■下記は、海外の出来事であるが、全く同じことが日本各地で発症している。異常事態であるが、誰も気づいていない。
タイトル:頭の健康診断を1分で終わらせる子
4年の転校生君。秀才くんメガネをかけている。
頭の簡易健康診断してもらったら、1分で持ってきた。
出てきた数字を、足し算して終わり。...0MXから3MXまでの4問、全滅。
知能は普通である。驚いちゃいけない。普通なんだ。
考える力、 なし。
考える習慣、なし。
ただ、この子が費やしてきた算数の勉強の総時間を考えると、腹が立つのが抑えられない。
1年生の学力のままとは・・
2週間前に入ってきたもう一人の転校生君。関西人みたいに調子がいい。
「赤い花と白い花がありますって書いてあるでしょ。あんた赤い花しか描いてないじゃん」
「わかりました。白い花を描けばいいんですね」
「先生、白い花を描きました。全部足せばいいんですか」
「次の文は、赤い花は白い花より3本多い、でしょ。その通りに描いて来て」
「赤い花を3本にするんですか」
ここで、列に並んでいた他の男の子たちが、
「おまえ、違うだろ」「だから・・・」などと口を挟み始める。
「手を出してみて。あんたの右の指は1本。左の指は4本。どっちが多い」
「左手です」
「左手の指が何本多いの?」
「3本」
「これが、左の指が右の指より3本多いっていう意味です」
「わかりました。3本足せばいいんですね」
「先生、描けました」
「そう、それでいいよ」
「次は、どうするんですか」
「それはあんたが考えるの」
鳩が豆鉄砲食らったような顔。
先生ってのは、聞いたら教えてくれるんじゃないの・・?
お母さんもお父さんもいつも言ってるよ。
わからないことがあれば、先生に聞きに行きなさいって。
周りの男子が、おまえ、それくらい自分で考えろ!という顔をしている。
2か月前(「どんぐり」を知らなかった昔)は、君たちも似たようなもんだったけどね。
*教育とは、真似<させる>ことではなく、自力で工夫させることである。
根本的で致命的な勘違いをしている「先生」が世界中に蔓延している。
しかし、家庭が健全ならば(どんぐり理論をご存知じなら)、全く影響はない。
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