●大事なことは、言葉(音声)を聞いて、絵図化することです。
これが、すべての学習の核になります。
●言葉には、聞いた言葉と自分の頭の中での言葉があります。
また、言葉(音声)が、記号化(発音記号)されているものが文字ですので、文字は言葉に含めます。すると、
文字・言葉を絵図化することが、全ての学習の核になります。
といえます。
●まずは、絵図化することが大事なのであって
「読めるようにする」
「読めるから読ませる」
は、思考力養成には全くならないということです。
読解力養成にもなりません。
ですから、読むことが苦手な場合は、読んであげる。
読み聞かせのように読んであげる事が重要です。
一行読んであげて、その一行を絵図化するまで何時間でも待つ。
できたら、次の行を一行読んで待つ。
一日に1業しか進まなくても大丈夫です。
どんぐり問題は、3〜4行から構成されています。
ですから、一日1行で3〜4日で1問。
つまり、1週間に2問までになります。
丁寧に丁寧に田も死んで味わって、どんぐり問題を消化すれば、
栄養が吸収され、思考力養成は非常に簡単に楽しく終えることができます。
絵図化できるようになったら、よく見る練習が待っています。
そして、最後に、操作する練習が必要になります。
●最初から「ヒント」という名目で問題文に関係する絵図が描かれてある問題が、使い物にならない理由でもあります。
筆算は筆算を描き起こすのが「練習」なのに、最初から筆算が書いてある筆算ドリルがありますが、全く意味がありません。
もしも、そんなドリルを使っているのであれば、教育者としての見識を疑います。
知らなかったのであれば猛省すべきです。
気にならないのであれば、教育に携わらないことです。
*スポーツの場合は、絵図化したもの(頭の中で描いた理想的な動き)の通りの動きができるように、
誤差修正するための「練習:反復を含む」が必要になりますが、思考では不要ですので反復はしません。