり倶楽部 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月10日............................... ■ドリルなんてやってる場合?(文責:どんぐり倶楽部) ※MEMO---後日、推敲予定 ●これまでは整理学習だけが学校の大きな役割だったが、環境変化が原因で、感情教育・基本思考回路作成・整理学習の全てを学校で提供しなくてはいけなくなった今、無駄な時間を削って偶然ではない思考力養成をしなければならない。 そのためには、授業方法を根本的に変えなければならない。 国語:宿題ゼロで学力UP 1.読み聞かせ 2.漢字はimage-fix法(イメージフィックス法)で宿題はナシ。テストは毎朝1文字のみ。 ※3年間で全学年分を消化 3.漢字読本を1年かけて全員で作る。 ※3年間で、小説でも書けるようになる 算数:宿題ゼロで学力UP 1.これだけ算数・計算編 ※1日1ページ 2.良質の算数文章問題 ※1週間で1-2問 理科:実験と読み聞かせ(用語解説) 社会:ビデオと読み聞かせ(用語解説) ※これが準備学習となり、中学で抜群の吸収力を発揮する。 ※内容は、理科も社会も中学で全て1からやり直すので、出力テストなどは一切必要ない。教科書での検証を自著「絶対学力」に掲載済み。→P.74-75 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月07日............................... ■キャッ!(文責:どんぐり倶楽部) ●おお〜〜、カッコイイ。どんぐりHP10周年記念「DONGURI-USB Special Ver.2011」 ●USBの画像だけでは、日記としてはお粗末でしょうね。 というわけで、どんぐりポケット近況報告。 4月から3ヶ月目...変わってきましたね。やはり、3ヶ月ってのは節目ですね。 全く考えられなかった子供が、背伸びをしながらも、ポテトチップを食べながらも、考え続けられるようになってる。目が違う。顔つきが違う。穏やかにシッカリと考えている。明らかに違う。 ただし、TVゲームを低学年でしていた〜今もしている子は、「考えることができる」という状態である絵図を動かす(目が動かし始める)ところまで、絵図 を見<続けることが出来ない>ので考え始めること(スタートラインに立つこと)が、なかなかできない。これは、時間がかかる。能力はあるのに、使えない状 態にさせられている子供達である。 完全リセットをすれば、考えられるようになるのは見えているが、環境がそうさせてはくれない。 ※考えるとはどういう事かを教えて、環境を整えるだけで、殆どの子供達は「考える」ようになる。「考えるとはどういう事か」は5分もあれば教えられる。しかし、環境が整わない。 もしも、学校で過ごすだけの時間を当てられれば、もちろん100%可能だ。つまり、学校がこの手法を使えば100%考える力は育つってことだ。 学校用に解説書もあるのにね。←見てね! 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月05日............................... ■First come, first served.(文責:どんぐり倶楽部) ●教育改革は、もう既に、始まっています。各家庭、各教室で、既に始まっていますよ。 【報告集 Vol-01】PDF書類 【のんびり気楽に:実践記録】「どんぐり」だけってのがポイント! 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月03日............................... ■義務教育の役割変化-0 ●義務教育の義務とはどんな義務か。 それは、ヒトを人間になることができるための基礎を育て上げる義務があるということである。 その基礎とは、人間としての必要条件としての基礎である。 これがなければ、ヒトは人間になれないという基礎である。 この上に、初めて応用があり、その応用があって初めて「人生を楽しむことができる本当の学力」が育てられる。 それは、「本当の自分の正常な感情に根ざした判断基準で行動を決定できる人間的な判断力を含めた思考力という絶対学力」である。 ●小学校の役割は時代と共に変化していかなければならなかったが、学校は時代の変化を分析できなかったがために、絶対学力の養成という、なすべき役割の勘違いが続いている。 日本の教育制度をもってすれば、これ以上の経済的、人的構造変革は不要である。 必要なのは「時代(子供)の分析」と「学習理論の確立」である。この2つが明確になれば、子供や家庭の状態に合わせて、最良の学習環境を作り出せる。 そして、その手法も見えてくる。 下記の順に書き進めていこうと思う。 1.時代の分析(劇的な悪化ポイントが2回) 2.学習理論の確立(これまでに見過ごされてきた最重要ポイント) 3.具体的にすべきこと・すべきでないこと(今の小学校の役割:これ以上のことは物理的に出来ない) 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月01日............................... ■普通に解ける中学入試問題(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●下記の解答例は、受験勉強を一切していない「どんぐりっ子」がノーヒントで楽しく解いた解答例です。 パターン学習を低学年から大量にさせられて、しかも、四苦八苦している受験生を山ほど知っているだけに、 本気で考えて欲しいと思います。 ※ですが、中学受験は(方法を知らないと危険なので)絶対反対ですからね。せっかくの11才までの教育さえ潰しかねません。 こんな力は、普通に育てられるんです。 ●まずは、問題の原本EX001-慶応湘南藤沢/EX004-灘/EX006-麻布 ●コチラは、どんぐり流にキャラクターを変更した問題:内容は全く同じなので難易度は同じ ●小4-小6のどんぐりっ子の作品 ●この他にも小3が高校入試問題(文章題)を解いていたりしますが、普通です。学習方法が正しければ、学力は普通に正しく育つんです。正しい手法を知らなさすぎです。 →どういう勉強をしたらこうなるのか【こういう勉強です:画像:動画:音声のみ】 ※ご覧のとおり、一切教えることはありません。<指導は>色塗りしているだけです。 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年06月01日............................... ■健全な未来を育てる(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●健全な未来を育てるには健全な子供を育てる以外にはない 目の前の子供達は、私達の未来そのものです。未来を健全なものにするには、子供を健全に育てなければなりませんし、それが、私達の役割です。 教育に関して言うならば、健全な学力を育てることになります。健全な学力とは、「本当の考える力」です。 ただし、この力は、歪みのないベースが整っていなければ、なかなか正常には育ってくれません。 決して難しいことではありませんが、知らないと「気にしない」で過ごしてしまい、 余計なことをさせて基礎を凸凹にします。 凸凹の基礎を再工事するのは、非常に厄介です。そして、上に建物ができた後では、なかなか基礎の再工事はできません。 基礎工事が、いい加減な場所には、どんな家を建てようとしても叶わないということです。一見立派な家であっても、ちょっとしたことで、総崩れします。 基礎工事が手抜きだったからです。 逆に、基礎工事さえシッカリしていれば、建て替えはいつでも可能ですし、一生心配無用です。 ●健全な甘やかし 同じことをしている子供に対しても 「子供を尊重し、味方になり、助言をする」 と 「放置し、無関心で、注意をする」 の場合では、思考力のベースとなる満足回路を育てる場合には、全く異なる影響を与えるということです。育てる力は、保護者の心からの対応そのもの(顕在化した温かで正常な思い:ここがズレてると厳しい)であるということです。 子供が、していること、言っていること、そのものは関係ないのです。地域や時代で変わるのですから、表面的な「していること」は本質ではないのです。 その子どもに対する保護者の目(態度・思い・考え)が全てなのです。 この第一段階を間違えると、入力情報を受け止めて消化吸収するベースとなる「満足回路」を作るどころか、入力情報を弾き返して受け付けないベースとなる「防衛壁(シールド)」を張ってしまい、能力があっても、能力が稼働できない状態に育ててしまう。 すると、厄介です。 学力に関しては、子供自身の能力に大差はない。 大差が出るのは、0才〜6才くらいの間に「満足回路」を育て、吸収力を発揮できる状態に育てられたか、反対に「防衛壁(シールド)」を育ててしまい、吸収力を育てることが出来なかったかによる。 ●甘えの有効度 甘えの有効度(効果的に本人に良い影響を与える度合い)は、保護者(甘えの対象)のAcceptance(受け入れ度合い)で全く異なる。 有効度が高いと →「安心・安定」 →「満足回路」 →「認められている」という安定した基礎である<Secret-Base>ができる。 ※存在証明であり、無条件の安定した自信となる →吸収力が発動する。つまり、外に向かう準備ができる。 「自由にさせている」場合であっても、それを受け入れるべき保護者が「無視・無関心・放置・放任・拒否・嫌悪感」していれば、子供に満足回路は育たない。 一見、やりたいことをやっていても、受け入れられていないと、子どもの成長には意味が無い「空回り行動」になるので、行動はますますエスカレートするだけで、満足回路はいつまでも育たない。 なぜならば、何かをすることで満足するのではなく、何かをしたことに対する<保護者の反応>で満足するからである。 従って、肝心な保護者の反応が、何をやっても変わらない場合は、することだけが過激になるばかりで肝心の満足回路は育たない(育ちようがない)ので、いつまでたっても、「うちの子はやりたいことばっかりやってる」だけで、正常な成長はない。 満足回路がないと、次の段階の納得回路は形骸的なものになる。頭では分かっても心では分からない。得心しないのだ。 ここで、危険なのは、理論的に頭で分かることを(頭でしか分かっていないこと・感情が納得していないこと)を納得しているかのように自分自身が自分に思い込ませることである。 甘えはアピールである。自己アピールである。「存在を認めて欲しい」ということなのだ。保護者の反応が、評価になるのだ。自分の存在に何の評価もしても らえない事ほど、生きる希望を失わせることはない。しかし、これをしている保護者が多い。しかも、「させたいことはさせている」と言いながらである。 大序なのは、子供に対する、保護者の「本心からの信頼できる正しい評価」なのだ。評価というと、できるできない、と思う人がいるが、できるできないは全 く関係ない。子どもがしていることそのものにないする、全体を受け入れることを前提とした、保護者の本心からの温かい反応のことである。 ●子どもにとっての甘えの価値・効能・効果・ポジション:甘えという手段 ●中身(心・脳)を育てるのだから、中身の状態が分かっていないとね。外見で判断しているようでは何の対応もできないよ。 ●甘やかし方(本気の受け止め・本気の反応)が下手だと、安定の素である「満足回路」ができずに、過剰要求が加速するばかりでいつまでたっても収束しない し、安定しない。SOSを発信しているのに、救ってもらえない。目の前に来ているのに「あら、どうしたのかしら」と言っている。手を伸ばせば助けられるの に手を伸ばさずに「どうしたのかしら」とばかり言っている。 ●どんぐり倶楽部HPでの「満足回路」検索結果 教育の優先順位(各ステージでの養成回路) 感情教育1:快感回路養成0-1才前後 感情教育2:満足回路養成2-5才前後 ※人工的に編集された時間を出来る限り排除する(正常な基礎回路を育てるには自然な時間の流れを要する) 感情教育3:納得回路養成3-6才前後 ※体験を通して言葉と視覚イメージのリンクを豊かに(量ではなく質が全て) 理論教育1:具象思考回路養成6-9才前後 ※視覚イメージ再現が安定する時期まで自由にさせる 理論教育2:抽象思考回路養成(具象思考と並行して)9-12才前後 ※視覚イメージ再現→操作 ※最大のポイントはどこまで長く具象思考を保てる(楽しく練習できる)か 仕上げ教育:判断力養成(感情教育+理論教育の融合)11-12才前後 ※自分の感情に基づく行動基準の確立(保護者は全面バックアップ) ※親が「決める」は、子供に「決めさせない」→仕上げ教育の放棄 <教育の優先順位表> <Ready-Go-MAP:レディネスと臨界期を活用した教育年表> <アドバイス例CASE001-021> 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年05月31日............................... ■イメージブリッジ(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●この橋を保護し、育て、守り、活用すること。大人にできること、すべきことは、コレです。 ■関連ページ■ 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年05月30日............................... ■最初に選びたい学習方法(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●現在「最初に選びたい学習方法」全ページ閲覧可能です。 「最初に選びたい学習方法」 ※子供達へのimage-fix法(イメージフィックス法)の説明 in Tokyo(22分) 「記録と記憶とIQと」 「教育再建+α」 ※教育再建(文責:どんぐり倶楽部) ※12才以前の危険な勘違い ※基準にしてはいけないこと ※「どんぐり倶楽部」の子育てと教育の理論 ※ 体験を使える体験に変換する方法:教具・教材についてまで ※お願い(文責:どんぐり倶楽部) どんぐりHP開設10周年記念 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年05月29日............................... ■寺子屋のススメ(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ◆寺子屋のススメ:どんぐり倶楽部の教材は誰でも使えます。 ロイヤリティーなどありませんので「どんぐり問題」使用と謳って構いません。 **教室から「どんぐり教室」へ、一人ずつ各自の判断でシフトすると教育は確実に変わりますよ。 ※ただし、使用上の注意事項は守って下さい。 ※家庭での学習方法を模索していらっしゃる方も多いようですので、効果的で実践的な方法を紹介しておきます。 【準備】 ・1〜3人の生徒を集める(この中に自分の子供も含める) ・教室の確保(自宅の一室でも可) ・教材作成(「どんぐり倶楽部」からダウンロード購入可) 国語:「全手本漢字練習帳」「漢字読本」「国語の教科書+絵本」 算数:「これだけ計算プリント(筆算だけの厳選計算プリント)」 「良質の算数文章問題」 理科:教科書(語句の読みと意味だけを確認) 社会:教科書(語句の読みと意味だけを確認) 【指導方法】 ・指導者は1人にします。(毎回変わっても可)保護者が指導者になる場合でも他の人にお 願いする場合でも、生徒と先生の関係を作ること。 ・宿題がある場合は宿題を優先させます。 ・効果的でない宿題は変更してもらいます。 ・ 教科書の音読はすぐに飽きてしまいますから、指定された所以外や絵本を読んでも一回読 んだことにします。 ・漢字は同じ文字を続けては書かないようにします。 ・計算は必ず筆算でするようにします。 ・ 中心を算数文章問題にします。必ず絵図を描いて問題を解かせます。なるべくヒントは与 えずに自力で解かせます。「文章で書いてあるとおりの絵図を描いてごらん」と言い続けます。 最初は一題を解くのに一ヶ月かかってもかまいません。一年後をめどに一時間で四題程解ける ようになることを理想とします。最初の六ヶ月はなかなか絵図を描けない子供もいますが必ず 描けるようになります。ここまでは我慢大会だと思うこと。 ・理科と社会は学校で終わった部分を音読させて用語の確認のみします。問題は不要です。 ・確認テストなどがあったら、それで「分からん帳」を作らせる 【注意】絵図を描かないで「分からない」「習っていない」とは言ってはいけないことにする ※これらの言葉は、自分自身に考えることを中止させる合図になる言葉なので、使わせない ※知らない語句は丁寧に教え、質問はいつでも受けつける 【注意】「10の補数と九九」以外の暗算は絶対にさせないこと 【注意】速い必要はないことを教える 【注意】ていねいに学習させること 【注意】消しゴム厳禁 【注意】貸し借りは手渡しする(物を絶対に投げさせない) 【注意】学習の場にふさわしくない言葉遣いは注意する(言い方を教える) …………………………………………………………………………………………… ※色鉛筆は低学年では必需品ですね。 <参考写真> <オマケ:学校バージョン> ●これまでは整理学習だけが学校の大きな役割だったが、環境変化が原因で、感情教育・基本思考回路作成・整理学習の全てを学校で提供しなくてはいけなくなった今、無駄な時間を削って偶然ではない思考力養成をしなければならない。 そのためには、授業方法を根本的に変えなければならない。 国語:宿題ゼロで学力UP 1.読み聞かせ 2.漢字はimage-fix法(イメージフィックス法)で宿題はナシ。テストは毎朝1文字のみ。 ※3年間で全学年分を消化 3.漢字読本を1年かけて全員で作る。 ※3年間で、小説でも書けるようになる 算数:宿題ゼロで学力UP 1.これだけ算数・計算編 ※1日1ページ 2.良質の算数文章問題 ※1週間で1-2問 理科:実験と読み聞かせ(用語解説) 社会:ビデオと読み聞かせ(用語解説) 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年05月28日............................... ■公立小で「どんぐり」(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●どんぐり倶楽部のHPは元来、小学校の先生向けに作ったものです。 そして、今、全校生徒で「どんぐり問題」に取り組んでいる公立小学校もあります。100年後の日本が全国でこうあって欲しいものです。 ※オマケ→「デンタくん」」「横筆算」「絵コンテ読解」「漢字ドリル」「計算ドリル」「指導と評価」「子供の才能を殺さないために親が読む本」 2011年05月27日............................... ■子供時代に必要なもの(文責:どんぐり倶楽部) < 10周年記念「DONGURI-USB」>【DONGURI-CLUB Special Ver.2011】予約受付中(2011.6/1-6/20) ●e-BOOK「思考の臨界期」より抜粋 ▼子供時代に必要なものは、 過度な「読み・書き・計算」ではなく 「A(遊び)T(友達)S(視考力)」です。 そして、2大学力とは感味力と思考力です。 この2つを合わせて絶対基礎学力といいます。 この2つがなければ、人はヒトから人間に成長できないからです。 感味力はゆっくりジックリ丁寧に味わうことで育ち、思考力は視考力を使ったイメージ操作で育ちます。 どちらも家庭で簡単に育てることができます。もちろん学校にも導入されればより効果的です。 ▼最速の視算は「10の補数と九九」だけに限定する理由 「筆算を教えれば暗算は不要だから」です。 「やりすぎ」はいけないなどという消極的な理由ではなく「10の補数と九九」以外の暗算は全く不要で無駄なことだからです。 暗算を習熟させる必要は一切ありません。 文章問題を解く途中で出てくる計算を正確に丁寧に筆算するように指導すれば十分です。 しかも計算は視算表を見ながらでもいいのです。 私たちは簡単な計算を高速で出来るようにするために、計算方法を教えているのではありません。 計算を速くする練習は「考えるな」という命令を出していることです。 しかも、これが幼児・児童期に行われると、幼児・児童期が過敏反応する時期であることを考えると、 大人にさせて脳の活性化を促すなどという単純なこととは、全く違うことが分かると思います。 考えるなという指令を受けた頭は考えられない頭になるのです。 大人には薬になるものでも幼児には劇薬になるのです。 ですから、計算を速くする練習は速くても小5の9月から、できれば小6の9月〜がいいのです。 こうすれば、考える回路を定着させた後なので、被害は最小限にくい止められます。 「時間があるからさせてもいいじゃない」は、 「時間があるから考えさせない訓練をしてもいいじゃない」 ということなのです。 それでも「でも、計算が速くないと困る」という人がいます。 中学入試・高校入試を自分で解いてみて下さい。 入試でさえも「計算は速い必要がない」と分かるはずです。 全く困らないのです。 計算を速くするのは、考える事が出来るようになった後の話です。 反対は時間のロスが多すぎます。 あるいは不可能です。 計算は「サッと」するのではなく「リズム良くトントントン」とできれば十分なのです。 考える練習をしていなかったので、考える時間が足りなくて、 あるいは、考えられなくて入試で不合格になる子は山ほどいますが、 計算する時間が足りなくて不合格になる子はいません。 いずれにしても、幼児・児童期に計算を速くするメリットは何一つ無いのです。 <オマケ> ●早期教育ブームの火付け役となった「幼稚園では遅すぎる〜人生は三歳までにつくられる!〜」を書いた、 ソニー創業者の井深大(彼は実践派なので、自分の理論の正しさを実証するために実際に幼児教育を始めた) は最晩年に、「知的教育は言葉が分かるようになってから、ゆっくりでよい」と結論づけて他界した。 もっとも重要なこの部分は、(出版権は出版社が持っているので)出版界からは隠されてしまい、本を通じては私達には知らされていません。 最悪なことには、この、筆者が間違いだったと言っている部分を早期教育の業者がほとんど基本としていることです。<中央教育審議会より> つまり、今では何の根拠もない(むしろ危険)と分かっていることを、時間とお金を使って今なお子供にさせるように勧めているということです。 出版社にとっては(不利益になることは)公表したくない結論でしょうが、保護者や教育者にとっては最も重要な結論です。ですが、この結論を知らずに、この本を子育ての参考にされている方も多いのです。 出版社では取り上げられなくても、それを本人が新聞で発表したのですから、流石に大物です。 つまり、本気だったので、本気で反省したということです。 その大物が本気で取り組んだ結果が、汐見稔幸氏(東京大学名誉教授)が中央教育審議会で述べられた「こういうふうに井深さんがおっしゃっているのは、実はあまりに早くやると、非常にまずいケースがかなりあった」ということでしょう。 でなければ、新聞発表までして、知育を推進した本人が知育を否定などしません。 教育に携わっている者は、真剣に耳をかたむけるべきでしょう。 ※ただし、井深大の言葉を借りるまでもなく、子供達の様子を見ていれば、幼児・児童期に「高速・反復・大量」を掲げる知育は根本的に勘違いをしてることは一目瞭然です。 ●また、中央教育審議会で、課題とされていることの全てを<どんぐり倶楽部>は既に解決していることも書き添えておきます。 <早期教育にいついてのメモ> 【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ ![]() 【頭の健康診断】は下記より:年長〜小6(中学生は小5-6を使用可) *今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ> ![]() ※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。 ※案内「大阪講演の記録(YouTube)」 2011年05月27日............................... ■質問(文責:どんぐり倶楽部) ●e-BOOK「思考の臨界期」より抜粋 ▼多くの先生が答えられない簡単な質問:スピード幻想 質問1 :どうしてこんなにたくさんの計算問題をしなくてはいけないのですか? 