●高学年で伸びないには顕著な共通点があります。
もちろん、どんぐり(「これだけ算数・計算編」に書いてあります)を知っていればさせないことですが、
習熟させてはいけない項目に習熟させられた子です。
1、小数計算をする(分数変換をしない)
2、給が中途半端なままで、計算に入る
3、週に2題までに制限していない(数多くやろうとする)
4、答え合わせの名目で解法(答え)を見てしまっている
→全く伸びない。応用も利かない。
5、割算の計算はできるが、割算の意味を全く知らない子が非常に多い。
※計算問題は、多くても一日に1題で十分です。どんぐり問題をしていれば、全くなくても結構です。(しない方が応用が利きます)道具は、応用が利かなければ、使いものになりません。
●全て、「どんぐり」で、やってはいけないと注意されていることばかりです。
子供は、育てたように育ちます。
どんぐりの注意書きは、単なるルールではありません。
「問題をやればどうにかなる」「問題数をこなせば、自然に学力がつく」なんて思っているようでは、永久に本当の学力は育てられません。
<参考:「これだけ算数・計算編」よりまとめてみました>
●下記の項目は、少なくとも小学校で(12才までと考えてもいい)は反射的に出来るようにしてはいけません。大量にすることで考えない回路を強化するからです。思考力養成の妨げになるからです。さらには、する必要が無いうえに格段に優れた手法があるからです。つまり、どう考えても子供の成長にはマイナスにしかならないからです。こういう根本的な見直しをすることで、現行のシステムを一切変更することなく格段に優れた思考力養成をすることができ、同時に時間的な余裕も考える余地も感じることも味わうこともでき自信も育つ。
※習熟させてはいけない項目→理由&対策
01.数の分解合成を式や暗算で習熟してはいけない
02.暗算を音やソロバンやタイル等で習熟してはいけない
03.九九全段を習熟してはいけない
04.小数計算を習熟してはいけない
05.式の変形を式で考えることに習熟してはいけない
06.通分を最小公倍数で計算することに習熟してはいけない
07.単位換算を計算で習熟してはいけない
08.余りのある計算に習熟してはいけない
<習熟すべき項目>
01.体感計算「指折算」→情緒・感情の安定を図り、正確で高速暗算を反復練習をしないで可能にする準備
02.イメージ計算「デンタくん」→加減の無限暗算を反復練習をしないで可能にする準備
03.無限暗算「横筆算」→5分で出来るようになり、一生忘れない万能計算方法
04.小数の分数変換→全ての計算を分数ですることで中学や高校の準備学習も出来る
05.時計(60進法)の成り立ち→いつでも体で確認できる「つか」の利用
06.公倍数&約分練習
07.単位換算表作成「泳ぐよ泳ぐ。キハダマグロはどこまでも」
08.余りのある割算の「余り」の意味&過不足割算「20÷3 =6 余り2 :=7 不足1」
※商と余りの数字は同じ性質の数字ではない
※中学以降、余りを使わない理由→概数に過ぎない
※不足のある割算を使わない理由→小さな単位のある数字では換算できる
分速120mで150mを進むのにかかる時間は?
150÷120=1...30→1分と30/120分→30/120*60=30/2=15秒...1分15秒
※18÷5=3...3→コレは3と3/5のこと(3...3は同じ3ではない)
09.等比算:×と÷の意味
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