●どんぐり倶楽部では、既に、この著作世界の遥か先の点で活動をしておりますので、
直接的な影響は全くありませんが、約90年前という1924年時点に
内面観察を、これだけ丁寧にしていたルドルフ・シュタイナーの観察眼は素晴らしいです。
プラトンまでのギリシャ哲学の系譜とも言える内省を含んでいます。
この眼は、外面観察の素晴らしい眼を持っていたモンテッソーリと共通する感覚を受けます。
ただ、どちらも、追求が中途半端なまま、理論構成をしてしまったので、
途中から、脱線してしまっているのは、非常に残念です。
今回、モンテッソーリの著作を読んだ時
と同様に、シュタイナーが直接書いた著作(手紙も含む)を読んで「惜しいなぁ」と思いました。
「人智学指導原則」ルドルフ・シュタイナー著/西川隆範訳(水声社)
書き起こす時間的な余裕が無いので、本に書き込んでいる一部を掲載する。
*青い文字が書き込み(全て「どんぐり理論」では、明確にされているものである)
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