答え:習熟するためです。 質問:今、習熟しておかなければいけないんですか? 答え:もちろんです、今これが出来なければ次の計算が出来ませんからね。 質問:出来ることと習熟することとは違いますよね。 答え:でも、速い方がいいでしょ? 質問:どうしてですか? 答え:理解が早いからです。 質問:計算が速いと理解が早いんですか? 答え:・・・。 ※計算が速いことと理解が早いこととは全く関係ありません。 つまり、習熟させなければならない理由はないのです。 質問2 :どうしてスラスラ読めないといけないんですか? 答え:スラスラ読めないと内容を理解できないからです。 質問:じゃあ、黙読では理解していないということですか? 答え:黙読は頭の中でスラスラ読んでるから理解できてるんです。 質問:スラスラ読めなくても分かるんですけど。どうしてですか? 答え:でも、時間がかかるでしょ? 質問:時間がかかってはいけないんですか? 答え:でも、速い方がいいでしょ? 質問:どうしてですか? 答え:理解が早いからです。 質問:音読が速いと理解が早いんですか? 答え:・・・。 ※音読が速いことと理解が早いこととは全く関係ありません。 つまり、スラスラ読みをさせなければならない理由はないのです。 2011年05月27日............................... ■盲点実験(文責:どんぐり倶楽部) ●e-BOOK「思考の臨界期」より抜粋 ▼人間の脳のしくみ 人間の脳は異なる三つの仕組みをもっています。 脳幹、大脳辺縁系、大脳皮質です。 実はここに小脳を入れると多くの謎が解き明かされます。 小脳は自動化を受け持っている潜在意識の正体だからです。 ある人はこれら三つの脳を、爬虫類の脳、古いほ乳類の脳、新しいほ乳類の脳と呼んでいますが、 生命の脳、情緒の脳、知性の脳という人もいます。 知性の脳は新皮質とよばれる新しい脳で、下位の2つの脳をあわせたものの 5倍の容積を持っています。 この高次の機能をもつ脳は、知能、創造的思考、計算能力を産み出し、 また思いやり、共感、哀れみ、愛を育みます。 脳はこの3層の仕組みになっていますが、 これらに共通して実際の処理を自動的に補佐するのが小脳です。 この自動化部署無くしては正常な動きや思考はできません。 自動処理機能については 次の盲点の実験を体験してもらいましょう。 1次のページを印刷してください。 2右目を閉じ、左目だけで上段の●を見ながら、 目から紙までの距離を調節すると、 ■が消えて見えなくなる位置があります。 このとき、■は左目の盲点に入っています。 3同様に2段目の●を右目を閉じ左目だけで見ると、 上の図の■が消えたのと同じ距離で、同じ部分が消えるはずです。 ところが、このとき黒線の切れ目部分(■あった場所)は途切れていないように見えます。 見えていない場所「盲点」の視覚情報は実際には 欠損している(目を通して脳には伝わっていない)のですが、 脳の自動類推によって欠損は意識されないのです。 これまでの体験から自然であるように補われるのです。 このとき脳は無意識のうちに(自動的に)まわりの視覚情報と 矛盾しないような類推をするのです。 ※視覚イメージの自動操作であるこの機能は生命維持のために 発達したものですが、今では自動思考にも使われているのです。 思考そのものが視覚イメージの操作であることを考えると 当然の仕組みです。 肉体的な反射(視覚イメージの後追い現象)と 小脳の自動思考(視覚イメージでの移動・変形・連想・比較↓類推)は 視覚イメージでつながるのです。 ※盲点とは目の網膜の一部にあって目から脳へ向かう 視神経維が束になっている部分なので、光に反応する細胞がありません。 従ってこの部分に写る光(像)は見ることができません。 自動類推がなければ生命維持も出来ません。 肉体と思考は同じ場所で補助されています。 視覚イメージという同じ材料を使っているからできるのです。 2011年05月27日............................... ■習熟させてはいけない項目(文責:どんぐり倶楽部) ●前回、小学校算数での「習熟させてはいけない項目」を書きましたが、もちろん他の分野でもあります。その他はHPで検索をかけてください。すぐに出てきます。 今回は、理由を「思考の臨界期」より抜粋してみました。 ●e-BOOK「思考の臨界期」より抜粋 ▼習熟という名の落とし穴 「習熟させるために〜」と言われて 何の検証もしないで 受け入れている 危険な学習を見かけます。 学習は何をしているかではなく どうしているかが大事です。 具体的にしていることが 具体的に影響を与えるからです。 「習熟」という言葉に 振り回されていては 学力は育てられません。 例えば 「計算に習熟するために計算ドリルを何度もしている」 この中身は大抵の場合 「10の補数と九九」という 2種類の操作を繰り返しているだけです。 「考えないでする(暗算・高速単純計算)計算ドリル)」です。 「漢字の書き取り」は大抵の場合 「お手本をよく見ないで(比較もせずに)かきなぐっているだけ」です。 ※常にお手本は練習欄の真横に同じ大きさで書いてなければなりません。 「イメージせずに読む音読」も同様です。 どちらも「考えない練習」です。 考えないことに習熟させてはいけません。 無意識に考えないようになるからです。 習慣には「する習慣」と「しない習慣」があります。 多くの場合は「〜出来ない(考えることが出来ない)」ではなく 「〜しない(考えない)習慣を付けてしまっている」のです。 習熟という名の下に「考えない習慣」を付けてしまっては 一生の傷になります。 習熟とは高速で何かができることではありません。 応用できることです。 速さはや量は関係ないのです。 なぜなら、子供はそれぞれ子供独自のテンポを持っているからです。 その子独自のテンポにあったスムーズな速度でできることが習熟です。 つまり、自分のテンポで淀みなく(トツトツも一つのテンポ) できればいいのです。 誰もが音読で「スラスラ」を目指すなんて滑稽です。 どんなに速く読めてもイメージできていなければ全く無意味ですし、 イメージできていても味わうことは出来ませんので 音読の意味は発音練習にしかなりません。 発音練習は不要ですし、宿題にはなりません。 逆に、トツトツでもキチンとイメージできていれば 全く問題ありません。 計算もそうです。 ゆっくりでいいから 筆算がキチンとできていれば 全く問題ありません。 ▼習熟と慣れ スポーツのような臨機応変に複雑な操作(思考モデル)を 要求されるものについては習熟は多様な思考モデルの作成と同じですから、 健全な頭作りになりますが 計算の様な単純な思考モデル(「10の補数と九九」しか使わない)しか 使わないものの習熟は 習熟すればするだけ単純思考しかできなくなる 不健全な頭を作ります。 考える力とは全く反対の考えない力を強化するのは 単純な思考モデルを頑丈にしているだけだからです。 一度固定された思考モデルは 柔軟な思考モデルを食い潰してしまいます。 回復は非常に困難を極めます。 幼児・児童期の間違った教育が 才能溢れる子供の脳を 最低の反射しかできない脳にしてしまうのです。 暗記・計算は最も危険な考えない学習です。 そこには思考力の基盤となる 多様な思考モデルは全くないからです。 学力を養成しているつもりで お金と時間を大量に使い、 親子でストレスを溜めながら 一生懸命に学力の素を潰している光景は 悲惨としか言いようがありません。 ▼頭の悪い子 私は今までに「頭の悪い子」など見たことがありません。 ですが「考えない力」を強化させられて「考えられない頭」になった子は無数に見てきました。 2011年05月27日............................... ■どんぐり式・計算より(文責:どんぐり倶楽部) ●どんぐり倶楽部の根幹は「良質の算数文章問題」ですが、実は「これだけ算数・計算編」もあります。 特に注意して欲しいのは「習熟させてはいけない項目」です。一部を紹介します。参考になれば幸いです。 ?勘違い学習→オススメ学習 ●小数学習→小数計算(中学部での応用自在のために) ■小数の単元で習熟すべきは、小数の<計算>ではなく、小数の<概念>と小数を分数に<変換>する練習です。 2011年05月27日............................... ■教育犯罪を実感する(文責:どんぐり倶楽部) ●本気で子供を潰そうと思ってのことではないと思います。 逆に、子供の将来を思ってのことでしょう。 ですが、<想い>は理想的でも手法が間違っていれば、 子供は実際に受けている手法の影響しか受けません。 希望的観測や理想像の提示やお題目では育たないということです。 ※幼児・児童期に「順応性が高い、反応がいい」のは悪影響についても全く同じ なのです。 ●私は「**教育」「**メソッド」「**式」「**遊び」「**スクール」という派閥には一切興味がありません。どんな名前を付けても、子供達の未来を潰すものは犯罪だからです。 ●「何が良くて何が悪いんですか?なぜ、そう言い切れるのですか?」と少しでも思われる方は、 必ず自分で検証して下さい。理由や原理は5億4千3百万年前の思考力の誕生からお話はできます (HPで詳述済みです)が、実際にどういう影響をご自分のお子さんが受けているのかは、 ご自身で検証していただきたいので、検証方法を提示しておきます。 検証方法は下記の通りです。 この簡単な検証をさえせずに、判断することは、その事自体が教育犯罪の手助けをしていることになります。 <検証方法> 0.理想像やお題目(自分が望む理想像・希望する子供の状態)を書きだす。 1.現在の学習と遊び、習い事を子供の年齡に応じて大人が実際に4週間〜半年間実践する。 ※TVゲームをしていれば、TVゲームもすること。 2.子供の年齡に応じて大人仕様に変換して実践する。 ※12才→×1倍(大人) 11才→×2倍(大人) 10才→×3倍(大人) 09才→×4倍(大人)※プリント1枚→プリント4枚 TVゲーム30分→TVゲーム2時間 08才→×5倍(大人) 07才→×6倍(大人) 06才→×7倍(大人) 05才→×8倍(大人)※プリント1枚→プリント8枚 TVゲーム30分→TVゲーム4時間 04才→×9倍(大人) 03才→×10倍(大人) 02才→×11倍(大人) 01才→×12倍(大人)※プリント1枚→プリント12枚 TVゲーム30分→TVゲーム6時間 3.実践しているときの、頭の中の様子(感覚・感情・思考)を意識する。 4.何が育って何が育たなかったのかを記録する。 5.自分が育てたい状態(0.で書きだした状態)になったかどうかの比較をする。 6.手法が自分の希望を叶えるものかどうかを判定する。 ●考える時間(思考回路養成時間)があるのかないのかだけをチェックするだけなら、 1日でもできますので、1日だけでも実践してみてください。 思考回路養成の時間がないのであれば、物理的に思考回路は育つ可能性はゼロです。 <参考:究極の思考形態> 2011年05月26日............................... ■頭の健康診断を受けましょう(文責:どんぐり倶楽部) ●教室を再開して、毎回思うのは「能力は持っているのに、使えなく育てられていることに親子で気付いていない」 という事実です。しかし、保護者に、具体例を前にして説明すれば、大方の保護者は「思い当たる節がある」のです。 それなのに、今まで修正できずにきてしまった、というのが現実のようです。 幼児・児童期の時間は特別な時間です。 「思い当たる節がある」のなら「ハッキリさせて」修正してください。 家庭でしか出来ない事があります。お願いします。 「頭の健康診断」は、その「思い当たる節」を明確に炙り出す事が出来ます。どうか、使って下さい。 ●どんぐり倶楽部の「頭の健康診断」は、塾などのオープンテストとは違い、入塾に繋がらせるような仕組みは持っていませんので、お子様のために個人的にお使い下さい。 モチロン、何の報告も必要ではありません。診断表がありますので、ある程度のことは、その場で分かるようになっています。 また、さらに、詳しい診断や、ご相談があれば、下記「どんぐり倶楽部」まで、ご連絡下さい。 その時には、「頭の健康診断」を受けているときのお子様の様子と「これまでの学習履歴」が大切な判断材料にはなりますので、 できれば、受診されているときのお子様の様子と「学習履歴で気になる点」をお知らせ下さい。 2011年05月25日............................... ■Stop The 偶然教育(文責:どんぐり倶楽部) ●徹底反復という偶然教育● 意識的に意識させると再現性が格段にアップするので反復は不要なのに、意識する事をアドバイスせず、ただ反復させると、再現できるようになるまでに、とてつもなく時間がかかる。 それなのに、反復をもっとさせれば、早く覚えられると勘違いしたり、安定すると勘違いする。 それは、偶然教育の代表である勘違い学習です。 やっているうちに偶然意識したから覚えただけ。 最初から意識すればさいしょの一回でOKなのにね。 image-fix法(イメージフィックス法)は、そこから生まれたので最初から最高の学習方法なんです。...無料(テキストさえ要らない)ってのもいいしね。こういうのを、必然教育って言うんだよね。誰でも簡単にマスターできる一生ものの学習方法。 image-fix法(イメージフィックス法) 2011年05月25日............................... ■自在筆算(文責:どんぐり倶楽部) ●筆算は工夫次第で自由自在に使えるようになる。 何と言っても筆算はメモなんだから、使いやすいように工夫することが肝心ですよ。 例えば、「938÷55= 」 2011年05月24日............................... ■動かない部下と動かせない上司(文責:どんぐり倶楽部) ●動かない部下と動かせない上司。 じつは、どちらも同じ力が欠如していることが原因なのだが、 双方、このことに気づかずに (部下→上司)「何言ってるのか分からない」 (部下←上司)「何を言っても分からない」 と思っている。 これでは、まさに「分からない」のは当然だ。 「分からない」から、双方「分からない」のだから。 「分からない」とは「見えていない」ということである。 部下は、上司の言っていることが「見えていない」のであり、上司は、部下の見えていないものが「見えていない」のである。 どちらも、「見えていない」のだから、「分からない」のは当然である。 英語でも「分かること:I understand(分かる)」を「I see(見える)」と言うが、全く同じである。 ただし、言葉を仲介して「見て欲しい物」を見ることができるようにするには、言葉から再現される元となる「原形イメージ」がなければ再現は不可能である。 上司は、この「原形視覚イメージ」を意識せずに使っているので、当然、部下も使っていると思い込んで話をする。 しかしながら、部下は、この「原形視覚イメージ」をもっていないので、上司が言っている言葉とリンクしている「視覚イメージ」が再現出来ていない。だから、「分かる=見える」ことはありえない。 ここが、分かると、双方が何をしたら「分かる」ようになるのかが、分かる。 対処法はAA,AB,AC,AD,BA,BB,BC,BD,CA,CB,CC,CD,DA,DB,DC,DDの組み合わせで決まる。 ※どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」が新人社員研修にも使われている理由である。 ※実は、新人研修と同様の研修を「新人類を理解するための上司のための研修」として実施すべきなのですが、気づいていませんね。 2011年05月23日............................... ■ニセモノを与えてはいけない(文責:どんぐり倶楽部) ●乳児期はもちろん、幼児・児童期にニセモノを与えてはいけません。 幼児・児童期には、ホンモノだけを与えてください。 ホンモノは、身近に溢れています。 それなのに、選び抜いてニセモノを与える人がいる。 ニセモノは、ニセモノの基本回路を作り、異常回路となる。 ホンモノは、ホンモノの基本回路を作り、正常回路となる。 時間が経つと、 ニセモノは、ボロが出る。人生を楽しむすべを持たないことに気づく。 ホンモノは、アジがでる。人生を楽しむための原動力となる。 だから、幼児・児童期には、味わえる学習・ホンモノの学習だけをしてほしい。 表現力養成としての作文・日記、 調べた量を誇示する辞書引きや調べ物学習、 行った場所の数で体験が増えたと勘違いしている体験学習。 体感を伴わないお手本のコピーを「良し」とする習い事。 ・・・ニセモノを、どんなに与えてもホンモノは絶対に育たない。 すると、当然のことながら、身の回りの自然ほど、適したものは他にないと分かる。 それなのに、時間とお金を浪費して、ニセモノを与えている人がいる。 精巧にできた100万円のニセモノよりも、タダで手に入る落ち葉の方が100万倍も教育的価値があるということだ。 教育では、ゴッホの「ひまわり」の精巧なレプリカを100万で与えるよりも、 ホンモノの「ひまわり」を庭で育てることのほうが、 格段に重要だということだ。 同じゲームでもホンモノのカードを使ったトランプなら結構ですが、TVゲームではいけません。 同じものに見えても、プラス学習VSマイナス学習となるということだ。 <追記> 「じゃあ、何をさせればいいの?」というお粗末な質問が来た。...ふぅ。まだ、そんなこと言ってるのか。 味わう学習をすること。味わえない学習はしないこと。 味わうことでのみ、思考の基本データベースと進化する「感覚から得られた膨大な感覚データベース」が自動配置される。 「味わうこと」と「味見」では同じものを対象としていても影響は全く異なる。 「味わう」とは、意識できないデータまで取り込み、将来のためにデータベース化している状態のことである。 スローフードが味覚を育てることと同じである。 2011年05月20日............................... ■再度、引用(文責:どんぐり倶楽部) 1990年(平成2年)4/28(土)・朝日新聞夕刊(11)<ウイークエンド経済>欄 ソニー名誉会長:井深大氏が「心を育てる」と題して談話を載せている。下記は最終回の抜粋である。 「0歳児から教育を」 理科教育の振興を通じて、私は教育そのものに目を向けるようになった。バイオリンの早期教育「鈴木メソード」の鈴木鎮一先生とも親交を持った。 四、五歳児が大人もやれないようなメンデルスゾーンのコンチェルトを弾きこなすのを目の当たりにし、すべての教育は生まれてから一日も早く始めなければいけない、という考えにすっかり共鳴した。 私自身も知的教育を早くから始めることがいかに有効であるかを知ってもらうため、六九年には幼児開発協会という団体を設立した。 幼児教室を各地に設け、お母さんにお願いし、ほかではやらない実験的な教育を繰り返してきた。 いろいろやっているうちに、本当に必要なのは知的教育より、まず「人間づくり」「心の教育」だと気付いた。学校では落ちこぼれ、暴力、いじめが頻発している。 「心を育てる」には、学校教育だけでなく、母親の役割がなによりも大切であり、子供の方も幼稚園どころか0歳児、いや胎児期から育てなけれはならないという考え方に変わってきた。 私はいま、妊娠した時からの母親の心構えが、その子の一生を決定すると確信している。 幼児開発協会でいろいろやってみた結果、母親の愛情によってはぐくまれる赤ちゃんの温かい心づくりと、生まれた時からの体づくりが、なによりも重要で、 知的教育は言葉が分かるようになってから、ゆっくりでよい、という結論になった。(←ココがポイントです!知育をしてはいけないということに気づいたということです!) 「言葉を覚える前に」 言葉を覚える前に教育をする、というと不思議に思われるかもしれないが、五感、運動や芸術の能力、信仰心、直感力などは、限りなく0歳に近い段楷から養われる。 言葉を話すようになると、幼児でも頭が理詰めになる。直感力などは育ちにくくなるのだ。 言葉を覚える前に人間的なことを植え付けなければ、これからの日本は、心の貧しい人間が大勢を占めてしまう。そんな観点から、0歳児教育をなんとか定著させたいものだと思っている。 続きはコチラ どんぐり方式はコチラ…無理なく無駄なく効果的にね。 2011年05月17日............................... ■不気味な共通点(文責:どんぐり倶楽部) ●年長〜小6を対象として「良質の算数文章問題」だけをする「どんぐりポケット」を始めて1月が過ぎて全員のカルテを書き終えました。不気味な共通点が浮かび上がってきました。 ●通常は、1.親子関係 2.学校関係 3.遊び関係 の中で比較的簡単に、しかも具体的に学力が伸びない最大のポイントである、「思考の継続」ができない原因が確定できるのですが、今回は数名の子供が年齢に 関係なく、理解力があるのに思考力がない、つまり、考えられるのに考え続ける事が出来ない「甘える、飽きる、諦める」の「3A症状」を示す子供達がいた。 程度の差はあれ、全く同じ症状である。 昨日、原因が明確になった。 TVゲームである。DSを持ってきていたのだ。カルテの基本情報からは見えなかった最も質(たち)の悪い病巣である。 もちろん、カルテの一般的な注意事項としてTVゲームの害は書いておいた(最下段参照)が、「理解力があるのにWhy?」の全員がTVゲームに犯され、そ の反対(真逆)に、一切TVゲームをしない子供達(コチラが現代では珍しいのだろうが数家族いらっしゃいます)は普通に思考の継続を楽しく続けているのを 目の当たりにすると、これは、予測・予想・憶測などではなく、事実として受け止めるべき事だと、改めて思いました。つまり、キチンと対策を立てていないと 子供たち全員が「考えられない病」になってしまうということです。 ●保護者の時代とは、教育環境の違いは明らかであり、危険度はMAXである。そんな中で、子供を育てているのですから、保護者はそれなりの覚悟をしなければ、子供を保護する事は不可能です。 「教育環境の違い」とは 1.日常生活の変容 …変えにくい…便利であるがゆえに思考力養成はできない(オリジナルの工夫をする機会がない) 2.遊びの変容 …制限できる…変えられる…自然な時間の流れを感じられない機械的な反射系の遊びは××× 3.学校の使い方の変容 …準備学習で活用できる…予習ではなく意識的な準備学習が必要 3.宿題の効果の変容 …校外での思考力養成がなければ「お粗末3点セット」は猛毒となる。「お見事3点セットへ」の変換 4.親子関係の効果の変容…親は自分が育てられた時代の環境との違いを客観的に把握しないと守り方が的外れになる。 ※特に「危険な遊びの制限・禁止」「危険な宿題の制限・禁止」「予習の禁止と準備学習の補助」 5.習い事の効果の変容 …余った時間で、余裕を持って楽しんでいるにはいいが、現代でそんな余裕の時間を持っている子供はほんの一握りである。基本的には、「そんな時間はどこにもない」のが現状で「思考力養成の時間を確保すべき」である。 <全般的な注意:思考力養成の妨げとなること>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー □「パズル」など言葉とリンクしていない出来合いの(オリジナルではなく与えられた)物・形を使った操作。 ※オリジナルの形を作り出すことが応用力を育てる。 □考えない(オリジナルの工夫のない)生活・遊びが自然な思考力養成を不可能にしている。 →昔は害の少なかった宿題が現代では猛毒となっている理由も日常生活の中で思考力養成ができなくなってしまった環境悪化が原因である。だから、昔と同じ宿題にもかかわらず、影響が全く異なり甚大な悪影響を与える。 →さらに、日常生活の中で養成された思考回路があれば、学校でなされる整理学習も生きてくるが、現代ではその思考回路が自然には育たないので意図的に育てる必要がある。 →「良質の算数文章問題」が必要な理由。 □単純思考は簡単に強化され、結果的に複雑で繊細な思考力養成の邪魔をすることになる。→高速・反復・大量学習は単純思考・単純作業なので幼児・児童期には厳禁。 □TVゲームが半能動的(漠然とだが自分の意志を入れて行動・操作をする)であるがゆえに非常に危険である。受身ではなく能動的なときに回路はできるからです。 また、本当の感覚(コントローラーの操作感覚)と視覚に入ってくる刺激とが全く異なっているのでバイオフィードバック&マッチングで作られる基本回路が異常になる。