●ああ、勘違いといえば、こういう人も多かった。
>うちでも、慣れないうちは絵を描かせてますよ。で、慣れてきたら立式だけで進めるんですよ。
唖然である。
「慣れてきたら〜」
?????????
いくら「?」があっても足りない。
学年ががるにつれ、内容は複雑になる。
あるいは、難問とは内容が複雑な問題のことである。
これは、とりもなおさず、複雑な視覚イメージを要求されるということだ。
つまり、絵図を描かなければ、考える材料さえ手にできないということだ。
そして、単純な構造のものでも絵図を丁寧に描くのは、
単純なもので余裕のあるときに、
理解(視覚イメージ再現:文字を絵に描き起こすこと)と
思考(描き起こした絵図を使って、操作CMCCをすること)そのものを
楽しく感じるような感情回路をつくり上げておくためである。
こうすることでのみ、どんなに複雑な問題でも
普通に、自然に、ワクワクしながら挑戦するようになるのだ。
慣れたら式だけでできるように?
大馬鹿者である。
複雑なときにこそ、その複雑な関係を整理しなければならないのだから、
絵図しかないのだ。
式ってのは、考えた軌跡を算数語(数学語)に翻訳したものにすぎない。
本体は視覚イメージの操作である。
つまり、絵図だ。
だから、常に(だけども数少なく)絵図で理解し、絵図で思考するのだ。
立式はオマケである。
※日本ブログ村に参加してみました。
このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記をクリックお願いします。
http://education.blogmura.com/ 【どんぐり倶楽部の公式サイト】
http://reonreon.com/ ※「頭の健康診断」年長〜小6向け(中学生も可)。
http://reonreon.com/shindan-new.html