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1985年に、どんぐり倶楽部を設立。
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Good Education with Smart Learning by DONGURI-CLUB
●受験時期に、毎年思い出すことがあります。
中学受験も高校受験も見てきた子(モチロン、どちらも第一志望校に合格させました)なので記憶に残っているのだと思います。 小6で、K式 英語 I が終わっているので「高校入試問題も解ける」と言われて、公立高校の過去問(もらった過去問も確認しました)をもらっていた子のことです。 もちろん、全く手も足も出ません。 当たり前です。 そんな力がつくような問題構成にはなっていないからです。 それなのに、毎回、全国で成績優秀者リストに載っていた(確認しましたので本社に記録も在るはずです)のですから、他の子供達(載っていない子供達)は、「推して知るべし」です。 つまり、「指導者の言うとおりに、完璧に学習しているのに、指導者が言う成果は全く出ていない。つまり、目標地点には全く近づきもしていない」と言うことです。 内情はこうです。 中3レベルと謳っているのは、その謳っている学力がつくということではなくて、「問題の本文が中3レベルの英語を使っている」というだけなのです。 確かに、使われている本文は中3レベルの文章でしたし、(引用しただけの)文章の内容はいいものでした。 ところが、文章(本文)の内容と、育てることが出来る学力は、ほとんど関係はありません。というのも、問題形式次第で育てるものが全く異なるからです。 K式の場合は、この問題形式が酷いのです。 英語なのに、日本語で考えれば(あるいはヒントを見れば)解けてしまうのですから、学力は全く育てられません。 ですから、入試問題には手も足も出ないのです。 ですが、ここで問題なのは、指導者がそのことを全く分かっていないということです。 分かっていれば、プリントが終わったからといって、「高校入試問題が解ける」なんて言いません。 つまり、指導者は、自分が使っているプリントのレベルも、構造も、それが育てる力も、高校入試の内容も、全て全く分かっていないということです。 それでも、全国成績優秀者を作れるんです。 そこが恐ろしいところです。 検討するとか議論するとか言う以前の問題です。 国語も同じ仕組みでした。 算数は、一見して論外だったので内容を確認もしませんでしたので記載しませんが、下記のような記述がありました。 私の英語の経験とWりますので引用しておきます。 <傍証>