従って、異常な基本回路を育ててしまう。 →特徴は「平板な顔つき」「フラットな感情」「突発的な感情の揺れ」「モノがないと遊べない」「つまんなーい」「想像を楽しむことができない状態」「貧弱な理論で物事を処理する癖」「細やかな気配りや味わうことが出来ない挙動(動作に感情が伴っていない)」 □TVゲームほどではないが、一方的で、不自然な時間の流れの連続である刺激を受け続けるTVやCDのかけ流しなどの情報攻撃は感じ・味わい・考えるという最も思考力養成に重要な時間を浪費し、使えなくする。→感味力の喪失。 特にTVのニュースは異常な出来事の連続なので危険は倍増する。 □**教室:お手本のまねをするだけで褒められる学習や習い事はコピー回路しか育てないので要注意。読解力とは具体的にはどういうものかを知らない人が指導する読解力養成教室も同様に危険。 ■思考力養成の助けとなること… □「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」する日常生活。オリジナルの工夫が生かされる遊び。学習の中でも感情再現ができる学習方法。子供のテンポを壊さない生活。理解や思考を絵図で表す学習で感情再現を楽しめるもの。 →「良質の算数文章問題」だけでOK。 <全般的なお願い>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.ゆっくり話す。早口厳禁。 2.命令形厳禁。 「〜しなさい」「〜しろ」は××××→叱るときも穏やかに話す 同じ内容でも「〜しぃ(方言)」止まりにする。 「食べろ!→食べりぃ」 「止まれ!→止まりぃ/止めろ→止めりぃ」 「うるさい!→静かにしぃ」 ※命令形と早口は、子供の姿勢を受け身にし、考えないで行動する習慣を付けてしまう。 つまり、考えない頭を育てる。どちらも相手に余裕を与えないからです。余裕がなければ考え る事は出来ませんし、考える気にもなりません。考える時間を与えられない場合は、能力があ っても考える事は出来ません。 ■絶対に命令しない→お願いする ■〜しなさい→〜しましょう。〜してくれますか。〜してください。〜しようか。〜しよう。〜してくれると助かるなぁ。 ※何度でも穏やかに、お願いする。誘う。提案する。 2011年05月16日............................... ■本来の学校の機能を活用する(文責:どんぐり倶楽部) ●本来の学校の機能を活用できるようにするために必要な準備 ●学校は、今も昔もすべきこと、出来ることは変わっていません。構造的に限界があるのですから変わり様がない部分があるからです。 ●学習で考えると、学校では学力養成の根幹である思考力養成(思考回路作成)はできません。なぜなら、学校でしている「勉強」は思考回路作成ではなく、 「整理学習」だからです。「整理学習」は「思考回路」を持っている子供達には、効果テキメンですが、思考回路そのものを持っていない子供達には体感できな いことだらけである机上の空論となり、外見的には思考に見える解法パターンを暗記して、手順を真似するというコピー学習を強いることになるからにすぎない からです。 ●現代ほど、日常生活の中で自然に思考回路を作ることが出来ない劣悪な教育環境はありません。 思考回路は自主的にオリジナルの工夫をするときにできるものなので、 昔のような不便な日常や、自分の工夫が生きる遊びの中で毎日を過ごせた時代であれば、 強固な思考回路を日常的に作ることができる機会がたくさんありましたので、自然に任せていても 多くの子供達は自力で思考回路を作っていくことが出来ていました。 ※思考回路は遊びの中で作っていたのですから、 この時期の宿題は毒にも薬にもならない程度の影響しかありませんでした。 そして、学校で整理学習をしてもらうことで、実感を伴って原理原則を理解できるようになっていたので、 応用もできるようになっていたのです。自分の思考回路をもっていたからです。 ところが、現代では、日常生活が便利になり工夫をしないで生活ができるという劣悪な教育環境の中で、 さらに、自然の中にいてさえもテレビゲームという異常な時間と感覚を強制され異常感覚を育てられ、 オリジナルの工夫など一切生まれない遊びの中で反射を鍛えられ、思考回路など一切作れない環境の中で 毎日を過している。この状態で、学校の整理学習を受けても空回りするのは当たり前である。 ※こうなると、今までは害のなかった宿題が毒薬の効果を発揮するようになるのです。 ※昔も今も宿題の内容は同じなのに、現代では非常に危険なものになっていることに早く気づかなければ、 「5分でおわるから」「約束だから」「みんながやっているから」等々という理由にならない理由で 劇薬を飲ませ続けることになります。しかも、その劇薬をたくさん飲んだら御褒美まで貰えるように なっているとなると、深刻です。 ●ところが、学校外での学習環境(日常生活)を変えることで、学校での整理学習を有効利用することも可能になるのです。「早寝早起き朝ごはん」ではありま せん。「オリジナルの工夫を楽しむ機会を出来る限り確保する」「単純作業的な学習を出来る限り回避する」「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」生活する。・・・ つまり、学校以外で健全な思考回路を育て、視考力を活用した思考力養成をすることです。準備学習ですね。 ※これに「宿題制限」→「お粗末3点セットをお見事3点セットに変える」工夫があれば危険回避が可能です。 ●現代では日常的な生活環境そのものが教育面からみると三重苦、四重苦と言われるほど、危険な環境です。その改善から考えないと学力養成は容易ではありません。 ●以下抜粋ーーーhttp://homepage.mac.com/donguriclub/brain-logic.html 【開発という名の破壊活動】リゾート開発とは自然破壊のこと、才能開発とは個性破壊のこと。能力は開発すればいいというものではない。幼児期に目ざめさせ ては行けない能力もある。時期がずれているときに発揮される能力は害になる。害になるから自然には発達しないようにプログラムされているのです。幼児期に 目ざめた能力は一生の性格になる。人間はあらゆるものを楽しむ能力を持っている。しかし、あらゆる者を楽しめることは実は恐ろしいことです。どんなに不自 然なことでも非道徳的なことでも、そこに快楽を感じることができる。ここに教育の重要性がある。特に幼児教育の重要性がある。開発してはいけないこと。目 ざめさせてはいけない能力がある。これを知らずに行う教育や開発は暗闇の中で射撃練習をするようなものだ。幼児期にテレビゲーム・・・・に快楽を感じるよ うな能力を開花させる必要はない。高速計算を喜ぶ能力は害になるだけである。スピードに憧れる必要もない。 【小学校での表現力養成が危ない理由】何かを伝えるのに言葉(文)の練習をすれば上手になると思っている。プラトンのアカデメイアとイソクラテスの学校の ことを知っているのだろうか?表現を磨くのは確かに見栄えがして格好良い。しかしそれは<入力→消化→オリジナル>の全てが終わってからだ。そうでなけれ ば表現は子供の持っている才能や個性を制限し、単なる誰かの「上手な猿真似」にしかならない。 ●早期教育・幼児教育はアメリカが最先進国です。しかし、その最先端の情報は日本ではあまり知られていません。なぜならば、早期教育・幼児教育に携わる殆 どの人々の職を奪うことになりかねないからです。つまり、早期の系統的教育はその子の能力を開発するのではなく制限し、才能を潰し、性格を攻撃的にする可 能性が大きいという報告が多数あるからです。 ●ここに「ミスエデュケーション(デイヴィッド・エルキンド著)」という本があります。筆者は児童心理学者・米マサチューセッツ州タフツ大学教授・全米幼 児教育会会長です。彼の考えは「どんぐり倶楽部」の考えとよく似ています。資料とともに抜粋を載せておきます。「体験的学習というポイントを無視して子ど もに何かを教え込もうとするのは誤った教育です。例えば、フラッシュカードは不要な冷たいコミュニケーションを強いることになるので、将来の学習にとって なくてはならない愛着と信頼感を損なう結果となり、子どもにとっては百害あって一利なしと言わざるを得ません。また、象徴的・派生的学習の準備ができてい ない子どもに系統的教育(早期教育)を押しつけることの弊 害は、すでに多くの証拠によって裏付けられています。例えば、早期教育を受けた子どもと受けなかった子どもとを15才まで追跡調査した研究によると、受け た子どもの方が10代になってから非行に走る割合が明らかに高かったのです。別の研究では早期教育を受けた子どもの方が小学校に上がってから、より攻撃的 な態度を示すことが明らかになりました。さらに、1800年代の初め、米マサチューセッツ州では2〜4才の子どものおよそ3割が学校に通って読み書きを習 わせられていました。また、同じ時代のイギリスでもロバート・オーエンが早期教育を推進しようとしました。ところが、結局どちらの試みも失敗に終わり幼児 に読み書きを教えることはなくなったのです。」つまり、幼児期には情緒の安定が最優先であり、学習は体験的学習に限るということです。 【計算だけでも?...まずは計算から???】 ■文章問題の中には必ず計算する部分があるのを忘れていませんか?「文章問題の前にまずは計算問題」というのは全くの無駄なんです。いつになったら文章問 題を始めるのでしょう。いつになったら考える練習を始めるのでしょう。一番大事なことを一番吸収力の高いときにしないでどうして先送りするんでしょう。目 の前にある最大のチャンスを見向きもしないなんて「もったいない」限りです。 また、せっかく文章問題を解いているのに絵図で考えることをしないで文章から式を立てようとしている人がいますがこれも大きな勘違いです。視覚イメージを 意識せずに解く文章問題は考える力を育てる材料にはなりません。しないよりはマシですが、非常に効率の悪い方法です。なぜなら、非常に大くの問題を解けば 中には視覚イメージ操作をする子も偶然に出てくるので、その子は考える力を得ることが出来ます。しかし、これは偶然です。最初から、キチンと考えるとはど ういうことかを教えれば子供達は100%考えることができるようになります。偶然に頼って教育をすべきではありません。無意識に立式する事だけにエネル ギーを使ってしまう症状を立式病と言います。 【暗記について】 ■最も効率の悪い学習方法が忘れないように(忘れることを恐れて)徹底反復する「覚え続けていること=いつも反射的に応えられる状態にしておくこと」です。これではいつまでたっても応用の利く深い学習はできません。深思考。 ■学力向上の簡単な方法 1.数少ない良質の宿題を出す(↓「分からん帳」まで作る) 2.遊びと工夫された宿題は必ずさせる(遊びが優先・考えない宿題はなるべくさせない) 3.1週間に1時間だけは保護者と一緒に「良質の算数文章問題」をする(保護者は別の問題をする方がいい) これだけで学力は向上します。2.3.は簡単ですが問題は1.です。「お粗末3点セット」を「お見事3点セット」にしなければ不可能です。 ■少なくとも小学校時代(思考回路作成時期)の暗記と計算のテスで満点を取るために使っている時間は考えない力(反射的学習)を身に付けている時間で、悪影響を及ぼす危険性が非常に大きい時間です。 ■反射(反射的学習:スピード教育)が恐ろしいのは「無意識にしてしまう」からです。 自分の人間らしい感情を無視して実行してしまう習慣を強化しているからです。「とにかくすればいい」は成長途上の脳にとっては絶対的な命令になるんです。 つまり「考えないで動け」ということと同じです。非常に危険な脳を育てます。ただし、毎回状況が変化するスポーツなどでは「考えないで動け」という場合で も常に状況判断(考えること)をしながらの行動ですから悪影響はありませんし、主体的な工夫が加わっていれば学力養成にさえなります。問題は最低の作業 (単純思考)の反復である「暗記・暗算・高速反応」その中でも高速計算の徹底反復です。これだけは、どう工夫しても悪影響から逃れることは出来ません。特 に思考(計算も単純思考)することに反射を使うことは幼稚な思考であれば幼稚な行動に直結するということです。反射的思考を養成して「幼稚で残虐で短絡的 なことをするように育て」ておきながら、幼稚で残虐で短絡的な犯行があると「原因が分からない」という。分かるはずがない。分かっていれば、そんな教育は しないのだから。 ※参考:保護者のための教育講演会<抜粋> http://homepage.mac.com/donguriclub/kouenkai.html 2011年05月12日............................... ■なぜ今「どんぐり倶楽部」なのか(文責:どんぐり倶楽部) ■なぜ、今 「どんぐり倶楽部」という Slow-Study なのか ●スローフード運動の核は「正しい味覚の育成」です。 同様に教育では感味力養成が第一に来ます。感じること味わうことが出来なければ自力で判断できないからです。 人間らしい判断は安定した情緒と正しい感情がベースとなって思考を働かせ判断を下すという流れが必要だからです。 人間らしい判断を混乱させる情報が氾濫している中ではより一層強固な、ベースが必要です。 感味力養成が急務なのです。 その上で必要な教育の核は「正しい思考力の養成」です。 正しい思考力は幼児期の確かな視覚イメージを必要とします。さらに、思考力はそのイメージの移動・変形・連想・比較というイメージ操作までを必要とします。これは視考力を育てないと出来ません。 簡単お手軽な様々なファーストフードを食べていては正しい味覚を育てられないのと同様に、 簡単お手軽な「読み・書き・計算」では思考力は育てられないのです。 また、幼児期の強い刺激が異常味覚を育てるのと同様に幼児期の無用な脳の活性化は異常脳を育てます。 ●効果的な学習の原則は「Slow-in & Quick-out の原則」です。入力をゆっくりすると、出力は速くなるのです。「味わう教育」はまさに Slow-in のことです。幼児期は「味見」ではなく「味わう」ことが大事なのです。教育も同じです。Slow-Studyですね。 …………………………………………………………………………………………… ●競技練習と教育〜Fast food VS Slow food〜 競技練習と教育とは全く異なります。ところが、教育という名の下に、競技練習ばかりをさせている人達がいます。これでは教育は出来ません。教育は教育と して、競技練習は競技練習として教えるべきです。入試は競技です。ですから、作戦と技が必要になります。しかし、それはキチンと作戦をたてて必要な技を身 につけるように指導すれば、教育を侵害するものではありません。問題が発生するのは、競技のための作戦や技を教育と同一視する場合に起こります。商業的な 教育機関では、この「競技練習と教育のすり替え」は意図的に行われており、保護者を混乱に陥れています。 指導者は競技練習と教育を混同してはいけません。もちろん保護者も同様です。教育とは何かを一人一人が自分の言葉で理解し、自信を持って子供と接するこ とが必要です。さらに、学校の先生であれば、小中に関係なく、教育と競技練習のどちらにも精通しておかなければいけません。そうでないと、子供がおかれて いる状況を正しく把握できないからです。これは時代の要請なのです。時代によって求められる先生像は異なるのです。教育も知らない、競技練習も知らないで は論外ですが、子供と接する立場である以上は、子供たちを取り巻く時代の要請や保護者の要請に対応できなければいけません。 トラクターの目的は畑を耕すことにあります。タイヤの下は高速道路やサーキットではなく畑でなければいけません。一方、スポーツカーのタイヤの下が畑で は、いかに優れた性能を持っている車でも速く走ることはできません。それどころか、畑にとっては迷惑であり、ひいては畑自体を使い物にならなくしてしまい ます。もちろん、トラクターは考える学習、スポーツカーは反射式学習です。 ご存知のように、よく耕された畑では豊かな作物を収穫できますが、スポーツカーで荒らされた畑では豊作の望みはありません。それなのに、子どもにスポー ツカーを与えて畑を耕せと言っている人がたくさんいるのが今の教育界の現状です。スポーツカーを与えられた子どもは、仕方なくスポーツカーを使うために畑 を固めて走りやすくするでしょう。ところが、その畑では何の作物も収穫できず、花一輪さえも咲かないのです。異変に気づいたときには、畑はカチカチに固 まっていて、修復が難しい場合が多いのです。ただ、そんな場合でも畑自体は限りない回復力を持っていますから、諦めずに耕せば、少しずつですが畑は応えて くれます。スポーツカーを自力でトラクターに改造できる子供はいません。ですから大人は子供にスポーツカーを与えてはいけ ないのです。 2002年4月から導入された新しい学習指導要領では大幅な内容削減が行われていますが、文部科学省は同年一月に教科書を超えた発展的学習を奨励する 「学びのすすめ」を発表しています。一方で、学力低下に直結する内容削減をし、一方では希望者のみに補習をする発展的学習を奨励しているのです。これは、 見方によると、義務教育の中での学習環境の差別化です。「学びのすすめ」を受けて「土曜教室」「土曜スクール」「土曜補習」などを実施している学校もあり ます。既に学校間格差ができているということです。今後も学校間(校長や教頭の考え方)での学習環境の格差は拡大するでしょう。また、個人(家庭)として みると、最大の問題は希望者のみが補習を受けている点にあります。学習内容の削減という差別を受けているのに「勉強が楽になってよかった」と思っているよ うでは自分の子供を守ることはできません。保護者は教育に関して確かな知識と目をもっていなければ子供を守ることはできない時代になっているのです。 最後に保護者に対して日本の義務教育について話しておきます。忘れられがちですが、日本の義務教育の中に受験指導という発想は一切含まれていません。で すから、小中学校では受験指導は一切しなくていいのです。日本の義務教育は中学で終わりなのです。甘えてはいけません。高校進学を希望するのならば、自力 で(各家庭で)対策を立てなければならないのです。学校の先生が受験指導をできなくても文句は言えないのです。ただし、受験指導をしてはいけないという制 限もありません。保護者として受験指導を要請することは可能なのです。 時代は刻一刻と変わっているのです。この変化を子供の教育に有効的に利用するためには保護者と教師の工夫が必要なのです。工夫次第で教育の場は劇的に変わるのです。 「私たちはスピードに束縛され、習性を狂わされ、家庭のプライバシーにまで侵入し、ファーストフードを食べることを強制されるファースト・ライフという ウィルスに感染しています。そこで、ホモ・サピエンスは聡明さを取り戻し、我々を滅亡の危機へと追いやるスピードから、自らを解放せねばなりません」これ は、パリのオペラ・コミックで発表された「スローフード宣言」の一部です。1989年にイタリアの片田舎ブラという町からはじまった「スローフード運動」 が今世界の注目を浴びているのです。「ファースト・ライフというウィルスのワクチンはスローフード」とスローフード協会の会長、カルロ・ペトリーニ氏は 言っています。 このウィルスは教育界にも害を及ぼしているようです。 ウィルスに対抗できる抗生物質は「スロースタディー」しかないことに気付いてください。 2011年05月04日............................... ■指導者講習 for DONGURI-PILOT(文責:どんぐり倶楽部) ●2011.4/30-5/1 20時間の指導者講習を終了しました。 ●今回は遠方から、ホテル泊での参加が多く、余計な時間と経済的な負担をかけてしまいました。 私が出向ければいいのですが、なかなか体が思うようには動いてくれませんので、ご勘弁願っております。 ●講習会は(も)本当に楽しいですね。もちろん、講習会の中だけで講習が完結する(した)とは思っていませんので、参加された方は、継続して、気づき、考 え、悩み、工夫し、そして、相談してください。一人ひとり環境も力量も異なるのですから、どんぐりの体現方法も様々です。ですが、どんぐりを知ったからに は「良き水先案内人:DONGURI-PILOT」となることを望みます。 ●羅針盤はあるのですから、いつでも使ってください。 2011年04月15日............................... ■宿題交渉(文責:どんぐり倶楽部) ●新学期は宿題のアレンジをお願いしたりする場合も多いので大変ですが。下記のような場合もあるんです。 http://ricas.blog92.fc2.com/?no=567 ■今年は宿題の件でヤキモキしなくて済んだ(^-^) 長女は小5になりました。次女はピカピカの1年生です。 ここの学校では毎年クラス替えがあります。 まずは長女。 担任は昨年と同じ! もうひとつのクラスの担任は長女が3年生の時の先生で、どちらが担任になってくれてても宿題の件を新たにお願いする必要はなかったです。 そして次女。 昨年の4年生の先生で長女とは違うクラスの担任でした。 習熟度別クラスで長女も何度もお世話になり、宿題の件については長女の担任の先生から連絡が行っていました。 だから「うり坊さんのご家庭の方針はちゃんと伝わっていますよ」...ばんざーいっ! 長女の担任からは 「今年からは計算ドリルを導入したので・・・お母さん、がんばってね」と励まされました(苦笑) この先生はどんぐり倶楽部のやり方をものすごく信頼してくれています。長女のどんぐり問題のノートが1冊終わるごとに提出して見てもらっています。 授業にどこまで反映されているのか知りませんが(計算の宿題とかめっちゃ多いし・・・)、それでも心に残しておいてくれているのは嬉しいです。 <引用終わり>............................... ■コトノハ通信でも様々な環境で宿題の交渉をし、子供の本当の学力を「無理なく無駄なく効果的」に育てるための宿題に変更してもらわれている記録がたくさん紹介されています。 生活環境の変化による、「宿題の効果の異変」に学校自身が気づくのには50年はかかるでしょう。 遊びも含めた日常生活が、昔と違って自然には思考回路を作ることが出来ないものに激変していることに気づかなければ、昔と同じ内容の宿題の悪影響を感じることは出来ません。 昔は、遊びが宿題の悪影響を最小限に抑える効果があったために、一部のエネルギーの少ない子供達だけの問題でしたが。今では、緩衝材であるべき遊び(昔 は、単純作業的な宿題をしていても、複雑な工夫を要する遊びで回復できていた)はなくなり、反対に悪影響を増加させる遊び(TVゲームは最も悪影響を与え る)にとって変わられています。 これでは、宿題の悪影響を逃れる(和らげる)ことは出来ません。保護者は全力で自分の子どもを保護しなければ、重大な副作用をモロに受けてしまいます。 異なる環境下では同じものでも与える影響が全く異なることを知らなければ「誰だって、宿題はやってた」なんて、理由にならない理由で子供を潰します。 思考回路をつくる、オリジナルの工夫をする「遊び・日常生活」を1日に何分しているか計算してみるとすぐに分かります。ほとんどゼロです。それでは思考回路は当然ゼロです。 2011年04月13日............................... ■「どんぐり問題」の購入手順(文責:どんぐり倶楽部) ■東日本大震災でDONGURI-CDを失ったという連絡をいただきました。 CD購入者はオンラインショップから、何度でも無料で同内容のものを全てDL(ダウンロード)可能ですのでご利用ください。 オンラインショップ 2011年03月29日............................... ■やるじゃないか佐賀県!(文責:どんぐり倶楽部) ■武雄市政策部被災者支援課へ電話(Tel 0954-23-9122)又はメール(hisai-sien@city.takeo.lg.jp)でお問い合わせください。 ■佐賀県武雄市タウンステイ構想〜いま、わたしたちにできること〜 武雄市全体で2000人以上を受け入れます。 武雄市では、平成23年3月11日(金)の震災発生以降、義援金の募集や備蓄物資の提供など、被災者、被災地の皆様への支援にいち早く取り組んで参りました。 しかし、被害状況は想像を絶する甚大さであり、復興までには相当の期間を要すると見込まれます。 すぐにでも取り組むべきことは、被災者の生活、居住の生活、居住の場所の確保であり、武雄市としても、その支援に市が一体となって取り組みたいと考えています。 