「見える」というのは、目に入ってくる景色をそのまま意識することではありません。 すべてを頭の中で再構成(再現)することです。 このことは3Dアートと呼ばれるような平面の絵の中に立体像を見ることでも確認できます。 ない物が見えているということは、頭の中で作られている物を意識している、つまり見ているということです。 このことは、次のようなものでも確認できます。 この図は正方形を並べたものですから曲線には見えないはずですが、私たちには曲がって見えます。つまり、頭の中で曲線として再現されているということです。一般には目の錯覚(錯視)と呼ばれていますが、頭が視覚イメージを再構成していることが原因です。 ※私が作ったこの簡単な錯視図でも確認できます。 |