そこで、被災者の方々の受け入れ体制を整備するため「武雄市タウンステイ構想」を発表しました。 この度、古川佐賀県知事の取り組みと連動し、「武雄市タウンステイ構想」を改定し、「第2次武雄市タウンステイ構想」とします。 市民の皆様、関係機関の皆様のご理解、ご協力を切にお願い申し上げます。 支援内容 受け入れを希望される方へ 滞在を希望される方へ 支援内容 ホームステイの受け入れ(500人) 被災者の方々をホームステイで受け入れます。受け入れは最短2週間となります。 公共施設、住宅の提供(1300人) 市営住宅、自治公民館、市内の国・県・市の施設、公共的な施設、その他受け入れ可能な施設で被災された方の生活を支援します。 旅館、ホテル、その他の民間施設での受け入れ(350人) 市内の旅館・ホテルに対し、受け入れをお願いしています。受け入れをしていただく施設には一定額の補助金をお支払いします。 学校への児童生徒の受け入れ 市内の幼稚園・保育所・小中学校で学ぶ場を提供します。 移動費用の助成 義援金等を活用し、被災地から武雄市までの移動費用を助成します。 受け入れを希望される方へ 下記事項について、武雄市政策部被災者支援課まで電話(Tel 0954-23-9122)、メール(hisai-sien@city.takeo.lg.jp)にてご連絡ください。 住所・氏名・連絡先 受け入れ可能人数 受け入れ場所の形態(例:自宅倉庫2階、大広間8畳一間 など) 食事提供の回数(例:朝夕2食のみ、食事なし など) 受け入れ可能な期間(例:15日から30日間 など) 受け入れ可能な時期(例:4月5日以降 など) 滞在を希望される方へ 武雄市政策部被災者支援課へ電話(Tel 0954-23-9122)又はメール(hisai-sien@city.takeo.lg.jp)でお問い合わせください。 なお、滞在をご希望の方には下記事項についてお尋ねいたします。 住所・氏名・連絡先 身分証明書の有無 り災証明の取得状況 滞在希望人数および構成(滞在者の年齢、性別など) 就学者編入希望の有無 滞在希望期間(例:仮設住宅確保まで) 滞在希望開始月日 移動手段 お問い合わせ 武雄市 政策部 被災者支援課 Tel0954-23-9122・Fax 0954-23-3816 E-mail:hisai-sien@city.takeo.lg.jp プライバシーポリシー 免責事項について お問い合わせ 武雄市ホームページについてのお問い合わせ 武雄市 政策部 秘書広報課 広報広聴係(担当:宮口・下村) 〒843-8639 佐賀県武雄市武雄町大字昭和1番地1(地図) 電話:0954-23-9121 Fax :0954-23-3816 メール:info@city.takeo.lg.jp 各課問い合わせ先一覧 Copyright 2006 Takeo City. All rights reserved. 2011年03月23日............................... ■日本の進むべきエネルギー政策(文責:どんぐり倶楽部) ■東電を含め電力会社が検討すべき選択肢の一つ ■スーパークリーンエネルギープロジェクト(Super Clean Energy Project)を世界に先駆けて構築し、世界に発信する 1.原子力を最良の方法で廃炉にする方法を実践しながらマニュアルを作成する 2.廃炉マニュアルを発信 3.地球の自転や公転等を利用したスーパークリーンエネルギー(地球が存続する限り永久にエネルギーを得られる)システムの構築(発明) 4.上記構築マニュアル作成 5.上記マニュアルの公開 2011年03月20日............................... ■「見せないこと」が肝心(文責:どんぐり倶楽部) 「見せない教育」で既に説明していますが、映像を含むニュースは悪影響のほうが大きいので非常に繊細な注意が必要です。「ニュースだから勉強になる」などという安易な考えは通じません。「不安取り去る工夫」ではなく「見せないこと」が肝心なのです。 ※どんぐり倶楽部では「今頃ですか?」ですが...。その分、大人はシッカリ心に刻み込むことが肝心です。そして、後に子どもが大きくなった時に語り聞かせること。それが、大人の役目である。成長の時期に合わせて「心を守り、事実を伝える」こと、教育の基本である。 <下記引用します>............................... 東日本大震災 震災報道、子供の心理に影響 親が声かけ、不安取り去る工夫 産経新聞 3月20日(日)7時57分配信 東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。 「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」 認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。 筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。 こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しか けたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。 平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループがニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。 中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。 幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈 夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる−などを挙げる。 徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。(草下健夫) .............................................................. ※日々雑感でも注意していましたが、全国的に要注意です。 ●【2011.03/17】東日本大震災:子供達には見せてはいけない映像がチラホラ出てきています。十分に注意してあげてください。 <2011.3/23>追記 ■出荷停止になった作物などの廃棄処分をしている様子なども流れ始めています。注意すべき映像です。 2011年03月18日............................... ■疎開プロジェクトは始まっています!(文責:どんぐり倶楽部) <追記> 「被災者ホームステイ」 http://www.earthdaymoney.org/topics_dt.php?id=390 ............................... 疎開措置をボーイスカウトに提案。広がってくれるといいのですが。 疎開プロジェクトは始まっています!安井潤一郎氏のプロジェクトを応援します。 「こども達を救おう・震災疎開」その1 Posted on 2011年3月16日, 11:14 AM, under お知らせ. 「こども達を救おう!・震災疎開」ご協力のお願い 拝啓 春寒の候、日頃は大変お世話になっております。さて、この度の 「東日本大震災」におきまして、被災地の方々と連絡を取り合っています。 その中で、すぐに対応できることと致しまして、「震災対策、アトム通貨 事業、環境活動」で連携している全国の商店街のお仲間と、各地域の行政、 観光物産協会、青年会議所が力を合わせて、甚大な被害を受けた子供達を 近隣地域に「疎開」の場を作ってお迎えする活動を始めます。 具体的には、道路が通じるようになったら一刻も早く被災地域の子供達を バスで迎えに行き、山形県内または新潟県内の温泉施設にお連れしたいと 思います。 疎開期間は1週間程度を基準に考えています。人数等は現地との連絡で 決めたいと思いますが、そのためにも受け入れ先としていくつの地域が、 何名受入れが可能かを調査し、かかる費用も計算し、それを目標に アトム通貨実行委員会の募金箱を連携している全国の商店街にお渡し するか、作っていただき募金活動を始めます。 告知のポスターはアトム通貨実行委員会本部で作成します。 募金していただいた方には平成22年度のアトム通貨をお礼とする事も 考えています。その他、行政からの補助、企業からの寄付等もお願い したいと思っております。 受け入れ先の自治体の皆様、温泉旅館の皆様、商店街の皆様、青年 会議所の皆様、この趣旨をご理解いただき支援いただける皆様、大勢の 皆様のお力添えと御協力を切にお願い申し上げます。 敬具 NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会 アトム通貨実行委員会本部 アトム通貨実行委員会仙台支部・NPO法人学割ネット <連絡先> NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会・事務局 〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-13-102 理事長 安井潤一郎 E−mail : yasui@mps.ne.jp ツイッター: @yasui219 「こども達を救おう・震災疎開」その2 Posted on 2011年3月16日, 12:55 PM, under お知らせ. 山形県庁の方からいただいた御質問に対してのお答えを御報告。 1:来る子供は何歳ぐらいか? 小学校4年生から中学校3年生までを考えています。低学年、幼稚園、 幼児でも保護者が一緒ならば良いと思っています。 2:付添いの大人は来るのか?来るのであれば大人一人に子供何人ぐらい? 被災先のJCを母体にしてPTAと話し合っていただき、決めます。 3:子供たちは日中はどうするのか?市の学童保育のようなものはあるのか? 受入れ先JC、商工会、商店街を母体にして学童クラブ担当者と話し合い決めます。 4:各家にホームスティのような形で受け入れるということは考えているか? 5:民宿などでの対応も考えてるのでしょうか? この2点については受け入れ先から要望として上げていただきたいと思い ます。疎開する方も、受け入れる方も、もちろん希望する方達だけです。 役所の方には申し上げにくいのですが(笑)、被災先地域の行政に頼むのは 酷だと思います。個人としてなら動いていただけても、ことに子供の移動に ついては学校でさえ初めての事にはネガティブな対応を取らざるをえません。 陳腐な言い方ですが初めての事で、この活動がケーススタディ、今後の 災害時のお手本になると思っています。アトム通貨事業で一緒に活動して お仲間の商店街の皆さんも募金活動に協力を申し出てくれました。 今後は問題点1点ごとに当事者の皆さんで話し合い、お手本の充実を図り たいと思いますので、「やらない選択肢は無い」をテーマに御協力いただけ ますよう、お願い申し上げます。 尚、募金の口座は私たちの地元の東京三協信用金庫早稲田支店に開設します。開設が済みましたらお知らせいたします。 越後湯沢町が受け入れを表明 Posted on 2011年3月18日, 9:08 AM, under お知らせ. 新潟県越後湯沢町の上村町長さんから「昨日の議会で受け入れについて決定した」 というお電話をいただきました。 受け入れ人数の上限1200名、1泊3食付きで宿泊費は無料、というお話でした。疎開送り出しサイドにかかる費用は交通費、保険料、越後湯沢までの間の食事代等々という事のようです。 「受け入れたい」という御地元と「こども達を受け入れてほしい」という被災地のマッチングを行うのが我々の組織の仕事だと思っています。被災地から子供を 移動させて温泉に入れるだけが目的ではないのです。被災した子供に何を残すのか、被災した地域はこの子たちに何を託すのか、地域力、コミュニティの力の見 せ場だと思っています。 「こども達を救おう・震災疎開」その3 Posted on 2011年3月17日, 12:40 PM, under お知らせ. よくいただく御質問に対してのお答。 1:募金されたお金の流れについて、誰が責任もってこのお金を運用し、 プロジェクトを実行するのか。 責任団体は特定非営利活動法人全国商店街まちづくり実行委員会、 代表者は理事長の安井潤一郎、 住所は〒169−0051 新宿区西早稲田1−9−13−102 2:経過報告、募金くださった皆さんにどのように伝えるのか。 震災疎開募金活動の広報ブログを立ち上げました。 震災疎開広報ブログ http://blog.goo.ne.jp/sinsaisokai/ 何処から、いくらの募金が送金されたか、どのプロジェクトにいくら 寄付をしたか等々をリアルタイムにお知らせします。 3:もし震災疎開が実現できなかった場合その場合、募金をどうするのか。 募金箱設置の取り組みを昔からしてチャリティプラットフォームというNPOの支援団体「公益財団法人シビックフォース」に向けて募金を送りたいと思っています。 我々のNPOは認定NPOではないので寄付金控除等が有りません。動いているうちに他の認定NPOとの連携を構築します。今はスピードと安全が最優先です。 新潟県の越後湯沢の上村町長から「人数・期間など限界はあるけれど、精一杯のことはやる」「議会も賛同してくれた」というお話をいただきました。 ............................................................................................. 東日本大震災:府と市町村、支援で連携確認 橋下徹知事は17日、府市長会長の倉田薫・池田市長、府町村長会長の中和博・能勢町長らと府庁で会談し、東日本大震災被災地への支援面での連携を確認した。 橋下知事は支援物資の提供や、被災者の各市町村での受け入れ検討を要請。これに対し、倉田市長らは市町村として幅広く協力していくことを確約した。 橋下知事は、被災者を府内で受け入れ、生活面でのサポートも行う府の方針を説明。 被災地に届ける支援物資の提供や、被災者の公営住宅での受け入れ、被災した子どもたちの小中学校への編入について検討・協力を求めた。 これに対し、倉田市長は「43市町村、力を合わせて協力する。遠慮せず言ってほしい」と応じた (毎日新聞 3月18日) 避難所「丸ごと疎開」、関西各府県が受け入れへ 近畿など2府5県が参加する関西広域連合は18日、東日本巨大地震の被災者が避難所全体で移る「丸ごと疎開」を受け入れると発表した。 総計数万人規模になる見通し。 丸ごと疎開には、コミュニティーが維持できるなどの利点があり、各府県は空き校舎や公営住宅などを「一時遠隔避難所」として活用する。 広域連合の広域防災局を務める兵庫県によると、被害が甚大な宮城、岩手、福島各県の被災者が中心で、すでに大阪、兵庫両府県が各1万人規模、鳥取県が2000人規模で受け入れる意向を示している。 被災地から関西までの移動手段については、自衛隊のほか、民間公共交通機関に協力を要請。 各府県は、関西の空港や港で被災者を迎える。避難所では、府県や市町村、ボランティア団体などが医療や入浴などを支援する。 この日、宮城、岩手、福島3県の大阪事務所長らと面会した大阪府の橋下徹知事は、報道陣に「壊滅的な打撃を受けた被災地に人や物を送り込むのは限界がある。 医療や福祉、食料などでもいい環境を提供できる」と強調した。 (2011年3月18日21時37分 読売新聞) 橋下知事 東日本大震災の被災地支援について、大阪府の橋下徹知事は17日、 「今は機能が喪失している被災地に人と物を送り込んでサポートするのは無理。一時的にでも町の機能が正常な場所に被災者を移すほうがよい」 と述べ、被災者を直接被害を受けていない地域に移して支援するべきだとする見解を示した。 橋下知事は「阪神大震災の経験では体育館や公民館などの避難所生活は1、2週間で苦しくなってくるが、壊滅的な打撃を受けているところに仮設住宅をつくってもしようがない」と指摘。 「震災のダメージを受けていない地域に被災者を送り込むような国家的な方針を出すべきだ」と語った。 被害は深刻で復旧が進んでいないこともあり、「道路がきちんとしていないから物が送りきれていない」と言及。 「兵站線(補給線)が確立していないのであれば、国は被災者の皆さんにこちらにきてもらうように舵(かじ)を切るべきだ」と述べ、被災地にかかる負担を軽減するために被災者を大阪でも受け入れた上で次の段階の支援を考えるべきだとの意向を示した。 (産経新聞 3月17日) 被災児、生徒受け入れを 知事、府内市町村に要望 東日本大震災の被災者受け入れ方針を打ち出した橋下徹大阪府知事は17日、府内の市町村長に対して各小中学校での被災児童、生徒の受け入れを要望した。市 町村側は「保育所の待機児がいても被災者は別枠で受けるメッセージを知事が出せばやりやすい」(倉田薫池田市長)と逆提案するなど緊急時において相互に柔 軟対応する方針を確認した。 府立高校が被災地の高校生を最大3千人受け入れられる態勢を整えたことを踏まえ、橋下知事は小中学校での受け入れについて「35人学級など学級編成にいろいろあると思うが、柔軟にお願いします」と呼び掛けた。 保育所での受け入れをめぐって倉田市長は「一定面積の基準があるが、被災者受け入れは基準を緩和するメッセージも必要。緊急時だからやりましょう」と提案。 中和博能勢町長は「福島原発であの辺りが汚染地区になると長期滞在が必要。長期にわたる受け入れ態勢を整えるべき」と訴え、倉田市長は「(被災者への生活必需品提供は)市に頼ってほしい」と知事に伝えた。 府は府営住宅約2千戸を被災者に提供する方針で、22日に受け付けを開始する。 (大阪日日新聞 3月18日) 2011年03月16日............................... ■Emergency-Home-Stay-Project !(文責:どんぐり倶楽部) ●各自のブログで公開して下さい。翻訳して世界から日本政府に向けても発信して下さい。 Help JAPAN ! Rescue TOHOKU ! Emergency-Home-Stay-Project ■この措置(Emergency-Home-Stay-Project)は福島の原発のことも考慮した上での最善策です。誰か気づいてください。 1.●疎開措置を早急に取るべし。 ※移動方法は被災地から幹線までは個別、幹線から地方までは大型バスや電車、幹線で乗り換えたために空いた車両はピストン輸送に利用する。 2.●九州(北部)・四国(北部)・中国地方を中心に疎開先として「部屋数×2ー家族人数」を疎開受け入れ可能人数とし、避難場所から早急に移動させるべし。 ※参考-1- セシウム137分散モデル ※参考-2 3●糸山家は4LDKですから、4*2-4=8-4=4→4名までの受け入れが可能です。部屋数と家族構成で具体的な疎開人数が確定できます。このことを被災している方々に今直ぐ伝えることで希望を持って頂けます。希望が命をつなぎます。その間に移動可能状態を作ります。 ※限度を超えた被災地に対する初期対応として有効な方法は、被災地に何かを入れるのではなく、被災地から出すことが、その後の動きを格段に容易にします。 対応できる敵には対策をねって対抗するべきですが、圧倒的な敵には一時避難すること・逃げることが最善の策となります。圧倒的な災害は、災害現場のみなら ず、近場の避難場所も災害現場と考えるべきです。 ※こうすることで、二次災害の被災者にも新たな一時避難できる場所ができます。また、二重避難となり、第二次大災害(今回は避難場所にも新たに災害が及ぶ可能性が残されている→今後の余震で震度5以上が高確率で発生する)にも有効である。 ◎通常の日常生活が出来る場所で通常の家庭の中に「客人」として、迎え入れる疎開措置が、最も効率的で効果的な援助方法となる。余計な人員も時間も物資も不要で100%援助が被災者に反映される。 ■安否確認用に、このブログの掲示板を一時的に開きました。 2011年03月14日............................... ■CD内容を全てDL(ダウンロード)可能にします(文責:どんぐり倶楽部) ●東北関東大震災にともない、CDの作成が困難になりました。 ●3/末までを予定していましたが、今日現在で残数20枚になりました。 ●従いまして、3/末以前でもCDは完売した時点で販売終了とします。 ●ただし、CDの全内容(600MB程度)をDL(ダウンロード)できるようにします。 PCによってはDL(ダウンロード)に時間がかかりますが、全世界で即座に利用が可能となります。 ●海外在住の方も同様の恩恵を受けることが可能です。 ※お支払いもPaypalを利用できますので在住国の通貨で可能となります。 2011年03月13日............................... ■東日本大震災の避難措置(Emergency-Home-Stay-Project)についての提言(文責:どんぐり倶楽部) Help JAPAN ! Rescue TOHOKU ! Start Emergency-Home-Stay-Project ! ■この措置(Emergency-Home-Stay-Project)は福島の原発のことも考慮した上での最善策です。誰か気づいてください。 1.●疎開措置を早急に取るべし。 ※移動方法は被災地から幹線までは個別、幹線から地方までは大型バスや電車、幹線で乗り換えたために空いた車両はピストン輸送に利用する。 2.●九州(北部)・四国(北部)・中国地方を中心に疎開先として「部屋数×2ー家族人数」を疎開受け入れ可能人数とし、避難場所から早急に移動させるべし。 3●糸山家は4LDKですから、4*2-4=8-4=4→4名までの受け入れが可能です。部屋数と家族構成で具体的な疎開人数が確定できます。このことを被災している方々に今直ぐ伝えることで希望を持って頂けます。希望が命をつなぎます。その間に移動可能状態を作ります。 ※限度を超えた被災地に対する初期対応として有効な方法は、被災地に何かを入れるのではなく、被災地から出すことが、その後の動きを格段に容易にします。 対応できる敵には対策をねって対抗するべきですが、圧倒的な敵には一時避難すること・逃げることが最善の策となります。圧倒的な災害は、災害現場のみなら ず、近場の避難場所も災害現場と考えるべきです。 ※こうすることで、二次災害の被災者にも新たな一時避難できる場所ができます。また、二重避難となり、第二次大災害(今回は避難場所にも新たに災害が及ぶ可能性が残されている→今後の余震で震度5以上が高確率で発生する)にも有効である。 2011年01月22日............................... ■どんぐり問題:「良質の算数文章問題」製本化(文責:どんぐり倶楽部) お知らせです。「良質の算数文章問題」を学年ごとに製本化しました。ご利用ください。 →拡大→800% →拡大→800% →拡大→800% →拡大→800% →拡大→800% →拡大→800% →拡大→800% ■効果と使い方はコチラ ※「最初に選びたい学習方法〜どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」の効果と使い方〜」は、 教育の基本中の基本を文章化し、視覚化したものです。「良質の算数文章問題」をする・しないに関係なく 保護者・指導者には読んで頂きたいと思います。なぜ、幼児・児童期にはどんぐり<だけ>でもOKなのか(の方が格段にいいのか)も分かります。 2011年01月11日............................... ■最初に選びたい学習方法(文責:どんぐり倶楽部) ●「どんぐり問題・上(年長〜小3向け)」を出版するために解説をちゃこさんに書いてもらっていましたが、出来がいいので、 スピンオフ作品として単行本「最初に選びたい学習方法」として出版する事にしました。 将来的には、この本を読まないと問題を購入できないようにするかもしれません。 表紙はこんな感じです。 「最初に選びたい学習方法」 ※問題も各学年10題ずつ(合計40題)入れましたので、どんぐり問題初心者にも問題だけを使っていた方にもお勧めです。 ※「最初に選びたい学習方法〜どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」の効果と使い方〜」は、 教育の基本中の基本を文章化し、視覚化したものです。「良質の算数文章問題」をする・しないに関係なく 保護者・指導者には読んで頂きたいと思います。なぜ、幼児・児童期にはどんぐり<だけ>でもOKなのか(の方が格段にいいのか)も分かります。 ■スタッフ会議の結果780円になりました。...で送料が一律340円ですので...1120円になります。 予約のみコチラ(donguriclub@mac.com)へどうぞ、月末には順次配送できます。 ※「どんぐり問題・下」を出版する時にも高学年用の解説を書きますので、コチラも単行本化予定です。 ●問題自体は予定より少しだけ遅れて製本予定です。 2010年12月30日............................... ■実りある一年(文責:どんぐり倶楽部) ●最低でも15年はかかるだろうな、と思って最初の一歩を踏み出した「たどんぐり倶楽部」でしたが、今年(2010)は「身に余る光栄」と言いたくなるほ どの実りの年となりました。記録だけでも残せたらいいかな、と思った時もありますが、動ける間は動く事にしました。2015年までにもう少し整備出来れば いいかな、と思っています。 来年も宜しくお願いします。 ■出版情報:下記の本を2011.1/17に発行しまうす ●「どんぐり問題・上400題<0MX-3MX>」6000円※素晴らしい解説がついています。 ●「健全な中学受験」単行本 2000円(DL(ダウンロード)は1500円) ●スピンオフ作品「どんぐり問題の使い方ガイド」780円...問題も40題収録。 ※どんぐり問題の理論、使い方、実戦例、心構えが分かります。 2010年12月23日............................... ■健全な中学受験-脱稿(文責:どんぐり倶楽部) ■ご案内:e-BOOK http://homepage.mac.com/donguriclub/cart.html 健全な中学受験・目次 □考える力 2007・12/19 □広がれ!どんぐりの輪♪ 2008・02/13 □新☆どんぐり寺子屋 2008・03/12 □入試報告会と受験動向... 2008・03/18 □快のサイクル... 2008・03/31 □どんぐりだけ!... 2008・04/25 □どんぐり寺子屋... 2008・05/09 □中学校の選択... 2008・07/28 □視考力... 2008・08/04 □どんぐりの振り返り... 2008・08/11 □どんぐり問題とパパ... 2008・08/13 □両脳教育可能な問題... 2008・08/20 □どんぐりの問題を通して見えてくること...2008・08/21 □どんぐりの波及効果... 2008・08/22 □続く道... 2008・08/25 □仕切り直し... 2008・11/09 □グランの学習について... 2008・11/30 □親子勉... 2008・12/19 □親子勉2... 2008・12/22 □定着... 2009・01/19 □倍率・・・高っ!... 2009・01/23 □算数&睡眠学習... 2009・02/10 □親子でどんぐり問題... 2009・02/11 □壁の乗り越え方... 2009・02/17 □経過と想う事... 2009・02/23 □母親会議... 2009・03/19 □満足回路フル♪... 2009・04/09 □親の準備... 2009・04/21 □言葉の贈り物... 2009・05/08 □都立中学校見学・説明会... 2009・05/30 □過去問への旅1... 2009・05/31 □過去問への旅2... 2009・06/02 □過去問への旅3... 2009・06/03 □過去問への旅4... 2009・06/08 □過去問への旅5... 2009・06/10 □グラン、過去問の旅に出る... 2009・06/15 □どんぐりウェーブ?... 2009・06/18 □楽しかった30分間♪... 2009・06/19 □受験なんでも相談会... 2009・06/22 □グランのやる気... 2009・08/28 □塾とグラン... 2009・08/29 □中受と塾と子供のストレス... 2009・08/30 □テニス始めました。... 2009・09/29 □作文対策... 2009・10/05 □ドリルの宿題は何の為?1... 2009・10/07 □ドリルの宿題は何の為?2... 2009・10/08 □時間が欲しい!... 2009・11/16 □高学年のどんぐりっ子... 2009・11/20 □競争の結果とプチの日常... 2009・11/27 □トレスとやる気の狭間で... 2009・12/04 □グランの志望校... 2009・12/04 □マイペース... 2009・12/11 □忘年会&冬休み... 2009・12/27 □模試について... 2009・12/28 □心の奥にしまっておく。... 2009・12/29 □「勉強=遊び」で楽しくチャレンジ2010・01/02 □作戦が要... 2010・01/03 □受験アドバイス依頼1... 2010・01/04 □アドバイス1・へい、おまち...2010・01/04 □受験アドバイス依頼2... 2010・01/05 □アドバイス2・へい、おまち...2010・01/05 □受験アドバイス依頼3... 2010・01/05 □アドバイス3... 2010・01/06 □アドバイス4・最終調整に入る前に2010・01/07 □受験アドバイス依頼4... 2010・01/08 □アドバイス5・参考ファイル...2010・01/08 □どんぐり草の根運動(報告)...2010・01/08 □受験アドバイス依頼5... 2010・01/09 □アドバイス6・グランく〜ん...2010・01/09 □アドバイス7・参考ファイル:漢字2010・01/09 □受験アドバイス依頼6... 2010・01/10 □アドバイス8・保護者読解法...2010・01/10 □受験アドバイス依頼7... 2010・01/12 □アドバイス9... 2010・01/12 □ライン... 2010・01/13 □いろいろな振動... 2010・01/14 □結局... 2010・01/15 □受験アドバイス依頼8... 2010・01/22 □アドバイス10・最終調整前のリセット2010・01/22 □受験アドバイス依頼9... 2010・01/23 □アドバイス11・最終調整(1月25日)2010・01/24 □受験アドバイス依頼10... 2010・01/25 □価値観... 2010・01/27 □きっと、キット... 2010・01/29 □受験アドバイス12... 2010・02/01 □受験アドバイス依頼11... 2010・02/02 □所属... 2010・02/02 □受験報告1... 2010・02/02 □受験後アドバイス1... 2010・02/02 □受験後アドバイス2... 2010・02/03 □受験報告2... 2010・02/04 □受験後アドバイス3... 2010・02/04 □受験報告3... 2010・02/09 □受験後アドバイス4... 2010・02/09 □記録しておく... 2010・02/09 □12さい... 2010・02/10 □受験報告4... 2010・02/13 □受験後アドバイス5... 2010・02/13 □受験報告5... 2010・02/16 □遅咲きのサクラ... 2010・02/17 □72日前の夢... 2010・02/20 □カンパイ... 2010・02/23 □どんぐりママ友と清澄庭園へ...2010・03/01 □中受、振り返り1... 2010・03/08 □中受、振り返り2... 2010・03/10 □中受、振り返り3... 2010・03/16 □中受、振り返り4... 2010・03/20 □中受、振り返り・オマケ... 2010・04/03 □子育て完了期... 2010・05/23 □特別って、何だろ?... 2010・06/10 □締めくくり... 2010・06/21 ■概略■ 2006年04月・「良質の算数文章問題」開始 :グラン小3・プチ小1 2008年・8月・「良質の算数文章問題」終了 :グラン小5の8月25日6MX終了 2008年11月・どんぐり式中学受験開始 :グラン小5の11月 2009年11月・小6の11月から本格稼働 :受験72日前 2010年01月・どんぐり倶楽部に相談 :アドバイス開始 2010年02月・中学受験本番 :渋谷教育学園渋谷中学校・合格 ※塾からの指導は一切受けずに72日間の受験勉強で難関中学合格 【あとがき】 今回、ハルさんにブログとメールの公開を了承していただき、どんぐりっ子の中学受験の実践記録を公開する事が出来ました。これを機に、危険な中学受験を回避し、楽しい中学受験、あるいは受験に惑わされない進学を考えていただければと願っています。 本文の繰り返しになりますが、可能な限り(引っ越してでも)中学受験は回避してもらいたいというのが本音です。どんぐり問題が公開されている今、教育環境に関係なく、家庭で思考力養成は簡単にできます。 そして、進学を希望するならば、自力でどうにでもなります。どんぐり倶楽部を知った方にとっては、教育格差など存在しません。 子供本人の、趣味や本心からの希望で行きたい中学が、たまたま受験をしなければ入学できない場合には、好きなスポーツをしたり、読書をしたり、音楽を聴いたりするように受験勉強に取り組めばいいのです。 どんぐり倶楽部では、それが出来る力を、家庭で育てるに十二分な理論も手法も情報も材料も実践記録も公開しています。どうぞ、使って下さい。 また、小学校で使っていただければ、この本の主人公であるグラン君の弟プチ君が言っているように「塾行かなくてもいいからのんびり出来るし、学校でどん ぐりをやってくれるといいのにな。そしたらみんなも塾行かないで済むから、一緒に遊べる」ことになります。これが、本来の教育の姿ではないでしょうか。 元々、どんぐり倶楽部は学校の先生をサポートするために立ち上げたものなので、全ての準備は整っています。既に、学校で取り入れて全校で実施している公立小学校もあります。 教育、特に日本の教育は、一瞬で変わる事が出来るシステムを持っています。今までは理論がなかっただけです。どんぐり倶楽部では理論も公開してありま す。 この本の題名は「健全な中学受験」ですが、「受験」ではなく「健全」とは、どういうことか、今一度、根本的に考えて頂きたいと思います。私の答えは 「どんぐり倶楽部」にありますが、大事なのは、今育っている子供達の保護者や教育に携わっている先生達の答えです。実際に子供達に与えられている教育のみ が、子供達を育て、未来を作っていくからです。 どうか、子供たちを宜しくお願いします。 2010年12月24日・糸山泰造 付録目次(e-BOOK仕様) 1■どんぐり方式・中学受験・・・・・・128 2■都立対策をしなかった理由・・・ 132 3■合格枠を考えるときの手順・・・・・133 4■仕上げ度数%での合格率計算法・・・134 2010年12月18日............................... ■健全な中学受験-あとがき(文責:どんぐり倶楽部) ●「健全な中学受験」を脱稿しました。「あとがき」を掲載します。2011年には製本化しますが、それまではe-BOOKで配布します。製本化時に割愛するかもしれない部分を付録目次にしています。興味がある方はe-BOOKを入手して下さい。 ※予約受け付け中です。donguriclub@mac.com 配信は12/24〜です。 健全な中学受験・表紙 あとがき 今回、ハルさんにブログとメールの公開を了承していただき、 「どんぐり」で育った子供の中学受験の実践記録を公開する事が 出来ました。これを機に、危険な中学受験を回避していただき、 楽しい中学受験、あるいは受験に惑わされない進学を考えていた だければと願っています。 本文の繰り返しになりますが、可能な限り(引っ越してでも) 中学受験は回避してもらいたいというのが本音です。どんぐり問 題が公開されている今、教育環境に関係なく、家庭で思考力養成 は簡単にできます。 そして、進学を希望するならば、自力でどうにでもなります。 どんぐり倶楽部を知った方にとっては、教育格差など存在しませ ん。 子供本人の、趣味や本心からの希望で行きたい中学が、たまた ま受験をしなければ入学できない場合には、好きなスポーツをし たり、読書をしたり、音楽を聴いたりするように受験勉強に取り 組めばいいのです。 どんぐり倶楽部では、それが出来る力を、家庭で育てるに十二 分な理論も手法も情報も材料も実践記録も公開しています。どう ぞ、使って下さい。 また、小学校で使っていただけるのであれば、この本の主人公 であるグラン君が言っているように「塾行かなくてもいいからの んびり出来るし、学校でどんぐりをやってくれるといいのにな。 そしたらみんなも塾行かないで済むから、一緒に遊べる」ことに なります。これが、本来の教育の姿ではないでしょうか。 元々、どんぐり倶楽部は学校の先生をサポートするために立ち 上げたものなので、全ての準備は整っています。既に、学校で取 り入れて全校で実施している公立小学校もあります。 教育、特に日本の教育は、一瞬で変わる事が出来るシステムを 持っています。今までは理論がなかっただけです。どんぐり倶楽 部では理論も公開してあります。 この本の題名は「健全な中学 受験」ですが、「受験」ではなく「健全」とは、どういうことか、 今一度、根本的に考えて頂きたいと思います。私の答えは「どん ぐり倶楽部」にありますが、大事なのは、今育っている子供達の 保護者や教育に携わっている先生達の答えです。実際に子供達に 与えられている教育のみが、子供達を育て、未来を作っていくか らです。 どうか、子供たちを宜しくお願いします。 <付録目次> 1■どんぐり方式・中学受験・・・・・・128 2■都立対策をしなかった理由・・・ 132 3■合格枠を考えるときの手順・・・・・133 4■仕上げ度数%での合格率計算法・・・134 2010年12月03日............................... ■どんぐり書房・第1弾(文責:どんぐり倶楽部) ●Amazonで発売予定の問題集の表紙が出来ました。 ●良質の算数文章問題・上<年長〜小3向け400題> どんぐり書房 ※400枚の添削例をカラーで使います。 上下で700枚+α。今まで、門外不出(?)だったどんぐりの核が公開されます。←ただの、お絵書きですけど。そこがミソ。 0MX00-99→オモテ表紙・表 1MX00-99→オモテ表紙・裏 2MX00-99→ウラ表紙・裏 3MX00-99→ウラ表紙・表 ■第2弾 ■良質の算数文章問題・下<小4〜小6向け300題+α> どんぐり書房 4MX00-99→オモテ表紙・表 5MX00-99→オモテ表紙・裏 6MX00-99→ウラ表紙・裏 EX000-006→ウラ表紙・表 2010年12月02日............................... ■「どんぐり」だけで<全国統一小学生テスト>(文責:どんぐり倶楽部) <2010.12の未公開記事> ●時々、「どんぐり」だけで本当に大丈夫なんですか?と言われる。こう聞いている時点で「どんぐり」を詳しくは知らないという事ですが、「普通に、大丈夫です」と答えておく。 おそらく、様々な学習方法(◎◎式)(**式)(××式)があって、それらは総合的な学力養成にはなっていないから、あれもこれもしてるんだろうな。あるいは、塾でトータルに(なんてできないんだけど)学習しなければいけないという固定観念があるんだろうな。 ●「どんぐり」だけって人はもちろんいる。私の子供たち3人はそうだし、モチロン塾とは無縁。受験勉強も中3の8月からだけ。というと、先生のウチだか ら...と言われる。ので、先生のウチじゃなくて、「どんぐり」だけで、塾とは無縁の「どんぐりっ子」紹介。一応、算数で見ると...。あ、国語の読解力 も抜群に良くなるんだけどね。他の教科も。 ●どんぐり歴3年...現在小2:四谷大塚の算数で偏差値68.5 ●どんぐり歴3年...現在小5:四谷大塚の全国統一小学生テストで偏差値70.1(4科目69.0) ※塾とは無縁で「〜だけ」というスタイルで、この数値はまず、でない。でも、「どんぐり」なら出てしまう。 どんぐりやってれば、誰でもってわけじゃない。でも、やってなくて、この数値は出ないし、それ以外にはやらなくてもいいってことの証にはなってる。だっ て、実際に、他には何もしていないのに、幼児教育から始めて**式、**教室、〜塾と勉強づけでも、こんな数値にはなかなかいかないのが現実だからね。 <追記> 2011.04情報...SAPIX6年生全国テストトップも「どんぐり」してます。四谷大塚の全国小学生テスト第1回の4年生の全国トップも「どんぐりっ子」でしたね。偶然ではありませんよ。 2010年12月02日............................... ■GIE(文責:どんぐり倶楽部) ■General Intelligent Education:GIE Master Course ■お問い合わせは donguriclub@mac.com へ ■糸山先生が直接指導する「「どんぐりポケット」では、視考力を活用した思考力養成教室:保護者にも子供にも視考力の使い方を体得していただきます。「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」その子の本来のペースで学習でき家庭での環境設定を考えていきます。 ■偶然教育ではなく100%確実に本当の学力を育てるシンプルな学習方法を身に付けて頂きます。 ○不要な不安を抱かずに、伸び伸びと子育てと教育を楽しめるように。 ○対象:保護者+子供(0-12才):幼児・児童期教育の指導者(プレママ、プレ先生でもOK) 場所は福岡県福岡市の西鉄高宮駅周辺(5分以内)です。電車・バス・車でどうぞ。 「保護者と指導者の羅針盤となる場所」→思考力の正体が分かれば対応策も分かる。算数教室ですが国語の読解力も育てられます。 ●保護者は0-5の6年間を通じて子育てと教育の原則を身に付けます。させない教育の重要性など ■レギュラーメンバー入室優先度...POCKETの在籍期間の長さに応じて優先度が変わります。 ............................... DB:ドングリベイビーメンバー:クラスはありませんので自由に参加して下さい...教材はありませんので教材費は無料 ■DONGURI Baby member...(Warm_up_term) 施設利用費のみ...週4日自由(月火木金)費用:4000円/月 0-2(幼児)<見守り隊>13:30-16:30(10:00-16:30) 週4日自由(月火木金)...時間の流れの調整のみ(何も「させない」指導:感味力を守る)...させない教育 ※親子参加 ............................... DP:ドングリポケットメンバー:教材は「お試し・良質の算数文章問題」のみ(「良質の算数文章問題」からのセレクト)ですので1年間500円のみです。 ■DONGURI Pocket member→3.4.5才(年少・年中・年長)児と保護者13:30-16:30(10:00-13:00/13:30-16:30)週1日.......プレどんぐり体験(絵図を楽しむ体験) 保護者が解く(保護者というお手本を見せる期間:子供はしない。同じ時空間にいるだけ)...年長では一緒に問題をする時間を共有する 費用:8000円/月※親子参加(子育てと教育の大原則の講義+保護者による「良質の算数文章問題」体験) ※1日3時間(途中参加・退室も可能ですので可能な限り参加して下さい。「のんびり」体験の威力を体験しましょう) 1.最初の1時間で、時間の流れを自然な個々のテンポに戻す。特に何もしない、させない。やりたい事があれば自分のペースで遊ぶ。...保護者も同じ 2.次の45分間で、動きや感情や感覚を楽しむ。 3.次の30分で、保護者による「良質の算数文章問題」体験。0mx-6mx 4.次の45分で、自分なりの消化をする。 ※以上、3時間。 ※親子参加:保護者には問題を解いていただきます。保護者が「お手本」になる準備としての体験教室です。 ............................... DJ:ドングリジュニアメンバー:教材は「良質の算数文章問題」のみですので1年間1500円のみです。 ■DONGURI Junior member(小1-小3)17:00-19:00 週1日....視考力を活用した<理解力→思考力>養成:週1日(月火木金) (途中参加・退室も可能ですので可能な限り参加して下さい。「のんびり」体験の威力を体験しましょう) 費用:8000円/月※親子参加が望ましいが、子供のみでも可能。全科目に応用できる視考力の使い方をマスターします。 ............................... DM:ドングリレギュラーメンバー:一人で出来るドングラー...教材は「良質の算数文章問題」のみですので1年間1500円のみです。 ■POCKETの在籍期間の長さに応じて優先度が変わります。 ■DONGURI Regular member(小4-小6)17:00-19:00 週1日...思考力養成:週1日(月火木金)(途中参加・退室も可能ですので可能な限り参加して下さい。「のんびり」体験の威力を体験しましょう) 費用:8000円/月※原則子供のみ(保護者同伴も可)中学受験はしないけれども、中学受験生と同等以上の学力は身に付けておきたい。 ............................... DIM:ドングリイレギュラーメンバー:教材費も指導料も変わります。 通常の塾の方法が馴染まない中学受験生。「健全な中学受験」を目指す方。※希望があれば受験指導もしますが、ご相談下さい。保護者同席をお願いする場合があります。 ............................... ■OneZemi Regular member 13-15 on line .......................................高校受験のサポート ON Line...1000-1500-2000円/月(お小遣いで) ............................... ■OneZemi Venture member 16-18 on line※18才の成人式.................オンライン添削の方法を教える(教育の永久循環) Side_Work...2000円(自分で稼働すれば収入になるアリバイト機能付き) ************************************************************************ 「指導者養成講座 in 福岡」とは ■視考力を活用した学習方法を体得していただきます。 ■どんぐり倶楽部の指導者として必要な知識・考え方を身に付けていただきます。PCでの添削指導も学んでいただきます。準拠教室を開催できます。 ※シリアルナンバーが付いている「どんぐり倶楽部・指導者講習受講修了証」を発行します。(リーダー資格、マスター資格、公認教室などについては研究会のページを御覧下さい) 場所は西鉄高宮駅周辺(5分以内)です。電車・バス・車でどうぞ。 高宮駅には、図書館、BONPARAS(スーパー)などもありますので、お買い物なども済ませる事が出来ます。 General Intelligent Education:GIE Master Course 第一章〜第十二章(12才までの子育てと教育)...指導者を目指さない人も受講可能です。 ■指導者養成コース(日曜日のみ):講師:糸山先生[2011.4-2014.3の3年間のみ実施予定]...テキスト代は不要です。 ■修了者はポケットにて無料スタッフ研修に参加できます。 1.平日コース・前期4月〜7月→3時間×10回=30時間(5000円×10=50000円)合計30時間 水曜日・土曜日の午後3時間を使って4ヶ月で合計30時間の講義を受講します。 日にちは個人の予定に合わせて相談の上決定。 ※理解度により、実際の子供たちのクラスにも参加可能。 ※PCでの添削方法も講習します。 2.平日コース・後期コース9月〜12月→3時間×10回=30時間(5000円×10=50000円)合計30時間 水曜日・土曜日の午後3時間を使って4ヶ月で合計30時間の講義を受講します。 日にちは個人の予定に合わせて相談の上決定。 ※理解度により、実際の子供たちのクラスにも参加可能。 ※PCでの添削方法も講習します。 3.合宿コース2月〜3月→6時間×5回=30時間(10000円×5+2000円[宿泊費]×5=60000円)合計30時間 午後+夜 講習は2011.4からですので合宿コースは2012.2-3からを予定しております。 (教室の準備が整えば2011.2-3でも可能ですが現在のところ予定していません) 予定は土曜日夜か(個の場合も宿泊可能です)日曜日朝にきていただいて、日曜日に6時間の講習を受けていただきます。 講習当日は宿泊していただき翌朝帰る事が可能です。もちろん、当日帰る事も出来ます。 2-3月の日曜日を使ったプランとなりますので、日曜日ごとに5回受講していただく事になります。 ※PCの使い方〜添削の仕方、etc... 4.平日ゆっくりコース・4月〜12月→1時間×30回=30時間(50000円) 水曜日の夜1時間(20:00-21:00)を使って9ヶ月で合計30時間の講義を受講します。 ※理解度により、実際の子供たちのクラスにも参加可能。 ※PCでの添削方法も講習します。 5.【2012.4〜】のコースです。平日宿泊コース(5泊6日)毎週1名〜4名:週によって男女別になります。ご夫婦の場合は同時受講可能です。 どんぐりポケットStaffとして、教室体験(6×4=24時間)をしながらShort_Lec(ミニ講義6時間)を受講する。合計30時間。 ※毎日、宿題が出ます。レポート提出もあります。(レポートは後日、PC用のファイルで提出して頂きます) ※PCでの添削方法も講習します。 ・備え付けテキスト...使用無料(購入される場合は原価) 「思考の臨界期・1.2.3.(「究極の思考形態の育て方」公開)」 「子育てと教育の大原則」 「12歳までに「絶対学力」を育てる学習法」 「健全な中学受験」 「寺子屋のススメ:全ての既存の教育方法を検証する」 2011前期...一期生 2011後期...二期生 2011合宿...三期生 2012前期...四期生 2012後期...五期生 2012合宿...六期生 2013前期...七期生 2013後期...八期生 2013合宿...九期生 2013_4_Special_Short_Stay_2泊3日...十期生 ・開講 ●2011.4/9からになります ・申し込み方法/申し込み締め切り/支払い ●受講申し込み後(締め切りは開講2週間前まで)に、受講許可が下りてから当日まで間での一括前払いになります。 ※当日持参でも結構です。 ・リーダー認定/準拠教室の開講について ●各学年のリーダー認定には全問題を添削してもらう必要がありますので、どんぐり教育研究会で添削を受ける必要があります。こちらでは、指導者認定をすることになります。 ※下記参照 http://www.donguriclub.com/adviser.html ●モチロン準拠教室は開くことが出来ます。この講習を受ける事で自信を持って教室運営や指導が出来るようになることを目指します。 ●自信以外の唯一の特典はシリアルナンバーが付いている「どんぐり倶楽部・指導者講習受講修了証」くらいです。 何の制約もありませんので、自由な指導が出来るようになるでしょう。 ●パソコンでの添削方法も受講内容に入っていますので、どんぐり問題のFAX添削等をする在宅ワークとしても利用できます。 ※指導者養成が目的ですので教室運営等に関しては関知しません。相談等は別途、通常の質問としてお問い合わせ下さい。 ............................................................................................................................ ■健全な子育て・健全な教育(なぜその教育方法が危険なのかの実証実験・なぜこの教育方法が健全なのかの実証実験) ※現在行われている全ての教育法を検証する。そして、そこに使われている理論を検証する。つまりより所となっている事の真偽を体験的に確かめる。 ■人間の定義から始める。 外見が人間であっても人間に成長できているとは言えない。 ヒトを人間に育て上げる事が、子育てであり、教育の目的である。 この目的は「理想」ではなく、「最低限クリアすべき責務」である。 あらゆる成長の基盤となる「豊かな原形イメージ」について 子育てとは何か、を明確にする。 .....子育ての正体 教育とは何か、を明確にする。 ..............教育の正体 分かるとは具体的にどうする事かを明確にする。理解力の正体 考えるとは具体的にどうする事かを明確にする。思考力の正体 決めるとは具体的にどうする事かを明確にする。決断力の正体 etc...読解力の正体、表現力の正体、リタラシーの正体 ※考える事が楽しいと感じられる子に育てるための理論と実践方法。 行動するときの注意点。 ■意識するとは、 自力で、自分の頭の中に視覚イメージの再現をして、その再現した視覚イメージを見る事で再入力すること。 自分で再現する、つまり、再構成して作り出すのだからオリジナルのアレンジが加わっている。 気になるところはデフォルメされ気にならないところは再現されない。 気になるの気とはエネルギーのこと。 エネルギーをどのくらい傾けているか、注いでいるかで、再現性が変わり、記憶が変わる。 バランスよく配分する。核心を見抜き、その部分を吸収する。 2010年11月25日............................... ■キャッチコピー(文責:どんぐり倶楽部) ●中学受験で注意すべきキャッチコピー(誘い文句)に「余裕を持って合格させます。」という言葉があります。 もちろんキャッチコピーに過ぎませんが、受験生の親子は、余裕という文字を聞いただけで「良い」と勘違いします。キャッチコピーの殆どは、買い手が勝手に勘違いしてくれる条件反射を利用したキーワードの組み込みになっています。 「脳の活性化」と同じで「活性化」が、何の良い状況も示していないのに、「活性化」と聞いたら条件反射的に「良い」を連想してしまう。だから、キャッチコピーに利用されるのだが、条件反射なので無意識に思い込んでしまうところが怖い部分です。 なぜなら、無意識に思い込んだものは、相当意識して検証しないと、その思い込みから抜け出すのが難しいからです。さらに、検証しようと意識するまでにも相当な時間を要しますので、肝心の受験(や子育て)は終わってしまっている事も多いのです。 さて、本当の意味での、中学受験で「余裕を持って合格させます。」というのは何か分かりますか? 高得点で余裕を持って合格する? 早い時期から受験勉強を始めて負担を軽く(分散)する? 受験対応のテストに慣れさせておく? 先取り学習で難しい問題に時間を沢山使えるようにする? 全て的外れな考え方です。 ●中学・高校受験において、「余裕を持って合格させる」とは、「ノビシロを保ったまま」という意味です。 従って、ノビシロを縮めたり、潰してしまったりする悪影響のある学習方法(パターン学習・大量暗記暗算・高速学習)を極力制限しつつ、無駄な時間を使わ ずに、豊かな感性を保ちつつ、その子が主体的にノビノビと勉強できるプランを組み立てて、なおかつ、合格させるということです。 合格平均点をこえる高得点を狙って鍛えるなんて、単純な事ではありません。 合格させる事(高得点をとらせる事)は難しくはありません。 難しいのは、いかに「ノビシロを保ったまま合格させるか」なのです。これは難しい。 ...でも、方法を知っていれば出来ます。覚悟さえあれば可能なんです。 「健全な中学受験」は、この「ノビシロを保ったまま合格させる方法」の理論と実践の記録です。 2010年11月23日............................... ■健全な中学受験〜まえがき〜(文責:どんぐり倶楽部) ●e-BOOK「健全な中学受験」の<まえがき>を受験した本人とお母さんに書いていただきました。本人の文章はe-BOOKでのお楽しみにします。お母さんの書かれた〜まえがき〜のみ先行公開します。 予約はコチラからできます。 〜 はじめに 〜 いろいろあった息子の中学受験が思い出に変わりつつある私のもとに『「健全な(オマケで)中学受験の実践記録」を<どんぐり書房>からe-BOOKとして 出そうと思います。もちろん、haruさんのOKがあればですが、どうでしょうか。で、よければ、お母さんとグランくんに「まえがき」をお願いしたいんで す。「あとがき」は私が書きます。』という一通のメールが糸山先生から届きました。 メールを読んだ直後の私は突然の話に困惑し、断る理由を探していました。なぜなら、私達親子がやってきた受験勉強はどんぐり倶楽部が提案する「お手本を見 せる中学受験」からは程遠い物であったことを私自身が一番良く理解していましたし、私のとめどもないつぶやきブログが読み物にしていただくだけの価値があ るとはどうしても思えなかったからです。その上、糸山先生の「あとがき」につり合うような「まえがき」など我々親子に書けるはずがない!と思いました。 ところが、この話を子どもにすると「中受の記憶...だいぶ忘れたなぁ。過去問の勉強は楽しかったけど、まえがきになるよう話なんてあったかな?でも、糸山先生のあとがきは・・・読んでみたいな〜。」と言うではありませんか。 予想外の答えに驚きつつ、そう言われてみると「確かに糸山先生のあとがきは、読んでみたいなぁ。」と思いました。そして、糸山先生と以前お会いした時に 「アドバイスできることは他にもあったけど、半分くらいしか、あなた達には伝えていないんだよ。」と言われたことを思い出し、もしかしたらe-BOOKの 中で、その一部を聞かせていただけるな?と思いつき、糸山先生のアドバイスが加わる形であれば、これから「健全な(オマケで)中学受験」を志す子ども達の 役に立てるのではないだろうか、と次第に思うようになりました。? どんぐり倶楽部では、教育的観点から「できてもしない方がいい」と言われている中学受験です。非常に納得のいく話ですし、我が家には特別メどうしてもモ の、中学受験をしなくてはならない理由などありませんでした。ですが、私達は子どもが伸びたい方向へ健やかに成長して行くことを願っていましたので、本人 が望むのであれば必要な選択肢の一つとして用意してあげたいと考え、糸山先生の本の中で紹介されていた「悪影響を最小限に抑えつつ、合格するための受験勉 強方法」を参考に中学受験に臨むことにしました。家庭によって中学受験を視野に入れている理由は様々でしょうが、親が子どもの幸せを願っているということ と、子どもがその先に自分の明るい未来を見ている点においては、みんなの共通の想いだと思っています。 しかし、世に出ている中学受験の体験記などでは、子どもの感情を育てる時間を削るばかりか、存在そのものを否定するようなことを口にしてしまったという親 の告白を目にします。その中にはこんな筈ではなかったという後悔や、後に続く人達へ反面教師にして欲しいという気持ちも含まれているのかもしれません。で すが、親の懺悔で子どもの記憶からその過去を消し去ることができるかというと、それはちょっと難しいのではないでしょうか? 糸山先生は「教育とは子育てのほんの一部ですが、人を成人させるには重要な役を担っており、教育者はそのことを明確に意識していなければならない」と言わ れています。私もその考えに賛同する一人で、受験という経験は過程も含め、子育てにおける教育の中のほんの一部に過ぎないと思っています。 同じように感じている親は決して少なくはないはずなのに、渦中にいる親は教育の本質を見失い、何だかおかしな方向へ進んでいきかねない要素を含んでいるのが、親子二人三脚と言われる中学受験の怖いところかも知れません。 そんなことから、私は子どもの中学受験を決めた時に、保護者として与えられた教育者の役目を見失わないよう日々明確に意識していこう!と、心に誓いまし た。他のことは出来ていないことの方が多い私でしたが、この点だけは、自分でもなかなかよく頑張った!と、そう思っています。 少し偉そうなことを言ってみましたが、中学受験を意識した生活に入ってからの私は、決して穏やかな気持ちで毎日を過ごせていた訳ではありません。中学校に 行ったら楽しい授業が受けたいなぁ、と思うだけで覚悟のない小学生が進める受験勉強は、親が立てた計画通りに進むはずなどなく、子どものペースに合わせて 計画表の変更を繰り返しながら進めて行きました。予測はしていたものの、逆算して計画を立てる側の親にとって、このことがこれほど忍耐の要する仕事になる とは思っていませんでした。遅くても6年生の夏までには本人が第一志望校を決めれるように準備を進め、入学後のイメージを膨らませ、もう少し早く受験生の 自覚を持たせられていたら、終盤であんな風に苦しまずに済んだにちがいない・・・と、今更の話ですが、そう思います。 受験勉強の取り組みでは、準備に取り掛かるのが遅く「90%の精度で予想する」からは程遠い状態の親でしたが、それでも過去問を何度か繰り返し読んでいく うちに、やはり合格の鍵は過去問の中にあると思えたので、過去問で準備を進めて行きました。また、子どもと一緒に進めていると、学校からのラブレターとも 言われる過去問と子どもの相性は、子どもの入学後の生活が占えるようにも思え、親の考えていた都立より現在の学校の方が息子には合っているのかも・・・と 迷いはじめ、親の方も第一志望校を絞り込めずにいました。 また、過去問を時間制限なしで取り組んでいる間は親子で苦楽を共にしながら進めていましたが、本番を意識し、時間という制約が出て来た段階になってから は、そうはいきませんでした。その段階になって初めて、いい加減な分析ではメ勝ちに行くモの作戦を立てることが出来ない、ということに気付いた私は、愚か な自分を悔やみましたが、そこから先はただの傍観者でいるしかない、本当に情けない親でした。今、改めてあの時を振り返ってみても、最終的には、子どもが 自らの力でその壁を越えて行った受験だったと思い、心震えます。 ですから、これから(オマケで)中学受験に挑戦しに行こうと考えている保護者の方には、どうか準備を万全にし、最後まで傍にいて力になれる親であって欲しいと思いますし、親にとっても後悔のない受験にしていただきたい...と願っています。 さて、 中学受験では滑り込みセーフの息子でしたが、今は毎日楽しそうに学校に通っています。部活がない日も帰りは遅く、友達との会話を楽しんでいる様子 です。時々、帰って来てから「今日の授業は面白かったよ。」と話をするのですが、公立中学出身の私には進度の速さや内容の発展度に驚くことも多く、授業で ちゃんと消化出来ているのか心配になったりもします。でも、「僕は渋渋に通えて、本当に幸せだ〜。」と言って微笑んでいた息子の顔を思い出すと、今の学校 に通わせてあげることが出来て本当に良かったと、親としても嬉しく幸せに思っています。そして、この幸せも糸山先生の力添えがあってこそ、と、感謝してお ります。 そんな息子の学業成績はというと、一学期の中間・期末ともに、殆ど勉強せずテストを受けている様子でしたが、全教科合計での点数はほぼ平均と同じ(面談で聞かせていただいた順位もほぼ真ん中くらい)でした。 3回目の定期テストになる二学期の中間テストでは、中学生としての自覚が出てきたのか、初めてテスト勉強をしている姿も見られました。ところが、その勉強 の仕方はほとんどノートに書かずに目で復習することが中心で、不安な箇所は家族を捕まえて説明しながら自分の弱点を確認し補強して行くという方法なので す。この書かずに目で復習という勉強法は、中学受験の時に糸山先生から教わった方法で、書くこと中心で学習してきた私からすると「本当に大丈夫なの?」と 思ってしまうような、見た目にはなんとものんびりした様子でしたが、戻って来た点数は1教科だけ平均点に1点届かなかった以外は平均を超え、かなり良く出 来た教科もいくつかあり驚きました。(度数分布表を出さないのが学校の方針なので、順位については分かりません。) また、「やりたいことがたくさんあるから、自由時間は出来るだけ確保したいんだ。だから、勉強は授業時間で消化するように頑張る。」と言っているのを聞く と、小学生時代に自由時間を確保し、時間に支配されることなく過ごしてきた子だからこそ出てくる言葉かな?と思ったり、マイペースで夜遅くまで勉強すると か塾に通うという発想が全く出てこないのは、塾に通わずに突破した中学受験で得た力かもしれない、と思ったりしています。 こうやって考えてみると、息子はどんぐり倶楽部に出会って、視考力という宝を手に入れた以外にも、たくさんのオマケを手に入れてきたように感じます。 これから中学受験にチャレンジする子どもたちにとって、自分の「健全な(オマケで)中学受験」の体験は大切な経験となることは間違いありませんが、そのオ マケの力も手に入れ、自分の人生を他人に預けたりせずにクリエイターとして毎日を楽しんで欲しい...、と、そう願っています。 ............................... ※ちなみに、弟くんは先日(2010.11/3)の四谷大塚|全国統一小学生テスト・小5での4科偏差値が69(算数は70.1)でしたよ。もちろん、ど んぐり以外は何もしていないから、余裕で楽しくこの結果なんです。もう、そろそろ気付いてもいいんじゃないかなぁ。2009年の小4の総合トップもどんぐ りっ子なんだよ。 ■テストという意味のない事に意味があると勘違いしたり、価値のない事に価値があるように思い込んでたりしていては、正常な判断が出来なくなりますから注意しましょうね。 自分が気になったから、オマケで受けてみた...分かったからもういいや。くらいで終わりにしましょうね。 意味のないトップを目指してテスト対応のパターン学習に入り、猿真似学力を鍛えている場合ではありません。この時期は、パターン学習では得られない、遥に優れている本当の学力(究極の思考形態に繋がる回路)を養成することができる貴重な時間なんですからね。 2010年11月22日............................... ■先生に見て欲しいブログ(文責:どんぐり倶楽部) ●「ねっこをのばそう」という、どんぐり倶楽部の理念と理論をベースにした、小さな小さな学習教室をしている、ちゃこ先生の記事を紹介します。 ............................... 「先生!!先生!!教えてください!!」 金曜日のこと、教室に飛び込んできたタツローとKENがそろって聞いてくる。 何事かと思ったら、 「なんで分数の割り算はひっくり返してかけるんですか??!!!」「面積図じゃわからなくて!!」「先生もわからなくて!!」「今日は公文の恐ろしさを知った!!」 どうどうどう。^^;; 聞くと、分数÷整数の単元で、みんなで5/6÷3を図を書いて考えたんだけれど、ひとりどうしてもわからない子がいて、その子にわからせようとがんばっている時に、公文に行っている子が「ひっくり返してかければいいんだ」と発言した。 それで、なんでひっくり返してかければいいの?という話になったんだけど、公文に行っている子はもちろん、先生もわからなくて、インターネットで調べまくったんだけれど、わからなかった。...という話。 「先生、一生懸命調べてくれたんだ。いい先生だね!」「割り算の意味がわかれば、なんでなのかわかるよ」「教えて!!」ということで、3年生ぺこちゃん、4年生たあ坊も一緒に、お宝算の話からもう一度。 さすがに一番よく覚えていたのが、一学期に割り算を習ったぺこちゃんでした。^^ 「お宝・人数・わけまえ・・・・おお!!!こんなところにお宝が!!」 あめ玉争奪戦から始まった実感算数。 「分け前(ひとり分)を求めるのが割り算」ということを確認して、整数÷整数、整数÷分数、分数÷整数、 まではみんなで絵を描きながら考えてもらい、分数÷分数は6年生だけに続けて考えてもらいました。 「1/2人」「1/3人」というのはいつでもうけますね。^^ 「6年生の問題も、絵を描けばやっぱりわかるんだ!」とたあ坊。ぺこちゃん。 割り算とは「1人分」を求めることなんだ、ということがわかったKENとタツローは 「わかった!わかった!」と大興奮で次々と問題を解いていきます。 分数÷分数も絵図で解いてみた後に、繁分数[ハンブンスウ]の形で表して、分母(人数)を「1」にするためには、逆数をかければいいんだ、ということも発見してもらいました。 ※繁分数:分母または分子自体を分数で書いてある分数。 「あ〜〜すっきり〜〜!!やっと、わかった〜〜〜!!」「あ〜〜!!先生をここに連れてきたい!」「みんなにも聞かせてあげた〜い!」「先生、学校に来てみんなにこのこと教えてあげてください!」「そうだそうだ!」 「う〜〜〜ん。^^;;」出かけて行きたいのはやまやまだけど、それはできないから、KENとタツローがみんなに教えてあげてね。 「よし!!」「そうする!!」「先生、驚くぞお!」とふたりはまあ、いつになく熱心にノートも取り、時間を過ぎてもいろいろと質問をして、興奮冷めやらぬ様子で帰っていきました。 分数が割合を表していることなども、以前から話してきたんだけれども、「自分から知りたいと思った時」でないと、忘れちゃうし、つながらないんですね。よくわかりました。(苦笑) そして「知りたい」と思った時にはこんなパワーが!! 来週は「基準を変える」という言葉を教えてあげようと思います。 前回のKENの「なんで山のてっぺんの方が気温が低いの?気圧とどんな関係があるの?」という質問もよかったなあ。来年の中1はこのふたりがいるから、楽しみです。「知りたい」エネルギーが他の子どもたちにも伝わるといいな! ............................... ※DONGURI-CDをお持ちの方は、その中の「これだけ算数・計算編」に「お宝算」は入っていますよ。 2010年11月20日............................... ■ネットプリント追加(文責:どんぐり倶楽部) ●指導と評価に寄稿した内容の改訂版です。2ページ。白黒(40円)でもカラー(120円)でも印刷可能です。 ●ファイル番号は:82064251 内容は下記です。ネットプリントの実験です。 2010年11月19日............................... ■発達性読み書き障害(ディスレクシア)に関するブログ紹介(文責:どんぐり倶楽部) 学習障害児の支援のために〜グロワーズのサロン de 陶器ing Part2〜より ■2010.11.16 ■大切なのは意味理解:一度だけ大きく書く これはテクニックであって、本当に大切なのは実は意味理解です。 2006年1月に糸山先生が漢字を覚える奥義をこのブログに書き込み下さいました。 その内容をもう一度確かめてみます。 ●漢字を覚える奥義: 1.覚える漢字の入った文章を「聞く:読んで貰う:漢字は見ない」←コレが格段に重要! ※必ずイメージ再現をする:音とイメージを繋げて入力する 2.覚える漢字の入った文章を音読する「へぇ、こんな漢字なんだ」 3.覚える漢字の入った違う文章を読んでみる:読みの確認 ※ここまでで「読み」「意味」はOK 4.大きな筆順練習帳で1回だけ細部を意識しながら書く(ノート1ページに1〜2字くらいの大きさ) :新聞紙にマジックでもOK 5.再度、文章を読んで「読み」「意味」「書き」を確認 …………………………………………………………………………………………… ●実を重んじ応用力も育てる最良の方法です。1.が最も重要です。 ココに気付いていないと効果の薄い努力を強いることになります。 ※漢字学習は「読み書き」と思っている人が多いのですが全く違います。 「聞き」があるとないのとでは雲泥の差です。幼児がとんでもない漢字 (例えば電柱広告の「千鳥饅頭」)を何の苦もなく読めるのは読んでくれる 人がいるからです。漢字学習にこのステップを入れない手はありません。 でも普通の漢字ドリルは読んで貰うようにはなっていません。効果的な学習 に気付いていない証拠です。「どんぐり倶楽部」の漢字読本は絵本の読み聞 かせと同じ様にして使うことになっています。根本的に学習システムが違う のです。どっちが効果的かは実際にやってみて下さい。言葉は悪いですが、 今までの学習方法が「馬鹿みたい」に思えるでしょう。無駄な努力をさせて はいけません。 ............................... LD学会では、職場の先生もいらっしゃっていて、小枝先生の講演会を聴かれて 「そうか〜。読めない時は回数読ませるんじゃなくて意味理解なんだ・・・」 と隣の席でつぶやかれていましたが・・・ 何故、意味理解が進むと読めるようになるか と いうと^^ 人はイメージで考えているから (^^) (興味をお持ちの方はどんぐり倶楽部の「りんごとリンコ」の説明で) 回数書く、回数読む ではなく、 イメージしやすいようにインプットする。そして イメージが再現できるようになったので読めるようになる。 イメージが再現できるようになったので書けるようになる。 と考えると理解しやすいと思います。 無駄な努力を強いて自己肯定感を低める必要はないのです。 そして、一度で読めなくても、一度で書けなくても、子どもを責める必要はもちろんないのです^^ また、発達障害児にとって有効な方法は、もちろん、普通の子どもたちにとっても有効な方法と言えるでしょう。 ※グロワーズさんは、学習支援ができる教室を立ち上げようとされています。興味のある方は、是非、コンタクトをとってみて下さい。茨城県つくば市で活動されており、公立小学校の学習支援級にも入っておられますので具体的なお話が聞けると思います。 HPはコチラ 2010年11月15日............................... ■2種類の工夫(文責:どんぐり倶楽部) ●改善と改悪とがあるように、一言で工夫といっても教育に関しては注意を要する。 教え方や教材を工夫する場合、工夫そのものは工夫をしている本人にとっては、頭の体操くらいにはなるので、教え方や教材の工夫をしている本人には弊害はない。 しかしながら、その工夫されたものが、結果的に副作用を招き、教育される方である生徒に悪影響をあたえるような工夫であった場合には、 どんなに時間をかけ、苦労をして作り上げたものであっても、 即刻使うのを止めなければならない。 ましてや、「売れるから」「受けるから」「人気があるから」「需要があるから」いいだろう。では困ったものである。 中には、「保護者は分からないから」いいだろう。という業者もいる。 「まだ、はっきりした結果が出ていないから」とか、「こういう効果はあったから」とか、という、続けるためだけの口実を見つけて、猶予を作ってはいけない。その間にも子供たちは副作用を受け続け、進化エネルギーは浪費させられ、学力が蝕まれているのだからね。 工夫する者は、工夫した結果を自分で味わう事を常に怠ってはいけない。自分が工夫して出来た方法を、生徒にさせる前に、生徒にさせる5-10倍の量を最 低でも2-4週間毎日、実際に自分で体験し、工夫の副作用を見つけ出し、実質的な副作用を体験しなければいけない。殆ど全ての工夫の副作用は、この実体験 で明らかになる。(実体験でしか明らかにならないのにしていない) 典型的な悪い工夫に共通した考え方は、高速・多量にさせるための工夫である。無用なストレスを生み、学力(特に理解力・吸収力・好奇心)に壊滅的な打撃を与える。 漢字を例に上げる。 漢字を覚えるときに書く回数を最小限にしてなおかつ、確実に書けるようにするのが良い工夫なのに、全く逆の工夫をしている勘違い指導者が盛りだくさんで ある。つまり、どれだけ沢山書かせる事が出来るかの工夫を考えている。シール?スタンプ?ハナマル?オマケ?何個も書けるマス?...これらの工夫は全て 改善ではなく改悪である。 ※また、「楽しくできればいい」と単純に考えている人もいる。残念ながら、どんなに楽しくできても、そのやっている作業(学習方法)そのものが、副作用を生む作業である場合には、「楽しく悪影響を受けましょう」ということになる。 子どもに、楽しくアルコールを飲ませて、「楽しくできるから」「本人が好きだといっているから」「みんなでできるから」〜は、根本な勘違いですね。実際 に、影響を与えるのは、実際に作業をしている、その作業の方法である。作業そのものが、本当の学力養成になっているのかを厳密に検討しなければ、本末転倒 になってしまいます。 ●業者や教える職業にある人には、様々な思惑があるだろうから、難しいかもしれない。 しかしながら、保護者はどうだろうか。やろうと思えば、保護者は、誰でも、簡単に、今この場で検証をする事が出来る。自分の子供を守る最後の砦は常に保護者である。...「できるからさせている」では、何も守れませんよ。 2010年11月12日............................... ■絶対学力の底本を公開(文責:どんぐり倶楽部) ●セブンイレブンのネットプリントが好評のようですので、1点追加します。 ●「絶対学力」の底本となっている、子育て・教育講演会で配布していた「子育てには3つの旬がある」を無料配布中です。セブンイレブンでプリントして御覧下さい。B5×19枚(コピー代380円)です。 ●コピー機のネットプリントボタンをタッチして下記のプリント番号を入力すると全国何処ででも誰でも利用できます。 ファイル名:子育てには3つの旬がある(2010.11/19まで) プリント予約番号:85950664 表紙はです。冊子のタイトルは「0歳から15歳までの家庭学習のヒント〜Your will makes your way.〜」になっています。随分、古い(10年以上前の)原稿ですので、まだ、考えが至っていなかった点もありますが、そのままにしてあります。 <目次(索引)> §1:一番大切なこと(人は言葉によって育てられる)・・・・・・・・・・・・・・・4 ※全ての基本・子育てに失敗しないための一番大事なキーワードは「情緒の安定」 ※「見て見て聞いて聞いて」を大切に! §2:3つの旬(心の発達・頭の発達・体の発達)・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ※何事もタイミングが大切(与えればいいと言うわけではありません) §3:母親の最大の責任は言葉の習得・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ※言語レベルは学力レベルと比例する(人は言葉で考える)←ココで止まっていると勘違いをしてしまいます。 §4:読み聞かせは最低でも小3まで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ※6歳まででは水の泡 §5:速くてはいけない!(計算が速くてはいけない理由)・・・・・・・・・・・・・7 ※小1〜小3までの学習内容が少ない理由(先行学習ではなく深い学習をする) §6:学校の役割・家庭の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ※学校でできること・できないこと&家庭ですべきこと・すべきでないこと §7:教科書の構造・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 ※教科書の仕組みが分かれば、いつ何をすればいいのかが見えてくる §8:よい宿題・悪い宿題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 ※宿題は使い方次第で、毒にも薬にもなる(やればいいというものではない) §9:蔓延する『満点落ちこぼれ現象』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 ※低学年で満点でも高学年で落ちこぼれていては本末転倒(異常事態には理由がある) §10:やってはいけない11の家庭学習方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ※低学年でやってはいけない11の学習方法とその理由 §11:伸びる子供の共通点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ※本当の基礎学力とは §12:食べ方よりも捕り方を教える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ※最初に教えるべきことは学習内容ではなく学習方法です §13:誰にでもできる効果的な学習方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ※学習方法は変化しない方がいいから簡単便利で効果的な「分からん帳」 §14:やる気を学力に繋げる方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ※やる気も準備次第(やる気がある時の学習方法・やる気がない時の学習方法) §15:塾に行かずに高校受験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ※塾に行かずに高校受験を完全攻略(教科書と先生をフル活用する) §16:高校入試のABC(高校入試の表裏)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ※本当の合否判定基準&三者面談の受け方にも方法がある §17:習い事の落とし穴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ※技があっても味わえなければ大成しないし楽しめない §18:学習の第1法則・第2法則(学習の大原則)・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ※入力なければ出力なし・消化なければ全てなし ※表面的な学習は時間の無駄遣い ※学習の基本は量より質を重視して応用の効く深い学習をすること ※ダラダラと無駄な時間を使わなければ十分に遊ぶ時間も確保できる! §19:「頭の健康診断」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ※現状分析が全ての出発点(病状を知らずに手当ては出来ません) §20:「分からん帳」作成講座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ※「分からん帳」で何でも分かる(タダで出来る究極の個人別オリジナル問題集) §21:理想的なテキスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ※無理なく無駄なく効果的な学習ができるテキストとは §22:学習の基本をもう一度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ※「慌てず・焦らず・諦めず」「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」 ■今日も、公立の小学校から、テキストの発注を受けました。有り難うございます。 全国で「良質の算数文章問題」が活用される事を願っています。 2010年11月10日 ■「頭の健康診断」をセブンイレブンで(文責:どんぐり倶楽部) ●2010.11/17まで、全国のセブンイレブンのコピー機で「頭の健康診断」をプリント出来ます。 ※「頭の健康診断」は「良質の算数文章問題」を使用していますのでサンプルとしてもご利用いただけます。 2010年10月07日 ■「気付き」が始まっているようですよ(文責:どんぐり倶楽部) ■「どんぐり倶楽部」が考える「ゆとり教育」の勘違い(致命的欠陥:欠落部分) http://homepage.mac.com/donguriclub/yutori.html http://homepage.mac.com/donguriclub/kotobanomori.html <様々なブログでのどんぐり倶楽部> ・小学校全校生徒での取り組みの発表 ・超ゆるゆるどんぐりです ・どんぐり倶楽部との出会いから導入まで ・なぜどんぐり倶楽部を選んだか ・子供の才能を殺さないために親が読む本(1) ・子供の才能を殺さないために親が読む本(2) Einstein Never Used Flashcards ・考える力、みんな育てたいと思ってるのに、なぜ実行せんのか? ・公文式について思うこと。 ・「旬教育」と「どんぐり倶楽部」 ・嫌いな教科を克服する勉強のやり方 ・「考える力」は「生き抜く力」 →(ニューリーフ・アカデミー) ・百ます計算を止めた理由! ・こういう感じでフツ〜に進化 ・どんぐり式「健全な中学受験の記録」 ・保護者の見解 ・どんぐりころころ小学校(タイルよ、さらば...) ・フラッシュカードって駄目でした。 ・家庭保育園について ■気付かれる人たちも多くなってきましたが、並行して、気になるだけで、体験せずに(あるいは単なる応用問題ととらえて)どんぐり理論を理解しようとしな い(同意ではありません)人も多く目にします。もったいないですね。どんぐり理論は子供たちのための理論です。誰かに特定の利益をもたらすものではありま せん。是非、教育(子育て)に携わる機会のある方は理解していただきたいと思います。利用する・しないは全く別の事です。 ※体験しても、納得するまでには3年ほどを要するかもしれませんので、保護者はなるべく早めに自分で体験して下さい。 ※下記のブログで予言されてしまいましたので、書きますが「どんぐり倶楽部はやがて消滅します」ので急いでね。...実は、いつ消滅するかもHPには書いてあるんですけどね。 ・言葉の向こう ※どんぐり倶楽部は教育界の 「ロゼッタストーン 」かもしれませんよ。 ※どんぐり理論(予想)は教育界の「谷山=志村理論(予想)」かもしれませんよ。 2010年09月22日 2010年09月17日 ■本当のモンテッソーリ効果をご存知ですか?(文責:どんぐり倶楽部) ●「子供の家」が成果をあげた最も大きな根本要因をご存知だろう? 1.知的欲求を抑圧された状態である事。 2.抑圧を解放してくれる時空間。 3.目で分かる教具や教材。 ●通常モンテッソーリ教育というと教具や教材を中心的に捕らえる人が多いようだが、教具や教材は3番目である。 ●教室や学園でも2番目なのだ。 ●1番目が準備できていなければ「子供の家」で起こったモンテッソーリ効果は現れない。このことはモンテッソーリ自身の言葉を聞けば明確に分かる。...ただし、本人は気付いていない。 ●現在の日本において、知性と感性を豊かに育てながら(保護しながら)、1番目の状態までも準備できる方法をご存知の方がいらっしゃるだろうか。 ※詳細は後日UP予定です。http://homepage.mac.com/donguriclub/monte.html 2010年09月02日 ■ 日本未来地域・小学校編〜UFOママのブログ〜(文責:どんぐり倶楽部) 2020.04.30■成田講演会の資料について 成田講演会の資料に、私のブログから引用していただきまして、こちらにこられた方もおられますので、私の方で補足しておきたいと思います。日本のような均 質社会と違い、未来地域は階層社会で、同じ国とは思えないほどのすさまじい生活格差、教育格差があります。最先端の暮らしをする人がいると思えば、中世と 変らない暮らしをする人たちもいます。車で30分も走ると、破れた靴をはいている貧しい子供たちが来る学校があります。その日暮らしの生活ですので、文房 具など満足に買ってもらえません。こういう学校では、状況は変ります。宿題を出しても、物理的にできないので、大量宿題はないのです。未来地域内で、高校 進学率が0%という学校も存在します。また、競争が過熱しているのは、都市に限られます。田舎では、学校に行かせてもらえない女児も多いです。ですので、 私のブログだけで「未来地域では・・」という風に思わないでいただきたいのです。中国の沿岸の都市の様子だけ見て、「中国では・・」と言えないのと同じで す。そのことをご了承の上、今後とも、拙ブログをご訪問いただけましたら、うれしく思います。最後に、資料作成に携われた方々に、厚く感謝申し上げます。 UFOママ 2020.05.01■宿題は家族のイベント 「今日、またBSが読解テストで満点とってきたのよ」電話のBS君ママもうれしそうである。「クラスで一番詳しく書いたんですって。ご褒美の文房具をも らって、大喜びで帰って来たわ」BS君のクラスでは、毎月、100ページ前後の本が課題図書になり、読解テストがある。子供が読んで楽しい本ばかりではな く、以前はBS君、自分で半分も読んだらいやになり、そのままテストを受けていた。どんぐり方式に変えてから、毎晩BS君ママが10ページずつ読み聞かせ している。やがて、BS君は満点を取るようになってきた。「不思議ねえ、本を読んだあたしが、覚えていないことも、BSは覚えているの。それも、すごく詳 しく覚えているみたいなのよ。よく、あんなに書けるものだわ。あたしうれしくて、あなたにお礼を言いたくて」UFOママ「あたしは何にもしてないよ。た だ、方法を伝えるだけ。実行するのはママだからねえ。あなたみたいなママは、未来地域中探してもいやしないと思うよ。」彼女は、ステロイドの副作用で目が 痛み、目を開けているのが苦痛であったときでさえ、読み聞かせを止めなかった。その、母親のひたむきな愛情に、子供が応えたのである。この間、BS君ママ が「この問題見て」と見せてくれたのだが、算数教科書に、 「お花は20センチの長さです。2日目に、お花が2分の1伸びました。3日目に、その3分の1伸びました」と5分の1まで続いていって、最後の長さを問う 発展問題が載っていた。BS君が先月やった、こだま先生のブログに出てくる灘の過去問の方が、難しかったから、これは簡単に解けただろうな、と思ってノー トを見てみると、なんと、父親がマシーンしてる!筆記体が書けない父親は、マシーンは計算問題専門だったのに。BS君ママ「どうやって書こうか、ウンウン 言ってたわよ」1ページ全部使って式をならべ、下のほうに、小さくてへたくそな図を書いている。BS君の図のほうがずっとうまいので、笑わずにいられな かった。BS君は、別の紙で解いたという。こういう問題こそ、ドングリっ子の本領発揮なのに、父親のあんたがノートにやってどうする!と突っ込みを入れた かったが、宿題を手伝うのは大いに歓迎なので、まあ黙っておこう。親子して、「オッこの問題!いっちょやったろうか」って解くなんて!BS君ママ「とにか く、文章題が10問を超えると、書くのがいやになってくるの。本当に、1日2問で十分だわ。自分でやってるから、よ〜くわかるのよ」 2020.05.04■未来地域の先生の卵さんとのメールのやりとり 未来地域の先生の卵さんとのメールのやりとりより、抜粋:先生の卵さんのメール:きのうは田舎の小さな学校の、1年・2年複合クラスで教育実習でした。そ こで、私と友人でどんぐりを始めて試してみました。友人が問題を作りました。たぶん、こんなのだったと思います。「アイスン家には、とてもステキなお庭が あって、バナナやみかんやオレンジの木が植わっています。木は全部で8本です。そのうち、バナナの木の数は5本です。バナナの木には、それぞれ4本ずつバ ナナがなっています。バナナは全部で何本あるでしょう?」この問題を、1年生2人が、絵を描いて、楽々解いてしまいました。私たち、とても幸せでした。 (画像は省略) UFOママの返信:先生の卵さん、素晴らしい体験をしましたね。この問題は、2年生の掛け算の問題ですが、絵を描けば1年生でも解けました。8という、問 題を解くのに関係のない数字も出てくるのに、ひっかかりませんでしたね。この問題では「それぞれ・・ずつ」という言葉が大切で、この意味がわかっていない 子供は解けません。絵を描かせてみることで、この言葉がわかっているかどうかの判断ができます。子供たちの、頭の中を見ることができるのです。どんぐり で、式は重要ではないのです。4+4+4+4+4=20 としてもいいし、5×4=20でも正解です。2年生で、掛け算を習っている子なら、掛け算を書き 添えてあげてもいいでしょう。式を強要すると、考え方が狭くなるし、算数が嫌いになってしまう子がたくさんいるので、低学年では気にしなくていいのです。 重要なのは、考え方です。都会の先生は、2年生に2桁の掛け算を教えたりして、自分のクラスが進んでいる、と考えます。父兄も、それを求めます。そうやっ て、他の学校より自分の子供が進んだ教育を受けている、と勘違いします。本当の進んだ教育は、先取りでなく、準備教育にあるのです。1年生から2年生のう ちに、掛け算につながる足し算や、割り算につながる引き算をしておきます。すると、掛け算や割り算を教えたときに、子供たちはすぐに理解できるし、習熟の ために、大量の作業をしなくてもよくなります。最初のうちは、掛け算をならったあとも、掛け算の問題を足し算で解こうとする子もいます。それでもかまいま せん、掛け算とは足し算のことだからです。だんだん慣れていきます。そして、三角視算表を覚えて、とても早く答が出せることに気づきます。どんぐり方式 は、未来地域に存在する沢山の教育問題を解決する大きな可能性があります。日常で未来地域語を使わない子供たちへの指導に、大きな威力を発揮するでしょ う。どんぐり方式は、言葉とイメージをつなげていくやり方だからです。村の学校の複合学年の指導に、最適です。同じ問題でも、子供の学力によって、違った 解きかたをすることができます。また、同じ時間に、別の問題をそれぞれ解かせ、先生が添削することもできます。 経済的です。1学年分16ミラで、1年間全員が使えます。同じ問題を複数回やってもいいのです。 教科書とワーク以外に、問題集を買う必要がありません。宿題をたくさん出す必要がないので、コピー代も節約できます。都会の学校にあるような、パソコン や、プロジェクターなどなくても、学力養成はできるのです。田舎の子供たちが、都会の子供たちに対して劣っていることは何もありません。むしろ、日常的 に、自然の中にいることで、たくさんの思考回路を持っていますから、有利なくらいです。家の手伝いをすること、かくれんぼをすること、いたずらを考えるこ と、みんな学力につなげることができます。どんぐり方式で育った子供たちは、春になり、農作業のせいで、学校にこれなくなっても、心配しなくていいので す。思考回路さえ養成しておけば、5年、6年になってから、取り返しがつくからです。覚えていますか、数年前、大学入試で未来地域で1番になったの子は、 羊飼いをやっていました。頑張ってください。UFOママ まだ返信は未来地域語にしていないので、出していません。訂正、追加など、何かアドバイスがありましたら、コメントお願いしますね。 2010年09月02日 2010年09月02日 ■ 日本未来地域・小学校編〜UFOママのブログ〜(文責:どんぐり倶楽部) 2020.03.20■クラスで一人、どんぐりっ子だけが解けた問題とは これ↓ 売店で200mlの牛乳パックを9個買いました。あと何パック買えば、合計3リットルになるでしょう。 BS君の式 9×200=1800 3リットル=3000ml 3000〜1800=1200 1200÷200=6 答6パック クラスで正解したのは、BS君だけだった。BS君ママ「そんなに難しい問題じゃないのよ。」宿題用の問題集で出てくる問題のほうが、ずっと難しいのに。ど んぐり文章題のパンダ問題が頭に浮かぶ。今年始めくらいに、やったかなあ。もちろん、学校の問題の方がずっとに簡単だけど。さて、今年からインターに行っ て、レベルが日本より下の算数の授業を受けている、同じく3年のうちの子にも試してもらった。上の子のやり方○(パック)を15個書いて、合計3リットル ○を9個消して答6パック 2020.03.28■不可能への挑戦 未来地域ブログに、コメントが入った。「未来地域では、抵抗する父兄がいるので宿題を減らすのは不可能」という趣旨だった。アドレスのドメインから察する と、政府関係者らしい。UFOママは反論した。「宿題を減らすのに抵抗する父兄のために、子供を犠牲にはできません。どうかあなたが、大量宿題に抵抗する 父兄になってください。必要なのは、正しい理論と、ほんの少しの勇気です」BS君ママは、急な病状のぶりかえしがあり、大変だったので、週末は実家で過ご すことになった。実家には、BS君のいとこのBR君がいる。「二つでも、どんぐりさせてくるわ。BSと一緒に」最近の彼女は、UFOママ以上にどんぐりマ マだ。BS君の算数の宿題は、2問しかさせない。BS君、わからないときは、絵図を描いてみる。親子して、いよいよ「絵図の効能」を実感している。それ で、テストがあるときも、BS君ママは白紙を渡して、「テストでも、絵図を描いて解いてみるのよ。全問できなくていいから。点はどうでもいい」先日の課題 図書は、ある作家の子供時代の回想録だったが、大人から体罰を受ける場面が多く、(先生は、苦学生の見本のつもりだったのだろうが)これは子供に見せるべ きでない、と判断したBS君ママは、読み聞かせを放棄してしまった。「テストは何でもいいから適当に書いておきなさい」これが、1年前は、テストの度に一 喜一憂し、全ての課題をこなすのに悩んでいたあの母親だろうか。何度担任の先生に相談に行ったかしれない。「先生、子供に宿題をさせたら4時間も5時間も かかります。自分からやろうとしません。一体どうしたらいいんですか」先生の答は「それはBSが悪いんです。集中してやったら1時間とかからない量です よ。あなたが過保護に育てすぎるから、BSに悪影響を与えているんです」宿題マシーンをやるようになって、大人でも2時間かかることがわかった今は、もう 迷わない。「UFOママがあたしの目を開かせてくれたのよ。あたしにとって、先生は絶対的に正しくて、言うことを聞いて、方針に従っていくものだった。そ れが、間違っていたことがはっきりわかったの。それにしても、BSが1年生や2年生の時は、何てかわいそうなことをしてしまったのかしら。あたしが手伝う ことがあったにしても、宿題を全部させようとしていたんですもの。お茶会で、UFOママが、何度も、一緒に勉強しようってさそってくれたのに、あの頃あた しには聞く耳がなかった。もったいないことをしたわ。」今年は、ママ連のお茶会もなくなってしまった。宿題で、時間の余裕がないせいである。BS君、CD 飛ばし問題(箱に入れる方)も、楽しんで解けるようになった。 <2MX74>今日は全国CD飛ばし大会の日です。1人5枚ずつの巨大CDを 5m先の箱に投げ入れます。箱に入ったCDの厚さに応じて車を貰えます。始君は4枚、次野君は3枚、最後君は5枚が入りました。CD1枚の厚さを6mm、 CDの厚さ2mmにつき1台の車を貰えるとするとみんなで車は何台必要でしょう。 追記 BS君が絵図を使いながらやった先週の算数テスト、80点だった。大半の子が30〜40点だったそうで、あまりに低いので、1週間後に同じ範囲で再 テストがあるらしい。BS君ママ「BSなんてほとんど宿題やってないのに!親はどうして気づかないのか。子供たちがかわいそうだ。補習参加組なんて、直前 に同じ問題やってるはずなのに」1か月だけ寺子屋に来たモルドバ人ママの子供も40点だったって・・・ 2010年09月02日
■ 日本未来地域・小学校編〜UFOママのブログ〜(文責:どんぐり倶楽部) 2020.02.06■どんぐり母は強し 冬休み中の2週間、ウスタンブーグルに休暇に行っていたIさん家。(ご主人除く)4年のZちゃんの勉強はどんぐりを数題だけ。きのう、未来地域に戻ってき たので、電話がかかってきた。UFOママ「それで、本当に冬休みの宿題させなくて、大丈夫なの?本10冊読んであらすじをまとめるとか、メチャクチャな話 ばっかり聞くけど・・」Iさん「そんなもん、やらせる親がバカなのよ。冬休み中の課題ってのはね、先生が評価をつける権利がないの。もし、このせいで変な 評価をつけられたら、学校に怒鳴り込みに行くだけよ」さっすがIさん〜元先生が言うんだから、そうなのだろう。どんぐりは、2Mと3Mあたりをやったらし い。Iさん「絵図を描く力は、まだまだ足りないけど。それでも、Zは、クラスのほかの子たちよりは、遥か別次元にいるわね」また今度行ったとき、ノート チェックして来よう。今年は、9月から、Zさんの息子のO君が小学校入学する。うちの下の子と似たタイプだから、今からどういう展開になるか、予想がつ く。肝っ玉Iさんが、しっかり守っていくのだろう。 2020.02.08■7年生A君の場合 BS君ママの親友Oさんが、冬休み中未来地域に帰省していたので、BS君の家に3日間、泊まりこみで手伝いに来ていた。Oさんの息子さんA君は7年生。数 学ができなくて悩んでいるという。どうしても一度見て欲しい、と懇願されて、UFOママは引き受けた。というのは、低学年から、長時間教育を受けてきた子 供が、どういう学力をもっていて、どういう感じでつまずいているのか、興味もあったのである。A君は家で過ごすのが好きな子供で、今までスポーツなどを やったことはないという。低学年の頃、多動症と診断され、毎日多動を抑える薬を飲まされていた。小学年低学年からETUT(補習)、高学年から塾。現在、 週末は2日とも7時間塾で過ごしている。学校での数学の成績は、5年くらいから怪しくなってきた。しかし、担任の先生に相談しても、問題なしと言われて親 は信じつづけてきた。昨年のTCTは、数学が低く、あとは平均。といっても、TCT受験者全体がそうだから、平均的な学力なのだろうと思った。しか し・・・結果はUFOママの予想を超えていた。驚くべきは、これだけ問題がありながら、学校の成績に、一切反映してこなかったという事実である。大量宿題 を全部こなせば、先生はそれなりの評価をしてくれる。先生は、ときに、自分のFUVUに来ている子供の成績に、上乗せをする。テストはFUVUでやった問 題が出たりするから、それを覚えていた場合、その場のテストは良くなってしまい、弱点発見ができなくなる。学校の成績は、本当の学力を教えてはくれないの だ。この子の場合、九九を10個ほど間違って覚えている。計算は、あせって暗算しようとして、間違う。筆算させてみると、小さく書き、位がガタガタにな る。ゼロがたくさんついた数字の割り算掛け算の筆算がまともにできない。割り算のあまりを書かない。勝手に切り下げたり切り上げたりする。丁寧に式を立て る習慣がない。式はSBSで見られないから、普段軽視されているのだろう。×(かける)とx(文字)を混同しないように、かける×は小数点と同じ、点で書 く様に塾で指導されている。これって・・??100÷5=20・・・3=・・・と、つないで式を立てる。(未来地域の問題集で良く見かける)分数の掛け算 ができない。どういう場合に、分数の掛け算を使うのか、わからない。1より小さい数の倍数が、イメージできない。速さの問題は一応分かっているが、割合は 基礎の基礎しかできない。方程式、全くできない。それなのに、パターンで覚えている問題の処理は、異様に早い8年生最後の、高校入試まで時間があるのな ら、いろいろ対策も取れるけど、7年生学年末にも、TCT7年試験を受けなければならない。今基礎からやり直しても、間に合わない。でも、このまま塾で、 パターン練習したって、どうせ点は取れないだろうから、今後のことも考えて、家庭教師をつけて、基礎からやり直したほうが結局救われることになる。臨界期 は越えているにせよ。親が、早く学校にやっていて、今13歳になったばかりなのだ。この子の場合、使うのは教科書とワークのみ。市販の問題集は使わない。 TCTが教科書とワークからほとんど出るのに、何でそんな無駄なことをする?たった10パーセントの高度な問題を得点するために、塾でパターン学習するな んて、意味なし。第一、塾でやっていることが全然わからないと、本人が言っている。個人指導塾でないから、塾の方で、この子のために、何ら対策はなされて いない、ということだ。暗記物は問題ないようだから、全体の点はそっちで稼ぐ。と親には伝えたものの、高い塾の費用は一括払いしているし、ご主人は有名塾 への信頼が厚く、なかなか同意してもらえないらしい。今回、手元に高学年の問題もなかったので、TCTの過去問題とどんぐりを数問、それから、BS君の問 題集から発展問題をいくつか選んで、ゆっくりじっくり解く時間を持った。3日で合計6時間。図の簡単な描き方、見方から始める。初めて、図を使って理解す る経験をしたA君は、そばかすの顔をくしゃくしゃにして、感動をあらわにした。途方もないほど難しいと思っていたTCT問題を、自分が解いている実感が味 わえたからである。A君一家は、今朝、バスでアンタリヤに戻っていった。いい家庭教師が見つかるといいんだけどな 2020.02.18■フッタイト小学校の宿題 未来地域といえば、フッタイト。そう、古代王国の。(詳しくは、未来地域 フッタイト で検索!)観光客に、ほとんどスルーされてしまう未来地域の見もの は、イタチュルク廟だけと違います。未来地域の博物館には立派なフッタイト遺物が収められてます。ヤフーコミックに古代フッタイトが舞台の漫画「天は赤い 河のほとり」が出てて、また数冊購読してしまった。(ケズライのキングホテルには全巻置いてあったけど、まだあるかな)主人公が「いつかこの大地に還るま で・・」と古代に残る決意をするところが、同じく?未来地域に嫁いできた身には響きますなあ。「リムサス」本なんかでは、フッタイト王国のことぼろくそに 書かれているから、余計この漫画に肩入れしたくなってしまう。小学生には見せられんけど。そこでいきなりどんぐり文章題 <4MX57> ハムラビ小学校では、毎日楔形文字の書取練習が100字宿題になっています。宿題は1週間分をまとめて月曜日に出します。今週は、まだ5分の3しか書いていないとすると、今週中に書かなければいけない楔形文字の残りは何字でしょう。 これの未来地域語訳。当然、ハムラビはフッタイトに変更♪フッタイト小学校では、毎日楔形文字の書取練習が100字宿題になっています。この問題を見たI さんとBS君のママ、奇しくも同じ感想。「本当にこんな宿題あったかなあ・・・」古代に思いを馳せるどんぐりママ@未来地域でした。 2020.02.19■子供の思考回路を増やすために 未来地域の教育省が配布している教科書やワークに出ている問題で、「これは実生活で必須だから、学んで欲しい」と編集者が考えてるのが伝わってくるものがある。たとえば、3年生の算数ワークの文章題。ある店での会話 店員「全部で63ミラです」 お客「50ミラ札と20ミラ札出します」 店員「済みませんが、小銭がないんですよ」 お客「じゃあ、3ミラも出します」 店員「ありがとうございます」 それでは、店員はいくらお釣りを出したのでしょう。 この問題、一見簡単そうだけど、子供にはちょっとややこしい。未来地域では、小規模店はお釣りを用意していない場合が少なくない。だから、上のような会話 が理解できないと、実際買い物に差し支える。日本の子供なら、自動化されたレジの買い物しか知らない場合、こういう会話自体聞いたことがないかもしれな い。 50+20=70 70+3=73 73-63=10 答10ミラ もしくは、 63-3=60 50+20=70 70-60=10 答10ミラ すぐに立式ができる子は、先に、頭の中で文章のイメージ化をやっている。BS君は、一読して、イメージが出来なかった。そこで、ノートに簡単な絵図を描く と、すぐ解けた。ここで、大人が図を描いてやってはいけない。本人が描くのを、待ってやるのが大事。だから、宿題の中から問題は選ぶ。その単元を習熟させ るために宿題をするのではない。その子の思考回路を増やすために、宿題に出ている問題を使うのである。余談だが、UFOママの実家の父は、財布が膨らむの が嫌いな性質だから、なるべくお釣りをもらわないように、進んで端数を支払っていた。一方、母は、こういう支払い方が嫌いで、いつもお札で支払い、小銭の お釣りをジャラジャラもらっていた。小銭は大きな貯金箱に貯めておき、年末に全額寄付していた。 2020.03.03■SBS、1年生からの筆記体廃止方向へ きのう、さる筋?から情報ゲット。どうやら、TCTが廃止になるのが決定的のよう。昨年9月あたりから、ネットでささやかれてきたSBS廃止(待望)論。 時期はまだわからないけど、現実化するらしい。(潤っている塾業界が横槍を入れて廃止を延ばすのでないかと予想されている)高校入試1本方式から、変更し てたったの2年。6年生、7年生のテストは、単なる実力テストとして実施され、高校入試には影響なくなるとか。そして、悪評高かった小1からの筆記体導入 も、早ければ来年度から、廃止になるらしい。1年生が、算数の教科書が読めない、という、しゃれにもならない話だった。筆記体をかけば、筆記が早くなり、 アタマがよくなる、という話は幻想だった。英語のアルファベットでは、一つの単語を書き終えたあと、戻って点などを打つのはiとjとtの3文字のみ。とこ ろが、未来地域語のアルファベットでは、8文字もあり、頻出字なので、いちいち戻って点など打つのが非常に非効率。先生も良く打ち忘れていた。筆記は筆記 体オンリーの教育制度が始まったのが5年前だったか。当時の教育大臣の趣味で始められたのだった。未来地域では、一般に筆記体は使われていない。ドクター 体、といわれるほど、一部の職業の人の特殊な書き方と見なされている。今まで医者が処方箋に筆記体で記入してて、一般の人が読めなくて困っていたのが、こ れも普通のブロック体になるらしい。今まで親が子供の宿題手伝ってあげたくても、筆記体が書けないのがネックになっている場合もあった。BS君のママみた いに、筆記体をマスターして、子供の字を真似てマシーンやってるケースは、そう多くないだろう。Iさんはもともと筆記体を書く人だったので、余裕でマシー ンやっているが。ともかく、これで、1年生の字の練習は、かなり負担が軽くなるはず。 2010年09月02日 ■意外に好評です(文責:どんぐり倶楽部)
2010年09月01日 2010年08月26日 2010年08月25日 ■日本未来地域・小学校編〜UFOママのブログ〜(文責:どんぐり倶楽部) 2019.11.26■未来地域ブログに反応あり 未来地域語どんぐりブログが、今日はアクセス90を更新中!日本側からなんか〜未来地域側からなんか〜わからないけど〜2時間前から反応しはじめたから、 時間帯からすると、どうやら未来地域側のよう。メールキタ〜「読書をすればするほど思考力がつくのでは」と書いてある!説明行くよ〜どんぐり理論プラス 「春の夜の算数問題」で、読書量十分の大人が総倒れで、どんぐりっ子が問題解いた経験も披露してくる!パパは爆睡してます!? 2019.11.29■イメージ力 今、那須正幹作「ズッコケ三人組ハワイへ行く」という本を読み聞かせしている。そこで、小6の3人の少年が、懸賞で当たったハワイツアーに参加し、観光す る場面が出てくる。ヌアフ・パリ展望台に来たら、かなりの強風が吹いている。同じツアーの参加者で、女の子たちに人気のキザな少年に反感を持つハチベエ が、「あいつ、ふらふらしてたら風で吹き飛ばされるんじゃないの」と憎まれ口をたたく。そこで、ベッドの中でおとなしく聞いていたうちの子らが、声をそろ えて、「モーちゃんはええで」「あいつは飛ばされへんで」と笑う。モーちゃんというのは、三人組のうちの一人で、太っているが、気のいいキャラである。ま さに、その後「そこへ行くとモーちゃんは、おちついたものだ。」という記述が入るのである。2人の頭の中では、映像のようにイメージが浮かんでいる。だか ら、本に書いていなくても、強風の中で悠々としているモーちゃんの姿が見える。本に出てくる文だけをその都度イメージしているのではない。背景と共に、登 場人物全員がイメージされているのだ。この本はフィクションだから、作者も、少年たちがハワイで観光するところを頭にイメージして、描写しつつ物語を進め ている。子供らは、本の中の言葉を通して、しっかりとイメージを受け取っている。 2019.12.11■未来地域ブログ お礼 未来地域ブログに、レオン君からコメントが入ってた。?それも、未来地域語で!レオン君、ありがとうございます!Bu cok guzel bir calismadir.「これはとても素敵な作品です」まさか、レオン君、こっそり未来地域語を勉強してるんじゃ・・よせばいいのに、グーグル自動翻訳で 訳語が出るか、確認してみたら、This is a very beautiful work.で、でた。未来地域語→日本語は二重翻訳で使い物にならないけど、→英語は使えるなあ。以前、紅玉さんが、日本語でコメントを入れてくださっ た。UFOママのパソコンは日本語フォントが表示されるので、違和感なかったのだが、 Iさん家で見てみたら、紅玉さんのコメントはすべて□になっていた。 □□□□□□□□□!! □□□□□□□? □□□□□□!! Iさんが、「宇宙人からコメント」って言ってた。もちろん、UFOママの訳が下に記入されているので、問題なし。これが、リアルに、未来地域語で表示され ていたら、どんなにいいだろう。きっと、20年後くらいには、そうなっているのかもしれない。紅玉は未来地域語で「オレミ」と言う。BS君も、生まれて初 めて自分の作品が、外国の人から誉められたのはよほどうれしかったらしく、「オレミさん」と覚えている。ハーモニーさんのところのパセリちゃんのどんぐり 作品、何度もクリックされています。しまりすさんのところのルーちゃんのどんぐり作品も、パパの最終チェックを待つのみ。いろいろご協力ありがとうござい ます。おかげさまで、未来地域側と思われるアクセスも、少しづつ増えてきました。きのうは新記録の97アクセスでした。 2019.12.17■むむう〜 今日BS君ママから聞いた話。きのう、BS君、授業中先生に当てられて、ボードで問題を解いた。BS君が言うには、みんな全然わかってなかったのに、自分 には分かったのだという。ところが、答えが間違っていた。先生「あなたの家庭教師は間違って教えたらしいわねっ」とみんなの前で皮肉を言ったのだとか。 BS君ママ「BSは教わってないのにっ!先取りしてないのにっ???」BS君ママ、最近は先生と話すのも胸糞が悪いのだという。以前は宿題をいやがる子供 に腹を立てていたのに、矛先が先生に向かったからである。UFOママは、先生の誤解を解きたいからブログも作ったのに、BS君ママは先生にブログを教えな い。教えても無駄だという。ノートに絵を書いたら怒る先生。自分の子供の先生でもないから、UFOママも保護者の了解なしに先生とコンタクトをとるわけに も行かない。BS君ママ「見てらっしゃい、あと2ヶ月したら、BSが変わるんだから・・・」最初に「変化が出てくるまでに、最低でも6ヶ月かかる」と説明 したのを、覚えているのだ。最初の寺子屋(3センチ平方の絵)からしてみたら、最近は自分で絵を描き始めるBS君は大きな変化を見せているのだが。おびえ た線はもうない。この間、レオン君から絵も誉めてもらったんだから、そんなに外してないハズ・・・・ (※実はこの後、半年もせずに、BS君は国語も算数もクラスでトップになる...宿題をせずに、徹底反覆もしないで「どんぐり問題」を楽しんだからである) 2010年08月24日 ■受験勉強-夏休みの友(文責:どんぐり倶楽部) ●学校配布宿題:夏休みの友(「夏休みの生活」英語:フクト)をすることになりましたので、最初の項目「be動詞と一般動詞」の話から。 ※1時間15分50秒の長丁場ですが、途中で料理の音が入ったりしていますので、 聞きにくいかもしれません。興味のある方だけ聞いて下さい。 ※項目としては「be動詞、一般動詞、There be、進行形」という項目です。 ※テキストに関わらず(どんなテキストを使っても)、文法説明はオリジナル(OneZemi英文法)で出来るということも分かります。 ■糸山家の親子関係(中3女子-父親:受験学年)の雰囲気も少し分かるような音も入っています。<幼く・賢く・逞しく>に育っているでしょうか?...いいねぇ。受験が楽しくなるのは当然ですね。受験の作戦はこれから共同で作り込んでいく予定です。 夏休みの友(2010.08/20)(http://homepage.mac.com/donguriclub/20100820-2.mp3) 2010年08月20日 ■受験勉強(文責:どんぐり倶楽部) ●高校入試の受験勉強は中3の8月からしかしません。...今年は8/4から始めました。...あ、もちろん定期テストには全くノータッチです。 ●8/16に3年間分の教科書の最後のページSUNSHINE-3-p.87(Shimauta)を終えたので、録音を公開します。 ●今まで全く勉強していないので、当然、英文も全く読めませんでしたが12日間(実質は1.5時間×10日=15時間)でこんな感じです。現在は、夏休みの宿題、ワークに移っています。今はこれで、十分です。 SUNSHINE-p.87(http://homepage.mac.com/donguriclub/Shimauta-20100816.mp3) 2010年08月17日 2010年08月17日 ■感覚・感情育成を妨げるもの(文責:考える力・絶対学力を育てる「どんぐり倶楽部」) ............................... ■ブログ紹介 <〜頭で感じる、大切な指折算〜「どんぐり*どんぐり」> <〜もったいないな〜〜「百す計算からどんぐり倶楽部へ」> ............................... ■感覚・感情育成を妨げるもの ●人間は視覚動物である。 そして、音の再現の優位性を利用して言葉を利用し、手先の繊細なコントロール特性を利用して文字を使って記録し文字文化を育てた。 その、大元は視覚イメージの再現・操作にある。 しかし、視覚イメージの再現・操作までならば、他の動物にも備わっている一般的な能力である。 ヒトを人間として育て上げるときに重要なのは、もう一段階先にある。視覚イメージにリンクしている感覚・感情の再現を楽しむことができる力だ。 これが、人生を楽しむことができる力となる。 当然ながら、再現の源となる感覚・感情が豊かであり、その感覚・感情を再現するために多彩な視覚イメージをプラットフォームとしてリンクし利用していなければ、豊かな生きる力を育てる事は出来ない。何度も何度も味わっていなければ使い物にはならない。 両眼視機能の完成までの途上で注意すべき事と同様に、強固に定着するまでは、途中で使われない期間が無いようにしなければならない。それだけ繊細で複雑な機能なので、丁寧に継続的に絶え間なく育てていく必要があるのだ。 ※たとえ手術する場合でも眼帯は手術当日だけというのが原則である。 <参考:弱視と弱思> ●人間の正常な(健全な)感覚・感情は、人間によって編集されてい(不自然で)ない自然な時間の流れの中でのみ育てられ定着していき、揺るぎないものになっていく。幼児・児童期に、この絶対基礎条件を乱す環境があると正常な発達は非常に困難になる。 ●絶対基礎条件を乱す環境とは、自然の中にいても、その自然を感じる事・味わう事ができない状態を用意に作り出してしまう環境である。 <例えば> ・急がせる事 ・言われたようにさせる事 ・RPG(ロールプレイングーム)のように時間の流れを人工的に作られたものを使う事 ・人工的に編集されたもの(特に映像作品)を製作者が要求する時間の流れで入力する事 ・感覚を味わう時間や感情が流れる時間を奪い取る事:特に「勉強」「学習」「習い事」という名前で呼ばれてしまうと、その副作用を考えようとしない傾向が ある。影響は好影響と同様に悪影響も考えなければ成らないし、幼児・児童期には悪影響を中心に考えなければ致命傷を与える事になる。(医学界でも小児科と いう幼児・児童を特別に考えるのは副作用が決定的な成長阻害要因になるからだ) ●最悪な環境の一例は 「自然が豊かな場所で、友達が集まり個別にテレビゲームをしている」 ...これほど危険な状態(感覚・感情破壊になつ状況)はないのに、現代では日常茶飯事である。これでは、人間のベースは育ちようがない。 ●絶対基礎条件を満たす環境とは、自然を感じ、味わい、視覚イメージで理解し、(母親が)丁寧に言葉をリンクさせ、視覚イメージ再現と言葉を自主的に納得 しながら操作できるようになることである。友達や先生との交流でも可能ではあるが、物理的な時間や環境を考えると家庭での保護者、特に母親の役割が大き い。 ●環境の異常な変化に気付いていない人たちの中には「感覚・感情なんて誰でも持ってるよ」「ワザワザ育てるようなもんじゃない」と思っている人が多くいる。 自然の刺激、特に自然な時間の流れを日常的に感じる事が出来る機会を日常的に持つ事が出来ていた時代は、確かに「感覚・感情なんて誰でも持ってるよ」「ワザワザ育てるようなもんじゃない」が通じる時代だった。そこで、ある程度のリセットもできていた。 しかし、今は、違う。自然が周りにあってもなくても、その自然(の流れ)には見向きもせずに、人工的な時間の流れを作り出す、ゲーム・携帯〜で自然の刺激をシャットアウトしてしまうことが多いのだ。 さらに、ゲームなどの場合は「目から入る(画面の)動きと、実際に体(指先)が行っている動きは全く異なっている」のだから、この情報を、基本回路が作 られる幼児・児童期に入力してしまうと、自然ではない不自然な基本回路が作られ定着してしまう。大人であれば娯楽ですむことが、幼児・児童期には毒薬にな るのだ。 ●携帯電話・ヘッドフォン利用も幼児・児童期には同様の悪影響が考えられる。共通項は基礎回路作成に必要な、自然の情報・刺激を遮断することである。一方的な言い方、単語だけの会話なども同様である。不自然なこと。 ●高速学習・徹底反復・大量暗記の危険性はこれらの感覚・感情の育成を阻害することに大きく影響しているからなのだ。12才を過ぎれば、本当に必要な場合 には利用してもいい。また。体の制御に関しては誤差修正のために必要となる。この(頭と体の違い:思考と肉体制御の違い)違いを勘違いしていると、とんで もない学習方法をさせてしまう。 ※教育は子育ての、ほんの一部である。したがって、子育ての勘違いは教育よりも影響が大きい。教材から教育を考え、そこから子育てを見直せるようになる教材は単なる教材にとどまらずに「気付きの機会」になる。 2010年08月06日 2010年08月06日 2010年08月05日
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